JP2017197506A - 脱色・脱染剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、脱色・脱染剤組成物において、脱染性能を向上することである。
【解決手段】上記課題を解決するために、(A)酸化剤、(B)ヨウ化物を含有することを特徴とする脱色・脱染剤組成物を提供する。ヨウ化物を含有することにより、脱染性能に優れた脱色・脱染剤組成物を提供することができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪等を脱色・脱染するための脱色・脱染剤組成物に関する。さらに詳しくは、本発明は、ヨウ化物を含有する脱色・脱染剤組成物に関する。
ヘアカラーリング製品には、毛髪を染毛する染毛剤の他、毛髪の色素であるメラニンを脱色する脱色剤や、一度染毛した毛髪から染料を脱染する脱染剤がある。
毛髪脱色剤は、酸化剤を含有しており、メラニンを酸化脱色するものである。一方、毛髪脱染剤は、染料を脱染する作用として、酸化作用により染料を脱染する毛髪脱色・脱染剤と、還元作用により染料を脱染する毛髪脱染剤がある。
酸化作用により染料を脱染する毛髪脱染剤としては、例えば、特許文献1に示すように、酸化剤と、過硫酸アンモニウム等の酸化助剤を含有し、酸化作用により染料を脱染する脱色・脱染剤組成物がある。この脱色・脱染剤組成物では、染料だけでなく、メラニンも酸化脱色されるため、毛髪本来の色が次第に明るくなることが知られている。
還元作用により染料を脱染する毛髪脱染剤としては、例えば、特許文献2に示すように、アスコルビン酸等の還元剤を含有し、還元作用により染料を脱染する毛髪脱染剤がある。この毛髪脱染剤は、酸化により発色した酸化染料を還元剤の還元作用により脱染するが、空気酸化による毛髪の変色や、次のヘアカラーやパーマへの影響が知られている。
酸化作用により染料を脱染する脱色・脱染剤組成物では、その作用機構を鑑みると、還元剤を含有すると脱染力が低下すると考えられる。同様に、還元作用により染料を脱染する毛髪脱染剤においては、酸化剤を含有すると脱染力が低下するといえる。
特開2013−147467号公報 特開2005−60352号公報
本発明の課題は、酸化剤を含有し、酸化作用により染料を脱染する脱色・脱染剤組成物において、脱染性能を更に向上することである。
発明者は、上記課題に対して鋭意検討した結果、酸化作用により染料を脱染する脱色・脱染剤組成物に還元作用を有するヨウ化物を含有することにより、脱色・脱染剤組成物の脱染性能が向上することを見出して、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の脱色・脱染剤組成物およびその使用方法である。
本発明の脱色・脱染剤組成物は、(A)酸化剤、(B)ヨウ化物を含有することを特徴とする。
この脱色・脱染剤組成物によれば、(B)ヨウ化物を含有するため、毛髪の脱染性能が向上するという効果を奏する。
また、本発明の脱色・脱染剤組成物の一実施態様によれば、(B)ヨウ化物の含有量が、0.001〜10質量%であるという特徴を有する。
この特徴によれば、毛髪の脱染性能が向上するという本発明の効果がより発揮される。
本発明の脱色・脱染剤組成物の使用方法は、本発明の脱色・脱染剤組成物を用いることを特徴とする。
この脱色・脱染剤組成物の使用方法によれば、脱染効果に優れた脱染処理方法を提供することができる。
本発明によれば、毛髪等の脱染性能に優れた脱色・脱染剤組成物を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を含めて説明する。なお、本発明の脱色・脱染剤組成物の使用方法については、以下に説明する脱色・脱染剤組成物を用いて、公知の方法により実施することができる。
[脱色・脱染剤組成物]
本発明の脱色・脱染剤組成物は、(A)酸化剤、(B)ヨウ化物を含有する脱色・脱染剤組成物である。ここで、「脱色・脱染剤組成物」とは、酸化作用により染料を脱染する機能だけでなく、毛髪のメラニンを酸化分解する機能も有するものである。よって、本発明の脱色・脱染剤組成物は、脱染剤としての利用だけでなく、脱色剤としても利用することができる。また、ヨウ化物の含有量を増加すると、メラニンを酸化分解する機能(脱色力)が低下し、染料を脱染する機能(脱染力)は高まるため、ヨウ化物の含有量を調整することにより、所望の脱色力および脱染力を備えた脱色・脱染剤組成物を提供することができる。
脱色・脱染剤組成物の剤型としては、特に制限されず、液状、クリーム状、ジェル状等の水分を含有する剤型や、粉末、錠剤等の固体状の剤型でもよい。
なお、粉末や錠剤等の固体状の剤型は、液状等の水分を含有する剤型からなる他の剤や、水に溶解して使用する。
水分を含む剤型により構成する場合には、(A)酸化剤と(B)ヨウ化物を別の剤に分けて流通し、毛髪へ適用前に混合して使用する。例えば、ヨウ化物を含む液状又はクリーム状の第1剤と、酸化剤を含む液状又はクリーム状の第2剤からなる2剤式の脱色・脱染剤組成物が挙げられる。
固体状の剤型を備えた脱色・脱染剤組成物の場合には、例えば、ヨウ化物を含む粉末状の第1剤と、酸化剤を含有する液状の第2剤からなる2剤式の脱色・脱染剤組成物や、酸化剤、ヨウ化物を含む粉末状の剤を、使用前に水と混合して使用する1剤式の脱色・脱染剤組成物が挙げられる。
また、脱色・脱染剤組成物を毛髪へ適用する際の形態は、どのような形態であってもよく、例えば、泡状やミスト状としてもよい。泡状とする場合には、エアゾールフォーマー容器、ノンエアゾールフォーマー容器、振とう容器等を使用すればよい。ミスト状とする場合には、噴霧器を使用すればよい。
次に、本発明の脱色・脱染剤組成物に使用する各成分について、詳細に説明する。なお、各成分の含有量については、特に断りがない場合には、各剤を混合した脱色・脱染剤組成物中の含有量を示す。
<(A)酸化剤>
酸化剤は、毛髪の内部のメラニン及び染料を分解する作用を有するものであり、酸化力を有する物質であればよい。例えば、過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物、過酢酸及びその塩、過ギ酸及びその塩、過マンガン酸塩、臭素酸塩等が例示される。これらの中でも、過酸化水素が好ましい。
酸化剤の含有量は、特に限定されないが、例えば、脱色・脱染剤組成物中に0.1〜15質量%、より好ましくは1〜9質量%である。酸化剤として過酸化水素を含有する場合、その安定性を向上させる安定化剤として、エチレングリコールフェニルエーテル(フェノキシエタノール)、ヒドロキシエタンジホスホン酸、リン酸、クエン酸、又はその塩等を配合することが好ましい。
また、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム及び過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩を酸化助剤として、他の酸化剤と共に含有してもよい。酸化助剤は、第1剤、第2剤に含有しても、第3剤として、別の剤に含有してもよい。剤型は、特に制限されず、液状、クリーム状、ジェル状等の水分を含有する剤型や、粉末、錠剤等の固体状の剤型でもよい。酸化助剤は、粉末状の第3剤として含有することが好ましい。
酸化助剤の含有量は、特に限定されないが、例えば、脱色・脱染剤組成物中に1〜30質量%であり、好ましくは3〜25質量%であり、より好ましくは5〜20質量%である。
<(B)ヨウ化物>
ヨウ化物は、ヨウ素を含有する化合物であり、脱染性能を促進する作用を有する。ヨウ化物としては、例えば、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化リチウム等のヨウ化物のアルカリ金属塩や、ヨウ化水素、ヨウ化セシウム、ヨウ化銀等の化合物の他、ヨウ化ニンニクエキス等のヨウ化物を含有するエキス等が挙げられる。好ましくは、ヨウ化物のアルカリ金属塩であり、より好ましくは、ヨウ化カリウム又はヨウ化ナトリウムであり、特に好ましくはヨウ化カリウムである。
本発明の脱色・脱染剤組成物は、ヨウ化物を含有することにより、染料を脱染する性能が向上する。また、酸化剤及び酸化助剤によりメラニンが酸化分解される作用を抑制するという効果もある。そのため、メラニンの分解により毛髪本来の色が次第に明るくなることを抑制しつつ、染料を脱染することができる。
ヨウ化物の含有量は、特に制限されないが、例えば、脱色・脱染剤組成物中に、0.001〜10質量%であり、より好ましくは0.01〜5質量%であり、更に好ましくは0.1〜3質量%であり、特に好ましくは0.15〜2質量%である。
<その他の成分>
本発明の脱色・脱染剤組成物は、上記成分(A)、(B)以外にも、必要に応じて以下の成分を含有してもよい。
その他の成分としては、例えば、アルカリ剤、油性成分、界面活性剤、アスコルビン酸、無水亜硫酸ナトリウム等の酸化防止剤、フェノキシエタノール、安息香酸ナトリウム等の防腐剤、エタノール等の有機溶剤、ソルビトール、マルトース等の糖類、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー等の水溶性高分子、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液、塩化ジアリルジメチルアンモニウム・ヒドロキシエチルセルロース等のカチオン化水溶性高分子、ポリエチレングリコール、ジグリセリン、ジプロピレングリコール等の多価アルコール、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸三ナトリウム二水塩、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム液等のキレート剤、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム等の無機塩、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、クエン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、ピロリン酸、グルコン酸、グルクロン酸、炭酸水素アンモニウム等のpH調整剤、育毛成分、植物抽出物、生薬抽出物、アミノ酸・ペプチド、尿素、ビタミン類、香料、及び紫外線吸収剤が挙げられる。
<アルカリ剤>
アルカリ剤は、毛髪を膨張させて、酸化剤やヨウ化物の浸透を促進する作用を有するものである。アルカリ剤としては、例えば、アンモニア、アルカノールアミン、ケイ酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、メタケイ酸塩、リン酸塩、塩基性アミノ酸、水酸化物等が例示される。具体的には、アルカノールアミンとしてはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、アミノメチルプロパノール、イソプロピルアミン等が例示され、ケイ酸塩としてはケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等が例示され、炭酸塩としては炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭酸マグネシウム、炭酸グアニジン等が例示され、炭酸水素塩としては炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が例示され、メタケイ酸塩としてはメタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム等が例示され、リン酸塩としてはリン酸第1アンモニウム、リン酸第2アンモニウム、リン酸一水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム等が例示され、塩基性アミノ酸としてはアルギニン、リジン及びそれらの塩等が例示され、水酸化物としては水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等が例示される。これらの中でも、アンモニア及びアルカノールアミンが好ましい。アルカリ剤は、通常、第1剤に含まれる。
脱色・脱染剤組成物におけるアルカリ剤の含有量は、特に制限されないが、好ましくは0.01〜20質量%、より好ましくは0.1〜15質量%である。
<油性成分>
油性成分は、例えば、高級アルコール、油脂、ロウ類、炭化水素、高級脂肪酸、エステル類、シリコーン油、フッ素油等が例示される。これらの油性成分から、1種又は2種以上を選んで用いることができる。油性成分を含有することにより、毛髪の感触(指通り)を向上することができる。
高級アルコールとしては、例えば、セチルアルコール(セタノール)、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、2−ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、フィトステロール、フィトスタノール、コレステロール、コレスタノール、ラノステロール、エルゴステロール等が挙げられる。
油脂は、トリグリセリドすなわち脂肪酸とグリセリンとのトリエステルである。例えば、オリーブ油、ローズヒップ油、ツバキ油、シア脂、マカデミアナッツ油、アーモンド油、茶実油、サザンカ油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、牛脂、カカオ脂、トウモロコシ油、落花生油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、小麦胚芽油、ハトムギ油、ブドウ種子油、アボカド油、カロット油、ヒマシ油、アマニ油、ヤシ油、ミンク油、卵黄油等が挙げられる。
ロウ類は、高級脂肪酸と高級アルコールのエステルである。例えば、ミツロウ(蜜蝋)、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ホホバ油、ラノリン、鯨ロウ、コメヌカロウ、サトウキビロウ、パームロウ、モンタンロウ、綿ロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、カポックロウ、セラックロウ等が挙げられる。
炭化水素は、炭素と水素よりなる化合物である。例えば、流動パラフィン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、イソパラフィン類、オゾケライト、セレシン、ポリエチレン、α−オレフィンオリゴマー、ポリブテン、合成スクワラン、スクワレン、水添スクワラン、リモネン、テレビン油等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、リノール酸、リシノール酸、ラノリン脂肪酸等が挙げられる。
エステル類は、脂肪酸とアルコールとの脱水反応によって得られる化合物である。例えば、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸−2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、オクタン酸セチル、イソオクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、セバシン酸ジイソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルへキシル、エチルヘキサン酸セチル、ステアリン酸ブチル、イソステアリン酸イソセチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、脂肪酸(C10−30)(コレステリル/ラノステリル)、乳酸ラウリル、乳酸オクチルドデシル、酢酸ラノリン、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ラノリン誘導体等が挙げられる。
シリコーン油は、有機基のついたケイ素と酸素が化学結合により交互に連なった合成高分子である。例えば、ジメチルポリシロキサン(INCI名:ジメチコン)、ヒドロキシ末端基を有するジメチルポリシロキサン(INCI名:ジメチコノール)、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、平均重合度が650〜10000の高重合シリコーン、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン等が挙げられる。
上記のうち、アミノ変性シリコーンとしては、例えば、アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(INCI名:アミノプロピルジメチコン)、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(INCI名:アモジメチコン)、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(INCI名:トリメチルシリルアモジメチコン)等が挙げられる。
脱色・脱染剤組成物における油性成分の含有量は、特に限定されないが、好ましくは0.1〜30質量%、より好ましくは0.5〜20質量%、さらに好ましくは1〜10質量%である。
<界面活性剤>
界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。
なお、以下の記載において、POEはポリオキシエチレン鎖、POPはポリオキシプロピレン鎖を示し、これに続くカッコ内の数字は、その付加モル数を示している。また、アルキルに続くカッコ内の数字は、脂肪酸鎖の炭素数を示している。
ノニオン性界面活性剤としては、例えば、POEアルキルエーテル類、POEアルキルフェニルエーテル類、POE・POPアルキルエーテル類、POEソルビタン脂肪酸エステル類、POEモノ脂肪酸エステル類、POEグリセリン脂肪酸エステル類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、モノグリセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ショ糖脂肪酸エステル類、アルキルポリグルコシド類等が挙げられる。POEアルキルエーテル類の具体例としては、POEラウリルエーテル、POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POEラノリン、POEフィトステロール等が挙げられる。
脱色・脱染剤組成物におけるノニオン性界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、好ましくは0.001〜40質量%であり、更に好ましくは0.01〜30質量%であり、特に好ましくは0.05〜20質量%である。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム型4級アンモニウム塩、モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩等のアルキル4級アンモニウム塩類、アルキルアミン塩、脂肪酸アミドアミン塩、エステル含有3級アミン塩、アーコベル型3級アミン塩等のアミン塩類、アルキルピリジニウム塩、アルキルイソキノリウム塩等の環式4級アンモニウム塩類、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
好ましくは、アルキル4級アンモニウム塩類であり、更に好ましくは、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩であり、特に好ましくは、モノアルキル型4級アンモニウム塩である。
モノアルキル型4級アンモニウム塩としては、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化アルキル(28)トリメチルアンモニウム、塩化ジPOE(2)オレイルメチルアンモニウム、塩化ジPOEステアリルメチルアンモニウム、塩化POE(1)POP(25)ジエチルメチルアンモニウム、塩化POPメチルジエチルアンモニウム、塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。特に好ましくは、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウムである。
ジアルキル型4級アンモニウム塩としては、例えば、塩化ジアルキル(12〜15)ジメチルアンモニウム、塩化ジアルキル(12〜18)ジメチルアンモニウム、塩化ジアルキル(14〜18)ジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化イソステアリルラウリルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
脱色・脱染剤組成物におけるカチオン性界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、好ましくは0.001〜10質量%であり、更に好ましくは0.01〜5質量%であり、特に好ましくは0.05〜3質量%である。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルエーテル硫酸塩、POEアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニル エーテルカルボン酸塩、α−スルホン脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、及びスルホコハク酸エステルが例示される。これらの界面活性剤のアニオン基の対イオンは、例えばナトリウムイオン、カリウムイオン、及びトリエタノールアミンのいずれであってもよい。
より具体的には、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、セチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリルエーテル硫酸アンモニウム、POEステアリルエーテル硫酸ナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、POEラウリルエーテルリン酸及びその塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩類(ラウロイルグルタミン酸ナトリウム等)、N−ラウロイルメチル−β−アラニン塩、N−アシルグリシン塩、N−アシルグルタミン酸塩、高級脂肪酸であるラウリン酸、ミリスチン酸及びこれらの高級脂肪酸の塩が例示され、1又は2種以上を使用することができる。
脱色・脱染剤組成物におけるアニオン性界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、好ましくは0.001〜10質量%、より好ましくは0.01〜5質量%、さらに好ましくは0.05〜3質量%である。
両性界面活性剤としては、アミノ酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤が挙げられる。
アミノ酸型両性界面活性剤の具体例としては、例えば、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム(ラウロアンホ酢酸Na)、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N'−カルボキシエチル−N'−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N'−カルボキシエトキシエチル−N'−カルボキシエチルエチレンジアミン二ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N'−カルボキシメトキシエチル−N'−カルボキシメチルエチレンジアミン二ナトリウム、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、パーム油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムなどのグリシン型両性界面活性剤;ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミンなどのアミノプロピオン酸型両性界面活性剤;などが挙げられる。
ベタイン型両性界面活性剤の具体例としては、例えば、ヤシ油アルキルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタインなどのアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;ラウリルヒドロキシスルホベタインなどのスルホベタイン型両性界面活性剤などが挙げられる。
脱色・脱染剤組成物における両性界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、好ましくは0.001〜10質量%、より好ましくは0.01〜5質量%、さらに好ましくは0.05〜3質量%である。
脱色・脱染剤組成物における全ての界面活性剤の総含有量としては、特に限定されないが、好ましくは0.01〜50質量%であり、更に好ましくは0.05〜40質量%であり、特に好ましくは0.1〜30質量%である。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。
[脱色・脱染剤組成物(液状)の調製]
以下の表1に示す組成の第1剤、及び、第2剤からなる2剤式の脱色・脱染剤組成物を調製した。
[評価方法]
<脱染性>
(染毛毛束の調製)
ホーユー(株)製「プロマスター(A−9/8)」(第1剤)と「プロオキサイド(6%)」(第2剤)を1:1で混合して酸化染毛剤組成物を調製した。この酸化染毛剤組成物を用いて白毛毛束を染毛処理した(浴比1:1、染毛処理時間30分間)。染毛処理された各毛束を水洗した後、シャンプーで洗浄し、酸化染毛剤組成物を洗い落した。次に、各毛束にコンディショナーを塗布した。各毛束をすすいでコンディショナーを洗い流した後、各毛束の水分をタオルで拭き取り、最後にドライヤーで乾燥した。
(脱染処理方法)
表1に示す第1剤と第2剤を1:1で混合して脱色・脱染剤組成物を調製した。この脱色・脱染剤組成物を用いて上記染毛毛束を脱染処理した(浴比1:50、脱染処理時間30分間)。脱染処理された各毛束を水洗した後、シャンプーで洗浄し、脱色・脱染剤組成物を洗い落した。次に、各毛束にコンディショナーを塗布した。各毛束をすすいでコンディショナーを洗い流した後、各毛束の水分をタオルで拭き取り、最後にドライヤーで乾燥した(以下、「脱染毛束」という。)。
(脱染性の評価方法)
上記の染毛毛束、並びに、実施例および比較例で得られた各脱染毛束について、分光測色計(ミノルタ株式会社製「CM−600d」)を用いてL*a*b*値を測定した。染毛毛束と各脱染毛束のL*a*b*値を対比して、色差式(CIE2000)に基づいて色差ΔEを算出した。また、ΔEについて以下の基準により、脱染性を評価した。得られたΔEおよび脱染性の評価を、表1の下段に示す。
◎:色差ΔEが10以上
○:色差ΔEが9以上10未満
△:色差ΔEが8.5以上9未満
×:色差ΔEが8.5未満
Figure 2017197506
表1の実施例1〜5と比較例1を対比すると、(A)酸化剤及び(B)ヨウ化カリウムを含有する実施例1〜5の脱色・脱染剤組成物は、(B)ヨウ化カリウムを含有しない比較例1の脱色・脱染剤組成物より、色差ΔEが大きく、優れた脱染性を有することが認められた。
また、ヨウ化物の含有量が0.1質量%以上では、特に優れた脱染性が認められた。
[脱色・脱染剤組成物(クリーム状)の調製]
以下の表2に示す組成の第1剤、及び、以下に示す組成の第2剤からなる2剤式の脱色・脱染剤組成物を調製した。また、脱染性の評価については、脱染処理の浴比を1:3とした以外は、前述の液状の脱色・脱染剤組成物と同様に評価した。
<第2剤>
セタノール 1.2質量%
POE(30)セチルエーテル 0.3質量%
POE(10)セチルエーテル 0.3質量%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.25質量%
(A)過酸化水素(35%) 15.0質量%
ヒドロキシエタンジホスホン酸(40%) 0.1質量%
ヒドロキシエタンジホスホン酸4Na(40%) 0.2質量%
フェノキシエタノール 0.1質量%
精製水 残部
合計 100質量%
Figure 2017197506
表2を見ると、クリーム状の脱色・脱染剤組成物においても液状のものと同様、(B)ヨウ化カリウムを含有する実施例6では優れた脱染性が認められた。
[処方例]
処方例として、実施例6のヨウ化カリウムの含有量を0.4質量%(脱色・脱染剤組成物における含有量として0.2質量%)に変更した第1剤を調製し、実施例6と同様にクリーム状の脱色・脱染剤組成物を調製した。脱染性は、目視により評価した。その結果、比較例2より優れた脱染性を示した。
本発明の脱色・脱染剤組成物は、ヒトの頭髪、髭、眉毛、すね毛等の体毛を脱色又は脱染するための脱色剤又は脱染剤として利用することができる。その他、ペット等の動物の体毛を脱色又は脱染するために利用してもよい。
本発明の脱色・脱染剤組成物は、美容室用又は理容室用の脱色・脱染剤組成物、セルフブリーチ用の脱色・脱染剤組成物に利用することができる。
また、本発明の脱色・脱染剤組成物は、染毛剤等で汚染した衣服やタイル等の脱染するために利用することもできる。
また、本発明の脱色・脱染剤組成物の使用方法は、美容室や理容室等における毛髪の脱色処理又は脱染処理、セルフブリーチに利用することができる。

Claims (3)

  1. (A)酸化剤、(B)ヨウ化物を含有することを特徴とする脱色・脱染剤組成物。
  2. 前記(B)ヨウ化物の含有量が、0.001〜10質量%であることを特徴とする請求項1の脱色・脱染剤組成物。
  3. 請求項1又は2に記載の脱色・脱染剤組成物を毛髪へ適用することを特徴とする脱色・脱染剤組成物の使用方法。
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