JP2017202316A - 床を掃除ロボットにより掃除するシステムおよび方法 - Google Patents

床を掃除ロボットにより掃除するシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017202316A
JP2017202316A JP2017092733A JP2017092733A JP2017202316A JP 2017202316 A JP2017202316 A JP 2017202316A JP 2017092733 A JP2017092733 A JP 2017092733A JP 2017092733 A JP2017092733 A JP 2017092733A JP 2017202316 A JP2017202316 A JP 2017202316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
event
cleaning robot
floor
intensity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017092733A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6681360B2 (ja
Inventor
イェンチュ ヨッヘン
Jentsch Jochen
イェンチュ ヨッヘン
ディルク シュミット
Dirk Schmid
シュミット ディルク
シュエヴェッペ ザビーネ
Schweppe Sabine
シュエヴェッペ ザビーネ
ハーン ピーア
Hahn Pia
ハーン ピーア
アルノルト ハンス=ペーター
Hans-Peter Arnold
アルノルト ハンス=ペーター
ブレデ マイケ
Brede Maike
ブレデ マイケ
リス ラファエル
Lis Raphael
リス ラファエル
ツァーバク イリス
Iris Zabback
ツァーバク イリス
ブルーム ミケル
Blum Mikel
ブルーム ミケル
ヴィンドルファー ハラルド
Windorfer Harald
ヴィンドルファー ハラルド
シェーンホフ ヘルムート
Schoenhoff Helmut
シェーンホフ ヘルムート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vorwerk and Co Interholding GmbH
Original Assignee
Vorwerk and Co Interholding GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Vorwerk and Co Interholding GmbH filed Critical Vorwerk and Co Interholding GmbH
Publication of JP2017202316A publication Critical patent/JP2017202316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6681360B2 publication Critical patent/JP6681360B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L11/00Machines for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L11/24Floor-sweeping machines, motor-driven
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/28Installation of the electric equipment, e.g. adaptation or attachment to the suction cleaner; Controlling suction cleaners by electric means
    • A47L9/2805Parameters or conditions being sensed
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L11/00Machines for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L11/40Parts or details of machines not provided for in groups A47L11/02 - A47L11/38, or not restricted to one of these groups, e.g. handles, arrangements of switches, skirts, buffers, levers
    • A47L11/4011Regulation of the cleaning machine by electric means; Control systems and remote control systems therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/28Installation of the electric equipment, e.g. adaptation or attachment to the suction cleaner; Controlling suction cleaners by electric means
    • A47L9/2836Installation of the electric equipment, e.g. adaptation or attachment to the suction cleaner; Controlling suction cleaners by electric means characterised by the parts which are controlled
    • A47L9/2852Elements for displacement of the vacuum cleaner or the accessories therefor, e.g. wheels, casters or nozzles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L2201/00Robotic cleaning machines, i.e. with automatic control of the travelling movement or the cleaning operation
    • A47L2201/04Automatic control of the travelling movement; Automatic obstacle detection
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L2201/00Robotic cleaning machines, i.e. with automatic control of the travelling movement or the cleaning operation
    • A47L2201/06Control of the cleaning action for autonomous devices; Automatic detection of the surface condition before, during or after cleaning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

【課題】床をより適応性があり、改善された掃除結果を生む掃除ロボットにより掃除するシステムおよび方法を提供すること。【解決手段】本発明は、少なくとも1つの掃除ロボット(2)、この掃除ロボット(2)を制御する制御手段(50)および少なくとも1つの環境事象を検出する通信手段(52、54)によって床を掃除するシステムに関し、環境事象がデータバンクから確定される事象、とりわけ天気事象であるかまたはセンサによって確定される事象であり、制御手段(50)が環境事象に応じて床の少なくとも一部の掃除のための掃除ロボット(2)の使用の強度を調整する。このシステムは、床をより適応性があり、改善された掃除結果を生む掃除ロボットにより掃除するシステムおよび方法を提供するという技術的課題を解決する。本発明は床を掃除する方法にも関する。【選択図】図3

Description

本発明は、床を少なくとも1つの掃除ロボットにより掃除するシステムおよび方法に関する。
掃除ロボットは、吸引ロボット、掃き取りロボットおよび拭き取りロボットの形の自動で走行および操縦するロボットユニットとして知られている。この目的のために、そのような掃除ロボットは、電気駆動の吸引送風ユニットおよび/または電気駆動ブラシおよび/またはブラシローラおよび/または拭き取り部材ならびにダストおよびゴミの収集ボックス(独:Staub- und Schmutzauffangfach 、英:dust and dirt collect compartment)を有する。
掃除ロボットは、寄せ木張りの床、表層床、タイル張りの床または石の床などの硬質床ならびに織物製フロアリング材料を、自動でダストおよび粗粒体を吸気流および場合によっては機械ブラシを用いて取り除くように掃除できる。それに対して掃き取りロボットは、吸気流を使用せずにブラシと収集容器によって床をただ機械的に掃除するだけである。拭き取りロボットでは、通常高周波数で駆動する拭き取り部材がさらに付け加えられ、これは通常水性の掃除手段によりゴミを床から取り除く。
掃除ロボットが床上を移動するために、少なくとも1つの電動手段が少なくとも3つの車輪の少なくとも1つを駆動するために設けられる。通常2つの電動機が設けられ、それらは互いに独立して2つの駆動輪を駆動し、その場合第3の従輪が掃除ロボットを安定させるために設けられる。
さらに公知の掃除ロボットは少なくとも1つのセンサ、とりわけ複数のセンサを有し、それらは掃除ロボットを取り囲む空間を監視するためのものである。これらのセンサによって掃除ロボットが周囲を検出し、掃除ロボットが壁または物体に接触せず広範囲に操縦できる。
電気的構成要素、とりわけ電動機、センサおよび制御装置を駆動するための掃除ロボットの電力供給はバッテリを介して行われる。バッテリを充電し、さらに場合によっては装置内の容器に収集された汚れ(独:Schmutzes、英:dirt)またはゴミ(独: Abfalls、英:waste)を排出するためにも掃除ロボットに固定の基地局が割り付けられ、この基地局が家庭用電力網に接続される。
掃除ロボットは基地局を、例えば無線および/もしくは光信号案内、または基地局と掃除ロボットとの間の無線通信をも用いて自動で見つけ出す。基地局への到着要求は、したがって例えば基地局と掃除ロボットとの間の無線通信によって自動で行うことができる。同様に掃除ロボット自身が装置側のゴミ容器の充填度合および/またはバッテリの充電状態に応じて基地局に到着できる。さらに掃除ロボットは、実行すべき作業、例えば設定された床領域の掃除の終了後自動で基地局に到着できる。
掃除ロボットは制御手段を有し、これが先述の掃除ロボットの行動を制御する。制御手段はデータ処理ユニットを備えるコンピュータ手段として形成され、これが入力信号および/または記憶されたデータに基づいて掃除ロボットの行動を制御する。
先述の掃除ロボットはプログラミング可能であり、そのことから掃除ロボットは所定の時間に掃除を行う。同様に掃除ロボットは手動で始動されることができる。さらに、掃除が実施されるべき特定の室内空間を設定することができる。この室内空間は走行可能な全室内空間またはその一部のみであることができる。この掃除ロボットの使用は、則ち単独で使用者により入力されるデータに基づいて制御できる。
従って本発明は、床をより適応性があり、改善された掃除結果を生む掃除ロボットにより掃除するシステムおよび方法を提供するという技術的課題に基づく。
先に挙げられた技術的課題は、本発明により冒頭に挙げられた床の掃除システムによって、少なくとも1つの掃除ロボット、この掃除ロボットを制御する制御手段および少なくとも1つの環境事象を検出する通信手段が設けられ、環境事象がデータバンクから確定される事象、とりわけ天気事象であるかまたはセンサによって確定される事象であり、制御手段が環境事象に応じて床の少なくとも一部の掃除のための掃除ロボットの使用の強度を調整することによって解決される。
このようにして、一度の行動または時間的なプログラミングのための人による手動入力に反応できるだけでなく、自動でも少なくとも1つの設定された外部または内部の環境事象の発生によって反応できるシステムが提供される。設定された環境事象が発生するとシステムはその設定された指示に応じて自動で反応し、掃除ロボットを床面積の少なくとも一部が掃除されるように動作する。
システムが環境事象を確定する様々な方法がある。環境事象は、内部もしくは外部の、または電子網を介するかまたはその場でのセンサによる異なる種類の事象であり得る。
システムの第1の実施形態は、通信手段が環境事象を天気事象として外部の天気データバンクから確定することにある。そのために通信手段は局所ネットワークまたはインターネットとの接続を作り上げ、実際の天気データまたは予報の天気データを環境データとして収集する。これらのデータはとりわけ屋外温度、雨もしくは雪などの降水事象または日照などの乾燥事象、気圧および/または空気湿度に該当する。これら全てのデータは単独または互いに組み合わされ、システムが掃除ロボットによる追加の掃除が必要か否かを判定するために評価する環境データを生み出す。
その場合に通信手段が天気事象の強度として降水事象の数、時間および/または強度を検出できる。何故ならとりわけ降水事象が室内空間のより激しい汚れを招き、場合によっては床のより頻繁な掃除を必要とするからである。
あるいはまたはこれに加えて、通信手段は、環境事象を少なくとも1つの外部センサによって確定することができる。そのためこれに対応するセンサが室内空間の外側の屋外に配置され、環境事象を確定するための測定データを天気データの形で生成する。とりわけセンサは屋外領域の屋外温度および/または降水量などの局所天気データを測量でき、測量されたデータがデータ通信によってシステムに転送される。
さらに少なくとも1つの内部センサが屋内領域に配置されることもでき、例えば屋内温度または床暖房の状態を検出できる。床暖房がオンまたはオフであるかに応じて、または調整された温度に応じて例えば室内空間が集中的に使用されるか、またはそれがどのくらい集中的に使用されるかを推測できる。
環境データ検出の更なる可能性は、掃除される室内空間の人の数を検出し、そのことから追加の掃除工程の必要性を確定することにある。とりわけ人およびその他の生物(ペット)も、運動センサおよび/または少なくとも1つのカメラを用いることで、または局所データネットワーク内の活動を解析することによって、またはホーム自動化装置の情報によって検出されることができる。動物は、それに加えて識別チップによって検出されることができる。さらに可動要素が検出されることができ、その運動輪郭から家具、ペットまたは人が推測されることができる。
可動要素を掃除ロボットは例えばそのセンサ体によって、室内での自身の運動の考慮下で、連続的に検出される周囲のセンサデータがそれまで壁または障害物として判断されていた部材の位置変更を検出するような方法で検出する。この位置変更は、自身で、もしくは他人に動かされた生物、または例えば家具などの生命の無い物体の自動で、もしくは他人により引き起こされた移動の徴候となることができる。掃除ロボットによるその他のセンサデータの解釈は、特徴的運動輪郭を評価することによって特定の生物、物体および/または家具への逆推理を可能にし、そのことからこのようにして取得された環境データが、目の前の状況に適合された掃除ロボットの掃除挙動を調整できるようにする。
本発明のその他の一実施形態は、通信手段が環境事象を外部の電子カレンダーからのカレンダー記入事項として検出することにある。その場合環境事象が、「パーティー」、「来客」などの特定の概念を検索することによって検出および同定されることができる。そのような環境事象は、掃除される室内空間の少なくとも一部がより激しく汚され、したがって追加の掃除が必要となる出来事を表す。
環境事象の検出後に制御手段が、掃除ロボットが追加で使用されるべきか、またそれはどの範囲においてかを確定する。そのようにして、好ましくは制御手段が掃除ロボット使用の強度を掃除の頻度および/または強度の変化によって調整することが企図される。調整されるパラメータとしては、例えば廊下領域などの特定の住居領域内での頻度の上昇を含む掃除サイクル数、掃除方法、則ち掃き取り、吸引および/または拭き取り、および/または使用領域、則ち一室掃除あるいは複数室の掃除あるいは片道通過または複数回通過が用いられる。
さらに検出された環境事象が、人または動物が掃除される部屋に存在することを表す場合に、この部屋が掃除されないかまたは音量を低下させたエコモードでのみ掃除されるように調整されることができる。
さらに確定される環境事象に応じて掃除ロボットの動作モードが合わせられ、それは、例えばブラシの回転速度、走行速度、クリーニングローラへの押圧重量、乾燥あるいは追加乾燥、サイドブラシの駆動あるいはサイド掃除ユニット方式の選択、湿式または注水式クリーニングの場合の水量の選択および/または洗浄剤の種類および量である。
システムは、データ検出を含む通信手段が掃除ロボット内に配置され制御手段と接続し、通信手段が無線通信区間によってネットワークと接続するように形成できる。そのようにして、掃除ロボットは全てのデータ伝送および制御を自身の装置内に有する。したがってそのようなシステムは高い頻度で自主的に使用できる。
あるいは、データ検出手段を含む通信手段が掃除ロボットの外側に配置されネットワークと接続し、通信手段が無線通信接続によって制御手段と接続することができる。この場合システムは複数の掃除ロボットを有することができ、それらは全て同じ通信手段を介して制御手段にとって重要な情報が供給される。したがって制御手段はその中に統合されたデータ処理ユニットを含めて基地局内または外部装置もしくはサーバ内に実現できる。データ処理ユニットは無線データ接続によって掃除装置を相応に制御できる。異なる構成要素への分配された実現が同じく可能である。
先に示された技術的課題は、床を掃除ロボットにより掃除する方法によっても解決され、その場合少なくとも1つの環境事象が検出され、床の少なくとも一部を掃除するための掃除ロボットの使用の強度が少なくとも1つの環境事象の強度に応じて調整される。
この方法および以下に記述されるその実施形態は、先にシステムのために記述されたものと同じ性質および長所を有する。したがって先の説明を参照されたい。
記述される方法は、実行によってさらに発展されることができ、その場合、
− 少なくとも1つの環境事象がデータバンクから、またはセンサによって確定され、および/または
− 環境事象として天気事象が確定され、および/または
− 天気事象の強度として降水事象の数、時間および/または強度が検出され、および/または
− 掃除ロボットの使用の強度が掃除の頻度および/または強度の変化によって調整される。
床をより適応性があり、改善された掃除結果を生む掃除ロボットにより掃除するシステムを提供することができる。
本発明による掃除ロボットの一実施形態例の上からの斜視図を示す。 図1に示された掃除ロボットの下からの斜視図を示す。 本発明による床の掃除システムを示す。
以下に本発明が実施形態例に基づいて図面に関連付けて説明される。
図1および図2に本発明による掃除ロボットを吸引ロボット2の形で示す。吸引ロボット2は、ハウジング4、ハウジング4の下側に配置された車体6、ハウジング4の周囲を検出するセンサ体8、および車体6を自動で駆動するための制御装置を有する。
車体6はハウジング4の下側に配置され掃除される床面に向けられている。車体6は2つの電動駆動の走行輪10と1つの従輪11を有し、そのことから掃除される床面上での床掃除ロボット2の三点支持が達成される。2つの走行輪10に異なる動作がかけられることによって吸引ロボット2が任意の方向に走行されることができ、図1による矢印r方向の前進走行が行われる。同様にこの位置での回転ならびに矢印rとは逆方向の後退走行ができる。
とりわけ図2から明らかであるように、ハウジング4の下側に下縁から突出する電動駆動のブラシ12が吸引口14内に配置される。さらに吸引送風モータ(図示せず)が設けられ、これは同様に電気駆動される。それに加えてちりとり状の傾斜板16が設けられ、これを介してブラシで払われたゴミ粒子が容器状の収容部(図示せず)に搬送される。
吸引掃除ロボット2の個々の構成要素、則ち走行輪10の電動機、ブラシ12の電気駆動装置、吸引送風部およびその他の制御電子機器の電力供給は、再充電可能なバッテリ(図示せず)によって行われる。
周囲、部屋の境界および場合によっては障害物を認識でき、とりわけ吸引ロボット2が動けなくなることを回避するためにすでに挙げられたセンサ体8が設けられ、これはセンサによる障害物認識体として形成される。これは、光学送信ユニットと光学受信ユニットから構成され、両ユニットは図1に示されたセンサ体8内に統合される。センサ体8は、この実施形態例では、図1に矢印cで示されるようにハウジング4の垂直軸xを中心に回転可能に配置される。超音波センサおよび/または赤外線センサとして形成されるその他のセンサ20、22および24が存在する。さらに表示器26が設けられ、これは使用者のための情報を表示し場合によっては操作命令の入力補助として働く。
図3は、2つの部屋32および34を有する住居30の例示的な環境において、例えば図1および図2に示されるように吸引ロボットとして形成されることができる少なくとも1つの掃除ロボット2により床を掃除するための本発明によるシステムを示す。図3は、それに加えて壁36、入口ドア38および部屋のドア39および窓40を有する住居の見取り図を示す。
部屋32内に吸引ロボット2が配置され、これは吸引ロボット2内に設けられた少なくとも1つのバッテリ44を充電するため基地局42に接続されている。そのため、基地局42は、ここでは部屋32内に配置され、電力供給のためコンセント46に接続される。
吸引ロボット2は、吸引ロボット2を制御する制御手段50と、床の少なくとも一部の汚れの発生の上昇を含む少なくとも1つの事象を検出する通信手段52とを有する。通信手段52は、部屋32内に配置された通信手段54としての送受信装置と無線通信する送受信装置を有する。無線通信は、ここでは好ましくはWLANまたはBluetooth(登録商標)などの標準化された方法により行われる。
さらに通信手段52は移動無線装置をも有することができ、そのことからこの場合通信手段54は必要ない。
通信手段52および場合によっては通信手段54は、ケーブル接続または無線で局所または外部のネットワーク、とりわけインターネットと接続して、環境事象に関する情報を検出することができる。
制御手段50は通信手段52と接続し、この接続を介して環境事象、とりわけ天気事象をデータバンクから確定し、制御手段50は、環境事象に応じて床の少なくとも一部の掃除のための掃除ロボット2の使用の強度を調整する。
好ましくは通信手段52、54が環境事象を天気事象として外部天気データバンクから確定し、その場合とりわけ天気事象が屋外温度、天気予報、雨または雪または日照ならびに気圧および/または空気湿度の形で確定される。その場合通信手段52、54は天気事象の強度として降水事象の数、時間および/または強度を検出できる。
別の一実施形態では環境事象はセンサにより求められた事象であり、そこでは外部センサ60または内部センサ62が環境事象を測定データとして確定する。外部センサ60は例えば住居外の気候観測所64内に配置され、気候観測所64が無線データ伝送のための通信手段66を有する。内部センサ62は例えば通信手段54のハウジング内に統合される。
気候観測所64内の外部センサ60によって環境データが屋外温度および/または降水量として測定されることができる。内部センサによって例えば室内温度(温度センサ)または掃除領域内の人の数(運動センサ)が確定されることができる。
通信手段52、54は、環境事象をカレンダー記入事項として外部の電子カレンダーから検出することにも適する。この場合環境事象の種類が「パーティー」、「来客」などの設定された概念から導き出される。
制御手段50は、掃除ロボット2の使用の強度を掃除の頻度および/または強度の変化によって調整する。その場合適切なパラメータとして次のものが使用される。則ち、
− 例えば廊下領域などの特定の住居領域内での頻度の変化による掃除サイクル数、
− 乾燥掃除または湿式掃除間の相違を含む掃除方法、
− 一室掃除あるいは複数室掃除の駆動、
− 室内に人または動物が居るかどうかに応じた掃除の制御、場合によってはその部屋は掃除されないかまたは音量を低下させたエコモードでのみ行われる、
− ブラシの回転速度、走行速度、クリーニングローラへの押圧重量、乾燥あるいは追加乾燥、サイドブラシの駆動あるいはサイド掃除ユニット方式の選択の変化による動作モードの調整、
− 湿式または注水式クリーニングにおける水量の調整、および/または
− 洗浄剤の種類および/または量の選択、
である。
2 吸引ロボット
4 ハウジング
6 車体
8 センサ体
10 走行輪
11 従輪
12 ブラシ
14 吸引口
16 傾斜板
20 センサ
22 センサ
24 センサ
26 表示器
30 住居
32 部屋
34 部屋
36 壁
38 入口ドア
39 部屋のドア
40 窓
42 基地局
44 バッテリ
46 コンセント
50 制御手段
52 通信手段
54 通信手段
60 外部センサ
62 内部センサ
64 気候観測所
66 通信手段
r 前進方向を示す矢印
c 回動方向を示す矢印
x 垂直軸

Claims (13)

  1. − 少なくとも1つの掃除ロボット(2)と、
    − 前記掃除ロボット(2)を制御する制御手段(50)と、
    − 少なくとも1つの環境事象を検出する通信手段(52、54)と、
    を備え、
    − 前記環境事象がデータバンクから確定される事象、とりわけ天気事象であるか、またはセンサによって確定される事象であり、
    − 前記制御手段(50)が前記環境事象に応じて前記床の少なくとも一部の掃除のための前記掃除ロボット(2)の使用の強度を調整する、
    床を掃除するシステム。
  2. 前記通信手段(52、54)が前記環境事象を天気事象として外部天気データバンクから確定することを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記通信手段(52、54)が天気事象の強度として降水事象の数、時間および/または強度を検出することを特徴とする、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記通信手段(52、54)が前記環境事象を少なくとも1つの外部または内部センサ(60、62)によって確定することを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記通信手段(52、54)が前記環境事象をカレンダー記入事項として外部の電子カレンダーから検出することを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記制御手段(50)が前記掃除ロボット(2)の使用の強度を掃除の頻度および/または強度の変化によって調整することを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載のシステム。
  7. 前記通信手段(52)が前記掃除ロボット(2)内に配置され前記制御手段(50)と接続し、
    前記通信手段(52)が無線通信区間によってネットワークと接続する、
    ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載のシステム。
  8. 前記通信手段(54)が前記掃除ロボット(2)の外側に配置されネットワークと接続し、
    前記通信手段(54)が前記制御手段(50)と無線通信区間によって接続する、
    ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載のシステム。
  9. − 少なくとも1つの環境事象が検出され、
    − 床の少なくとも一部の掃除のための掃除ロボットの使用の強度が少なくとも1つの環境事象の強度に応じて調整される、
    床を掃除ロボットにより掃除する方法。
  10. 前記少なくとも1つの環境事象がデータバンク、またはセンサによって確定される、請求項9に記載の方法。
  11. 環境事象として天気事象が確定される、請求項9または10に記載の方法。
  12. 天気事象の強度として降水事象の数、時間および/または強度が検出される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記掃除ロボットの使用の強度が前記掃除の頻度および/または強度の変化によって調整される、請求項9〜12の何れか一項に記載の方法。
JP2017092733A 2016-05-09 2017-05-09 床を掃除ロボットにより掃除するシステムおよび方法 Expired - Fee Related JP6681360B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102016108514.6 2016-05-09
DE102016108514.6A DE102016108514A1 (de) 2016-05-09 2016-05-09 System und ein Verfahren zur Reinigung eines Fußbodens mti einem Reinigungsroboter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017202316A true JP2017202316A (ja) 2017-11-16
JP6681360B2 JP6681360B2 (ja) 2020-04-15

Family

ID=58692437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017092733A Expired - Fee Related JP6681360B2 (ja) 2016-05-09 2017-05-09 床を掃除ロボットにより掃除するシステムおよび方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP3243418B1 (ja)
JP (1) JP6681360B2 (ja)
CN (1) CN107348906A (ja)
DE (1) DE102016108514A1 (ja)
ES (1) ES2863236T3 (ja)
TW (1) TW201742591A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019217205A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 東芝ライフスタイル株式会社 電気掃除装置
CN111158354B (zh) * 2018-11-07 2022-10-04 科沃斯机器人股份有限公司 自移动设备作业方法、设备及存储介质
CN111829576A (zh) * 2019-04-19 2020-10-27 康塔有限公司 环境监测系统
CN110362082A (zh) * 2019-07-17 2019-10-22 重庆科创职业学院 智能扫地机器人避障系统
JP2021029487A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 自律走行型掃除機、自律走行型掃除機の制御方法、及び、プログラム
CN111407187A (zh) * 2020-03-06 2020-07-14 珠海格力电器股份有限公司 一种扫地机器人、扫地机器人清扫路线调整方法及装置
CN114305263B (zh) * 2021-12-30 2022-12-16 深圳银星智能集团股份有限公司 清洁基站以及清洁机器系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822322A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Johnson Kk 床面洗浄車制御方法及び装置
JP2007143645A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Matsushita Electric Works Ltd 自律移動掃除機
US20120158915A1 (en) * 2010-12-21 2012-06-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of controlling operation of cleaner
JP2013180203A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Msi Computer (Shenzhen) Co Ltd 掃除ロボットおよびその制御方法
JP2014014456A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Nikon Corp 掃除システム、掃除装置、浴室、制御方法、及びプログラム
JP2014147569A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Sharp Corp 自走式電子機器

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005218559A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Funai Electric Co Ltd 自走式掃除機ネットワークシステム
US8706297B2 (en) * 2009-06-18 2014-04-22 Michael Todd Letsky Method for establishing a desired area of confinement for an autonomous robot and autonomous robot implementing a control system for executing the same
DE102010006531A1 (de) * 2010-02-01 2011-08-04 Armut, Halil, 91315 Vorrichtung zum Reinigen von Flächen, insbesondere Reinigungsroboter zum Reinigen von Solarpanelscheiben und sonstigen Glasflächen
CN103284662B (zh) * 2012-03-02 2016-09-21 恩斯迈电子(深圳)有限公司 清扫系统及其控制方法
TW201338741A (zh) * 2012-03-22 2013-10-01 Ememe Robot Co Ltd 清潔機器人及控制清潔機器人側刷之方法
JP2014206850A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 シャープ株式会社 電子機器および自走式掃除機
KR101578893B1 (ko) * 2014-05-02 2015-12-18 에브리봇 주식회사 로봇 청소기 및 그 제어 방법
CN104771115A (zh) * 2014-06-27 2015-07-15 朱国同 一种自动吸尘器控制系统
CN105395136A (zh) * 2014-09-15 2016-03-16 江苏美的清洁电器股份有限公司 吸尘器、边刷异常检测器、边刷电机的控制方法和装置
KR20160058594A (ko) * 2014-11-17 2016-05-25 삼성전자주식회사 로봇 청소기, 단말장치 및 그 제어 방법

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822322A (ja) * 1994-07-07 1996-01-23 Johnson Kk 床面洗浄車制御方法及び装置
JP2007143645A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Matsushita Electric Works Ltd 自律移動掃除機
US20120158915A1 (en) * 2010-12-21 2012-06-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of controlling operation of cleaner
JP2013180203A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Msi Computer (Shenzhen) Co Ltd 掃除ロボットおよびその制御方法
JP2014014456A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Nikon Corp 掃除システム、掃除装置、浴室、制御方法、及びプログラム
JP2014147569A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Sharp Corp 自走式電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
EP3243418B1 (de) 2021-03-17
JP6681360B2 (ja) 2020-04-15
TW201742591A (zh) 2017-12-16
CN107348906A (zh) 2017-11-17
EP3243418A1 (de) 2017-11-15
ES2863236T3 (es) 2021-10-11
DE102016108514A1 (de) 2017-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6681360B2 (ja) 床を掃除ロボットにより掃除するシステムおよび方法
JP6542488B2 (ja) 清掃用ロボットを使用して床を清掃するためのシステムおよび方法
CN107580467B (zh) 家用机器人和用于驱动家用机器人的方法
KR101855055B1 (ko) 전기청소기
JP6685402B2 (ja) 移動ロボット装置で地表面を処理するシステムおよび方法
JP7025170B2 (ja) 家庭環境制御のための環境マッピングを提供する移動ロボット
EP3432107B1 (en) Cleaning robot and controlling method thereof
JP4132415B2 (ja) 清掃ロボット
WO2018087951A1 (ja) 自律走行体
CN111449589B (zh) 地面处理设备的系统和运行所述系统的方法
CN109144048B (zh) 具有至少两个地面处理设备的系统
TW202038842A (zh) 待吸物收集站、由待吸物收集站與抽吸式清潔設備組成之系統以及相應方法
CN106333631A (zh) 可移动清洁设备及其控制方法
TWI759760B (zh) 清掃機器人及其控制方法
KR100635828B1 (ko) 청소용 로봇의 청소 주행방법
US11397437B2 (en) System with a first floor processing device and a second floor processing device as well as a method for operating such a system
CN113966187A (zh) 移动机器人和移动机器人的控制方法
CN112294204A (zh) 机器人清洁器和具有该机器人清洁器的机器人系统
CN115515465B (zh) Ai机器人清洁器和具有该ai机器人清洁器的机器人系统
KR20210113901A (ko) 복수의 이동 로봇을 포함하는 로봇 시스템의 제어 방법
Taneja et al. Moedor cleaning robot
KR20240029949A (ko) 이동 로봇

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20170609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190408

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6681360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees