JP2017197962A - タイトフレーム、折版屋根の施工方法、及び支柱の設置方法 - Google Patents

タイトフレーム、折版屋根の施工方法、及び支柱の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
折版屋根を施工後においても、屋根上に支柱等を確実に、堅固に支持することのできるタイトフレーム、折版屋根の施工方法、支柱の設置方法を提供すること。
【解決手段】
少なくとも1つ以上の頂部、谷部、及び立上部を備えたタイトフレームであって、少なくとも1つ以上の立上部には、支柱固定用のネジ穴が設けられることを特徴とするタイトフレーム。
【選択図】図5

Description

本発明は、母屋や梁等に折版屋根を取り付ける際に使用されるタイトフレームに関する。
母屋や梁等に折版屋根を取り付ける際に使用される部材としてタイトフレームが広く知られている。
図1に示すように、断面が山状に形成された折版屋根2は、タイトフレーム1を介して梁3に取り付けられる。タイトフレーム1は、折版屋根2と同様に山形の断面形状を有し、折版屋根2の内側に嵌合する。
図2には、タイトフレーム1の断面図を示す。タイトフレーム1は、上下位置の高い頂部と低い谷部とを備え、頂部と谷部との間には斜面状に立上部が形成される。また、折版屋根も、タイトフレーム1と同様に、頂部、谷部、及び立上部を備える。
折版屋根2を施工する際は、まず、梁3等に溶接又はネジ打ち等によってタイトフレーム1を固定する。次に、タイトフレーム1と折版屋根2との頂部同士を重ねて、タイトフレーム1の上部に折版屋根2を取り付ける。
この際、タイトフレーム1と折版屋根2とを固定するために、頂部にネジ型の固定機構を設けることが広く行われている。
図3には、頂部におけるネジ型の固定機構として、タイトフレームの頂部に雄ネジを設ける例を示す。この例では、タイトフレーム31の頂部に、剣先ボルト35が上方に突出するように取り付けられる。折版屋根32を取り付ける際には、前記剣先ボルト35を折版屋根32の頂部に貫通させる。折版屋根32の頂部から上方に向かって突出する剣先ボルト35には、ナット(図示せず)及び防水カバー36等が取り付けられる。また、ナットや防水カバー36等には、防水用のパッキンを設けてもよい。
タイトフレームに折版屋根を取り付ける技術を開示した文献として、特許文献1が挙げられる。特許文献1は、タイトフレームの上に折版屋根を被せた後、頂部にタッピングネジを取り付ける際に、折版屋根の上方からでもタイトフレームが下部に隠れている位置を分かりやすくするために、タイトフレームの立上部に凸状又は凹状のマーキング部を設けるという技術である。
タイトフレームを用いて折版屋根を施工した後に、作業者が折版屋根上に上って作業を行う必要が生じることがある。具体的には、折版屋根の上部にアンテナや太陽発電パネル等を設置したり、折版屋根を補修したりする場合等である。このような場合、落下事故を防止するために、作業者は安全帯等を使用する必要がある。そこで、安全帯のフックを引っ掛けるための親綱を、折版屋根の上部に設置することになる。親綱は、一般的には折版屋根の上部に設置された複数の親綱支柱間に架設される。折版屋根の上部に親綱支柱を設置することを開示した文献として、特許文献2及び3が挙げられる。
さらに、折版屋根の上部にアンテナや太陽発電パネル等を設置する際には、これらアンテナやパネル等を支持・固定するための支柱(構造物用支柱)を折版屋根の上部に固定する必要がある。
特開2000−314209号公報 特開2012−158868号公報 特開2009−228209号公報
折版屋根の上部に親綱支柱や構造物用支柱(総称して、単に「支柱」と称することがある。)を固定する場合、支柱の下部に設けられた取付部材(例えば、ブラケット等)を、折版屋根やタイトフレームに固定することになる。
例えば、図3に示す剣先ボルト35を備えたタイトフレーム31の場合、剣先ボルト35を用いて支柱を固定する。具体的には、剣先ボルト35に取り付けられた防水カバー36、ナット(図示せず)等を取り外し、露出した剣先ボルト35に取付部材を取り付けて、親綱支柱を固定することになる。
しかし、タイトフレームの頂部における剣先ボルトは、本来は折版屋根とタイトフレームとを固定するために設けられているものであって、支柱を固定するためのものではない。よって、これら頂部におけるネジ型の固定機構を用いて支柱を設置する方法では、支柱を十分な強度で固定することができない。特に、親綱支柱を十分な強度で固定できないと、安全上の問題が生じることになる。
また、タイトフレームの頂部の剣先ボルトは、折版屋根の施工後の長期間に亘って風雨に晒されることで、例え防水カバー等を設けていても、腐食が進行してしまう。腐食が進んだ剣先ボルトを用いて支柱を設置すると、支柱の固定強度は更に脆弱になる。また、腐食の進行が甚だしいと、頂部の剣先ボルトを用いて親綱支柱を固定すること自体が不可能となる場合もある。
本発明は上記の問題点に鑑みて想到されたものであり、折版屋根の施工後においても、屋根上に支柱等を確実に、堅固に支持することのできるタイトフレーム、このタイトフレームを用いた折版屋根の施工方法、及びこのタイトフレームを用いた支柱の設置方法を提供することを課題とする。
[1]少なくとも1つ以上の頂部、谷部、及び立上部を備えたタイトフレームであって、少なくとも1つ以上の立上部には、支柱固定用のネジ穴が設けられることを特徴とするタイトフレーム。
[2]前記立上部のネジ穴近傍領域は、前記立上部のネジ穴近傍領域以外の領域よりも幅広であることを特徴とする前記[1]に記載のタイトフレーム。
[3]前記立上部のネジ穴近傍領域には、前記立上部のネジ穴近傍領域以外の領域よりも隆起した台座部が設けられることを特徴とする前記[1]又は[2]に記載のタイトフレーム。
[4]前記ネジ穴の裏面縁部には、ネジ止め凸部が設けられることを特徴とする前記[1]から[3]までのいずれか一つに記載のタイトフレーム。
[5]前記[1]から[4]までのいずれか一つに記載のタイトフレームの上に、前記タイトフレームと同様の断面形状を備えた折版屋根を載せ、少なくとも一つ以上のネジ穴を折版屋根の立上部によって被覆したまま、タイトフレーム及び折版屋根の頂部を固定することを特徴とする折版屋根の施工方法。
[6]タイトフレームの上に折版屋根を載せ、少なくとも一つ以上のネジ穴を折版屋根の立上部によって被覆し、かつ、少なくとも一つ以上のネジ穴に固定ボルトを設け、タイトフレーム及び折版屋根の頂部を固定することを特徴とする前記[5]に記載の折版屋根の施工方法。
[7]前記[5]又は[6]に記載の折版屋根の施工方法によって折版屋根を施工した後、折版屋根の立上部に新たにネジ穴を設け、折版屋根の立上部のネジ穴とタイトフレームの立上部のネジ穴とを用いて、支柱を固定することを特徴とする支柱の設置方法。
本発明によると、折版屋根を施工した後であっても、確実にかつ堅固に支柱等を屋根上で支持することができる。
図1は、タイトフレームを用いた折版屋根の施工方法を示す、斜視図である。 図2は、タイトフレームの断面図である。 図3は、頂部に剣先ボルトを有するタイトフレームを用いた折版屋根の施工方法を示す、断面図である。 図4は、頂部に剣先ボルトを有する、本発明に係るタイトフレームの斜視図である。 図5は、本発明に係るタイトフレームを用いた折版屋根の施工方法を示す、断面図である。 図6は、本発明に係るタイトフレームを用いて行う支柱の設置方法の一例を示す、断面図である。 図7は、本発明に係るタイトフレームを用いて行うアイボルトの設置方法の一例を示す、断面図である。 図8は、本発明に係るタイトフレームを用いて行う固定ボルトの設置方法の一例を示す、断面図である。
まず、図4を用いて本発明のタイトフレームの一例について説明する。
図4に示されるタイトフレーム61は、頂部に剣先ボルト65を有する。図示していないものの、剣先ボルト65は先端が鋭く尖った雄ネジ状の部材であり、折版屋根の頂部を貫通可能となっている。また、タイトフレーム61の谷部には、タイトフレーム61を梁等に据えつけるネジ等を挿通するための谷部ネジ孔68が設けられている。尚、溶接等によってタイトフレーム61を梁に据えつける場合には、谷部ネジ孔68は設けられていなくてもよい。図4におけるタイトフレーム61は、2つの頂部、3つの谷部、及び4つの立上部を備えるが、これらの数に限定されるものではない。
タイトフレーム61は、立上部にネジ穴69を備える。このネジ穴69は、後述する支柱等を固定する際に、支柱固定用のボルトを螺入するのに用いられる。図4の例では4つの立上部全てにネジ穴69が設けられているが、少なくともいずれか1つの立上部にネジ穴が設けられていればよい。
ネジ穴69の径は、適宜変更することができる。ネジ穴の径を大きくすればするほど、ネジ穴を用いて支柱を固定する際に、より強固に支柱を固定できるようになる。ネジ穴69の径は、支柱を十分な強度で固定できる径であればよく、例えば、直径が8mm〜18mm程度であればよい。タイトフレームと折版屋根との固定のために用いられる頂部とは別に、立上部に支柱固定用のネジ穴を別途設けておくことによって、支柱の固定に十分な強度を発揮する大きさの径のネジ穴を確保することができる。
また、タイトフレーム61の立上部においてネジ穴69を設ける長手方向(図4のX方向)の位置、幅方向(図4のY方向)の位置は特に制限されない。
図示していないが、タイトフレーム61の1つの立上部に、長手方向(X方向)に沿って複数のネジ穴69を設けてもよい。複数のネジ穴69を設ける場合、それぞれのネジ穴69の径を異なるようにしておけば、支柱の規格や固定対象となる部材の用途等に応じて適宜好適なネジ穴69を選択・使用することができる。
タイトフレーム61の立上部には、ネジ穴69の近傍領域(ネジ穴近傍領域)が他の領域よりも幅広となる、幅広部(図4のA部)を備えていてもよい。立上部にネジ穴69を設けることによって、ネジ穴69の分だけ立上部の断面積が小さくなり、タイトフレーム61の機械強度が落ちてしまうことになるが、このような幅広部を設けることで立上部の断面積を稼ぐことができ、タイトフレーム61の強度を確保することができる。幅広部の幅長の一例として、立上部のその他の領域の幅長に比べて、1.1倍〜1.5倍とする例が挙げられる。また、立上部の斜め方向(図4のA方向)における幅広部の長さの一例として、立上部全体の斜め方向の長さに対して、0.3〜0.7倍程度とすることができる。
タイトフレーム61は、ネジ穴69の近傍領域(ネジ穴近傍領域)において、他の領域よりも隆起した、台座部70を備えていてもよい。このように、ネジ穴69の近傍領域を隆起させることにより、タイトフレーム61を用いて折版屋根62を施工した後、タイトフレーム61が折版屋根62に覆われている場合であっても、台座部70の膨らみを手がかりとして、裏側にタイトフレーム61が配置された箇所を検知しやすくなる。台座部70の幅長及び斜め方向長さの一例としては、前述した幅広部と同様とすることができる。また、台座部70は、立上部の他の領域に比べ、3mm〜10mm程度隆起していればよい。
次に、図5を用いて本発明のタイトフレームを用いた折版屋根の施工方法について説明する。尚、図5は、図4のタイトフレーム61を用いて折版屋根62を施工した際の断面図である。
まず、タイトフレーム61を、母屋や梁(共に図示せず)の上に、折版屋根62の長手方向(図5では紙面の奥・手前方向)に沿って複数設置する。次に、図5に示すように、このタイトフレーム61の上部に折版屋根62を被せる。この際、タイトフレーム61の頂部と折版屋根62の頂部とが重なるようにしつつ、剣先ボルト65によって折版屋根62の頂部を貫通させる。貫通した剣先ボルト65の先端部は、ナット等(図示せず)で固定し、防水カバー66等を被せる。尚、折版屋根62の裏面とタイトフレーム61の表面とが擦れて折版屋根62の裏面が傷つくことを防止するために、折版屋根62とタイトフレーム61との間には隙間を設けて施工することが望ましい。また、図示していないが、折版屋根62の長手方向と垂直な方向(図5の左右方向)に、複数の折版屋根62の左右方向端部同士を連結させることもある。
図5の例では、折版屋根62の施工時には、立上部のネジ穴69にボルト等を挿し込むことはせず、ネジ穴69を折版屋根62によって覆われたままとしている。折版屋根62が長期間に亘って風雨に晒された場合であっても、折版屋根62の内側にあるネジ穴69は保護され、タイトフレーム61のネジ穴69周辺が腐食・劣化してしまうことを防止することができる。また、谷部等とは異なり、立上部には水や粉塵等が堆積しにくいことからも、ネジ穴69周辺の腐食・劣化を防止することができる。よって、折版屋根62の施工後に、ネジ穴69を用いて支柱を固定する場合でも、十分な強度で支柱を固定できる。
尚、図5の拡大図で示すように、タイトフレーム61のネジ穴の裏面縁辺部には、ネジ止め凸部69bが形成される。ネジ止め凸部69bは、内側に雌ネジが形成され、ネジ穴69に挿通された固定ボルト等を受けるナット状の部材である。ネジ止め凸部69bを設けることで、固定ボルトを受けるためのナット等を別途準備する必要がなく、部品点数を減らしつつ、十分な強度で固定ボルトをネジ穴69に据えつけることができる。
次に、タイトフレーム61を用いて折版屋根62を施工した後に、折版屋根62の上部にて作業する必要が生じた場合について説明する。
まず、折版屋根の上部に、親綱支柱を設置する必要がある。親綱支柱を固定するために、タイトフレーム61のネジ穴69が用いられる。より具体的には、図6に示すように、親綱支柱(図示せず)の足部を固定するための取付金具(例えば、ブラケット91等)が、ネジ穴69に螺入された固定ボルト92によって取り付けられる。折版屋根の施工時に折版屋根62の立上部に孔を設けていない例(図5の例)では、親綱支柱の設置時に、折版屋根62の立上部に新たにネジ穴を設ければよい。この際、タイトフレーム61に台座部70を設けていると、台座部70近傍における折版屋根62の僅かな膨らみを手がかりとして、折版屋根62の裏側のどの位置にタイトフレーム61が隠れているかを検知しやすくなる。
図6のようにしてブラケット91を取り付けた後に、ブラケット91の水平部と親綱支柱の下部とをボルト等で固定することによって、親綱支柱を取り付けることができる。
このように、折版屋根62の施工時にはネジ穴69が折版屋根62に覆われているようにして、親綱支柱を設置する際に折版屋根62の立上部にネジ穴を施すことにより、親綱支柱の装着前にネジ穴69が風雨に晒されて腐食・劣化してしまうことを防止できる。これにより、ネジ穴69を用いて十分な強度で支柱を固定できるようになる。また、本来、折版屋根62の取付・固定のために用いるための頂部のネジ機構とは別に、支柱固定用のネジ穴69を立上部に設けておくことで、親綱支柱を十分に支持できる大径のネジ穴69を設けておくことも可能であり、十分な支柱の固定強度を確保することができる。
また、ブラケット91に取り付けることができるのは、親綱架設用の親綱支柱に限定されず、例えば太陽発電用のソーラーパネルやアンテナ等の構造物を支える構造物用支柱も取り付けることができる。折版屋根62の施工当初には設けられていなかった構造物用支柱を、折版屋根62の施工後に設ける必要が生じたような場合にも、タイトフレーム61のネジ穴69近傍の腐食等を防ぎ、十分な強度で構造物用支柱を固定することができる。
図7の例では、ネジ穴69にアイボルト93を取り付けた例を示す。この場合も同様に、折版屋根62の施工時にはネジ穴69を折版屋根62に覆われた状態としておき、アイボルト93の取付時に折版屋根62の立上部にネジ穴を設け、新たに設けた折版屋根62のネジ穴とタイトフレーム61に予め設けておいたネジ穴69とを貫通するように、アイボルト93を螺入させればよい。アイボルト93を用いる例では親綱支柱を設けずとも、折版屋根62上に親綱を架設することができる。具体的には、折版屋根62の上方に、複数のアイボルトを設けておき、これらのアイボルトの環部分に親綱を挿通することによって、親綱を架設することができる。また、アイボルトの環部分にアンテナ用のワイヤ等を架設することもできる。
また、図8のように、折版屋根62の施工時に、折版屋根62の立上部に既にネジ穴を開けておき、固定ボルト92等を用いて折版屋根62の立上部とタイトフレーム61の立上部とを固定しておくこともできる。これにより、折版屋根62とタイトフレーム61とは、頂部及び立上部にて固定されることとなり、従来の固定法のように頂部のみで固定する方法に比べて、固定強度が増す。
特に頂部のみでタイトフレームと折版屋根とを固定する態様では、強風時に、立上部を中心として折版屋根が上方へ浮き上がろうとする力(巻き上がり力)が発生し、折版屋根がタイトフレームから脱落してしまうことがある。図8のように、頂部及び立上部の2箇所で固定しておくことにより、強風時においても折版屋根の脱落を確実に防止することができる。
折版屋根62の施工時に、図8のように固定ボルト92を挿通させたネジ穴と、図5のように折版屋根62で被覆した状態のままにしたネジ穴69の両方を設けておくと、固定ボルト92によってタイトフレーム61と折版屋根62とを強固に固定しつつ、折版屋根62に被覆され、風雨等によって腐食・劣化しにくいネジ穴69を確保することができる。
1、31、61 タイトフレーム
2、32、62 折版屋根
3 梁
35、65 剣先ボルト
36、66 防水カバー
68 谷部ネジ孔
69 ネジ穴
69b ネジ止め凸部
70 台座部
91 ブラケット
92 固定ボルト
93 アイボルト

Claims (7)

  1. 少なくとも1つ以上の頂部、谷部、及び立上部を備えたタイトフレームであって、
    少なくとも1つ以上の立上部には、支柱固定用のネジ穴が設けられることを特徴とするタイトフレーム。
  2. 前記立上部のネジ穴近傍領域は、前記立上部のネジ穴近傍領域以外の領域よりも幅広であることを特徴とする請求項1に記載のタイトフレーム。
  3. 前記立上部のネジ穴近傍領域には、前記立上部のネジ穴近傍領域以外の領域よりも隆起した台座部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイトフレーム。
  4. 前記ネジ穴の裏面縁辺部には、ネジ止め凸部が設けられることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載のタイトフレーム。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載のタイトフレームの上に、前記タイトフレームと同様の断面形状を備えた折版屋根を載せ、
    少なくとも一つ以上のネジ穴を、折版屋根の立上部によって被覆したまま、
    タイトフレーム及び折版屋根の頂部を固定することを特徴とする折版屋根の施工方法。
  6. タイトフレームの上に折版屋根を載せ、
    少なくとも一つ以上のネジ穴を、折版屋根の立上部によって被覆し、かつ、少なくとも一つ以上のネジ穴に固定ボルトを設け、
    タイトフレーム及び折版屋根の頂部を固定することを特徴とする請求項5に記載の折版屋根の施工方法。
  7. 請求項5又は6に記載の折版屋根の施工方法によって折版屋根を施工した後、
    折版屋根の立上部に新たにネジ穴を設け、
    折版屋根の立上部のネジ穴とタイトフレームの立上部のネジ穴とを用いて、支柱を固定することを特徴とする支柱の設置方法。
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