JP2017199153A - 工程計画作成装置 - Google Patents

工程計画作成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017199153A
JP2017199153A JP2016088505A JP2016088505A JP2017199153A JP 2017199153 A JP2017199153 A JP 2017199153A JP 2016088505 A JP2016088505 A JP 2016088505A JP 2016088505 A JP2016088505 A JP 2016088505A JP 2017199153 A JP2017199153 A JP 2017199153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
worker
process plan
acquisition unit
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016088505A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6786862B2 (ja
Inventor
俊行 都築
Toshiyuki Tsuzuki
俊行 都築
敏雄 青能
Toshio Aono
敏雄 青能
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2016088505A priority Critical patent/JP6786862B2/ja
Priority to DE102017108710.9A priority patent/DE102017108710A1/de
Priority to US15/496,118 priority patent/US11068812B2/en
Priority to CN201710281315.1A priority patent/CN107315393B/zh
Publication of JP2017199153A publication Critical patent/JP2017199153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6786862B2 publication Critical patent/JP6786862B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】より早期に工程計画を更新することができる工程計画作成装置を提供する。
【解決手段】工程計画作成装置は、複数の作業者及び複数の作業種別に関して、作業者毎に作業種別毎の作業能力を記憶する能力データベース57と、標準の作業能力を有する作業者による作業時間に基づき設定された初期工程計画を取得する初期工程計画取得部61と、初期工程計画に含まれる作業を実行する作業者を取得する実行作業者取得部53と、実行作業者取得部53により取得された作業者、及び、当該作業者の作業能力に基づいて、初期工程計画を変更した更新工程計画を作成する工程計画更新部62とを備える。
【選択図】図11

Description

本発明は、工程計画作成装置に関するものである。
複数の処理機械(例えば、工作機械、産業ロボットなど)により構成される生産設備は、複数の対象物についての生産計画に従って実行される。ここで、生産設備には、作業者が全く関与しない完全自動化設備や、作業者が関与する非完全自動化設備が存在する。非完全自動化設備において、複数の処理機械による処理をするために、作業者は、例えば、処理機械の段取り替え、対象物の搬入出、処理機械の起動操作などの作業を行うことがある。
そこで、生産計画に基づいて、複数の処理機械による処理と複数の処理機械に対する作業者による作業とに関する実行順序が規定された工程計画を決定し、作業者は、工程計画に従って作業を実行する。工程計画における作業者による作業として、例えば、処理機械の段取り替え、処理機械へ対象物の搬入、処理機械の起動操作の順に実行され、その後に処理機械による処理が実行される。
特許文献1には、製造業において、離散的に発生する注文、そして特急オーダー、生産遅れなどのイレギュラー発生に対しての全体最適の生産計画作成方法が記載されている。
特開2004−127170号公報
作業者によって、作業能力が異なるため、作業に要する時間が異なる。ここで、工程計画において、作業者による作業は、標準的な作業時間に基づいて決定されることが一般的である。そのため、担当する作業者の作業能力によって、作業者による作業時間は異なる。
熟練作業者が作業を担当する場合には、当該作業が標準よりも早く完了し、未熟作業者が作業を担当する場合には、当該作業が標準よりも遅く完了することがある。これまでの技術によれば、作業者による作業が完了した時点で、工程計画を更新することはできる。しかし、さらに早期に工程計画を更新することができれば、作業者による作業をより効率的に行うことができる。
本発明は、より早期に工程計画を更新することができる工程計画作成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る工程計画作成装置は、複数の処理機械を備える設備を対象とし、前記複数の処理機械による処理と前記複数の処理機械に対する作業者による作業とに関する実行順序が規定された工程計画を作成する工程計画作成装置であって、複数の作業者及び複数の作業種別に関して、作業者毎に作業種別毎の作業能力を記憶する能力データベースと、標準の作業能力を有する作業者による作業時間に基づき設定された初期工程計画を取得する初期工程計画取得部と、前記初期工程計画に含まれる作業を実行する作業者を取得する実行作業者取得部と、前記実行作業者取得部により取得された作業者、及び、当該作業者の前記作業能力に基づいて、前記初期工程計画を変更した更新工程計画を作成する工程計画更新部とを備える。
作業者によって、作業能力が異なるため、同一作業であっても、作業に要する時間が異なる。そこで、本発明に係る工程計画作成装置によれば、作業を行う作業者が決定された後に、工程計画更新部が、当該作業者の作業能力に応じて工程計画をリアルタイムで更新する。従って、作業が完了する前に、工程計画を更新することができる。工程計画が早期に更新することができるため、より効率的に次作業を行うことができる。
本実施形態の設備の配置図である。 設備の内部構成を示す図である。 図2の作業者端末(ホーム端末、携帯端末、操作盤)において、作業開始時の操作手順及び表示内容を示す図である。 図2の作業者端末(ホーム端末、携帯端末、操作盤)において、作業完了時の操作手順及び表示内容を示す図である。 図1及び図2に示す管理装置の構成を示す。 図4の表示装置に表示される内容であって、初期工程計画、工程実績及び更新工程計画(予定計画)が表示される。 図4の能力データベースに記憶される作業者の作業能力の第一例を示す図である。 図4の能力データベースに記憶される作業者の作業能力の第二例を示す図である。 図4の作業状態取得部における作業開始時刻推定部による処理を示すフローチャートである。 図4の作業状態取得部における作業完了時刻推定部による処理を示すフローチャートである。 図4の全作業者状態取得部により取得される情報を示す図である。 図4の次作業決定部による処理を示すフローチャートである。 図4の工程計画更新部による処理を示すフローチャートである。
(1.設備1の構成)
本発明の実施形態の工程計画作成装置を適用した設備1の構成について、図1を参照して説明する。設備1は、例えば、種々の対象物の生産を行う生産設備、対象物の搬送を行う物流設備などである。本実施形態においては、設備1は、機械加工を行う生産設備を例にあげる。また、当該設備1は、作業者が関与する非完全自動化設備である。つまり、設備1は、設備1を構成する処理機械MC1−MC8の処理を全て自動で稼働するのではなく、各処理機械MC1−MC8に対する作業者による作業を必要とする。
図1に示すように、設備1は、8台の処理機械MC1−MC8、ホーム端末HP、複数の携帯端末W、管理装置Mを備える。生産の対象物は、例えば、円筒状の部材であるとする。
処理機械MC1−MC8は、例えば、マシニングセンタ、旋盤、研削盤などの工作機械であり、処理機械MC1からMC8の順は、工程順である。処理機械MC1−MC8は、2列に配列されており、各列の処理機械MC1−MC8は、正面同士が対向するように配列される。
処理機械MC1−MC8は、順に、外形の荒加工を行う旋盤、外形の中仕上げ加工を行う研削盤、内形の荒加工を行う旋盤、内形の中仕上げ加工を行う研削盤、外形のストレート部の仕上げ加工を行う研削盤、外形のテーパ部の仕上げ加工を行う研削盤、内形のストレート部の仕上げ加工を行う研削盤、内形のテーパ部の仕上げ加工を行う研削盤である。
ホーム端末HPは、設備1のホームポジションPに設置される。ホームポジションPは、設備1の基準となる位置であって、作業上の観点から規定される位置である。ここで、ホーム端末HPは、作業者に対して作業指示を行うと共に、作業者による作業開始情報及び作業完了情報の入力処理を行うための装置である。作業者は、作業を開始及び完了の都度、ホーム端末HPにて入力処理を行う。そこで、作業者の移動距離の観点から、ホーム端末HPが設置されるホームポジションPは、設備1全体における中央付近としている。なお、ホーム端末HPが設置されるホームポジションPは、設備1の中央付近に限らず、設備1を構成する処理機械MC1−MC8の配列に応じて適宜決定される。
携帯端末Wは、ホーム端末HPと同様の機能を有し、作業者が携帯可能な端末である。つまり、携帯端末Wは、作業者に対して作業指示を行うと共に、作業者による作業開始情報及び作業完了情報の入力処理を行うための装置である。携帯端末Wは、ハンディタイプ、装着タイプの何れでもよい。ハンディタイプの例としては、タブレット、携帯電話、スマートフォンのような非装着型デバイスなどがある。装着タイプの例としはて、腕バンドタイプ、眼鏡タイプ、イヤホンタイプ、ヘルメット取付タイプなどがある。
ここで、ホーム端末HPと携帯端末Wとは、同様の機能を有するため、何れか一方を選択的に用いることができる。両者を用いる場合には、例えば、未熟作業者は、ホーム端末HPのみを使用し、熟練作業者は、ホーム端末HP及び携帯端末の両者を使用可能とすることもできる。後述するが、携帯端末Wを用いる場合には、作業能力の一つしての作業時間を推定することになるため、作業者の作業能力を正確に把握することができない。そこで、作業者の作業能力がある程度安定した状態になるまで、すなわち熟練作業者になれば、携帯端末Wを使用できるようにするとよい。
管理装置Mは、処理機械MC1−MC8による処理、及び、処理機械MC1−MC8に対する作業者による作業について管理する。詳細には、管理装置Mは、稼働実績の把握機能、作業者に対する次作業指示機能、更新工程計画の作成機能を有する。管理装置Mは、処理機械MC1−MC8及びホーム端末HPと、有線又は無線の通信ネットワークにより接続される。管理装置Mは、携帯端末Wと無線の通信ネットワークにより接続される。
(2.処理機械MC、ホーム端末HP及び携帯端末Wの内部構成)
次に、処理機械MC1−MC8、ホーム端末HP及び携帯端末Wの内部構成について、図2を参照して説明する。
処理機械MC1−MC8は、機械本体11、制御装置12及び操作盤13を備える。操作盤13は、入力部13aと表示部13bとを備える。ホーム端末HPは、入力部21と表示部22とを備える。携帯端末Wは、入力部31、表示部32、位置センサ33を備える。操作盤13の入力部13a、ホーム端末HPの入力部21、及び、携帯端末Wの入力部31は、例えば、タッチ操作による入力が可能なタッチパネル、機械式ボタンなどである。携帯端末Wの位置センサ33は、設備1内において携帯端末W自身の位置を認識するためのセンサであって、例えばGPSセンサである。
(3.作業者端末13,HP,Wの構成及び操作手順)
操作盤13、ホーム端末HP及び携帯端末Wは、作業者に対する指示を行うと共に、作業者による入力処理を行うための装置であるため、以下において、総称して作業者端末13,HP,Wと称する。作業者端末13,HP,Wの構成について、図3A及び図3Bを参照して説明する。
作業者端末13、HP,Wは、図3A及び図3Bに示すように、次作業又は現在作業を表示するための作業表示欄41、次作業候補の一覧を表示するための候補欄42、作業者名ボタン、作業者毎に作業の開始ボタン、完了ボタン、キャンセルボタンを表示する入力欄43を備える。
作業表示欄41には、作業対象の処理機械MC1−MC8、及び、作業種別が記載される。さらに、作業表示欄41には、図3Aに示すように、次作業を開始しようとする作業者に対して次作業を指示する欄として機能するとともに、図3Bに示すように、現在作業の完了処理をしようとする作業者に対して現在作業を表示する欄として機能する。
候補欄42には、現在、作業者により実行できる作業(以下、次作業候補と称する)が表示されており、作業対象の処理機械MC1−MC8、及び、作業種別が記載される。さらに、候補欄42には、複数の次作業候補が表示される場合には、優先順位も表示される。
次に、作業者が次作業を開始する場合において、作業者による操作手順について図3Aを参照して説明する。ここで、作業者端末13,HP,Wの候補欄42には、現在実行可能な次作業候補が常時表示されている。そして、現在作業を行っていない作業者は、作業者端末13、HP,Wの自身の作業者名ボタンをタッチする(図3Aの(1)にて図示)。そうすると、作業者端末13,HP,Wの作業表示欄41には、次作業が表示される(図3Aの(2)にて図示)。この次作業は、候補欄42に表示されている次作業候補の中の一つである。つまり、作業者は、作業者端末13,HP,Wにより次作業を指示される。続いて、作業者は、開始ボタンをタッチして(図3Aの(3)にて図示)、指示された次作業に取りかかる。
次に、作業者が現在作業を完了する場合において、作業者による操作手順について図3Bを参照して説明する。処理機械MC1−MC8における作業を完了した作業者は、作業者端末13、HP,Wの自身の作業者名ボタンをタッチする(図3Bの(1)にて図示)。そうすると、作業者端末13,HP,Wの作業表示欄41には、現在行っていた作業が表示される(図3Bの(2)にて図示)。つまり、作業者は、作業表示欄41にて、現在行っていた作業を確認できる。続いて、作業者は、完了ボタンをタッチして(図3Bの(3)にて図示)又は処理機械MC1−MC8からの信号等により、現在行っていた作業を完全に完了する。
(4.管理装置Mの概要)
次に、管理装置Mの概要について、図4を参照して説明する。管理装置Mは、図4に示すように、工程計画記憶部51、機械状態取得部52、実行作業者取得部53、位置情報取得部54、作業状態取得部55、工程実績記憶部56、能力データベース57、次作業候補抽出部58、全作業者状態取得部59、次作業決定部60、初期工程計画取得部61、工程計画更新部62、表示装置63、作業種別取得部64を備える。
管理装置Mを構成する各部のうち、機械状態取得部52は、処理機械MC1−MC8の制御装置12から処理機械MC1−MC8の現在状態(稼働状態)に関する情報を取得する。また、実行作業者取得部53、位置情報取得部54、及び、作業状態取得部55は、作業者端末13,HP,Wから、実行作業者の情報、位置情報、作業状態に関する情報を取得する。実行作業者取得部53は、作業者端末13,HP,Wにおいて、タッチされた作業者名ボタンに対応する作業者の情報を、実行作業者として取得する。つまり、実行作業者取得部53は、作業を実行する作業者のID情報(作業者の名称など)を取得する。管理装置Mを構成する他部は、管理装置M内に処理を行う部位であり、後に詳述する。
ここで、管理装置Mは、上述したように、稼働実績の把握機能、作業者に対する次作業指示機能、更新工程計画の作成機能(本発明の工程計画作成装置に相当する)を有する。稼働実績の把握機能は、工程計画記憶部51、機械状態取得部52、作業状態取得部55、工程実績記憶部56、表示装置63、作業種別取得部64により構成される。
作業者に対する次作業指示機能は、工程計画記憶部51、機械状態取得部52、実行作業者取得部53、位置情報取得部54、作業状態取得部55、能力データベース57、次作業候補抽出部58、全作業者状態取得部59、次作業決定部60により構成される。更新工程計画の作成機能(本発明の工程計画作成装置に相当する)は、工程計画記憶部51、工程実績記憶部56、初期工程計画取得部61、実行作業者取得部53、作業状態取得部55、作業種別取得部64、能力データベース57、工程計画更新部62により構成される。
(5.稼働実績の把握機能)
管理装置Mの稼働実績の把握機能について、図4及び図5を参照して説明する。まずは、稼働実績の把握機能に用いられる初期工程計画、工程実績及び更新工程計画について、図5を参照して説明する。
図5は、表示装置63に表示される内容である。図5には、現在時刻を表すペースメーカー、工程計画記憶部51に記憶される対象物毎の初期工程計画、工程計画記憶部51に記憶される対象物毎の更新工程計画、及び、工程実績記憶部56に記憶される対象物毎の工程実績が表示される。対象物1a,1b,1cは、同種の対象物であって、対象物2a,2b,2cは、同種の対象物である。ここで、対象物とは、生産設備においては生産対象物(工作物、組立品など)であり、物流設備において物流対象物(搬送物)である。また、対象物1a,1b,1cと、対象物2a,2b,2cと、対象物3とは、異種の対象物である。
ここで、工程計画とは、複数の処理機械MC1−MC8による処理と複数の処理機械に対する作業者による作業とに関する実行順序が規定された計画である。初期工程計画及び更新工程計画は、工程計画記憶部51に記憶されている。初期工程計画とは、対象物の生産計画に基づいて、管理者によって予め決定される。さらに、初期工程計画は、標準の作業能力を有する作業者による作業時間に基づき設定された工程計画である。更新工程計画とは、処理機械の稼働実績及び作業者の作業実績に応じて、初期工程計画を更新した工程計画である。工程実績とは、処理機械MC1−MC8による処理実績、及び、作業者による作業実績を表す。工程実績は、工程実績記憶部56に記憶されている。
図5において、ペースメーカーの表示より、現在時刻が23時30分頃であることが分かる。初期工程計画は、図5の対象物毎の初期計画欄に表示されている。初期計画欄において、白抜き実線枠は、作業者による作業であり、ハッチング実線枠は、処理機械MC1−MC8による処理である。
工程実績は、図5の対象物毎の実績予定欄のうち、白抜き実線枠及びハッチング実線枠である。実績予定欄において、白抜き実線枠は、作業者による作業実績であり、ハッチング実線枠は、処理機械MC1−MC8による処理実績である。更新工程計画は、図5の対象物毎の実績予定欄のうち、白抜き破線枠及びハッチング破線枠である。白抜き破線枠は、作業者による予定作業であり、ハッチング破線枠は、処理機械MC1−MC8による予定処理である。ここで、図5において、黒塗りは、現在実行している処理機械MC1−MC8による処理又は作業者による作業である。また、枠と枠の隙間は、処理機械MC1−MC8による処理も作業者による作業も行われない時間帯である。
ここで、工程実績記憶部56は、処理機械MC1−MC8による処理実績及び作業者による作業実績を記憶する。処理機械MC1−MC8による処理実績は、機械状態取得部52が取得する情報である。機械状態取得部52は、処理機械MC1−MC8の制御装置12から、処理機械MC1−MC8の現在状態(稼働状態)を取得する。
また、作業者による作業実績は、作業状態取得部55及び作業種別取得部64が取得する情報である。作業状態取得部55は、作業実績の一つとして、作業者による作業状態に関する情報を取得する。ここで、作業者による作業状態に関する情報とは、作業開始時刻、作業完了時刻、並びに、作業中であるか作業完了状態であるかの情報である。
さらに、作業種別取得部64は、作業実績の他の一つとして、作業者が実行する作業種別を取得する。作業種別取得部64は、後述する次作業決定部60により決定された次作業を取得することで、作業種別を取得している。なお、作業状態取得部55の処理及び次作業決定部60の処理の詳細は、後述する。
(6.能力データベース57)
次に、管理装置Mの作業者に対する次作業指示機能に用いられる能力データベース57について、図6A、図6Bを参照して説明する。図6Aは、第一例の能力データベース57であり、図6Bは、第二例の能力データベース57である。
能力データベース57は、複数の作業者及び複数の作業種別に関して、作業者毎に作業種別毎の作業能力を記憶する。作業種別としては、例えば、段取り、試加工、異常復帰処理などである。さらに、各情報は、処理機械MC1−MC8毎に記憶されている。
図6Aに示すように、第一例の能力データベース57は、該当する作業種別について、各作業者が実行可能か否かの情報を有している。図中、○印は、当該作業種別を作業可能であることし表し、×印は、当該作業種別を作業不可であることを表す。作業者Aは、全ての作業種別を作業可能であるのに対して、作業者B,C,Dは、一部の作業種別のみを作業可能である。さらに、第一例の能力データベース57は、作業可能な場合に、各作業者による作業時間を有している。この作業時間は、過去の実績の中の最短時間、又は、最近の平均時間などとされる。
図6Bに示すように、第二例の能力データベース57は、該当する作業種別について、各作業者が作業可能か否か、作業可能であるとした場合に、習熟度レベルを含む。例えば、第二例の能力データベース57は、各作業者が作業可能である場合に、習熟度レベルとして、標準能力以上を有しているか、標準能力を有していないかを表す。図中、○印は、標準能力以上を有することを表し、△印は、標準能力を有していないことを表し、×印は、当該作業種別の実行不可であることを表す。さらに、第二例の能力データベース57は、作業可能な場合に、各作業者による作業時間を有している。この作業時間は、過去の実績の中の最短時間、又は、最近の平均時間などとされる。
(7.作業状態取得部55による処理)
管理装置Mによる作業者に対する次作業指示機能及び稼働状態の把握機能に用いられる作業状態取得部55による処理について、図3A、図3B、図7及び図8を参照して説明する。作業状態取得部55は、作業開始時刻推定部55a及び作業完了時刻推定部55bを備える。
図7に示すように、作業開始時刻推定部55aは、作業者端末13,HP,Wにより開始情報を取得したかを判定する(S11)。すなわち、推定部55aは、作業者が作業者端末13,HP,Wの図3Aに示す開始ボタンをタッチしたか否かを判定する。推定部55aは、開始情報を取得した場合には、操作された作業者端末がホーム端末HPであるか(S12)、ホーム端末HPでなければ携帯端末Wであるか(S13)を判定する。
作業者がホーム端末HPを操作した場合には(S12:Yes)、推定部55aは、開始ボタンをタッチした現在時刻を開始時刻とする(S14)。作業者が携帯端末Wを操作した場合には(S12:No→S13:Yes)、推定部55aは、位置情報取得部54にて取得された携帯端末Wの位置情報を取得する(S15)。続いて、推定部55aは、作業者の標準移動速度と、携帯端末Wの現在位置からホームポジションPまでの距離とに基づいて、作業者の移動時間を推定する(S16)。作業者の標準移動速度は、予め設定されている。続いて、推定部55aは、推定した移動時間を現在時刻に加算した時刻を、開始時刻として推定する(S17)。
作業者が操作盤13を操作した場合には(S12:No→S13:No)、推定部55aは、作業者の標準移動速度と、操作された操作盤13の位置からホームポジションPまでの距離とに基づいて、作業者の移動時間を推定する(S18)。続いて、推定部55aは、推定した移動時間を現在時刻に加算した時刻を、開始時刻として推定する(S19)。
図8に示すように、作業完了時刻推定部55bは、作業者端末13,HP,Wにより完了情報を取得したかを判定する(S21)。すなわち、推定部55bは、作業者が作業者端末13,HP,Wの図3Bに示す完了ボタンをタッチしたか否かを判定する。推定部55bは、完了情報を取得した場合には、操作された作業者端末がホーム端末HPであるか(S22)、ホーム端末HPでなければ携帯端末Wであるか(S23)を判定する。
作業者がホーム端末HPを操作した場合には(S22:Yes)、推定部55bは、完了ボタンをタッチした現在時刻を完了時刻とする(S24)。作業者が携帯端末Wを操作した場合には(S22:No→S23:Yes)、推定部55bは、位置情報取得部54にて取得された携帯端末Wの位置情報を取得する(S25)。続いて、推定部55bは、作業者の標準移動速度と、携帯端末Wの現在位置からホームポジションPまでの距離とに基づいて、作業者の移動時間を推定する(S26)。続いて、推定部55bは、推定した移動時間を現在時刻に加算した時刻を、完了時刻として推定する(S27)。
作業者が操作盤13を操作した場合には(S22:No→S23:No)、推定部55bは、作業者の標準移動速度と、操作された操作盤13の位置からホームポジションPまでの距離とに基づいて、作業者の移動時間を推定する(S28)。続いて、推定部55bは、推定した移動時間を現在時刻に加算した時刻を、完了時刻として推定する(S29)。
(8.全作業者状態取得部59による取得情報)
管理装置Mによる作業者に対する次作業指示機能に用いられる全作業者状態取得部59による処理について、図9を参照して説明する。全作業者状態取得部59は、実行作業者取得部53により取得された実行作業者、及び、作業状態取得部55により取得された作業状態に関する情報を受け取る。詳細には、全作業者状態取得部59は、図9に示すように、作業者毎に、作業開始情報の入力時刻、ホームポジションを基準とした作業開始の推定時刻(HP作業開始推定時刻)、作業完了情報の入力時刻、ホームポジションを基準とした作業完了の推定時刻(HP作業完了推定時刻)を有する。
さらに、全作業者状態取得部59は、作業者が、作業中であるか、作業完了した状態であるかの情報を有する。全作業者状態取得部59は、作業を開始した後にまだ完了していなければ作業中であると判定し、作業を完了した後にまだ開始していなければ作業完了状態であると判定する。
さらに、全作業者状態取得部59は、作業中の作業者が指示された作業を完了する予測時刻を有する。このとき、全作業者状態取得部59は、次作業決定部60から作業者に指示した作業種別を取得することにより、作業種別に応じた標準作業時間を考慮して、予測時刻を算出する。
ここで、図9において、作業者Aは、作業中であって、作業開始入力時刻とHP作業開始推定時刻が同時刻である。つまり、作業者Aは、ホーム端末HPを用いて作業開始の操作を行っている。また、作業者Cも同様にホーム端末HPを用いて作業完了の操作を行っている。一方、作業者Dは、作業開始入力時刻とHP作業開始推定時刻が異なる。つまり、作業者Dは、携帯端末W又は操作盤13を用いて操作を行っている。作業者Bも同様である。
(9.次作業指示機能)
次に、管理装置Mによる作業者に対する次作業指示機能について、図3A、図4及び図10を参照して説明する。作業者に対する次作業指示機能は、工程計画記憶部51、機械状態取得部52、実行作業者取得部53、位置情報取得部54、作業状態取得部55、能力データベース57、次作業候補抽出部58、全作業者状態取得部59、次作業決定部60により構成される。
図4に示すように、次作業候補抽出部58は、機械状態取得部52により取得された複数の処理機械MC1−MC8の現在状態、及び、工程計画記憶部51に記憶されている工程計画を取得する。そして、次作業候補抽出部58は、処理機械MC1−MC8の現在状態及び工程計画に基づいて、作業者が行う次作業候補を抽出する。次作業候補は、設備1全体として、現在、作業者による作業を必要とする作業である。この次作業候補は、図3Aの作業者端末13,HP,Wの候補欄42に表示される。次作業候補抽出部58が、複数の次作業候補を抽出する場合には、複数の次作業候補について順位を決定する。順位についても、図3Aの候補欄42に表示される。
次に、次作業決定部60が、所定の作業者に対する次作業を決定する。次作業決定部60による処理については、図10を参照して説明する。決定部60は、実行作業者取得部53から実行作業者を取得したか否かを判定する(S31)。つまり、何れかの作業者が作業者端末13,HP,Wにて作業者ボタンをタッチした場合に、決定部60は、実行作業者を取得したと判定する。
決定部60は、実行作業者を取得しなければ、処理を進めることはない(S31:No)。一方、決定部60は、実行作業者を取得したならば(S31:Yes)、全作業者状態取得部59から、当該実行作業者の状態を取得する(S32)。そして、決定部60は、当該実行作業者の状態が作業完了状態であるか否かを判定する(S33)。作業完了状態でなければ(S33:No)、決定部60は、S31に戻り処理を繰り返す。
一方、作業完了状態であれば(S33:Yes)、次作業候補抽出部58により抽出された次作業候補を取得する(S34)。続いて、決定部60は、実行作業者の作業能力を、能力データベース57から取得する(S35)。続いて、決定部60は、全作業者状態取得部59から、他の作業者の状態を取得する(S36)。例えば、決定部60は、他の作業者で現在次作業を開始可能な状態であるか、他の作業者で間もなく作業を完了する状態であるかなどを取得する。続いて、決定部60は、他の作業者の作業能力を、能力データベース57から取得する(S37)。
最後に、決定部60は、次作業候補、実行作業者の作業能力、他の作業者の状態、他の作業者の作業能力に基づいて、実行作業者に対する次作業を決定する(S38)。決定部60は、上位順位の次作業候補を実行作業者が作業可能か否かを判定し、作業可能な次作業候補を実行作業者の次作業とする。ただし、他の作業者も作業を開始することができる状態の場合には、当該実行作業者の作業能力と他の作業者の作業能力を考慮して、当該実行作業者の次作業を決定する。
例えば、図6Aに示すように、作業者Aは全ての作業種別の作業が可能であるが、作業者B,C,Dは、一部の作業種別のみの作業が可能である。作業者Aの次作業を決定する場合において、作業者Bが現在次作業を開始可能な状態、又は、作業者Bが間もなく次作業を開始可能な状態であるとする。このとき、作業者Aも作業者Bも作業可能な作業種別が、上位順位の次作業候補となっている場合には、決定部60は、下位順位の次作業候補を作業者Aに対する次作業とする。上位順位の次作業候補は、作業者Bの次作業として指示することができるが、下位順位の次作業候補は、作業者Bの次作業として指示できないことがある。そこで、上位順の次作業候補は、作業者Bに対する次作業とし、下位順位の次作業候補を、作業者Aに対する次作業とすることで、次作業候補を効率的に実行することができる。
(10.更新工程計画作成機能)
次に、管理装置Mの更新工程計画の作成機能(本発明の工程計画作成装置に相当する)について、図4、図5及び図11を参照して説明する。更新工程計画の作成機能は、工程計画記憶部51、工程実績記憶部56、初期工程計画取得部61、実行作業者取得部53、作業状態取得部55、作業種別取得部64、能力データベース57、工程計画更新部62により構成される。
初期工程計画取得部61は、工程計画記憶部51に記憶されている初期工程計画を取得する。工程計画更新部62は、初期工程計画取得部61により取得された初期工程計画、工程実績記憶部56に記憶されている工程実績、実行作業者取得部53により取得される実行作業者、作業状態取得部55により取得される作業状態、作業種別取得部64により取得される作業種別、能力データベース57に基づいて、図5の破線枠にて示すような更新工程計画をできるだけ早期に作成する。
詳細には、工程計画更新部62による処理は、図11に示す。更新部62は、初期工程計画取得部61から初期工程計画を取得する(S41)。続いて、更新部62は、工程実績記憶部56に記憶されている実績が更新されたか否かを判定する(S42)。実績が更新されていれば(S42:Yes)、更新部62は、工程実績に基づいて、工程計画を更新する(S43)。続いて、更新部62は、工程計画の全てが実行されたか否かを判定し、まだであればS42に戻り処理を繰り返す(S44:No)。一方、更新部62は、工程計画の全てが実行されていれば(S44:Yes)、処理を終了する。
一方、S42において、実績が更新されていなければ(S42:No)、初期工程計画に含まれていない割込処理が有るかを判定する(S45)。割込処理がなければ(S45:No.)、処理機械MC1−MC8の何れかに異常が発生して、異常処理が必要となったかを判定する(S46)。異常処理が必要でなければ(S46:No)、通常処理となる。この場合、更新部62は、作業状態取得部55により作業開始を取得したかを判定する(S47)。作業が開始されていなければ(S47:No)、更新部62は、S42に戻り処理を繰り返す。
作業が開始されていれば(S47:Yes)、更新部62は、実行作業者取得部53より実行作業者を取得し(S48)、作業種別取得部64より当該実行作業者により行われる作業種別を取得する(S49)。続いて、更新部62は、能力データベース57から、当該実行作業者の作業能力を取得する(S50)。
続いて、工程計画が更新される(S43)。この場合、S43における工程計画の更新では、作業者の作業能力としての作業時間を用いて、当該作業の完了時刻を予測して、工程計画を更新する。つまり、作業者により作業を開始した直後に、作業者に応じた作業時間を反映させた工程計画に更新される。
S45にて割込処理が有る場合(S45:Yes)、割込処理に対する作業を実行する作業者を取得して(S51)、割込処理の作業種別を取得し(S52)、当該作業者の作業能力を取得する(S53)。続いて、工程計画が更新される(S43)。この場合、S43の工程計画の更新では、処理機械MC1−MC8に対する割込処理と、割込処理に対する作業を実行する作業者の作業能力としての作業時間とを用いて、割込処理の完了時刻を予測して、工程計画を更新する。つまり、割込処理を開始した直後に、割込処理に要する処理時間及び作業者に応じた作業時間を反映させた工程計画に更新される。
また、S46にて異常処理が必要となった場合(S46:Yes)、異常に対する復旧作業を実行する作業者を取得して(S51)、復旧処理の作業種別を取得し(S52)、当該作業者の作業能力を取得する(S53)。続いて、工程計画が更新される(S43)。この場合、S43の工程計画の更新では、復旧作業を実行する作業者の作業能力としての作業時間を用いて、復旧作業の完了時刻を予測して、工程計画を更新する。つまり、異常に対する復旧作業を開始した直後に、異常に対する復旧作業の作業時間を反映させた工程計画に更新される。
(11.実施形態の効果)
上記実施形態に係る管理装置Mの工程計画作成機能(工程計画作成装置に相当)は、複数の処理機械MC1−MC8を備える設備1を対象とし、複数の処理機械MC1−MC8による処理と複数の処理機械MC1−MC8に対する作業者による作業とに関する実行順序が規定された工程計画を作成する工程計画作成装置である。
この工程計画作成機能は、複数の作業者及び複数の作業種別に関して、作業者毎に作業種別毎の作業能力を記憶する能力データベース57と、標準の作業能力を有する作業者による作業時間に基づき設定された初期工程計画を取得する初期工程計画取得部61と、初期工程計画に含まれる作業を実行する作業者を取得する実行作業者取得部53と、実行作業者取得部53により取得された作業者、及び、当該作業者の作業能力に基づいて、初期工程計画を変更した更新工程計画を作成する工程計画更新部62とを備える。
ここで、作業者によって、作業能力が異なるため、同一作業であっても、作業に要する時間が異なる。そこで、管理装置Mの工程計画作成機能によれば、作業を行う作業者が決定された後に、工程計画更新部62が、当該作業者の作業能力に応じて工程計画をリアルタイムで更新する。従って、作業が完了する前に、工程計画を更新することができる。工程計画が早期に更新することができるため、より効率的に次作業を行うことができる。
また、実行作業者取得部53は、初期工程計画に含まれていない割込処理が発生した場合に、割込処理に対する作業を実行する作業者を取得する。そして、工程計画更新部62は、初期工程計画に含まれていない割込処理が発生した場合に、処理機械MC1−MC8に対する割込処理と割込処理に対する作業を実行する作業者の作業能力とに基づいて、初期工程計画を変更した更新工程計画を作成する。
割込処理が発生した時に、割込処理に対する作業を実行する作業者が決定された後に、工程計画更新部62が、当該作業者の作業能力に応じて工程計画をリアルタイムで更新する。従って、割込処理の作業が完了する前に、工程計画を更新することができる。工程計画が早期に更新することができるため、より効率的に次作業を行うことができる。
また、工程計画更新部62は、複数の処理機械MC1−MC8の何れかに異常が発生した場合に、異常に対する復旧作業を実行する作業者の作業能力に基づいて、初期工程計画を変更した更新工程計画を作成する。つまり、処理機械に異常が発生した時に、異常に対する復旧作業を実行する作業者が決定された後に、工程計画更新部62が、当該作業者の作業能力に応じて工程計画をリアルタイムで更新する。従って、異常に対する復旧作業が完了する前に、工程計画を更新することができる。工程計画が早期に更新することができるため、より効率的に次作業を行うことができる。
1:設備、 13:操作盤、 33:位置センサ、 51:工程計画記憶部、 52:機械状態取得部、 53:実行作業者取得部、 54:位置情報取得部、 55:作業状態取得部、 55a:作業開始時刻推定部、 55b:作業完了時刻推定部、 56:工程実績記憶部、 57:能力データベース、 58:次作業候補抽出部、 59:全作業者状態取得部、 60:次作業決定部、 61:初期工程計画取得部、 62:工程計画更新部、 63:表示装置、 64:作業種別取得部、 HP:ホーム端末、 M:管理装置、 MC1−MC8:処理機械、 P:ホームポジション、 W:携帯端末

Claims (3)

  1. 複数の処理機械を備える設備を対象とし、前記複数の処理機械による処理と前記複数の処理機械に対する作業者による作業とに関する実行順序が規定された工程計画を作成する工程計画作成装置であって、
    複数の作業者及び複数の作業種別に関して、作業者毎に作業種別毎の作業能力を記憶する能力データベースと、
    標準の作業能力を有する作業者による作業時間に基づき設定された初期工程計画を取得する初期工程計画取得部と、
    前記初期工程計画に含まれる作業を実行する作業者を取得する実行作業者取得部と、
    前記実行作業者取得部により取得された作業者、及び、当該作業者の前記作業能力に基づいて、前記初期工程計画を変更した更新工程計画を作成する工程計画更新部と、
    を備える、工程計画作成装置。
  2. 前記実行作業者取得部は、前記初期工程計画に含まれていない割込処理が発生した場合に、前記割込処理に対する作業を実行する作業者を取得し、
    前記工程計画更新部は、
    前記初期工程計画に含まれていない割込処理が発生した場合に、
    前記処理機械に対する前記割込処理と前記割込処理に対する作業を実行する前記作業者の前記作業能力とに基づいて、前記初期工程計画を変更した前記更新工程計画を作成する、請求項1に記載の工程計画作成装置。
  3. 前記工程計画更新部は、
    前記複数の処理機械の何れかに異常が発生した場合に、
    前記異常に対する復旧作業を実行する前記作業者の前記作業能力に基づいて、前記初期工程計画を変更した前記更新工程計画を作成する、請求項1又は2に記載の工程計画作成装置。
JP2016088505A 2016-04-26 2016-04-26 工程計画作成装置 Active JP6786862B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016088505A JP6786862B2 (ja) 2016-04-26 2016-04-26 工程計画作成装置
DE102017108710.9A DE102017108710A1 (de) 2016-04-26 2017-04-24 Arbeitsanweisungssystem
US15/496,118 US11068812B2 (en) 2016-04-26 2017-04-25 Work instruction system
CN201710281315.1A CN107315393B (zh) 2016-04-26 2017-04-26 作业指示系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016088505A JP6786862B2 (ja) 2016-04-26 2016-04-26 工程計画作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017199153A true JP2017199153A (ja) 2017-11-02
JP6786862B2 JP6786862B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=60239400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016088505A Active JP6786862B2 (ja) 2016-04-26 2016-04-26 工程計画作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6786862B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022009097A (ja) * 2018-02-13 2022-01-14 株式会社東芝 判別装置、判別方法およびプログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63150140A (ja) * 1986-12-16 1988-06-22 Oki Electric Ind Co Ltd 作業計画作成装置
JPH09114889A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Hitachi Ltd 工程計画の作成方法
JPH11129147A (ja) * 1997-10-30 1999-05-18 Ricoh Co Ltd 多数の加工工程からなる加工システムのための作業管理システム
US5913201A (en) * 1991-04-30 1999-06-15 Gte Laboratories Incoporated Method and apparatus for assigning a plurality of work projects
JP2002297216A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Pfu Ltd 差し立てシミュレーションシステムとその制御方法ならびにそのプログラム
US20050154625A1 (en) * 2004-01-14 2005-07-14 Agency For Science, Technology And Research Finite capacity scheduling using job prioritization and machine selection
JP2007293690A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Sharp Corp 人員配置システム、人員配置方法、コンピュータプログラム、および記録媒体
US20120053977A1 (en) * 2010-08-25 2012-03-01 International Business Machines Corporation Scheduling resources from a multi-skill multi-level human resource pool
JP2012174098A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Hitachi Ltd 作業計画作成装置及び作業計画作成方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63150140A (ja) * 1986-12-16 1988-06-22 Oki Electric Ind Co Ltd 作業計画作成装置
US5913201A (en) * 1991-04-30 1999-06-15 Gte Laboratories Incoporated Method and apparatus for assigning a plurality of work projects
JPH09114889A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Hitachi Ltd 工程計画の作成方法
JPH11129147A (ja) * 1997-10-30 1999-05-18 Ricoh Co Ltd 多数の加工工程からなる加工システムのための作業管理システム
JP2002297216A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Pfu Ltd 差し立てシミュレーションシステムとその制御方法ならびにそのプログラム
US20050154625A1 (en) * 2004-01-14 2005-07-14 Agency For Science, Technology And Research Finite capacity scheduling using job prioritization and machine selection
JP2007293690A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Sharp Corp 人員配置システム、人員配置方法、コンピュータプログラム、および記録媒体
US20120053977A1 (en) * 2010-08-25 2012-03-01 International Business Machines Corporation Scheduling resources from a multi-skill multi-level human resource pool
JP2012174098A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Hitachi Ltd 作業計画作成装置及び作業計画作成方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"工程の計画と管理", 機械工学便覧改訂第6版, vol. 第6版, JPN6020003100, 1977, pages 26 - 19, ISSN: 0004205535 *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022009097A (ja) * 2018-02-13 2022-01-14 株式会社東芝 判別装置、判別方法およびプログラム
JP7423584B2 (ja) 2018-02-13 2024-01-29 株式会社東芝 判別装置、判別方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6786862B2 (ja) 2020-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107315393B (zh) 作业指示系统
US20180075780A1 (en) Training assistance apparatus
JP2017199150A (ja) 作業指示システム
EP3482886A1 (en) Programming assistance apparatus, robot system, and method for generating program
JP2018045059A (ja) 教育支援装置
JP2017199151A (ja) 作業指示システム
JP2020006472A (ja) ロボットプログラム生成装置
JP2017199154A (ja) 設備システム
JP6786862B2 (ja) 工程計画作成装置
JP6836103B2 (ja) 工作機械用管理システム
JP2011258118A (ja) 作業日報作成支援装置および作業日報作成支援方法
JP6892289B2 (ja) 工具管理装置
JP6832741B2 (ja) 作業支援システム、作業支援方法及びプログラム
CN105938411A (zh) 控制面板
JP2017199152A (ja) 能力データベース構築装置
JP2018156613A (ja) 作業ナビゲーションプログラム、作業ナビゲーション方法、及び作業ナビゲーション装置
CN108369413B (zh) 工业机器人和用于控制机器人自动选择接下来要执行的程序代码的方法
CN104914792B (zh) 作业计划显示系统
CN108375967B (zh) 控制装置
JP2012008966A (ja) 保守巡回作業表作成装置
US10805159B2 (en) Server-based application software execution system
JP2017182811A (ja) 演算装置
JP7042715B2 (ja) ヘッドマウント装置、サーバ装置および作業支援システム
JP5212211B2 (ja) 生産管理システム
CN110914774B (zh) 设计信息生成装置及设计辅助系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6786862

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150