JP2017198360A - 冷蔵宅配ボックス、およびこれに用いる宅配ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】配達された荷物の温度が低温でなくても、収容室の温度を低く保つことができる冷蔵宅配ボックスを提供する。【解決手段】建物の外壁に取り付けられ、内部に収容室2が形成された冷蔵宅配ボックスである。冷蔵宅配ボックスは、収容室2の側壁22に設けられた排出口3および供給口4と、冷却装置と、取込路51と、戻し路52とを備えている。冷却装置は、収容室2の下方に設けられ、冷却された空気を供給可能である。取込路51は、排出口3が設けられた収容室2の側壁22の外面に沿って設けられ、収容室2内の空気を排出口3から取り込み、空気を冷却装置に導く。戻し路52は、供給口4が設けられた収容室2の側壁22の外面に沿って設けられ、冷却装置により供給された空気を供給口4に導く。【選択図】図1

Description

本発明は、冷蔵宅配ボックス、およびこれに用いる宅配ボックスに関し、より詳細には、冷却機能を有する冷蔵宅配ボックス、および冷却機能を導入可能な宅配ボックスに関する。
特許文献1には、従来の宅配ボックス(宅配物受装置)が開示されている。この従来の宅配ボックスは、玄関の面壁に取り付けられる。この宅配ボックスは、宅配物が収容される受け箱と、この受け箱を覆う蓋とを備えている。
この従来の宅配ボックスは、受け箱の内部および蓋の内面に断熱材が付設されている。これにより、従来の宅配ボックスは、宅配物として冷凍食品が配達された場合に、冷凍食品の温度を、ある程度の時間、低温状態に保つことができる。
特開平7−327809号公報
しかしながら、この従来の宅配ボックスでは、受け箱および蓋の内面に断熱材が付設されているのみであるため、受け箱の内部を低温状態に保ちにくい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、配達された荷物の温度を低温で保管できるように、収容室の温度を低く保つことができる冷蔵宅配ボックスおよびこれに利用可能な宅配ボックスを提供することにある。
本発明の冷蔵宅配ボックスは、建物の外壁に取り付けられ、内部に収容室が形成された冷蔵宅配ボックスであって、前記収容室の側壁に設けられた排出口および供給口と、前記収容室の下方に設けられ、冷却された空気を供給可能な冷却装置と、前記排出口が設けられた収容室の側壁の外面に沿って設けられ、前記収容室内の空気を前記排出口から取り込み、前記空気を前記冷却装置に導くように構成された取込路と、前記供給口が設けられた収容室の側壁の外面に沿って設けられ、前記冷却装置から供給された空気を前記供給口に導くように構成された戻し路とを備えていることを特徴とする。
本発明の宅配ボックスは、建物の外壁に取り付けられ、内部に収容室が形成された宅配ボックスであって、前記収容室の側壁に設けられ、前記収容室内の空気を排出する排出口および前記収容室内に空気を供給する供給口と、前記収容室の下方に設けられ、冷却された空気を供給可能な冷却装置を設置可能な冷却装置冷却装置設置部と、前記排出口が設けられた収容室の側壁の外面に沿って設けられ、前記排出口と前記冷却装置設置部とを通じさせる取込路と、前記供給口が設けられた収容室の側壁の外面に沿って設けられ、前記供給口と前記冷却装置設置部とを通じさせる戻し路とを備えていることを特徴とする。
本発明の冷蔵宅配ボックスによれば、配達された荷物の温度を低温で保管できるように、収容室の温度を低く保つことができる。
本発明の宅配ボックスによれば、冷却装置設置部に冷却装置を設置することで、配達された荷物の温度を低温で保管できるように、収容室の温度を低く保つことができる。
本発明の一実施形態の冷蔵宅配ボックスの後斜め上方から見た断面斜視図である。 同上の前斜め上方から見た斜視図である。 同上の水平断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、建物の外壁に取り付けられる。冷蔵宅配ボックスは、宅配された荷物(配達物)が屋外から投入され、投入された荷物が屋内から取り出される。また、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、冷却された空気を供給可能な冷却装置としてヒートポンプ装置9が内蔵されており、ヒートポンプ装置9により冷却された空気が、内部の収容室2に供給されるように構成される。これにより、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、収容室2に収容された荷物(配達物)を低温状態に保つことができる。本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、図1に示すように、内部に収容室2が形成された宅配ボックス1と、収容室2に冷気を供給するヒートポンプ装置9とを備えている。
宅配ボックス1は、冷蔵宅配ボックスの筐体をなす部分である。宅配ボックス1は、図2に示すように、底板11と、底板11の外縁部から立ち上げられた複数の側板12と、天板13とで箱状に形成されている。複数の側板12のうち、前側に位置する側板12には、荷受用開口14が形成されている。複数の側板12のうち、左右方向のいずれかの側板12(本実施形態では右側の側板12)には、荷出用開口16が形成されている。
荷受用開口14は、矩形状に形成されている。荷受用開口14は、収容室2につながっている。配達された荷物は、荷受用開口14を介して、収容室2に収容される。荷受用開口14には、当該荷受用開口14を開閉可能な荷受用扉15が設けられている。
荷出用開口16は、矩形状に形成されている。荷出用開口16は、収容室2につながっている。収容室2に収容された荷物は、荷出用開口16を介して、外部に取り出される。荷出用開口16には、当該荷出用開口16を開閉可能な荷出用扉17が設けられている。
このような宅配ボックス1の内部には、上述の収容室2と、冷却装置設置部25と、連通部5(図1)とが設けられている。
収容室2は、配達された荷物を収容可能に構成されている。収容室2は、中仕切り板24により構成された底部21と、複数の側壁22と、天面部23とを備えている。なお、収容室2の内面には断熱材が取り付けられているが、図1,2においては省略している。
中仕切り板24は、図1に示すように、宅配ボックス1の底板11に対し、隙間を介して上方に配置されている。底部21は、中仕切り板24の一部の領域により構成される。底部21は、収容室2に荷物が収容された状態において、荷物を支持する。
収容室2を構成する複数の側壁22は、図2に示すように、底部21の周囲を囲むように配置される。本実施形態の収容室2は、複数の側壁22として、左右方向に離れた右壁および左壁と、後方に配置される後壁とを備えている。本実施形態の右壁および左壁は、宅配ボックス1の左右方向の一対の側板12により構成される。後壁は、宅配ボックス1の後側の側板12に対し、隙間を介して前方に配置されている。なお、本実施形態の収容室2は、前壁を有しておらず、前壁に相当する箇所に荷受用開口14が形成されているが、前壁を設け、当該前壁に荷受用開口14を形成してもよい。
冷却装置設置部25は、ヒートポンプ装置9を設置するための部分である。冷却装置設置部25は、宅配ボックス1の複数の側板12,宅配ボックス1の底板11,中仕切り板24で構成される。冷却装置設置部25は、ヒートポンプ装置9を収容可能なスペースを有している。ヒートポンプ装置9は、この冷却装置設置部25の内部に収容され、この状態で取り付けられる。
ここで、図1に示すように、収容室2の後側の側壁22には、排出口3および供給口4が形成されている。排出口3は、上下方向に離れた複数の貫通孔31(本実施形態では3つ)を備えている。また、供給口4も、上下方向に離れた複数の貫通孔41(本実施形態では4つ)を備えている。これら各貫通孔31,41は、側壁22を厚み方向に貫通する。供給口4は、収容室2の後壁において上下方向の中央部に配置されている。また、排出口3は、収容室2の後壁の上端部に配置されている。排出口3としての複数の貫通孔31のうち最も下方の貫通孔31は、供給口4としての複数の貫通孔41のうち最も上方の貫通孔41よりも上方に位置しており、すなわち排出口3は、供給口4よりも上方に配置されている。
中仕切り板24には、第1の開口26と第2の開口27とが、当該中仕切り板24を貫通するように形成されている。第1の開口26および第2の開口27の直下には、ヒートポンプ装置9の蒸発器91が配置される。
連通部5は、収容室2の後側の側壁22に沿って配置される。連通部5は、冷却装置設置部25の内部と、収容室2の内部とを連通する。連通部5は、排出口3と第1の開口26とを連通する取込路51と、供給口4と第2の開口27とを連通する戻し路52とを備えている。
取込路51は、連通部5の内部を縦板53で区画することで形成されている。取込路51は、収容室2の後側の側壁22の外面に沿って上下方向に延びている。取込路51は、収容室2内の空気を排出口3から取り込み、取り込んだ空気を第1の開口26に導く。
戻し路52は、取込路51と同様、連通部5の内部を縦板53で区画することで形成されおり、取込路51に隣接している。戻し路52は収容室2の後側の側壁22の外面に沿って上下方向に延びている。戻し路52は、第2の開口27から流出した空気を供給口4に導く。
このような構成の宅配ボックス1には、上述のように、ヒートポンプ装置9が取り付けられる。ヒートポンプ装置9は、宅配ボックス1の冷却装置設置部25の内部に取り付けられている。
ヒートポンプ装置9は、コンプレッサ,凝縮器,膨張機構,蒸発器91を備えた装置であり、冷凍サイクルを実現する。ヒートポンプ装置9は、蒸発器91により、取込路51から取り込んだ空気から熱を回収する。熱を回収された空気は、戻し路52に戻され、供給口4を介して収容室2に供給される。図1に示すように、蒸発器91は、ケース92内に収容されている。また、このケース92内には、気流を形成するためのファン(気流形成装置)が設けられている。
コンプレッサ,凝縮器,膨張機構,蒸発器91は、配管を介して接続されている。この冷凍サイクルにおいては、熱媒(伝熱媒体)が循環する。ここで、膨張機構は、圧縮した気体を膨張させる機能を有していればよく、膨張弁や、キャピラリーチューブも含むものが挙げられる。また、膨張機構として、キャピラリーチューブと開閉電磁弁とを直列的に接続した構成を用いてもよい。
なお、その他、冷凍サイクルを実現する各構成については、周知の構成を採用しているため、詳細については説明を省略する。
ケース92の内部は、第1の開口26および第2の開口27と連通する。これにより、蒸発器91は、第1の開口26から供給された空気と熱交換可能となっている。熱交換された空気は、第2の開口27に導出される。
ヒートポンプ装置9が作動すると、排出口3から取込路51に収容室2内の空気を取り込み、取り込んだ空気を第1の開口26に導入する。すると、導入された空気は、蒸発器91と熱交換して冷却され、その後、第2の開口27に導出される。その後、第2の開口27を通過した空気は、供給口4を介して収容室2内に供給される。これにより、収容室2内には、冷却された空気が供給され、収容室2内の温度を一定以下の温度に保つことができる。
また、本実施形態の戻し路52は、荷受用扉15に対向する側壁22に設けられており、つまり、屋外から最も離れた側壁22に沿って設けられている。このため、戻し路52は屋外の熱の影響を受けにくく、つまり、収容室2内に供給される空気の温度が、外気の温度の影響で上昇するのを抑制することができる。
ところで、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、図3に示すように、外壁に取り付けられた状態において、内壁面よりも後方に突出する。このため、内壁の施工をするよりも前に、本実施形態の冷蔵宅配ボックスを設置すると、内壁の施工(壁下地63の設置や壁クロス64の貼り付け作業)が行いにくいという問題がある。
これに対し、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、屋外側部材7と、屋内側部材8とを連結することで構成されている。このため、外壁および内壁の施工時に、屋外側部材7を組み込み、外壁および内壁の施工が完了した後に、屋内側部材8を設置することができるように構成される。この結果、外壁および内壁の施工性を向上させることができる。
本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、左右方向に離れた一対の間柱61間に設置される。一対の間柱61の前方には、外壁材62が取り付けられる。外壁材62には、矩形状の開口部65が形成されており、当該開口部65に本実施形態の冷蔵宅配ボックスが取り付けられる。また、間柱61の後面には、壁下地63が取り付けられる。壁下地63の後面には、壁クロス64が取り付けられる。
冷蔵宅配ボックスは、屋外側部材7と、屋内側部材8とが連結されることで構成される。屋外側部材7は、外壁材62の開口部65に嵌め込まれるように構成されている。屋外側部材7は、間柱61に固定するためのフランジ部71と、フランジ部71よりも後方に延出した連結部72とを備えている。
フランジ部71は、間柱61の前面に釘などの固定具を介して固定される。フランジ部71は、間柱61と外壁材62との間に配置される。
連結部72は、後方に延びており、屋内側部材8が連結可能に構成される。連結部72の後端部は、フランジ部71が間柱61に固定された状態で、壁クロス64の後面(内壁面)よりも前方に位置していることが好ましい。
連結部72には、屋内側部材8が連結される。屋内側部材8は、前方に開口した箱形状に形成されており、下端部には前述の冷却装置設置部25が設けられている。このため、冷却装置設置部25にヒートポンプ装置9が取り付けられた屋内側部材8を、外壁に固定された屋外側部材7の連結部72に連結するだけで、冷蔵宅配ボックスを容易に組み立てることができる。なお、連結部72と屋内側部材8との連結は、例えば、ねじやボルトにより行われる。
(効果)
以上説明したように、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、建物の外壁に取り付けられ、内部に収容室2が形成された冷蔵宅配ボックスである。冷蔵宅配ボックスは、収容室2の側壁22に設けられた排出口3および供給口4と、冷却された空気を供給可能な冷却装置と、取込路51と、戻し路52とを備えている。冷却装置は、収容室2の下方に設けられている。取込路51は、排出口3が設けられた収容室2の側壁22の外面に沿って設けられ、収容室2内の空気を排出口3から取り込み、空気を冷却装置に導くように構成される。戻し路52は、供給口4が設けられた収容室2の側壁22の外面に沿って設けられており、冷却装置から供給された空気を供給口4に導くように構成される。この構成によれば、収容室2に冷却された空気を送り込むことができるため、配達された荷物の温度を低温で保つことができる。また、配達された荷物の温度が低温でなくても、収容室2および荷物の温度を低く保つことができる。
また、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、次の付加的な構成を有する。すなわち、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、排出口3が、上下方向に離れた複数の貫通孔31により構成される。この構成によれば、排出口3の開口面積を広くしても、側壁22の強度を保つことができる。
また、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、次の付加的な構成を有する。すなわち、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、供給口4が、上下方向に離れた複数の貫通孔41により構成される。この構成によれば、供給口4の開口面積を広くしても、側壁22の強度を保つことができる。
また、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、次の付加的な構成を有する。すなわち、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、荷物を収容室2に入れるための荷受用開口14と、荷受用開口14を開閉可能な荷受用扉15とをさらに備える。戻し路52は、収容室2の側壁22のうち荷受用扉15に対向する側壁22に設けられている。この構成によれば、戻し路52を外気から離れた位置に配置することで、戻し路52が温かい外気の影響で温度上昇するのを防ぐことができ、冷却された空気が温まるのを抑制できる。
また、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、次の付加的な構成を有する。すなわち、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、冷蔵宅配ボックスは、荷物を収容室2に入れるための荷受用開口14と、収容室2内に収容された荷物を取り出すための荷出用開口16をさらに備える。荷出用開口16は、荷受用開口14に対向する側壁22に隣接する側壁22に設けられている。この構成によれば、荷受用開口14の開口から押し込まれた荷物が、荷出用開口16の開口から飛び出すのを抑制できる。すなわち、荷出用開口16の開口が臨む方向と、荷受用開口14の開口が臨む方向とが前後方向に並ぶと、荷受用開口14の開口から押し込まれた荷物が、荷出用開口16の開口から飛び出しやすくなるが、本実施形態によれば、それを抑制できる。また、荷出用開口16が蹴破られにくくなるため、防犯性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、次の付加的な構成を有する。すなわち、本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、外壁に取り付けられる屋外側部材7と、屋内側部材8とを備える。屋内側部材8は、屋外側部材7の屋内側端部に連結されることで、屋外側部材7との間に収容室2を形成するように構成される。この構成によれば、外壁および内壁の施工時において、屋外側部材7のみを取り付け、外壁および内壁の施工後に屋内側部材8を連結することができ、外壁および内壁の施工性が損なわれるのを抑制できる。
さらに、本実施形態の屋内側部材8には、冷却装置設置部25が設けられている。このため、冷却装置設置部25に冷却装置を設置した状態の屋内側部材8を、屋外側部材7に取り付けることができ、施工が容易である。その上、屋内側部材8として、冷却装置設置部25を有する屋内側部材8と、冷却装置設置部25を有さない屋内側部材8とを在庫として用意しておけば、共通の屋外側部材7を使用しつつ、屋内側部材8をユーザーの要望に応じて選択できる。したがって、本実施形態の冷蔵宅配ボックスによれば、在庫管理も容易となる。
また、本実施形態の宅配ボックス1は、建物の外壁に取り付けられ、内部に収容室2が形成された宅配ボックス1である。宅配ボックス1は、排出口3および供給口4と、冷却装置設置部25と、取込路51と、戻し路52とを備えている。排出口3は、収容室2の側壁22に設けられており、収容室2内の空気を排出する。供給口4は、収容室2の側壁22に設けられており、収容室2内に空気を供給する。冷却装置設置部25は、収容室2の下方に設けられ、冷却装置を設置可能に構成される。取込路51は、収容室2の側壁22の外面に沿って設けられており、排出口3と冷却装置設置部25とを通じさせる。戻し路52は、収容室2の側壁22の外面に沿って設けられており、供給口4と冷却装置設置部25とを通じさせる。この構成によれば、冷却装置設置部25に冷却装置を設置することで、冷蔵宅配ボックスとすることができる。本実施形態の冷蔵宅配ボックスは、配達された荷物の温度を低温で保管できるように、収容室2の温度を低く保つことができる。
また、本実施形態の排出口3は側壁22の上端部に設けられている。このため、本実施形態の冷蔵宅配ボックスによれば、収容室2内において温かくなって上昇した空気を効率よく排出でき、収容室2内を効果的に冷却することができる。
(応用)
上記実施形態の冷蔵宅配ボックスは、取込路51および戻し路52が連通部5を区画することで形成されていたが、これに限定されない。取込路51および戻し路52は、例えば、配管により構成されてもよい。また、冷却装置としてヒートポンプ装置9が設けられていたが、ペルチェ方式により冷却するよう構成されてもよい。なお、この場合にも、収容室2に冷気を供給するための気流を形成するファンが設けられることが好ましい。
上記実施形態において、収容室2に供給される冷却された空気の温度は、外気温よりも低ければよく、特に限定されない。また、収容室2に供給される空気の温度は、ユーザーが適宜調整することができるような構成であってもよい。
また、上記実施形態は、ケース92の内部にファンが設けられていたが、取込路51および戻し路52に設けられていてもよい。また、気流を形成することができれば、ファンでなくてもよい。
1 宅配ボックス
14 荷受用開口
15 荷受用扉
16 荷出用開口
2 収容室
22 側壁
25 冷却装置設置部
3 排出口
31 貫通孔
4 供給口
41 貫通孔
51 取込路
52 戻し路
7 屋外側部材
8 屋内側部材
9 ヒートポンプ装置(冷却装置)
91 蒸発器

Claims (7)

  1. 建物の外壁に取り付けられ、内部に収容室が形成された冷蔵宅配ボックスであって、
    前記収容室の側壁に設けられた排出口および供給口と、
    前記収容室の下方に設けられ、冷却された空気を供給可能な冷却装置と、
    前記排出口が設けられた収容室の側壁の外面に沿って設けられ、前記収容室内の空気を前記排出口から取り込み、前記空気を前記冷却装置に導くように構成された取込路と、
    前記供給口が設けられた収容室の側壁の外面に沿って設けられ、前記冷却された空気を前記供給口に導くように構成された戻し路と
    を備えている
    ことを特徴とする冷蔵宅配ボックス。
  2. 前記排出口が、上下方向に離れた複数の貫通孔により構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵宅配ボックス。
  3. 前記供給口が、上下方向に離れた複数の貫通孔により構成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷蔵宅配ボックス。
  4. 前記冷蔵宅配ボックスは、
    荷物を前記収容室に入れるための荷受用開口と、
    前記荷受用開口を開閉可能な荷受用扉と
    をさらに備え、
    前記戻し路は、前記収容室の側壁のうち前記荷受用扉に対向する側壁に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷蔵宅配ボックス。
  5. 前記冷蔵宅配ボックスは、
    荷物を前記収容室に入れるための荷受用開口と、
    前記収容室内に収容された荷物を取り出すための荷出用開口をさらに備え、
    前記荷出用開口は、前記荷受用開口に対向する側壁に隣接する側壁に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の冷蔵宅配ボックス。
  6. 前記冷蔵宅配ボックスは、
    前記外壁に取り付けられる屋外側部材と、
    前記屋外側部材の屋内側端部に連結されることで、前記屋外側部材との間に前記収容室を形成する屋内側部材と
    を備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の冷蔵宅配ボックス。
  7. 建物の外壁に取り付けられ、内部に収容室が形成された宅配ボックスであって、
    前記収容室の側壁に設けられ、前記収容室内の空気を排出する排出口および前記収容室内に空気を供給する供給口と、
    前記収容室の下方に設けられ、冷却された空気を供給可能な冷却装置を設置可能な冷却装置設置部と、
    前記排出口が設けられた収容室の側壁の外面に沿って設けられ、前記排出口と前記冷却装置設置部とを通じさせる取込路と、
    前記供給口が設けられた収容室の側壁の外面に沿って設けられ、前記供給口と前記冷却装置設置部とを通じさせる戻し路と
    を備えている
    ことを特徴とする宅配ボックス。
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