JP2017196741A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017196741A
JP2017196741A JP2016086943A JP2016086943A JP2017196741A JP 2017196741 A JP2017196741 A JP 2017196741A JP 2016086943 A JP2016086943 A JP 2016086943A JP 2016086943 A JP2016086943 A JP 2016086943A JP 2017196741 A JP2017196741 A JP 2017196741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
mount
length
control unit
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016086943A
Other languages
English (en)
Inventor
康二 加藤
Koji Kato
康二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2016086943A priority Critical patent/JP2017196741A/ja
Publication of JP2017196741A publication Critical patent/JP2017196741A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】台紙上に複数のラベルを貼付したラベル用紙に対し、ずれたラベル印刷が行われないようにする。【解決手段】複数のラベル202を貼付したラベル用紙101を搬送する用紙搬送手段502と、ラベル202に印刷を行うプリンタ手段504を有し、搬送されるラベル用紙101に対し用紙なし状態101x、台紙部分101a及びラベル部分101bを光学的に検出し、検出結果に基づいて、ラベル用紙101の先端台紙長Lsを検出する。検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより長いときは、プリンタ手段504によって先頭のラベル202−1から印刷し、短いときは先頭のラベルには印刷しない。【選択図】図2

Description

本発明は、印刷媒体の位置を検出して印刷を行う画像形成装置に関するものである。
従来より、台紙上に複数のラベルを所定の間隔で貼付したものをラベル用紙とし、各ラベルに所望の印刷を行う画像形成装置が種々提案されている。これらの画像形成装置では、透過型センサを用いてラベル間のギャップの先端及び後端を検出して、印刷開始位置を決めて印刷を行うようにしている(例えば、特開2008−238606号公報(特許文献1)参照)。
これらの画像形成装置では、台紙のみの部分並びに台紙及びラベルがある部分を透過型センサの透過光の大きさの違いによって検出し、ギャップの先端後端位置を検出する。
特開2008−238606号公報
しかしながら、上記の構成の画像形成装置では、透過センサの検出範囲であるスポット径が数mm程度の大きさがあり、特に、印刷媒体先端の台紙のみの長さが短い場合、即ち先端台紙長が短い場合、高精度にラベルの先端位置を検出することができず、印刷開始位置がずれる場合があった。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、台紙上に複数のラベルを所定の間隔で貼付した印刷媒体に印刷を行う画像形成装置において、印刷開始位置がずれた印刷をなくす画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る画像形成装置は、台紙上に所定の間隔で複数のラベルを貼付した印刷媒体を搬送する印刷媒体搬送手段と、前記ラベルに印刷を行う印刷手段と、前記印刷媒体搬送手段により搬送される前記印刷媒体の用紙なし状態、前記台紙からなる台紙部分及び前記台紙に前記ラベルが貼付されたラベル部分を検出する印刷媒体検出手段と、前記印刷媒体検出手段の検出結果に基づいて、先端台紙長を検出する先端台紙長検出制御手段と、検出された前記先端台紙長の長さに基づき、先頭の前記ラベルから印刷するか否かを決定する制御部を有することを特徴とするものである。
更に、上記課題を解決するための請求項2に係る画像形成装置は、前記印刷手段は、検出された前記先端台紙長が最小計測可能長より短いときは、先頭の前記ラベルの次のラベルから印刷することを特徴とするものである。
本発明によれば、台紙上に複数のラベルを貼付した印刷媒体に印刷を行う画像形成装置において、搬送しながら印刷媒体の先端台紙長を検出し、検出された前記先端台紙長の長さに基づき、先頭の前記ラベルから印刷するか否かを決定するようにした。特に、検出された前記先端台紙長が最小計測可能長より短いときは印刷開始位置がずれると予測し、先頭のラベルへの印刷を行わず、次のラベルから印刷し、或いは更に先頭のラベルを廃棄できるようにしたので、印刷開始位置がずれて印刷されるラベルをなくすことができる。
第1の実施の形態に関する画像形成装置の内部構成図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のラベル用紙の説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の制御に係るブロック図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のカッターインセンサ検出部の回路図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のカッターインセンサの出力特性図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のカッターインセンサによってラベル用紙を検出する動作説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のカッターインセンサによってラベル用紙を検出する別の動作説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のカッターインセンサにおけるラベル先端位置の検出誤差の説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の動作フローチャートである。 第2の実施の形態に関する画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置の動作フローチャートである。 第3の実施の形態に関する画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。 第3の実施の形態に関する画像形成装置の動作フローチャートである。 第3の実施の形態に関する画像形成装置において検出された先端台紙長が短いときの表示画面の説明図である。 実施の形態の変形例に関する画像形成装置において検出された先端台紙長が短いときの表示画面の説明図である。
(第1の実施の形態)
以下に本発明を実施するための最良の形態である第1の実施の形態を説明する。各図面に共通な要素には同一の符号を付す。以下、第1の実施の形態の画像形成装置の構成を説明する。
図1は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の内部構成図である。図1に示すように、第1の実施の形態に関する画像形成装置100は、後述するように台紙上に所定の間隔で複数のラベルが貼付された印刷媒体としてのラベル用紙101を搭載できる構成となっている。ラベル用紙101はロール状に巻回されて搭載されている。
更に、画像形成装置100は、搬送路上にラベル用紙101の有無及び位置を検出するペーパーエンドセンサ102、カッターインセンサ104、イン2センサ109、ライトセンサ111を有する。また、画像形成装置100は、搬送手段として、ラベル用紙101を矢印A方向に搬送するフィードローラ103、105、107、108、110を有する。更に、画像形成装置100は、ラベル用紙101を切断するカッターユニット106を有する。
ペーパーエンドセンサ102は、ラベル用紙101の有無を検出するセンサである。ペーパーエンドセンサ102は、搬送されるラベル用紙101によって押されて回動するレバーと、対向する発光素子と受光素子が一体となったフォトインタラプタである。フォトインタラプタは、発光素子からの光が回動したレバーによって遮られ、これによる受光素子の受光量の変化を検出することによって、ラベル用紙101の有無を検出する。
カッターインセンサ104は、発光部と受光部が分離された透過型センサである。カッターインセンサ104は、ラベル用紙101の有無を光学的に検出するとともに、台紙及びラベルのそれぞれの透過率の差に基づくセンサ出力電圧の変化を検出することによって、ラベル用紙101の各境界を光学的に検出することができる。即ち、ラベル用紙101がない状態の部分とラベル用紙101がある部分の境界(又はラベル用紙101の先端、以下、「用紙なし−台紙間の境界R1」という)及び、ラベル用紙101の台紙201のみの部分と台紙201上にラベル202がある部分の境界(又はラベル202の先端、以下、「台紙−ラベル間の境界R2」という)を光学的に検出することができる。
カッターインセンサ104は、汎用の分離型センサで構成した場合、検出範囲となるスポットSPの直径Dsは1.2mm程度となる。このスポットSPの直径Dsの範囲内(以下、「スポットSP内」という)に透過率の異なる媒体が複数ある場合、各媒体が占有する面積比で出力電圧が変化する。詳細は図6において説明する。
イン2センサ109は、二次転写位置の近傍、即ち、後述する二次転写ローラ112の近傍へのラベル用紙101の到来を検出するもので、搬送されてくるラベル用紙101の先端及び後端並びにラベル用紙101の有無を検出する。イン2センサ109は、ペーパーエンドセンサ102と同様に、搬送されてくるラベル用紙101によって押されて回動するレバーと、対向する発光素子と受光素子が一体となったフォトインタラプタからなる。フォトインタラプタは、発光素子からの光が回転したレバーによって遮られ、これにより受光素子の受光量の変化を検出することによって、ラベル用紙101の先端及び後端並びにラベル用紙101の有無を検出する。
ライトセンサ111は、印刷開始タイミングを決定するためのセンサであり、カッターインセンサ104と同様に、発光部と受光部が分離された透過型センサからなる。ライトセンサ111は、ラベル用紙101の有無を検出するとともに、台紙201及びラベル202のそれぞれの透過率の差に基づく電圧の変化を検出することによって、用紙なし−台紙間の境界R1及び台紙−ラベル間の境界R2を検出することができる。
フィードローラ103、105は、後述する第1の搬送モータ305により回転駆動され、回転によってラベル用紙101をカッターユニット106へと搬送する。フィードローラ107、108、110は、後述する第2の搬送モータ306により回転駆動され、回転によってラベル用紙101を、更に二次転写位置へと搬送する。カッターユニット106はロータリーカッターであり、カッターを備えた図示しないローターの回転によってラベル用紙101を所定の長さに切断することができる。
更に、画像形成装置100は、二次転写ローラ112、搬送ベルト113、ベルトローラ114、及びIDユニット115を有する。二次転写ローラ112は、高電圧を印加することによって、IDユニット115により生成されたトナー画像を搬送ベルト113を介してラベル用紙101上に二次転写するものである。
搬送ベルト113は、IDユニット115により生成されたトナー画像を二次転写ローラ112の位置まで搬送させるものである。ベルトローラ114は、後述のベルトモータ308によって回転駆動され、矢印B、C及びDのように搬送ベルト113を駆動する。
IDユニット115は、複数のIDユニット115K、115C、115Y、115M及び115Wからなる。IDユニット115K、115C、115Y、115M及び115WはそれぞれK(ブラック)、C(シアン)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)及びW(ホワイト)のトナー画像を形成し、搬送ベルト113に一次転写するものである。各IDユニット115には、露光ヘッド116K、116C、116Y、L16M及び116Wが配置され、トナー画像を生成するために各IDユニットの感光ドラム上に静電潜像を形成する。
更に、画像形成装置100は、定着器117を有する。定着器117は、ラベル用紙101上に二次転写されたトナー画像を加熱及び押圧により定着する定着ローラ118を内蔵する。
また、画像形成装置100は、排出センサ119及び排出ローラ120、121を有する。排出センサ119は、定着器117によって定着されたラベル用紙101の先端、後端およびラベル用紙101の有無を検出するものである。排出センサ119は、ラベル用紙101によって押されて回動するレバーと、対向する発光素子と受光素子が一体となったフォトインタラプタからなる。フォトインタラプタは、発光素子からの光線がラベル用紙101によって回転したレバーによって遮られ、受光素子の受光量が変化することを検出することによって、ラベル用紙101の先端及び後端更にはラベル用紙101有無を検出する
排出ローラ120、121は、後述の排出モータ311によって回転駆動され、ラベル用紙101を装置外へ排出するものである。また、画像形成装置100は、ユーザが操作する操作パネル302を有する。操作パネル302は、ユーザへのメッセージ等を表示するLCD(liquid crystal display)及び操作入力を行う透明タッチパネルからなる。
次に、第1の実施の形態に関する画像形成装置100のラベル用紙101の構成を説明する。図2は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のラベル用紙の説明図である。印刷媒体としてのラベル用紙101は、台紙201の上面に所定の間隔で複数のラベル202が貼り付けられた構成となっている。以下、便宜上、台紙201のみからなる部分を「台紙部分101a」、台紙201の上にラベル202が貼付されている部分を「ラベル部分101b」、台紙201もラベル202もない状態を「用紙なし状態101x」という。
台紙201は、例えば、青色のグラシン紙上にシリコーン処理層を設けたものである。ラベル202は、例えば、上質紙の下面に粘着剤として永久接着剤を付着させたものである。ラベル用紙101は、台紙201のシリコーン上にラベル202が粘着剤にて貼付された構成となっている(品名:55 PW 8K、リンテック(株))。ラベル202は、印刷が行われた後に、台紙201のシリコーン処理層から剥離し、永久接着剤にて所望の箇所に貼付することができる。
なお、ラベル202の長さであるラベル長La及び複数のラベル202の間隔であるギャップ長Lg並びにラベル202の幅であるラベル幅Lwの値は、操作パネル302からユーザによって入力され、後述する画像形成装置100の制御部301に通知される。ラベル長La、ギャップ長Lg及びラベル幅Lwは、印刷の際に制御部301によって印刷パラメータとして参照される。また、ラベル用紙101は矢印A方向に搬送され、先頭のラベル202−1、次のラベル202−2の順に印刷されることになる。そして、前述のように用紙なし−台紙間の境界R1はラベル用紙101の先端位置であり、台紙−ラベル間の境界R2は先頭のラベル202−1の先端位置であることを示す。
次に、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の制御に係る構成を説明する。図3は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の制御に係るブロック図である。図3に示すように、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の制御系は、操作パネル302と、ラベル用紙101を検出する各センサと、各部を駆動するモータ等が制御部301に接続された構成となっている。
操作パネル302は、ユーザへのガイダンスの表示及びユーザによる操作入力を行うものであり、ユーザによって操作入力された情報は制御部301に通知される。そして、ラベル用紙101を検出するセンサとして、ペーパーエンドセンサ102、カッターインセンサ検出部303、イン2センサ109、ライトセンサ検出部304及び排出センサ119の出力が制御部301への入力として接続されている。なお、後述の図4を用いて説明するように、カッターインセンサ検出部303及びライトセンサ検出部304の入力には、制御部301の出力が接続される。
一方、制御部301からの出力は、第1の搬送モータ305、第2の搬送モータ306、カッターモータ307、ベルトモータ308、IDモータ309、定着モータ310、排出モータ311、露光ヘッド116及び高圧印加部313に接続されている。
第1の搬送モータ305はステッピングモータである。制御部301から第1の搬送モータ305に与えられるパルスの周波数によって回転速度が制御される。第1の搬送モータ305はフィードローラ103及びフィードローラ105と図示しないギアを介して接続されている。制御部301の制御のもとに第1の搬送モータ305を回転させることによってフィードローラ103及びフィードローラ105を回転させる。
第2の搬送モータ306は、ステッピングモータである。制御部301から第2の搬送モータ306に与えられるパルスの周波数によって回転速度が制御される。第2の搬送モータ306はフィードローラ107、フィードローラ108及びフィードローラ110と図示しないギアを介して接続されている。制御部301の制御のもとに第2の搬送モータ306を回転させることによってフィードローラ107、フィードローラ108及びフィードローラ110を回転させる。
カッターモータ307は、ステッピングモータである。制御部301からカッターモータ307に与えられるパルスの周波数によって回転速度が制御される。カッターモータ307はカッターユニット106の図示しないローターと図示しないギアを介して接続されている。制御部301の制御のもとにカッターモータ307を回転させることによってローターを回転させ、ラベル用紙101を切断する。
ベルトモータ308は、ブラシレスDCモータである。ベルトモータ308はベルトローラ114と接続されている。ベルトモータ308は、制御部301の制御のもとにベルトローラ114を回転駆動させる。
IDモータ309は、ブラシレスDCモータである。IDモータ309は、IDユニット115K、115C、115M、115Y及び115Wと接続されている。IDモータ309は、制御部301の制御のもとにIDユニット115K、115C、115M、115Y及び115Wの感光ドラム、現像ローラ、帯電ローラ等を回転駆動させる。
定着モータ310は、ブラシレスDCモータである。定着モータ310は定着ローラ118と接続されている。制御部301の制御のもとに定着モータ310を回転させることによって定着ローラ118を回転させる。
排出モータ311はステッピングモータである。制御部301から排出モータ311に与えられるパルスの周波数によって回転速度が制御される。排出モータ311は排出ローラ120、121とギアを介して接続されている。制御部301の制御のもとに排出モータ311を回転させることによって排出ローラ120、121を回転させる。
高圧印加部313は、IDユニット115によって形成され、搬送ベルト113上に一次転写されたトナー画像をラベル用紙101上に二次転写するときに二次転写ローラ112に高電圧を印加するものである。高圧印加部313は、制御部301の制御のもとに二次転写ローラ112に高電圧を印加する。
次に、第1の実施の形態に関する画像形成装置100のカッターインセンサ検出部303の構成を説明する。図4は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のカッターインセンサ検出部の回路図である。
制御部301は、図3を用いて説明した制御部301であり、デジタル−アナログ変換回路であるDAC401、アナログ−デジタル変換回路であるADC406を有する。DAC401は、3.3Vをフルスケールとした8bitの分解能を有し、制御部301が設定するデジタル電圧をアナログ電圧出力Vdaに変換して出力する。ADC406は、3.3Vをフルスケールとした10bitの分解能を有し、カッターインセンサ104の受光部104bのセンサ出力電圧Vsnsをデジタル信号に変換する。
図4の破線で示すカッターインセンサ検出部303は、オペアンプ402、トランジスタ403、カッターインセンサ104及び抵抗404、405から構成される。制御部301のDAC401は、オペアンプ402の+端子に接続されている。オペアンプ402の出力は、トランジスタ403のベースに接続され、オペアンプ402の−端子がトランジスタ403のエミッタ及び抵抗404に接続されている。抵抗404の他方の端子は0Vに接続されている。
カッターインセンサ104の発光部104aは、赤外線のLED(light-emitting diode)であり、アノード側が電源3.3Vに接続され、カソード側がトランジスタ403のコレクタに接続されている。
このような定電流回路構成とすることによって、DAC401から出力されるアナログ電圧Vdaを調整することによって、発光部104aの発光量と比例する順電流Ieを調整することができる。
即ち、オペアンプ402は、+端子の電位となるDAC401から出力されるアナログ電圧Vdaと、順電流Ieが抵抗404に流れることに上昇する−端子の電位が等しくなるように動作する。
従って、抵抗404の抵抗値をR11とすると、式1及び式2が成立する。
Vda = Ie × R11 (式1)
Ie = Vda÷ R11 (式2)
式2から、順電流Ieは、アナログ電圧Vdaによって調整することができる。
一方、カッターインセンサ104の受光部104bは、赤外線を感知するフォトトランジスタである。受光部104bのコレクタ側は電源3.3Vに接続されている。受光部104bのエミッタ側は、抵抗405と制御部301のADC406の入力と接続されている。抵抗405の他方の端子は0Vに接続されている。
上記回路とすることにより、受光部104bの受光量に比例した出力電流Idが抵抗405に流れて、出力電流Idと抵抗405による電位の上昇がセンサ出力電圧VsnsとしてADC406へ入力される。制御部301は、このセンサ出力電圧VsnsをADC406によってデジタル値に変化することによって受光部104bの受光量を検出することができる。
なお、ライトセンサ検出部304の回路構成も、カッターインセンサ検出部303の回路構成と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
次に、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の機能構成を説明する。図5は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。図5に示すように、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の制御部301は、主制御部500と、印刷媒体検出手段としてのラベル用紙検出制御手段501と、印刷媒体搬送手段としてのラベル用紙搬送制御手段502と、先端台紙長検出制御手段503及び印刷手段としての印刷制御手段504とを備える。
印刷媒体検出手段としてのラベル用紙検出制御手段501は、カッターインセンサ検出部303(図4参照)におけるカッターインセンサ104を含んで構成される。ラベル用紙検出制御手段501は、主制御部500の制御のもとに、搬送中のラベル用紙101に対して、カッターインセンサ検出部303におけるカッターインセンサ104の受光部104bのセンサ出力電圧Vsnsを検出する。主制御部500は、搬送中のラベル用紙101に対して、検出されたセンサ出力電圧Vsnsの変化に基づいて、用紙なし−台紙間の境界R1及び台紙−ラベル間の境界R2の判定を行う。即ち、主制御部500は、後述する用紙なし状態101x、台紙部分101a及びラベル部分101bのいずれか一の判定を行う。
印刷媒体搬送手段としてのラベル用紙搬送制御手段502は、第1の搬送モータ305及び第2の搬送モータ306並びにフィードローラ103、105、107、108、110を含んで構成される。ラベル用紙搬送制御手段502は、主制御部500の制御のもとに、第1の搬送モータ305及び第2の搬送モータ306を回転駆動しフィードローラ103、105、107、108、110によって、印刷媒体としてのラベル用紙101を図1に示す矢印A方向に搬送する。
先端台紙長検出制御手段503は、主制御部500の制御のもとに、ラベル用紙検出制御手段501の検出結果に基づき、ラベル用紙101を搬送しながら、ラベル用紙101の先端位置から先頭のラベル202−1の先端位置まで、即ち用紙なし−台紙間の境界R1から台紙−ラベル間の境界R2までの先端台紙長Lsを検出する。
そして、主制御部500は、検出された先端台紙長Lsの長さに基づき、先頭のラベル202−1から印刷するか否かを決定する。検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより長いときは、先頭のラベル202−1から印刷することを決定する。更に、主制御部500は、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより短いときは、先頭のラベル202−1の次のラベル202−2から印刷することを決定する。
印刷手段としての印刷制御手段504は、主制御部500の制御のもとに、ベルトモータ308、IDモータ309、露光ヘッド116及び高圧印加部313を駆動し、二次転写ローラ112、搬送ベルト113、ベルトローラ114、IDユニット115によって、ラベル用紙101のラベル202に所望の印刷を行う。
以上の構成により第1の実施の形態に関する画像形成装置100は以下のように動作する。最初に第1の実施の形態に関する画像形成装置100のカッターインセンサ104の出力特性を説明する。図6は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のカッターインセンサの出力特性図である。
図6に示すように、カッターインセンサ104の出力特性は、発光部104aの順電流Ieに対する受光部104bのセンサ出力電圧Vsnsとして表される。センサ出力電圧Vsnsは、発光部104aの順電流Ieの大きさに比例して増加する。そして、電源電圧3.3Vに対して受光部104bの飽和電圧0.2V分低下した3.1Vでセンサ出力電圧Vsnsは飽和する。
また、この出力特性は、カッターインセンサ104を通過するラベル用紙101の状態によって、即ち、用紙のない状態としての用紙なし状態101x、台紙201のみからなる台紙部分101a、及び台紙201上にラベル202が貼付されているラベル部分101bによって変化する。
用紙なし状態101xでは、カッターインセンサ104のスポットSP内にラベル用紙101がない状態であるので、この状態で発光部104aの順電流Ieを増加させると、センサ出力電圧Vsnsは急な傾斜で増加する。そして、発光部104aの順電流Ieを2mA程度とするとセンサ出力電圧Vsnsが飽和する特性となる。
台紙部分101aでは、カッターインセンサ104のスポットSP内に台紙201がある状態であるので、この状態で発光部104aの順電流Ieを増加させるとセンサ出力電圧Vsnsは緩やかな傾斜で増加する。そして、発光部104aの順電流Ieを20mA程度とするとセンサ出力電圧Vsnsが飽和する特性となる。
また、ラベル部分101bでは、カッターインセンサ104のスポットSP内に台紙201上にラベル202が貼付された部分がある状態であるので、発光部104aの順電流Ieを増加させると、センサ出力電圧Vsnsは更に緩やかな傾斜で増加し、発光部104aの順電流Ieを25mA程度としてもセンサ出力電圧Vsnsは飽和しない。
以上のカッターインセンサ104の出力特性から、台紙部分101aにおいて、センサ出力電圧Vsnsが2.1V程度となるように、発光部104aの順電流Ieは13.5mA程度に設定する。
次に、第1の実施の形態に関する画像形成装置100のカッターインセンサ104によってラベル用紙101を検出する動作を説明する。図7は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のカッターインセンサによってラベル用紙を検出する動作説明図である。なお、図7に示す動作説明図では、先端台紙長Lsが1mm程度と比較的長いラベル用紙101の場合の動作を示している。また、図7の最上段の図は、ラベル用紙101及びカッターインセンサ104の側面を示し、図7の中段の図は、カッターインセンサ104のスポットSP内を通過するラベル用紙101の状態及びその時の主制御部500による判定結果を示し、図7の最下段の図は、カッターインセンサ104のスポットSP内を通過するラベル用紙101のカッターインセンサ104のセンサ出力電圧Vsnsを示す。
図7の最上段に示すように、ラベル用紙101が矢印A方向に搬送され、図中左側に、ラベル用紙101の台紙201及びラベル202の位置を検出するためのカッターインセンサ104が配置されている。カッターインセンサ104の発光部104aと受光部104bは上下に配置され、上方の発光部104aから下方の受光部104bへ向けて赤外線が発射されている。発光部104a及び受光部104bのほぼ中間位置はスポットSPの直径Dsとなり、当該スポットSP内にラベル用紙101が搬送される。カッターインセンサ104の検出範囲となるスポットSPの直径Dsは1.2mm程度ある。
図7の中段に示すように、カッターインセンサ104のスポットSP内を通過するラベル用紙101の状態は、(1)最初は用紙なしの状態であるが、次第にスポットSP内を台紙201が占めるようになる。(2)次の状態では、スポットSP内を用紙なしが少なくなり、ほとんどが台紙201となり、次第にラベル202が占めるようになる。(3)そして、次の状態では、スポットSP内は台紙201が少なくなり、ほとんどがラベル202となる。(4)最後の状態では、スポットSP内はラベル202のみとなる。更に、主制御部500による判定結果は、用紙なし状態101x、台紙部分101a及びラベル部分101bの判定である。R1、R2は、それぞれ用紙なし−台紙間の境界、台紙−ラベル間の境界を示す。
また、図7の最下段に示すように、Vth1は用紙なし−台紙間の境界R1を判定する閾値であり、Vth2は台紙−ラベル間の境界R2を判定する閾値である。各閾値Vth1及びVth2は装置ごとに初期設定され、本例ではVth1=2.7v、Vth2=1.4Vと設定した例となっている。以下、図7を用いて、先端台紙長Lsが長い場合のラベル用紙101の台紙201の先端(境界R1)及びラベル202の先端(境界R2)を検出する動作を説明する。
タイミングT100:(1)最初に、ラベル用紙101は、カッターインセンサ104のスポットSP内に用紙なし状態101xと台紙部分101aが占めた状態となっている。この場合、カッターインセンサ104のスポットSP内は用紙なし状態101xが大半を占めており、カッターインセンサ104のセンサ出力電圧Vsnsは飽和した電圧、即ち3.1Vとなる。そして、主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが用紙なし−台紙間閾値Vth1以上であることを検出すると、「用紙なし」と判定する。
タイミングT101:更にラベル用紙101が矢印A方向に搬送されたこのタイミングにおいても、カッターインセンサ104のスポットSP内には用紙なし状態101xと台紙部分101aが占めた状態となっている。この場合、カッターインセンサ104のスポットSP内は台紙部分101aが大半を占めており、カッターインセンサ104のセンサ出力電圧Vsnsは低下し始める。
主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが用紙なし−台紙間閾値Vth1より小であることを検出すると、「台紙」と判定する。この時、主制御部500は、用紙なし−台紙間の境界R1と判定し、先端台紙長検出制御手段503によって、先端台紙長検出時間Tsの計測を開始する。
タイミングT102:(2)更にラベル用紙101が矢印A方向に搬送されると、カッターインセンサ104のスポットSP内には用紙なし状態101x、台紙部分101a及びラベル部分101bが占めている。このとき、スポットSP内に透過率の低いラベル部分101bが含まれてくるため、カッターインセンサ104のセンサ出力電圧Vsnsが緩やかに低下し始める。主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが用紙なし−台紙間閾値Vth1より小であり、台紙−ラベル間閾値Vth2以上であることを検出すると、「台紙」と判定する。
タイミングT103:(3)更にラベル用紙101が矢印A方向に搬送されると、カッターインセンサ104のスポットSP内の状態には台紙部分101aとラベル部分101bが占めている。このとき、スポットSP内には透過率の高い用紙なし状態101xがなくなるため、センサ出力電圧Vsnsは更に緩やかに低下し始める。主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが用紙なし台紙間閾値Vth1より小であり、台紙−ラベル間閾値Vth2以上であることを検出すると、タイミングT102と同様に、「台紙」と判定する。
タイミングT104:更にラベル用紙101が矢印A方向に搬送されると、カッターインセンサ104のスポットSP内にはラベル部分101bが更に広い領域を占めるようになる。このため、センサ出力電圧Vsnsは更に低下する。
主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが台紙−ラベル間閾値Vth2より小であることを検出すると、「ラベル」と判定する。この時、主制御部500は、台紙−ラベル間の境界R2と判定し、先端台紙長検出制御手段503によって、先端台紙長検出時間Tsの計測を終了する。
タイミングT105:(4)更にラベル用紙101が矢印A方向に搬送されると、カッターインセンサ104のスポットSP内の状態はラベル部分101bのみとなり、センサ出力電圧Vsnsは一定になる。主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが台紙−ラベル間閾値Vth2より小であることを検出すると、タイミングT104と同様に「ラベル」と判定する。
主制御部500は、先端台紙長検出制御手段503によって、計測したタイミングT101とタイミングT104間の先端台紙長検出時間Tsに基づいて、ラベル用紙101の搬送速度Vrから先端台紙長Lsを算出する。
本例では、先端台紙長Lsが長い例であり、先端台紙長検出時間Tsは2.6mSecと計測される。搬送速度Vrが152.4mm/Secとすると、先端台紙長Lsは、式3で算出される。即ち、
Ls = Vr×Ts (式3)
その結果、検出された先端台紙長Lsは、Vr×Ts=2.6mSec×152.4mm/Secとして算出され、0.4mmとして求められる。
図8は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のカッターインセンサによってラベル用紙を検出する別の動作説明図である。なお、図8は、先端台紙長Lsが0.1mm程度の短いラベル用紙101の場合の動作説明図を示している。
図8の最上段の図はラベル用紙101及びカッターインセンサ104の側面図を示し、図8の中段の図は、カッターインセンサ104を通過するラベル用紙101の状態及びその時の主制御部500による判定結果を示し、図8の最下段の図は、カッターインセンサ104のスポットSP内を通過するラベル用紙101のカッターインセンサ104のセンサ出力電圧Vsnsを示す。
図8の最上段に示すように、ラベル用紙101が矢印A方向に搬送され、図中左側に、ラベル用紙101の台紙201及びラベル202の位置を検出するためのカッターインセンサ104が配置されている。カッターインセンサ104の発光部104aと受光部104bの配置は図7で説明した関係と同じである。更に、カッターインセンサ104の検出範囲となるスポットSPの直径Dsは1.2mm程度ある。図中R1、R2は、それぞれ用紙なし−台紙間の境界、台紙−ラベル間の境界を示す。
また、同様に図8の最下段のVth1は、用紙なし−台紙間の境界R1を判定する閾値であり、Vth2は、台紙−ラベル間の境界R2を判定する閾値であり、Vth1=2.7v、Vth2=1、4Vと設定されている。以下、図8を用いて、先端台紙長Lsが短い場合のラベル用紙101の先端の台紙201及びラベル202の位置を検出する動作を説明する。
タイミングT200:(1)最初に、ラベル用紙101は、カッターインセンサ104のスポットSP内に用紙なし状態101xと台紙部分101aが占めた状態となっている。この場合、カッターインセンサ104のスポットSP内のラベル用紙101の面積としては、用紙なし状態101xが大半を占めており、カッターインセンサ104のセンサ出力電圧Vsnsは3.1V、即ち飽和した電圧となる。そして、主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが用紙なし−台紙間閾値Vth1以上であることを検出すると、「用紙なし」と判定する。
タイミングT201:更にラベル用紙101が矢印A方向に搬送されると、カッターインセンサ104のスポットSP内には用紙なし状態101x、台紙部分101a及びラベル部分101bが占めている。そして、カッターインセンサ104のスポットSP内に台紙部分101aとラベル部分101bが含まれてくるため、カッターインセンサ104のセンサ出力電圧Vsnsが低下し始める。
主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが用紙なし−台紙間閾値Vth1より小であることを検出すると、「台紙」と判定する。この時、主制御部500は、用紙なし−台紙間の境界R1と判定し、先端台紙長検出制御手段503によって、先端台紙長検出時間Tsの計測を開始する。
タイミングT202:更にラベル用紙101が矢印A方向に搬送されると、カッターインセンサ104のスポットSP内にはラベル部分101bが更に広い領域を占めるようになる。また、スポットSP内の透過率の高い用紙なし状態101xが少なくなるため、センサ出力電圧Vsnsは更に低下する。
主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが台紙−ラベル間閾値Vth2より小であることを検出すると、「ラベル」と判定する。この時、主制御部500は、台紙−ラベル間の境界R2と判定し、先端台紙長検出制御手段503によって、先端台紙長検出時間Tsの計測を終了する。
タイミングT203:(2)更にラベル用紙101が矢印A方向に搬送されると、カッターインセンサ104のスポットSP内にはラベル部分101bが更に広い領域を占めるようになる。このため、センサ出力電圧Vsnsは更に低下する。主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが台紙−ラベル間閾値Vth2より小であることを検出すると、タイミングT202と同様に「ラベル」と判定する。
タイミングT204:更にラベル用紙101が矢印A方向に搬送されると、カッターインセンサ104のスポットSP内はラベル部分101bのみとなり、センサ出力電圧Vsnsは一定になる。主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、センサ出力電圧Vsnsが台紙−ラベル間閾値Vth2より小であることを検出すると、タイミングT202、T203と同様に「ラベル」と判定する。
主制御部500は、先端台紙長検出制御手段503によって、計測したタイミングT201とタイミングT202間の先端台紙長検出時間Tsに基づいて、ラベル用紙101の搬送速度Vrから先端台紙長Lsを算出する。本例では、先端台紙長Lsが短く、先端台紙長検出時間Tsは0.4mSecと計測される。搬送速度Vrが152.4mm/Secとすると、先端台紙長Lsは、前述の式3で算出される。即ち、検出された先端台紙長Lsは、Vr×Ts=0.4mSec×152.4mm/Secとして算出され、0.06mmとして求められる。
このように、図8に示した先端台紙長Lsが短い場合では、図7に示した先端台紙長Lsが長い場合と比較して、カッターインセンサ104のスポットSP内の用紙なし状態101xが占める面積が大きい。従って、カッターインセンサ104が、ラベル部分101b内に入り込まないとセンサ出力電圧Vsnsが台紙−ラベル間闇値Vth2以下とならず「ラベル」と判定されない。即ち、ラベル用紙101のラベル先端位置、即ち台紙−ラベル間の境界R2の検出タイミングが遅れることになる。台紙−ラベル間の境界R2の検出タイミングの遅れがあると、二次転写ローラ112からラベル202に印刷開始位置がずれることとなる。
図9は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のカッターインセンサにおけるラベル先端位置の検出誤差の説明図である。なお、図9は、先端台紙長Lsが異なるラベル用紙101を6種類用意し、各ラベル用紙101を搬送したとき、カッターインセンサ104が台紙−ラベル間の境界R2を検出し、台紙−ラベル間の境界R2の検出誤差ΔLsを実験的に求めたものである。横軸を検出された先端台紙長Ls(mm)とし、縦軸をラベル先端位置検出誤差ΔLs(mm)として各検出誤差をプロットしている。
図9に示すように、検出された先端台紙長Lsがカッターインセンサ104の「最小計測可能長Lα」近傍、即ち、0.12mm近傍のラベル用紙101の場合において、ラベル先端位置検出タイミングの遅れが発生する。従って、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより短くなるほどラベル先端位置検出誤差ΔLsの絶対値が大きくなる傾向を示している。
次に、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の動作について説明する。図10は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の動作フローチャートである。
ステップS101:操作パネル302によって印刷する内容が指定され、印刷が開始されると、主制御部500は、ラベル用紙搬送制御手段502によって、第1の搬送モータ305を回転駆動し、フィードローラ103、105を回転させる。このフィードローラ103、105の回転により、画像形成装置100にロール状にセットされたラベル用紙101はラベル用紙検出制御手段501のカッターインセンサ104へと搬送される。
ステップS102:ラベル用紙101が、図7又は図8に示すように、ラベル用紙検出制御手段501のカッターインセンサ104まで搬送されると、主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によるセンサ出力電圧Vsnsの検出に基づいて、先端台紙長Lsの検出を開始する。
即ち、主制御部500は、カッターインセンサ104のセンサ出力電圧Vsnsにおける用紙なし−台紙間閾値Vth1及び台紙−ラベル間閾値Vth2に基づいて、先端台紙長検出時間Tsを計測する。そして、主制御部500は、計測した先端台紙長検出時間Tsと搬送速度Vrから前述の式3によって先端台紙長Lsを算出する。
ステップS103:主制御部500は、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα、例えば0.12mm以上であるかどうかを判定する。最小計測可能長Lαは、図9を用いて説明したラベル先端位置検出誤差が発生し始める検出された先端台紙長Lsとする。検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα以上であればステップS104へ移行し、先頭のラベル202−1から印刷を開始する。最小計測可能長Lα未満であればステップS105へ移行し、先頭のラベル202−1の次のラベル202−2から印刷を開始する。
ステップS104:検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα以上のときは、主制御部500は、ラベル先端位置検出誤差は少なく、ラベル202に印刷開始位置のずれが発生しないと予測し、先頭のラベル202−1から印刷制御手段504によって印刷を行う。印刷は、主制御部500の制御のもとに、イン2センサ109によってラベル用紙101の到来を検出し、ライトセンサ111によって検出される各ラベル202の位置情報に基づいて順次行う。
ステップS105:一方、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより小のときは、主制御部500は、ラベル先端位置検出誤差が発生し、ラベル202に印刷開始位置のずれが発生すると予測し、先頭のラベル202−1には印刷を行わず、次のラベル202−2から印刷を開始する。印刷は、ステップS104と同様に、主制御部500の制御のもとに、イン2センサ109によってラベル用紙101の到来を検出し、ライトセンサ111によって検出される各ラベル202の位置情報に基づいて順次行う。
ステップS106:印刷が開始され、ラベル202へのトナー画像の転写が終了すると、主制御部500は、定着モータ310を駆動し、加熱された定着ローラ118によって転写されたトナー画像を定着する。
ステップS107:主制御部500は、排出センサ119によるラベル用紙101の検出結果に基づいて排出モータ311を駆動し、排出ローラ120、121によって、トナー画像が定着されたラベル用紙101を排出し、本処理を終了する。
以上のように、第1の実施の形態に関する画像形成装置100によれば、台紙上にラベルを貼付したラベル用紙101に印刷を行う画像形成装置100において、ラベル用紙検出制御手段501及び先端台紙長検出制御手段503を備え、ラベル用紙101の先端台紙長Lsを検出し、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαよりも短いときは、先頭のラベル202−1への印刷を行わないようにし、次のラベル202−2から印刷を行うようにしたので、印刷位置がずれて印刷されるラベル202をなくすことができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態に関する画像形成装置100の構成を説明する。図11は、第2の実施の形態に関する画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。図11に示すように、第2の実施の形態に関する画像形成装置100では、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の機能ブロックにラベル用紙切断制御手段605を新たに備える。
ラベル用紙切断制御手段605は、後述するように主制御部500の制御のもとに、カッターモータ307を回転駆動し、カッターユニット106によってラベル用紙101を搬送方向の先端から所望の位置で切断するものである。その他の構成は、図1〜図4を用いて説明した第1の実施の形態に関する画像形成装置100の構成と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
次に、第2の実施の形態に関する画像形成装置100の動作について説明する。図12は、第2の実施の形態に関する画像形成装置の動作フローチャートである。
ステップS201:操作パネル302によって印刷する内容、印刷ラベル数等が指定され、印刷が開始されると、主制御部500は、ラベル用紙搬送制御手段502によって、第1の搬送モータ305を回転駆動しフィードローラ103、105を回転させる。このフィードローラ103、105の回転により、画像形成装置100にセットされたラベル用紙101をラベル用紙検出制御手段501のカッターインセンサ104へと搬送する。
ステップS202:ラベル用紙101が、ラベル用紙検出制御手段501のカッターインセンサ104まで搬送されると、主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によるセンサ出力電圧Vsnsの検出結果によって、先端台紙長Lsの検出を行う。先端台紙長Lsの検出は、第1の実施の形態に関する画像形成装置100におけるステップS102の動作と同様に行う。
ステップS203:主制御部500は、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα以上であるかどうかを判定する。最小計測可能長Lαは、図9を用いて説明したラベル先端位置検出誤差が発生し始める検出された先端台紙長Lsとする。検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα以上であればステップS204へ移行し、先頭のラベル202−1から印刷を開始する。最小計測可能長Lα未満であればステップS205へ移行し、先頭のラベル202−1の次のラベル202−2から印刷を開始する。
ステップS204:検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα以上のときは、主制御部500は、ラベル先端位置検出誤差は少なく、ラベル202に印刷開始位置のずれが発生しないと予測し、先頭のラベル202−1から印刷制御手段504によって、印刷を開始する。印刷は、主制御部500の制御のもとに、イン2センサ109によってラベル用紙101の到来を検出し、ライトセンサ111によって検出される各ラベル202の位置情報に基づいて順次行う。
このとき、ユーザによって指定された印刷ラベル数と同数のラベル202が搬送されると、主制御部500は、ラベル用紙切断制御手段605によって、ラベル用紙101の最後を切断する。この場合の切断位置は、次回印刷する際に、後続するラベル用紙101の先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより長くなる位置、例えば、先端台紙長Lsが1.5mm以上となる位置とする。このように切断することによって、後続するラベル用紙101への次回の印刷の際、ラベル先端位置検出誤差は発生せず、ラベル202に印刷開始位置のずれることがない。
ステップS205:一方、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより小であったときは、主制御部500は、ラベル先端位置検出誤差が発生し、先頭のラベル202−1に印刷開始位置のずれが発生すると予測する。そして、ラベル用紙切断制御手段605によって、先頭のラベル202−1を切断し、排出モータ311を駆動し、排出ローラ120、121によって排出して廃棄する。そして、次のラベル202−2から印刷を開始する。
なお、先頭のラベル202−1の切断位置は、ステップS204と同様に、次のラベル202−2の先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより長くなる位置とする。このように切断すれば、次のラベル202−2への印刷の際、ラベル先端位置検出誤差は発生せず、ラベル202に印刷開始位置のずれが発生することがない。
そして、ユーザによって指定された印刷ラベル数と同数+1枚のラベル202が搬送されると、主制御部500は、ラベル用紙切断制御手段605によって、ラベル用紙101の最後を切断する。この場合の切断位置は、ステップS204と同様に、次回印刷する際に、後続するラベル用紙101の先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより長くなる位置とする。
ステップS206:印刷が開始され、ラベル202へのトナー画像の転写が終了すると、主制御部500は、定着モータ310を駆動し、加熱された定着ローラ118によって転写されたトナー画像を定着する。
ステップS207:主制御部500は、排出センサ119によるラベル用紙101の検出結果に基づいて排出モータ311を駆動し、排出ローラ120、121によって、トナー画像が定着されたラベル用紙101を排出し、本処理を終了する。
以上のように、第2の実施の形態に関する画像形成装置100によれば、先端台紙長検出制御手段503によって検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαよりも短いときに、先頭のラベル202−1を切断して廃棄するラベル用紙切断制御手段605を新たに備えた。これにより、第1の実施の形態に関する画像形成装置100と同様、印刷位置がずれて印刷されるラベル202をなくすことができる。
更に、第2の実施の形態に関する画像形成装置100によれば、ラベル用紙切断制御手段605によるラベル用紙101の最後の切断は、次回印刷する際に、後続するラベル用紙101の先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα以上となる位置で切断できるようにした。これにより、後続するラベル用紙101の次回印刷において、先頭のラベル202−1への印刷位置がずれることがない。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態に関する画像形成装置100の構成を説明する。図13は、第3の実施の形態に関する画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。図13に示すように、第3の実施の形態に関する画像形成装置100は、第2の実施の形態に関する画像形成装置100の機能ブロックに新たに印刷選択制御手段706を備える。
印刷選択制御手段706は、主制御部500の制御のもとに、先端台紙長検出制御手段503によって検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより短いときに、その旨のメッセージを操作パネル302に表示し、ユーザに対しそのまま印刷するか否かを操作パネル302によって選択できるようにしたものである。
その他の構成は、図1〜図4を用いて説明した第1の実施の形態に関する画像形成装置100の構成と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
次に、第3の実施の形態に関する画像形成装置100の動作について説明する。図14は、第3の実施の形態に関する画像形成装置の動作フローチャートである。
ステップS301:操作パネル302によって印刷する内容、印刷ラベル数等が指定され、印刷が開始されると、主制御部500は、ラベル用紙搬送制御手段502によって、第1の搬送モータ305を回転駆動しフィードローラ103、105を回転させる。このフィードローラ103、105の回転により、画像形成装置100にセットされたラベル用紙101をラベル用紙検出制御手段501のカッターインセンサ104へと搬送する。
ステップS302:ラベル用紙101が、ラベル用紙検出制御手段501のカッターインセンサ104まで搬送されると、主制御部500は、ラベル用紙検出制御手段501によって、先端台紙長Lsの検出を行う。先端台紙長Lsの検出は、第1の実施の形態に関する画像形成装置100におけるステップS102の動作と同様に行う。
ステップS303:主制御部500は、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα以上であるかどうかを判定する。最小計測可能長Lαは、図9を用いて説明したラベル先端位置検出誤差が発生し始める検出された先端台紙長Lsとする。検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα以上であればステップS304へ移行し、先頭のラベル202−1から印刷を開始する。最小計測可能長Lα未満であればステップS305へ移行し、先頭のラベル202−1の次のラベル202−2から印刷を開始する。
ステップS304:検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα以上のときは、主制御部500は、ラベル先端位置検出誤差は少なく、ラベル202に印刷開始位置のずれが発生しないと予測し、先頭のラベル202−1から印刷制御手段504によって、印刷を開始する。印刷は、主制御部500の制御のもとに、イン2センサ109によってラベル用紙101の到来を検出し、ライトセンサ111によって検出される各ラベル202の位置情報に基づいて順次行われる。
このとき、ユーザによって入力された印刷ラベル数と同数のラベル202が搬送されると、主制御部500は、ラベル用紙切断制御手段605によって、ラベル用紙101の最後を切断する。この場合の切断位置は、次回印刷する際、後続するラベル用紙101の先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより長くなる位置とする。
ステップS305:一方、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより小であったときは、主制御部500は、ラベル先端位置検出誤差が発生し、ラベル202に印刷開始位置のずれが発生すると予測する。そして、印刷選択制御手段706によって、先頭のラベル202−1への印刷位置がずれる旨のメッセージを操作パネル302に表示し、そのまま先頭のラベル202−1から印刷を継続するか否かの選択をユーザに行わせる。
図15は、第3の実施の形態に関する画像形成装置において検出された先端台紙長が短いときの表示画面の説明図である。図15に示すように、操作パネル302に画面350として、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαより短いために印刷位置がずれる可能がある旨或いは更に印刷を継続するか否かを選択できる旨のメッセージ351を表示する。また、画面350には、印刷を継続する場合の了解ボタン352と印刷をキャンセルするキャンセルボタン353を表示する。
ステップS306:ユーザによって、印刷を継続する了解ボタン352が押下されたときは、主制御部500は、ステップS304に移行し、そのまま印刷を開始する。一方、ユーザによって、キャンセルボタン353が押下されたときは、主制御部500は、本処理を終了する。
ステップS307:印刷が開始され、ラベル202へのトナー画像の転写が終了すると、主制御部500は、定着モータ310を駆動し、加熱された定着ローラ118によって転写されたトナー画像を定着する。
ステップS308:主制御部500は、排出センサ119によるラベル用紙101の検出結果に基づいて排出モータ311を駆動し、排出ローラ120、121によって、トナー画像が定着されたラベル用紙101を排出し、本処理を終了する。
以上のように、第3の実施の形態に関する画像形成装置100によれば、先端台紙長検出制御手段503によって検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαよりも短いときに、操作パネル302に印刷位置がずれる可能性がある旨のメッセージを表示しそのまま先頭のラベル202−1から印刷するか否かを選択できる印刷選択制御手段706を新たに備えたので、検出された先端台紙長Lsが短すぎることをユーザが把握できるとともに、検出された先端台紙長Lsが短すぎる場合にそのまま先頭のラベル202−1から印刷するか否かを選択することができる。
(実施形態の変形例)
以上の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、本発明を電子写真方式のラベルプリンタ装置に適用する例を示したが、サーマルプリンタ、インクジェツトプリンタなどのラベルプリンタ装置にも適用することができる。
また、以上の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、カッターインセンサ104として透過型センサを用いる例を説明したが、反射型センサを用いるようにしてもよい。この場合、用紙なし状態101x、台紙部分101a及びラベル部分101bの光反射率の差によるセンサ出力電圧Vsnsの違いに基づいて、用紙なし−台紙間の境界R1及び台紙−ラベル間の境界R2を検出し、先端台紙長Lsを検出する。そして、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lα以下の場合は、次のラベル202−2から印刷を開始し又は先頭のラベル202−1を切断して廃棄するようにすればよい。
また、第3の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、検出された先端台紙長Lsが最小計測可能長Lαよりも短いときは、図15に示す画面350の画面を表示するように説明したが、これに限らない。即ち、次のラベル202−2から印刷するか、先頭のラベル202−1を切断して廃棄するかの選択もできるようにしてもよい。
図16は、実施の形態の変形例に関する画像形成装置において検出された先端台紙長が短いときの表示画面の説明図である。図16に示すように実施の形態の変形例の画像処理装置100では、操作パネル302に画面450として、検出された先端台紙長Lsが短く、印刷位置がずれる可能がある旨のメッセージ451を表示する。更に、画面450には、そのまま先頭のラベル202−1から印刷するか、次のラベル202−2から印刷するか、先頭のラベル202−1を切断して廃棄するか、或いは印刷を中止するかのいずれかを選択する選択表示452と、選択完了として押下するOKボタン453を表示する。ユーザは、選択表示452によって、いずれかを選択しOKボタン453を押下することにより、所望の選択をすることができる。
100 画像形成装置
101 ラベル用紙
101x 用紙なし状態
101a 台紙部分
101b ラベル部分
104 カッターインセンサ
201 台紙
202 ラベル
301 制御部
302 操作パネル
303 カッターインセンサ検出部
500 主制御部
501 ラベル用紙検出制御手段
503 先端台紙長検出制御手段
504 印刷制御手段
Lα 最小計測可能長
R1 用紙なし−台紙間の境界
R2 台紙−ラベル間の境界

Claims (6)

  1. 台紙上に所定の間隔で複数のラベルを貼付した印刷媒体を搬送する印刷媒体搬送手段と、
    前記ラベルに印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷媒体搬送手段により搬送される前記印刷媒体の用紙なし状態、前記台紙からなる台紙部分及び前記台紙に前記ラベルが貼付されたラベル部分を検出する印刷媒体検出手段と、
    前記印刷媒体検出手段の検出結果に基づいて、先端台紙長を検出する先端台紙長検出制御手段と、
    検出された前記先端台紙長の長さに基づき、先頭の前記ラベルから印刷するか否かを決定する制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷手段は、検出された前記先端台紙長が最小計測可能長より短いときは、先頭の前記ラベルの次の前記ラベルから印刷することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷媒体検出手段は、光学的に前記印刷媒体を検出したセンサ出力電圧に対し、設定した用紙なし−台紙間閾値及び台紙−ラベル間閾値によって、前記用紙なし状態、前記台紙部分及び前記ラベル部分を検出することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記先端台紙長検出制御手段は、検出された前記用紙なし状態と前記台紙部分の境界及び前記台紙部分と前記ラベル部分の境界に基づいて前記先端台紙長を検出することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷媒体を切断する印刷媒体切断手段を備え、
    前記制御部は、検出された前記先端台紙長が前記最小計測可能長より短いときは、前記印刷媒体切断手段によって先頭のラベルを切断することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  6. 前記印刷手段による印刷を前記先頭のラベルから行うか否かを選択可能とする印刷選択制御手段を備え、
    前記制御部は、検出された前記先端台紙長が前記最小計測可能長より短いときは、前記印刷選択制御手段によって前記先頭のラベルから印刷するか否かを選択することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2016086943A 2016-04-25 2016-04-25 画像形成装置 Pending JP2017196741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016086943A JP2017196741A (ja) 2016-04-25 2016-04-25 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016086943A JP2017196741A (ja) 2016-04-25 2016-04-25 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017196741A true JP2017196741A (ja) 2017-11-02

Family

ID=60237120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016086943A Pending JP2017196741A (ja) 2016-04-25 2016-04-25 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017196741A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000233847A (ja) * 1999-02-15 2000-08-29 Riso Kagaku Corp シート先端検出装置
US20050013644A1 (en) * 2003-07-15 2005-01-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Print media edge detection method and apparatus
CN102616021A (zh) * 2011-01-26 2012-08-01 山东新北洋信息技术股份有限公司 打印介质标记的判断方法及装置、打印装置
JP2013189005A (ja) * 2012-02-13 2013-09-26 Sato Holdings Corp プリンタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000233847A (ja) * 1999-02-15 2000-08-29 Riso Kagaku Corp シート先端検出装置
US20050013644A1 (en) * 2003-07-15 2005-01-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Print media edge detection method and apparatus
CN102616021A (zh) * 2011-01-26 2012-08-01 山东新北洋信息技术股份有限公司 打印介质标记的判断方法及装置、打印装置
JP2013189005A (ja) * 2012-02-13 2013-09-26 Sato Holdings Corp プリンタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6467291B2 (ja) 媒体搬送装置および画像形成装置
JP5724356B2 (ja) 搬送装置、画像形成装置およびプログラム
JP6000194B2 (ja) シート検出装置、画像形成装置
US8967372B2 (en) Image forming apparatus and method of detecting index for use in image forming apparatus
JP6612179B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP6606944B2 (ja) 搬送装置、定着装置、及び画像形成装置
US9776816B2 (en) Transport device provided with mechanism for deriving thickness of recording medium to be transported, and image forming apparatus provided with same
JP6648510B2 (ja) 画像形成装置、表裏倍率補正方法及び表裏倍率補正プログラム
JP2012118172A (ja) 画像形成装置
JP2017196741A (ja) 画像形成装置
JP2009196764A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP6833368B2 (ja) 媒体検出装置、媒体搬送装置及び画像形成装置
JP6633456B2 (ja) 画像形成装置
JP2007292789A (ja) 画像形成装置
JP2013234023A (ja) 記録用紙の紙厚検出手段を有する画像形成装置及び画像形成装置における記録用紙の厚み検出方法
JP5953826B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP4848439B2 (ja) ベルト駆動装置及び画像形成装置
JP2017058481A (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JP2019034815A (ja) 媒体物性検出装置、画像形成装置、及び媒体物性検出プログラム
JP6132039B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成プログラム
US20130188210A1 (en) Image reading apparatus, image forming and reading system, method for controlling image reading apparatus, method for controlling image forming and reading system, and program for the same
JP2017227812A (ja) 重送検知装置および画像形成装置
JP5900687B1 (ja) 搬送装置、画像形成装置、及び搬送プログラム
JP2024050005A (ja) 画像形成装置
JP4645738B2 (ja) 画像形成装置、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191203