JP2017203339A - 開閉装置の開閉判別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉装置の閉塞状態を正確に確認できる開閉装置の開閉判別装置を提供する。【解決手段】対向する開閉端面5,6の間における開閉端部5,6の幅方向の両側端には、対向する開閉端部の接触もしくは近接を検知する一対の外側物体センサ7A,7Bが介在し、開閉端面5,6の間における一対の外側物体センサ7A,7Bの間には、物体を検知する少なくとも1つの内側物体センサ17が介在しており、一対の外側物体センサ7A,7Bが検知、かつ内側物体センサ17が非検知の状態のときに正常な閉塞であると判別する。【選択図】図3

Description

本発明は、開閉部材が正常に閉塞されているかを判別する開閉装置の開閉判別装置に関する。
エレベータや移動間仕切装置等の開閉装置において可動式の開閉部材により出入口や隙間等の開口を自動開閉する開閉装置が用いられている。このような開閉装置においては、自動開閉する開閉部材に手指等の物体が挟まれ正常な閉塞が行われない場合がある。開閉部材による物体の挟み込みを検知して正常な閉塞が行われたどうか監視するために特許文献1に開示されるような技術が採用されている。
特許文献1によれば、自動ドア装置(開閉装置)は、トイレの室内と屋外を結ぶ開口部に設置され、該開口部上方に延設されるレールに対して摺動するローラを備える引戸と、該引戸を開閉動作させる駆動部と、から主に構成され、ローラに取り付けられたマグネットが、レールの延設方向の閉塞端部側に設けられる全閉検知スイッチに近接することにより、全閉検知スイッチが引戸の全閉状態を検知して自動ドア装置の開閉を制御する制御部に信号を送るようになっている。
公開実用新案昭61−71777号公報(第3頁、第2図)
しかしながら、特許文献1にあっては、引戸の側端部と閉塞端部との間に指、服等の物体が挟み込まれた状態で閉塞されても全閉検知スイッチが動作し正常な閉塞状態と誤って認識してしまう虞があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、開閉装置の閉塞状態を正確に確認できる開閉装置の開閉判別装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の開閉装置の開閉判別装置は、
対向する開閉端部の少なくとも一方が移動して開閉を行う開閉装置の開閉判別装置であって、
前記開閉端部の間における前記開閉端部の幅方向の両側端には、対向する前記開閉端部の接触もしくは近接を検知する一対の外側物体センサが介在し、前記開閉端部の間における一対の前記外側物体センサの間には、物体を検知する少なくとも1つの内側物体センサが介在しており、
一対の前記外側物体センサが検知、かつ前記内側物体センサが非検知の状態のときに正常な閉塞であると判別することを特徴としている。
この特徴によれば、開閉判別装置は、一対の外側物体センサが共に検知、かつ内側物体センサが非検知の状態のときに正常な閉塞が行われたと判別し、開閉装置の閉塞状態を正確に確認することができる。
対向する前記開閉端部の間の距離は、閉塞状態において幅方向の外側同士よりも内側同士が長いことを特徴としている。
この特徴によれば、開閉装置の閉塞時に開閉端部の外側同士が接触もしくは近接した状態で、内側同士は確実に離間しているので、開閉判別装置の構成を簡素にすることができる。
一方の前記開閉端部は開閉方向に突出する凸部を有し、他方の前記開閉端部は開閉方向に凹み閉塞状態において前記凸部に凹凸嵌合する凹部を有し、前記内側物体センサは、前記凸部の先端に設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、開閉端部が開閉する際に、凸部の先端が先行するため、内側物体センサにより異物を早く検知できる。
前記内側物体センサは、開閉時に移動する前記開閉端部に設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、開閉端部の開閉中に内側物体センサが異物を検知することができるので、閉塞時に異物を挟み込む危険性を低くできる。
前記外側物体センサ及び前記内側物体センサは、前記開閉端部のいずれか一方に設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、外側物体センサ及び内側物体センサの検知回路を一方の開閉端部もしくはその近傍に設ければよいので簡素な構造にできる。
前記開閉判別装置は、前記外側物体センサ及び前記内側物体センサが全て非検知の状態と、一対の外側物体センサが共に検知、かつ内側物体センサが非検知の状態以外の状態であれば、異常と判別してエラーを報知する報知手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、開閉判別装置により閉塞状態が異常と判別された際に、報知手段によってエラーとして報知することができるので、開閉装置の閉塞状態の異常を把握することができる。
凹凸嵌合判別装置は、一方の対向端部に突出する凸部を有し、他方の対向端部に前記凸部に凹凸嵌合する凹部を有し、
対向する前記対向端部の間の距離は、凹凸嵌合した状態において幅方向の外側同士よりも内側同士が長くなっている凹凸嵌合部材の凹凸嵌合を判別する凹凸嵌合判別装置であって、
前記対向端部の間における前記対向端部の幅方向の両側端には、対向する前記対向端部の接触もしくは近接を検知する一対の外側物体センサが介在し、前記対向端部の間における一対の前記外側物体センサの間には、前記凸部の先端に物体を検知する少なくとも1つの内側物体センサが介在することを特徴としている。
この特徴によれば、凹凸嵌合状態の対向する対向端部において、外側物体センサが介在する対向端部の幅方向の外側同士が接触した状態で内側物体センサが介在する対向端部の内側に形成される凸部が非接触となるため、凹凸嵌合判別装置は、一対の外側物体センサが共に検知、かつ内側物体センサが非検知の状態のときに正常な凹凸嵌合が行われたと判別し、凹凸嵌合状態を正確に確認することができる。
実施例における開閉判別装置が適用される移動間仕切装置の開閉装置による間仕切パネルの閉塞及び押圧の様子を示す斜視図である。 間仕切パネルと側部閉塞部材における開閉端部の構造を示す断面図である。 間仕切パネルと側部閉塞部材における開閉端部が正常に閉塞された状態を示す断面図である。 開閉判別装置の構造を示すブロック図である。 (a)及び(b)は、開閉装置の閉塞状態の異常の具体例を示す断面図である。 (a)及び(b)は、変形例を示す断面図である。
本発明に係る開閉装置の開閉判別装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る開閉装置の開閉判別装置につき、図1から図6を参照して説明する。以下、図3の紙面下側を開閉装置の開閉判別装置の正面側(前方側)とし、図3の紙面上側を開閉装置の開閉判別装置の背面側(後方側)とし、その前方側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。
本実施例における開閉判別装置1は、複数の間仕切パネル2,2,…を有する移動間仕切装置100において、後述する最後尾の間仕切パネル2’の側方の隙間を閉塞するために設置される開閉装置10の閉塞状態を判別するものとして説明する。そこで、先ず、開閉判別装置1(図4)が適用される移動間仕切装置100及び開閉装置10について説明する。
移動間仕切装置100は、例えば、オフィスや展示会場、会議室等の室内空間を区画するために設置される間仕切装置である。図1に示されるように、移動間仕切装置100は、室内空間の天井Cに設置されるレール3と、レール3に沿って移動可能な吊支部材30,30により上端が吊支される複数の間仕切パネル2,2,…と、から主に構成されている。
複数の間仕切パネル2,2,…は、不使用時にはレール3の一方の端部に設けられる格納レール31の位置に格納されており、使用時には間仕切パネル2,2,…を側壁∨に設けられる移動規制端部4の方向にレール3に沿って手動で順次移動させることにより、間仕切パネル2,2,…を一列に連接させ、室内空間を仕切ることができるようになっている。尚、移動規制端部4とは、移動間仕切装置100を構成する間仕切パネル2,2,…の内、先頭に設置される間仕切パネル2が当接し、先頭の間仕切パネル2の移動を規制する端部を構成する所定の側壁部や支柱等のことである。
また、図1に示されるように、移動規制端部4と対向した位置に配置される側壁Vには、空間Xが凹設されており、この空間X内に開閉装置10が埋設されている。移動間仕切装置100を構成する間仕切パネル2,2,…の内、最後尾の間仕切パネル2’は、開閉装置10から進出退入可能に移動する側部閉塞部材11により、その側部2aと空間Xの側壁開口部(閉塞端部)4’が設けられた側壁W(閉塞端部)との間が閉塞されるようになっている。尚、閉塞端部とは、移動規制端部4と対向した位置で最後尾の間仕切パネル2’に対して相対移動しない固定部のことである。
また、図2に示されるように、最後尾の間仕切パネル2’の側部2aには、上下方向に亘って略コ字状の凹部50が形成された閉塞端部材5(開閉端部)がボルトとナットで固定されている。さらに、側部閉塞部材11の側部11aには、上下方向に亘って突出する凸部60が形成された閉塞端部材6(開閉端部)がボルトとナットで固定されている。
間仕切パネル2’側の閉塞端部材5は、前後中央に形成される凹部50と、該凹部50の両側端から前後に延出する一対の平板状の延出部51,51と、から主に構成されている。側部閉塞部材11側の閉塞端部材6は、前後中央に形成される凸部60と、該凸部60の両側端から前後に延出する一対の平板状の延出部61,61と、から主に構成されている。
側部閉塞部材11側の閉塞端部材6の延出部61,61における間仕切パネル2’側の閉塞端部材5との対向面61a,61aには、タッチセンサ7A,7B(外側物体センサ)がそれぞれ取り付けられている。さらに、凸部60の先端部60eにはタッチセンサ17(内側物体センサ)が取り付けられている。これらタッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17は、閉塞端部材6の上下方向に渡って設けられている。
開閉装置10の側部閉塞部材11が進出して最後尾の間仕切パネル2’と側部閉塞部材11との間が正確に閉塞された状態においては、図3に示されるように、閉塞端部材5の対向面51a,51aと閉塞端部材6の対向面61a,61aとが近接し、タッチセンサ7A,7Bが対向面51a,51aに当接する。これら閉塞端部材5及び閉塞端部材6の対向端が移動間仕切装置100の開閉端部を構成している。
尚、閉塞端部材5の対向面51a,51aと凹部50の底部50aとの距離が、閉塞端部材6の対向面61a,61aと凸部60の先端部60eに設けられたタッチセンサ17の先端との距離より長い構造とされていることから、凹凸嵌合している凹部50の底部50aと凸部60に設けられたタッチセンサ17の先端とが非接触状態となる。
次いで、開閉装置10の閉塞状態を判別する開閉判別装置1について説明する。図4に示されるように、開閉判別装置1は、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17と、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17による検知結果に基づいて開閉装置10の閉塞状態を判定するPLC等の判定処理装置8(判定部)と、該判定処理装置8と接続され開閉装置10の側部閉塞部材11を進出退入させる進退機構12の動作制御を行う制御部9と、判定処理装置8と接続された報知手段80と、から主に構成されている。
また、タッチセンサ17は、最後尾の間仕切パネル2’と側部閉塞部材11との間における前後方向の中央側で異物等の物体を検知可能な内側物体センサを構成し、タッチセンサ7A,7Bは、最後尾の間仕切パネル2’と側部閉塞部材11との間における前後両端側で物体を検知可能な外側物体センサを構成している。
開閉装置10による閉塞が正常に完了した場合には、閉塞端部材5の対向面51a,51aと閉塞端部材6の対向面61a,61aとが近接し、タッチセンサ7A,7Bが対向面51a,51aに当接して物体を検知し、タッチセンサ7A,7Bからそれぞれ検知信号が判定処理装置8に送信される。加えて、前述したように、凹凸嵌合している凹部50の底部50aと凸部60に設けられたタッチセンサ17の先端とが非接触状態となることから、正常な閉塞状態ではタッチセンサ17は物体を検知しておらず、検知信号が判定処理装置8に送信されていない状態となっている。
判定処理装置8は、上述したタッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17から送られる電気信号の組み合わせに基づいて開閉装置10の閉塞状態の判定を行っており、開閉装置10の閉塞状態が異常と判定された場合には、制御部9に対して停止信号等の電気信号を送ることができるようになっている。また、判定処理装置8は、開閉装置10の閉塞状態の異常が判別された際には報知手段80を用いてエラーを報知することができるようになっている。
制御部9は、開閉装置10の側部閉塞部材11を進退動作させる進退機構12に対して動作制御を行っており、判定処理装置8から送られる停止信号の組み合わせに基づいて側部閉塞部材11の進退動作を停止させるように進退機構12の動作制御を行うことができるようになっている。
開閉判別装置1は、開閉装置10の進退機構12が動作して側部閉塞部材11の進出が開始されると、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17による物体の検知が開始し、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17のいずれかから検知信号を受け取った場合、閉塞状態判定処理を行うようになっている。
判定処理装置8は、内側物体センサであるタッチセンサ17から物体を検知した検知信号を受信した場合には、開閉装置10の閉塞状態の異常と判定する。
これは、側部閉塞部材11の閉塞動作中に、その先端に設けられたタッチセンサ17に物体が接触したことを示しており、例えば、側部閉塞部材11の移動経路に障害物が存在し、閉塞動作を正常に行えない状態を検知できたといえる。また、他の例としては、図5(a)に示すように、凹部50と凸部60とが正しく凹凸嵌合していない状態等も閉塞状態の異常と判定できる。
判定処理装置8は、外側物体センサであるタッチセンサ7Aから物体を検知した検知信号を受信した場合には、外側物体センサであるタッチセンサ7Bからも物体を検知した検知信号を受信したか否かを判定する。そして、タッチセンサ7Bからも検知信号を受信している場合には、判定処理装置8は、開閉装置10の閉塞状態を正常と判定して制御部9に停止信号を送り、開閉装置10の動作を停止させるとともに、閉塞状態判定処理を終了する。
これは、タッチセンサ7Aとタッチセンサ7Bとの、いずれからも検知信号を受信したことから、対向する間仕切パネル2’側の閉塞端部材5の対向面51a,51aにそれぞれ当接したと判断している。
一方、タッチセンサ7Aからは検知信号を受信しかつタッチセンサ7Bからは検知信号を受信していない場合には、閉塞状態を異常と判定し、制御部9に停止信号を送り開閉装置10の動作を停止させ、閉塞状態判定処理を終了する。尚、このとき、判定処理装置8は報知手段80に信号を送りエラーを報知する処理を行う。
尚、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17が全て非検知の状態と、タッチセンサ7A及び7Bが共に検知、かつタッチセンサ17が非検知の状態以外の状態であれば、異常と判定してもよい。
これは、タッチセンサ7Aのみから検知信号を受信していることから、例えば図5(b)に示されるように、タッチセンサ7Aと対向する間仕切パネル2’側の閉塞端部材5の対向面51aとの間に手指等の物体が進入している状態等を判断している。
尚、判定処理装置8は、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17から物体の検知信号を受信した際には、それぞれの検知時間を記憶するようになっている。そして、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17の各検知時刻の時間差(検知時間差)を算定できるようになっている。検知時間差とは、例えば、一方のタッチセンサ7Aから検知信号を受信した時点から、他方のタッチセンサ7Bから検知信号を受信した時点までの時間差のことを示している。
判定処理装置8は、この検知時間差が予め設定された所定時間より短いか否かを判定する。例えば、タッチセンサ7Aから物体を検知した検知信号を受信した時点から、タッチセンサ7Bから物体を検知した検知信号を受信した時点までの時間が所定時間より短い場合には、タッチセンサ7Aのみが物体を検知したことが、正常に閉塞が完了した場合における接触タイミングの誤差の範囲内であると判断し、開閉装置10の閉塞状態を異常と判断しない。一方、検知時間差が所定時間より長い場合には、その時点で上述したとおりタッチセンサ7Aと対向する間仕切パネル2’側の閉塞端部材5の対向面51aとの間に手指等の物体が進入している状態等を判断する。さらに、例えば、タッチセンサ7A及び7Bと対向する間仕切パネル2’側の閉塞端部材5の対向面51a,51aとの間に物体がそれぞれ進入している等が考えられるため、閉塞状態を異常と判定するように設定されている。
尚、タッチセンサ7Bからの検出信号を受信した際には、タッチセンサ7Aからの検出信号を受信したか否かを判定基準とする。
報知手段80は作業者に対して報知できる構成であれば、その態様は限定されず例えば、モニタにエラーを示す警告を表示する、ブザーを鳴らす、あるいはランプを点滅または点灯させるといった報知が望ましいが、報知手段80を別途設けずに、開閉装置10の動作を停止させることをもって作業者に異常を報知する態様であってもよい。
以上説明したように、開閉装置10の正常な閉塞状態においては、閉塞端部材5の対向面51a,51aと閉塞端部材6の対向面61a,61aとが近接することにより、タッチセンサ7A,7Bが対向面51a,51aに当接し、凹凸嵌合している凹部50の底部50aと凸部60に設けられたタッチセンサ17の先端とが確実に非接触状態となるため、開閉判別装置1は、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17の検出信号の組み合わせに基づいて開閉装置10の閉塞状態を容易に判定することができ、開閉判別装置1の構成を簡素にすることができる。
また、最後尾の間仕切パネル2’と側部閉塞部材11との間における異物等の物体を検知するセンサとして接触センサを使用できるため、非接触センサを使用した場合と比べて開閉判別装置1の構成を簡素にすることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、本実施例においては、物体センサにタッチセンサを用いた例を説明したが、これに限らず、非接触センサを用いることで検知対象となる物体への接触を防ぐことができる。尚、接触センサと非接触センサを組み合わせて構成されてもよい。
また、図6(a)に示される変形例のように、閉塞端部材6の対向面61a,61aに上下に渡る凹部71,71をそれぞれ設け、これら凹部71,71に先端が突出するように、タッチセンサ70A,70Bをそれぞれ取り付けてもよい。これによれば、図6(b)に示されるように、タッチセンサ70A,70Bが閉塞端部材5の対向面51a,51aを検出した状態で、対向面51a,51aと閉塞端部材6の対向面61a,61aが面接することになり、対向面51a,51aへの衝突に伴うタッチセンサ70A,70Bの破損を抑制するとともに、側部閉塞部材11による密閉性を損なうことがない。
また、開閉装置10の側部閉塞部材11が進出した際に、側部閉塞部材11の移動中に外側物体センサであるタッチセンサ7A,7Bがそれぞれ物体を検知することができるので、閉塞端部材5と閉塞端部材6とが凹凸嵌合して閉塞する前に物体を検知でき、物体を挟み込む危険性を低くできる。
また、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17が閉塞端部材5にまとめて設けられているため、配線等の構造を簡略化することができる。
また、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17を可動する側部閉塞部材11側に設けられているため、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17の移動軌跡に存在する物体を異物として検出することができる。
また、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17は、側部閉塞部材11側の閉塞端部材5に設けられる構成に限らず、例えば、タッチセンサ7A,7Bを側部閉塞部材11側に、タッチセンサ17を間仕切パネル2’側の閉塞端部材6にそれぞれ設けてもよい。
また、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17は、最後尾の間仕切パネル2’と側部閉塞部材11との間における前後方向の中央側と、前後端側とをそれぞれ検知できるものであれば、配設される数や検知範囲等は自由に構成されてよい。
また、タッチセンサ7A,7B及びタッチセンサ17は、閉塞端部材6の上下方向に渡って設けられている構成で説明したが、例えば、人の手の届く範囲の高さ方向に限定して設けられる構成であってもよい。
また、前記実施例では、対向する開閉端部が凹凸嵌合する態様として説明したが、これに限らず、開閉装置が正常に閉塞して対向する開閉端部同士が当接した状態において、内側物体センサが物体を検知できない構成であれば、開閉端部の形状は自由に選択されてよく、例えば、一方の開閉端部が平面であり、他方の開閉端部が凹部を有するようなものであってもよい。
また、開閉端部は、間仕切パネル2’の側部2a及び側部閉塞部材11の側部11aにそれぞれ別体に固定される閉塞端部材5,6の対向端により構成される構成に限らず、例えば、間仕切パネル2’の側部2a及び側部閉塞部材11の側部11aに直接設けられた凹凸形状の対向端により構成されていてもよい。
また、開閉判別装置1が適用される開閉装置10は、両方の閉塞端部材が移動するものであってもよい。
また、制御部は、判定部からの電気信号を受け取り、開閉装置の進退機構に停止信号等を送ることができれば、設置場所は自由に構成されてよい。
また、開閉装置の閉塞完了を検知する方法は、自由に構成されてよく、例えば、開閉装置に側部閉塞部材が閉塞された際に、制御部に閉信号を送るようなリミットスイッチ等を設けてもよい。
また、開閉判別装置1を間仕切パネル装置に適用する場合に例に説明したが、可動式の開閉部材により隙間を閉塞する装置、例えば、開閉扉に適用することができる。また、開閉部材がスライド式に可動するものについて説明したが、可動の方向は問わず、例えば回転式に可動するものであってもよい。
また、前記実施例として、開閉装置の開閉判別装置について説明したが、凹凸嵌合部材の凹凸嵌合を判別する凹凸嵌合判別装置であってもよい。この場合、前記実施例においての凸部60と凹部71とを有する凹凸嵌合部材の該凸部60と該凹部71との嵌合を判別するものとすればよい。
1 開閉判別装置
2,2’ 間仕切パネル
3 レール
5 閉塞端部材(開閉端部)
6 閉塞端部材(開閉端部)
7A,7B タッチセンサ(外側物体センサ)
8 判定処理装置(判定部)
9 制御部
10 開閉装置
11 側部閉塞部材
12 進退機構
17 タッチセンサ(内側物体センサ)
50 凹部
50a 底部
51 延出部
51a 対向面
60 凸部
60e 先端部
61 延出部
61a 対向面
70A,70B タッチセンサ
71 凹部
80 報知手段
100 移動間仕切装置

Claims (7)

  1. 対向する開閉端部の少なくとも一方が移動して開閉を行う開閉装置の開閉判別装置であって、
    前記開閉端部の間における前記開閉端部の幅方向の両側端には、対向する前記開閉端部の接触もしくは近接を検知する一対の外側物体センサが介在し、前記開閉端部の間における一対の前記外側物体センサの間には、物体を検知する少なくとも1つの内側物体センサが介在しており、
    一対の前記外側物体センサが検知、かつ前記内側物体センサが非検知の状態のときに正常な閉塞であると判別することを特徴とする開閉装置の開閉判別装置。
  2. 対向する前記開閉端部の間の距離は、閉塞状態において幅方向の外側同士よりも内側同士が長いことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置の開閉判別装置。
  3. 一方の前記開閉端部は開閉方向に突出する凸部を有し、他方の前記開閉端部は開閉方向に凹み閉塞状態において前記凸部に凹凸嵌合する凹部を有し、前記内側物体センサは、前記凸部の先端に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉装置の開閉判別装置。
  4. 前記内側物体センサは、開閉時に移動する前記開閉端部に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の開閉装置の開閉判別装置。
  5. 前記外側物体センサ及び前記内側物体センサは、前記開閉端部のいずれか一方に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の開閉装置の開閉判別装置。
  6. 前記開閉判別装置は、前記外側物体センサ及び前記内側物体センサが全て非検知の状態と、一対の外側物体センサが共に検知、かつ内側物体センサが非検知の状態以外の状態であれば、異常と判別してエラーを報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の開閉装置の開閉判別装置。
  7. 一方の対向端部に突出する凸部を有し、他方の対向端部に前記凸部に凹凸嵌合する凹部を有し、
    対向する前記対向端部の間の距離は、凹凸嵌合した状態において幅方向の外側同士よりも内側同士が長くなっている凹凸嵌合部材の凹凸嵌合を判別する凹凸嵌合判別装置であって、
    前記対向端部の間における前記対向端部の幅方向の両側端には、対向する前記対向端部の接触もしくは近接を検知する一対の外側物体センサが介在し、前記対向端部の間における一対の前記外側物体センサの間には、前記凸部の先端に物体を検知する少なくとも1つの内側物体センサが介在することを特徴とする凹凸嵌合判別装置。
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