JP2017200316A - 電力変換システム - Google Patents

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福田 誠
Makoto Fukuda
誠 福田
良治 高岸
Ryoji Takagishi
良治 高岸
秀樹 大庭
Hideki Oba
秀樹 大庭
小林 勇次
Yuji Kobayashi
勇次 小林
俊介 飯田
Shunsuke Iida
俊介 飯田
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/76Power conversion electric or electronic aspects

Abstract

【課題】複数の太陽電池モジュールで発電された直流電力が並列に接続箱へ入力され、接続箱で一つの発電電力に集電されて電力変換装置に入力される電力変換システムにおいて、接続箱と電力変換装置の配置を考慮して、接続箱と電力変換装置との間の電力配線のし易い電力変換システムを提供する。【解決手段】接続箱2と電力変換装置3は、接続箱2が屋外側で電力変換装置3が屋内側となる向かい合わせ状態に建物の壁Kに配置され、建物の壁Kに形成された貫通孔20を通してケーブル30Aの両端にケーブルコネクタ30Bを一体形成した一体型接続ケーブル30によって電気的に接続する。【選択図】図4

Description

本発明は、太陽電池などの外部の直流電源からの直流電力を入力し電力変換装置によっ
て交流電力に変換する電力変換システムに関し、特に、外部の直流電源と電力変換装置と
の間に接続箱を設ける電力変換システムに関する。
建物の屋根などに設置した複数枚の太陽電池モジュールで発電された直流電力が並列に
接続箱へ入力され、接続箱で一つの発電電力に集電され、インバータと称する電力変換装
置に入力され、電力変換装置によって交流電力に変換し、その交流電力を商用電力系統(
GRID)へ供給する電力変換システムがある(特許文献1)。
特開2014−075272号公報
このような電力変換システムは、複数の太陽電池モジュールで発電された直流電力が並
列に接続箱へ入力され、接続箱で一つの発電電力に集電されて電力変換装置に入力される
。このため、外部の直流電源の交換や増設に容易に対応できる効果があるが、接続箱と電
力変換装置との間の電力配線のし易さが課題である。
本発明は、外部の直流電源の交換や増設に容易に対応できる効果を奏することができる
とともに、接続箱と電力変換装置の配置を考慮して、接続箱と電力変換装置との間の電力
配線のし易い電力変換システムを提供する。
本発明の電力変換システムは、太陽電池などの直流電源からの直流電力が接続箱へ入力
され、前記接続箱で集電された直流電力が電力変換装置によって交流電力に変換される電
力変換システムにおいて、
前記接続箱と前記電力変換装置は、建物の壁に横方向に貫通形成した貫通孔に対して、
前記接続箱が屋外側で前記電力変換装置が屋内側となる向かい合わせ状態で配置され、前
記貫通孔を通して電気的に接続されることを特徴とする。
本発明の他の電力変換システムは、太陽電池などの外部の直流電源からの直流電力が接
続箱へ入力され、前記接続箱で集電された直流電力が電力変換装置によって交流電力に変
換される電力変換システムにおいて、
前記接続箱と前記電力変換装置は、建物の壁に横方向に貫通形成した貫通孔に対して、
前記接続箱が屋外側で前記電力変換装置が屋内側となる向かい合わせ状態で配置され、
ケーブルの両端にケーブルコネクタを設けた接続ケーブルが前記貫通孔に配置され、
前記接続箱は前記接続ケーブルの屋外側のケーブルコネクタに接続される接続箱側コネ
クタを有し、
前記電力変換装置は前記接続ケーブルの屋内側のケーブルコネクタに接続される電力変
換装置側コネクタを有し、
前記接続箱と前記電力変換装置は、前記接続ケーブルにて電気的に接続されることを特
徴とする。
本発明によれば、接続箱が屋外側で電力変換装置が屋内側となる向かい合わせ状態で電
気的に接続されるため、両者間の配線部分が外部に現れず、危険の回避効果と意匠的効果
に優れ、外部直流電源としての太陽電池モジュールや太陽電池ストリングスの交換や増設
に容易に対応できる。
本発明に係る太陽光発電装置PVで発電した直流電力を所定の交流電力に変換する電力変換システム1の構成を示す説明図である。 本発明に係る各太陽電池モジュールPV1〜PV4に対応する接続箱2内の回路構成を示す説明図である。 本発明に係る一つの太陽電池モジュールに係る回路構成を示す説明図である。 本発明に係る接続箱と電力変換装置が壁Kに取り付けられる状態を説明する説明図である。 本発明に係る一体型接続ケーブルのケーブルコネクタ30Bと対応する接続箱側コネクタ10のコネクタ部10A及び電力変換装置側コネクタ11のコネクタ部11Aの関係の説明図である。 本発明に係る接続箱と電力変換装置が壁Kに取り付けられた状態を説明する説明図である。 本発明に係る接続箱と電力変換装置が壁Kに取り付けられた状態を平面視で説明する説明図である。 本発明に係る電力変換装置の外観図であり、(イ)は正面図、(ロ)は上面図、(ハ)は下面図、(ニ)は左側面図、(ホ)は右側面図である。 本発明に係る接続箱の外観図であり、(イ)は正面図、(ロ)は上面図、(ハ)は下面図、(ニ)は左側面図、(ホ)は右側面図である。
本実施形態は、太陽電池などの外部直流電源からの直流電力が接続箱へ入力され、前記
接続箱で集電された直流電力が電力変換装置によって交流電力に変換される電力変換シス
テムにおいて、
前記接続箱と前記電力変換装置は、建物の壁に横方向に貫通形成した貫通孔に対して、
前記接続箱が屋外側で前記電力変換装置が屋内側となる向かい合わせ状態で配置され、
ケーブルの両端にケーブルコネクタを設けた接続ケーブルが前記貫通孔に配置され、
前記接続箱は前記接続ケーブルの屋外側のケーブルコネクタに接続される接続箱側コネ
クタを有し、
前記電力変換装置は前記接続ケーブルの屋内側のケーブルコネクタに接続される電力変
換装置側コネクタを有し、
前記接続箱と前記電力変換装置は、前記接続ケーブルにて電気的に接続されることを特
徴とする電力変換システムである。
本発明の実施形態に係る電力変換システム1は、複数の太陽電池モジュールで発電した
直流電力が並列に接続箱2へ入力され、接続箱2で集電された直流電力が電力変換装置3
によって、商用電力系統(GRID)へ重畳可能な交流に変換する交流電力に変換される

以下にその実施例を図に基づき説明する。実施例は、外部の直流電源を複数の太陽電池
モジュールで構成する太陽光発電装置PVとするものである。
図1及び図2は、太陽光発電装置PVで発電した直流電力を所定の交流電力に変換する
電力変換システム1の構成を示す説明図である。図1には、太陽光発電装置PVを4個の
太陽電池モジュールPV1〜PV4で構成する場合を示している。
図1及び図2において、太陽光発電装置PVで発電した直流電力は、接続箱2に入りコ
ンバータD/Dで昇圧され、昇圧された直流電力が接続箱2から電力変換装置3へ入力さ
れる。電力変換装置3は、直流・交流変換回路(インバータという)D/Aを備え、接続
箱2から出力される昇圧された直流電力をインバータD/Aによって、商用電力系統GR
IDの周波数に同期する所定の交流電力に変換する。インバータD/Aによって変換され
た交流電力は、リレーRYを介して商用電力系統GRIDと必要な負荷へ出力される。
電力変換装置3は、各コンバータD/Dで昇圧した電力を複数のスイッチング素子S2
で構成するインバータD/Aで商用電力系統GRIDの周波数に同期する疑似正弦波に変
換し、交流用リアクトルL2、コンデンサC2を含むローパスフィルタLPFで高周波成
分をカットまたは充分に減衰させて正弦波状に近づけ、リレー接点RYを介して商用電力
系統GRIDや負荷へ出力する構成である。
電力変換装置3は、インバータD/AやローパスフィルタLPFを構成する電気部品が
本体3A内に収容されている。図8等に示すように、本体3Aは、上壁、下壁、左壁、右
壁、及び背壁で囲まれ前面開口を有する矩形状の箱を構成し、蓋体3Bは、本体3Aの前
面開口の周縁を巡る環状フランジに対し、4隅を取り付けネジによって着脱自在に取り付
ける構成である。蓋体3Bの前面(正面)下部には、本体3A内に配置したコントロール
パネル部3Cが臨む操作窓が設けられている。コントロールパネル部3Cには、発電電力
や積算電力などの表示部と、運転及び停止スイッチ操作部などが配置されている。主とし
て本体3Aの上壁及び下壁には、本体3Aの内部に収容した電気部品の発熱を放出させる
ための空気の流入と流出のための放熱孔3Dが形成され、その中のスリット状の放熱孔3
D1は、インバータD/Aの放熱用ヒートシンクのフィンに対応する放熱用空気の流入と
流出のための孔である。
接続箱2は、図9等に示すように、上壁、下壁、左壁、右壁、及び背壁で囲まれ前面開
口を有する矩形状の本体2Aを構成し、前面開口は、本体2Aにネジによって取り外し可
能な蓋体2Bによって閉じている。主として本体2Aの上壁及び下壁には、本体2Aの内
部に収容した電気部品の発熱を放出させるための空気の流入と流出のための放熱孔2Dが
形成されている。尚、接続箱2は屋外に配置されるため放熱孔2Dを塞がれた防水構造(
密閉構造)がとられるようにしても良い。
図2には、各太陽電池モジュールPV1〜PV4に対応する接続箱2内の回路構成を示
す。接続箱2は、建物の屋根などに設置した複数の太陽電池モジュールPV1〜PV4で
発電された直流電力は、太陽電池モジュールごとにプラス電力ラインとマイナス電力ライ
ンの2本の入力ラインから手動切り替えスイッチSWを介してそれぞれ対応するにコンバ
ータDC/DCに入力される。この2本の入力ラインは、接続箱2の本体2Aの背面下部
の左右の一方側(実施例では正面視で右側)で、本体2A内に配置した入力側コネクタ(
図示せず)に接続される。
各コンバータD/Dで昇圧された直流電力は、各コンバータD/Dに対応して設けたダ
イオードD1〜D4で構成する集電回路5によって単一の発電電力に集電され、プラス電
力ラインX1とマイナス電力ラインY1から出力される。
集電回路5で集電された接続箱2の出力ラインは、プラス電力ラインX1と、マイナス
電力ラインY1と、アースラインZの3本のラインである。アースラインZは、接続箱2
の本体2Aと電力変換装置3の本体3Aの双方に接続するアースラインである。この3本
のラインは、接続箱2の本体2Aの背面下部の左右の一方側(実施例では正面視で左側)
で、本体2A内に配置した接続箱側コネクタ10に接続される。
太陽電池モジュールPV1に係る回路構成を図3に示す。接続箱2は、太陽電池モジュ
ールPV1で発電した直流電力を取り入れる回路を断続する手動スイッチSWと、手動ス
イッチSWを通った直流電力を昇圧するコンバータD/Dと、ダイオードD1〜D4で構
成する集電回路5を備える。コンバータD/Dは直流電力を昇圧するため、昇圧回路とも
いう。コンバータD/Dの一つの構成として、直流用リアクトルL1、スイッチング素子
S1、ダイオードD1、平滑用のコンデンサC1を含み、所定電圧に昇圧する構成である
。太陽電池モジュールPV2〜PV4についても同様の構成である。
インバータD/Aは、接続箱2から出力される昇圧した直流電力を複数のスイッチング
素子S2で構成する回路によって、商用電力系統GRIDの周波数に同期する疑似正弦波
交流電力に変換する。この変換した電力を交流用リアクトルL2、コンデンサC2を含む
ローパスフィルタLPFで高周波成分をカットまたは充分に減衰させた状態で、リレー接
点RYを介して商用電力系統GRIDへ出力する。
コンバータD/D、インバータD/A及びリレー接点RYは、制御回路CPによって動
作が制御される構成である。リレー接点RYは、商用電力系統GRIDへの出力ラインの
開閉接点のほかに、交流負荷への出力ラインの開閉接点を有する形態とすることができる

制御回路CPは、電力変換装置3の本体3A内に配置される。また、リレー接点RYも
電力変換装置3の本体3A内に配置することができる。
電力変換装置3は、接続箱2の接続箱側コネクタ10と電気的に接続される入力ライン
は、プラス電力ラインX2と、マイナス電力ラインY2と、アースラインZの3本のライ
ンである。この3本のラインは、本体3Aの背面下部の左右の一方側(実施例では正面視
で右側)で、本体3A内に配置した電力変換装置側コネクタ11に接続される。
接続箱2と電力変換装置3は、建物の壁Kに横方向(略水平状態)に貫通形成した貫通
孔20に対して、接続箱2が屋外側で電力変換装置3が屋内側となる向かい合わせ状態で
配置され、貫通孔20に収容配置した一体型接続ケーブル30によって、接続箱2の出力
ラインであるプラス電力ラインX1と、マイナス電力ラインY1と、アースラインZの3
本のラインは、それぞれ対応する電力変換装置3の入力ラインであるプラス電力ラインX
2と、マイナス電力ラインY2と、アースラインZに、一体型接続ケーブル30によって
電気的に接続される。
この構成を以下に記載する。
壁Kに貫通形成した貫通孔20に一体型接続ケーブル30が収容配置される。図4に示
すように、一体型接続ケーブル30は、ケーブル30Aの両端にケーブルコネクタ30B
を一体形成したものを単一ケーブル30Pとした3本構成であり、この単一ケーブル30
Pの3本を一組として一体型接続ケーブル30を構成する。単一ケーブル30Pの3本が
分離した状態で電気絶縁性のケーブル支持体40に並行状態に支持されている。
ケーブル支持体40は、壁Kに貫通形成した貫通孔20に嵌合状態で挿入支持される。
具体的には、貫通孔20に嵌合状態に取り付けた貫通パイプ41内に、一体型接続ケーブ
ル30を取り付けたケーブル支持体40を嵌合状態に取り付ける。
この状態で、貫通パイプ41の屋外側端部41Aと、ケーブル支持体40の屋外側端部
40Aが、壁Kよりも屋外へ突出する。この状態で、屋外側のケーブルコネクタ30Bは
、貫通パイプ41の屋外側端部41Aとケーブル支持体40の屋外側端部40Aよりも更
に壁Kから屋外へ突出する状態である。
このように、ケーブル支持体40は、各単一ケーブル30Pを電気的に絶縁状態に保持
し、且つ貫通パイプ41内に嵌合状態に挿入支持するために、天然材または合成樹脂材に
より形成された弾力性材で構成されるのが望ましい。
また、単一ケーブル30Pは、直線状形態をなすことにより、壁Kを貫通する貫通孔2
0が最短長さとなる直線状に形成でき、貫通パイプ41、ケーブル支持体40、一体型接
続ケーブル30も最短長さとなる。
図5に示すように、各単一ケーブル30Pの屋内側のケーブルコネクタ30B及び屋外
側のケーブルコネクタ30Bは、それぞれ対応する接続箱側コネクタ10のコネクタ部1
0A及び電力変換装置側コネクタ11のコネクタ部11Aが侵入することによって嵌り合
い、電気的に接続される公知の構成である。
接続箱側コネクタ10は、それぞれ3本のコネクタ部10Aが電気的分離した状態に、
合成樹脂製のコネクタ支持体50A内に並行状態に支持されている。電力変換装置側コネ
クタ11は、それぞれ3本のコネクタ部11Aが電気的分離した状態に、合成樹脂製のコ
ネクタ支持体50B内に並行状態に支持されている。接続箱側コネクタ10は、ケーブル
支持体40の屋外端部40A及び貫通パイプ41の屋外側端部41Aが、全周で嵌り込む
ように、コネクタ支持体50A内に収容される形態である。
接続箱側コネクタ10の3本のコネクタ部10Aは、接続箱2の出力ラインであるプラ
ス電力ラインX1、マイナス電力ラインY1、アースラインZとそれぞれ電気的に接続さ
れる。また、電力変換装置側コネクタ11の3本のコネクタ部11Aは、電力変換装置3
の入力ラインであるプラス電力ラインX2、マイナス電力ラインY2、アースラインZと
それぞれ電気的に接続される。
図4に示すように、貫通パイプ41とケーブル支持体40は、その屋外側端部41Aと
屋外側端部40Aが壁Kよりも屋外へ突出する状態に貫通孔20に嵌合状態で取り付け、
この状態で、図6に示すように、壁Kの屋外側には、一体型接続ケーブル30の屋外側の
ケーブルコネクタ30Bと接続箱側コネクタ10のコネクタ部10Aが接続する状態に、
接続箱2が壁Kに取り付けられる。この状態で、ケーブル支持体40の屋外端部40A及
び貫通パイプ41の屋外側端部41Aが、コネクタ支持体50A内に全周で嵌り込む。
また、壁Kの屋内側には、一体型接続ケーブル30の屋内側のケーブルコネクタ30B
と電力変換装置側コネクタ11のコネクタ部11Aが接続する状態に、電力変換装置3が
壁Kに取り付けられる。接続箱2及び電力変換装置3の壁Kへの取り付けは、壁K内に設
けられた補強部材(図示せず)に対してネジやその他の手段によって脱落しないように取
り付ける。
このような接続によって、接続箱2と電力変換装置3が電気的に接続される。
尚、接続箱2、及び電力変換装置3を壁Kに取り付ける際には、壁Kに夫々接続箱2や
電力変換装置3を支えるための取付板を設けると良い(取付板は不図示)。このように取
付板により接続箱2及び電力変換装置3が壁Kに支持されるようにすると、コネクタへの
自重による負荷が軽減される。
接続箱2が壁Kに取り付けられた状態で、一体型接続ケーブル30の屋外側のケーブル
コネクタ30Bと接続箱側コネクタ10のコネクタ部10Aが接続し、ケーブル支持体4
0の屋外端部40Aがコネクタ支持体50A内に嵌り込む。ケーブル支持体40とコネク
タ支持体50Aとの間に防水パッキンを介在させることにより、接続箱側コネクタ10と
一体型接続ケーブル30の屋外側のケーブルコネクタ30Bが防水構造となり、屋外側の
電気接続部分が防水状態となる。また、ケーブル支持体40と貫通孔20の屋外側開口部
分をシール材でシールすることにより、屋外から建物内への雨水の侵入を防止できる。
図8に示すように、貫通孔20に嵌合支持されるケーブル支持体40には、3本の一体
型接続ケーブル30の配置の他に、一体型接続ケーブル30と同様のものが1本、追加用
一体型ケーブル60として独立して配置されている。これは、制御回路CPが電力変換装
置3に含まれる場合には、コンバータD/Dと制御回路CPとを接続する制御ラインが壁
Kを貫通する必要があるため、コントロール用に追加用一体型ケーブル60を利用する。
この場合、ケーブル支持体40の屋外側端部40Aがコネクタ支持体50A内に嵌合する
ことにより4本の一体型接続ケーブルが防水構造となる。
なお、制御回路CPが接続箱2に収容するコンバータD/D用と、電力変換装置3の本
体3Aに収容する電力変換装置3用とに別々の構成とする場合は、この追加用一体型ケー
ブル60は不要である。
上記のように、本発明に係る電力変換システム1は、複数の太陽電池モジュールで発電
した直流電力が並列に接続箱2へ入力され、接続箱2で集電された直流電力が電力変換装
置3によって、商用電力系統(GRID)へ重畳可能な交流に変換する交流電力に変換さ
れる。
このため、接続箱2内の回路構成は上記の構成に限定されず、例えば、コンバータD/
Dは、接続箱2に設けずインバータD/Aの前段回路として、電力変換装置3に含ませる
ことができる。この場合、図2を参照すれば、接続箱2には複数の太陽電池モジュールP
V1〜PV4で発電した直流電力が各スイッチSW1〜SW4を通って並列に接続箱2へ
入力し、各スイッチSW1〜SW4を通った直流電力は、各ダイオードD1〜D4を通っ
たプラスラインXとマイナスラインYに集電されて、各コンバータD/Dへ入力されるよ
うに構成することができる。
上記では、接続箱2と電力変換装置3は、壁Kの貫通孔20に配置する一体型接続ケー
ブル30によって電気的に接続したが、一体型接続ケーブル30に替わって他の電気接続
方式を採用することもできる。
本発明によって、太陽電池モジュールPV1〜PV4ごとにコンバータD/Dを接続箱
2に設けることにより、太陽電池モジュールPV1〜PV4の交換や増設に容易に対応で
きる。更に、接続箱2と電力変換装置3とを壁Kを挟んで向かい合わせ状態に配置し、壁
Kの貫通孔20に一体型接続ケーブル30を採用することによって、接続箱2と電力変換
装置3との間の電力配線のし易さと、接続箱2と電力変換装置3の取り付けのし易い電力
変換システムを提供できる。
上記では、太陽光発電装置PVを4個の太陽電池モジュールPV1〜PV4で構成する
場合を示したが、これに限定されるものではなく、必要に応じて太陽電池モジュールを増
減することができ、その場合も上記同様の構成とすることにより、所期の目的を達成でき
る。
また、上記では太陽光発電装置PVを太陽電池モジュールで構成した場合を説明したが
、太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルを配置して直列接続しており、太陽電池モ
ジュールの1枚当りの出力が小さい場合は、複数枚の太陽電池モジュールを直列接続して
一つのグループを太陽電池ストリングスとして構成し、この太陽電池ストリングスを4個
のPV1〜PV4とし、接続箱2は太陽電池ストリングスごとに昇圧回路D/Dと、各昇
圧回路D/Dで昇圧した直流電力の集電回路5を備える構成でもよい。太陽電池ストリン
グスを増減する場合も、上記同様の構成とすることができる。
外部の直流電源として、太陽電池を取り上げたが、この他に燃料電池、風力発電機、波
動発電機などが本発明に適用できる。
また、図2に示すように、太陽電池モジュールPV1〜PV4と接続箱2を接続する配
線ケーブルや、電力変換装置3とその出力先(例えば建物の分電盤)とを接続する配線ケ
ーブルを壁Kの外側から配線しているが、壁Kの内側を通して配線するようにしても良い
。その際には一体型接続ケーブル30のケーブル支持体40に貫通孔を設けて配線ケーブ
ルをケーブル支持体40の中へ通して配線しても良いし、一体型接続ケーブル30に配線
ケーブルを接続するためのコネクタを設けて壁Kの中で配線ケーブルと接続するようにし
ても良い。また、単純に配線ケーブルを一体型接続ケーブル30の横からと一緒に壁の外
に出すように配線しても良い。
1・・・・・電力変換システム
2・・・・・接続箱
3・・・・・電力変換装置
5・・・・・集電回路
10・・・・接続箱側コネクタ
10A・・・コネクタ部
11・・・・電力変換装置側コネクタ
11A・・・コネクタ部
20・・・・貫通孔
30・・・・一体型接続ケーブル
30A・・・ケーブル
30B・・・ケーブルコネクタ
30P・・・単一ケーブル
40・・・・ケーブル支持体
50A・・・コネクタ支持体
50B・・・コネクタ支持体
60・・・・追加用一体型ケーブル
K・・・・・壁
PV・・・・太陽光発電装置
D/D・・・コンバータ
D/A・・・インバータ
GRID・・商用電力系統



Claims (5)

  1. 直流電源からの直流電力が接続箱へ入力され、前記接続箱で集電された直流電力が電力
    変換装置によって交流電力に変換される電力変換システムにおいて、
    前記接続箱と前記電力変換装置は、建物の壁に横方向に貫通形成した貫通孔に対して、
    前記接続箱が屋外側で前記電力変換装置が屋内側となる向かい合わせ状態で配置され、前
    記貫通孔を通して電気的に接続されることを特徴とする電力変換システム。
  2. 直流電源からの直流電力が接続箱へ入力され、前記接続箱で集電された直流電力が電力
    変換装置によって交流電力に変換される電力変換システムにおいて、
    前記接続箱と前記電力変換装置は、建物の壁に横方向に貫通形成した貫通孔に対して、
    前記接続箱が屋外側で前記電力変換装置が屋内側となる向かい合わせ状態で配置され、
    ケーブルの両端にケーブルコネクタを設けた接続ケーブルが前記貫通孔に配置され、
    前記接続箱は前記接続ケーブルの屋外側のケーブルコネクタに接続される接続箱側コネ
    クタを有し、
    前記電力変換装置は前記接続ケーブルの屋内側のケーブルコネクタに接続される電力変
    換装置側コネクタを有し、
    前記接続箱と前記電力変換装置は、前記接続ケーブルにて電気的に接続されることを特
    徴とする電力変換システム。
  3. 前記接続ケーブルの屋内側のケーブルコネクタは前記壁から屋内へ突出し、前記屋外側
    のケーブルコネクタは前記壁から屋外へ突出し、
    前記接続箱側コネクタは前記接続箱内に配置され、前記電力変換装置側コネクタは前記
    電力変換装置内に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電力変換システム。
  4. 前記接続箱側コネクタは、前記接続ケーブルの屋外側のケーブルコネクタ及び前記貫通
    孔に対して防水構造であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電力変換シ
    ステム。
  5. 前記直流電源は複数の太陽電池モジュールまたは太陽電池ストリングスを備え、前記接
    続箱は前記太陽電池モジュールまたは太陽電池ストリングスごとに昇圧回路と、各昇圧回
    路で昇圧した直流電力の集電回路を備え、前記電力変換装置は前記集電回路から出力され
    た直流電力を所定の交流電力に変換するインバータを備えることを特徴とする請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載の電力変換システム。


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