JP5693214B2 - 架台装置およびそれを用いた太陽電池装置 - Google Patents

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Description

本発明は太陽電池モジュール等の平板状設置体を、例えば傾斜面を有する基体の傾斜面上に載置する架台装置およびそれを用いた太陽電池装置に関する。
住宅等の屋根に太陽電池モジュールを設置する場合、一般的には、図1に示すように、屋根45上に貫通孔43を設けた支持台42を多数配置して、これらの支持台42の上に貫通孔43に設けた締結部材を介して、屋根の傾斜方向に長尺の縦ラック40の複数を平行に設置して構成された架台装置に、縦ラック40の長手方向と直交する方向に長尺の横ラック41の複数を平行に載置して、さらに、これら横ラック41に太陽電池モジュール20を配置して太陽電池アレイ44とする。
支持台42は屋根の種類によって屋根への固定方法が異なり、波瓦または平板瓦の瓦材を用いた屋根では、一旦瓦材を持ち上げて、瓦材の下に配されている野地板に釘またはネジで固定する、あるいは瓦材の形を模した支持台を瓦材の代わりに設置する。
一方、図2に示すように、スレート瓦46または板金屋根を用いた屋根では、直接、瓦材の上から釘49またはネジを用いて、瓦材を野地板47に固定する。支持台42の頂部には縦ラック40を支持するために平坦部を有する支持部48が設けられる。
縦ラック40には支持台42と固定するための丸穴もしくは長孔の貫通孔43が開けられており、貫通孔43にボルトを通してナットで締結する。支持台42上に縦ラック40を仮組みする際に、縦ラック40の貫通孔43にボルトを通せば屋根から縦ラック40が滑落しないようにしている。
横ラック41は縦ラック40上に、ボルト・ナットまたは押圧板によって固定される。横ラック41の配置は載置する太陽電池モジュールの大きさに合わせた間隔で屋根の流れ方向に、複数本がこの流れ方向と直交する方向に配置される。横ラック41の頂部には太陽電池モジュール20を嵌め込み、もしくは固定するための溝またはネジ穴が設けられており、太陽電池モジュール20の枠体22を固定する。なお、横ラック41を用いずに縦ラック40のみを用いる場合もある。また、太陽電池モジュールの裏面側に補強部材を設ける場合もある。
太陽電池モジュール20は単結晶または多結晶の結晶系太陽電池素子を充填材を用いて透光性部材にラミネートしたもの、またはアモルファスシリコンを透光性部材に蒸着した薄膜系太陽電池等の発電部21の外周を、アルミニウムまたは樹脂製の枠体22で囲んだものが一般的である。太陽電池モジュール20等の平板状の設置体は、ボルト・ナットまたは押圧板を用いた狭持固定により、縦ラック40に強固に取り付けられる。なお、太陽電池モジュール20は縦ラック40を2本平行に配置し、その間に跨って載置され、縦ラック40は複数の支持台42で屋根上に流れ方向に沿って配置・固定される。
屋根は必ずしも平坦ではなく、また、瓦材の配設位置も完全には平行ではない。そのため、支持台42が屋根の流れ方向に数ミリ程度ずれていたり、縦ラック40を締結する位置が合わないことがある。そこで、縦ラック40側に支持台42の締結部(主にボルト部)を挿入する部分を、長孔の貫通孔43にするなどして位置調整を可能としている。
また、屋根上に支持台42を配置する場合、瓦材の重なり部分には配置できないので、
縦ラック40に予め複数の貫通孔を開けておき、これらのいずれかで対応できるようにしている(下記の特許文献1を参照)。
特開2010−045346号公報
縦ラック40は支持台42に強固に固定されているが、積雪の多い地域においては、太陽電池モジュール20上の積雪の加重が設計された耐荷重性能を超えることがある。特に、積雪が融解と凍結を繰り返すような気象条件では、太陽電池モジュール20の発電部21上に積雪が固着して堆積する。また、図示されているように、太陽電池モジュール20の枠体22は発電部21よりも突出しているため、雪を堆積させることもある。
このように、堆積した雪による正加重(重量)は軒側に向かって降りようとする方向に働き、太陽電池モジュール20も一緒に動かそうとする力になる。この加重は縦ラック40の締結部39の締結力(ボルトとナットの締付けトルク)を上回ることがあり、縦ラック40は太陽電池モジュール20とともに軒側に向って移動する(図中の矢印方向)。縦ラック40に開けられた貫通孔が長孔である場合、長孔の軒側端部まで移動することになり、長孔の全長が長い場合には太陽電池モジュール20と縦ラック40が屋根の軒側にはみ出して外観が損なわれることがある。また、支持台42で支持されなくなった部分が正加重に負けて折れ曲がり、太陽電池モジュール20を破損させることがある。
また、縦ラック40等は日常的に熱伸縮を繰り返すので、熱伸縮によって縦ラック40が軒側に向けて長期間かけて少しずつずれることがある。
さらに、縦ラック40の貫通孔43における位置合わせの際には、作業者が縦ラック40を押えながら締結作業を行なわなければならず、作業性および安全性の面で好ましくない。
そこで、本発明では縦ラックの位置を精度よく確実に調整できて、施工性・安全性に優れた架台装置およびそれを用いた太陽電池装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る架台装置は、頭頂部にネジ部を有し、傾斜面上に固定される支持台と、該支持台の前記ネジ部に通す留め部材と、該留め部材を介して前記支持台上に固定された、前記傾斜面の傾斜方向に長尺の縦ラックとを備え、前記縦ラックは、該縦ラックの長手方向に長い貫通孔を有しているとともに、該貫通孔の前記長手方向に沿った内側部に位置決め用の内側凹凸面を有しており、前記留め部材は、前記縦ラックの前記貫通孔の前記内側凹凸面に嵌る外側凹凸面を有してい
また、本発明の一形態に係る太陽電池装置は、上記架台装置の上に太陽電池モジュールが配置されていることを特徴とする。
住宅の屋根に太陽電池モジュールを架台装置の上に設置する様子を示す斜視図である。 積雪により縦ラックが位置ずれを起こす様子を説明する断面図である。 本発明の一形態に係る架台装置の一部の構造を示す分解斜視図である。 本発明の一形態に係る架台装置を構成する縦ラックと留め部材との嵌合構造を説明する斜視図および拡大平面図である。 本発明の一形態に係る架台装置の一部を説明する斜視図である。 (a)〜(c)は、それぞれ本発明の一形態に係る架台装置を構成する縦ラックの貫通孔の部分の形態例を示す平面図である。 本発明の一形態に係る架台装置の一部を説明する図であり、(a)は分解断面図および拡大斜視図、(b)は断面図である。 本発明の一形態に係る架台装置の一部を説明する斜視図である。 本発明の一形態に係る架台装置の一部を説明する図であり、(a)は断面図、(b)および(c)は、それぞれ(a)における他の例を示す部分拡大断面図である。 本発明の一形態に係る架台装置の一部を説明する図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 本発明の一形態に係る架台装置を説明する斜視図である。
以下、本発明の一形態に係る架台装置および太陽電池装置について図面を参照しながら説明する。なお、既に述べた図1に示す構成と同一構成については詳細な説明を省略して、主に架台装置を構成する支持台、留め部材および縦ラックについて詳細に説明する。
<実施形態1>
図3に示すように、架台装置は、支持台42と、縦ラック40と、留め部材33と、押圧板36と、締結部材(ボルト37)との複数組が組み合わされて構成される。そして、図1に示すように、この架台装置の上に太陽電池モジュール20を載置することで太陽電池アレイ44が完成する。太陽電池モジュール20の態様については、既に述べたとおりである。
図3において、支持台42は基体を構成する屋根の野地板にネジおよびボルトで固定するための固定用貫通孔29を複数箇所に設けており、支持台42を構成する基台上には、縦ラック40を支持するための支持部48を設けている。この支持部48は頂部が平坦になっており、縦ラック40の内側平坦面を面支持できるようにしている。また、支持部48の頭頂部には縦ラック40の長孔である貫通孔31に貫通させるネジ部(ボルト38)が溶接またはネジ固定されている。支持台42はアルミニウム、鉄、またはステンレスなどの材質が用いられるが、これら複数の材質を組み合わせてもよい。
縦ラック40は、アルミニウムの押し出し材または鉄材に溶融亜鉛メッキしたものなどを用いた長尺状のレールである。本実施形態では断面がC字形のものを用いたが、縦ラック40の強度を向上させるために、種々の断面形状のリブ材を使用したり、他の装置を嵌合させる溝(例えば、太陽電池モジュールを直接支持する場合の嵌め込み溝)などを設けた複雑な形状を採用してもよい。縦ラック40の上面平坦部には貫通孔31が設けられている。
さらに、貫通孔31は外周に沿って、その一部または全部に位置決め用の凹凸が設けられており、図示のような内側凹凸面32が設けられている。この内側凹凸面32は図中では平面視して三角形の一部が繰り返し連続した鋸状としているが、用途に合わせて適宜凹凸形状を変えることが可能である。
留め部材33は、縦ラック40の貫通孔31の内側凹凸面32に嵌め込むものであり、両端部に内側凹凸面32に合致する逆凹凸形状の外側凹凸面34を有する。留め部材33の略中央には支持台42のボルト38を貫通させるための貫通孔35が設けられている。
押圧板36は縦ラック40を支持台42にボルト・ナットで締結固定する際、縦ラック
40とナット37の間に挟んで縦ラック40を支持台42との間で狭持固定するものである。押圧板36は縦ラック40の貫通孔31の短辺方向の幅よりも長くしており、留め部材33の脱落防止の押え板の役割も兼ねている。
以上のようにして、傾斜面を有する基体(例えば屋根)の傾斜面上に、支持台42と、支持台42の上に設けた留め部材33と、留め部材33を介して支持台42上に固定された、前記傾斜面の傾斜方向に長尺の縦ラック40とを備えた架台装置において、縦ラック40は、貫通孔31を有しているとともに、貫通孔31の縦ラック40の長手方向に沿った内側部に位置決め用の内側凹凸面32を有しており、留め部材33は、貫通孔31の内側凹凸面32に嵌る外側凹凸面34を有している構成とすることができる。
次に、上述した各部材の組み立て方法について説明する。図4に示すように、まず、基体である屋根の野地板に固定された支持台42の支持部48に縦ラック40を載せる。そして、屋根に対する配置位置を合わせた後、ボルト38に留め部材33の貫通孔35を通して外側凹凸面34を内側凹凸面32に嵌合させる。この凹凸面どうしの嵌合により縦ラック40は支持台42に仮固定され、以降の作業において縦ラック40を作業者が支える必要はなくなる。
図5に示すように、押圧板36をボルト38に通し、締結部材(ナット37)で締付け固定する。これにより縦ラック40は支持台42に強固に固定され、且つ、留め部材33も外れなくなる。しかも、図4からも判るように、貫通孔31の一部の内側凹凸面32を留め部材33の外側凹凸面34が埋め、且つ、押圧板36で狭持することで、貫通孔31内が補強されて、縦ラック40の強度も向上する。
次に、内側凹凸面32の変形例について説明する。図6(a)に示すように、繰り返し凹凸形状を平面視して四角形状(内側凹凸面32a)としてもよい。これにより、縦ラック40の長手方向に移動しようとする力に対し、さらに耐性を強めることができる。
また、図6(b)に示すように、繰り返し凹凸形状を波状(内側凹凸面32b)にしてもよい。これにより、縦ラック40と留め部材33の材質が異なり、熱伸縮の差が大きい場合にも応力を波形曲面全体に分散させて逃がしやすくすることができる。さらに、凹凸が緩やかに連続しているので引っ掛かりが少なく、元の位置への復元性も高い。
また、図6(c)に示すように、前述した移動しようとする力への耐性と元の位置への復元性の両方を兼ね備えた構造とすることもできる。つまり、貫通孔31の内側凹凸面32の一部には、縦ラック40の長手方向に対して直交する方向に沿った、留め部材33を係止する係止面を有している構造(軒側方向をA、棟側方向をBとしたときに、軒側方向Aへ動こうとする力には強固に抵抗し、熱伸縮などの動きは棟側方向Bに容易に逃がすことができる構造:内側凹凸面32c)とすることもできる。
<実施形態2>
図7に示すように、留め部材33の端部を上方に折り曲げて、縦ラック40の貫通孔31の短手方向の長さよりも留め部材33の幅を長くした部分である押圧片28を有した留め部材33bとすることもできる。この留め部材33bの外側凹凸面を縦ラック40の内側凹凸面32に嵌合させたときに、折り曲げた押圧片28が縦ラック40の上面を押えることができるので、留め部材33bを支持部48にナット37で締結させると、押圧片28が押圧板の代わりに縦ラック40を押圧固定することができる。また、部品点数が削減できて好適である。また、留め部材33bの厚みを縦ラック40よりも薄めにしておけば、ナット37の締付けトルク=押圧力となり、留め部材33bによる押圧固定が確実に行なえる。さらに、留め部材33bの厚みの公差をマイナス(薄い)方向にとれば交差を大
きく許容できて、製造し易く、しかも製品のばらつき(厚み公差)による締付け不良を生じさせない。
<実施形態3>
図8および図9に示すように、押圧板の両端部を太陽電池モジュール20の裏面に接触できる程度まで上方に延ばして、支持レール23とし、太陽電池モジュール20の裏面を下から支える構造とすれば、太陽電池モジュール20の撓みを防止することができる。また、太陽電池モジュール20の裏面を支持することにより、風等による振動も抑えられ、太陽電池モジュール20を構成している太陽電池素子の割れまたはクラックの発生を抑制することができる。さらに、太陽電池モジュール20が撓んだときに、ボルト38に接触して太陽電池モジュール20が破損するのを抑制することができる。
図9(b)に示すように、支持レール23にも留め部材33cの凹凸片が通る凹凸孔を設け、留め部材33cの凹凸片によって支持レール23が機械的に強固に位置固定されるようにすることもできる。
図9(c)に示すように、支持レール23にも貫通孔(凹凸があればなおよい)を設ければ、実施形態2で説明した留め部材が適用可能であり、その効果が得られる。
以上のようにして、押圧板をレール状に延ばし、且つ上方向に延ばして太陽電池モジュール20の裏面を支えられるようにして、太陽電池モジュール20の耐加重も向上させることができる。また、ボルト38が突出しているので、太陽電池モジュール20に加重がかかって中央が撓んできたときに、ボルト38の先が太陽電池モジュール20の裏面を突いて破損させないようにすることができる。特に後者は縦ラック40上に設置する横ラック41の高さを低くして、太陽電池アレイを薄型化しようとするときには太陽電池モジュール20との間の距離が近くなるので有効である。
<実施形態4>
図10に示すように、縦ラック40が留め部材で支持されない中間部分を支持する中間支持部材25を、縦ラック40の貫通孔31の内側凹凸面32を利用して配置してもよい。中間支持部材25は、スレート瓦46の平坦部分に中間支持部の脚部が配置されるように位置を調整して設置することができる。中間支持部材25は加重がかかったり、無加重で瓦上に浮いたりと様々な状況に置かれるため、締結部にストレスがかかるが、本実施形態によれば、縦ラック40に内側凹凸面32と留め部材33で機械的に位置固定されるので、長期間使用しても機械的応力または金属の熱伸縮による締結部(ボルト・ナット)の緩みおよび位置ずれが生じないので好適である。
このようにして、積雪による縦ラック40の撓みに対して好適な構造とすることができる。特に、図9のように、太陽電池モジュール上の積雪加重によって裏面支持レールが押えられた場合、その積雪加重は縦ラック40が一手に受けることになので、留め部材のない中央部分(屋根上に浮いた部分)は撓み易いが、中間支持部材25により、縦ラック40の中央部分と瓦材との間を強固に支持することができる。
<実施形態5>
図11に示すように、例えば、陸屋根の住宅上に設置される陸屋根架台のように基礎部材にレール材を組み合わせた基礎架台である基体50を組み、この基体50に縦ラック40を傾斜させた状態で設置した構造とすることも可能である。
この場合、基体50が上述した屋根に相当し、屋根上で作業する際に得られる効果(仮
置きで位置固定できる、滑落しない、ナット締付け作業時に作業者が部材を支える必要がない等)がそのまま適用でき、作業性および安全性を確保できる。
20:太陽電池モジュール
21:発電部
22:枠体
23:裏面支持レール
24:裏面支持部
25:中間支持部材
28:押圧片
29:固定用貫通孔
31:貫通孔
32、32a、32b、32c:内側凹凸面
33、33b、33c:留め部材
34:外側凹凸面
35:貫通孔
36:押圧板
37:ナット
38:ボルト(ネジ部)
39:締結部
40:縦ラック
41:横ラック
42:支持台
43:長孔
44:太陽電池アレイ
45:屋根
46:スレート瓦
47:野地板
48:支持部
49:釘

Claims (4)

  1. 頭頂部にネジ部を有し、傾斜面上に固定される支持台と、該支持台の前記ネジ部に通す留め部材と、該留め部材を介して前記支持台上に固定された、前記傾斜面の傾斜方向に長尺の縦ラックとを備え、
    前記縦ラックは、該縦ラックの長手方向に長い貫通孔を有しているとともに、該貫通孔の前記長手方向に沿った内側部に位置決め用の内側凹凸面を有しており、
    前記留め部材は、前記縦ラックの前記貫通孔の前記内側凹凸面に嵌る外側凹凸面を有している架台装置。
  2. 前記貫通孔の前記内側凹凸面は、前記留め部材を前記縦ラックの長手方向における複数位置で固定可能に設けられていることを特徴とする請求項に記載の架台装置。
  3. 前記貫通孔の前記内側凹凸面の一部には、前記縦ラックの長手方向に対して直交する方向に沿った、前記留め部材を係止する係止面を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の架台装置。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の架台装置の上に太陽電池モジュールが配置されていることを特徴とする太陽電池装置。
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