JP2014163136A - 太陽電池モジュールの取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋根上に取り付けられる太陽電池モジュールの傾斜角度を、簡単な構成によって調節でき、発電効率を向上させることができる太陽電池モジュールの取付装置を提供する。
【解決手段】屋根1上に固定される、第1の脚部材11および第1の脚部材11に比べて高さの高い第2の脚部材12と、第1および第2の脚部材11,12によって支持され太陽電池モジュール3が設置される架台2と、を備える太陽電池モジュールの取付装置である。架台2は、第1の脚部材11が該架台2に固定される位置と、第2の脚部材12が該架台2に固定される位置との間の距離を調節することを可能にする距離調節機構51,52を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は太陽電池モジュールの取付装置に関し、詳しくは、太陽電池モジュールの傾斜角度を調節することができる太陽電池モジュールの取付装置に関する。
屋根上に太陽電池モジュールを設置する場合、屋根なり設置工法が従来から採用されている。
この屋根なり設置工法には、直付け工法とラック工法などがある。直付け工法とは、屋根上に取付金具を固定し、この取付金具を介して屋根上に太陽電池モジュールを直付けする工法である。ラック工法とは、屋根上にラックを固定した後、該ラック上に太陽電池モジュールを設置する工法である。
しかし、これらの屋根なり設置工法は、屋根の勾配に沿って太陽電池モジュールが設置される工法であるため、太陽電池モジュールの傾斜角度は屋根の勾配と等しくなる。このような屋根の勾配に太陽電池モジュールが設置される場合、太陽電池モジュールの発電効率を上げる上で最適な傾斜角度であるとはいえない場合が多い。
そのため、太陽電池モジュールに太陽光が十分に入射するよう該モジュールを傾斜させて屋根に取付けることができず、該モジュールの発電効率が上がらない。また、該モジュールの傾斜角度が小さいため雨水などによる自浄作用が働き難く、該モジュールの表面に汚れなどが一旦付着してしまうと、汚れが落ち難いため、太陽電池モジュールの発電効率が下がってしまう。
例えば、金属折板屋根の上に太陽電池モジュールを屋根なり設置工法で設置する場合は、屋根の勾配が一般には水勾配程度の1〜3度程度であるため、太陽電池モジュールの発電効率が上がらず、自浄作用も小さい。
従って、太陽電池モジュールの発電効率を上げるため、太陽電池モジュールに太陽光が十分に入射し、自浄作用が十分働くように該モジュールを傾斜させて屋根上に設置することが望まれる。
ところで、屋根上に太陽電池モジュールを設置する場合、屋根の向き、勾配など、および金属折板屋根の場合にはその山部のピッチ幅など、設置場所ごとに屋根への該モジュールの設置条件が異なる。また、屋根上に設置される太陽電池モジュールの縦および横方向のサイズもメーカーにより様々である。
太陽電池モジュールの設置に傾斜を付けるため、例えば、特開2012−144903号公報(特許文献1)および特開2001−140416号公報(特許文献2)には、折板屋根の隣接するハゼ部にベース具を合計4個固定し、隣接する各ベース具上に高さの低い受台座と高さの高い受台座とをそれぞれ固定し、該低い台座と該高い台座に亘って太陽電池モジュールを傾斜状態で架設して固定する取付装置が提案されている。
しかし、このような構成の取付装置では、屋根に対する太陽電池モジュールの取付角度が決まっているため、屋根の勾配や屋根の方向などに応じて屋根に対する該モジュールの取付角度を調節することができない。
特開2001−193231号公報(特許文献3)には、屋根と太陽電池モジュールとの間に高さ調整可能な取付金具を配置して、この取付金具の高さを調整することにより太陽電池モジュールの受光方向に対する角度を変えることが開示されている。
しかし、この文献に開示の取付金具は、ネジ軸部と、このネジ軸部に螺合する操作用のナットなどを備えているため、部品点数が多くなり、また取付金具の構造が複雑で重量が増加し、製作コストも上がり、施工が複雑になる。
特開2012−144903号公報 特開2001−140416号公報 特開2001−193231号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、屋根上に取り付けられる太陽電池モジュールの屋根に対する傾斜角度を、簡単な構成によって調節でき、発電効率を向上させることができる太陽電池モジュールの取付装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下を特徴とする。
(項目1)
太陽電池モジュールの取付装置であって、該取付装置は、
屋根上に固定される第1の脚部材と、
屋根上に固定される第2の脚部材であって、該第2の脚部材の高さは、該第1の脚部材の高さよりも高い、第2の脚部材と、
該第1の脚部材と該第2の脚部材とによって支持される架台であって、該架台の上に太陽電池モジュールが設置される、架台と
を備え、
該架台は、該第1の脚部材が該架台に固定される位置と該第2の脚部材が該架台に固定される位置との間の距離を調節することを可能にする距離調節機構を有する、取付装置。
(項目2)
前記距離調節機構は、前記架台の長手方向に沿って該架台の側面に設けられた複数の孔を有し、
前記第1の脚部材は、該複数の孔のうちの1つを通る第1のボルトと該第1のボルトに対応する第1のナットとによって該架台に固定され、
前記第2の脚部材は、該複数の孔のうちの他の1つを通る第2のボルトと該第2のボルトに対応する第2のナットとによって該架台に固定される、項目1に記載の取付装置。
(項目3)
前記取付装置は、前記太陽電池モジュールの第1の端部をクランプする第1のクランプ部材と、該太陽電池モジュールの第2の端部をクランプする第2のクランプ部材とをさらに備え、
前記架台は、該第1のクランプ部材が該架台に固定される位置と該第2のクランプ部材が該架台に固定される位置との間の距離を調節することを可能にするクランプ距離調節機構をさらに有する、項目1または2に記載の取付装置。
(項目4)
前記クランプ距離調節機構は、前記架台の長手方向に沿って該架台の上面に設けられた複数の孔を有し、
前記第1のクランプ部材は、該複数の孔のうちの1つを通る第3のボルトと該第3のボルトに対応する第3のナットとによって該架台に固定され、
前記第2のクランプ部材は、該複数の孔のうちの他の1つを通る第4のボルトと該第4のボルトに対応する第4のナットとによって該架台に固定される、項目3に記載の取付装置。
(項目5)
前記距離調節機構の複数の孔は、少なくとも1つの丸孔と、前記架台の長手方向に長い少なくとも1つの長孔とを含み、
前記クランプ距離調節機構の複数の孔は、少なくとも1つの丸孔と、該架台の長手方向に長い少なくとも1つの長孔とを含み、
該距離調節機構の該少なくとも1つの丸孔および該クランプ距離調節機構の該少なくとも1つの丸孔は、該架台の一方の端部の側に設けられ、
該クランプ距離調節機構の該少なくとも1つの長孔および該クランプ距離調節機構の該少なくとも1つの長孔は、該架台の他方の端部の側に設けられている、項目4に記載の取付装置。
本発明の取付装置は、屋根上に固定される第1の脚部材と、屋根上に固定される第2の脚部材であって、該第2の脚部材の高さは、該第1の脚部材の高さよりも高い、第2の脚部材と、該第1の脚部材と該第2の脚部材とによって支持される架台であって、該架台の上に太陽電池モジュールが設置される架台とを備える。
よって、該架台が屋根に対して傾斜した状態で両脚部材によって支持されるので、太陽電池モジュールを屋根上に傾斜状態で設置することができる。
その架台は、第1の脚部材が架台に固定される位置と第2の脚部材が架台に固定される位置との間の距離を調節することを可能にする距離調節機構を有するので、太陽電池モジュールが設置される屋根の状況に応じ、両脚部材が固定される位置の間の距離を短くしたり長くしたりすることによって、架台の傾斜角度を調節することができる。
よって、この架台上に設置された太陽電池モジュールの設置角度を、一般的な金属折板屋根の勾配である水勾配(1〜3度)よりも十分大きくでき、その結果、太陽電池モジュールの発電効率が向上し、また雨水などによる自浄作用が働く。
また、架台に距離調節機構を設けるだけで、太陽電池モジュールの傾斜角度を調節できるので、汎用性が高く、屋根の向きや勾配などに合わせた専用の部品を必要としない。
請求項2の発明では、前記距離調節機構は、架台の長手方向に沿って該架台の側面に設けられた複数の孔を有し、第1の脚部材は、該複数の孔のうちの1つを通る第1のボルトと該第1のボルトに対応する第1のナットとによって該架台に固定され、第2の脚部材は、該複数の孔のうちの他の1つを通る第2のボルトと該第2のボルトに対応する第2のナットとによって該架台に固定される。
よって、架台に複数の孔を設けるだけという簡単な構成によって該モジュールの傾斜角度の調節が行え、特許文献3に開示された装置のように、ネジ軸部とその操作用ナットなどを設ける場合に比べて部品点数が減り、また構造が簡略化して製作コストが安価で、施工性が良い。
請求項3の取付装置は、太陽電池モジュールの第1の端部をクランプする第1のクランプ部材と、該モジュールの第2の端部をクランプする第2のクランプ部材とをさらに備え、しかも架台は、第1のクランプ部材が該架台に固定される位置と第2のクランプ部材が該架台に固定される位置との間の距離を調節することを可能にするクランプ距離調節機構を備える。
従って、太陽電池モジュールのサイズがメーカーによって様々であっても、その太陽電池モジュールのサイズに合わせて、第1のクランプ部材の位置と第2のクランプ部材の位置との間の距離を調節できるので、様々なサイズの太陽電池モジュールでも架台上にクランプして固定することができる。
このように、太陽電池モジュールの傾斜角度を調節するための距離調節機構と、様々なサイズの太陽電池モジュールに適用できるクランプ距離調節機構が、それぞれ架台に設けられていることにより、どのような屋根の状況であっても、かつどのようなサイズの太陽電池モジュールであっても、構成を簡略としながら、太陽電池モジュールの傾斜を調節して発電効率を向上させることができる。
請求項4の発明では、クランプ距離調節機構は、架台の長手方向に沿って該架台の上面に設けられた複数の孔を有し、第1のクランプ部材は、該複数の孔のうちの1つを通る第3のボルトと該第3のボルトに対応する第3のナットとによって該架台に固定され、第2のクランプ部材は、該複数の孔のうちの他の1つを通る第4のボルトと該第4のボルトに対応する第4のナットとによって該架台に固定される。
従って、架台に複数の孔を設けるだけの簡単な構成によって、様々なサイズの太陽電池モジュールでも架台上にクランプして固定することができるから、構造が簡略化でき、製作コストが安価で、施工性が良い。
請求項5の発明では、距離調節機構の複数の孔は、少なくとも1つの丸孔と、架台の長手方向に長い少なくとも1つの長孔とを含み、クランプ距離調節機構の複数の孔は、少なくとも1つの丸孔と、架台の長手方向に長い少なくとも1つの長孔とを含み、各距離調節機構の丸孔が該架台の一方の端部の側に設けられ、各距離調節機構の長孔が該架台の他方の端部の側に設けられている。
この構成によって、距離調節機構の丸孔を用いて第1の脚部材を架台に固定し、またクランプ距離調節機構の丸孔を用いて第1のクランプ部材を架台に固定でき、クランプ距離調節機構の長孔を用いて第2の脚部材を架台に固定でき、またクランプ距離調節機構の長孔を用いて第2のクランプ部材を架台に固定できる。
架台の丸孔側で脚部材およびクランプ部材を該架台に固定した後に、架台の長孔側で脚部材およびクランプ部材を架台に固定する際に、この長孔内で該脚部材と該クランプ部材の固定位置の微調整が行える。よって、架台の片側で脚部材とクランプ部材の両部材の微調整が行えるので、架台の一方側で脚部材の固定の微調整を行い、架台の他方側でクランプ部材の固定の微調整を行うような場合に比べて施工性に優れている。
本発明の一実施例の太陽電池モジュールの取付装置の取付状態を示す斜視図である。 図2Aは、図1に示す取付装置の正面図である。 図2Bは、図1に示す取付装置の架台の平面図である。 図2Cは、図1に示す取付装置の要部拡大断面図である。 本発明の他の実施例の太陽電池モジュールの取付装置の取付状態を示す斜視図である。 図1に示す太陽電池モジュールの取付装置の他の取付状態を示す斜視図である。 図4に示す取付装置の正面図である。 本発明のさらに他の実施例の太陽電池モジュールの取付装置の取付状態を示す斜視図である。 図2Aに示す架台とは異なる架台を用いた本発明のさらに他の実施例の太陽電池モジュールの取付装置の取付状態を示す正面図である。 図8A、図8Bおよび図8Cは、それぞれベース具の正面図、側面図および断面図である。 図9A、図9Bおよび図9Cは、それぞれ第1の支持脚の正面図、側面図および平面図である。 図10A、図10Bおよび図10Cは、それぞれ第2の支持脚の正面図、側面図および平面図である。 図11A、図11B、図11Cおよび図11Dは、それぞれ架台の正面図、平面図、背面図および右側面図である。 図12A、図12Bおよび図12Cは、それぞれクランプ部材の正面図、側面図および平面図である。 クランプ部材のカバーの正面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2Aは、本発明の太陽電池モジュールの取付装置を折板屋根の上に設置した状態を示す斜視図と正面図である。
本発明の取付装置は折板屋根に限らず、その他の屋根に対しても適用することができるが、以下では、折板屋根上に太陽電池モジュールの取付装置を設置した場合を説明する。
本発明の太陽電池モジュールの取付装置は、屋根1上に固定される第1の脚部材11と、屋根1上に固定される第2の脚部材12であって、該第2の脚部材12の高さは、該第1の脚部材11の高さよりも高い、第2の脚部材12と、該第1の脚部材11と該第2の脚部材12とによって支持される架台2であって、該架台2の上に太陽電池モジュール3が設置される架台2とを備える。
(屋根)
折板屋根1は、金属板を一定幅の谷状に折り曲げて形成された屋根材8を屋根上に複数敷いて構築されている。該屋根材8は、逆台形状の谷部の両端に山部が形成され、該山部の端部にハゼ継手が折り曲げて形成されている。
隣接する屋根材8の山部を、屋根下地に固定したタイトフレームの上面に載置し、該タイトフレームに固定した吊子に屋根材のハゼ継手を巻き締めてハゼ部10が形成されている。
(太陽電池モジュール)
太陽電池モジュール3は、平板状の太陽光発電パネルと、そのパネルの周囲を額縁状に囲う枠体5とを有する。
(第1の脚部材および第2の脚部材)
屋根1上に固定される第1の脚部材11および第2の脚部材12は、それぞれ1つの部材から構成してもよく、あるいは2以上の複数の部材を組み合わせて構成してもよい。第1の脚部材11および第2の脚部材12はそれぞれ屋根上に直接的に固定されてもよく、あるいはそれぞれ他の部材を介して屋根上に間接的に固定されてもよい。
図1および図2に示す実施例では、第1の脚部材11は屋根1上に固定されるベース具14と、該ベース具14上に固定される第1の支持脚16とを有する。同様に、第2の脚部材12は、屋根1上に固定されるベース具14と、該ベース具14上に固定される第2の支持脚18とを有する。
第1の脚部材11のベース具14と第2の脚部材12のベース具14は、同一部材あるいは異なる部材で構成することができるが、この実施例では同一部材で構成されている。
ベース具14は、図8に示すように、左右一対の挟持部材30、30と、該挟持部材30、30の間に配設されるボルト保持部材31と、該ボルト保持部材31に保持された上部ボルト32とを有する。この上部ボルト32を利用して上記第1の支持脚16および第2の支持脚18が固定される。
該左右一対の挟持部材30、30およびボルト保持部材31に横方向の通孔35が設けられ、この通孔35に横ボルト33を通してナット34で締結することにより、該一対の挟持部材30、30は折板屋根1のハゼ部10を挟むようにして折板屋根1上に固定される。
なお、ベース具14としては、上記構成のもの以外に従来より公知の金具を使用することができる。例えば、ベース具14はハゼ部10を跨ぐ逆U字状の本体を有し、ボルトを締め付けることにより、ハゼ部10にベース具を固定でき、かつ該ベース具の本体から上部ボルトが上方へ突出するものでもよい。
第1の支持脚16は、図9に示すように、底板部36と、該底板部36の後ろ側の縁部から上方へ立ち上がる縦片部37と、該底板部36の左右両側の縁部から上方へ立ち上がる一対の側片部38、38と、を有する。
底板部36には、前後方向に長い長孔39が形成されている。縦片部37と両側片部38との間にスリット40、40が形成され、また各側片部38の上端部にはボルト孔41が設けられている。
第2の支持脚18は、図10に示すように、底板部43と、該底板部43の後ろ側の縁部から上方へ立ち上がる縦片部44と、該底板部43の左右両側の縁部から上方へ立ち上がる一対の側片部45、45とを有する。この第2の支持脚18は、横断面が略コ字状に形成されている。
底板部43には、前後方向に長い長孔46が形成されている。縦片部44と両側片部45との間にスリット47、47が形成され、また各側片部45の上端部にはボルト孔48が設けられている。
(架台)
架台2は、図2Bおよび図11に示すように、長尺なフレーム状に形成することができる。架台2は下方が開口する縦断面コ字形に形成することができる(図11D)。そのような架台2は、上面部54と、該上面部54から下方へ垂下する一対の側面部55,55とを有する。
該架台2は、屋根上に固定される第1の脚部材11と第2の脚部材12とによって支持される。ここで、該架台は第1の脚部材11と第2の脚部材12との間に亘って架設されていてもよく(図5)、第1の脚部材11と第2の脚部材12の支持位置を超えて該架台2が延びていてもよい(図2A)。つまり、架台2が第1の脚部材11と第2の脚部材12とによって支持される形態であればよく、架台2の長さは限定されない。
該架台2は、第1の脚部材11が該架台2に固定される位置と、該第2の脚部材12が該架台2に固定される位置との間の距離を調節することを可能にする距離調節機構を有する。
この距離調節機構は、架台2の長手方向に沿って該架台2の側面部55に設けられた複数の孔51,52で形成することができる。あるいは、架台2の長手方向に沿って該架台2の側面部55に設けられた凹溝、スリットなどの係合部で形成することができる。距離調節機構を凹溝、スリットなどの係合部で形成する場合は、この係合部を利用してボルトの頭部などの被係合部を係合させ、架台2と第1および第2の脚部材11、12とを固定するようにしてもよい。
該距離調節機構が該架台2の側面部55に設けられた複数の孔で形成される場合、該孔は少なくとも1つの丸孔51と、該架台2の長手方向に長い少なくとも1つの長孔52とを含むことができる。該距離調節機構は、架台2の両側面部55、55に設けることが好ましい。該距離調節機構を複数の孔で形成する場合は、その架台2の両側面部55、55の対応する位置に孔がそれぞれ設けられる。
さらに実施例に沿って説明すると、架台2の側面部55の一端部には、複数の丸孔51が設けられ、架台2の他端部には、複数の長孔52が設けられている。丸孔51の個数および位置、長孔52の個数および位置は何ら限定されないが、折板屋根1の隣接するハゼ部10間のピッチ幅などに応じて適宜設定される。
上記第1および第2の支持脚16、18の上に架台2が配置され、該第1の支持脚16のボルト孔41および架台2の丸孔51に通したボルト67およびそれに対応するナットによって該第1の支持脚16の上部が架台2に固定される。また、同様に、第2の支持脚のボルト孔48および架台2の長孔52に通したボルト67およびそれに対応するナットによって該第2の支持脚18の上部が該架台2に固定される。
図12に示すように、取付装置は、太陽電池モジュール3の第1の端部をクランプする第1のクランプ部材6と、太陽電池モジュール3の第2の端部をクランプする第2のクランプ部材7とをさらに備えることができる。太陽電池モジュール3の第1の端部と太陽電池モジュール3の第2の端部は、それぞれ対向する端部である。
第1および第2のクランプ部材6、7は、太陽電池モジュール3をクランプするものであれば、どのような構造のクランプ部材も使用することができる。例えば、図12に示すように、第1および第2のクランプ部材6、7は、鋼板を折り曲げて断面が逆L字形に形成されたものを使用することができる。このクランプ部材6、7は、縦片57と押さえ片58とを有し、該押さえ片58にボルト孔59が設けられている。
架台2は、第1のクランプ部材6が該架台2に固定される位置と第2のクランプ部材7が該架台2に固定される位置との間の距離を調節することを可能にするクランプ距離調節機構をさらに含むことができる。
このクランプ距離調節機構は、該架台2の長手方向に沿って該架台2の上面部54に設けられた複数の孔21,22で形成することができる。あるいは、架台2の長手方向に沿って該架台2の上面部に設けられた凹溝、スリットなどの係合部で形成することができる。クランプ距離調節機構を凹溝、スリットなどの係合部で形成する場合は、この係合部を利用してボルトの頭部などの被係合部を係合させ、架台2と第1および第2のクランプ部材6,7とを固定するようにしてもよい。
該クランプ距離調節機構が、架台2の上面部54に設けられた複数の孔で形成される場合、複数の孔21、22は、少なくとも1つの丸孔と、該架台2の長手方向に長い少なくとも1つの長孔とを有することができる。
さらに実施例に沿って説明すると、架台2の上面部54の一端部には、丸孔21が複数設けられ、架台2の上面部54の他端部には、長孔22が1つ設けられている。丸孔21の個数および位置、長孔22の個数および位置は何ら限定されないが、太陽電池モジュール3のサイズなどに応じて決定される。架台2の曲げ強度を考慮すると、該孔21,22の数は極力少なく設計される。
架台2の孔21,22に通したボルト23をクランプ部材6、7の押さえ片58のボルト孔59に通し、該押さえ片58から上方へ突出したボルト23にナット24を締結することにより、押さえ片58と架台2の上面との間で太陽電池モジュール3の枠体5を挟み込み、太陽電池モジュール3を架台2に固定することができる。なお、ボルト23・ナット24による締結は、図2Cに示す形態に限らない。例えば、ボルト23を上方から下方に向けて孔59、22内を通し、ボルト23の下端部にナット24を締結してもよい。
この長孔22の長さは、隣接する丸孔21,21間の距離とほぼ等しいか、または隣接する丸孔21,21間の長さ以上に設定することができる。そのように設定することによって、適切な位置の丸孔21を選択した場合、その丸孔21と長孔22内との間の距離を途切れることなく連続させることができる。よって、太陽電池モジュール3のサイズが変わった場合でも、架台2に固定する第1および第2のクランプ部材6、7間の距離を連続して変えることができるので、種々のサイズの異なる太陽電池モジュール3を第1および第2のクランプ部材6、7でクランプして架台2に固定することができる。
また、架台2の側面部55の一方の端部側に少なくとも1つの丸孔51を形成し、架台2の側面部55の他方の端部側に少なくとも1つの長孔52を形成することにより、該丸孔51にボルト67を通してナットで第1の脚部材11の上端部を架台2に固定することで、架台2の位置決めを行うことができる。架台2の他方の端部側に設けた長孔52にボルト67を通してナットで第2の脚部材12の上端部を架台2に固定することにより、長孔52の部分で第2の脚部材12の固定位置を微調整することができる。
しかも、架台2の側面部55に設けた丸孔51と架台2の上面部54に設けた丸孔21がそれぞれ架台2の一方の端部側に設けられ、架台2の側面部55および上面部54に設けた長孔52、22がそれぞれ架台2の他方の端部側に設けられていることによって、架台2の一方の端部側では第1の脚部材11と第1のクランプ部材6とを架台2に位置決めして固定し、架台2の他方の端部側では、第2の脚部材12と第2のクランプ部材7とを長孔の範囲内で微調整しながら架台2に固定することができる。従って、架台2の一方側で脚部材11およびクランプ部材6を該架台2に固定した後、架台2の他方側で脚部材12およびクランプ部材7を微調整しながら架台2への固定が行えるので、施工性に優れる。
(施工方法)
次に、本発明の取付装置を用いて太陽電池モジュール3を折板屋根1に取り付ける方法を説明する。
図1および図2に示すように、太陽電池モジュール3のサイズに合わせて折板屋根1の山部のハゼ部10への取り付け位置を決め、このハゼ部10にベース具14を配設して該ベース具14を固定する。つまり、ハゼ部10の両側にベース具14の挟持部材30、30を配置し、挟持部材30、30の通孔35にボルト33を通してナット34で締結することにより、該一対の挟持部材30、30間に折板屋根1のハゼ部10を挟むようにして折板屋根1上にベース具14を固定する。ベース具14は、設置する太陽電池モジュール3の寸法に合わせて屋根1のハゼ部10に4箇所固定する。
次に、このベース具14上に第1および第2の支持脚16、18を固定する。つまり、ベース具14から上方へ突出した上部ボルト32を第1および第2の支持脚16、18の底板部36に形成された長孔39、46に通し、ナット34で締め付ける。図1および図2に示す施工例では、折板屋根1の軒側に固定されたベース具14上に第1の支持脚16を固定し、棟側に固定されたベース具14上に第2の支持脚18を固定する。
次に、第1および第2の支持脚16、18の上に架台2を配置し、該第1および第2の支持脚16、18のボルト孔41、48に通したボルト67およびそれに対応するナットによって該第1および第2の支持脚16、18の上部を該架台2に固定する。ここでは、第1および第2の支持脚16、18に形成されたスリット40、47に架台2の側面部55を上方から挿入し、第1および第2の支持脚16、18の側片部38、45に形成されたボルト孔41,48および架台2の側面部54に形成された孔51,52にそれぞれボルト67を通し、ナットにて締結することにより、架台2に第1および第2の支持脚16、18の上端部を固定する。
上記したように、架台2の一方側端部で架台2への位置決めをした後、架台2の他方側端部に形成された長孔52内で微調整を行う。架台2の傾斜角度を変えるには、孔51,52を選択すると共に、屋根1のハゼ部10に固定するベース具14の固定位置を調節することにより、第1および第2の脚部材11,22間の距離を変えればよい。
次に、架台2の一方端部に第1のクランプ部材6を配設すると共に、架台2の他方端部に第2のクランプ部材7を配設し、また架台2上に太陽電池モジュール3を設置する。
架台2と第1のクランプ部材6との間に太陽電池モジュール3の枠体5を挟んだ状態で、第1のクランプ部材6の押さえ片58のボルト孔59、および架台2の孔21に通したボルト23をナット24で締結することにより、第1のクランプ部材6の押さえ片58と架台2の上面との間で太陽電池モジュール3の枠体5を挟持する。同様に、架台2と第2のクランプ部材7との間に太陽電池モジュール3の枠体5を挟んだ状態で、第2のクランプ部材7の押さえ片58のボルト孔59、および架台2の孔21に通したボルト23をナット24で締結することにより、第2のクランプ部材7の押さえ片58と架台2の上面との間で太陽電池モジュール3の枠体5を挟持する(図2C)。
第1および第2のクランプ部材6,7の上面には必要に応じて、該クランプ部材6,7を雨水等から保護するためのカバー9が被せられる。このカバー9は、図13に示すように、架台2を被覆して架台2に装着されるカバー本体64と、ボルト23・ナット24の上部を覆う頭部65とを有する。
このようにして、太陽電池モジュール3を軒側に向かって下り傾斜する状態、あるいは棟側に向かって下り傾斜する状態で流れ方向に設置できる。また、架台2の軒側に固定される第1の脚部材11と架台2の棟側に固定される第2の脚部材12との間の距離を変えることによって、屋根1の勾配とは無関係に太陽電池モジュール3を受光方向に対し最適な傾斜角度となるよう屋根1に取付けることができる。例えば、太陽電池モジュール3の受光面が屋根面に対して約10度の傾斜を持つように取付けることができる。同様にして、複数の太陽電池モジュール3を屋根の桁方向および流れ方向へ隣接して設置することにより、一群の太陽電池モジュール3を屋根1上に設置することができる。
(他の実施例)
図3に示すように、屋根1の山部に固定したベース具14上にラック26を固定し、このラック26上に上記したように第1および第2の支持脚16、18を固定し、第1および第2の支持脚16、18上に架台2を配置し、該架台上に太陽電池モジュール3を設置して第1および第2のクランプ部材6,7で太陽電池モジュール3を固定するようにしてもよい。この実施例では、山部から上方へ突出したボルトを利用してベース具14を屋根1に固定することができる。
また、この実施例では、第1の脚部材11が、ベース具14、ラック26および第1の支持脚16を含み、第2の脚部材12が、ベース具14、ラック26および第2の支持脚18を含む。
ラック26は、上面に溝部を有する長尺な部材で構成されている。この溝部内に、ボルトの頭部およびワッシャをスライド可能に配設し、溝部から上方へ突出するボルトに第1の支持脚16および第2の支持脚18が固定される。つまり、ラック26の溝部内に2つのボルトが配設され、各ボルトに第1の支持脚16および第2の支持脚18が固定される。第1の支持脚16および第2の支持脚18はラック26の長手方向に沿ってスライド可能であるので、第1の支持脚16と第2の支持脚18間の距離を調節することができる。
図4および図5は、建物の桁方向(流れ方向と直交する方向)に太陽電池モジュール3を傾斜させて設置した実施例である。
太陽電池モジュール3のサイズ、および折板屋根の山部のピッチ幅に合わせて折板屋根1のハゼ部10上にベース具14が固定され、このベース具14上に上記したように、第1および第2の支持脚16、18が固定されている。第1および第2の支持脚16、18上に架台2が固定され、該架台2上に太陽電池モジュール3が設置されると共に、クランプ部材6,7で太陽電池モジュール3が架台2に固定されている。
ベース具14を固定する山部(あるいはハゼ部10)間のピッチが異なった場合には、架台2の孔51,52を選択することによって、第1および第2の脚部材11,12間の距離を調節することができる。距離の微調整は、架台2の長孔52の範囲で実施することができる。
図6に示すように、屋根の山部の上にベース具14を固定し、このベース具14上にラック26を固定し、このラック26上に上記したように第1および第2の支持脚16、18を固定し、第1および第2の支持脚16、18上に架台2を配置し、該架台2上に太陽電池モジュール3を設置して第1および第2のクランプ部材6,7で太陽電池モジュール3を固定するようにしてもよい。この実施例では、第1の脚部材11が、ベース具14、ラック26および第1の支持脚16を含み、第2の脚部材12が、ベース具14、ラック26および第2の支持脚18を含む。
図4および図6に示した実施例によれば、太陽電池モジュール3を屋根の軒側へ向かって下り傾斜し、かつ桁方向へも傾斜する状態で屋根1上に設置できる。また、架台2に固定される第1の脚部材11と第2の脚部材12との間の距離を変えることによって、屋根1の勾配とは無関係に太陽電池モジュール3の桁方向の傾斜を大きく傾けることができる。
このようにして、建物の向き(折板屋根の山部の方向や方位)とは無関係に、太陽電池モジュールの架台の傾斜角度を施工現場での屋根の状況に応じて調節することができるので、太陽電池モジュールの発電効率を向上させることができる。
図7は、架台の他の実施例を示したものである。この架台2の側面部55の一端部には、複数の丸孔51が設けられ、架台2の他端部には複数の長孔52が設けられている。孔51および52の個数や位置は、屋根の勾配、屋根材のハゼ部のピッチなどに応じて適宜設定することができる。
図7に示す架台2では、図2Aに示した架台2と比べて、架台2の側面部55に形成された長孔52が2個だけ形成され、また丸孔51の個数および配置が異なっている。
図1および図2の実施形態では、ハゼ式折板屋根に本発明の太陽電池モジュール取付装置を固定する例を示したが、ハゼ式折板屋根以外の折板(重ね式、嵌合式など)、あるいは金属屋根(瓦棒葺、立平葺)などにも本発明は適用可能である。また、ベース材を使用すれば、パラペット等に囲まれた屋上に防水アンカーを使用して設定することができる。
上記各実施例では、取付装置は、太陽電池モジュールの第1の端部をクランプする第1のクランプ部材と、該太陽電池モジュールの第2の端部をクランプする第2のクランプ部材とをさらに備えた例を挙げたが、これらの第1および第2のクランプ部材を用いることなく、該太陽電池モジュールが架台上に直接または間接的に固定されている装置も本発明は含むものとする。さらに、該第1および第2のクランプ部材に代えて、太陽電池モジュールの端部を架台上に取り付けるための取付部材が該架台に一体に設けられている装置も本発明は含むものとする。
本発明は、屋根上に取り付けられる太陽電池モジュールの傾斜角度を、簡単な構成によって調節でき、発電効率を向上させる太陽電池モジュールの取付装置を提供する。
1 屋根
2 架台
3 太陽電池モジュール
5 枠体
6 第1のクランプ部材
7 第2のクランプ部材
9 カバー
10 屋根のハゼ部
11 第1の脚部材
12 第2の脚部材
14 ベース具
16 第1の支持脚
18 第2の支持脚

Claims (5)

  1. 太陽電池モジュールの取付装置であって、該取付装置は、
    屋根上に固定される第1の脚部材と、
    屋根上に固定される第2の脚部材であって、該第2の脚部材の高さは、該第1の脚部材の高さよりも高い、第2の脚部材と、
    該第1の脚部材と該第2の脚部材とによって支持される架台であって、該架台の上に太陽電池モジュールが設置される、架台と
    を備え、
    該架台は、該第1の脚部材が該架台に固定される位置と該第2の脚部材が該架台に固定される位置との間の距離を調節することを可能にする距離調節機構を有する、取付装置。
  2. 前記距離調節機構は、前記架台の長手方向に沿って該架台の側面に設けられた複数の孔を有し、
    前記第1の脚部材は、該複数の孔のうちの1つを通る第1のボルトと該第1のボルトに対応する第1のナットとによって該架台に固定され、
    前記第2の脚部材は、該複数の孔のうちの他の1つを通る第2のボルトと該第2のボルトに対応する第2のナットとによって該架台に固定される、請求項1に記載の取付装置。
  3. 前記取付装置は、前記太陽電池モジュールの第1の端部をクランプする第1のクランプ部材と、該太陽電池モジュールの第2の端部をクランプする第2のクランプ部材とをさらに備え、
    前記架台は、該第1のクランプ部材が該架台に固定される位置と該第2のクランプ部材が該架台に固定される位置との間の距離を調節することを可能にするクランプ距離調節機構をさらに有する、請求項1または2に記載の取付装置。
  4. 前記クランプ距離調節機構は、前記架台の長手方向に沿って該架台の上面に設けられた複数の孔を有し、
    前記第1のクランプ部材は、該複数の孔のうちの1つを通る第3のボルトと該第3のボルトに対応する第3のナットとによって該架台に固定され、
    前記第2のクランプ部材は、該複数の孔のうちの他の1つを通る第4のボルトと該第4のボルトに対応する第4のナットとによって該架台に固定される、請求項3に記載の取付装置。
  5. 前記距離調節機構の複数の孔は、少なくとも1つの丸孔と、前記架台の長手方向に長い少なくとも1つの長孔とを含み、
    前記クランプ距離調節機構の複数の孔は、少なくとも1つの丸孔と、該架台の長手方向に長い少なくとも1つの長孔とを含み、
    該距離調節機構の該少なくとも1つの丸孔および該クランプ距離調節機構の該少なくとも1つの丸孔は、該架台の一方の端部の側に設けられ、
    該クランプ距離調節機構の該少なくとも1つの長孔および該クランプ距離調節機構の該少なくとも1つの長孔は、該架台の他方の端部の側に設けられている、請求項4に記載の取付装置。
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