JP2017198653A - 磁極片による加速度計のバイアスの低減 - Google Patents
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Abstract
【課題】磁極片によって加速度計のバイアスを低減させること。
【解決手段】加速度計は、上部固定子と、下部固定子と、上部固定子と下部固定子との間に配置されたプルーフマス組立体とを含む。上部固定子または下部固定子の少なくとも1つは、励磁リングと、励磁リングに結合された磁石と、磁石の上面に結合された非対称の磁極片とを含む。非対称の磁極片は、上部固定子または下部固定子の少なくとも1つに関連付けられた磁束の中心がプルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされるように、磁石の上面の少なくとも一部を覆う。
【選択図】図1
【解決手段】加速度計は、上部固定子と、下部固定子と、上部固定子と下部固定子との間に配置されたプルーフマス組立体とを含む。上部固定子または下部固定子の少なくとも1つは、励磁リングと、励磁リングに結合された磁石と、磁石の上面に結合された非対称の磁極片とを含む。非対称の磁極片は、上部固定子または下部固定子の少なくとも1つに関連付けられた磁束の中心がプルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされるように、磁石の上面の少なくとも一部を覆う。
【選択図】図1
Description
[0001]本開示は、加速度計に関する。
[0002]加速度計は、慣性力の下でプルーフマスの変位を検出することによって機能する。例えば、加速度計組立体は、容量性のピックオフ・システムによってプルーフマスの変位を検出することができる。本例では、キャパシタ・ピックオフ・プレートを、プルーフマスの上部表面に堆積させることができ、同様のキャパシタ・ピックオフ・プレートをプルーフマスの下部表面に堆積させることができる。キャパシタプレートは、上部固定子および下部固定子の内側対向面と協働して容量性のピックオフ・システムを実現する。さらに、プルーフマスの変位を検出するために、力リバランスシステムが使用されることがあり、この場合、力リバランスコイルを有するコイル巻型がプルーフマスの両側に取り付けられている。力リバランスコイルは、上部固定子および下部固定子の永久磁石、ならびに適切な帰還回路と協働してプルーフマスを支持構造体に対して所定位置(すなわち、ヌルの位置)に保持する。加速度計組立体に印加される加速度は、キャパシタ・ピックオフ・プレートに対するキャパシタンスの変化、またはプルーフマスをヌルの位置に維持するための力リバランスコイルの電流の増加に基づいて決定され得る。
[0003]一例において、加速度計は、上部固定子と、下部固定子と、上部固定子と下部固定子との間に配置されたプルーフマス組立体とを含む。上部固定子または下部固定子の少なくとも1つは、励磁リングと、励磁リングに結合された磁石と、磁石の上面に結合された非対称の磁極片とを含む。非対称の磁極片は、上部固定子または下部固定子の少なくとも1つに関連付けられた磁束の中心がプルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされるように、磁石の上面の少なくとも一部を覆う。
[0004]別の例では、方法は、加速度計のための固定子を形成するステップであって、固定子が励磁リングと、磁石と、非対称の磁極片とを備える、ステップを含む。固定子を形成するステップは、磁石を励磁リングに結合するステップと、非対称の磁極片を磁石の上面に結合するステップとを含むことができる。非対称の磁極片を磁石の上面に結合するステップは、上部固定子または下部固定子の少なくとも1つに関連付けられた磁束の中心がプルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされるように、磁石の上面の少なくとも一部を非対称の磁極片によって覆うステップを含む。
[0005]本開示の1つまたは複数の例についての詳細は、添付図面および以下の記載において述べられる。本開示の他の特徴、目的および利点は、記載および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
[0013]ナビゲーションシステムおよび位置決めシステムは、動作を行う加速度計の精度に依拠する。一部の加速度計の精度は、物理的または熱的歪みによって引き起こされるヒステリシスおよびバイアス不安定性(例えば、加速度計組立体の物理構造の変化)によって制限されることがある。例えば、バイアス不安定性は、加速度計の構築プロセス中に、または加速度計の動作中に生成されることがある。加速度計は、上部固定子および下部固定子に結合されたプルーフマス組立体を含むことある。励磁リングとも呼ばれる固定子の外リングは、固定子の磁束の中心をプルーフマス組立体の質量中心に位置合わせするために非対称となるように(例えば、励磁リングのカットアウトを除去することによって)製造されることがある。しかしながら、励磁リングの一部を除去することによって、励磁リングの上面は、平らでなくなる場合があり、これによって、固定子がプルーフマスにクランプされるときに、プルーフマスが曲がることがある。プルーフマスの曲りは、加速度に比例しないバイアスを出力に生成することがあり、これによって、加速度測定値に誤差が生じることがある。
[0014]本開示は、磁石を含む固定子と、磁石に結合された非対称の磁極片とを含む加速度計について記載する。磁極片の非対称性によって、既存の加速度計と比較して、固定子の磁束の中心をプルーフマスの質量中心によりよく位置合わせすることができる。励磁リングの一部を除去するのではなく非対称の磁極片を使用することによって、記載された技法は、一部の励磁リングの上面と比較して、より平らな上面を有する励磁リングを製造することができる。励磁リングのより平らな上面を生成することによって、本明細書に開示された技法およびデバイスは、加速度計のバイアスを低減させることができ、それによって加速度計がより正確に加速度を決定することができる可能性がある。
[0015]図1は、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的な加速度計2の分解図を示す概念図である。一部の例では、加速度計2(例えば、力リバランス加速度計)は、上部固定子10と、下部固定子30(例えば、総称して「上部固定子10および下部固定子30」)と、上部固定子10と下部固定子30との間に配置されたプルーフマス組立体20とを含む。一部の例では、プルーフマス組立体20は、プルーフマス22、支持構造体24、ならびにプルーフマス22を支持構造体24に柔軟に接続する第1の屈曲部28Aおよび第2の屈曲部28B(総称して、「屈曲部28」)を含むことができる。プルーフマス22は、上部および下部キャパシタンス・ピックオフ・プレート(図1では上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26のみが示されている)、ならびにプルーフマス22の主表面に取り付けられた、上部固定子10および下部固定子30と相互作用するように構成された上部力リバランスコイルおよび下部力リバランスコイル(図1では上部力リバランスコイル27のみが示されている)を含むことができる。
[0016]プルーフマス組立体20の支持構造体24は、プルーフマス22に構造的支持を与え、プルーフマス22と、上部固定子10と下部固定子30との間の分離を維持するのに役立つことができる。一部の例では、支持構造体24は、プルーフマス22および屈曲部28が位置する面を画成することができる。例えば、支持構造体24は、プルーフマス22を実質的に取り囲み、屈曲部28およびプルーフマス22を共通の面内に実質的に維持する平面(例えば、xy平面)のリング構造の形態であってもよい。支持構造体24は円形として示されているが、支持構造体24は、任意の形状(例えば、正方形、矩形、楕円形など)であってもよく、プルーフマス22を取り囲んでも、取り囲まなくてもよいことが考慮されている。支持構造体24は、任意の適切な材料を使用して形成されてもよい。一部の例では、支持構造体24は、溶融石英(SiO2)から作られてもよい。他の例では、支持構造体24は、シリコン材料から作られてもよい。
[0017]支持構造体24は、支持構造体24上の様々な位置に置かれた取付け用パッド29A〜29C(総称して、「取付け用パッド29」)などの1つまたは複数の取付け用パッドを含むことができる。一部の例では、加速度計2が完全に組み立てられたとき、取付け用パッド29は、プルーフマス組立体20を上部固定子10および下部固定子30から分離するために上部固定子10および下部固定子30に接触するように、ならびにプルーフマス組立体20に対する取付け支持を提供するように、隆起していてもよい。取付け用パッド29は、任意の形態または形状を呈してもよく、任意の量が存在してもよい。一部の例では、取付け用パッド29の高さは、上部固定子10および下部固定子30と、プルーフマス22上の上部および下部キャパシタンス・ピックオフ・プレート(例えば、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26)との間の容量性ギャップを規定することができる。一部の例では、取付け用パッド29の高さは、0.0127〜0.0254mm(1/2000〜1/1000インチ)であってもよい。一部の例では、取付け用パッド29は、支持構造体24の両面にあってもよい。
[0018]一部の例では、取付け用パッド29は、上部固定子10および下部固定子30と、プルーフマス組立体20の支持構造体24との間のTEC(熱膨張係数)ミスマッチから生じる力および/または歪みを解放するのに役立つように構成されてもよい。例えば、取付け用パッド29は、加速度計2の構築中にもたらされる力および/または歪みからプルーフマス組立体20の一部分を(例えば、支持構造体24から取付け用パッド29を機械的に分離するカットアウェイを使用することにより)機械的に分離するように構成されてもよい。一部の例では、取付け用パッド29は、上部固定子10および下部固定子30に摩擦力を提供することができ、ならび/または固定子が加速度計2の構築または動作中に移動するもしくはずり落ちるのを防ぐのに役立つことができる。一部の例では、取付け用パッド29は、溶融石英(SiO2)から作られる。他の例では、取付け用パッド29は、シリコン材料から作られる。
[0019]一部の例では、支持構造体24は、複数の電気的なトレース21A〜21B(総称して、「電気的なトレース21」)も含むことができる。一部の例では、電気的なトレース21は、支持構造体24の単一の表面(例えば、上部表面)上に、または支持構造体24の複数の表面(例えば、上部、下部、および側部表面)上に形成されてもよい。電気的なトレース21Aおよび21Bは、電気信号を送るためにそれぞれの電気的なトレース23Aおよび23B(総称して、「電気的なトレース23」)と電気的に通じることができる。一部の例では、電気的なトレース21は、さらなる回路を含む、加速度計2の他の構成要素と(例えば、電気結合パッドまたは取付け用パッド29を介して)電気的接続を確立するために上部固定子10および下部固定子30に、あるいは加速度計2が据え付けられた他のデバイスに電気的に接続されてもよい。
[0020]電気的なトレース21は、任意の適切な導電性材料を使用して形成されてもよい。一部の例では、電気的なトレース21の組成は、支持構造体24の基材との良好な熱膨張係数(TEC)両立性を呈するように、ならびに比較的低い電気抵抗率を示すように選択され得る。例えば、電気的なトレース21は、金の層でめっきされたクロムの層から形成されてもよい。そのような例では、クロムの層は、支持構造体24(例えば、石英)の基材に対して比較的良好な接着力を提供することができ、一方金の層は、低い電気抵抗率、および他の電気的接続(例えば、ワイヤボンド)を確立するための十分な基礎を提供する。電気的なトレース21は、任意の適切な技法を使用して形成されてもよい。例えば、支持構造体24の一部は、電気的なトレース21を画成するためにマスクされ、続いて、例えば、化学気相堆積、物理気相堆積(例えば、電子ビーム蒸着またはスパッタリング)などを使用して、導電性材料の堆積が行われてもよい。
[0021]取付け用パッド29は、プルーフマス組立体20の構成要素および回路を、さらなる回路を含む加速度計2の他の構成要素と電気的に接続するように構成されてもよい。例えば、電気的なトレース21Aおよび21Bを、取付け用パッド29Aおよび29Bの一部にそれぞれ堆積させることができる。上部固定子10および下部固定子30がプルーフマス組立体20の両側に取り付けられる場合、電気的なトレース21は、取付け用パッド29上の接触点を通して上部固定子10および下部固定子30と電気的接続を確立することができる。
[0022]また、プルーフマス組立体20は、1つまたは複数のキャパシタンス・ピックオフ・プレート(例えば、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26)ならびにプルーフマス22の上部および/または下部表面に取り付けられた1つまたは複数の力リバランスコイル(例えば、上部力リバランスコイル27)を含むプルーフマス22を含むことができる。本開示は、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26および上部力リバランスコイル27の観点から加速度計の動作について記載しているが、そのような記載は、下部キャパシタンス・ピックオフ・プレートおよび下部力リバランスコイルの使用、上部および下部キャパシタンス・ピックオフ・プレートと上部および下部力リバランスコイルとの組合せに等しく適用されてもよい。加速度によるプルーフマス22の反りを測定する他の手段も、本開示によって考慮されている。
[0023]一部の例では、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26および上部力リバランスコイル27は、上部固定子10と相互作用するように構成され、加速度計2に印加される加速度を測定することができる。例えば、加速度が加速度計2に印加されているような動作中に、プルーフマス22は、ヌルの位置から反れて、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26と、上部固定子10の内側対向面(例えば、励磁リング40の上面42)との間のキャパシタンスギャップを変化させる(例えば、増加させる、もしくは減少させる)ことができ、結果としてキャパシタンス測定値に変化が生じる。一部の例では、キャパシタンスの変化は、加速度計2に印加される加速度の量を決定するために使用され得る。加えてまたはあるいは、加速度計2は、キャパシタンスの変化に基づいて上部力リバランスコイル27に電流を流し、上部力リバランスコイル27が上部固定子10の磁極片と連携してプルーフマス22の位置をヌルの位置に維持するためのサーボとして働くように構成されてもよい。そのような例では、プルーフマス22をヌルに維持するために上部力リバランスコイル27に印加される電流は、加速度計2に印加される加速度の量に比例し、加速度の量を決定するために使用され得る。
[0024]一部の例では、上部力リバランスコイル27は、プルーフマス22の上部または下部表面に取り付けられてもよい。例えば、上部力リバランスコイル27は、銅コイルから形成され、適切な技法を使用して、プルーフマス22のそれぞれの表面の1つに取り付けられてもよい。一部の例では、上部力リバランスコイル27は、コイルにさらなる支持を提供するコイル巻型(例えば、陽極処理アルミニウム巻型)を含んでもよい。そのような例では、コイル巻型は、例えば、コンプライアント・エラストマーを使用して、プルーフマス22の表面に直接取り付けられてもよい。コンプライアント・エラストマーは、コイル巻型とプルーフマス22の基材との間で起こり得るTEC(熱膨張係数)ミスマッチを緩和するのに役立ち得る。上部力リバランスコイル27は、1つまたは複数の電気的なトレース(例えば、屈曲部28B上の電気的なトレース23B)によって加速度計2の他の電子部品に電気的に接続されてもよい。
[0025]また、プルーフマス22は、プルーフマス22の上部表面に形成された上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26を含む。一部の例では、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26は、上部固定子10の内側対向面と協働して容量性のピックオフ・システムを実現することができる。上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26は、1つまたは複数の電気的なトレース(例えば、屈曲部28A上の電気的なトレース23A)によって加速度計2の他の電子部品に電気的に接続されてもよい。
[0026]上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26は、任意の適切な技法を使用して形成されてもよい。例えば、プルーフマス22の一部は、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26を画成するためにマスクされ、続いて、例えば、化学気相堆積、物理気相堆積(例えば、電子ビーム蒸着またはスパッタリング)などを使用して、導電性材料の堆積が行われてもよい。一部の例では、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26は、プルーフマス22の表面に形成されたクロムの層に続いてクロムの層上に形成された金の層を含むことができる。一部の例では、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26は、同一の導電性材料を使用して、電気的なトレース21と同時に形成されてもよい。他の例では、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26は、同一のまたは異なる導電性材料を使用して、電気的なトレース21とは別個に形成されてもよい。上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26は、c形のキャパシタ・ピックオフ・プレートとして表されているが、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26は、上部固定子10に関するキャパシタンスを測定するように構成された任意の適切な形状の形態をとることができることが考慮されている。
[0027]プルーフマス22は、1つまたは複数の屈曲部28を使用して、支持構造体24に柔軟に接続されてもよい。一部の例では、屈曲部28は、プルーフマス22を支持構造体24内部で支持することができ、プルーフマス22が支持構造体24によって画成された面に対して動くことを可能にする。例えば、屈曲部28は、径方向(例えば、X軸およびY軸方向)には堅く、垂直方向(例えば、Z軸方向)には柔軟であってもよく、それによって、屈曲部28は、プルーフマス22が加速度計2の加速度により、支持構造体24によって画成された面に実質的に直交する(例えば、直交する、もしくはほぼ直交する)方向に動くことを可能にする。
[0028]屈曲部28は、任意の適切な基材から形成されてもよい。例えば、屈曲部28は、溶融石英(SiO2)から作られてもよい。他の例では、屈曲部28は、シリコン材料から作られてもよい。一部の例では、屈曲部28は、支持構造体24およびプルーフマス22と同一の基材を使用して形成されてもよく、それによって、3つの構成要素がモノリシック材料(例えば、単一の構造体)から形成される。例えば、プルーフマス22、屈曲部28、および支持構造体24は、同一のシリコン材料または溶融石英から作られてもよい。そのような例では、プルーフマス組立体20のプルーフマス22、屈曲部28、および支持構造体24を画成する複数のフィーチャは、例えば、炭酸ガスレーザーまたは酸浴槽を使用して、モノリシック材料にエッチングされ、プルーフマス組立体20に対する基部フィーチャを画成することができる。例えば、一部の例では、プルーフマス22、屈曲部28、および支持構造体24に対する基材は、モノリシック材料の形態で(例えば、主として溶融石英またはシリコンから作られた)溶融石英またはシリコンから基本的に構成されてもよい。モノリシック材料は、プルーフマス22、支持構造体24、および屈曲部28の様々なフィーチャを画成するためにフォトレジストマスクによって覆われてもよく、モノリシック材料は、余分な材料を除去し(例えば、蒸発させ)、かつプルーフマス22、支持構造体24、および屈曲部28の様々な構造的フィーチャを形成するためにレーザー光にさらされてもよい。一部の例では、プルーフマス組立体20の基部フィーチャは、モノリシック材料をシルク・スクリーン・ビニル材料またはシリコンゴム材料でマスクし、続いて、モノリシック材料を酸浴槽に浸せきさせ、余分な材料をエッチング除去することによって、モノリシック材料から形成されてもよい。
[0029]一部の例では、屈曲部28は、プルーフマス22の動きを規定する方向に相対的に薄く(例えば、支持構造体24およびプルーフマス22に比べて薄く)てもよい。一部の例において、屈曲部28は、支持構造体24によって画成される面に実質的に直交する(例えば、直交する、もしくはほぼ直交する)方向に約0.25〜約1ミリメートル、または帝国単位でおよそ0.001インチ〜およそ0.04インチの厚さを規定することができる。
[0030]屈曲部28Aおよび28Bは、プルーフマス組立体20の屈曲部28を横切って、ならびに支持構造体24およびプルーフマス22上の構成要素間で電気信号を送るように構成された1つまたは複数のそれぞれの電気的なトレース23Aおよび23Bを含むことができる。一部の例では、電気的なトレース23は、屈曲部28のそれぞれの屈曲部の単一の表面(例えば、上部表面)上に形成されてもよく、または屈曲部28の複数の表面(例えば、上部および下部表面)上に形成されてもよい。電気的なトレース23は、プルーフマス22(例えば、上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート26)上に置かれた回路を含む構成要素と、支持構造体24(例えば、電気的なトレース21)上に置かれたさらなる回路を含む他の構成要素とを電気的に接続する電気的なブリッジとして働くことができる。一部の例では、電気的なトレース23は、電気的なトレース21と同様の材料および技法を使用して形成されてもよい。
[0031]一部の例では、上部固定子10および下部固定子30は、それぞれの取付け用パッド29の1つまたは複数を使用してプルーフマス組立体20の両側に取り付けられ(例えば、クランプされ)てもよい。一部の例では、上部固定子10および下部固定子30は、ベリーバンド(図示せず)を使用して、プルーフマス組立体20に固定されてもよい。そのような例では、ベリーバンドは、上部固定子10および下部固定子30の外面を取り囲む単一金属のフープ様の構造体から形成されてもよい。ベリーバンドは、例えば、エポキシを使用して、上部固定子10および下部固定子30に固定され、それによって、上部固定子10および下部固定子30がプルーフマス組立体20にクランプされた後に、それらを固定する。
[0032]一部の例では、上部固定子10および下部固定子30は、それぞれ励磁リング40、永久磁石50、磁極片60、および空隙38を含むことができる。一部の例では、励磁リング40は、略円筒状であってもよい。図3でより詳細に示されるように、一部の例では、励磁リング40は、略c形の断面を含むことができる。励磁リング40は、上面42、外表面44、底面46、および内表面48を含むことができる。励磁リング40は、例えば、インバー、スーパインバーなどを含む任意の適切な材料から作られてもよい。インバーは、セ氏1度(℃)当たり約2ppmの比較的低いTEC(熱膨張係数)を有することができ、それによって上部固定子10および下部固定子30と、プルーフマス組立体20を形成するために使用される基材(例えば、約0.55ppm/℃のTECを有する溶融石英)との間の両立性の態様を改善することができる。一部の例では、励磁リング40の外表面44の直径は、およそ875/1000インチ(またはメートル単位で、およそ22.2mm)であってもよい。一部の例では、励磁リング40の内表面48の直径は、およそ441/1000インチ(およそ11.2mm)であってもよい。一部の例では、空隙38は、およそ35/1000インチ(およそ0.900mm)であってもよい。一部の例では、寸法は、プラスまたはマイナス0.0254mm(1/1000インチ)の誤差範囲を有してもよい。本明細書に記載された寸法は、単に例であって、他の寸法が使用されてもよいことを理解されたい。また、図面は、必ずしも縮尺通りには描かれないことを理解されたい。
[0033]永久磁石50は、上面52、外表面54、および底面(図1に示さず)を含むことができる。永久磁石50の底面は、励磁リング40に結合されてもよい。例えば、永久磁石50の底面の少なくとも一部は、励磁リング40に接合されてもよい。図1に示されるように、永久磁石は、略円筒状であってもよい。他の例では、永久磁石は、他の形状であってもよい。一部の例では、永久磁石50の外表面54の直径は、およそ370/1000インチ(およそ9.40mm)であってもよい。
[0034]磁極片60は、上面62、外表面64、および底面66を含むことができる。磁極片60は、永久磁石50に結合されてもよい。例えば、磁極片60の底面66の少なくとも一部は、永久磁石50の上面52に接合されてもよい。磁極片60は、磁束が空隙38を横切って励磁リング40内へと進み、永久磁石50に戻るように、磁束を永久磁石50から反らす。
[0035]一部の例では、磁極片60は、xy平面、yz平面、およびzx平面内のそれぞれで対称であってもよい。例示のみを目的として、xy平面は、永久磁石50の上面52によって規定される。他のxy平面は、永久磁石50の上面52によって規定されたxy平面と平行であってもよい。磁極片60がそれぞれの平面内のそれぞれで対称であってもよいため、一部の例では、磁極片60は、永久磁石50を一様に覆う。言いかえれば、磁極片60は、磁極片60が均一の厚さを有するように、yz平面およびzx平面内で対称であってもよく、磁極片が永久磁石50の全上面を実質的に覆うように、xy平面内で対称であってもよい。そのような例では、励磁リング40は、永久磁石50によって生成された磁束の中心をプルーフマス組立体20の質量中心に位置合わせするために非対称であってもよい。一部の例では、励磁リング40の上面42は、上面42をできるだけ平らに作ろうとしてラップ仕上げされることがある。しかしながら、励磁リング40が非対称の場合は、上面42は、一様にラップ仕上げされなくてもよく、それによって励磁リング40の上面42が平らにならなくてもよい。
[0036]一部の例では、磁極片60は、1つまたは複数の面内で非対称であってもよく、永久磁石50の上面52の少なくとも一部を覆ってもよい。例えば、図1に示されるように、磁極片60は、yz平面およびzx平面内で対称であってもよく(例えば、均一の厚さを有してもよく)、特定のxy平面(例えば、永久磁石50の上面52によって規定されるxy平面と平行なxy平面)内で非対称であってもよい。例えば、図1によって示されるように、磁極片60は、磁極片60がyz平面およびzx平面内で対称となるように、yz平面およびzx平面内で均一の厚さを有することができる。対照的に、特定のxy平面に垂直な平面(例えば、yz平面またはzx平面)が特定のxy平面を二分し、それによって二分線の特定の側の磁極片60の一部が、二分線の反対側の磁極片60の一部の鏡映にならない場合、磁極片60は、特定のxy平面内で非対称となり得る。例えば、図1に示されるように、磁極片60は、外表面64の一部に沿って丸みを帯びたエッジ、および外表面64の異なる一部に沿って平らなエッジを含むことができる。したがって、yz平面が特定のxy平面を二分する場合、二分線(yz平面)の一方の側の磁極片60の一部が外表面64に沿って丸みを帯びたエッジを含み、二分線の反対側の磁極片60の一部が、外表面64に沿って平らなエッジを含むため、磁極片60は、特定のxy平面内で非対称となり得る。
[0037]一部の例では、磁極片60は、磁極片60の外表面64が永久磁石50の全外表面54に位置合わせされないように、非対称であってもよい。外表面54および外表面64が互いに実質的に同じ面または同一平面にある場合、磁極片60の外表面64は、永久磁石の外表面54に位置合わせされ得る。一部の例では、磁極片60の外表面64は、永久磁石50の外表面54に位置合わせされた第1の外表面部分68A、および永久磁石50の外表面54に位置合わせされない第2の外表面部分68Bを含むことができる。例えば、図1に示されるように、磁極片60の外表面64は、永久磁石の外表面54と実質的に位置合わせされた(例えば、同じ面または同一平面にある)丸みがつけられた外表面68A、および永久磁石50の外表面54の内側にある平らな外表面68Bを含む(言いかえれば、平らな外表面68Bは、外表面54に位置合わせされていない(例えば、同じ面または同一平面にない))。磁極片60の第2の外表面部分68Bは、平らな面として示されているが、一部の例では、第2の外表面は、湾曲面または他の形状の表面を含んでもよい。
[0038]一部の例では、磁極片60は、永久磁石50の上面52を実質的にすべて覆うことができる。他の例では、図1に示されるように、磁極片60は、永久磁石50の上面52の一部のみを覆ってもよい。例えば、磁極片60は、永久磁石50の上面52の第1の領域を覆ってもよく、永久磁石50の上面52の第2の領域を覆わなくてもよい。したがって、図1に示されるように、永久磁石50の上面52の一部は、磁極片60によって覆われないままであってもよい。
[0039]非対称の磁極片を含むことによって、加速度計は、励磁リング40の対称性を改善しながら、磁束の中心をプルーフマス組立体の質量中心に位置合わせすることができる。励磁リングの表面がより対称性がある場合、励磁リングのラップ仕上げによって励磁リングのより平らな上面を生成してもよい。励磁リングのより平らな上面を生成することによって、プルーフマス組立体が上部固定子および下部固定子にクランプされたときに起きることがあるプルーフマス組立体の歪み量を低減させることができる。プルーフマス組立体の歪みを低減させることによって、加速度測定値における誤差を低減させ、したがって、加速度計の精度を向上させることができる。
[0040]図2Aは、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的なプルーフマス組立体20の平面図を示す概念図である。一部の例では、図2Aのプルーフマス組立体20は、図1のプルーフマス組立体20に対応する。図2Bは、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的な固定子の平面図を示す概念図である。例示のみの目的のために、図2Bの固定子は、下部固定子30として示され、この下部固定子30は、図1の下部固定子30に対応することができる。例えば、下部固定子30は、励磁リング40、永久磁石50、および磁極片60を含むことができる。しかしながら、一部の例では、下部固定子30の記載は、上部固定子10にも適用されてもよい。
[0041]一部の例では、永久磁石50は、位置A〜Eを含むことができる。位置A、B、D、およびEは、永久磁石50の外表面54と上面52の交差する位置を表すことができる。同様に、位置Cは、永久磁石50の上面52上の位置を含むことができる。位置A〜Eは、永久磁石50の上面52に基準点を設けることが単に意図されていることを理解されたい。一部の例では、永久磁石50は、複数の領域を含むことができる。例えば、永久磁石は、位置A、B、およびEによって囲まれた領域によって画成される第1の領域58Aを含むことができ、位置A、B、およびDによって囲まれた領域によって画成される第2の領域58Bを含むことができる。
[0042]磁極片60は、非対称の磁極片であってもよく、永久磁石50の上面52の少なくとも一部を覆うことができる。例えば、図2Bに示されるように、磁極片60は、永久磁石50の上面52によって規定されたxy平面と平行なxy平面内で非対称であってもよい。例えば、磁極片60は、永久磁石50の上面52の第1の領域58Aを覆ってもよく、永久磁石50の上面52の第2の領域58Bを覆わなくてもよい。一部の例では、永久磁石50の第1の領域58Aは、永久磁石50の後部領域59Aおよび中間領域59Bを含むことができ、第2の領域58Bは、永久磁石50の前方領域59Cを含むことができる。例えば、図2Bに示されるように、磁極片60は、永久磁石50の上面52Aの後部領域59Aおよび中間領域59Bを覆ってもよく、永久磁石50の前方領域59Cを覆わなくてもよい。
[0043]一部の例では、第1の領域58Aと第2の領域58Bとの境界は、上面52と外表面54が交差する2点間の線によって画成されてもよい。例えば、位置Aと位置Bとの間の線は、第1の領域58Aと第2の領域58Bとの境界を画成することができる。位置AおよびBは、領域58Aと58Bの物理的な境界を必ずしも形成せず、むしろ第1の領域58Aと第2の領域58Bとの境界は、単に永久磁石50の領域58Aおよび58Bに対する基準として使用され得ることを理解されたい。位置Cは、位置CとDとの間の線が位置AおよびBによって画成された境界に垂直な線を画成することができるように、位置AおよびBによって形成された境界の中間点を表すことができる。一部の例では、永久磁石50の直径がおよそ370/1000インチ(およそ9.40mm)に等しい場合、位置CとDとの間の距離は、およそ50/1000インチ(およそ1.27mm)に等しくてもよい。一部の例では、寸法は、プラスまたはマイナス0.0254mm(1/1000インチ)の誤差範囲を有してもよい。
[0044]他の例では、永久磁石50の第1の領域58Aと第2の領域58Bとの境界は、曲線または他の幾何学形状によって画成されてもよい。一部の例では、第1の領域58Aは、第2の領域58Bを取り囲んでもよい。例えば、第2の領域58Bは、第1の領域58Aによって取り囲まれた形状(例えば、矩形、楕円形、またはその他の幾何学形状)を含んでもよい。例えば、磁極片60は、第1の領域58Aを覆うことができ、磁極片60が永久磁石50の第2の領域58Bを覆わないように、カットアウトを含むことができる(例えば、磁極片60の内側部分が除去されてもよい)。その結果、磁極片60は、上面52の第1の領域58Aを覆い、上面52の第2の領域58Bを覆わないことによって、永久磁石50をxy平面内で非対称に覆うことができる。一部の例では、永久磁石50の上面52の第2の領域58Bを磁極片60によって覆われない状態にしておくことによって、磁束の中心がプルーフマス組立体20の質量中心に位置合わせされるように、磁束の中心をシフトさせることができる。
[0045]一部の例では、永久磁石50の上面52の第2の領域58Bは、第1の領域58Aに比べて屈曲部28の近位にあってもよい。例えば、図2Aのプルーフマス組立体20は、図2Aおよび図2Bと同一の向きで、図2Bの下部固定子30の上に積み重ねられてもよく、それによって、屈曲部28が第2の領域58Bのほぼ上方に位置し、または屈曲部28が第1の領域58Aと比較して、第2の領域58Bに(y方向に)少なくともより近くなる。言いかえれば、屈曲部28は、永久磁石50の上面の後部領域59Aと比較して、前方領域59Cに(y方向に)より近くなることができる。
[0046]図3は、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的な加速度計2の断面図を示す概念図である。また、図1および図2A〜図2Bを参照して上記されたように、加速度計2は、上部固定子10と、プルーフマス組立体20と、下部固定子30とを含むことができる。プルーフマス組立体20は、1つまたは複数の屈曲部(例えば、屈曲部28A)を介して支持構造体24に結合されたプルーフマス22を含むことができる。また、プルーフマス組立体20は、上部および下部力リバランスコイル27を含むことができる。
[0047]一部の例では、上部固定子10および下部固定子30のそれぞれは、それぞれ励磁リング40、永久磁石50、および磁極片60を含むことができる。各永久磁石50の底面56は、それぞれの励磁リング40に結合されてもよく、各磁極片60の各底面66は、それぞれの各永久磁石50のそれぞれの上面52に結合されてもよい。
[0048]単に説明を容易にするために、空隙38、励磁リング40の内表面48、永久磁石50の外表面54および底面56、ならびに磁極片60の底面66は、上部固定子10に関してのみラベル付けされている。しかしながら、図3に示されるように、上部固定子10および下部固定子30は、互いの鏡像であってもよく、そのような下部固定子30も空隙38、励磁リング40の内表面48、永久磁石50の外表面54および底面56、ならびに磁極片60の底面66を含む。
[0049]磁極片60は、永久磁石50の上面52の第1の領域58Aを覆ってもよく、永久磁石50の上面52の第2の領域58Bを覆わなくてもよい。一部の例では、第2の領域58Bは、(第1の領域58Aに比べて)屈曲部28の近位にあってもよく、第1の領域58Aは、(第2の領域58Bに比べて)屈曲部28の遠位にあってもよい。言いかえれば、磁極片60は、屈曲部28の反対側の永久磁石50の第1の領域58Aを覆うことができ、屈曲部28に近い永久磁石50の第2の領域58Bを磁極片60によって覆われないままにしておくことができる。一部の例では、加速度計2は、永久磁石50の第2の領域58Bを覆われない状態にしておくことによって、磁束の中心をプルーフマス組立体の質量中心に位置合わせすることが可能となる場合がある。例えば、プルーフマス組立体20は、屈曲部28の近位に相対的により小さな質量、および屈曲部28の遠位に相対的により大きな質量を含んでもよく、それによって、プルーフマス組立体の質量中心をプルーフマス組立体20の遠位端の方にシフトさせることができる。一部の例では、磁極片60が永久磁石50の第1の領域58Aを覆い、永久磁石50の第2の領域58Bを覆っていないため、磁極片60は、磁束の中心を屈曲部28から遠位にシフトさせることができる。その結果、磁束の中心は、プルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされ得る。
[0050]図4A〜図4Bは、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的な磁石組立体400を示す概念図である。図4Aは、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的な磁石組立体400の側面図を示す概念図である。図4Bは、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的な磁石組立体400の上面図を示す概念図である。
[0051]磁石組立体400は、永久磁石450および磁極片460を含むことができ、これらは、それぞれ図1〜図3の永久磁石50および磁極片60に対応することができる。永久磁石450は、上面452を含むことができ、磁極片460は、上面462を含むことができる。一部の例では、磁極片460は、xy平面、yz平面、およびzx平面内で対称であってもよい。一部の例では、永久磁石450および磁極片460は、略同一の形状であってもよい。例えば、図4Aに示されるように、永久磁石450および磁極片460は、円筒状である。一部の例では、磁極片460の厚さは、実質的に均一であってもよい。例えば、図4Aによって示されるように、磁極片460の厚さは、磁極片460のすべての部分で同じである。図4A〜図4Bに示されるように、一部の例では、磁極片460は、永久磁石450の上面452の第1の領域を覆ってもよく、永久磁石の上面452の第2の領域458Bは、磁極片460によって覆われないままであってもよい。例えば、第2の領域458Bは、永久磁石450の上面452の第1の領域に比べて、プルーフマス組立体の少なくとも1つの屈曲部の近位にあっても、またはより近くてもよい。一部の例では、磁極片460が永久磁石450の第1の領域のみを覆い、少なくとも1つの屈曲部の近位の第2の領域458Bを覆っていないため、磁束の中心は、プルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされ得る。
[0052]図5A〜図5Bは、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的な磁石組立体500を示す概念図である。図5Aは、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的な磁石組立体500の側面図を示す概念図である。図5Bは、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的な磁石組立体500の上面図を示す概念図である。
[0053]磁石組立体500は、永久磁石550および磁極片560を含むことができ、これらは、それぞれ図1〜図3の永久磁石50および磁極片60に対応することができる。一部の例では、永久磁石550は、上面552を含み、磁極片560は、上面562を含む。磁極片560は、永久磁石550の上面552に結合されてもよい。
[0054]一部の例では、磁極片560は、少なくとも1つの平面内で非対称であってもよい。例えば、図5Bに示されるように、磁極片560は、yz平面およびzx平面内で対称であってもよく、xy平面内で非対称であってもよい。例えば、磁極片560は、磁極片560が第1の領域568Aで第1の厚さ、および第2の領域568Bで第2の厚さを含むように、xy平面内で非対称であってもよい。例えば、第1の領域568Aの厚さは、磁極片560の第2の領域568Bの厚さよりも大きくてもよい。例えば、第2の領域568Bは、第1の領域568Aに比べて、プルーフマス組立体の少なくとも1つの屈曲部の近位にあっても、またはより近くてもよい。一部の例では、磁極片560の第1の領域568Aは、永久磁石550の第1の領域558Aを覆うことができ、磁極片560の第2の領域568Bは、永久磁石550の第2の領域558Bを覆うことができる。
[0055]一部の例では、永久磁石550および磁極片560は、異なる形状であってもよい。例えば、図5Aに示されるように、永久磁石550は、直方柱(直平行六面体とも呼ばれる)であってもよく、磁極片560は、三角柱であってもよい。一部の例では、磁極片560は、永久磁石550の全上面552を実質的に覆うことができる。例えば、図5Bに示されるように、磁極片560は、永久磁石550の上面552のいずれの部分も上部から見えないように永久磁石550の全上面552を覆う。
[0056]図6は、本開示による、加速度計の例示的な固定子を形成するための例示的な技法を示す流れ図である。図6に示される技法は、図1〜図3の加速度計2に関して記載されているが、他の例では、他の技法を使用して形成され得る異なる構成または本明細書に記載された加速度計もしくは加速度計の一部分を含む他の加速度計もしくは加速度計の一部分を、本技法を使用して形成することができる。
[0057]一部の例では、固定子(例えば、上部固定子10および/または下部固定子30)を形成するステップは、永久磁石50を励磁リング40に結合するステップ(602)を含む。例えば、永久磁石50の底面の少なくとも一部は、にかわ、接着剤、エポキシなどによって励磁リング40に接合されてもよい。
[0058]一部の例では、固定子を形成するステップは、非対称の磁極片60を永久磁石50の上面52に結合するステップ(604)を含む。例えば、磁極片60の底面の少なくとも一部は、永久磁石50の上面52に接合されてもよい。一部の例では、磁極片60は、xy平面、yz平面およびzx平面内のそれぞれで対称となるように製造されてもよい。磁極片60は、永久磁石50の上面52に結合されてもよく、磁極片60の一部は、磁極片60が永久磁石50の上面52の第1の領域58Aを覆い、上面52の第2の領域58Bを覆わないように除去されてもよい。一部の例では、磁極片60の一部は、磁極片60が永久磁石50に結合されるときに、磁極片60が永久磁石50の上面52の第1の領域58Aを覆い、上面52の第2の領域58Bを覆わないように、磁極片60を永久磁石50に結合する前に除去されてもよい。一部の例では、磁極片60は、非対称となるように製造されてもよく、次いで、永久磁石50の上面52の少なくとも一部に結合されてもよい。
[0059]一部の例では、上部固定子10および下部固定子30は、プルーフマス組立体20が上部固定子10と下部固定子30との間に置かれるように、プルーフマス組立体20に結合されてもよい。上部固定子10および下部固定子30は、非対称の磁極片60によって覆われていない永久磁石50の上面52の第2の領域58Bが(第1の領域58Aに比べて)プルーフマス組立体20の屈曲部28の少なくとも1つの近位にあってもよいように、プルーフマス組立体20に結合されてもよい。このようにして、永久磁石50によって生成された磁束の中心は、プルーフマス組立体20の質量中心に位置合わせされ得て、一方で各励磁リング40の上面42が他の励磁リングよりも平らになり得る。より平らな上面42を有する励磁リング40を使用することよって、上部固定子10および下部固定子30は、プルーフマス組立体20の溶融石英をゆがませる可能性が低くなり、それによって、加速度計2によって生成される加速度測定値のバイアスを低減させることができる。
[0060]本開示の技法は、集積回路(IC)の一部、または1組のIC(例えば、チップセット)として含む種々様々のコンピュータデバイスにおいて実施されてもよい。記載されたいかなる構成要素、モジュールまたはユニットも、機能的な態様を強調するために提供され、異なるハードウェアユニットによる実現を必ずしも必要としない。また、本明細書に記載された技法は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはそれらの任意の組合せにおいて実施されてもよい。モジュール、ユニットまたは構成要素として記載されたいかなる機能も、集積化論理回路において共に、またはディスクリートであるが相互に動作可能な論理デバイスとして別々に実施されてもよい。場合によっては、様々な機能は、集積回路デバイス(集積回路チップまたはチップセット)として実施されてもよい。さらに、別々もしくはディスクリートであるとして上記された構成要素は、実際には高度に集積化されてもよい。
[0061]様々な例について記載された。これらおよび他の例は、以下の特許請求の範囲の範囲内にある。
2 加速度計
10 上部固定子
20 プルーフマス組立体
21 電気的なトレース
21A 電気的なトレース
21B 電気的なトレース
22 プルーフマス
23 電気的なトレース
23A 電気的なトレース
23B 電気的なトレース
24 支持構造体
26 上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート
27 上部力リバランスコイル
28 屈曲部
28A 第1の屈曲部
28B 第2の屈曲部
29 取付け用パッド
29A 取付け用パッド
29B 取付け用パッド
29C 取付け用パッド
30 下部固定子
38 空隙
40 励磁リング
42 上面
44 外表面
46 底面
48 内表面
50 永久磁石
52 上面
54 外表面
56 底面
58A 第1の領域
58B 第2の領域
59A 後部領域
59B 中間領域
59C 前方領域
60 磁極片
62 上面
64 外表面
66 底面
68A 第1の外表面部分
68B 第2の外表面部分
400 磁石組立体
450 永久磁石
452 上面
458B 第2の領域
460 磁極片
462 上面
500 磁石組立体
550 永久磁石
552 上面
558A 第1の領域
558B 第2の領域
560 磁極片
562 上面
568A 第1の領域
568B 第2の領域
10 上部固定子
20 プルーフマス組立体
21 電気的なトレース
21A 電気的なトレース
21B 電気的なトレース
22 プルーフマス
23 電気的なトレース
23A 電気的なトレース
23B 電気的なトレース
24 支持構造体
26 上部キャパシタンス・ピックオフ・プレート
27 上部力リバランスコイル
28 屈曲部
28A 第1の屈曲部
28B 第2の屈曲部
29 取付け用パッド
29A 取付け用パッド
29B 取付け用パッド
29C 取付け用パッド
30 下部固定子
38 空隙
40 励磁リング
42 上面
44 外表面
46 底面
48 内表面
50 永久磁石
52 上面
54 外表面
56 底面
58A 第1の領域
58B 第2の領域
59A 後部領域
59B 中間領域
59C 前方領域
60 磁極片
62 上面
64 外表面
66 底面
68A 第1の外表面部分
68B 第2の外表面部分
400 磁石組立体
450 永久磁石
452 上面
458B 第2の領域
460 磁極片
462 上面
500 磁石組立体
550 永久磁石
552 上面
558A 第1の領域
558B 第2の領域
560 磁極片
562 上面
568A 第1の領域
568B 第2の領域
[0061]様々な例について記載された。これらおよび他の例は、以下の特許請求の範囲の範囲内にある。
[形態1]
上部固定子および下部固定子と、
前記上部固定子と前記下部固定子との間に配置されたプルーフマス組立体と、
を備える加速度計であって、
前記上部固定子または前記下部固定子の少なくとも1つが、
励磁リングと、
前記励磁リングに結合された磁石と、
前記磁石の上面に結合された非対称の磁極片と、を備え、
前記非対称の磁極片が、前記上部固定子または前記下部固定子の前記少なくとも1つに関連付けられた磁束の中心が前記プルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされるように、前記磁石の前記上面の少なくとも一部を覆う、
加速度計。
[形態2]
前記非対称の磁極片が前記磁石の前記上面によって規定された平面と平行な平面内で非対称である、形態1に記載の加速度計。
[形態3]
前記非対称の磁極片が、前記磁石の前記上面の第1の領域を覆うことによって、前記磁石の前記上面の少なくとも一部を覆い、前記磁極片が前記磁石の前記上面の第2の領域を覆わない、形態1に記載の加速度計。
[形態4]
前記磁石の前記第1の領域を覆う前記磁極片の厚さが実質的に均一である、形態3に記載の加速度計。
[形態5]
前記プルーフマス組立体が少なくとも1つの屈曲部を備え、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が、前記磁石の前記上面の前記第1の領域に比べて、前記プルーフマス組立体の前記少なくとも1つの屈曲部の近位にある、形態3に記載の加速度計。
[形態6]
前記磁石の前記上面の前記第1の領域が前記磁石の前記上面の後部領域、および前記磁石の前記上面の中間領域を含み、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が前記磁石の前記上面の前方領域を含む、形態3に記載の加速度計。
[形態7]
前記第1の領域が前記第2の領域を取り囲む、形態3に記載の加速度計。
[形態8]
前記磁石の前記上面の前記第1の領域と、前記磁石の前記上面の前記第2の領域との境界が、前記磁石の外表面上の第1の位置と、前記磁石の前記外表面上の第2の位置との間の第1の線によって画成され、
前記磁石の前記上面上の第3の位置および前記第1の線の中間点が前記第1の線に垂直な第2の線を画成し、
前記磁石の直径がおよそ9.40mm(370/1000インチ)であり、
前記第3の位置と前記第1の線の前記中間点との間の距離がおよそ1.27mm(50/1000インチ)である、
形態3に記載の加速度計。
[形態9]
前記非対称の磁極片が、
第1の厚さによって画成された第1の領域と、
前記第1の厚さと異なる第2の厚さによって画成された第2の領域と、
をさらに備える、形態1に記載の加速度計。
[形態10]
前記プルーフマス組立体が少なくとも1つの屈曲部を備え、
前記第2の領域が前記少なくとも1つの屈曲部の近位にあり、
前記第1の厚さが前記第2の厚さよりも大きい、
形態9に記載の加速度計。
[形態11]
加速度計のための固定子を形成するステップを含む方法であって、前記固定子が励磁リングと、磁石と、非対称の磁極片とを備え、前記固定子を形成するステップが、
前記磁石を前記励磁リングに結合するステップと、
前記非対称の磁極片を前記磁石の上面に結合するステップと、を含み、前記非対称の磁極片を前記磁石の前記上面に結合するステップが、上部固定子または下部固定子の少なくとも1つに関連付けられた磁束の中心がプルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされるように、前記磁石の前記上面の少なくとも一部を前記非対称の磁極片によって覆うステップを含む、
方法。
[形態12]
前記非対称の磁極片が前記磁石の前記上面によって規定された平面と平行な平面内で非対称である、形態11に記載の方法。
[形態13]
前記磁石の前記上面の少なくとも一部を覆うステップが、前記非対称の磁極片によって、前記磁石の前記上面の第2の領域を覆わずに、前記磁石の前記上面の第1の領域を覆うステップを含む、形態11に記載の方法。
[形態14]
前記磁石の前記第1の領域を覆う前記磁極片の厚さが実質的に均一である、形態13に記載の方法。
[形態15]
前記プルーフマス組立体が複数の屈曲部を備え、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が前記磁石の前記上面の前記第1の領域に比べて、前記プルーフマス組立体の前記複数の屈曲部の近位にある、形態13に記載の方法。
[形態16]
前記磁石の前記上面の前記第1の領域が前記磁石の前記上面の後部領域、および前記磁石の前記上面の中間領域を含み、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が前記磁石の前記上面の前方領域を含む、形態13に記載の方法。
[形態17]
前記第1の領域が前記第2の領域を取り囲む、形態13に記載の方法。
[形態18]
前記磁石の前記上面の前記第1の領域と、前記磁石の前記上面の前記第2の領域との境界が、前記磁石の外表面上の第1の位置と、前記磁石の前記外表面上の第2の位置との間の第1の線によって画成され、
前記磁石の前記上面上の第3の位置および前記第1の線の中間点が前記第1の線に垂直な第2の線を画成し、
前記磁石の直径がおよそ9.40mm(370/1000インチ)であり、
前記第3の位置と前記第1の線の前記中間点との間の距離がおよそ1.27mm(50/1000インチ)である、
形態13に記載の方法。
[形態19]
前記非対称の磁極片が、
第1の厚さによって画成された第1の領域と、
前記第1の厚さと異なる第2の厚さによって画成された第2の領域と、
をさらに備える、形態11に記載の方法。
[形態20]
前記プルーフマス組立体が少なくとも1つの屈曲部を備え、
前記第2の領域が前記少なくとも1つの屈曲部の近位にあり、
前記第1の厚さが前記第2の厚さよりも大きい、
形態19に記載の方法。
[形態1]
上部固定子および下部固定子と、
前記上部固定子と前記下部固定子との間に配置されたプルーフマス組立体と、
を備える加速度計であって、
前記上部固定子または前記下部固定子の少なくとも1つが、
励磁リングと、
前記励磁リングに結合された磁石と、
前記磁石の上面に結合された非対称の磁極片と、を備え、
前記非対称の磁極片が、前記上部固定子または前記下部固定子の前記少なくとも1つに関連付けられた磁束の中心が前記プルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされるように、前記磁石の前記上面の少なくとも一部を覆う、
加速度計。
[形態2]
前記非対称の磁極片が前記磁石の前記上面によって規定された平面と平行な平面内で非対称である、形態1に記載の加速度計。
[形態3]
前記非対称の磁極片が、前記磁石の前記上面の第1の領域を覆うことによって、前記磁石の前記上面の少なくとも一部を覆い、前記磁極片が前記磁石の前記上面の第2の領域を覆わない、形態1に記載の加速度計。
[形態4]
前記磁石の前記第1の領域を覆う前記磁極片の厚さが実質的に均一である、形態3に記載の加速度計。
[形態5]
前記プルーフマス組立体が少なくとも1つの屈曲部を備え、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が、前記磁石の前記上面の前記第1の領域に比べて、前記プルーフマス組立体の前記少なくとも1つの屈曲部の近位にある、形態3に記載の加速度計。
[形態6]
前記磁石の前記上面の前記第1の領域が前記磁石の前記上面の後部領域、および前記磁石の前記上面の中間領域を含み、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が前記磁石の前記上面の前方領域を含む、形態3に記載の加速度計。
[形態7]
前記第1の領域が前記第2の領域を取り囲む、形態3に記載の加速度計。
[形態8]
前記磁石の前記上面の前記第1の領域と、前記磁石の前記上面の前記第2の領域との境界が、前記磁石の外表面上の第1の位置と、前記磁石の前記外表面上の第2の位置との間の第1の線によって画成され、
前記磁石の前記上面上の第3の位置および前記第1の線の中間点が前記第1の線に垂直な第2の線を画成し、
前記磁石の直径がおよそ9.40mm(370/1000インチ)であり、
前記第3の位置と前記第1の線の前記中間点との間の距離がおよそ1.27mm(50/1000インチ)である、
形態3に記載の加速度計。
[形態9]
前記非対称の磁極片が、
第1の厚さによって画成された第1の領域と、
前記第1の厚さと異なる第2の厚さによって画成された第2の領域と、
をさらに備える、形態1に記載の加速度計。
[形態10]
前記プルーフマス組立体が少なくとも1つの屈曲部を備え、
前記第2の領域が前記少なくとも1つの屈曲部の近位にあり、
前記第1の厚さが前記第2の厚さよりも大きい、
形態9に記載の加速度計。
[形態11]
加速度計のための固定子を形成するステップを含む方法であって、前記固定子が励磁リングと、磁石と、非対称の磁極片とを備え、前記固定子を形成するステップが、
前記磁石を前記励磁リングに結合するステップと、
前記非対称の磁極片を前記磁石の上面に結合するステップと、を含み、前記非対称の磁極片を前記磁石の前記上面に結合するステップが、上部固定子または下部固定子の少なくとも1つに関連付けられた磁束の中心がプルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされるように、前記磁石の前記上面の少なくとも一部を前記非対称の磁極片によって覆うステップを含む、
方法。
[形態12]
前記非対称の磁極片が前記磁石の前記上面によって規定された平面と平行な平面内で非対称である、形態11に記載の方法。
[形態13]
前記磁石の前記上面の少なくとも一部を覆うステップが、前記非対称の磁極片によって、前記磁石の前記上面の第2の領域を覆わずに、前記磁石の前記上面の第1の領域を覆うステップを含む、形態11に記載の方法。
[形態14]
前記磁石の前記第1の領域を覆う前記磁極片の厚さが実質的に均一である、形態13に記載の方法。
[形態15]
前記プルーフマス組立体が複数の屈曲部を備え、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が前記磁石の前記上面の前記第1の領域に比べて、前記プルーフマス組立体の前記複数の屈曲部の近位にある、形態13に記載の方法。
[形態16]
前記磁石の前記上面の前記第1の領域が前記磁石の前記上面の後部領域、および前記磁石の前記上面の中間領域を含み、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が前記磁石の前記上面の前方領域を含む、形態13に記載の方法。
[形態17]
前記第1の領域が前記第2の領域を取り囲む、形態13に記載の方法。
[形態18]
前記磁石の前記上面の前記第1の領域と、前記磁石の前記上面の前記第2の領域との境界が、前記磁石の外表面上の第1の位置と、前記磁石の前記外表面上の第2の位置との間の第1の線によって画成され、
前記磁石の前記上面上の第3の位置および前記第1の線の中間点が前記第1の線に垂直な第2の線を画成し、
前記磁石の直径がおよそ9.40mm(370/1000インチ)であり、
前記第3の位置と前記第1の線の前記中間点との間の距離がおよそ1.27mm(50/1000インチ)である、
形態13に記載の方法。
[形態19]
前記非対称の磁極片が、
第1の厚さによって画成された第1の領域と、
前記第1の厚さと異なる第2の厚さによって画成された第2の領域と、
をさらに備える、形態11に記載の方法。
[形態20]
前記プルーフマス組立体が少なくとも1つの屈曲部を備え、
前記第2の領域が前記少なくとも1つの屈曲部の近位にあり、
前記第1の厚さが前記第2の厚さよりも大きい、
形態19に記載の方法。
Claims (20)
- 上部固定子および下部固定子と、
前記上部固定子と前記下部固定子との間に配置されたプルーフマス組立体と、
を備える加速度計であって、
前記上部固定子または前記下部固定子の少なくとも1つが、
励磁リングと、
前記励磁リングに結合された磁石と、
前記磁石の上面に結合された非対称の磁極片と、を備え、
前記非対称の磁極片が、前記上部固定子または前記下部固定子の前記少なくとも1つに関連付けられた磁束の中心が前記プルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされるように、前記磁石の前記上面の少なくとも一部を覆う、
加速度計。 - 前記非対称の磁極片が前記磁石の前記上面によって規定された平面と平行な平面内で非対称である、請求項1に記載の加速度計。
- 前記非対称の磁極片が、前記磁石の前記上面の第1の領域を覆うことによって、前記磁石の前記上面の少なくとも一部を覆い、前記磁極片が前記磁石の前記上面の第2の領域を覆わない、請求項1に記載の加速度計。
- 前記磁石の前記第1の領域を覆う前記磁極片の厚さが実質的に均一である、請求項3に記載の加速度計。
- 前記プルーフマス組立体が少なくとも1つの屈曲部を備え、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が、前記磁石の前記上面の前記第1の領域に比べて、前記プルーフマス組立体の前記少なくとも1つの屈曲部の近位にある、請求項3に記載の加速度計。
- 前記磁石の前記上面の前記第1の領域が前記磁石の前記上面の後部領域、および前記磁石の前記上面の中間領域を含み、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が前記磁石の前記上面の前方領域を含む、請求項3に記載の加速度計。
- 前記第1の領域が前記第2の領域を取り囲む、請求項3に記載の加速度計。
- 前記磁石の前記上面の前記第1の領域と、前記磁石の前記上面の前記第2の領域との境界が、前記磁石の外表面上の第1の位置と、前記磁石の前記外表面上の第2の位置との間の第1の線によって画成され、
前記磁石の前記上面上の第3の位置および前記第1の線の中間点が前記第1の線に垂直な第2の線を画成し、
前記磁石の直径がおよそ9.40mm(370/1000インチ)であり、
前記第3の位置と前記第1の線の前記中間点との間の距離がおよそ1.27mm(50/1000インチ)である、
請求項3に記載の加速度計。 - 前記非対称の磁極片が、
第1の厚さによって画成された第1の領域と、
前記第1の厚さと異なる第2の厚さによって画成された第2の領域と、
をさらに備える、請求項1に記載の加速度計。 - 前記プルーフマス組立体が少なくとも1つの屈曲部を備え、
前記第2の領域が前記少なくとも1つの屈曲部の近位にあり、
前記第1の厚さが前記第2の厚さよりも大きい、
請求項9に記載の加速度計。 - 加速度計のための固定子を形成するステップを含む方法であって、前記固定子が励磁リングと、磁石と、非対称の磁極片とを備え、前記固定子を形成するステップが、
前記磁石を前記励磁リングに結合するステップと、
前記非対称の磁極片を前記磁石の上面に結合するステップと、を含み、前記非対称の磁極片を前記磁石の前記上面に結合するステップが、上部固定子または下部固定子の少なくとも1つに関連付けられた磁束の中心がプルーフマス組立体の質量中心に位置合わせされるように、前記磁石の前記上面の少なくとも一部を前記非対称の磁極片によって覆うステップを含む、
方法。 - 前記非対称の磁極片が前記磁石の前記上面によって規定された平面と平行な平面内で非対称である、請求項11に記載の方法。
- 前記磁石の前記上面の少なくとも一部を覆うステップが、前記非対称の磁極片によって、前記磁石の前記上面の第2の領域を覆わずに、前記磁石の前記上面の第1の領域を覆うステップを含む、請求項11に記載の方法。
- 前記磁石の前記第1の領域を覆う前記磁極片の厚さが実質的に均一である、請求項13に記載の方法。
- 前記プルーフマス組立体が複数の屈曲部を備え、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が前記磁石の前記上面の前記第1の領域に比べて、前記プルーフマス組立体の前記複数の屈曲部の近位にある、請求項13に記載の方法。
- 前記磁石の前記上面の前記第1の領域が前記磁石の前記上面の後部領域、および前記磁石の前記上面の中間領域を含み、前記磁石の前記上面の前記第2の領域が前記磁石の前記上面の前方領域を含む、請求項13に記載の方法。
- 前記第1の領域が前記第2の領域を取り囲む、請求項13に記載の方法。
- 前記磁石の前記上面の前記第1の領域と、前記磁石の前記上面の前記第2の領域との境界が、前記磁石の外表面上の第1の位置と、前記磁石の前記外表面上の第2の位置との間の第1の線によって画成され、
前記磁石の前記上面上の第3の位置および前記第1の線の中間点が前記第1の線に垂直な第2の線を画成し、
前記磁石の直径がおよそ9.40mm(370/1000インチ)であり、
前記第3の位置と前記第1の線の前記中間点との間の距離がおよそ1.27mm(50/1000インチ)である、
請求項13に記載の方法。 - 前記非対称の磁極片が、
第1の厚さによって画成された第1の領域と、
前記第1の厚さと異なる第2の厚さによって画成された第2の領域と、
をさらに備える、請求項11に記載の方法。 - 前記プルーフマス組立体が少なくとも1つの屈曲部を備え、
前記第2の領域が前記少なくとも1つの屈曲部の近位にあり、
前記第1の厚さが前記第2の厚さよりも大きい、
請求項19に記載の方法。
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