JP2017198233A - 圧力均衡常閉型ソレノイドバルブ - Google Patents

圧力均衡常閉型ソレノイドバルブ Download PDF

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Abstract

【課題】種々の適用対象に対し容易且つ適切に所期のシール径を確保し得る圧力均衡常閉型ソレノイドバルブを提供する。
【解決手段】流体が収容されるシリンダ10を保持するハウジング1と、ハウジングに形成されシリンダ内に連通する第1及び第2の連通路11、12と、両者間に配設され、ハウジングに対し着脱自在に保持される弁座部材20と、シリンダ内に摺動自在に支持され、弁座部材に対し近接離隔作動可能な弁体部31を有する弁部材30と、弁部材を付勢する付勢部材40と、ハウジングに支持されるソレノイド50と、ソレノイドの励磁に応じて、弁体部が弁座部材から離隔する方向に弁部材を駆動するプランジャ60とを備え、ソレノイドの非励磁時は、第1の連通路内の流体と第2の連通路内の流体の圧力差の大小に拘らず弁体部が弁座部材に着座した状態に維持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力均衡常閉型ソレノイドバルブに関し、例えば車両のサスペンション等に供される流体圧制御装置に好適なソレノイドバルブに係る。
圧力均衡ソレノイドバルブに関し、例えば下記の特許文献1には、その図1に示す常開型のソレノイドバルブについて第2柱第5行乃至第12行に「電気エレルギーがコイルに供給されると、コアは第2位置方向の下方に駆動され、(二つの)ポート間の流体の流れが阻止される。これに対し、電気エレルギーがコイルから除かれると、スプリング力がコアを上方の開位置に駆動し(二つの)流体ポート間を連通する」(但し、引用符合省略)と説明されている。そして、同文献の第2柱第58行乃至第60行には「スプールを二つの位置の一方から他方に移動させるのに必要な力を最小とすべく、バルブが圧力均衡状態とされる」旨記載されている。更に、同文献の第4柱第45行乃至第48行には「スプリングと励磁コイルの機能を逆にすることにより常閉型のバルブを構成し得る」と付言されている。
米国特許第5497975号公報
然し乍ら、上記特許文献1には常閉型の圧力均衡ソレノイドバルブについての具体的な開示はなく、同文献に開示された特有の構成が前提となり、単に「スプリングと励磁コイルの機能を逆に」しただけでは、常閉型の圧力均衡ソレノイドバルブを構成し得るものではない。ましてや、種々の適用対象に対し所謂シール径を適宜設定し得る圧力均衡常閉型ソレノイドバルブを構成することはできない。
そこで、本発明は、種々の適用対象に対し容易且つ適切に所期のシール径を確保し得る圧力均衡常閉型ソレノイドバルブを提供することを課題とする。
上記の課題を達成するため、本発明は、流体が収容されるシリンダを保持するハウジングと、該ハウジングに形成され前記シリンダ内に連通する第1の連通路及び第2の連通路と、前記第1の連通路と前記第2の連通路との間に配設され、前記ハウジングに対し着脱自在に保持される弁座部材と、前記シリンダ内に摺動自在に支持され、前記弁座部材に対し近接離隔作動可能な弁体部を有する弁部材と、前記ハウジング内に支持され前記弁体部が前記弁座部材に着座する方向に前記弁部材を付勢する付勢部材と、前記ハウジングに支持されるソレノイドと、該ソレノイド内に収容され、当該ソレノイドの励磁に応じて、前記付勢部材の付勢力に抗して前記弁体部が前記弁座部材から離座し、前記弁体部が前記弁座部材から離隔する方向に前記弁部材を駆動するプランジャとを備え、前記ソレノイドの非励磁時は、前記第1の連通路内の流体と前記第2の連通路内の流体の圧力差の大小に拘らず前記弁体部が前記弁座部材に着座した状態に維持されるように構成したものである。
上記の圧力均衡常閉型ソレノイドバルブにおいて、前記弁座部材が円断面の開口を有し、該開口に当接して着座する前記弁体部が、少なくとも当該開口の内径に一致する外径から、当該開口から離座する方向に移動する距離に応じて増加する外径となるテーパ状の外側面を有する構成とするとよい。
更に、前記弁座部材を構成する部材は、前記弁体部を構成する部材より低い硬度に設定されているものとするとよい。
本発明は上述のように構成されているので以下の効果を奏する。即ち、本発明の圧力均衡常閉型ソレノイドバルブは、流体が収容されるシリンダを保持するハウジングと、このハウジングに形成されシリンダ内に連通する第1の連通路及び第2の連通路と、第1の連通路と第2の連通路との間に配設され、ハウジングに対し着脱自在に保持される弁座部材と、シリンダ内に摺動自在に支持され、弁座部材に対し近接離隔作動可能な弁体部を有する弁部材と、ハウジング内に支持され弁体部が弁座部材に着座する方向に弁部材を付勢する付勢部材と、ハウジングに支持されるソレノイドと、このソレノイド内に収容され、ソレノイドの励磁に応じて、付勢部材の付勢力に抗して弁体部が弁座部材から離座し、弁体部が弁座部材から離隔する方向に弁部材を駆動するプランジャとを備え、ソレノイドの非励磁時は、第1の連通路内の流体と第2の連通路内の流体の圧力差の大小に拘らず弁体部が弁座部材に着座した状態に維持されるように構成されており、常時は付勢部材の付勢力及びシリンダに対する弁部材の摺動抵抗によって第1及び第2の連通路間を閉状態に維持し、ソレノイドによる最小の駆動力で弁部材を駆動し第1及び第2の連通路間を連通させることができる。特に、弁座部材はハウジングに対し着脱自在に保持されているので、種々の適用対象における弁座部材と弁体部の接触径を予め設定しておき、適用対象に応じた弁座部材をハウジングに保持することにより、ソレノイドが非励磁状態においては、発生し得る圧力差によって弁体部が開放することなく第1及び第2の連通路間を閉状態に維持し得るように構成することができる。更に、例えば種々の内径の弁座部材を用意しておき、適用対象(例えば車種)に応じて適宜選択してハウジング内に保持することにより、容易且つ適切に所期のシール径を確保することができる。
上記の圧力均衡常閉型ソレノイドバルブにおいて、弁座部材が円断面の開口を有し、この開口に当接して着座する弁体部が、少なくとも当該開口の内径に一致する外径から、当該開口から離座する方向に移動する距離に応じて増加する外径となるテーパ状の外側面を有する構成とすれば、容易且つ適切にシール径を設定することができるだけでなく、弁座部材を交換することによって容易にシール径を変更することができる。尚、弁体部におけるテーパ状の外側面は円錐面あるいは曲面とすることができるが、曲面が望ましい。
また、弁座部材を構成する部材が、弁体部を構成する部材より低い硬度に設定されておれば、弁座部材と弁体部の接触部の気密シール性を適切に確保し維持することができる。
本発明の一実施形態に係る圧力均衡常閉型ソレノイドバルブの縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る圧力均衡常閉型ソレノイドバルブの一部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の望ましい実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る圧力均衡常閉型ソレノイドバルブを示すもので、流体として例えばオイルが収容されるハウジング1にソレノイドアセンブリ2が接合されている。本実施形態においては、金属製のハウジング1に大径孔1a、中径孔1b及び小径孔1cの段付孔が形成されており、従って、大径孔1aと中径孔1bとの間に段部1dが形成され、中径孔1bと小径孔1cとの間に段部1eが形成されている。更に、中径孔1bの内面には環状溝1fが形成されており、この環状溝1fに連通する第1の連通路11と、小径孔1cに連通する第2の連通路12が形成されている。
そして、ハウジング1の段付孔内に、シリンダ10、弁座部材20、弁部材30及び付勢部材40が収容され、シリンダ10及び弁座部材20は、中径孔1bに螺合される保持部材2aによって中径孔1b内に保持され、弁部材30はシリンダ10内(シリンダボア)に摺動自在に支持されると共に、圧縮コイルばねの付勢部材40によって保持部材2a方向に付勢されている。シリンダ10の側壁には、環状溝1fに連通する連通孔13が形成されており、従って、シリンダ10内(シリンダボア)が連通孔13及び環状溝1fを介して第1の連通路11に連通するように構成されている。本実施形態においては、シリンダ10の一端面と段部1eとの間に弁座部材20が挟持されるように配設されており、シリンダ10内(シリンダボア)が弁座部材20の開口及び小径孔1cを介して第2の連通路12に連通し得るように形成されている。
而して、ハウジング1にはシリンダ10が保持され、このシリンダ10内に連通する第1の連通路11及び第2の連通路12が形成されており、弁座部材20が第1の連通路11と第2の連通路12との間に配設され、ハウジング1に対し着脱自在に保持されている。そして、弁部材30がシリンダ10内に摺動自在に支持され、弁体部31が弁座部材20に対し近接離隔作動可能に配設されており、付勢部材40によって弁体部31が弁座部材20に着座する方向に付勢されている。更に、弁部材30の本体部の外側面に形成された環状溝30aには、内側にOリング71、外側に樹脂リング72が嵌着され、これらによってシール部材が構成されている。尚、ハウジング1に形成された第1及び第2の連通路11、12の開口端部は、夫々プラグ81及び82によって封止されている。
図2に拡大して示すように、弁座部材20は円断面の開口を有し、弁部材30の弁体部31はテーパ状の外側面31cを有し、その外側面31cが弁座部材20の開口に当接して着座するようにシリンダ10内に収容され、所定の軸方向距離を摺動可能に支持されている。具体的には、弁体部31の外側面31cが、少なくとも弁座部材20の開口の内径に一致する外径(図2では当該内径より小の外径)から、当該開口から離座する方向に移動する距離に応じて増加する外径となるテーパ状の円錐面あるいは球面に形成されているが、球面が望ましい。弁部材30には軸方向に段付孔32が形成されており、その大径孔32a内にフィルタ34が圧入され、このフィルタ34を介して小径孔1cが段付孔32に連通するように構成されている。更に、大径孔32aの開口部には筒体の支持部材33が嵌合され、図1に示すように、ハウジング1の小径孔1c内に収容された付勢部材40が、小径孔1cの底部と支持部材33との間に張設されている。
一方、ソレノイドアセンブリ2は、ハウジング1に支持されるソレノイド50と、ソレノイド50内に収容され、ソレノイド50の励磁に応じて、付勢部材40の付勢力に抗して弁体部31が弁座部材20から離座し、弁体部31が弁座部材20から離隔する方向に弁部材30を駆動するプランジャ60を備えている。プランジャ60は、保持部材2aに軸方向移動可能に支持されたロッド61を介して、弁部材30を駆動可能に配設されている。保持部材2aには、弁部材30の軸方向移動を許容する凹部2bが形成されており、弁部材30の径方向に形成された小孔32bを介して凹部2b内と段付孔32が連通するように構成されている。
プランジャ60の回りには樹脂製のボビン51が配設され、これにコイル52が巻装され、その回りに円筒状の固定コア53が配設され、その一端部がハウジング1の段部1dに当接するように大径孔1aに圧入されている。そして、コイル52に電気的に接続されるコネクタ54と共に、これらを収容する樹脂製のケース55がシール部材Sを介してハウジング1に接合されている。尚、プランジャ60の軸方向の両端には、段付孔32、小孔32b、凹部2b、ロッド61回りの間隙、及びプランジャ60回りの空隙を介して流体が充填されており、両端面に付与される圧力が相殺されるので、プランジャ60に対する駆動力が流体の圧力に左右されることはない。
本実施形態における所謂シール径に関し、シリンダ10とシール部材(71、72)のシール径Aはシリンダ10の内径(シリンダボア)によって決定され、弁座部材20と弁部材30のシール径Bは弁座部材20と弁部材30(弁体部31)の接触径によって決定される。そして、シール径A=シール径Bの寸法関係のときに圧力均衡状態が成立し、第1の連通路11内の圧力(P1とする)と第2の連通路12内の圧力(P2とする)の大小に拘らず、付勢部材40の荷重(T1とする)とシール部材(71、72)の摺動抵抗(T2とする)によって、弁座部材20と弁部材30(弁体部31)との間は密着状態が保持され、第1の連通路11と第2の連通路12との間は気密シールされた状態に維持される。
これに対し、シール径A>シール径Bの寸法関係では、圧力(P1)>圧力(P2)のときにはΔP=P1−P2の圧力差が生じ、F1=ΔP×{(シール径A−シール径B)の環状面積}の力が弁部材30を閉保持する方向に作用する。逆に、圧力(P1)<圧力(P2)のときにはΔP=P2−P1の圧力差が生じ、F2=ΔP×{(シール径A−シール径B)の環状面積}の力が弁部材30を開放する方向に作用する。
一方、シール径A<シール径Bの寸法関係では、圧力(P1)>圧力(P2)のときにはΔP=P1−P2の圧力差が生じ、F3=ΔP×{(シール径B−シール径A)の環状面積}の力が弁部材30を開放する方向に作用する。逆に、圧力(P1)<圧力(P2)のときにはΔP=P2−P1の圧力差が生じ、F4=ΔP×{(シール径B−シール径A)の環状面積}の力が弁部材30を閉保持する方向に作用する。
而して、種々の適用対象に応じて弁座部材20と弁部材30(弁体部31)の接触径を予め各種設定しておくことにより、ソレノイド50が非励磁状態で、両者間で発生し得る圧力(P1)と圧力(P2)の圧力差(ΔP)によって弁部材30(弁体部31)が開放することなく着座状態(閉状態)を維持し得るように構成することができる。例えば、種々の内径の弁座部材20を用意しておき、適用対象(車種)に応じて適宜選択してハウジング1内に保持することにより、所期のシール径Bに設定することができる。更に、本実施形態においては、弁座部材20を構成する部材が、弁体部31を構成する部材より低い硬度に設定(軟質部材で形成)されているので、弁座部材20と弁部材30(弁体部31)の接触部の気密シール性が適切に確保され、確実に維持される。
上記の構成になる圧力均衡常閉型ソレノイドバルブの全体作動を説明すると、図1に示すソレノイド50(コイル52)の非励磁時は、シール径A=シール径Bの圧力均衡状態にあり、第1の連通路11内の圧力(P1)と第2の連通路12内の圧力(P2)の大小に拘らず、付勢部材40の荷重(T1)とシール部材(71、72)の摺動抵抗(T2)によって、弁座部材20と弁部材30の弁体部31との間は密着状態が保持され、第1の連通路11と第2の連通路12との間は気密シールされた状態に維持されている。そして、ソレノイド50が励磁されたときには、プランジャ60の駆動力と付勢部材40の付勢力の差に基づき弁体部31が弁座部材20から離座し、第1及び第2の連通路11、12間が連通する。而して、常時は第1及び第2の連通路11、12間を閉状態に維持し、最小の駆動力で弁部材30を駆動し第1及び第2の連通路11、12間を連通させることができる。
例えばシール径A>シール径Bである場合には、前述のように、圧力(P1)>圧力(P2)でΔP=P1−P2の圧力差が生じたときには、F1=ΔP×{(シール径A−シール径B)の環状面積}の力が弁部材30を閉保持する方向に作用するが、圧力(P1)<圧力(P2)であってΔP=P2−P1の圧力差が生じたときには、F2=ΔP×{(シール径A−シール径B)の環状面積}の力が弁部材30を開放する方向に作用する。この点に鑑み、弁座部材20と弁部材30(弁体部31)の接触径を適宜設定すれば、シール径Bをシール径Aと等しくなるように調整することができ、圧力差(ΔP)の大小に拘らず弁体部31は弁座部材20に着座した状態に維持される。
しかも、弁座部材20はハウジング1に対し着脱自在に保持されているので、種々の適用対象における弁座部材20と弁体部31の接触径を予め設定しておき、(弁部材30を変更することなく)適用対象に応じた弁座部材20をハウジング1に保持することにより、ソレノイド50が非励磁状態において、発生し得る圧力差(ΔP)に基づき弁体部31が開放することなく第1及び第2の連通路11、12間を閉状態に維持することができる。更に、例えば種々の内径の弁座部材20を用意しておき、適用対象(例えば車種)に応じて適宜選択してハウジング1内に保持することにより、容易且つ適切に所期のシール径Bを確保することができる。
尚、上記の構成になる圧力均衡常閉型ソレノイドバルブの適用対象としては、車両の車高制御サスペンションや減衰力可変サスペンション等があるが、これらに限らず種々の流体圧制御装置に適用することができ、更には、車両に限らず航空機等の流体圧制御装置にも適用可能である。
1 ハウジング
2 ソレノイドアセンブリ
10 シリンダ
11 第1の連通路
12 第2の連通路
20 弁座部材
30 弁部材
31 弁体部
40 付勢部材
50 ソレノイド
60 プランジャ
61 ロッド
71 Oリング(シール部材)
72 樹脂リング(シール部材)

Claims (3)

  1. 流体が収容されるシリンダを保持するハウジングと、該ハウジングに形成され前記シリンダ内に連通する第1の連通路及び第2の連通路と、前記第1の連通路と前記第2の連通路との間に配設され、前記ハウジングに対し着脱自在に保持される弁座部材と、前記シリンダ内に摺動自在に支持され、前記弁座部材に対し近接離隔作動可能な弁体部を有する弁部材と、前記ハウジング内に支持され前記弁体部が前記弁座部材に着座する方向に前記弁部材を付勢する付勢部材と、前記ハウジングに支持されるソレノイドと、該ソレノイド内に収容され、当該ソレノイドの励磁に応じて、前記付勢部材の付勢力に抗して前記弁体部が前記弁座部材から離座し、前記弁体部が前記弁座部材から離隔する方向に前記弁部材を駆動するプランジャとを備え、前記ソレノイドの非励磁時は、前記第1の連通路内の流体と前記第2の連通路内の流体の圧力差の大小に拘らず前記弁体部が前記弁座部材に着座した状態に維持されるように構成されていることを特徴とする圧力均衡常閉型ソレノイドバルブ。
  2. 前記弁座部材が円断面の開口を有し、該開口に当接して着座する前記弁体部が、少なくとも当該開口の内径に一致する外径から、当該開口から離座する方向に移動する距離に応じて増加する外径となるテーパ状の外側面を有することを特徴とする請求項1記載の圧力均衡常閉型ソレノイドバルブ。
  3. 前記弁座部材を構成する部材が、前記弁体部を構成する部材より低い硬度に設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の圧力均衡常閉型ソレノイドバルブ。
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