JP2017196934A - グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置 - Google Patents

グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置 Download PDF

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堀 健二
Kenji Hori
健二 堀
水野 秀樹
Hideki Mizuno
秀樹 水野
規子 新井
Noriko Arai
規子 新井
頌子 ▲高▼須
頌子 ▲高▼須
Shoko Takasu
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Abstract

【課題】車両搭載性を向上でき、且つ、荷重の制約を緩和できるグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置を提供する。【解決手段】減速機付きモータ14と、減速機付きモータ14に回転駆動されるボルト21と、ボルト21に螺合され、該ボルト21の回転に伴いその軸線に沿って移動するナット26と、ナット26に連結され、該ナット26の移動に伴い回動するスポイラレバー31と、スポイラレバー31に連結され、該スポイラレバー31の回動に伴い回動してスポイラを作動させるスポイラプレート36と、ナット26に係合可能に設けられ該ナット26の移動に伴い回動してグリルシャッタを作動させるロアグリルレバー41及びアッパグリルレバー46とを備え、スポイラプレート36は、アッパグリルレバー46等を回動させるナット26の移動に伴うスポイラレバー31の回動をスポイラに伝達不能にする係合孔39(スポイラ空振り機構)を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置に関するものである。
従来、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置として種々のものが提案されている。
例えば特許文献1に記載された駆動装置は、ワックス型サーモスタットでグリルシャッタ(可動グリルのシャッタ)を開閉作動させ、モータでスポイラ(エアスポイラー)を昇降作動させるものである。
一方、特許文献2に記載された駆動装置は、二つの駆動対象を一つのモータで駆動するもので、両駆動対象をそれぞれ独立で作動させるために一対のワンウェイクラッチを備えている。両駆動対象をそれぞれグリルシャッタ及びスポイラと見なすことでそれらを独立で作動させることができるのはいうまでもない。
実公昭61−34224号公報 特開昭64−18744号公報
ところで、特許文献1では、グリルシャッタ及びスポイラに個別に駆動源が必要になることで、車両搭載性が低くなるとともに質量及びコストが増加することになる。
一方、特許文献2では、ワンウェイクラッチを使用していることで、一方向への回転のみでグリルシャッタの開閉作動若しくは及びスポイラの昇降作動を完結することが必要になって煩雑である。また、ワンウェイクラッチは、回転方向の規制に係る爪にモータ荷重がかかる構造であることで、許容し得る荷重には自ずと限界がある。
本発明の目的は、車両搭載性を向上でき、且つ、荷重の制約を緩和できるグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置は、モータと、前記モータに回転駆動されるボルトと、前記ボルトに螺合され、該ボルトの回転に伴いその軸線に沿って移動するナットと、前記ナットに連結され、該ナットの移動に伴い回動する第1リンクと、前記第1リンクに連結され、該第1リンクの回動に伴い回動してスポイラを作動させる第2リンクと、前記ナットに係合可能に設けられ、該ナットの移動に伴い回動してグリルシャッタを作動させるグリルリンクとを備え、前記第2リンクは、前記グリルリンクを回動させる前記ナットの移動に伴う前記第1リンクの回動を前記スポイラに伝達不能にするスポイラ空振り機構を有する。
この構成によれば、前記スポイラを作動させるべく、前記モータにより前記ボルトを回転駆動して前記ナットを移動させると、これに伴って前記第1リンクが回動する。そして、前記第1リンクの回動に伴って前記第2リンクが回動し、前記スポイラが作動する。一方、前記グリルシャッタを作動させるべく、前記モータにより前記ボルトを回転駆動して前記ナットを移動させると、これに伴って前記グリルリンクが回動し、前記グリルシャッタが作動する。このとき、前記ナットの移動に伴って前記第1リンクが回動しても、前記第2リンクは、前記スポイラ空振り機構により前記第1リンクの回動を前記スポイラに伝達しない。この場合、前記スポイラへの回動伝達自体が行われなくなることで、それらの間に荷重がかかることを解消できる。また、前記スポイラの作動及び前記グリルシャッタの作動を一つの前記モータで実現したことで、車両搭載性を向上できる。
上記課題を解決するグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置は、前記第2リンクは、前記ナットが初期位置から一方向である第1方向に移動するときに、回動に伴って前記スポイラを作動させるように構成されており、前記グリルリンクは、前記ナットが前記初期位置から前記第1方向に移動するときに、該ナットとの係合により回動して前記グリルシャッタを作動させる第3リンクと、前記ナットが前記初期位置から他方向である第2方向に移動するときに、該ナットとの係合により回動して前記第3リンクを介して前記グリルシャッタを作動させる第4リンクとを有し、前記ナット及び前記第3リンクの間に介設され、前記ナットが前記初期位置から前記第1方向に移動するときに、前記スポイラの作動が完了するまで前記ナットの移動を前記第3リンクに伝達不能にするグリルシャッタ空振り機構を有する。
この構成によれば、前記モータによる前記ボルトの回転駆動に伴い、前記ナットが前記初期位置から前記第1方向に移動するとき、前記スポイラの作動が完了するまでは、前記グリルシャッタ空振り機構により前記ナットの移動が前記第3リンクに、即ち前記グリルシャッタに伝達されることはない。この場合、前記第3リンクへの動力伝達自体が行われなくなることで、それらの間に荷重がかかることを解消できる。
上記グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置について、前記第1リンク及び前記第2リンクと、前記第3リンク及び前記第4リンクとは、前記ナットの軸線を含む一平面に対して互いに反対側に配置されることが好ましい。
この構成によれば、前記スポイラの作動に係る前記第1リンク及び前記第2リンクと、前記グリルシャッタの作動に係る前記第3リンク及び前記第4リンクとが、前記ナットに対して分散して配置されることで、前記スポイラ及び前記グリルシャッタの作動が互いに干渉する可能性を低減できる。
上記グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置について、前記第4リンクは、前記ナットが前記初期位置にあるときに該ナットから解放される第4リンク初期回動位置に配置されており、前記ナットが前記初期位置から前記第2方向に移動するときの前記第4リンクの回動方向とは逆方向への該第4リンクの前記第4リンク初期回動位置からの回動を規制する第1ストッパを備えることが好ましい。
この構成によれば、前記第1ストッパにより、前記第4リンクが前記第4リンク初期回動位置から前記逆方向に回動することを抑制でき、前記グリルシャッタが誤作動する可能性を低減できる。
上記グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置について、前記第2リンクは、前記初期位置から前記第1方向への前記ナットの移動に伴い作動回動位置に到達することで前記スポイラの作動を完了させるように構成されており、前記ナットが前記初期位置から前記第1方向に移動するときの前記第2リンクの前記作動回動位置を超える回動を規制する第2ストッパを備ることが好ましい。
この構成によれば、前記第2ストッパにより、前記第2リンクが前記作動回動位置を超えて回動することを規制でき、前記スポイラが誤作動する可能性を低減できる。
上記グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置について、前記第2リンクは、前記ナットが前記初期位置にあるときに第2リンク初期回動位置に配置されており、前記ナットが前記初期位置から前記第2方向に移動するときの前記第2リンクの前記第2リンク初期回動位置からの回動を規制する第3ストッパを備えることが好ましい。
この構成によれば、前記第3ストッパにより、前記ナットが前記初期位置から前記第2方向に移動するときの前記第2リンクの前記第2リンク初期回動位置からの回動を規制でき、前記スポイラが誤作動する可能性を低減できる。
上記グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置について、前記モータの出力軸又は該出力軸を収容するハウジングと、前記出力軸と一体回転する前記ボルトとの間に、該ボルトの軸線方向で隙間が設定されることが好ましい。
この構成によれば、例えば前記ナットの移動停止時など該ナットから受ける反力で前記ボルトがその軸線方向に移動したとしても、前記隙間の範囲で吸収することで、前記ボルトが前記出力軸又は前記ハウジングと干渉する可能性を低減できる。
本発明は、車両搭載性を向上でき、且つ、荷重の制約を緩和できる効果がある。
グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置の第1の実施形態が適用される車両のボデーについてその構造を示す縦断面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示す正面図。 (a)、(b)は、スポイラリンク機構についてその構造を示すスポイラの格納状態及び展開状態に相当する側面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示す側面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示す正面図。 図5の6−6線に沿った断面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示すグリルシャッタの全閉状態及びスポイラの格納状態に相当する側面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示すグリルシャッタの全閉状態及びスポイラの展開状態に相当する側面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示すグリルシャッタの全開状態及びスポイラの展開状態に相当する側面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示すグリルシャッタの全開状態及びスポイラの格納状態に相当する側面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示す正面図。 図11の12−12線に沿った断面図。 グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置の第2の実施形態についてその構造を示すグリルシャッタの全閉状態及びスポイラの格納状態に相当する側面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示すグリルシャッタの全閉状態及びスポイラの展開状態に相当する側面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示すグリルシャッタの全開状態及びスポイラの展開状態に相当する側面図。 同実施形態のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置についてその構造を示すグリルシャッタの全開状態及びスポイラの格納状態に相当する側面図。 スポイラリンク機構についてその作用を示す側面図。 グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置の変形形態についてその構造を示すグリルシャッタの全閉状態及びスポイラの格納状態に相当する側面図。
(第1の実施形態)
以下、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置の第1の実施形態について説明する。なお、以下では、車両の前後方向及び幅方向をそれぞれを「前後方向」及び「幅方向」という。
図1に示すように、車両のボデー1の前部には、その意匠面を構成する上下一対のフロントグリル3が取着されている。また、ボデー1の前部内部に形成されたエンジンルーム2には、両フロントグリル3の後方で上下一対のグリルシャッタ4が取着されている。各グリルシャッタ4は、幅方向(図1において紙面に直交する方向)に延在して前後方向に開口する略四角枠状のフレーム4aと、該フレーム4aに幅方向に延びる軸線周りに回動自在に支持された上下一対の可動フィン4bとを有する。各グリルシャッタ4は、両可動フィン4bの回動によりフレーム4aの開口を開閉することでエンジンルーム2内に流れ込む空気の流量を調整する。
また、ボデー1の前部下端には、スポイラ5が昇降自在に連結されている。このスポイラ5は、ボデー1の下端から下方に突出するように下降・展開されることで、例えば車両の高速走行時に前方からの空気を下方に導く。あるいは、スポイラ5は、ボデー1の下端よりも上方に引っ込むように上昇・格納されることで、例えば路面の段差との干渉を抑制する。
エンジンルーム2内には、前後方向においてグリルシャッタ4よりも後方の位置で当該方向にスポイラ5に対向するようにアクチュエータ10が設置されている。このアクチュエータ10は、グリルリンク機構6を介して両グリルシャッタ4に連結されており、それらグリルシャッタ4を同時に開閉作動させる。すなわち、グリルリンク機構6は、一方の端部が幅方向に延びる軸線周りにアクチュエータ10に回動自在に連結された略アーム状のグリルレバー61を有する。このグリルレバー61の他方の端部は、両グリルシャッタ4の間に跨って上下方向に起立する略棒状の伝達リンク62に幅方向に延びる軸線周りに回動自在に連結されている。伝達リンク62は、各可動フィン4bに連係されており、前後方向でフレーム4aに密着することでグリルシャッタ4が閉作動するように各可動フィン4bを回動させるとともに、フレーム4aの後方に略平行に離間することでグリルシャッタ4が開作動するように各可動フィン4bを回動させる。
つまり、アクチュエータ10によりグリルレバー61が図示時計回りに回動駆動されることでグリルシャッタ4が開作動し、反対にグリルレバー61が図示反時計回りに回動駆動されることでグリルシャッタ4が閉作動する。
また、アクチュエータ10は、スポイラリンク機構7を介してスポイラ5に連結されており、該スポイラ5を昇降作動させる。すなわち、図2に示すように、アクチュエータ10には、ロッド11が幅方向に延びる軸線周りに回動自在に支持されている。一方、図3(a)、(b)に示すように、スポイラリンク機構7は、ボデー1の適宜箇所に取着されるボデーブラケット71を有する。このボデーブラケット71は、ベース部71aを有するとともに、該ベース部71aの上端及び下端から前後方向にそれぞれ起立する上側支持部71b及び下側支持部71cを有する。そして、上側支持部71bの先端部には、ロッド11と同軸でリンクブッシュ72が回動自在に支持されている。このリンクブッシュ72には、ロッド11の先端部が一体回動するように嵌挿される。従って、アクチュエータ10によりロッド11が回動駆動されることで、これと一体でリンクブッシュ72が回動する。なお、リンクブッシュ72には、リンク73の一方の端部が一体回動するように連結されている。
下側支持部71cには、互いに同等の長さに設定された上下一対の昇降リンク74,75の一方の先端部が、支持ピンP1,P2により幅方向に延びる軸線周りに回動自在に連結されている。両昇降リンク74,75の他方の先端部は、支持ピンP3,P4によりスポイラ5に取着される略逆T字状のスポイラブラケット76に幅方向に延びる軸線周りに回動自在に連結されている。両支持ピンP1,P2の軸心間の離間距離は、両支持ピンP3,P4の軸心間の離間距離と同等に設定されている。つまり、両昇降リンク74,75及びスポイラブラケット76は、両支持ピンP1,P2を固定端とする平行リンクを構成しており、昇降リンク74の回動に伴ってボデーブラケット71と平行な姿勢を保つようにスポイラブラケット76がスポイラ5と共に昇降する。
リンク73の他方の端部には、該リンク73と同等の長さに設定されたリンク77の一方の先端部が、支持ピンP5により幅方向に延びる軸線周りに回動自在に連結されている。このリンク77の他方の端部は、支持ピンP1,P3間に挟まれる昇降リンク74の中間部で、支持ピンP6により幅方向に延びる軸線周りに回動自在に連結されている。リンク73,77及び昇降リンク74は、ロッド11及び支持ピンP1を固定端とする4節回転連鎖を構成しており、ロッド11と一体でのリンク73の回動に伴って支持ピンP5周りにリンク77との間になす角度を増減する。なお、スポイラブラケット76が上昇するスポイラ5の格納状態では、両リンク73,77はそれらの間になす角度がゼロになるように幅方向で重なり合っており、スポイラブラケット76が下降するスポイラ5の展開状態では、両リンク73,77はそれらの間になす角度が平角(180°)になるように一直線上に延びている。
以上により、スポイラ5の格納状態で、アクチュエータ10によりロッド11と共にリンク73が図示時計回りに回動駆動されることでスポイラブラケット76(スポイラ5)が下降作動し、反対にスポイラ5の展開状態で、ロッド11と共にリンク73が図示反時計回りに回動駆動されることでスポイラブラケット76(スポイラ5)が上昇作動する。
次に、アクチュエータ10について説明する。
図4及び図5に示すように、アクチュエータ10は、その筐体をなすボデー取付ブラケット12及びベースプレート13を有する。ボデー取付ブラケット12は、例えば金属板からなり、上方に隆起する天板部12aを有して略台状に成形されている。ベースプレート13は、例えば金属板からなり、幅方向に並設された一対の側壁部13a及びそれら両側壁部13aの上端同士を幅方向に接続する天板部13bを有して前後方向に連通する略門状に成形されている。そして、ベースプレート13は、両側壁部13aにおいてボデー取付ブラケット12に載置・締結されている。
また、アクチュエータ10は、ボデー取付ブラケット12の天板部12aよりも下方に配置された減速機付きモータ14を有する。この減速機付きモータ14は、モータ15と、該モータ15の回転軸の回転を減速して出力するギヤボックス16とを有しており、該ギヤボックス16において天板部12aに締結されている。
図6に示すように、ギヤボックス16の減速の最終段の出力軸16aは、上下方向に軸線が延びてその上端を天板部12aの上方に突出する。
ベースプレート13の天板部13bには、出力軸16aと同軸でボルト21が軸支されている。すなわち、天板部13bには、出力軸16aと同軸で上下方向に開口する円形の軸受孔13cが形成されている。そして、天板部13bには、軸受孔13cにならって上方に隆起する有蓋略円筒状のブッシュ23が固着されている。一方、ボルト21は、軸受孔13cの内径と同等の外径を有する略円柱状の被支持部21aを有するとともに、該被支持部21aの下端に接続されて該下端から天板部12aを貫通して出力軸16aに到達するまで下方に延びる雄ねじ部21bを有する。この雄ねじ部21bは、段差21cを介して被支持部21aよりも拡径されている。また、ボルト21には、その軸線に沿って上下方向に開口する取付孔22が形成されている。ボルト21は、段差21cが天板部13bの下面に当接する状態で被支持部21aが軸受孔13c及びブッシュ23に挿入・軸支され、該ブッシュ23を貫通する締結ボルト25が取付孔22に締め付けられることで天板部13bに回転自在に、且つ、軸線方向(上下方向)に移動不能に支持されている。
取付孔22の下端部は、出力軸16aの軸線方向における略全長に亘って拡開されて嵌合孔22aを形成する。ボルト21は、嵌合孔22aに出力軸16aが嵌挿されることで該出力軸16aと一体回転する。つまり、ボルト21は、モータ15によって回転駆動される。なお、嵌合孔22aの上端面22bと、出力軸16aの上端面16bとの間には、上下方向(軸線方向)の隙間C1が設定されている。また、ボルト21の下端面21dとこれに対向するギヤボックス16(出力軸16aを収容するハウジング16c)との間にも、上下方向(軸線方向)の隙間C2が設定されている。
さらに、アクチュエータ10は、雄ねじ部21bにおいてボルト21と螺合する環状のナット部26aの形成されたナット26を有する。ナット部26aには、その軸線を中心とする所定角度位置で径方向外側に規制フランジ26bが突設されている。この規制フランジ26bは、天板部12aよりも上方で該天板部12aに当接可能に配置されている。そして、天板部13bには、ナット部26aよりも外周側でその軸線と略平行に中心線の延びる規制ピン27の上端部が締結されている。この規制ピン27の下端部は、天板部12aを貫通してこれに保持されている。この規制ピン27は、規制フランジ26bの回動軌跡を遮るように配置されている。従って、規制フランジ26b及び規制ピン27の係合により回転の規制されたナット26は、ボルト21の回転に伴い該ボルト21との間のねじ作用でその軸線に沿って上下方向に移動する。
図7に示すように、ナット26には、その軸線を含む一平面PLに対して対称配置された前後一対の係合ピン28,29が突設されている。そして、側壁部13aには、ナット26の後方に隣接して幅方向に中心線の延びる支持軸A1の先端部が支持されるとともに、該支持軸A1には、第1リンクとしての略T字板状のスポイラレバー31の中央部が回動自在に支持されている。このスポイラレバー31は、支持軸A1を中心とする径方向一側(図示左下側)に延出する略四角形のレバー突片32を有するとともに、径方向他側(図示右上側)に延出する略笠状のレバー突片33を有する。
レバー突片32には、支持軸A1を中心とする径方向に延在する長孔状の係合孔32aが形成されている。この係合孔32aは、その短手方向(支持軸A1を中心とする周方向)の開口幅が係合ピン29の直径と同等に設定されて該係合ピン29が遊挿されている。レバー突片33には、支持軸A1を中心とする周方向に延在する長孔状の係合孔33aが形成されている。この係合孔33aは、その短手方向(支持軸A1を中心とする径方向)の開口幅がロッド11の直径と同等に設定されて該ロッド11が遊挿されている。支持軸A1がロッド11よりも前方に位置することはいうまでもない。なお、レバー突片33には、支持軸A1を中心とする周方向中央部から径方向外側に押圧部33bが突設されている。
ロッド11は、側壁部13aにおいてベースプレート13に軸支されており、ロッド11には、第2リンクとしてのスポイラプレート36が、例えば溶接により一体回動するように連結されている。このスポイラプレート36は、ロッド11を中心とする径方向一側(図示右上側)に延出するアーム部37及び該アーム部37の先端から周方向両側に延出するヘッド部38を有して略T字形状を呈する。そして、スポイラプレート36には、その外形にならって略T字形状の係合孔39が形成されている。すなわち、係合孔39は、アーム部37に沿って径方向に延びる第1係合部39aを有するとともに、ヘッド部38にならって概ね周方向に延びる第2係合部39bを有する。この係合孔39には、スポイラレバー31の押圧部33bが挿入されている。
一方、側壁部13aには、支持軸A1よりも下方でナット26の前方に隣接して幅方向に中心線の延びる支持軸A2の先端部が支持されるとともに、該支持軸A2には、第4リンクとしてのロアグリルレバー41の中央部が回動自在に支持されている。このロアグリルレバー41は、支持軸A2を中心とする第1の径方向(図示右下方向)に係合ピン28の下方まで延出する略弓形の係合片42を有するとともに、第2の径方向(図示左方向)に延出する略L字状のストッパ片43を有し、更に第3の径方向(図示左上方向)に延出する略アーム状の支持片44を有する。係合片42は、その先端部が係合ピン28の下方への移動軌跡を遮るように該当方向に延伸する。ストッパ片43は、天板部12aに当接可能となっており、該天板部12aに当接することでロアグリルレバー41の図示反時計回りの回動を規制する。そして、ロアグリルレバー41は、ストッパ片43が天板部12aに当接することで所定の初期回動位置Pglo(第4リンク初期回動位置)に位置決めされる。なお、ロアグリルレバー41は、その回動可能な全範囲でその重心が支持軸A2よりも前方に位置するように設定されており、常に図示反時計回りに回動させる側の重力が加わっている。ストッパ片43及び該ストッパ片43との当接によってロアグリルレバー41の回動を規制する天板部12aは、第1ストッパを構成する。
また、側壁部13aには、支持片44の前方に隣接して幅方向に中心線の延びる支持軸A3の先端部が支持されるとともに、該支持軸A3には、第3リンクとしてのアッパグリルレバー46の前端部が回動自在に支持されている。このアッパグリルレバー46は、支持軸A3から後方に係合ピン28の上方まで延びる略アーム状の後延部47、該後延部47の後端に接続されて上方に延びる略アーム状の上延部48、及び該上延部48の上端に接続されて後方に延びる略四角形の押圧部49を有して略クランク状に成形されている。
後延部47は、その先端部が係合ピン28の上方への移動軌跡を遮るように該当方向に延伸する。この後延部47は、支持片44に当接可能となっており、該支持片44に当接することでアッパグリルレバー46の図示時計回りの回動を規制する。そして、アッパグリルレバー46は、初期回動位置Pgloにあるロアグリルレバー41の支持片44に後延部47が当接することで所定の初期回動位置Pguoに位置決めされる。なお、アッパグリルレバー46は、その回動可能な全範囲でその重心が支持軸A3よりも後方に位置するように設定されており、常に図示時計回りに回動させる側の重力が加わっている。この場合、アッパグリルレバー46は、後延部47において支持片44を下方に押圧することになるが、該押圧は、ロアグリルレバー41を図示反時計回りに回動させようとする。従って、前述のように、ロアグリルレバー41の回動が規制されると、これを介してアッパグリルレバー46の回動も規制される。上延部48は、その先端部が天板部13bを貫通するように該当方向に延伸する。従って、押圧部49は、天板部13bよりも上方に位置する。
天板部13bには、ブッシュ23の後方に隣接してグリルレバー取付ブラケット60が載置・締結されている。このグリルレバー取付ブラケット60の前端部には、幅方向に中心線の延びる支持軸A4の先端部が支持されるとともに、該支持軸A4には、前記グリルレバー61の後端部が回動自在に支持されている。このグリルレバー61には、押圧部49の上方で幅方向に中心線の延びる略円柱状のロッド61aが突設されている。このロッド61aは、押圧部49の上方への移動軌跡を遮るように配置されており、該押圧部49に当接することでグリルレバー61の図示反時計回りの回動を規制する。そして、グリルレバー61は、初期回動位置Pguoにあるアッパグリルレバー46の押圧部49にロッド61aが当接することで所定の初期回動位置に位置決めされる。なお、グリルレバー61は、その回動可能な全範囲でその重心が支持軸A4よりも前方に位置するように設定されており、常に図示反時計回りに回動させる側の重力が加わっている。この場合、グリルレバー61は、ロッド61aにおいて押圧部49を下方に押圧することになるが、該押圧は、アッパグリルレバー46を図示時計回りに回動させようとする。従って、前述のように、ロアグリルレバー41の回動が規制されると、これを介してアッパグリルレバー46と共にグリルレバー61の回動も規制される。
ここで、グリルシャッタ4が全閉状態にあり、且つ、スポイラ5が格納状態にあるとき、図7に示すように、ナット26は、相対的に下方寄りに位置する所定の初期位置Poに配置されている。このとき、係合孔32aに挿入される係合ピン29によって姿勢の制御されるスポイラレバー31は、支持軸A1を中心とする前下方の径方向にレバー突片32を延伸させる所定の初期回動位置にあり、スポイラプレート36は、係合孔39の第1係合部39aに押圧部33bが係入する状態で所定の初期回動位置Psoにある。なお、スポイラプレート36は、適宜の付勢部材(図示略)により、基本的に初期回動位置Psoから図示反時計回りへの回動が規制されて、該初期回動位置Psoに位置決めされている。
また、ロアグリルレバー41は、係合片42が係合ピン28の下方に離間して解放されていることで、前述のようにストッパ片43が天板部12aに当接する初期回動位置Pgloにある。そして、アッパグリルレバー46は、後延部47においてロアグリルレバー41(支持片44)に支持される初期回動位置Pguoにあるとともに、グリルレバー61は、ロッド61aにおいてアッパグリルレバー46(押圧部49)に支持される所定の初期回動位置にある。
この状態で、ナット26を上昇させるべくボルト21が回転駆動されると、係合ピン29に係合孔32aの押圧されるスポイラレバー31が支持軸A1を中心に図示時計回りに回動するとともに、押圧部33bに第1係合部39aの押圧されるスポイラプレート36がロッド11と一体で図示時計回りに回動する。そして、図8への変化で示すように、ナット26が所定のA作動位置Paに到達すると、これに伴ってスポイラプレート36が所定のスポイラ作動回動位置Psaに到達する。初期回動位置Pso及びスポイラ作動回動位置Psaの間の回動量は、前述のスポイラ5の下降作動(展開作動)が完了するロッド11の回動量に相当している。つまり、スポイラプレート36がスポイラ作動回動位置Psaに到達することで、スポイラ5が展開状態になる。
なお、スポイラプレート36の前述の初期回動位置Psoからの回動を規制する付勢部材は、スポイラプレート36がスポイラ作動回動位置Psaから図示時計回りに回動することも併せて規制する。つまり、当該付勢部材は、初期回動位置Pso及びスポイラ作動回動位置Psaの2位置でスポイラプレート36を位置決め・保持する構造(例えば節度スプリングなど)となっている。
この段階では、ナット26の上昇に伴って係合ピン28がアッパグリルレバー46の後延部47に近付くものの、依然として係合ピン28が後延部47の下方に離間している。つまり、係合ピン28は、後延部47の近傍まで空走(空振り)する。このため、アッパグリルレバー46等が回動することはない。係合ピン28及び後延部47(厳密にはそれらの間に設定された空走区間)はグリルシャッタ空振り機構を構成する。
続いて、ナット26を更に上昇させるべくボルト21が回転駆動されると、係合ピン28に後延部47の押圧されるアッパグリルレバー46が前述の重力に抗して支持軸A3を中心に図示反時計回りに回動するとともに、押圧部49にロッド61aの押圧されるグリルレバー61が前述の重力に抗して支持軸A4を中心に図示時計回りに回動する。グリルレバー61の当該回動に伴い、グリルシャッタ4が開作動することは既述のとおりである。そして、図9への変化で示すように、ナット26が所定のB作動位置Pbに到達すると、これに伴ってアッパグリルレバー46が所定のグリルシャッタ作動回動位置Pgubに到達する。初期回動位置Pguo及びグリルシャッタ作動回動位置Pgubの間の回動量は、前述のグリルシャッタ4の開作動が完了するグリルレバー61の回動量に相当している。つまり、アッパグリルレバー46がグリルシャッタ作動回動位置Pgubに到達することで、グリルシャッタ4が全開状態になる。
なお、この際、ナット26の上昇に伴ってスポイラレバー31が支持軸A1を中心に図示時計回りに更に回動することになる。しかしながら、スポイラレバー31の押圧部33bは、スポイラ作動回動位置Psaにあるスポイラプレート36の第2係合部39bに進入してこれを空走(空振り)する。つまり、スポイラ作動回動位置Psaにおいてスポイラプレート36に不感帯領域を設定した。このため、スポイラプレート36が回動することはない。係合孔39はスポイラ空振り機構を構成する。
ナット26がB作動位置PbからA作動位置Paに移動すると、重力に従ってロアグリルレバー41等が回動する。これにより、前述とは逆順でグリルシャッタ4が閉作動して全閉状態になる。続いて、ナット26がA作動位置Paから初期位置Poに移動すると、係合ピン29に係合孔32aの押圧されるスポイラレバー31等が回動する。これにより、前述とは逆順でスポイラ5が上昇作動して格納状態になる。
一方、ナット26が初期位置Poにある状態で、該ナット26を下降させるべくボルト21が回転駆動されると、係合ピン28に係合片42の押圧されるロアグリルレバー41が前述の重力に抗して支持軸A2を中心に図示時計回りに回動する。これに伴い、支持片44に後延部47の押圧されるアッパグリルレバー46が前述の重力に抗して支持軸A3を中心に図示反時計回りに回動するとともに、押圧部49にロッド61aの押圧されるグリルレバー61が前述の重力に抗して支持軸A4を中心に図示時計回りに回動する。そして、図10への変化で示すように、ナット26が所定のC作動位置Pcに到達すると、これに伴ってアッパグリルレバー46が前記グリルシャッタ作動回動位置Pgubに到達する。アッパグリルレバー46がグリルシャッタ作動回動位置Pgubに到達することで、グリルシャッタ4が全開状態になることは既述のとおりである。
なお、この際、ナット26の下降に伴ってスポイラレバー31が支持軸A1を中心に図示反時計回りに回動することになる。しかしながら、スポイラレバー31の押圧部33bは、初期回動位置Psoにあるスポイラプレート36の第2係合部39bに進入してこれを空走(空振り)する。つまり、初期回動位置Psoにおいてスポイラプレート36に不感帯領域を設定した。このため、スポイラプレート36が回動することはない。
ナット26がC作動位置Pcから初期位置Poに移動すると、重力に従ってロアグリルレバー41等が回動する。これにより、前述とは逆順でグリルシャッタ4が閉作動して全閉状態になる。
次に、本実施形態の作用とともに、その効果について説明する。
(1)本実施形態では、スポイラ5を作動させるべく、減速機付きモータ14(モータ15)によりボルト21を回転駆動してナット26を移動させると、これに伴ってスポイラレバー31が回動する。そして、スポイラレバー31の回動に伴ってスポイラプレート36が回動し、スポイラ5が作動する。一方、グリルシャッタ4を作動させるべく、減速機付きモータ14(モータ15)によりボルト21を回転駆動してナット26を移動させると、これに伴ってアッパグリルレバー46(グリルリンク)が回動し、グリルシャッタ4が作動する。このとき、ナット26の移動に伴ってスポイラレバー31が回動しても、スポイラプレート36は、係合孔39(スポイラ空振り機構)によりスポイラレバー31の回動をスポイラ5に伝達しない。この場合、スポイラ5への回動伝達自体が行われなくなることで、それらの間に荷重がかかることを解消できる。また、スポイラ5の作動及びグリルシャッタ4の作動を一つの減速機付きモータ14(モータ15)で実現したことで、車両搭載性を向上できる。あるいは、一つの減速機付きモータ14(モータ15)で済むことで、部品点数及びコストを削減できる。
(2)本実施形態では、スポイラプレート36は、ナット26が初期位置Poから上方(第1方向)に移動するときに、回動に伴ってスポイラ5を作動させるように構成されている。アッパグリルレバー46は、ナット26が初期位置Poから上方(第1方向)に移動するときに、ナット26(係合ピン28)との係合により回動してグリルシャッタ4を作動させる。ロアグリルレバー41は、ナット26が初期位置Poから下方(第2方向)に移動するときに、ナット26(係合ピン28)との係合により回動してアッパグリルレバー46を介してグリルシャッタ4を作動させる。そして、減速機付きモータ14(モータ15)によるボルト21の回転駆動に伴い、ナット26が初期位置Poから上方(第1方向)に移動するとき、スポイラ5の作動が完了するまでは、係合ピン28及び後延部47(グリルシャッタ空振り機構)によりナット26の移動がアッパグリルレバー46に、即ちグリルシャッタ4に伝達されることはない。この場合、グリルシャッタ4への動力伝達自体が行われなくなることで、それらの間に荷重がかかることを解消できる。
(3)本実施形態では、支持軸A1及びロッド11と、支持軸A3及び支持軸A2とは、ナット26の軸線を含む一平面PLに対して互いに反対側(後側、前側)に配置されている。そして、スポイラレバー31及びスポイラプレート36と、アッパグリルレバー46及びロアグリルレバー41とは、一平面PLに対して互いに反対側に配置されている。このように、スポイラ5の作動に係るスポイラレバー31及びスポイラプレート36と、グリルシャッタ4の作動に係るアッパグリルレバー46及びロアグリルレバー41とが、ナット26に対して分散して配置されることで、スポイラ5及びグリルシャッタ4の作動が互いに干渉する可能性を低減できる。
(4)本実施形態では、ロアグリルレバー41は、ナット26が初期位置Poにあるときに該ナット26から解放される初期回動位置Pgloに配置されている。そして、ナット26が初期位置Poから下方(第2方向)に移動するときのロアグリルレバー41の回動方向とは逆方向への初期回動位置Pgloからの回動を規制するストッパ片43及び天板部12a(第1ストッパ)を備える。これにより、ロアグリルレバー41が初期回動位置Pgloから前記逆方向に回動することを抑制でき、グリルシャッタ4が誤作動する可能性を低減できる。
(5)本実施形態では、減速機付きモータ14(モータ15)の回転方向を切り替えることでグリルシャッタ4を開作動及び閉作動できる。あるいは、減速機付きモータ14(モータ15)の回転方向を切り替えることでスポイラ5を上昇作動及び下降作動できる。このように、グリルシャッタ4及びスポイラ5に共に減速機付きモータ14の両方向の回転を伝達できることで、例えば一方向の回転しか伝達できない場合に比べてそれらの作動を簡素化できる。
(6)図6に示すように、ナット26が下方に移動するとき、規制フランジ26bが天板部12aに当接することで当該方向への一定範囲を超えるナット26の移動が規制される。このとき、ナット26の移動規制、即ち停止による反力で、ボルト21が上方に移動しようとする。しかしながら、ボルト21は、段差21cが軸受孔13cの周縁部に当接することで当該方向への移動が規制される。
一方、図11及び図12に示すように、ナット26が上方に移動するとき、その上端面が天板部13bに当接することで当該方向への一定範囲を超えるナット26の移動が規制される。このとき、ナット26の移動規制、即ち停止による反力で、ボルト21が下方に移動しようとする。しかしながら、ボルト21は、これに締結されたブッシュ23が軸受孔13cの周縁部に当接することで当該方向への移動が規制される。
特に、減速機付きモータ14(モータ15)の出力軸16aとボルト21(上端面22b)との間に軸線方向で隙間C1が設定されるとともに、ハウジング16cとボルト21(下端面21d)との間に軸線方向で隙間C2が設定されている。従って、仮にボルト21が下方に移動したとしても、隙間C1,C2の範囲で吸収することで、ボルト21が出力軸16a又はハウジング16cと干渉する可能性を低減できる。そして、ボルト21との干渉により、減速機付きモータ14に負荷が加わってその動作が不安定になる可能性を低減できる。
(7)本実施形態では、筐体(天板部12a,13b)にナット26を直に当接させてその移動を規制したことで、例えば特殊なストッパ形状を別設することを回避できる。
(8)本実施形態では、ロアグリルレバー41は、重力を利用して該当の初期回動位置Pgloに保持させる構成にしたことで、その構造をより簡素化できる。例えばロアグリルレバー41を初期回動位置Pgloに保持するための付勢部材(例えば復帰スプリング)を省略できる。
また、アッパグリルレバー46は、係合ピン28(ナット26)との間にグリルシャッタ空振り機構が設定されるものの、同様に重力を利用してロアグリルレバー41を介して該当の初期回動位置Pguoに保持させる構成にしたことで、その構造をより簡素化できる。例えばアッパグリルレバー46を初期回動位置Pguoに保持するための付勢部材(例えば復帰スプリング)を省略できる。
さらに、グリルレバー61は、重力を利用して該当の初期回動位置に保持させる構成にしたことで、その構造をより簡素化できる。例えばグリルレバー61を該当の初期回動位置に保持するための付勢部材(例えば復帰スプリング)を省略できる。
(第2の実施形態)
以下、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、主として第1の実施形態のスポイラプレート(第2リンク)の構造を変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
図13に示すように、前記ボデー取付ブラケット12に準じたボデー取付ブラケット51は、天板部51aの後端部から下方に延びる略四角板状の下延壁51bを有するとともに、該下延壁51bの下端から幅方向一側(図13において紙面に直交する奥側)に延びる第2ストッパとしての略四角板状の作動回動位置規制壁51cを有する。
一方、本実施形態のスポイラプレート52は、例えば溶接によりロッド11に一体回動するように連結されている。従って、スポイラプレート52は、ロッド11を介して前記リンク73(図3参照)に一体回動するように連結されている。
このスポイラプレート52は、ロッド11を中心とする径方向一側(図示右上側)に延出するアーム部53及び該アーム部53の先端から周方向一側(図示時計回りに進行する側)に延出するヘッド部54を有して略L字形状を呈する。そして、スポイラプレート52には、その外形にならって略L字形状の係合孔55が形成されている。すなわち、係合孔55は、アーム部53に沿って径方向に延びる第1係合部55aを有するとともに、ヘッド部54にならって概ね周方向に延びる第2係合部55bを有する。この係合孔55には、前記スポイラレバー31の押圧部33bが挿入されている。
なお、ヘッド部54には、ロッド11を中心とする周方向中間部から径方向外側に略爪状の規制片54aが突設されている。規制片54aは、作動回動位置規制壁51cに当接可能となっており、該作動回動位置規制壁51cに当接することでスポイラプレート52の図示時計回りの回動を規制する。そして、スポイラプレート52は、規制片54aが作動回動位置規制壁51cに当接することで所定のスポイラ作動回動位置Psa1(作動回動位置)に位置決めされる。
ここで、グリルシャッタ4が全閉状態にあり、且つ、スポイラ5が格納状態にあるとき、図13に示すように、スポイラプレート52は、係合孔55の第1係合部55aに押圧部33bが係入する状態で所定の初期回動位置Pso1にある。つまり、スポイラプレート52は、初期回動位置にあるスポイラレバー31の押圧部33bが第1係合部55aに係入することでその姿勢が保持されている。
この状態で、ナット26を上昇させるべくボルト21が回転駆動されると、スポイラレバー31が支持軸A1を中心に図示時計回りに回動するとともに、押圧部33bに第1係合部55aの押圧されるスポイラプレート52がロッド11と一体で図示時計回りに回動する。そして、図14への変化で示すように、ナット26が所定のA作動位置Paに到達すると、これに伴ってスポイラプレート52が所定のスポイラ作動回動位置Psa1に到達する。初期回動位置Pso1及びスポイラ作動回動位置Psa1の間の回動量は、前述のスポイラ5の下降作動(展開作動)が完了するロッド11の回動量に相当している。つまり、スポイラプレート52がスポイラ作動回動位置Psa1に到達することで、スポイラ5が展開状態になる。
なお、スポイラプレート52は、スポイラ作動回動位置Psa1に到達することで、規制片54aが作動回動位置規制壁51cに当接するようになっている。換言すれば、スポイラプレート52は、規制片54aが作動回動位置規制壁51cに当接することでスポイラ作動回動位置Psa1を超える図示時計回りの回動が規制されている。規制片54a及び作動回動位置規制壁51cは、第2ストッパを構成する。
この段階では、アッパグリルレバー46等が回動しないことは前記第1の実施形態と同様である。
続いて、ナット26を更に上昇させるべくボルト21が回転駆動されると、前記第1の実施形態と同様、アッパグリルレバー46が支持軸A3を中心に図示反時計回りに回動する。そして、図15への変化で示すように、ナット26がB作動位置Pbに到達すると、これに伴ってアッパグリルレバー46がグリルシャッタ作動回動位置Pgubに到達することで、グリルシャッタ4が全開状態になる。
なお、この際、ナット26の上昇に伴ってスポイラレバー31が支持軸A1を中心に図示時計回りに更に回動することになる。しかしながら、スポイラプレート52は、前述のようにスポイラ作動回動位置Psa1を超える図示時計回りの回動が規制されている。従って、スポイラレバー31の押圧部33bは、スポイラ作動回動位置Psa1にあるスポイラプレート52の第2係合部55bに進入してこれを空走(空振り)する。このため、スポイラプレート52が回動することはない。係合孔55はスポイラ空振り機構を構成する。
ナット26がB作動位置PbからA作動位置Paに移動すると、重力に従ってロアグリルレバー41等が回動する。これにより、前述とは逆順でグリルシャッタ4が閉作動して全閉状態になる。続いて、ナット26がA作動位置Paから初期位置Poに移動すると、係合ピン29に係合孔32aの押圧されるスポイラレバー31等が回動する。これにより、前述とは逆順でスポイラ5が上昇作動して格納状態になる。
一方、ナット26が初期位置Poにある状態で、該ナット26を下降させるべくボルト21が回転駆動されると、前記第1の実施形態と同様、ロアグリルレバー41が支持軸A2を中心に図示時計回りに回動するとともに、アッパグリルレバー46が支持軸A3を中心に図示反時計回りに回動する。そして、図16への変化で示すように、ナット26がC作動位置Pcに到達すると、これに伴ってアッパグリルレバー46がグリルシャッタ作動回動位置Pgubに到達することで、グリルシャッタ4が全開状態になる。
なお、この際、ナット26の下降に伴ってスポイラレバー31が支持軸A1を中心に図示反時計回りに回動する。これに伴い、スポイラレバー31の押圧部33bに第2係合部55bの押圧されるスポイラプレート36が、ロッド11と一体で図示反時計回りに回動する。
ところで、図17に示すように、前述のスポイラリンク機構7のスポイラブラケット76は、スポイラ5の格納状態でリンク77の支持ピンP6に当接して上方への移動が規制されている。従って、前述のようにスポイラプレート36と共にロッド11(及びリンクブッシュ72)が回動しても、基本的にスポイラブラケット76が変位することはない。これにより、ロッド11等が図示反時計回りに回動すると、スポイラブラケット76を残置したままリンク73がリンク77と一体で図示反時計回りに回動する。つまり、スポイラ5の格納状態では、互いに同軸に配置されたリンク73,77をロッド11等と共に回動(空振り)させたことで(即ちスポイラリンク機構7に不感帯領域を設定したことで)、スポイラ5への回動伝達が行われることはない。
ナット26がC作動位置Pcから初期位置Poに移動すると、重力に従ってロアグリルレバー41等が回動する。これにより、前述とは逆順でグリルシャッタ4が閉作動して全閉状態になる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、前記第1の実施形態と同様の効果に加えて以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、スポイラプレート52の規制片54aを作動回動位置規制壁51cに当接させることで、ナット26が初期位置Poから下方に移動するときのスポイラプレート52のスポイラ作動回動位置Psa1を超える回動を規制でき、スポイラ5が誤作動する可能性を低減できる。
(2)本実施形態では、グリルシャッタ4を作動させるべく、ナット26を初期位置Poから下方に移動させる際、スポイラプレート52がロッド11と共に回動してもリンク73,77を回動させることで、スポイラ5への回動伝達が行われないようにした。従って、特に初期回動位置Pso1でのスポイラプレート52の姿勢制御をより簡素に行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図18に示すように、前記第1の実施形態において、スポイラプレート36のヘッド部38に、ロッド11を中心とする周方向中間部から径方向外側に略爪状の規制片38aを突設してもよい。そして、ベースプレート13に、初期回動位置Pso(第2リンク初期回動位置)にあるスポイラプレート36の図示反時計回りの回動を規制する適宜の初期回動位置規制壁13dを設けてもよい。つまり、規制片38aを初期回動位置規制壁13dに当接させることでスポイラプレート36を初期回動位置Psoに位置決めするようにしてもよい。この場合、例えばナット26が初期位置Poから上方(第2方向)に移動するときのスポイラプレート36の初期回動位置Psoからの図示反時計回りの回動を規制でき、スポイラ5が誤作動する可能性を低減できる。規制片38a及び該規制片38aとの当接によってスポイラプレート36の回動を規制する初期回動位置規制壁13dは、第3ストッパを構成する。
・前記各実施形態において、減速機付きモータ14(モータ15)の出力軸16aとボルト21(上端面22b)との隙間C1及びハウジング16cとボルト21(下端面21d)との隙間C2の少なくとも一方の設定を省略してもよい。
・前記各実施形態において、アッパグリルレバー46の初期回動位置Pguo及びグリルシャッタ作動回動位置Pgubでの保持を適宜の付勢部材(例えば節度スプリング)で行ってもよい。同様に、ロアグリルレバー41及びグリルレバー61の該当する初期回動位置及び作動回動位置での保持を適宜の付勢部材(例えば節度スプリング)で行ってもよい。そして、ロアグリルレバー41のストッパ片43及びその当接する天板部12a(第1ストッパ)を省略してもよい。これらの場合、グリルレバー61等の重心の設定を任意にでき、アクチュエータ10の設置方向が重力方向に制約されることを解消できる。
・前記各実施形態において、支持軸A1及びロッド11と、支持軸A3及び支持軸A2とは、ナット26の軸線を含む一平面PLに対して互いに同一側に配置されていてもよい。そして、スポイラレバー31及びスポイラプレート36と、アッパグリルレバー46及びロアグリルレバー41とは、一平面PLに対して互いに同一側に配置されていてもよい。
・前記各実施形態において、係合ピン28及び後延部47の間に設定された空走区間(グリルシャッタ空振り機構)を省略してもよい。この場合、ロアグリルレバー41及びアッパグリルレバー46を一体形成してもよい。
PL…平面、C1,C2…隙間、Po…初期位置、4…グリルシャッタ、5…スポイラ、12,51…ボデー取付ブラケット、12a,51a…天板部(第1ストッパ)、13…ベースプレート、13d…初期回動位置規制壁(第3ストッパ)、14…減速機付きモータ、15…モータ、16…ギヤボックス、16a…出力軸、16c…ハウジング、21…ボルト、26…ナット、28…係合ピン(グリルシャッタ空振り機構)、29…係合ピン、31…スポイラレバー(第1リンク)、36,52…スポイラプレート(第2リンク)、38a…規制片(第3ストッパ)、39,55…係合孔(スポイラ空振り機構)、41…ロアグリルレバー(第4リンク、グリルリンク)、43…ストッパ片(第1ストッパ)、46…アッパグリルレバー(第3リンク、グリルリンク)、47…後延部(グリルシャッタ空振り機構)、51c…作動回動位置規制壁(第2ストッパ)、54a…規制片(第2ストッパ)。

Claims (7)

  1. モータと、
    前記モータに回転駆動されるボルトと、
    前記ボルトに螺合され、該ボルトの回転に伴いその軸線に沿って移動するナットと、
    前記ナットに連結され、該ナットの移動に伴い回動する第1リンクと、
    前記第1リンクに連結され、該第1リンクの回動に伴い回動してスポイラを作動させる第2リンクと、
    前記ナットに係合可能に設けられ、該ナットの移動に伴い回動してグリルシャッタを作動させるグリルリンクとを備え、
    前記第2リンクは、前記グリルリンクを回動させる前記ナットの移動に伴う前記第1リンクの回動を前記スポイラに伝達不能にするスポイラ空振り機構を有した、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置。
  2. 請求項1に記載のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置において、
    前記第2リンクは、前記ナットが初期位置から一方向である第1方向に移動するときに、回動に伴って前記スポイラを作動させるように構成されており、
    前記グリルリンクは、
    前記ナットが前記初期位置から前記第1方向に移動するときに、該ナットとの係合により回動して前記グリルシャッタを作動させる第3リンクと、
    前記ナットが前記初期位置から他方向である第2方向に移動するときに、該ナットとの係合により回動して前記第3リンクを介して前記グリルシャッタを作動させる第4リンクとを有し、
    前記ナット及び前記第3リンクの間に介設され、前記ナットが前記初期位置から前記第1方向に移動するときに、前記スポイラの作動が完了するまで前記ナットの移動を前記第3リンクに伝達不能にするグリルシャッタ空振り機構を有した、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置。
  3. 請求項2に記載のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置において、
    前記第1リンク及び前記第2リンクと、前記第3リンク及び前記第4リンクとは、前記ナットの軸線を含む一平面に対して互いに反対側に配置された、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置。
  4. 請求項2又は3に記載のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置において、
    前記第4リンクは、前記ナットが前記初期位置にあるときに該ナットから解放される第4リンク初期回動位置に配置されており、
    前記ナットが前記初期位置から前記第2方向に移動するときの前記第4リンクの回動方向とは逆方向への該第4リンクの前記第4リンク初期回動位置からの回動を規制する第1ストッパを備えた、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置において、
    前記第2リンクは、前記初期位置から前記第1方向への前記ナットの移動に伴い作動回動位置に到達することで前記スポイラの作動を完了させるように構成されており、
    前記ナットが前記初期位置から前記第1方向に移動するときの前記第2リンクの前記作動回動位置を超える回動を規制する第2ストッパを備えた、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項に記載のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置において、
    前記第2リンクは、前記ナットが前記初期位置にあるときに第2リンク初期回動位置に配置されており、
    前記ナットが前記初期位置から前記第2方向に移動するときの前記第2リンクの前記第2リンク初期回動位置からの回動を規制する第3ストッパを備えた、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のグリルシャッタ及びスポイラの駆動装置において、
    前記モータの出力軸又は該出力軸を収容するハウジングと、前記出力軸と一体回転する前記ボルトとの間に、該ボルトの軸線方向で隙間が設定された、グリルシャッタ及びスポイラの駆動装置。
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