JP2017197143A - 運転支援装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】車線変更時に隣接車線を車両が走行していないと判断される場合であっても、対象車両の速度を適切に設定すること。【解決手段】処理対象となる対象車両が走行中の車線に隣接する車線を隣接車線として、車両検出部8は、前記隣接車線における前記対象車両よりも後方を走行する後方車両を検出する。分布取得部3は、前記対象車両において車線変更が指示されていないときに、前記隣接車線を走行する車両の速度分布を取得する。速度設定部3は、前記対象車両において車線変更が指示されたときに、前記車両検出部が後方車両を検出していない場合、前記分布取得部によって取得されている速度分布に応じて、車線変更時に目標とされる前記対象車両における目標速度を設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、処理対象となる車両を対象車両として、当該対象車両における車線変更時の運転を支援する技術に関する。
従来、例えば特許文献1に記載のように、ドライバによる車線変更の意志表示が認識された場合、対象車両が走行中の車線に隣接する車線(以下、隣接車線という)における車両の走行速度に応じて、対象車両の走行速度を調整する技術が提案されている。
特開2003−25868号公報
ところが、特許文献1に記載の技術では、例えば隣接車線を走行する車両が検出されていない場合など、車線変更の意思表示がなされた時点で隣接車線における車両の走行速度が取得されていない場合、対象車両の走行速度をどの程度の速度に調整したらよのいか分からない。もちろん、隣接車線の全長に亘って全く車両が走行していないのであれば、対象車両の走行速度をどのような速度に調整しても問題は生じない。しかしながら、対象車両から死角となる位置や対象車両に設けられたセンサ等の検出範囲外における隣接車線を車両が走行している場合にも、隣接車線を走行する車両がないとして処理される可能性がある。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、隣接車線を走行する車両が検出されていない場合であっても、対象車両の走行速度を適切に設定する技術を提供することを目的としている。
本発明の運転支援装置は、車両検出部(8)と、分布取得部(3,S2)と、速度設定部(3,S7)と、を備える。
処理対象となる対象車両が走行中の車線に隣接する車線を隣接車線として、車両検出部は、前記隣接車線における前記対象車両よりも後方を走行する後方車両を検出するように構成されている。分布取得部は、前記対象車両において車線変更が指示されていないときに、前記隣接車線を走行する車両の速度分布を取得するように構成されている。速度設定部は、前記対象車両において車線変更が指示されたときに、前記車両検出部が後方車両を検出していない場合、前記分布取得部によって取得されている速度分布に応じて、車線変更時に目標とされる前記対象車両における目標速度を設定するように構成されている。
このような構成によれば、対象車両において車線変更が指示されていないときに、分布取得部は、隣接車線を走行する車両の速度分布を取得する。そして、対象車両において車線変更が指示されたときに、車両検出部が後方車両を検出していない場合であっても、前記分布取得部によって取得されている速度分布に応じて、速度設定部は、対象車両における目標速度を設定することができる。
このようにして設定された目標速度は、隣接車線を走行する車両の速度分布に対応しているので、仮に、車両検出部が検出できなかった後方車両が存在したとしても、その後方車両の走行速度から大きく外れない適切な速度となる。なお、目標速度とは、車線変更時に目標とされる速度である。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明を適用した運転支援装置の構成を示すブロック図である。 その運転支援装置における運転支援処理を示すフローチャートである。 その運転支援装置における周辺車両の検出範囲を示す説明図である。 その運転支援装置が検出した速度分布の一例を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す第1実施形態の運転支援装置1は、車両制御ECU3と、自車位置情報取得部5と、地図・ルート情報取得部6と、車線認識センサ7と、周辺車両認識センサ8と、制御デバイス9とを備える。また、この運転支援装置1は、自動車等の車両に搭載される。以下、この運転支援装置1を搭載した車両を、自車両という場合がある。
運転制御ECU3は、CPUと、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリという)とを有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。車両制御ECU3のCPUは、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムに基づき、後述の運転支援処理等の各種処理を実行する。この例では、メモリが、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、車両制御ECU3を構成するCPUの数は1つでも複数でもよい。また、車両制御ECU3の機能を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素を、論理回路やアナログ回路等を組み合わせたハードウェアを用いて実現してもよい。
自車位置情報取得部5は、GNSSを構成する航法衛星からの電波を受信して、自車両の絶対位置である自車絶対位置を取得する。なお、前記GNSSは、Global Navigation Satellite System(すなわち全地球航法衛星システム)の略である。また、自車位置情報取得部5は、自車絶対位置及び自車絶対位置の誤差範囲を示す誤差分散を含んだ自車位置情報を取得してもよい。また、自車位置情報取得部5は、ジャイロセンサ用いた方法、マップマッチングを用いた方法、路側器との通信を用いた方法等、他の方法によって自車絶対位置を取得してもよい。
地図・ルート情報取得部6は、緯度及び経度が対応付けられた地図情報を記録した地図データベースを備えており、自車両のドライバから目的地等が指示された場合、当該目的地等へ至るための走行ルートを取得する。なお、前記地図データベースは、例えば道路の分岐や合流といった、自車両の車線変更が必要となる位置を表す情報を、地図情報として記録している。また、地図・ルート情報取得部6は、市販のナビゲーション装置に備えられたものであってもよい。また、地図・ルート情報取得部6は、インターネットを介した通信により、前記走行ルートを取得するものであってもよい。
車線認識センサ7は、車両前方の路面を撮影するように配置されたCCDカメラを備え、当該CCDカメラから出力されるアナログの画像信号に対してエッジ検出等の処理を行うことにより、車線境界線を検出する。
周辺車両認識センサ8は、自車両周辺に存在する車両を検出する部位である。具体的には、自車両周辺に存在する車両の位置や自車両との距離等を認識する。周辺車両認識センサ8は、自車両周辺を撮影するカメラを有していてもよい。また、周辺車両認識センサ8は、自車両周辺の検出領域に向けて電波やレーザ光を発信し、その反射波を受信することにより車両を検出する測距センサを有していてもよい。
制御デバイス9は、ステアリング(舵角)を制御するステアリング制御装置と、自車両の駆動力を制御する駆動制御装置と、自車両の制動力を制御する制動制御装置とを含む。なお、駆動制御装置とは、自車両の駆動力を発生する機関として内燃機関を有した車両であれば、その内燃機関の回転数やトルクを制御する内燃機関制御装置であってもよい。また、自車両が内燃機関を有した車両であれば、駆動制御装置として、自車両のトランスミッションを制御するミッション制御装置を含んでいてもよい。また、自車両の駆動力を発生する機関として電動機を有した車両であれば、駆動制御装置は、その電動機の回転数を制御する電動機制御装置であってもよい。また、制御デバイス9は、各種情報を表示する表示部や、各種情報を音声出力する音声出力部を備えてもよい。
[1−2.処理]
次に、車両制御ECU3が実行する運転支援処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。なお、この運転支援処理は、自車両の走行中においてドライバによって運転支援が指示されている間、CPUにより繰り返し実行される。
図2に示すように、処理が開始されると、S1にて、通常の運転支援制御が実行される。なお、自動運転に関する技術は、自動化のレベルに応じて、レベル1(安全運転支援システム)、レベル2,3(準自動走行システム)、レベル4(完全自動走行システム)に分類されている。この内容は、例えば、内閣府により2015年5月に発表された「戦略的イノベーション創造プログラム自動走行システム」に記載されている。S1にて実行される運転支援制御は、レベル1〜4の何れのレベルに相当する運転支援制御であってもよく、ドライバの選択に応じた運転支援制御が実行されてもよい。
続くS2では、隣接車線を走行する車両の速度分布(以下、隣接車線の速度分布ともいう)が作成される。ここで、図3に示すように、車線境界線50Cによって左側車線50Lと右側車線50Rとに区画された道路の左側車線50Lを自車両51が走行する場合、周辺車両認識センサ8は検出範囲52における他車両53の有無及びその走行速度を検出可能であるとする。検出範囲52は、隣接車線としての左側車線50Lにおける、自車両51の側方と後方とを含んでいる。S2では、自車両51の走行中に、検出範囲52内に検出された他車両53の走行速度の分布(すなわち隣接車線の速度分布)が作成される。
なお、自車両51が右側車線50Rを走行中の場合は、周辺車両認識センサ8は隣接車線としての左側車線50Lにおける同様の検出範囲を検出し、S2では、左側車線50Lにおける速度分布が作成される。また、自車両51が片側3車線の道路の中央車線を走行中の場合は、その車線に隣接する左右の車線に対して同様の検出がなされ、左右それぞれの車線に対して速度分布が作成される。
速度分布は、例えば図4に例示するように、隣接車線を走行する車両の速度Vと、各速度で走行した車両の台数とを対応付けたグラフとして表すことができる。なお、このような速度分布は、直近の所定時間(例えば過去10分)の分布を表すものとされてもよく、道路が切り替わるときにリセットされるものとされてもよい。
続くS3では、車線変更の要否が判断される。例えば、図示省略した自車両車室内のウィンカレバーやスイッチ類の操作状態が参照されることにより、ドライバにより車線変更の意思表示がなされたか否かが判断される。なお、S1にてレベル4の運転支援制御(すなわち自動運転)が実行されている場合、S3では、その自動運転のアルゴリズムに応じて車線変更の要否が判断されてもよい。
車線変更が必要でない場合は、S3にてNoと判断されて処理は前述のS1へ移行する。一方、S3にて車線変更が必要(すなわちYes)と判断された場合は、処理はS4へ移行し、目標車線(すなわち車線変更先の車線)において他車両が検出されたか否かが判断される。すなわち、S4では、例えば前述の検出範囲52に他車両53が検出されたか否かが判断される。他車両が検出された場合は、S4にてYesと判断されて、処理はS5へ移行する。S5では、前記検出された他車両の走行速度に応じて、車線変更時に自車両において目標とされる目標速度を設定する通常の車線変更制御がなされて、一旦処理が終了する。
なお、S5にて実行される車線変更制御では、目標速度が表示又は音声でドライバに提示されて、操舵や速度調整はドライバの運転操作に委ねられてもよい。また、この車線変更制御では、制御デバイス9の駆動制御装置を介して目標速度と一致するように自車両の走行速度が調整され、操舵はドライバの運転操作に委ねられてもよい。更に、この運転支援制御では、制御デバイス9の駆動制御装置を介して目標速度と一致するように自車両の走行速度が調整され、かつ、制御デバイス9のステアリング制御装置を介して操舵がなされることで、ドライバが何もしなくても車線変更が完了されてもよい。なお、目標速度がドライバに提示される場合、具体的な速度が提示されてもよく、もっと早くとかもっと遅くとかいったように、現在の走行速度と目標速度との関係が提示されてもよい。そして、S5におけるこのような通常の車線変更制御が完了すると、処理が一旦終了し、再びS1から処理が再開される。
一方、S4にて、目標車線において他車両が検出されなかった(すなわちNo)と判断された場合は、処理はS6へ移行する。S6では、目標車線における自車両よりも後方を走行する他車両(以下、後続車両ともいう)に対して自車両に許容される許容相対速度が、次式によって算出される。
許容相対速度 = センサ検出距離 /(衝突時間+車線変更時間)
ここで、センサ検出距離とは、周辺車両認識センサ8が目標車線における自車両よりも後方の他車両を検出可能な距離である。このセンサ検出距離は、センサ仕様や、地図等で死角を考慮して設定されてもよい。衝突時間は、車線変更完了後に、後続車両との間に残しておくべき車間距離に応じた時間である。なお、衝突時間とは、車両制御ECU3による自動運転又はドライバの運転操作によって追突を回避するために必要な時間であってもよい。また、車線変更時間は、自車両が車線変更に要する時間である。なお、この衝突時間や車線変更時間は、既定の値とされてもよく、ドライバの嗜好に応じて設定されてもよい。例えば、衝突時間は0とされてもよい。
続くS7では、目標車線における車両の走行速度(以下、車線速度ともいう)から、S6にて算出された許容相対速度を引いた値が、自車両における目標速度として算出される。なお、車線速度は、S2にて作成された速度分布における最頻値、中央値、平均値、最大値、又はパーセンタイルのうち、運転支援装置1における設定、又は、ドライバの嗜好に応じたものとされてもよい。この場合、例えば最頻値が車線速度とされる場合、図4の例では速度VAが車線速度とされ、最大値が車線速度とされる場合、図4の例では速度VBが車線速度とされる。また、車線速度は、前記最頻値、中央値、平均値、最大値、又はパーセンタイルを適宜組み合わせたものとされてもよい。
なお、パーセンタイルとは、小さい方から数えて何%目にあたるかという意味であり、例えば、10パーセンタイルとは、小さい方から10分の1に当たる数値を指す。また、S7では、法定速度を上限として目標速度が算出されてもよい。
このようにしてS7にて目標速度が算出されると、続くS8では、S7にて算出(すなわち設定)された目標速度に応じてS5と同様の車線変更制御がなされて、一旦処理が終了する。なお、車線変更制御において自車両の走行速度が車両制御ECU3によって調整される場合、車線速度の値が許容相対速度の値よりも小さいときには、S7では目標速度が算出されず、S8では加減速せずに車線変更制御が実行される。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1A)自車両において車線変更が指示されていないときに、S2の処理によって、隣接車線を走行する車両の速度分布が取得される。そして、自車両において車線変更が指示されたときに、目標車線に車両が検出されていない場合であっても、前記速度分布に応じたS6,S7の処理によって、車線変更時に目標とされる自車両における目標速度を設定することができる。
例えば、図3に例示するように、自車両51における周辺車両認識センサ8の検出範囲52よりも後方を他車両53が走行しており、両車が矢印F方向に走行している場合を想定する。このとき、周辺車両認識センサ8の検出範囲52に他車両53が存在しないことをもって、目標車線としての右側車線50Rの全長に亘って全く車両が走行していないと仮定した車線変更制御が実行されるのは好ましくない。これに対して、本実施形態では、隣接車線における速度分布に応じた目標速度が設定されることにより、仮に検出範囲52よりも後方に他車両53が存在したとしても、その他車両53の走行速度から大きく外れない適切な目標速度が設定される。従って、本実施形態では、自車両51における車線変更制御の安全性を向上させることができる。
(1B)また、S7の処理では、速度分布から選出された車線速度よりも許容相対速度だけ低い速度を目標速度として算出している。このため、車線変更制御が実行される際に必要以上に自車両が加速されるのを抑制することができ、ひいては、自車両の燃費を向上させることができる。
(1C)また、S7の処理では、前記速度分布における最頻値、中央値、平均値、最大値、又はパーセンタイルを用いて、目標速度が設定される。これらのパラメータは、隣接車線における車両の走行状態を良好に反映しているので、本実施形態では、安全に車線変更可能な適切な目標速度を設定することができる。
(1D)更に、前記最頻値、中央値、平均値、最大値、又はパーセンタイルのうち、ドライバの嗜好に応じたものが用いられる場合、車線変更制御に、例えばどの程度の余裕を持たせたいかなどといったドライバの嗜好を良好に反映することができる。そして、許容相対速度にも、ドライバの嗜好に応じた設定が反映される場合、車線変更制御に、例えばどの程度の余裕を持たせたいかなどといったドライバの嗜好を、一層良好に反映することができる。
(1E)前記許容相対速度は、センサ検出距離が短いほど小さい値を取る。このため、センサ検出距離が短いほど目標速度を高い値に設定することができ、ひいては、検出範囲外から走行してきた後続車両と自車両とが車線変更時に接触するのを良好に抑制することができる。
(1F)S8における車線変更制御において自車両の走行速度が車両制御ECU3によって調整される場合、ドライバが自車両の速度調整をしなくても、前述のように安全に車線変更が可能な速度に自車両を調整することができる。
[1−4.特許請求の範囲の要素との対応]
なお、前記実施形態において、周辺車両認識センサ8が車両検出部に対応する。また、車両制御ECU3が分布取得部及び速度設定部及び相対取得部及びコンピュータに対応する。また、車両制御ECUにおける処理のうち、S2が分布取得部に対応し、S6が相対取得部に対応し、S7が速度設定部に対応する。また、S8の車線変更制御において自車両の走行速度が車両制御ECU3によって調整される場合における制御デバイス9が、速度制御部に対応する。
[2.他の実施形態]
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2A)前記実施形態では、制御デバイス9はステアリング制御装置と駆動制御装置と制動制御装置とを含むものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、制御デバイス9は駆動制御装置と制動制御装置とを含むもののステアリング制御装置を含まない構成とされてもよい。また、制御デバイス9は、現在の走行速度と目標速度との関係又は目標速度をドライバに提示するための表示部又は音声出力部のみを備えた構成とされてもよい。
(2B)前記実施形態では、周辺車両認識センサ8の検出結果に応じて速度分布が作成されたが、これに限定されるものではない。すなわち、前記実施形態では、前記分布取得部は、前記車両検出部による検出結果に応じて前記速度分布を取得するものとされたが、速度分布は、交通情報センタ等のセンタとの通信や、車車間通信や、インターネットを経由したクラウドとの通信によって取得されてもよい。
(2C)前記実施形態では、車線速度から許容相対速度を引いた値が目標速度に設定されたが、これに限定されるものではない。例えば、車線速度そのものが目標速度に設定されてもよい。
(2D)また、S5及びS8における車線変更制御が、現在の走行速度と目標速度との関係又は目標速度をドライバに提示するだけの処理である場合、本発明の運転支援装置は、車両に固定的に搭載されるものでなくてもよい。例えば、スマートフォンやドライブレコーダによって当該運転支援装置が構成されてもよい。更にその場合、前記処理の大部分が、例えばクラウド等、車両の外部においてなされてもよい。
(2E)車両検出部としての周辺車両認識センサ8の検出範囲52は、隣接車線における、自車両の側方と後方とを含んでいるが、これに限定されるものではない。車両検出部は、少なくとも隣接車線における自車両(すなわち対象車両)よりも後方を走行する車両を検出可能であればよい。
(2F)前記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、前記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、前記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の前記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(2G)上述した運転支援装置の他、当該運転支援装置を構成要素とするシステム、当該運転支援装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、運転支援方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1…運転支援装置 3…車両制御ECU 5…自車位置情報取得部
7…車線認識センサ 8…周辺車両認識センサ 9…制御デバイス
11…周辺監視センサ 51…自車両 52…検出範囲

Claims (5)

  1. 処理対象となる対象車両が走行中の車線に隣接する車線を隣接車線として、前記隣接車線における前記対象車両よりも後方を走行する後方車両を検出するように構成された車両検出部(8)と、
    前記対象車両において車線変更が指示されていないときに、前記隣接車線を走行する車両の速度分布を取得するように構成された分布取得部(3,S2)と、
    前記対象車両において車線変更が指示されたときに、前記車両検出部が後方車両を検出していない場合、前記分布取得部によって取得されている速度分布に応じて、車線変更時に目標とされる前記対象車両における目標速度を設定するように構成された速度設定部(3,S7)と、
    を備えた運転支援装置。
  2. 請求項1に記載の運転支援装置であって、
    前記後方車両に対して前記対象車両に許容される相対速度を取得するように構成された相対取得部(3,S6)を、
    更に備え、
    前記速度設定部は、前記速度分布からいずれかの速度を選出し、その選出された速度よりも前記相対速度だけ低い速度を前記目標速度に設定する運転支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載の運転支援装置であって、
    前記速度設定部は、前記速度分布における最頻値、中央値、平均値、最大値、又はパーセンタイルを用いて、前記目標速度を設定する運転支援装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の運転支援装置であって、
    前記速度設定部が設定した目標速度と一致するように前記対象車両の速度を制御するように構成された速度制御部(9)を、
    更に備えた運転支援装置。
  5. 処理対象となる対象車両が走行中の車線に隣接する車線を隣接車線として、
    前記対象車両において車線変更が指示されていないときに、コンピュータ(3)に前記隣接車線を走行する車両の速度分布を取得させ(S2)、
    前記対象車両において車線変更が指示されたときに、前記隣接車線における前記対象車両の後方を走行する後方車両が検出されていない場合、前記コンピュータに、前記取得されている速度分布に応じて、車線変更時に目標とされる前記対象車両における目標速度を設定させる(S7)ためのプログラム。
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