JP2017201851A - ロータおよびモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化を防止しつつロータコアを強固に固定できると共に、ロータコアを精度よく組み付けることが可能なロータおよびモータを提供する。【解決手段】回転軸21の外周面に凹部31が形成されており、ロータコア22の基端22aに凸部32が形成されており、凹部31は、周方向で対向する内側面33a,33bが平行となるように形成されたキー溝部33と、径方向内側に向かうに従って末広がりとなるように形成されたダブテール溝部34と、が連通形成されたものであり、凸部32は、キー溝部33に嵌るキー部35と、ダブテール溝部34に嵌るダブテール突起部36と、が一体成形されたものであり、周方向において、ダブテール溝部34とダブテール突起部36との間に隙間Sが形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ロータおよびモータに関するものである。
従来から、モータの一形態として、ロータを構成する磁性体のロータコアに永久磁石を埋め込んだIPM(Interior Permanent Magnet)モータが知られている。この種のモータは、周方向に隣り合う永久磁石の間に、磁性体(ロータコア)が存在することになるので、永久磁石からの磁束量のうち、ロータコア側に迂回する磁束量が多くなって漏れ磁束が増加してしまう。このため、ステータに巻装されている巻線に鎖交する磁束が減少し、モータ特性が低下してしまう。そこで、IPMモータにおいて、モータ特性の低下を防止するためにさまざまな技術が開示されている。
例えば、ロータを、回転軸と、回転軸の外周面に外嵌固定され円筒状の非磁性体と、非磁性体の外周面に放射状に配置される磁性体の複数のロータコアと、非磁性体の外周面に放射状に配置され、かつ周方向で隣り合うロータコア間に配置される複数の永久磁石と、により構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、特許文献1では、非磁性体へのロータコアの固定を、非磁性体の外周面に形成されたダブテール溝部と、ロータコアの基端に形成されたダブテール突起部との嵌合により行っている。
特開2014−180096号公報
ところで、ダブテール溝部とダブテール突起部との嵌合だけでは、ロータコアにかかるトルク荷重等を、ダブテール溝部とダブテール突起部とで受けることになり、非磁性体に対するロータコアの固着力を十分確保しにくい。とりわけ、小型のモータにあっては、ダブテール溝部とダブテール突起部との嵌合箇所の強度が低下してしまう。このため、ロータコアによって永久磁石を確実に保持できないばかりか、ロータコアにかかる遠心力によって回転軸からロータコアが脱落してしまう可能性がある。
また、ダブテール溝部とダブテール突起部との嵌合箇所の強度を確保しようとすると、モータ全体が大型化してしまう可能性がある。
さらに、ダブテール溝部とダブテール突起部との嵌合では、ロータコアを精度よく組み付けることが困難である。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、大型化を防止しつつロータコアを強固に固定できると共に、ロータコアを精度よく組み付けることが可能なロータおよびモータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係るロータは、少なくとも外周面に非磁性体を有する回転軸と、前記回転軸の外周面に取付けられ、放射状に配置される複数のロータコアと、前記複数のロータコアの間に配置される複数の永久磁石と、を備え、前記非磁性体、および前記ロータコアの基端の何れか一方に、軸方向に沿って延びる凹部が形成されていると共に、他方に前記凹部に嵌る凸部が形成されており、前記凹部は、周方向で対向する面が平行となるように形成されたキー溝部と、径方向内側、および径方向外側の何れか一方に向かうに従って末広がりとなるように形成されたダブテール溝部と、が連通形成されたものであり、前記凸部は、前記キー溝部に嵌るキー部と、前記ダブテール溝部に嵌るダブテール突起部と、が一体成形されたものであり、周方向において、前記ダブテール溝部と前記ダブテール突起部との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、キー溝部とキー部とを嵌合させて回転軸に対するロータコアの位置決めを精度よく行うことができる。これに加え、ダブテール溝部とダブテール突起部との間に隙間を形成することにより、これらダブテール溝部とダブテール突起部との製造誤差を隙間で吸収することができる。このため、キー溝部およびキー部に余計な負荷がかかることを防止できると共に、キー溝部とキー部とによる回転軸に対するロータコアの位置決めを、確実に行うことができる。
また、ダブテール溝部とダブテール突起部との嵌合により、回転軸からのロータコアの抜けを防止でき、回転軸にロータコアを固定できる。これに加え、キー溝部とキー部とにより、ロータコアにかかるトルク荷重を受けることができるので、回転軸へのロータコアの固定強度を高めることができる。
本発明に係るロータは、前記隙間に、充填剤が充填されていることを特徴とする。
このように構成することで、回転軸へのロータコアの固定強度を、さらに高めることができる。
本発明に係るロータは、前記非磁性体に前記凹部が形成されており、前記凹部の開口側に、前記キー溝部が形成されており、前記キー溝部の径方向内側に、前記ダブテール溝部が形成されていることを特徴とする。
ここで、ロータコア側に凹部を形成するよりも回転軸側に凹部を形成すると、ロータコア側に凸部を形成することになるので、ロータコアの剛性を高め易い。ロータコアは、回転軸と比較して剛性が弱いので、回転軸側に凹部を形成することにより、結果的に回転軸へのロータコアの固定強度を高めることができる。
また、凹部の開口側にキー溝部を形成し、このキー溝部の径方向内側にダブテール溝部を形成することにより、凹部の形成を容易にできる。さらに、キー溝部およびキー部によってロータコアに係るトルク荷重を受け易くすることができる。
本発明に係るロータは、前記ロータコアに、該ロータコアの前記回転軸から径方向への抜けを防止するための抜け止め部が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、ロータコアにかかる遠心力によって、このロータコアが回転軸から脱落してしまうことを確実に防止できる。
本発明に係るロータは、前記抜け止め部は、前記ロータコアの前記凸部の根元に該凸部の前記キー部よりも周方向の幅が狭くなるように形成された括れ部であり、前記括れ部に、前記永久磁石の角部が配置されていることを特徴とする。
このように構成することで、永久磁石を利用して、回転軸に対するロータコアの径方向の抜けを容易に防止できる。
本発明に係るモータは、上記に記載のロータと、前記ロータの周囲を取り囲むように形成され、巻線が巻装されているステータと、を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、大型化を防止しつつロータコアを強固に固定できると共に、ロータコアを精度よく組み付けることが可能なモータを提供できる。
本発明によれば、キー溝部とキー部とを嵌合させて回転軸に対するロータコアの位置決めを精度よく行うことができる。これに加え、ダブテール溝部とダブテール突起部との間に隙間を形成することにより、これらダブテール溝部とダブテール突起部との製造誤差を隙間で吸収することができる。このため、キー溝部およびキー部に余計な負荷がかかることを防止できると共に、キー溝部とキー部とによる回転軸に対するロータコアの位置決めを、確実に行うことができる。
また、ダブテール溝部とダブテール突起部との嵌合により、回転軸からのロータコアの抜けを防止でき、回転軸にロータコアを固定できる。これに加え、キー溝部とキー部とにより、ロータコアにかかるトルク荷重を受けることができるので、回転軸へのロータコアの固定強度を高めることができる。
本発明の第1実施形態におけるブラシレスモータの概略構成図である。 図1のA部拡大図である。 図2のB部拡大図である。 本発明の第2実施形態におけるロータの一部を拡大した概略構成図である。 図4のC部拡大図である。 本発明の第3実施形態におけるロータの一部を拡大した概略構成図である。 本発明の第4実施形態におけるロータの概略構成図である。 図7のD部拡大図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
(ブラシレスモータ)
図1は、ブラシレスモータ1の概略構成図である。
同図に示すように、ブラシレスモータ1は、いわゆるインナーロータである。ブラシレスモータ1は、ステータ2と、ステータ2の径方向内側に回転自在に配置されたロータ3とを有している。
なお、以下の説明では、ロータ3の軸方向を単に軸方向、ロータ3の回転方向を周方向、ロータ3の径方向を単に径方向と称して説明する。
(ステータ)
ステータ2は、略円筒状のステータハウジング11と、ステータハウジング11に内嵌固定されている略円筒状のステータコア12と、により構成されている。
ステータコア12は、外周部を形成する環状のコア本体15を有している。コア本体15は、ステータコア12の環状の磁路を形成する部分である。コア本体15の外周面が、ステータハウジング11の内周面に焼嵌め等によって固定されている。
コア本体15には、径方向内側に向かって複数(例えば、本実施形態では12個)のティース部14が周方向に等間隔で突設されている。各ティース部14は、軸方向平面視で略T字状に形成されている。各ティース部14には、絶縁性の樹脂から成るインシュレータを装着した上からコイル(何れも不図示)が巻回されている。
また、周方向に隣接するティース部14間には、蟻溝状のスロット17が軸方向に延びて形成されている。これらスロット17に、不図示のコイルが挿通されて収納される。
各コイルの端末部は、不図示の基板を介して外部電源に電気的に接続されており、これによって、コイルに電流が供給される。コイルに電流が供給されることにより、各ティース部14に磁界が形成される。
なお、ステータコア12は、周方向に分割して各々ティース部14を有する複数のコアユニットを互いに接合して構成してもよいし、周方向に分割せずに一体成形としてもよい。
(ロータ)
図2は、図1のA部拡大図である。
図1、図2に示すように、ロータ3は、例えばアルミ焼結材等の非磁性材により形成された回転軸21と、回転軸21の外周面に取付けられ、放射状に配置される複数のロータコア22と、周方向で隣接するロータコア22間に配置される複数の永久磁石23と、により構成されている。
ロータコア22は、電磁鋼板を複数積層したり、軟磁性粉を加圧成形したりすることにより形成されたものである。ロータコア22は、回転軸21の外周面側(以下、基端22a側という)から径方向外側端(以下、先端22bという)に向かって末広がりとなるように軸方向平面視で略扇状に形成されている。ロータコア22の先端22bは、径方向外側に向かって膨出するように円弧状に形成されている。
ここで、ロータコア22の先端22bの曲率半径R1の中心C1は、回転軸21の軸心C2に対して所定間隔δ1だけ偏心している。このため、ロータコア22の先端22bとステータコア12のティース部14の先端とのエアギャップGは、先端22bの周方向中央から先端22bの周方向外側に向かうに従って漸次広くなる。
また、回転軸21の外周面のうち、各ロータコア22に対応する位置には、凹部31が軸方向に沿って形成されている。一方、各ロータコア22の基端22aには、凹部31に嵌る凸部32が軸方向全体に渡って形成されている。
(凹部および凸部)
図3は、図2のB部拡大図である。
同図に示すように、凹部31は、開口側に形成されたキー溝部33と、キー溝部33の径方向内側に形成されたダブテール溝部34と、が連通形成されたものである。キー溝部33は、周方向で対向する内側面33a,33b同士が略平行となるように形成されている。また、内側面33a,33bの間の幅W1は、ロータコア22の基端22aにおける周方向の幅W2の幅よりも大きく設定されている。
ダブテール溝部34は、キー溝部33の径方向内側端から径方向内側に向かうに従って漸次溝幅が大きくなるように末広がり状に形成されている。換言すれば、ダブテール溝部34は、軸方向平面視で略等脚台形状に形成されており、上底の長さがキー溝部33の幅と同一に設定されている。また、ダブテール溝部34の下底34aと脚34bとが接続される角部34cは、円弧状に形成されている。
一方、凸部32は、キー溝部33に嵌るキー部35と、ダブテール溝部34に嵌るダブテール突起部36と、が一体成形されたものである。キー部35は、キー溝部33に対応するように直方体状に形成されている。キー部35の幅W3は、キー溝部33の幅W1とほぼ同一に設定されている。これにより、回転軸21に対するロータコア22の周方向の位置決めを、精度よく行うことができる。
このように、キー部35の幅W3は、ロータコア22の基端22aにおける周方向の幅W2よりも大きく設定されているので、ロータコア22の基端22aと凸部32との接続部には、ロータコア22の周方向両側に、括れ部37が形成される。
ダブテール突起部36は、ダブテール溝部34に対応するように、径方向内側に向かうに従って漸次突起幅が大きくなるように末広がり状に形成されている。換言すれば、ダブテール突起部36は、軸方向平面視で略等脚台形状に形成されており、上底の長さがキー部35の幅と同一に設定されている。また、ダブテール突起部36の下底36aと脚36bとが接続される角部36cは、丸面取りされている。
ここで、回転軸21の凹部31にロータコア22の凸部32を嵌め込んだ状態では、ダブテール溝部34の下底34aにダブテール突起部36の下底36aが当接する。これにより、回転軸21に対するロータコア22の径方向の位置決めが精度よく行われる。
また、ダブテール溝部34の脚34bとダブテール突起部36の脚36bとの間、およびダブテール溝部34の角部34cとダブテール突起部36の角部36cとの間には、それぞれ隙間Sが形成されている。この隙間Sには、充填剤Jが充填されている。すなわち、隙間Sは、ダブテール溝部34、およびダブテール突起部36の製造誤差を吸収する役割を有していると共に、充填剤Jを充填するための充填部として機能している。
なお、充填剤Jの充填タイミングは、回転軸21の凹部31にロータコア22の凸部32を嵌合させた後でもよいし、凹部31または凸部32の少なくとも何れか一方に、予め充填剤Jを塗布した状態で、凹部31に凸部32を嵌合させてもよい。また、充填剤Jとしては、接着剤や樹脂等が挙げられる。
このような構成のもと、ロータ3が回転すると、図2に示すように、ロータコア22の先端22bに慣性力による力F1(先端倒し力F1)が作用し、これがトルク荷重となってロータコア22の基端22a側に力Faが作用する。また、ロータコア22には、遠心力F2が作用する。さらには、ステータ2の各ティース部14に形成される磁界による磁気的な吸引力が作用する。これら力Fa、遠心力F2および磁気的な吸引力の合力(以下、凹部31にかかる荷重という)は、回転軸21の凹部31で受けることになる。したがって、凹部31を構成するキー溝部33の深さH1、およびダブテール溝部34の脚34b間の角度θ1は、凹部31にかかる荷重に基づいて決定される。
図2、図3に示すように、ロータコア22を扇状に形成することにより、隣接する各ロータコア22の対向する側面22cは、略平行になっている。このようなロータコア22間に配置される永久磁石23は、平板状に形成されており、接着剤によりロータコア22、および回転軸21に接着固定されている。なお、接着剤としては、常温硬化のエポキシタイプが用いられる。これにより、永久磁石23の減磁も防止できる。しかしながら、常温硬化の接着剤は硬化時間が長いので、硬化時間が短く、かつ接着強度の高い嫌気性接着剤を用いてもよい。
また、永久磁石23は、軸方向からみたときの外周の四隅となる箇所に、それぞれ丸面取り部23aが形成されている。そして、永久磁石23の径方向内側端の2つの丸面取り部23aは、それぞれロータコア22の括れ部37に配置されている。
ここで、永久磁石23は、径方向内側端が回転軸21の外周面に当接することにより、径方向の位置決めが行われている。また、ロータコア22の括れ部37に永久磁石23の丸面取り部23aが配置されることにより、永久磁石23の径方向の位置決めが行われる。
このように取り付けられた永久磁石23の径方向外側端は、ロータコア22が扇状に形成されているので、露出した状態になる。
このため、各永久磁石23の径方向両端では、永久磁石23の厚さ方向一面から厚さ方向他面側に磁束が回り込もうとする(図2における矢印Y1参照)が、磁路が絶たれているので磁束の回り込みが防止される。
一方、永久磁石23の径方向内側端は、非磁性材からなる回転軸21に当接しているので、磁路が絶たれている。このため、永久磁石23の厚さ方向一面から厚さ方向他面への磁束の回り込みが防止される。
このように、上述の第1実施形態では、回転軸21に凹部31を形成する一方、ロータコア22に凸部32を形成し、これら凹部31と凸部32とを嵌合させることにより、回転軸21にロータコア22を固着させている。そして、凹部31を、キー溝部33とダブテール溝部34とにより構成する一方、凸部32を、凹部31に対応するようにキー部35とダブテール突起部36とにより構成している。
このため、キー溝部33とキー部35とにより、回転軸21に対するロータコア22の位置決めを精度よく行うことができる。
また、ダブテール溝部34の脚34bとダブテール突起部36の脚36bとの間、およびダブテール溝部34の角部34cとダブテール突起部36の角部36cとの間に、それぞれ隙間Sを形成している。このため、ダブテール溝部34とダブテール突起部36との製造誤差を、隙間Sで吸収することができる。よって、キー溝部33およびキー部35に余計な負荷がかかることを防止できると共に、キー溝部33とキー部35とによるロータコア22の位置決めを確実に行うことができる。
また、ダブテール溝部34とダブテール突起部36との嵌合により、回転軸21からのロータコア22の抜けを防止でき、回転軸21にロータコア22を確実に固定できる。これに加え、キー溝部33とキー部35、およびダブテール溝部34とダブテール突起部36とにより、凹部31にかかる荷重を効率よく受けることができるので、回転軸21へのロータコア22の固定強度を高めることができる。
また、凹部31と凸部32との間に形成される隙間Sに充填剤Jを充填することにより、回転軸21へのロータコア22の固定強度を、さらに高めることができる。
さらに、回転軸21に凹部31を形成し、ロータコア22に凸部32を形成することにより、回転軸21やロータコア22の剛性を確保し易い。つまり、回転軸21は、ロータコア22と比較して剛性が高いので、凹部31を形成する。これに対し、回転軸21と比較して剛性が低くなり易いロータコア22に凸部32を形成することにより、ロータコア22の剛性を高めることができる。この結果、回転軸21へのロータコア22の固定強度を高めることができる。
また、凹部31を構成するキー溝部33とダブテール溝部34は、キー溝部33を凹部31の開口側に配置し、ダブテール溝部34をキー溝部33の径方向内側に配置している。このため、凹部31の開口側にダブテール溝部34を形成する場合と比較して、凹部31を容易に形成することができる。さらに、キー溝部33およびキー部35によって、ロータコア22に係るトルク荷重を受け易くすることができる。
また、ロータコア22の基端22aに括れ部37を形成し、この括れ部37に永久磁石23の径方向内側端の2つの丸面取り部23aを配置している。このため、永久磁石23やロータコア22の括れ部37が、ロータコア22の径方向外側への抜けを防止する抜け止め部として機能する。このため、ロータコア22にかかる遠心力F2によって、このロータコア22が回転軸21から脱落してしまうことを確実に防止できる。
さらに、ロータコア22の先端22bの曲率半径R1の中心C1は、回転軸21の軸心C2に対して所定間隔δ1だけ偏心している。このため、ロータコア22の先端22bとステータコア12のティース部14の先端とのエアギャップGは、先端22bの周方向中央から先端22bの周方向外側に向かうに従って漸次広くなる。よって、ロータコア22の外周面における周方向の磁束変化をできる限り滑らかにすることができ、コギングトルクを低下できる。
(第2実施形態)
次に、図4、図5に基づいて、第2実施形態について説明する。
図4は、第2実施形態におけるロータ203の一部を拡大した概略構成図であって、前述の図2に対応している。図5は、図4のC部拡大図である。なお、第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の実施形態についても同様)。
図4、図5に示すように、第2実施形態では、回転軸21に形成されたダブテール溝部34の下底34aとロータコア22に形成されたダブテール突起部36の下底36aとの間にも隙間Sが形成される。この点、前述の第1実施形態と第2実施形態との相違点である。
換言すれば、凸部32のキー部35の長さL1は、凹部31のキー溝部33の溝深さH1よりも長くなるように設定されており、且つ凹部31のダブテール溝部34の溝深さH2は、凸部32のダブテール突起部36の長さL2よりも深く設定されている。そして、ダブテール溝部34の脚34bとダブテール突起部36の脚36bとの間、ダブテール溝部34の角部34cとダブテール突起部36の角部36cとの間、およびダブテール溝部34の下底34aとダブテール突起部36の下底36aとの間のそれぞれに、隙間Sが形成されている。
このような構成のもと、ロータコア22は、回転軸21に対し、径方向に沿って若干スライド移動可能に構成されている。そして、凹部31と凸部32との間に形成されている隙間Sは、回転軸21に対するロータコア22の位置(突出長さ)を調整する調整代としての役割を有している。換言すれば、キー部35のキー溝部33よりも長い分、およびダブテール溝部34のダブテール突起部36よりも長い分が、それぞれ回転軸21に対するロータコア22の位置(突出長さ)を調整する調整代としての役割を有している。
また、隙間Sには、充填剤Jが充填されている。すなわち、隙間Sは、ダブテール溝部34、およびダブテール突起部36の製造誤差を吸収する役割を有していると共に、充填剤Jを充填するための充填部として機能している。
なお、充填剤Jの充填タイミングは、回転軸21の凹部31にロータコア22の凸部32を嵌合させた後でもよいし、凹部31または凸部32の少なくとも何れか一方に、予め充填剤Jを塗布した状態で、凹部31に凸部32を嵌合させてもよい。また、充填剤Jとしては、接着剤や樹脂等が挙げられる。
このような構成のもと、回転軸21にロータコア22を組み付けるにあたって、まず、回転軸21と同心円上に、円筒状で磁化された治具(不図示)を配置する。続いて、回転軸21の凹部31にロータコア22の凸部32を嵌合させるようにして、回転軸21にロータコア22を組み付けていく。
このとき、治具に、磁性体であるロータコア22が磁気的に吸引される。そして、ロータコア22は、回転軸21に対して径方向に沿ってスライド移動可能に構成されているので、先端22bが治具の内周面に当接する。これにより、ロータコア22の径方向の位置決めが精度よく行われる。そして、回転軸21へのロータコア22の組付けが完了する。
なお、凹部31と凸部32との間の隙間Sに充填剤Jを充填するタイミングは、凹部31に凸部32を嵌合させた後でも、嵌合させる前でもよい。凹部31に凸部32を嵌合させる前に、これら凹部31や凸部32に充填剤Jを塗布した場合であっても、充填剤Jの硬化前にロータコア22の位置決めを完了させればよい。
したがって、上述の第2実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果に加え、ロータコア22の位置決めをさらに精度よく行うことができる。すなわち、キー溝部33とキー部35とにより回転軸21に対するロータコア22の周方向の移動を規制しつつ、回転軸21に対するロータコア22の突出長さを調整できる。この結果、回転軸21に対するロータコア22の突出長さのばらつきを極力抑えることができる。
よって、ロータコア22の先端22bとステータコア12のティース部14(何れも第2実施形態では不図示)の先端とのエアギャップGが全周に渡って精度よく形成され、モータ性能を向上させることができる。
なお、上述の第1、第2実施形態では、ロータコア22の先端22bの曲率半径R1の中心C1は、回転軸21の軸心C2に対して所定間隔δ1だけ偏心している場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、曲率半径R1の中心C1と回転軸21の軸心C2とが同軸上に位置するように、ロータコア22の先端22bを形成してもよい。
(第3実施形態)
次に、図6に基づいて、第3実施形態について説明する。
図6は、第3実施形態におけるロータ303の一部を拡大した概略構成図であって、前述の図2に対応している。
同図に示すように、第3実施形態では、ロータコア22の先端22bで、かつ周方向両側縁に、爪部41が一体成形されている。この点、前述の第1実施形態と第3実施形態との相違点である。
爪部41は、永久磁石23の径方向への抜けを防止するための抜け止め部として機能するものである。爪部41の径方向外側の面、つまり、爪部41の外周面は、ロータコア22の先端22bの円弧形状に沿うように形成されている。
ここで、前述の第1実施形態では、ロータコア22の先端22bの曲率半径R1の中心C1は、回転軸21の軸心C2に対して所定間隔δ1だけ偏心している(図1参照)。この形状を第3実施形態のロータコア22に採用すると、隣接するロータコア22間の径方向内側に爪部41が食い込む形となり、この分、永久磁石23の径方向の長さが短くなってしまう。永久磁石23の径方向の長さが短くなると、永久磁石23の有効磁束が低下してしまう。
このため、第3実施形態のロータコア22の先端22bの曲率半径R1’の中心は、回転軸21の軸心C2と同軸上に設定することが望ましい。これにより、永久磁石23の径方向の長さを十分確保することができ、永久磁石23の有効磁束を十分確保することができる。
また、爪部41の周方向への突出高さT1、および爪部41の径方向の幅W4は、ほぼ同一寸法に設定されている。爪部41の突出高さT1、および爪部41の径方向の幅W4は、爪部41の剛性を確保でき、かつ永久磁石23の径方向への抜けを防止できる寸法に設定されていればよい。例えば、ロータコア22を、電磁鋼板を積層して形成した場合、爪部41の突出高さT1、および爪部41の径方向の幅W4は、電磁鋼板の板厚程度に設定されていればよい。これにより、永久磁石23の径方向への抜けを確実に防止でき、かつ爪部41の剛性を十分確保できる。
したがって、上述の第3実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果に加え、永久磁石23の径方向への抜けを確実に防止できる。
また、永久磁石23の位置精度を高めることができるので、モータ特性を向上できる。
さらに、爪部41という簡素な構造で永久磁石23の径方向への抜けを防止できるので、このような抜け止め防止機能を設けてもロータコア22の大型化を抑制できる。
なお、上述の第3実施形態では、ロータコア22の先端22bで、かつ周方向両側縁に爪部41が一体成形されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ロータコア22の先端22bで、かつ周方向両側縁の少なくとも何れか一方に爪部41が設けられていればよい。この場合、各爪部41によって全ての永久磁石23の径方向への抜けを防止できるように、各爪部41を配置することが望ましい。
また、ロータコア22に爪部41が一体成形されていなくてもよく、ロータコア22とは別体に爪部41を設けてもよい。
さらに、爪部41の形状は、上述の第3実施形態の形状に限られるものではなく、永久磁石23の径方向への抜けを防止できる形状であればよい。
(第4実施形態)
次に、図7、図8に基づいて、第4実施形態について説明する。
図7は、第4実施形態におけるロータ403の概略構成図である。
同図に示すように、第1実施形態と第4実施形態との相違点は、第1実施形態では回転軸21に凹部31を形成する一方、ロータコア22に凸部32を形成したが、第4実施形態では、回転軸21に凸部432を形成する一方、ロータコア22に凹部431を形成する点にある。
図8は、図7のD部拡大図である。
同図に示すように、ロータコア22の基端22aに形成された凹部431は、開口側にダブテール溝部434が形成され、ダブテール溝部434の径方向外側にキー溝部433が形成されている。ダブテール溝部434は、開口側から径方向外側に向かうに従って漸次溝幅を大きくなるように末広がり状に形成されている。換言すれば、ダブテール溝部434は、軸方向平面視で略等脚台形状に形成されている。キー溝部433の周方向の幅は、ダブテール溝部434の下底の長さと同一に設定されている。
一方、回転軸21の外周面に形成された凸部432は、凹部431に対応するように、回転軸21の外周面からダブテール突起部436、キー部435の順に配置され、一体成形されている。キー部435の幅は、キー溝部433の幅とほぼ同一に設定されている。
このように構成した場合であっても、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の第1〜第3実施形態では、凹部31の開口側にキー溝部33を形成し、キー溝部33の径方向内側にダブテール溝部34を形成した場合について説明した。また、凸部32を凹部31の形状に対応するように形成した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、キー溝部33とダブテール溝部34との形成位置を逆にしてもよい。この場合、凹部31の形状に対応させて凸部32を形成する。
同様に、上述の第4実施形態の凹部431も、キー溝部433とダブテール溝部434とを逆に形成してもよい。この場合も、凹部431の形状に対応させて凸部432を形成する。
また、上述の第1〜第3実施形態では、ロータコア22に括れ部37を形成し、この括れ部37に永久磁石23の丸面取り部23aを配置する場合について説明した。そして、ロータコア22の括れ部37を、ロータコア22の径方向外側への抜けを防止する抜け止め部として機能させる場合について説明した。しかしながら、この抜け止め部は、ロータコア22の括れ部37に限られるものではなく、ロータコア22に、このロータコア22の径方向外側への抜けを防止するものが設けられていればよい。
さらに、上述の実施形態では、回転軸21が、例えばアルミ焼結材により形成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、少なくとも外周面の凹部31,431が形成可能な範囲が非磁性体により構成されていればよい。
また、回転軸21を、アルミ焼結材に代わって、例えば樹脂により形成することも可能である。樹脂で形成する場合、ロータコア22を金型内に位置決めし、樹脂モールドによって回転軸21を形成することも可能である。
また、各実施形態を組み合わせることも可能である。例えば、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせ、第2実施形態のロータコア22に、第3実施形態の爪部41を設けてもよい。
1…ブラシレスモータ(モータ)、2…ステータ、3,203,303,403…ロータ、21…回転軸(非磁性体)、22…ロータコア、22a…基端、23…永久磁石、23a…丸面取り部(角部)、31,431…凹部、32,432…凸部、33,433…キー溝部、33a,33b…内側面(面)、34,434…ダブテール溝部、35,435…キー部、36,436…ダブテール突起部、37…括れ部、J…充填剤、S…隙間

Claims (6)

  1. 少なくとも外周面に非磁性体を有する回転軸と、
    前記回転軸の外周面に取付けられ、放射状に配置される複数のロータコアと、
    前記複数のロータコアの間に配置される複数の永久磁石と、
    を備え、
    前記非磁性体、および前記ロータコアの基端の何れか一方に、軸方向に沿って延びる凹部が形成されていると共に、他方に前記凹部に嵌る凸部が形成されており、
    前記凹部は、
    周方向で対向する面が平行となるように形成されたキー溝部と、
    径方向内側、および径方向外側の何れか一方に向かうに従って末広がりとなるように形成されたダブテール溝部と、
    が連通形成されたものであり、
    前記凸部は、
    前記キー溝部に嵌るキー部と、
    前記ダブテール溝部に嵌るダブテール突起部と、
    が一体成形されたものであり、
    周方向において、前記ダブテール溝部と前記ダブテール突起部との間に隙間が形成されていることを特徴とするロータ。
  2. 前記隙間に、充填剤が充填されていることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 前記非磁性体に前記凹部が形成されており、
    前記凹部の開口側に、前記キー溝部が形成されており、
    前記キー溝部の径方向内側に、前記ダブテール溝部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロータ。
  4. 前記ロータコアに、該ロータコアの前記回転軸から径方向への抜けを防止するための抜け止め部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のロータ。
  5. 前記抜け止め部は、前記ロータコアの前記凸部の根元に該凸部の前記キー部よりも周方向の幅が狭くなるように形成された括れ部であり、
    前記括れ部に、前記永久磁石の角部が配置されていることを特徴とする請求項4に記載のロータ。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のロータと、
    前記ロータの周囲を取り囲むように形成され、巻線が巻装されているステータと、
    を備えたことを特徴とするモータ。
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