JP2017203232A - 伸縮性経編地 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボトム衣料として用いた場合に、十分な体型補整がなされ、着脱がしやすく、動作追随性に優れ、動作感が良い、ボトム衣料用伸縮性編地の提供。【解決手段】着用時に引き伸ばされることによって肌に密着するように形成された衣料用伸縮性経編地であって、少なくとも2種の応力の異なる部位が、該編地のヨコ方向に並んで配置されており、該編地中の最も弱い部位(低応力部)における80%繰り返し伸長時3回目の80%における該編地のヨコ方向の伸張応力S1が、100〜500cNであり、かつ、該低応力部における80%繰り返し伸長時3回目の80%における該編地のタテ方向の伸張応力をS2としたとき、S2/S1が、1.0〜3.0であることを特徴とする衣料用伸縮性経編地。【選択図】なし

Description

本発明は、体型補整用のガードルやボディーシェイパー等の衣類に適した伸縮性経編地に関する。
従来から、女性を中心として、体型を美しく見せたいという強いニーズがある。このようなニーズに応えるための技術として、ガードルやボディーシェイパーなどの各種のボトム衣料が開発されている。例えば、ガードルには体型補整などの目的に応じてソフトからハードの種々のパワーレベルが要求される。しかし、ソフトなパワー特性を有する生地では、ボトム衣料とした時に着脱性や動作感や編地の動作追随性は優れるものの、十分な体型補整効果が得にくい。他方、ハードパワーな生地では、体型補整効果はなされるものの、一般的に伸度が不足するため、動作に追随しがたく、突っ張り感やズレのような日常動作の妨げとなる問題が生じやすく、不快感が生じやすい。
上記のような、ボトムにおける補整性や着脱性、動作性に起因するようなパワー感は、生地物性と密接に対応しているといえる。
以下の特許文献1と2には、ボトム衣料が開示されているが、十分な体型補整がなされ、着脱がしやすく、編地の動作追随性に優れ動作感が良い、ボトム衣料用生地の開発の必要性が未だある。
特開2012−140719号公報 特開2014−152419号公報
以上に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、十分な体型補整がなされ、着脱がしやすく、編地が動作追随性に優れ、動作感の良い、ボトム衣料用伸縮性編地を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究し実験を重ねた結果、歩行、階段昇降等の日常動作において、最も皮膚が伸長する部位は太腿背面部であり、階段昇降動作においては、最大で80%も局部的に皮膚が伸長していることを見出した。このため、この様な大きな皮膚伸展をしている部位に伸度の低く、皮膚伸展と生地伸展に大きな伸度差がある生地を配すると動作感の低下及び着用快適性の低下が考えられる。このため、特に皮膚伸展の大きな臀部下部から太腿部背面に至る領域においては、皮膚伸展に追随するような伸度を有する生地を配することで、十分な動作快適性を得ることが可能であることを見出した。また、補整が特に要求される臀部や腰部においては、動作時において、伸度変化はあまり見られないので、太腿部のような可動部と補整部に切り分けることで、十分な体型補整をしつつ、動作追随性に優れたボトム衣料用伸縮性経編地の開発に至った。すなわち、本発明は以下のとおりのものである。
[1]着用時に引き伸ばされることによって肌に密着するように形成された衣料用伸縮性経編地であって、少なくとも2種の応力の異なる部位が、該編地のヨコ方向に並んで配置されており、該編地中の最も弱い部位(低応力部)における80%繰り返し伸長時3回目の80%における該編地のヨコ方向の伸張応力S1が、100〜500cNであり、かつ、該低応力部における80%繰り返し伸長時3回目の80%における該編地のタテ方向の伸張応力をS2としたとき、S2/S1が、1.0〜3.0であることを特徴とする衣料用伸縮性経編地。
[2]前記低応力部とヨコ方向に並んだ該低応力部以外の部位における80%繰り返し伸長時の3回目の80%における該編地のヨコ方向の伸張応力をS3としたとき、S3/S1が、1.2〜4.0である、前記[1]に記載の衣料用伸縮性経編地。
[3]前記編地のヨコ方向に、複数の繰り返し単位を有する編地において、該繰り返し単位の1つの幅が30cm以上であり、かつ、前記低応力部が、該編地の編立ヨコ幅中25〜70%の面積を占めている、前記[1]又は[2]に記載の衣料用伸縮性経編地。
[4]前記繰り返し単位において、3種の応力の異なる部位が、低応力部、高応力部、中応力部の順に、ヨコ方向に並んで配置されている、前記[3]に記載の衣料用伸縮性経編地。
[5]前記低応力部において、80%繰り返し伸長時3回目の生地ヨコ方向の伸張回復率が85%以上である、前記[1]〜[4]のいずれかに記載の衣料用伸縮性経編地。
[6]前記低応力部において、80%繰り返し伸長時3回目の生地ヨコ方向の伸長時の伸長率50%時の応力S4と収縮時の伸長率50%時の応力をS5としたとき、S5/S4が0.65以上である、前記[1]〜[5]のいずれかに記載の衣料用伸縮性編地。
[7]前記低応力部には、2種の弾性糸がルーピングと挿入で用いられており、該ルーピングに用いられる弾性糸の繊度が20〜80dtexの範囲であり、かつ、該ルーピングに用いられる弾性糸の繊度Aと挿入に用いられる弾性糸の繊度Bの比が3.0≦B/A≦20.0の範囲である、前記[1]〜[6]のいずれかに記載の衣料用伸縮性経編地。
[8]前記ルーピングに用いられる弾性糸が、ポリアルキレンエーテルジオール成分に側鎖を持つ成分を含有している、前記[7]に記載の衣料用伸縮性経編地。
[9]前記ルーピングに用いられる弾性糸が、側鎖として同一の炭素上に2つのメチル基を有するポリアルキレンエーテルジオール成分を含有するポリウレタン弾性糸である、前記[8]に記載の衣料用伸縮性経編地。
[10]前記[1]〜[9]のいずれかに記載の衣料用伸縮性経編地のタテ方向を、衣料のヨコ方向に配し、かつ、前記低応力部を太腿部側に配した体型補整衣料。
[11]前記[3]〜[9]のいずれかに記載の衣料用伸縮性経編地のタテ方向を、衣料のヨコ方向に配し、かつ、前記低応力部を太腿部から臀部下部に至る領域に配した体型補整衣料。
[12]前記[4]〜[9]のいずれかに記載の衣料用伸縮性経編地のタテ方向を、衣料のヨコ方向に配し、かつ、前記低応力部を太腿部から臀部下部に至る領域に配し、前記高応力部を臀部に配し、かつ、前記中応力部を腰部に配した体型補整衣料。
本発明の伸縮性経編地をボトム衣料に用いることで、体型補整の効果を十分に得ながら、動作追随性及び動作感が良く、且つ、着用快適性を有したボトム衣料を得ることができる。
人間の体を背中側から見た図で、太腿部、臀部下部、臀部、及び腰部を説明する概略図である。 編地のタテ方向と衣料のヨコ方向との関係、及び腰部側と太腿部側を説明する概略図である。 編地の低応力部と低応力部以外の配置を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本実施形態の伸縮性経編地は、編地の所定の位置に伸度の高い低応力部を有し、かつ、同生地中に引張り応力の高い部位を配することで、十分な補整効果を得ながら、着脱感及び動作性の良いボトム衣料用の伸縮性経編地を得ることができる。
本実施形態の編地においては、少なくとも2種の応力の異なる部位が編地のヨコ方向に並んで配置されている。更に、低応力部の伸張応力は、80%繰り返し伸長時3回目の80%における生地のヨコ方向の伸張応力値S1が100〜500cNであり、好ましくは150cN〜400cNである。伸張応力が100cN以上であれば、着用時に生地が弛むことがなく、十分なフィット感を感じることができる。他方、伸張応力が500cN以下であれば、動作時の皮膚伸展に十分に追随することが可能となり、動作時の生地の突張り感等を感じることがなく、高い着用快適性を得ることができる。
また、低応力部においては、80%繰り返し伸長時3回目の80%における編地のタテ方向の伸張応力をS2とし、ヨコ方向の伸張応力をS1とした場合、S2/S1が1.0〜3.0である。S2/S1が1.0以上であれば、動作追随性を損なわずに、身体の周方向に十分な締付力を生じ、十分な体型補整効果を得ることが可能となる。他方、S2/S1が3.0以下であれば、締め付けが過度になりすぎないため、着用快適性を損なわない。
低応力部に対し、他の部分において、低応力部を除く領域における80%繰り返し伸長時3回目の80%における生地のヨコ方向の伸張応力値をS3とするとき(尚、低応力部を除く応力部が2種類以上ある場合、つまり、低応力部を含め3種類以上の応力部が生地中に配されている場合には、生地中の応力部において最もヨコ方向の物性が高い部位、すなわち高応力部における当該伸張応力値をS3とするとき)、S3/S1が1.2〜4.0であることが好ましく、より好ましくは1.5〜3.5である。伸張応力比S3/S1が1.2以上であれば、ボトム衣料に適応したときに、動作追随性を保持しながらも、補整性を有することが可能となる。他方、伸張応力比S3/S1が4.0以下であれば、締め付けが過度になりすぎるのを防ぐことが可能となり、高い着用快適性を得ることが可能となる。
生地中の各応力部の配置に関しては、編立の端部に低応力部が配されていることが好ましい。動作時に大きな皮膚伸展が見られる部位は太腿部及び臀部下部(以下、両部位を合わせて太腿部側と表記することがある)であり、ボトム衣料を作製した時に太腿部側に低応力部が配されることで、皮膚伸展に追随する伸展を得ることが可能となる。
また、前記したように、生地中、応力部は低応力部を含め2種以上の応力部を有することが肝要である。図2上段に示すように、低応力部に加え、低応力部より伸張応力が高い(該低応力部以外の)部位を有することで、補整効果を得ることが可能となる。また、図3上段に示すように、3種以上の応力部を含むことも好ましく、この場合は、編地のヨコ方向において、編立幅の端部の低応力部に対し、(該低応力部以外の)他の応力部においては、該低応力部以上の伸張応力を有し、編立ヨコ方向において、中央部に最も伸張応力の高い部位(高応力部)が配され、低応力部の反対側にそれ以外の部位(中応力部)が配されることが好ましい。中央部においては、ボトム衣料形成時に補整効果を要求される臀部に該当する領域であるため、高い伸張応力を有することで、十分な体型補整効果を得ることが可能となる。
生地(編地)中で低応力部の占める面積としては、編立ヨコ幅の25〜70%の面積を占めていることが好ましい。占有面積が25%以上あれば、皮膚伸展の大きい太腿部を十分に覆うことが可能となる。他方、占有面積が70%以下であれば、補整部において、伸張応力の高い生地を配することが可能となり、十分な体型補整効果を得ることが可能となる。
生地が、体型補正衣料を複数枚製造できる生地幅であれば、編地のヨコ方向に上記応力部パターンを繰り返して配置することができる。この場合は、1繰り返し単位の端部に低応力部が配置されればよい。1繰り返し単位のヨコ幅としては、30cm以上であることが好ましい。図2の下段に示すように、30cm以上あれば、太腿部側から腰部側までを覆うことができ、補整する面積が増えることで、高い外観の審美性を得ることができる。
生地の回復率としては、低応力部において、80%繰り返し伸長時3回目の編立ヨコ方向において生地の伸張回復率が85%以上であることが好ましい。伸張回復率が85%以上であれば、動作時の身体の動きに追随することが可能となる。
低応力部において、生地の80%繰り返し伸長時3回目の生地ヨコの伸長時の伸長率50%時の応力S4と収縮時の伸長率50%時の応力S5において、S5/S4が0.65以上であることが好ましく、S5/S4が0.65以上であることで、高い戻りのパワーを得ることが可能となり、動作時の身体の動きに追随することが可能となる。
本生地に使用する編み機としては、ラッセル編み機が好適に用いられる。使用する編ゲージとしては、20〜40ゲージが好ましい。
また、本生地においては、2種の弾性糸がルーピングと挿入によって使用されていることが好ましい。弾性糸をルーピングによって生地中に編み込むことで、生地のヨコ方向の伸張応力及び生地回復率を付与することが可能となる。また、同時に弾性糸を挿入することで、編地のタテ方向の伸張応力を調整することが容易となり、十分な補整力を得ることが可能となる。
ルーピングに使用される弾性糸の繊度は20〜80dtexの範囲であることが望ましい。20dtex以上であれば、十分な伸張応力及び生地回復率を得ることが可能となり、80dtex以下であれば、過度な締め付けを抑制することが可能となる。また、ルーピングに用いられる弾性糸の繊度をAとし、挿入に用いられる弾性糸の繊度をBとするとき、AとBの比が3.0≦B/A≦20.0の範囲であることが好ましく、より好ましくは3.0≦B/A≦15.0である。3.0以上であれば、十分な補整効果を得ることが可能となり、他方、20.0以下であれば、過度な締め付けを抑制することが可能となる。
本実施形態の編地における非弾性糸としては、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維(ポリトリメチレンテレフタレート等)、ポリプロピレン繊維、アクリル系繊維等の合成繊維、キュプラ、レーヨン、綿、竹繊維等のセルロース系繊維、羊毛等の獣毛繊維等、あらゆる繊維の使用が可能である。また、これらの素材で形成されたブライト糸、セミダル糸、フルダル糸等を任意に使用できる。非弾性繊維の断面形状としては丸型、楕円型、W型、繭型、中空糸等任意の断面形状が可能である。また、非弾性繊維の形態は特に限定されず、原糸及び仮撚等を施した捲縮加工糸が使用できる。さらに、長繊維、紡績糸、2種以上の繊維を撚糸、カバーリング、エアー混繊等により混合した複合糸としての使用が可能である。
本実施形態の編地に使用できる弾性糸としては、ポリウレタン弾性糸が好適に用いられる。ポリウレタン弾性糸としては、乾式紡糸又は溶融紡糸により得られるものが使用できる。ポリウレタン弾性糸の破断伸度は、ボトム衣料等に編みこんだ際に良好な伸縮性を有するために、400〜1000%であることが好ましい。
弾性糸に用いるポリマーは特に限定されないが、生地の良好な感触や伸縮性を得るためには、ポリアルキレンエーテルジオール成分に2,2‐ジメチルプロピレン基や3‐メチルテトラメチレン基の様な側鎖を持つ成分を含有したものが好ましい。より好ましくは、2,2‐ジメチルプロピレン基成分のように、側鎖として同一の炭素上に2つのメチル基を有するポリアルキレンエーテルジオールである。
また、本実施形態の編地に用いるポリウレタン弾性糸には、通常添加される化合物、例えば、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、耐ガス着色防止剤、耐塩素剤、着色剤、艶消し剤、滑剤、充填剤等が添加されていてもよい。
染色仕上げ方法としては、通常の染色仕上げの工程が使用でき、使用する繊維素材に応じた染色条件とし、使用する染色機も液流染色機、ビーム染色機、ウインス染色機、パドル染色機など任意に行うことができ、吸水性や柔軟性を向上させる加工剤を使用することもできる。
本実施形態の編地を用いて、ガードルのような体型補整衣料を作製する場合、図2の下段に示すように、低応力部を太腿部側に使用することが好ましい。低応力部が太腿部側に配されることで、皮膚伸展の大きい太腿部から臀部下部に至る領域を十分に覆うことが可能となり、高い動作追随性を得ることが可能となる。また、生地の使用方向としては、一般的な体型補整衣料と同様に生地(編地)のタテ方向を衣料(製品)のヨコ(周)方向に使用し、編地タテ方向を衣料のヨコ方向に使用することが好ましい。
さらに、図3の下段に示すように、低応力部を太腿部側に、高応力部を臀部の少なくとも一部に、中応力部を腰部に、それぞれ使用することが好ましい。高応力部は少なくとも臀部の下部に配されることが好ましく、臀部の高応力部以外の領域には中応力部を使用することがより好ましい。上記における臀部下部とは、下腿と臀部との境目より下部の長さ約10cmの領域であり、太腿部は、臀部下部に続く領域である。また、胴の一番細い部分の下約10cmの領域を腰部とする。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。無論、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、実施例及び比較例で得た伸縮性編地は、以下の方法で評価した。
(1)伸縮性編地の各部位の伸張応力及び伸張/回復応力比
伸縮性編地の伸張応力は次の方法により測定する。
試料の大きさ:長さ100mm(把持部を除く)、幅25mm
引張り試験機:テンシロン引張り試験機((株)オリエンテック製 RTC−1210A)
初荷重:0.1N
引張り速度:300mm/min
引張り長及び測定:80%伸長まで伸張し、同じ速度で伸長後元の長さに戻し(回復させ)、この条件で伸張、収縮(回復)を3回繰り返した。
伸張応力:伸長3回目の80%伸長時の伸張応力値を求めた。
伸張/回復応力比:伸長3回目の50%伸長時の応力、および収縮3回目の50%伸長時の応力をそれぞれ求め、比率を算出した。
(2)伸縮性編地の伸張回復率
伸縮性編地の各部位の伸張応力試験における、伸長−回復繰り返し3回目における、回復時に応力が0となるときの伸長率(残留伸び(%))を読み取り、下記式:
伸張回復率(%)={[(80−(残留伸び))÷80]×100
により求めた。
(3)弾性糸の繊度測定及び繊度比
弾性糸の繊度については、編地内の弾性糸の長さと重量から測定した。具体的には、編地から弾性糸を抜き出し、弾性糸を解き、長さと重量を測定した。
繊度比については、ルーピングに使用されている弾性糸及び挿入に使用されている弾性糸を抜出し、各糸繊度を求めた後、下記式:
繊度比(−)=(挿入糸に使用されている弾性糸の繊度(dtex)/ルーピングに使用されている弾性糸の繊度(dtex))
によって算出した。
(4)動作感
以下の実施例及び比較例で得られた編地を用いてガードルを作製し、パネラー5名にて着用を行った。その後、トレッドミル上で速度4.0km/hの速度で3分間歩行及び、膝屈伸動作を伴う椅子からの立ち上がり、座りの動作を5回、立位の状態から膝を抱え込む状態までしゃがみ込んだ後立ち上がる動作を5回行った後、アンケート調査を行った。アンケートは、着用時の動作感のアンケート調査の結果を示したものであり、以下の評価基準で評価した。
5:非常に動きやすい
4:動きやすい
3:動きやすくもなく、動きづらくもない
2:やや動きにくい
1:動きづらい
(5)補整感
前記の動作性の評価と同様の方法で試験した。アンケートは、着用時の補整感のアンケート調査の結果を示したものであり、以下の評価基準で評価した。
5:非常に補整力を感じる
4:やや補正力を感じる
3:補正力が十分ではないが、体感できる
2:少し補整力が不足している
1:補整力を感じない
(6)快適感
前記の動作性の評価と同様の方法で試験した。アンケートは、着用時の快適感のアンケート調査の結果を示したものであり、以下の評価基準で評価した。
5:非常に快適である
4:快適である
3:快適でもないが、不快でもない
2:やや不快である
1:不快である
[実施例1]
28ゲージのジャガードラッセル機を用いて、低応力部においては、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、ルーピングのための弾性糸として、ジオール成分として同一の炭素上に2つのメチル基を側鎖として有するポリアルキレンエーテルジオールを含有するポリウレタン弾性糸(以下ソフト系ポリウレタン弾性糸とする)44dtex/4f及び挿入のための弾性糸として、ソフト系ポリウレタン弾性糸155dtex/18fを使用し、経編地を作製した。編地は、ヨコ方向における繰り返しパターンの1つの幅が45cmであり、低応力部の生地中の面積比は30%、第1高応力部の面積比が20%、第2高応力部の面積比が50%であった。また、低応力部は編地の繰り返しパターン端部に沿って形成され、低応力部に並列して、順に第1高応力部及び、第2高応力部の3種類の応力の異なる部位を作製した。
第1高応力部においては、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、ルーピングのための弾性糸として、ソフト系ポリウレタン弾性糸44dtex/4f)及び挿入のための弾性糸として、ソフト系ポリウレタン弾性糸310dtex/36fを使用し、さらに第2挿入糸として、PTMGを主鎖とするポリウレタン弾性糸(以下レギュラーポリウレタン弾性糸とする)235dtex/18fを使用し、該応力部を作製した。
第2高応力部においては、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、ルーピングのための弾性糸として、ソフト系ポリウレタン弾性糸44dtex/4f及び挿入のための弾性糸として、ソフト系ポリウレタン弾性糸310dtex/36fを使用し、該応力部を作製した。
低応力部における80%繰り返し伸長時3回目の80%における編地のヨコ方向の伸張応力S1は215cNであり、ヨコ方向の伸張応力に対するタテ方向の伸張応力の比であるS2/S1は1.9であった。なお、伸張回復率は89%であった。また、80%伸長繰り返し時3回目の往路及び復路の応力比であるS5/S4は0.74であった。
尚、低応力部に対する各部のヨコ方向の伸張比は第1高応力部と第2高応力部を比較すると、第1高応力部が高く、低応力部に対する第1高応力部(高応力部)応力比S3/S1は2.87であった。
得られた編地を用いて、ガードルを縫製し、着用テストを行った。以下の表1に示すように、動作性も良く、快適感の良いボトム衣料が得られ、補整感も非常に高い数値を示した。尚、ガードル作製時は、編地のヨコ方向を製品のタテ方向(身長方向)に用い、低応力部が太腿部から臀部下部に至る領域に、前記第1高応力部(高応力部)を臀部の下側に、前記第2高応力部(中応力部)を腰部及び臀部の上側に、それぞれ配置させ、縫製を行った。
[実施例2]
28ゲージのジャガードラッセル機を用いて、低応力部においては、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、ルーピングのための弾性糸として、ポリウレタン糸であるレギュラーポリウレタン弾性糸44dtex/4f及び挿入のための弾性糸として、レギュラーポリウレタン弾性糸155dtex/18fを使用し、経編地を作製した。編地は、ヨコ方向における繰り返しパターンの1つの幅が45cmであり、低応力部の生地中の面積比は30%、第1高応力部の面積比が20%、第2高応力部の面積比が50%であった。また、低応力部は編地の繰り返しパターン端部に沿って形成され、低応力部に並列して、順に第1高応力部及び、第2高応力部の3種類の応力の異なる部位を作製した。
第1高応力部においては、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、ルーピングのための弾性糸として、ポリウレタン糸であるロイカレギュラーポリウレタン弾性糸44dtex/4f及び挿入のための弾性糸として、レギュラーポリウレタン弾性糸310dtex/36fを使用し、さらに第2挿入糸として、レギュラーポリウレタン弾性糸235dtex/18fを使用し、該応力部を作製した。
第2高応力部においては、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、ルーピングのための弾性糸として、レギュラーポリウレタン弾性糸44dtex/4f及び挿入のための弾性糸として、レギュラーポリウレタン弾性糸310dtex/36fを使用し、該応力部を作製した。
低応力部における80%繰り返し伸長時3回目の80%における編地のヨコ方向の伸張応力S1は320cNであり、ヨコ方向の伸張応力に対するタテ方向の伸張応力の比であるS2/S1は1.5であった。尚、伸張回復率は87%であった。また、80%伸長繰り返し時3回目の往路及び復路の応力比であるS5/S4は0.69であった。
また、低応力部に対する各部のヨコ方向の伸張比は第1高応力部と第2高応力部を比較すると、第1高応力部が高く、低応力部に対する第1高応力部(高応力部)応力比S3/S1は2.20であった。
得られた編地を用いて、実施例1と同様にガードルを縫製し、着用テストを行った。以下の表1に示すように、動作性も良く、快適感の良いボトム衣料が得られ、補整感も高い数値を示した。
[比較例1]
28ゲージのジャガードラッセル機を用いて、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、挿入のための弾性糸として、レギュラーポリウレタン弾性糸310dtex/18fを使用し、経編地を作製した。尚、本編地においては、ポリウレタン糸のルーピング組織は作成せず、挿入糸のみの使用とした。編地は、ヨコ方向における繰り返しパターンの1つの幅が45cmであり、低応力部の生地中の面積比は30%にて作製した。また、低応力部は編地の端部に沿って形成され、低応力部に並列して、第1高応力部を配した2種類の応力の異なる部位を作製した。80%繰り返し伸長時3回目の80%における編地のヨコ方向の伸張応力S1は1003cNであり、ヨコ方向の伸張応力に対するタテ方向の伸張応力の比であるS2/S1は0.58であり、伸張回復率は82%であった。また、80%伸長繰り返し時3回目の往路及び復路の応力比であるS5/S4は0.47であった。
第1高応力部においては、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、挿入糸としてレギュラーポリウレタン弾性糸310dtex/36fを使用し、さらに第2挿入糸として、レギュラーポリウレタン弾性糸235dtex/18fを使用し、該応力部を作製した。尚、低応力部に対する第1高応力部のヨコ方向の伸張応力比S3/S1は1.22であった。
得られた編地を用いて、ガードルを縫製し、着用テストを行った。以下の表1に示すように、動作性及び快適感の低いボトム衣料が得られた。その理由としては、動作時に製品のタテ方向の伸長応力が高いため、皮膚伸展に追随できなかったため、ツッパリ感等が生じたためだと考えられた。補整感は、高い数値を示した。尚、ガードル作製時は、編地のヨコ方向を製品のタテ方向(身長方向)に用い、低応力部が太腿部から臀部下部に至る領域に、高応力部が臀部および腰部に、それぞれ配置させ、縫製を行った。
[比較例2]
28ゲージのジャガードラッセル機を用いて、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、挿入のための弾性糸として、ソフト系ポリウレタン弾性糸310dtex/18fを使用し、経編地を作製した。本編地においては、ポリウレタン糸のルーピング組織は作成せず、挿入糸のみの使用とした。編地は、ヨコ方向における繰り返しパターンの1つの幅が45cmであり、低応力部の生地中の面積比は30%にて作製した。また、低応力部は編地の端部に沿って形成され、低応力部に並列して、第1高応力部を配した2種類の応力の異なる部位を作製した。80%繰り返し伸長時3回目の80%における編地のヨコ方向の伸張応力S1は780cNであり、ヨコ方向の伸張応力に対するタテ方向の伸張応力の比であるS2/S1は0.82であり、伸張回復率は86%であった。また、80%伸長繰り返し時3回目の往路及び復路の応力比であるS5/S4は0.59であった。
第1高応力部においては、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、挿入糸としてソフト系ポリウレタン弾性糸310dtex/36fを使用し、さらに第2挿入糸として、レギュラーポリウレタン弾性糸235dtex/18fを使用し、該応力部を作製した。尚、低応力部に対する第1高応力部のヨコ方向の伸張応力比S3/S1は1.30であった。
得られた編地を用いて、比較例1と同様にガードルを縫製し、着用テストを行った。以下の表1に示すように、動作性及び快適感の低いボトム衣料が得られた。その理由としては、動作時に製品のタテ方向の伸長応力が高いため、皮膚伸展に追随できなかったため、ツッパリ感等が生じたためだと考えられた。尚、補整感は高い数値を示した。
[比較例3]
28ゲージのジャガードラッセル機を用いて、地糸として、ナイロン28dtex/22fを使用し、ルーピングのための弾性糸として、ソフト系ポリウレタン弾性糸44dtex/4f及び挿入のための弾性糸として、ソフト系ポリウレタン弾性糸310dtex/18fを使用し、単一の応力部からなる経編地を作製した。
該編地における、80%繰り返し伸長時3回目の80%における編地のヨコ方向の伸張応力S1は207cNであり、ヨコ方向の伸張応力に対するタテ方向の伸張応力の比であるS2/S1は1.55であり、伸張回復率は88%であった。また、80%伸長繰り返し時3回目の往路及び復路の応力比であるS5/S4は0.76であった。
得られた編地を用いて、ガードルを縫製し、着用テストを行った。以下の表1に示すように、動作性も良く、快適感の良いボトム衣料が得られた。しかし、補整感としては、低い数値を示した。尚、ガードル作製時は、編地のヨコ方向を製品のタテ方向(身長方向)に用い、該ガードルが太腿部、臀部下部、臀部、腰部を覆うように配置して、縫製を行った。
本実施形態の弾性編地を使用し、身体の所定の位置に、適した物性の生地を配することで、体型補整の効果を十分に得ながら、動作性が良く、快適感の高い着用感の優れた体型補整衣料を得ることができることが分かる。
Figure 2017203232
本発明の伸縮性経編地をボトム衣料に用いることで、体型補整の効果を十分に得ながら、動作追随性及び動作感が良く、且つ、着用快適性を有したボトム衣料を得ることができる。

Claims (12)

  1. 着用時に引き伸ばされることによって肌に密着するように形成された衣料用伸縮性経編地であって、少なくとも2種の応力の異なる部位が、該編地のヨコ方向に並んで配置されており、該編地中の最も弱い部位(低応力部)における80%繰り返し伸長時3回目の80%における該編地のヨコ方向の伸張応力S1が、100〜500cNであり、かつ、該低応力部における80%繰り返し伸長時3回目の80%における該編地のタテ方向の伸張応力をS2としたとき、S2/S1が、1.0〜3.0であることを特徴とする衣料用伸縮性経編地。
  2. 前記低応力部とヨコ方向に並んだ該低応力部以外の部位における80%繰り返し伸長時の3回目の80%における該編地のヨコ方向の伸張応力をS3としたとき、S3/S1が、1.2〜4.0である、請求項1に記載の衣料用伸縮性経編地。
  3. 前記編地のヨコ方向に、複数の繰り返し単位を有する編地において、該繰り返し単位の1つの幅が30cm以上であり、かつ、前記低応力部が、該編地の編立ヨコ幅中25〜70%の面積を占めている、請求項1又は2に記載の衣料用伸縮性経編地。
  4. 前記繰り返し単位において、3種の応力の異なる部位が、低応力部、高応力部、中応力部の順に、ヨコ方向に並んで配置されている、請求項3に記載の衣料用伸縮性経編地。
  5. 前記低応力部において、80%繰り返し伸長時3回目の生地ヨコ方向の伸張回復率が85%以上である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の衣料用伸縮性経編地。
  6. 前記低応力部において、80%繰り返し伸長時3回目の生地ヨコ方向の伸長時の伸長率50%時の応力S4と収縮時の伸長率50%時の応力をS5としたとき、S5/S4が0.65以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の衣料用伸縮性編地。
  7. 前記低応力部には、2種の弾性糸がルーピングと挿入で用いられており、該ルーピングに用いられる弾性糸の繊度が20〜80dtexの範囲であり、かつ、該ルーピングに用いられる弾性糸の繊度Aと挿入に用いられる弾性糸の繊度Bの比が3.0≦B/A≦20.0の範囲である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の衣料用伸縮性経編地。
  8. 前記ルーピングに用いられる弾性糸が、ポリアルキレンエーテルジオール成分に側鎖を持つ成分を含有している、請求項7に記載の衣料用伸縮性経編地。
  9. 前記ルーピングに用いられる弾性糸が、側鎖として同一の炭素上に2つのメチル基を有するポリアルキレンエーテルジオール成分を含有するポリウレタン弾性糸である、請求項8に記載の衣料用伸縮性経編地。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の衣料用伸縮性経編地のタテ方向を、衣料のヨコ方向に配し、かつ、前記低応力部を太腿部側に配した体型補整衣料。
  11. 請求項3〜9のいずれか1項に記載の衣料用伸縮性経編地のタテ方向を、衣料のヨコ方向に配し、かつ、前記低応力部を太腿部から臀部下部に至る領域に配した体型補整衣料。
  12. 請求項4〜9のいずれか1項に記載の衣料用伸縮性経編地のタテ方向を、衣料のヨコ方向に配し、かつ、前記低応力部を太腿部から臀部下部に至る領域に配し、前記高応力部を臀部に配し、かつ、前記中応力部を腰部に配した体型補整衣料。
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