JP2001099646A - 傾き検出装置 - Google Patents

傾き検出装置

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JP2001099646A
JP2001099646A JP28216199A JP28216199A JP2001099646A JP 2001099646 A JP2001099646 A JP 2001099646A JP 28216199 A JP28216199 A JP 28216199A JP 28216199 A JP28216199 A JP 28216199A JP 2001099646 A JP2001099646 A JP 2001099646A
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sensor
inclination
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case
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Koichi Hikasa
浩一 日笠
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数方向における傾斜角を高精度に計測する
ことができ、しかも取り扱い性のよい、小型の傾き検出
装置を提供する。 【解決手段】 傾き検出方向と厚み方向が平行でない2
つの傾斜センサ26、28を2枚の回路基板23、24
にそれぞれ搭載する。これらの回路基板23、24が互
いに鋭角をなすようにしてケース22内に垂直に納め、
各傾斜センサ26、28の傾き検出方向が互いに直交す
るように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定対象物の傾斜
角を計測するための傾き検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1(a)〜(c)に従来の傾き検出装
置1を示す。図1(a)は傾き検出装置1の正面図、図
1(b)は図1(a)のA1−A1線断面図、図1
(c)は図1(a)のA2−A2線断面図である。この
傾き検出装置1は、加速度センサとしても用いられるも
のであって、以下のような構造を有している。この傾き
検出装置1にあっては、周枠部4の内周面から延出され
たビーム5の先端に重り部6を設けたセンサ本体2の両
面を、固定基板3によって挟み込んだ構造となってい
る。センサ本体2はSi基板などの半導体基板にフォト
リソグラフィ等の半導体加工技術を適用することによっ
て作製されたものであり、細く延びたビーム5は重り部
6と周枠部4とを弾性結合している。このビーム5は、
傾き検出装置1の厚み方向にのみ弾性変形するようにな
っており、主軸方向(図1にMで表したような重り部の
変位方向を主軸方向ということにする。この従来例で
は、主軸方向は傾き検出装置1の厚み方向となってい
る。)と直交する方向での弾性変形はほぼゼロか、極め
て小さくなっている。
【0003】両固定基板3の内面には、それぞれガラス
被膜7が形成されており、ガラス被膜7の上には重り部
6と対向させるようにして静電電極8a、8bが設けら
れている。重り部6は導電性を有しているので、重り部
6の表面(可動電極)と各静電電極8a、8bとの間に
はそれぞれ静電容量が形成されており、この静電容量は
重り部6と静電電極8a、8bとの距離によって変化す
る。
【0004】図1(c)は、傾き検出装置1を水平な測
定面9の上に設置した状態を表しているが、この状態で
は、重り部6に加わる重力Gの主軸方向成分は0であ
る。これに対し、図2に示すように、測定面9が水平面
に対してθだけ傾斜した場合には、重り部6に加わる重
力Gの主軸方向成分はGsinθとなる。この重力Gの主
軸方向成分Gsinθによりビーム5が撓んで屈曲するの
で、重量Gの主軸方向成分の変化、すなわち測定面9の
傾斜角θの変化が重り部6の変位量の変化として表れ
る。
【0005】しかして、測定面9が傾いていていると、
その傾斜角θに応じてビーム5が撓んで重り部6が変位
するので、静電容量がそれぞれ変化する。例えば、重り
部6が静電電極8aに接近し、静電電極8bから遠くな
ると、静電電極8aと重り部6の間の静電容量が大きく
なり、静電電極8bと重り部6の間の静電容量が小さく
なる。
【0006】測定面9の傾斜角θは、図3に示すような
信号処理回路10により傾き検出装置1から取り出され
る。すなわち、このときの静電容量の変化は、差動増幅
回路等を含む集積回路素子11により電圧信号に変換さ
れ、当該信号に基づいて傾き検出装置1が取り付けられ
ている測定面9の傾斜角θが計測される。なお、図2に
示すローパスフィルター(LPF)12は、差動増幅回
路からの出力の高周波成分を遮断するために設けられて
おり、外部衝撃などの高周波振動成分による測定誤差を
除去する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記説明では、従来の
傾き検出装置を用いて1方向における測定面の傾斜角を
計測する場合について説明したが、実際の使用態様で
は、任意かつ不特定な方向において傾いている測定面の
傾斜角を計測しなければならない場合も多い。
【0008】任意かつ不特定な方向において2次元的に
傾いている測定面の傾斜角を測定しようとすれば、その
測定面の上にx軸とy軸(直交2軸)を設定し、この測
定面のx軸とy軸に主軸を一致させるようにして2つの
傾き検出装置を設置し(従って、2つの傾き検出装置の
主軸は互いに直交することになる)、各傾き検出装置に
よってx軸回りの傾斜角θxとy軸回りの傾斜角θyと
をそれぞれ別々に計測する必要がある。
【0009】しかしながら、このようにして測定面上に
2つの傾き検出装置を設置する際、測定面上に設定され
たx軸、y軸と各傾き検出装置の主軸との間に不一致が
あったり、2つの傾き検出装置の主軸が正確に直交して
いないと、正確に傾斜角を計測できなくなる。そのた
め、測定面に傾き検出装置を設置するにあたっては、精
密な作業を要求され、取り扱いが難しかった。
【0010】本発明は上記従来例の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、複数方向に
おける傾斜角を高精度に計測することができ、しかも取
り扱い性のよい、小型の傾き検出装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の傾き検
出装置は、支持部から延出された弾性変形部に支持され
た重り部、および当該重り部の変位量もしくは弾性変形
部の撓み量を計測する手段を有する複数の傾斜センサ
と、該傾斜センサからの出力信号に基づいて傾斜センサ
の傾斜角を演算する処理回路とをケース内に納めた傾き
検出装置であって、前記傾斜センサは、それぞれの重り
部変位方向が互いに直交するようにしてケースの内部に
固定されていることを特徴としている。ここで、傾斜セ
ンサの重り部変位方向とは、弾性変形部の支点と重り部
の重心とを結ぶ方向及び弾性変形部の長さ方向を含む面
内において、弾性変形部の支点と重り部の重心とを結ぶ
方向に垂直な方向をいう。
【0012】請求項2に記載の傾き検出装置は、請求項
1に記載した傾き検出装置における前記傾斜センサの、
前記弾性変形部の支点と前記重り部の重心を結ぶ直線と
該傾斜センサの厚み方向とが直交しないものであって、
複数の傾斜センサは、それぞれの弾性変形部の支点と重
り部の重心を結ぶ直線どうしが互いに直交するように配
置されていることを特徴としている。
【0013】請求項3に記載の傾き検出装置は、請求項
2に記載の傾き検出装置において、前記各傾斜センサは
それぞれ別な回路基板上に実装され、かつ両回路基板は
互いに鋭角をなすようにして前記ケース内に配置されて
いることを特徴としている。
【0014】請求項4に記載の傾き検出装置は、請求項
1に記載した傾き検出装置において、前記ケースの内面
に設けた間隙部に、前記傾斜センサを実装した回路基板
の少なくとも2カ所を差し込み、該間隙部の片面から突
出させた凸部を該回路基板の同一表面に当接させている
ことを特徴としている。
【0015】請求項5に記載の傾き検出装置は、支持部
から延出された弾性変形部に支持された重り部、および
当該重り部の変位量もしくは弾性変形部の撓み量を計測
する手段を有する複数の傾斜センサと、該傾斜センサか
らの出力信号に基づいて傾斜センサの傾斜角を演算する
処理回路とをそれぞれ実装した複数の回路基板をケース
内に納め、前記回路基板を、各傾斜センサの重り部変位
方向が互いに直交するようにしてケースの内部に固定
し、少なくとも複数の回路基板に電力を供給するための
電源回路部品をいずれかの回路基板に設けたことを特徴
としている。
【0016】
【作用】請求項1に記載の傾き検出装置にあっては、各
傾斜センサの重り部変位方向を互いに直交させてケース
内に固定しているので、傾斜センサの重り部変位方向の
1つを測定面の基準方向に合わせるだけで他方の重り部
変位方向も自動的に測定面の他方の基準方向に合わせる
ことができ、傾き検出装置の設置作業を容易に行える。
しかも、各傾斜センサの重り部変位方向は傾き検出装置
の製造工程で直交させて組み込むことにより、精度良く
直交させることができ、高精度で傾斜角を計測すること
ができる。更に、複数の傾斜センサをケース内に一体に
組み込んでいるので、2軸ないしそれ以上の方向で傾斜
角を検出することができる傾き検出装置を小型化するこ
とができる。
【0017】さらに請求項2に記載の傾き検出装置にあ
っては、弾性変形部の支点と重り部の重心を結ぶ直線と
傾斜センサの厚み方向とが直交しないものを用いている
ので、複数の傾斜センサの弾性変形部の支点と重り部の
重心を結ぶ直線どうしを互いに直交するように配置しな
がら、傾斜センサどうしが直交しないように配置するこ
とができ、傾斜センサの配置の自由度が高くなる。
【0018】請求項3に記載の傾き検出装置は、各傾斜
センサを実装した別な回路基板どうしを互いに鋭角をな
すように配置しているので、傾き検出装置を小型化する
ことができる。
【0019】請求項4に記載の傾き検出装置は、ケース
の内面に設けた間隙部に回路基板の少なくとも2カ所を
差し込むことにより、回路基板もしくは傾斜センサを所
定の角度で容易に組み立てることができる。又、間隙部
の片面から突出させた凸部を回路基板の同一表面に当接
させているので、温度変化によって凸部の高さが変化し
ても回路基板の角度が変化することがなく、傾き検出装
置の温度特性を安定させることができる。
【0020】請求項5に記載の傾き検出装置にあって
も、各傾斜センサの重り部変位方向を互いに直交させて
ケース内に固定しているので、傾斜センサの重り部変位
方向の1つを測定面の基準方向に合わせるだけで他方の
重り部変位方向も自動的に測定面の他方の基準方向に合
わせることができ、傾き検出装置の設置作業を容易に行
える。しかも、各傾斜センサの重り部変位方向は傾き検
出装置の製造工程で直交させて組み込むことにより、精
度良く直交させることができ、高精度で傾斜角を計測す
ることができる。さらに、少なくとも複数の回路基板に
電力を供給するための電源回路部品をいずれかの回路基
板に設けているので、電源回路部品の設けられていない
回路基板や傾斜センサを省いても差し支えなく、検出軸
数の異なる傾き検出装置を共用化することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図4(a)
(b)は本発明の一実施形態による傾き検出装置21の
平面図及び正面図、図4(c)は図4(b)のB2−B
2線断面図、図4(d)は図4(a)のB1−B1線断
面図である。この実施形態では、ケース22は、下面開
口したケース本体25aとケースカバー25bとによっ
て構成されている。ケース本体25a内には、2枚の回
路基板23、24を縦にして納め、ケース本体25aの
下面をケースカバー25bによって覆っている。回路基
板23の表裏には、傾斜センサ26と集積回路素子27
が実装されており、回路基板24の表裏にも、傾斜セン
サ28と集積回路素子29が実装されている。このよう
に集積回路素子27、29を、それぞれ回路基板23、
24の傾斜センサ26、28と反対側の面に取り付けて
いるのは、傾き検出装置21のパッケージをできるだけ
小型化するためである。
【0022】回路基板23は回路基板連絡用ケーブル3
0aによってもう一方の回路基板24に接続されてお
り、回路基板24には外部のケーブル30bが接続され
ている。また、ケース本体25aの左右両側面に張り出
した部分には、ネジ等の留め具によって傾き検出装置2
1を測定面33に固定するためのボス31があけられて
いる。
【0023】まず、回路基板23、24に取り付けられ
ている傾斜センサ26、28内に納められているセンサ
チップ32の構造を説明する。図5はセンサチップ32
の平面図、図6(a)(b)(c)はそれぞれ図5のD
1−D1線断面図、D2−D2線断面図及びD3−D3
線断面図、図7はその分解斜視図である。このセンサチ
ップ32は、導電性を有する単結晶シリコン基板に半導
体加工技術を利用して作製されたセンサ本体34の両面
に、それぞれガラス等の絶縁体からなる固定基板35
a、35bを接合したものである。センサ本体34は周
枠部36の内周面からビーム37を延出し、その先端に
バルク状の重り部38を設けたものである。ビーム37
は厚み方向で弾性的に屈曲可能なように周枠部36や重
り部38に比べて厚みが薄くなっているが、捻れや横方
向への撓みが生じないように複数本設けるか、幅広にし
ている。
【0024】固定基板35a、35bの内面には、重り
部38に対向させて、蒸着膜等の金属膜からなる静電電
極39a、39bがそれぞれ設けられており、可動電極
である重り部38と静電電極39a、39bの間には可
変静電容量C1、C2が形成されている。重り部38
は、上面及び下面をエッチング加工により削られて周枠
部36よりも厚みが薄くなっている。重り部38に重力
が加わると、それによってビーム37が弾性的に撓み、
重り部38が変位するが、重り部38は周枠部36より
も薄くなっており、ビーム37も適当な弾性となるよう
にしているので、重り部38は静電電極39a、39b
と接触することなく、固定基板35a、35b間で変位
できる。
【0025】センサ本体34には、一方の面に固定基板
35a又は35bを接合した後にエッチング加工等を施
すことにより、その一部を周枠部36やビーム37、重
り部38から切り離して電気的に分離し、2つの導電ポ
スト40a、40bを形成している。また、上面側の固
定基板35aの表面には互いに絶縁された3つの外部電
極41a、41c、41bが形成されている。この固定
基板35aには、導電ポスト40a、40bに対向させ
てスルーホール43a、43bが形成されており、各ス
ルーホール43a、43bの内面及び導電ポスト40
a、40bの上面にはそれぞれAl蒸着膜等の導電膜4
4a、44bが形成されており、導電膜44a、44b
はそれぞれ外部電極41a、41bと導通している。よ
って、外部電極41aはスルーホール43a内の導電膜
44aを介して導電ポスト40aと導通しており、外部
電極41bはスルーホール43b内の導電膜44bを介
して導電ポスト40bと導通している。なお、上記外部
電極41a、41c、41bは、固定電極35aの上面
全体にアルミ膜を形成した後、ハーフダイス工程におい
て2本の分割ライン42をアルミ膜に切り込んで3つに
分割することにより形成されている。
【0026】一方、上面側の固定基板35aの下面に形
成された静電電極39aからは電極引出部45aが延出
されており、電極引出部45aの先端は導電ポスト40
aと接触して電気的に導通している。この結果、静電電
極39aの電位は外部電極41aへ取り出される。同様
に、下面側の固定基板35bの上面に形成された静電電
極39bからは電極引出部45bが延出されており、電
極引出部45bの先端は導電ポスト40bと接触して電
気的に導通している。この結果、静電電極39bの電位
は外部電極41bへ取り出される。なお、ビーム37や
重り部38及びその周囲等は、電極引出部45a、45
bと接触しないように適宜上面及び下面を削り取られて
いる。
【0027】また、両スルーホール43a、43bの略
中間において、上面側の固定基板35aの縁には切欠部
46が設けられており、切欠部46内においてその内周
面及び周枠部36上面にはAl蒸着膜等の導電膜47が
形成されており、導電膜47は外部電極41cと導通し
ている。従って、外部電極41cは切欠部46内の導電
膜47を経て、重り部38と同電位の周枠部36及びビ
ーム37を介して重り部38と導通しており、重り部3
8(可動電極)の電位は外部電極41cへ取り出され
る。
【0028】前記傾斜センサ26は、図8に示すよう
に、上記のようなセンサチップ32をステム51内に納
められてカバー52で密閉されている。センサチップ3
2はステム51内部の底面に固定されており、各外部電
極41a、41c、41bはボンディングワイヤ53に
よってステム51内の電極パッドに54に接続されてお
り、さらに電極パッド54から回路基板23の導体配線
に接続されている。同様に、傾斜センサ28は、図9に
示すように、ステム51内の底面に固定されカバー52
で密閉されており、各外部電極41a、41c、41b
はボンディングワイヤ53によってステム51の電極パ
ッド54に接続され、電極パッド54から回路基板24
の導体配線に接続されている。
【0029】傾斜センサ26、28から出力された静電
容量C1、C2の値は回路基板回路基板23、24を介
して集積回路素子27、29に入力される。図10は、
集積回路素子27、29内に構成されている信号処理回
路55a、55bを示す概略図である。傾斜センサ26
の静電電極39aと傾斜センサ28の間に発生した静電
容量C1は容量電圧変換回路56aによって電圧信号V
1に変換され、静電電極39bと傾斜センサ28の間に
発生した静電容量C2は容量電圧変換回路56bによっ
て電圧信号V2に変換され、差動増幅回路57からは差
信号(V1−V2)が増幅されて出力され、この信号に
基づいて例えば測定面33のx軸回りの傾斜角θxが出
力される。同様に、傾斜センサ28の静電電極39aと
傾斜センサ28の間に発生した静電容量C1は容量電圧
変換回路60aによって電圧信号V1´に変換され、静
電電極39bと傾斜センサ28の間に発生した静電容量
C2は容量電圧変換回路60bによって電圧信号V2´
に変換され、差動増幅回路61からは差信号(V1´−
V2´)が増幅されて出力され、この信号に基づいて例
えば測定面33のy軸回りの傾斜角θyが出力される。
こうして求められた傾斜角θx、θyを示す信号は、回
路基板連絡用ケーブル30aや外部のケーブル30bを
通じて外部へ出力される。また、集積回路素子27、2
9等への電力供給も回路基板連絡用ケーブル30aや外
部のケーブル30bを通じて行われる。なお、図10に
示すローパスフィルター(LPF)58、62も、差動
増幅回路57、61からの出力の高周波成分を遮断する
ために設けられ、外部衝撃などの高周波振動成分による
測定誤差を除去している。
【0030】上記のような構造の傾斜センサ26、28
では、ビーム27は重り部26の表面側の端に設けられ
ており、表面側と裏面側とで対称な構造になっていない
ので、重り部の変位方向すなわち主軸はセンサチップ3
2の厚み方向と平行になっていない。ビーム37の支点
(基端)と重り部38の重心を結ぶ方向及びビーム37
の長さ方向を含む面内において、ビーム支点と重り部3
8の重心を結ぶ方向に垂直な方向(主軸方向)に力が働
くときにビーム37が撓んで重り部38が変位する。一
方の傾斜センサ26は、その主軸方向が、ケース本体2
5aの底面と平行で、かつケース本体25aの一方方向
の辺(X方向と垂直な辺)と垂直(すなわち、X方向と
平行)となるようにして本体ケース22内に納められて
おり、他方の傾斜センサ28は、その主軸方向が、ケー
ス本体25aの底面と平行で、かつケース本体25aの
他方方向の辺(Y方向と垂直な辺)と垂直(すなわち、
Y方向と平行)となるようにして本体ケース22内に納
められている。
【0031】したがって、両傾斜センサ26、28は互
いに主軸方向X、Y(以下、主軸方向をX、Yで表
す。)が直交し、ビーム37の方向も互いに直交するよ
うにしてケース22内に納められているが、いずれの傾
斜センサ26、28も、主軸X、Yはその厚み方向と平
行となっていないから、傾斜センサ26、28はケース
22内に(平面視で)斜めにして納められており、両回
路基板23、24は(平面視で)互いに鋭角をなすよう
にしてケース22内に斜めに納められている。
【0032】このように両傾斜センサ26、28の主軸
X、Yを直交させた状態で1パッケージ化しているの
で、傾き検出装置21を測定面に設置する場合には、測
定面で基準方向x、yを決めた後、一方の主軸を基準方
向の一方に一致させるだけで、自動的に他方の主軸と他
方の基準軸も一致させることができ、傾き検出装置21
の設置作業を容易に行うことができる。しかも、傾き検
出装置21の両主軸方向X、Yは、傾き検出装置21の
生産工程において傾斜センサ26、28を取り付ける際
に設定することができるの、2つの傾斜センサを測定面
33に個別に設置する場合に比べて主軸どうしを精密に
直交させることができる。したがて、測定面33のx軸
回りの傾斜角θxとy軸回りの傾斜角θyを精密に計測
することができる。
【0033】また、この実施形態では、両傾斜センサ2
6、28の主軸X、Yをケース22の辺(側面)と平行
もしくは垂直にしているので、測定面33の基準方向に
ケース22の辺を合わせて設置することにより、容易に
傾斜センサ26、28の主軸X、Yと測定面33の基準
方向x、yとを一致させることができる。
【0034】例えば傾斜センサ26の主軸が測定面33
の基準方向xと一致するように配置され、傾斜センサ2
8の主軸が測定面33の基準方向yと一致するように配
置されている場合を考える。この場合には、主軸をx方
向に合わせた傾斜センサ26はビーム37の長さ方向が
y方向と平行となり、主軸をy方向に合わせた傾斜セン
サ28はビーム37の長さ方向がx方向と平行となる。
よって、測定面33がx軸の回りに角度θxだけ回転し
たとすると、傾斜センサ26では、図11(a)に示す
ようにその主軸方向の力が重り部38に加わらないの
で、重り部38は変位しないが、傾斜センサ28では、
図11(b)に示すように重り部38の重量Gの主軸方
向成分Gsinθxが主軸方向に加わるために重り部38
が変位し、傾斜センサ28の出力からx軸回りの傾斜角
θxが計測される。同様に、測定面33がy軸の回りに
回転したときには、傾斜センサ28の重り部38は変位
しないが、傾斜センサ26の重り部38が変位し、傾斜
センサ26の出力からy軸回りの傾斜角θyが計測され
る。また、x軸回りとy軸回りに測定面33が傾いた場
合には、両傾斜センサ26、28によってx軸回りの傾
斜角θxとy軸回りの傾斜角θyをそれぞれ計測するこ
とができる。
【0035】また、測定面33の最大傾斜角を求めたい
場合には、この傾き検出装置21を測定面33内の任意
の方向に取りつけ、2つの傾斜センサ26、28の2乗
平均から求めることができる。したがって、この場合に
は、傾き検出装置21の取付方向の不一致による計測誤
差が生じず、精密な傾斜角測定を行える。
【0036】また、本発明の傾き検出装置21は、傾斜
センサ26、28や集積回路素子27、29等を実装し
た回路基板23、24を納めているので、センサチップ
32の微小化と相まって小型化を測ることができる。し
かも、センサチップ32として、ビーム支点と重り部3
8の重心を結ぶ直線とセンサチップ32の厚み方向とが
直交しない非対称な構造のものを使用することにより、
傾斜センサ26、28の主軸を互いに直交させ、かつ、
これらの傾斜センサ26、28が搭載された回路基板2
3、24が鋭角をなすようにケース22内に納めている
ので、両回路基板23、24を互いに直交させてケース
22内に納めるよりもケース22が小さくて済み、傾き
検出装置21を小型化することができる。
【0037】さらに、回路基板26、28をケース22
内に斜めに納めると、回路基板26、28とケース本体
25aの内面との間にほぼ三角形状をした空所が生じる
ので、傾斜センサ26、28からの信号を傾斜角に応じ
た所望の信号に変換するための集積回路素子27、29
をそれぞれ回路基板23、24の裏面側(傾斜センサ2
6、28と反対側の面)に搭載することにより、集積回
路素子27、29をこの空所に納めることができ、傾き
検出装置21をより一層小型化できる。
【0038】上記のように傾斜センサの計測精度を高く
するためには、傾斜センサの主軸方向が直交するよう製
造工程において精度よく傾き検出装置を組み立てる必要
がある。図12(a)(b)(c)は、そのために傾斜
センサ26、28を実装された回路基板23、24を所
定の角度でケース本体25a内に精度よく組み込むため
の方法を示している。図12(a)は図4(c)のE1
部拡大図、図12(b)は図4(c)のE2部拡大図、
図12(c)は図4(c)のE3部拡大図であって、図
13(a)は図12(a)と同一部分で回路基板23を
除いた状態を示す拡大図、図13(b)は図12(b)
と同一部分で回路基板23、24を除いた状態を示す拡
大図、図13(c)は図12(c)と同一部分で回路基
板24を除いた状態を示す拡大図である。また、図14
(a)は図13(a)及び図13(b)のF1矢視図、
図14(b)は図13(c)のF2矢視図、図14
(c)は図13(b)のF3矢視図である。これらの図
から分かるように、ケース本体25aの内面には、回路
基板24の両端部に対応して溝71、73を設けてあ
り、溝71、73の下側の縁にはテーパー79、80を
施してケース本体25aの下面から溝71、73内に回
路基板24を挿入し易くしている。また、溝71、73
の縁には上下にわたってリブ72、74を設けてあり、
リブ72、74を回路基板24の表面に当接させること
によって回路基板24の両端をがたつきなく挟み込んで
いる。溝71、73と回路基板24の端面との間には隙
間を設けてあり、回路基板24が温度変化によって伸縮
しても溝71、73で吸収することによって回路基板2
4が撓まないようになっている。また、両リブ72、7
4は回路基板24の同一面側に設けてあり、温度変化に
よってリブ72、74の高さ(突出長)が変化しても回
路基板24の角度が変化しないようにしている。また、
回路基板23の両端部に対応して溝75とスリット77
を設けてあり、溝75及びスリット77の下側の縁には
それぞれテーパー79、81を施してケース本体25a
の下面から溝75及びスリット77内に回路基板23を
挿入し易くしている。また、溝75及びスリット77の
縁には上下にわたってリブ76、78を設けてあり、リ
ブ76、78を回路基板23の表面に当接させることに
よって回路基板23の両端をがたつきなく挟み込んでい
る。回路基板23が温度変化によって伸縮してもスリッ
ト77で吸収することによって回路基板23が撓まない
ようになっている。また、両リブ76、78は回路基板
23の同一面側に設けてあり、温度変化によってリブ7
6、78の高さ(突出長)が変化しても回路基板23の
角度が変化しないようにしている。このように温度変化
による回路基板23、24の変形が生じないようになっ
ているので、回路基板23、24の熱応力変化による出
力変動をなくすことができ、傾き検出装置21の温度特
性を良好にできる。また、溝71、73、75はケース
本体25aの壁厚部分に設けているので、傾き検出装置
21を小型化することができる。
【0039】また、この実施形態では、電源回路部品4
8をケーブル30bに直接つながった回路基板24上に
設けている。電源回路部品48をケーブル30b側の回
路基板24上に設けているので、回路基板23もしくは
回路基板23上の傾斜センサ26及び集積回路素子27
をを省いても回路基板24上の傾斜センサ28及び集中
回路素子29は動作でき、1軸型の傾き検出装置として
も使用できる。よって、1軸型の傾き検出装置と2軸型
の傾き検出装置とを共用でき、互いに別々に設計及び製
造するよりもコストを安価にできる。
【0040】(第2の実施形態)図15は本発明の別な
実施形態による傾き検出装置91の構造を示す断面図で
ある。この実施形態では、回路基板23、24にそれぞ
れ集積回路素子27、29を内蔵した傾斜センサ92、
93を搭載している。これらの傾斜センサ92、93の
構造を図16及び図17に示す。いずれの傾斜センサ9
2、93も、ステム51内にセンサチップ32と集積回
路素子27、29を納めてあり、センサチップ32と集
積回路素子27、29をボンディングワイヤ94でつな
ぎ、集積回路素子27、29と電極パッド96とをボン
ディングワイヤ95でつないでいる。
【0041】この実施形態にあっては、集積回路素子2
7、29もセンサチップ32と共にステム51内に納め
ているので、より一層傾き検出装置91の小型化を図る
ことができる。また集積回路素子27、28とセンサチ
ップ32の間の配線を短くできるので、ノイズなども拾
いにくくなる。
【0042】(第3の実施形態)図18は本発明のさら
に別な実施形態による傾き検出装置に用いられる傾斜セ
ンサ101、102の内部構造を示す平面図、図19
(a)(b)各傾斜センサ101、102の断面図であ
る。この実施形態でも、傾斜センサ101、102内に
集積回路素子27、29を納めている点は第2の実施形
態と共通している。一方、この実施形態で用いられてい
るセンサチップ32は、ピエゾ抵抗型となっている。す
なわち、この実施形態で用いられている傾斜センサ10
1、102のセンサチップ32では、ビーム37の基部
にピエゾ抵抗103が貼り付けられている(あるいは、
イオン注入によって半導体ビーム内にピエゾ抵抗領域を
形成してもよい。)。そして、重り部38の変位によっ
てビーム37が撓むと、その撓みによってピエゾ抵抗1
03の抵抗値が変化するので、ピエゾ抵抗103の抵抗
値変化から重り部38の主軸方向に働く力を計測でき、
集積回路素子27、29から傾斜センサ101、102
の傾斜角θx、θyを求めることができる。
【0043】図20は集積回路素子27、29内の信号
処理回路104a、104bを示しており、各傾斜セン
サ101、102内のピエゾ抵抗103の抵抗値変化
は、抵抗電圧変換回路105a、105bによって電圧
信号に変換され、ローパスフィルタ106a、106b
を通してx軸回りの傾斜角θx及びy軸回りの傾斜角θ
yが集積回路素子27、29から外部へ出力される。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の傾き検出装置によれ
ば、傾斜センサの重り部変位方向の1つを測定面の基準
方向に合わせるだけで他方の重り部変位方向も自動的に
測定面の他方の基準方向に合わせることができ、傾き検
出装置の設置作業を容易に行える。しかも、傾斜角の計
測精度が高く、小型の傾き検出装置を小型化することが
できる。
【0045】さらに請求項2に記載の傾き検出装置にあ
っては、複数の傾斜センサの弾性変形部の支点と重り部
の重心を結ぶ直線どうしを互いに直交するように配置し
ながら、傾斜センサどうしが直交しないように配置する
ことができ、傾斜センサの配置の自由度が高くなる。
【0046】請求項3に記載の傾き検出装置は、各傾斜
センサを実装した別な回路基板どうしを互いに鋭角をな
すように配置しているので、傾き検出装置を小型化する
ことができる。
【0047】請求項4に記載の傾き検出装置は、ケース
の内面に設けた間隙部に回路基板の少なくとも2カ所を
差し込むことにより、回路基板もしくは傾斜センサを所
定の角度で容易に組み立てることができる。又、間隙部
の片面から突出させた凸部を回路基板の同一表面に当接
させているので、温度変化によって凸部の高さが変化し
ても回路基板の角度が変化することがなく、傾き検出装
置の温度特性を安定させることができる。
【0048】請求項5に記載の傾き検出装置にあって
も、傾き検出装置の設置作業を簡単に行え、計測精度が
高くて、小型の傾き検出装置を得ることができる。又、
電源回路部品をいずれかの回路基板に設けているので、
電源回路部品の設けられていない回路基板や傾斜センサ
を省いても差し支えなく、検出軸数の異なる傾き検出装
置を共用化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は従来の傾き検出装置を示す正面図、
(b)は(a)のA1−A1線断面図、(c)は(a)
のA2−A2線断面図である。
【図2】同上の傾き検出装置を傾斜した測定面の上に設
置した状態を示す断面図である。
【図3】同上の傾き検出装置から測定面の傾斜角を出力
するための信号処理回路を示す概略図である。
【図4】(a)は本発明の一実施形態による傾き検出装
置の平面図、(b)はその正面図、(c)は(b)のB
2−B2線断面図、(d)は(a)のB1−B1線断面
図である。
【図5】傾斜センサ内のセンサチップの構造を示す平面
図である。
【図6】(a)は図5のD1−D1線断面図、(b)は
図5のD2−D2線断面図、(c)は図5のD3−D3
線断面図である。
【図7】同上のセンサチップの分解斜視図である。
【図8】同上のセンサチップをステム内に納めた一方の
傾斜センサの断面図である。
【図9】同上のセンサチップをステム内に納めた他方の
傾斜センサの断面図である。
【図10】(a)(b)はいずれも集中回路素子内の信
号処理回路の構成を示す図である。
【図11】(a)は主軸をx方向に合わせて設置した傾
きセンサを示す図、(b)は主軸をy方向に合わせて設
置した傾きセンサを示す図である。
【図12】(a)は図4(c)のE1部拡大図、(b)
は図4(c)のE2部拡大図、(c)は図4(c)のE
3部拡大図である。
【図13】(a)(b)(c)はそれぞれ図12(a)
(b)(c)から回路基板を除いた状態を示す図であ
る。
【図14】(a)は図13(a)(b)のF1矢視図、
(b)は図12(c)のF2矢視図、(c)は図13
(b)のF3矢視図である。
【図15】本発明の別な実施形態による傾き検出装置の
水平断面図である。
【図16】同上の傾き検出装置に用いられている一方の
傾斜センサの断面図である。
【図17】同上の傾き検出装置に用いられている他方の
傾斜センサの断面図である。
【図18】本発明のさらに別な実施形態による傾斜セン
サであって、ステムカバーを開いて内部構造を示す図で
ある。
【図19】(a)(b)は同上の傾斜センサの断面図で
ある。
【図20】同上の傾斜センサからの出力を処理する信号
処理回路を示す図である。
【符号の説明】
22 ケース 23、24 回路基板 26、28 傾斜センサ 27、29 集積回路素子 32 センサチップ 34 センサ本体 36 周枠部 37 ビーム 38 重り部 39a、39b 静電電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部から延出された弾性変形部に支持
    された重り部、および当該重り部の変位量もしくは弾性
    変形部の撓み量を計測する手段を有する複数の傾斜セン
    サと、 該傾斜センサからの出力信号に基づいて傾斜センサの傾
    斜角を演算する処理回路とをケース内に納めた傾き検出
    装置であって、 前記傾斜センサは、それぞれの重り部変位方向が互いに
    直交するようにしてケースの内部に固定されていること
    を特徴とする傾き検出装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜センサは、前記弾性変形部の支
    点と前記重り部の重心を結ぶ直線が該傾斜センサの厚み
    方向と直交しないものであって、複数の傾斜センサは、
    それぞれの弾性変形部の支点と重り部の重心を結ぶ直線
    どうしが互いに直交するように配置されていることを特
    徴とする、請求項1に記載の傾き検出装置。
  3. 【請求項3】 前記各傾斜センサはそれぞれ別な回路基
    板上に実装され、かつ両回路基板は互いに鋭角をなすよ
    うにして前記ケース内に配置されていることを特徴とす
    る、請求項2に記載の傾き検出装置。
  4. 【請求項4】 前記ケースの内面に設けた間隙部に、前
    記傾斜センサを実装した回路基板の少なくとも2カ所を
    差し込み、該間隙部の片面から突出させた凸部を該回路
    基板の同一表面に当接させていることを特徴とする、請
    求項1に記載の傾き検出装置。
  5. 【請求項5】 支持部から延出された弾性変形部に支持
    された重り部、および当該重り部の変位量もしくは弾性
    変形部の撓み量を計測する手段を有する複数の傾斜セン
    サと、該傾斜センサからの出力信号に基づいて傾斜セン
    サの傾斜角を演算する処理回路とをそれぞれ実装した複
    数の回路基板をケース内に納め、前記回路基板を、各傾
    斜センサの重り部変位方向が互いに直交するようにして
    ケースの内部に固定し、少なくとも複数の回路基板に電
    力を供給するための電源回路部品をいずれかの回路基板
    に設けたことを特徴とする傾き検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004081584A1 (ja) * 2003-02-10 2004-09-23 Tokyo Electron Limited 加速度センサ及び傾斜検出方法
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