JP2017194636A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017194636A
JP2017194636A JP2016086224A JP2016086224A JP2017194636A JP 2017194636 A JP2017194636 A JP 2017194636A JP 2016086224 A JP2016086224 A JP 2016086224A JP 2016086224 A JP2016086224 A JP 2016086224A JP 2017194636 A JP2017194636 A JP 2017194636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
film
sheet
unit
transfer unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016086224A
Other languages
English (en)
Inventor
祐司 所
Yuji Tokoro
祐司 所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2016086224A priority Critical patent/JP2017194636A/ja
Publication of JP2017194636A publication Critical patent/JP2017194636A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 画像が形成された用紙に樹脂フィルムを加熱圧着可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 現像剤像を用紙に転写する転写ユニット10と、転写ユニット10から排出された用紙を加圧しながら加熱するための定着器11と、転写ユニット10及び定着器11より鉛直方向下方側に設けられ、定着器11から排出された用紙を転写ユニット10に再搬送するための再搬送部23と、再搬送部23より鉛直方向上方側に設けられ、フィルムが支持可能な第1フィルムトレイ27Aと、再搬送部23を経由して再搬送されてきた用紙とフィルムとを転写ユニット10の入口側で重ね合わせるために、第1フィルムトレイ27Aに支持されているフィルムを転写ユニット10の入口側に供給するフィルム供給装置27Bとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、用紙の表裏両面に画像形成可能な電子写真方式の画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の発明は、透明フィルムに現像剤像を転写・定着した後、当該透明フィルムを両面出力用の搬送路を用いて通常の搬送路に戻し、その後、透明フィルムのうち現像剤像が転写・定着された面に白色基体を重ね合わせ、定着器にて当該白色基体を透明フィルムに熱溶着する。
特開2007−183376号公報
特許文献1に記載の発明は、「透明フィルムのうち現像剤像が転写・定着された面に白色基体を重ね合わせる」ものである。このため、特許文献1の段落0036等に記載されているように、「画像が形成された用紙に樹脂フィルムを加熱圧着するラミネート方式」に特許文献1に記載の発明を適用することが難しい。
本発明は、上記点に鑑み、画像が形成された用紙に樹脂フィルムを加熱圧着可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本願では、現像剤像を用紙に転写する転写ユニット(10)と、転写ユニット(10)から排出された用紙を加圧しながら加熱するための定着器(11)と、転写ユニット(10)及び定着器(11)より鉛直方向下方側に設けられ、定着器(11)から排出された用紙を転写ユニット(10)に再搬送するための再搬送部(23)と、再搬送部(23)より鉛直方向上方側に設けられ、フィルムが支持可能なフィルムトレイ(27A)と、再搬送部(23)を経由して再搬送されてきた用紙とフィルムとを転写ユニット(10)の入口側で重ね合わせるために、フィルムトレイ(27A)に支持されているフィルムを転写ユニット(10)の入口側に供給するフィルム供給装置(27B)とを備える。
そして、定着器(11)の作動を制御する制御部(31)は、フィルム供給装置(27B)により樹脂フィルムが供給されたときの搬送速度をフィルム供給装置(27B)により樹脂フィルムが供給されていないときの搬送速度より小さくする定着速度変更制御、及びフィルム供給装置(27B)により樹脂フィルムが供給されたときの加熱温度をフィルム供給装置(27B)により樹脂フィルムが供給されていないときの加熱温度より高くする定着温度変更制御のうち少なくとも一方の制御機能を実行可能である。
特許文献1に記載の発明は、白色基体と重ね合わせて再定着(接着)を行う際の定着温度を透明フィルムに現像剤像を加熱定着させる際の定着温度より低くする低温制御、又は再定着を行う際の搬送速度を透明フィルムに現像剤像を加熱定着させる際の搬送速度より大きくする高速制御を実行する(特許文献1の段落0034等参照)。
つまり、特許文献1に記載の発明は、先に透明フィルム側にトナーを転写・定着するため、上記低温制御又は上記高速制御を実行する(特許文献1の段落0036等参照)。
これに対して、本願では、用紙に現像剤像を転写・定着させた後、当該用紙を再搬送部(23)を経由して再搬送しながら現像剤を自然冷却して当該現像剤を確実に用紙に定着させた後、樹脂フィルムを当該用紙に熱圧着する。
このとき、本願に係る再搬送部(23)は、転写ユニット(10)及び定着器(11)より鉛直方向下方側に設けられ、かつ、定着器(11)から排出された用紙は、再搬送部(23)及び転写ユニット(10)を経由して再び定着器(11)に供給される。このため、本願では、現像剤を自然冷却するに十分な時間を確保可能となるので、用紙に転写された現像剤を確実に用紙に固着させることができる。
一方、本願では、現像剤が十分に自然冷却されるので、樹脂フィルムを熱圧着する際に必要な熱エネルギが特許文献1に比べて大きくなる。これに対して、本願では、定着速度変更制御及び定着温度変更制御のうち少なくとも一方の機能を実行できるので、熱圧着に必要な熱エネルギが不足してしまうことを抑制できる。
以上のように、本願によれば、画像が形成された用紙に確実に画像を形成しながら、樹脂フィルムを加熱圧着することが可能な画像形成装置を得ることができる。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置1の断面を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の断面を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の断面を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の断面を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の断面を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の断面を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の断面を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の断面を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の第1排出部19及び第2排出部17の拡大断面概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の第1排出部19及び第2排出部17の拡大断面概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の制御系ブロック図である。 本発明の実施形態に係るラミネート用紙を作成するための制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るシート有無確認処理の制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成処理の制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る用紙長さ測定処理の制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るラミネート処理の制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るラミネート処理の制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るラミネート用紙長さ測定処理の制御を示すフローチャートである。
以下に説明する発明の実施形態は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、本実施形態は、カラー方式の画像形成装置に本発明を適用したものである。各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。
本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、複数や2つ以上等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。
(第1実施形態)
1.画像形成装置の構造
画像形成装置1の筐体3内には、図1に示すように、用紙に画像を形成する電子写真方式の画像形成部5が収納されている。本実施形態に係る画像形成部5は、複数の現像カートリッジ7、複数の感光ドラム8、複数の帯電器(図示せず。)、露光器9及び定着器11等を有している。
各現像カートリッジ7には、現像剤及び現像ローラ7Aが収納されている。各現像カートリッジ7に収納された現像剤それぞれは、異なる色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)である。
複数の感光ドラム8及び複数の帯電器は現像カートリッジ7と同数設けられている。各帯電器は、対応する位置にある感光ドラム8を帯電させる。露光器9は帯電した各感光ドラム8を露光して静電潜像を形成する。
各現像ローラ7Aは、当該現像ローラ7Aに対応する感光ドラム8に接触して回転しながら当該感光ドラム8に現像剤を供給する。静電潜像が形成された各感光ドラム8に現像剤が供給されると、各感光ドラム8の外周面には当該静電潜像に対応した現像剤像が担持される。
ベルト13は、帯状の無端ベルトであって、画像が形成される用紙を定着器11側に搬送する。ベルト13を挟んで各感光ドラム8と対向する位置には転写ローラ15が配設されている。各転写ローラ15は、対応する感光ドラム8に担持されている現像剤像を用紙に転写させる。
このため、各感光ドラム8に担持されている現像剤像は、ベルト13上を搬送される用紙に重畳転写される。以下、複数の現像カートリッジ7、複数の感光ドラム8、複数の帯電器及び露光器9等を総称して転写ユニット10ともいう。
転写ユニット10は離間機構16を有する。離間機構16は、現像ローラ7Aを感光ドラム8から離間させて現像ローラ7Aへの駆動力の供給を遮断するための機構である。当該離間機構16は、離間カム16A及び電気式アクチュエータM5(図11参照)等を有する。
離間カム16Aは、各現像カートリッジ7を変位させることにより、現像ローラ7Aが感光ドラム8と接触した接触位置(図1参照)と現像ローラ7Aが感光ドラム8から離間した離間位置(図3参照)との間で現像ローラ7Aを変位させる。
そして、離間位置では現像ローラ7Aへの駆動力の供給が遮断される。接触位置では現像ローラ7Aに駆動力が供給可能な状態となる。電気式アクチュエータM5は、離間カム16Aを変位させる力を発揮する。本実施形態に係る電気式アクチュエータM5は、電動モータにて構成されている。
定着器11は、転写ユニット10の用紙搬送方向下流側に設けられている。当該定着器11は、転写ユニット10から排出された用紙を加圧しながら加熱することより、用紙に転写された現像剤を当該用紙に定着させる。
定着器11は、用紙を加熱する加熱ローラ11A及び用紙を加熱ローラ11A側に押圧する加圧ローラ11B等を有する。加熱ローラ11Aは感光ドラム8と同一側から用紙に接触する。加圧ローラ11Bは転写ローラ15と同一側から用紙に接触する。
定着器11から排出された用紙であって、後述するラミネート処理が施された用紙(以下、ラミネート用紙という。)は、第2排出部17から排出される(図8参照)。定着器11から排出された用紙であって、ラミネート処理が施されていない用紙(以下、非ラミネート用紙という。)は、第1排出部19から排出される(図2参照)。
なお、非ラミネート用紙とは、ラミネート処理が施されていない用紙である。以下、ラミネート用紙と非ラミネート用紙を総称するときは用紙と記す。いずれの用紙であるかを区別する際には、ラミネート用紙又は非ラミネート用紙と記す。
定着器11の出口側から第2排出部17に至る第2排出経路17Aは、図9に示すように、一対の第1排紙ローラ18A及び第1案内シュート18B等にて構成されている。つまり、一対の第1排紙ローラ18A及び第1案内シュート18B等は、定着器11より用紙搬送方向下流側に配設されて用紙を第2排出部17へ案内する第2案内部の一例である。
定着器11の出口側から第1排出部19に至る第1排出経路19Aは、一対の第1排紙ローラ18A、一対の第2排紙ローラ18C及び一対の排紙ローラ18D、並びに第1案内シュート18B、第2案内シュート18E及び第3案内シュート18F等にて構成されている。
つまり、一対の第1排紙ローラ18A、一対の第2排紙ローラ18C及び一対の排紙ローラ18D、並びに第1案内シュート18B、第2案内シュート18E、第3案内シュート18F等は、定着器11より用紙搬送方向下流側に配設されて用紙を第1排出部19へ案内する第1案内部の一例である。
第1排出部19は、転写ユニット10及び定着器11より鉛直方向上方側に位置する。第2排出部17は第1排出部19より鉛直方向下方側に位置する。そして、定着器11の出口から第2排出部17に至る第2排出経路17Aの曲率半径は、定着器11の出口から第1排出部19に至る第1排出経路19Aの曲率半径より大きい。
つまり、第1排出経路19Aの曲率は第2排出経路17Aの曲率より大きく、第1排出経路19Aは第2排出経路17Aより大きく湾曲している。そして、第2排出経路17Aは、第1排出経路19Aに比べると、曲率の小さい略直線状の経路となっている。
このため、定着器11から排出された用紙は、第2案内部18A、18Bによって用紙が搬送された場合にける用紙の曲率半径が、第1案内部18A、18B、18C、18D、18E、18Fによって用紙が搬送された場合における用紙の曲率半径より大きくなるように搬送される。
転向ガイド21は、定着器11から排出された用紙を第1モードで案内する場合と第2モードで案内する場合とを切り替えるための切替部である。第1モードは、定着器11から排出された用紙を第1排出部19側へ案内するモードである。
第2モードは、定着器11から排出された用紙を第2排出部17側へ案内するモードである。このため、転向ガイド21は、定着器11の出口側に設けられて用紙の搬送方向を切り替える。
すなわち、本実施形態に係る転向ガイド21は、第1転向ガイド21A及び第2転向ガイド21B等を有する。第1転向ガイド21Aは、第2排出部17側を閉塞する第1位置(図3〜図8参照)と第1排出部19側を閉塞する第2位置(図1、図2参照)との間で変位可能である。
つまり、第1転向ガイド21Aが第1位置にあるときは、定着器11から排出された用紙は第1排出部19側に導かれる。第1転向ガイド21Aが第2位置にあるときは、定着器11から排出された用紙は第2排出部17側に導かれる。
第1転向ガイド21Aは、電磁ソレノイドや電動モータ等の電気式アクチュエータM6(図11参照)により強制変位される。当該電気式アクチュエータの作動は、後述する制御部31により制御される。
第2転向ガイド21Bは、定着器11の出口側を閉塞し、かつ、第1排出経路19Aと再搬送部23側とを連通させる第3位置(図1、図3〜図7参照)と定着器11の出口側を開放し、かつ、第1排出経路19Aと再搬送部23側とを非連通状態とする第4位置(図2、図8参照)との間で変位可能である。
第2転向ガイド21Bには、アクチュエータ(図示せず。)が発揮する復元力が常に作用している。復元力は、バネの弾性力又は錘に作用する重力等を利用した力であって、第2転向ガイド21Bを第3位置に維持する向きの力である。
このため、定着器11から用紙が排出されると、当該用紙の搬送方向先端(以下、前縁ともいう。)と第2転向ガイド21Bとが衝突し、搬送される用紙に押圧されて第3位置から第4位置に自動変位する。
そして、用紙の搬送方向後端(以下、後縁ともいう。)が第1排出経路19A又は第2排出部17に侵入し、用紙と第2転向ガイド21Bとが非接触状態になると、第2転向ガイド21Bは復元力により第3位置に復帰する。
再搬送部23は、第1排出部19側に搬送された非ラミネート用紙を転写ユニット10の入口側へ再搬送する。当該再搬送部23は、図2に示すように、転写ユニット10及び定着器11より鉛直方向下方側に設けられている。
すなわち、本実施形態に係る画像形成装置1は、用紙の表裏両面に画像を形成する両面印刷処理が実行可能である。画像が形成された用紙は、一対の第1排紙ローラ18A、一対の第2排紙ローラ18C及び一対の排紙ローラ18Dにより第1排出部19側に向けて搬送される。
両面印刷処理及びラミネート処理が実行される場合においては、当該用紙が排紙ローラ18Dに到達すると、一対の第2排紙ローラ18C及び一対の排紙ローラ18Dの回転が反転し、当該用紙が再搬送部23に向けて再搬送される。
つまり、一対の第2排紙ローラ18C及び一対の排紙ローラ18Dは、第1排出部19側に案内された用紙の搬送方向を反転させて再搬送部23へ搬送するスイッチバックローラとして機能する。以下、一対の第2排紙ローラ18C及び一対の排紙ローラ18Dをスイッチバックローラ18C、18Dともいう。
両面印刷処理が実行される場合には、再搬送部23を経由して転写ユニット10に再搬送されてきた用紙は、転写ユニット10にて裏面に現像剤像が転写される。その後、当該用紙は、上記第1案内部によって第1排出部19側に導かれた後(図2参照)、当該第1排出部19から排紙トレイ3Aに向けて排出される。
転写ユニット10より用紙搬送方向上流側には、図2に示すように、用紙供給部25が配設されている。用紙供給部25は、給紙トレイ25A及び給紙装置25B等を有して構成されている。
給紙トレイ25Aは、現像剤が転写される用紙を支持可能である。給紙装置25Bは、給紙トレイ25Aに支持されている用紙を1枚ずつ転写ユニット10側に向けて給送する。具体的には、給紙装置25Bは、ピックアップローラ、分離ローラ及び分離パッド等を有して構成されている。
給紙トレイ25Aは、転写ユニット10の鉛直方向下方側に配設されている。当該給紙トレイ25Aは、装置本体内に対して着脱可能に装着されている。具体的には、給紙トレイ25Aは、装置本体に対して再搬送部23を搬送される用紙の搬送方向と平行な方向にスライド可能である。
そして、利用者は、給紙トレイ25Aをスライド変位させることにより、当該給紙トレイ25Aを装置本体に対して着脱できる。装置本体とは、筐体3等の利用者により分解等されない部分をいう。本実施形態では、上記搬送方向、つまりスライド変位方向は、画像形成装置1の前後方向と一致する。
転写ユニット10より用紙搬送方向上流側には、第1フィルム供給部27及び第2フィルム供給部28が配設されている。第1フィルム供給部27は、第1フィルムトレイ27A及び第1フィルム供給装置27B等を有して構成されている。
第2フィルム供給部28は、第2フィルムトレイ28A及び第2フィルム供給装置28B等を有して構成されている。第1フィルムトレイ27A及び第2フィルムトレイ28Aは、樹脂フィルムが支持可能なトレイである。
樹脂フィルムは、用紙に熱圧着可能なフィルム材であって、用紙(非ラミネート用紙)の厚み方向に重ね合わされて、当該用紙と共にラミネート用紙を構成する。以下、樹脂フィルムが用紙(非ラミネート用紙)に重ね合わされたものをプレラミネート用紙という。
なお、第1フィルムトレイ27A及び第2フィルムトレイ28Aも装置本体内に装着され、かつ、再搬送部23を搬送される用紙の搬送方向、つまり画像形成装置1の前後方向と平行な方向にスライド変位して装置本体に対して着脱可能である。
第1フィルム供給装置27Bは、第1フィルムトレイ27Aに支持されている樹脂フィルムを転写ユニット10の入口側に供給する。第2フィルム供給装置28Bは、第2フィルムトレイ28Aに支持されている樹脂フィルムを転写ユニット10の入口側に供給する。
これにより、当該供給された樹脂フィルムと再搬送部23を経由して再搬送されてきた用紙(以下、再搬送用紙という。)とが転写ユニット10の入口側で重ね合わせられてプレラミネート用紙が形成される。
なお、第1フィルムトレイ27Aは、再搬送部23より鉛直方向上方側に設けられている。第2フィルムトレイ28Aは、再搬送部23より鉛直方向下方側に設けられている。このため、第1フィルムトレイ27Aから供給された樹脂フィルム(以下、第1フィルムという。)は、再搬送用紙の転写ローラ15側に重ね合わせられる。
第2フィルムトレイ28Aから供給された樹脂フィルム(以下、第2フィルムという。)は、再搬送用紙の感光ドラム8側に重ね合わせられる。つまり、第1フィルムは再搬送用紙の下面に重ね合わせられ、第2フィルムは再搬送用紙の上面に重ね合わせられる。
本実施形態に係る第1フィルムトレイ27A及び第2フィルムトレイ28Aは、鉛直方向において、転写ユニット10と給紙トレイ25Aとの間に配設されている。つまり、給紙トレイ25Aは第1フィルムトレイ27A及び第2フィルムトレイ28Aの鉛直方向下方側に位置する。
なお、第1フィルム供給装置27B及び第2フィルム供給装置28Bは、給紙装置25Bと同様な構成であって、ピックアップローラ、分離ローラ及び分離パッド等を有して構成されている。
本実施形態に係る再搬送部23、第1フィルム供給装置27B及び第2フィルム供給装置28Bは、一対のレジストレーションローラ29の入口側に用紙(非ラミネート用紙)及び樹脂フィルムを供給する。このため、用紙(非ラミネート用紙)と樹脂フィルムとは、一対のレジストレーションローラ29の入口側で重ね合わさるように接触してプレラミネート用紙となる。
一対のレジストレーションローラ29は、転写ユニット10の入口側に設けられている。一対のレジストレーションローラ29とは、用紙の姿勢を矯正するとともに、用紙の前縁に接触して転写ユニット10への搬送タイミングを調整するためのローラ対である。
第2排出部17には、図10に示すように、ストレートトレイ30が設けられている。ストレートトレイ30は、第2排出部17を閉塞する位置(図10参照)と第2排出部17を開放する位置(図9参照)との間で変位可能である。
ストレートトレイ30は、第2排出部17を開放する位置にあるときは、第2排出部17から排出されるラミネート用紙を支持する支持トレイとして機能する。ストレートトレイ30は、第1転向ガイド21Aと連動して変位する。
具体的には、第1転向ガイド21Aが第1位置(図3〜図8参照)にあるときには、ストレートトレイ30は第2排出部17を開放する開放位置となる。第1転向ガイド21Aが第2位置(図1、図2参照)にあるときには、ストレートトレイ30は第2排出部17を閉塞する閉塞位置となる。
2.画像形成装置の制御系
2.1 制御系の構成
図11に示すように、転写ユニット10や定着器11等の作動は制御部31により制御される。制御部31は、CPU、ROM及びRAM等を有するコンピュータにて構成されている。制御部31、つまりCPUは、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されたプログラムに従って転写ユニット10等の作動を制御する。
すなわち、制御部31は、電動モータM1〜M6の回転及び停止等を制御することにより、対応する各機器の作動を制御する。定着モータM1は定着器11、つまり加熱ローラ11A及び加圧ローラ11Bを回転させる。
プロセスモータM2は、現像ローラ7A及び感光ドラム8等の転写ユニット10に組み込まれたローラ類等を回転させる。搬送モータM3は、ベルト13や一対のレジストレーションローラ29等の用紙搬送機能を有するローラ類を回転させる。
離間モータM5は離間カム16A等の離間機構16の可動部材を変位させる。開閉モータM6は、第1転向ガイド21A及びストレートトレイ30を変位させる。電磁クラッチC1は、一対のレジストレーションローラ29に伝達される駆動力を断続する。なお、本実施形態に係る電磁クラッチC1は、通電時には駆動力を遮断し、非通電時には駆動力を伝達する。
表示部D1は情報を表示する。操作部C2は利用者の操作及び入力等を受ける。通信部C3は、コンピュータや携帯端末機等との間で情報を送受信する。制御部31は、表示部D1、操作部C2及び通信部C3の作動も制御する。
制御部31にはセンサS1〜S7の信号が入力される。レジ前センサS1は、一対のレジストレーションローラ29の入口側に設けられ、用紙又はプレラミネート用紙の有無に応じた信号を発する。レジ後センサS2は、一対のレジストレーションローラ29の出口側に設けられ、用紙又はプレラミネート用紙の有無に応じた信号を発する。
定着排紙センサS3は、定着器11の出口側に設けられ、用紙又はプレラミネート用紙の有無に応じた信号を発する。再搬送部センサS4は、再搬送部23に設けられ、用紙の搬送方向前端又は後端が通過した時に信号を発する。なお、本実施形態に係る再搬送部センサS4は、用紙の搬送方向前端が通過した時に信号を発する。
第1フィルムセンサS5は、第1フィルムトレイ27Aにフィルムが有るか否かを検出するためのセンサであって、フィルムの有無に応じた信号を発する。第2フィルムセンサS6は、第2フィルムトレイ28Aにフィルムが有るか否かを検出するためのセンサであって、フィルムの有無に応じた信号を発する。
用紙センサS7は、給紙トレイ25Aに用紙が有るか否かを検出するためのセンサであって、用紙の有無に応じた信号を発する。なお、本実施形態に係るセンサS1〜S7は、用紙等を検出したときにはオン信号を発し、用紙等を検出していないときにはオフ信号を発する。
2.2 制御系の概要
図12はラミネート用紙を作成するための制御の一例を示す。当該制御においては、制御部31、つまりCPUは、先ず、シートの有無を確認する処理(以下、シート確認処理という。)を実行する(S1)。なお、シートとは、用紙及びフィルムの総称である。
次に、制御部31は、用紙に画像を形成する画像形成処理を実行した後(S3)、ラミネート用紙を作成するラミネート処理を実行する(S5)。なお、シート確認処理、画像形成処理及びラミネート処理を実行するためのプログラムは、予めROMに記憶されている。
2.3 シート確認処理(図13参照)
シート確認処理では、図13に示すように、制御部31は、第1フィルムセンサS5、第2フィルムセンサS6及び用紙センサS7から発せられる信号を読み込み(S101〜S105)、それらの信号が全てオン信号であるか否かを判定する(S107)。
制御部31は、読み込んだ信号の全てがオン信号であると判定したときは(S107:YES)、シート確認処理を終了させて画像形成処理(S3)を実行する。制御部31は、読み込んだ信号の全てがオン信号でないと判定したときは(S107:NO)、表示部D1にその旨の表示をさせた後(S109)、再び、S101を実行する。
なお、表示部D1には、例えば、オフ信号を発しているセンサに対応するトレイに「シートを補充して下さい」といった内容が表示される。
2.4 画像形成処理
図14は用紙に画像を形成する画像形成処理の一例を示す。当該画像形成処理では、制御部31は、先ず、初期化処理を実行する(S301)。当該初期化処理では、制御部31は、用紙の搬送速度を第1搬送速度V1とし、定着器11の加熱温度を第1加熱温度T1とし、用紙長さL1を検出する用紙長検出処理(図15参照)を実行する。
第1搬送速度V1は、後述する第2搬送速度V2より大きな搬送速度である。第1加熱温度T1は、後述する第2加熱温度T2より低い温度である。用紙長さL1とは、搬送される用紙の外形寸法のうち搬送方向と平行な部位の外形寸法をいう。
次に、制御部31は、離間機構16を作動させて現像ローラ7Aを感光ドラム8に接触させた後(S303)、図2に示すように、第1転向ガイド21Aを第2位置とし、ストレートトレイ30を閉塞位置とする(S305)。
次に、制御部31は、電磁クラッチC1を作動させて一対のレジストレーションローラ29の回転を停止させた後(S307)、用紙の搬送速度が第1搬送速度V1となるように、定着モータM1、プロセスモータM2及び搬送モータM3を回転させる(S309)。
次に、制御部31は、給紙装置25Bを作動させて給紙トレイ25Aに支持されている用紙を1枚ずつ転写ユニット10側に向けて給送させた後(S311)、レジ前センサS1からオン信号が発せられているか否かを判定する(S313)。
次に、制御部31は、レジ前センサS1からオン信号が発せられていないと判定した場合には(S313:OFF)、再度、S313を実行する。制御部31は、レジ前センサS1からオン信号が発せられている判定した場合には(S313:ON)、レジ前センサS1からオン信号が発せられた時から予め設定された所定時間が経過した時に電磁クラッチC1を作動させて一対のレジストレーションローラ29を回転させる(S315)。
次に、制御部31は、露光器9及び各転写ローラ15等の転写ユニット10、並びに定着器11等の作動を制御し、S311にて給送された用紙に画像を形成する(S317)。その後、制御部31は、定着排紙センサS3から発せられる信号がオン信号からオフ信号に変化したか否かを判定する(S319)。
制御部31は、定着排紙センサS3から発せられる信号がオン信号からオフ信号に変化していないと判定した場合には(S319:NO)、再度、S319を実行する。
制御部31は、定着排紙センサS3から発せられる信号がオン信号からオフ信号に変化したと判定した場合には(S319:YES)、プロセスモータM2及び搬送モータM3を停止させて画像形成処理を終了させた後(S321)、ラミネート処理を実行する(S5)。
2.5 用紙長検出処理
図15は用紙長検出処理の一例を示す。当該処理では、制御部31は、先ず、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号であるか否かを判定する(S331)。制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号でないと判定した場合は(S331:OFF)、再度、S331を実行する。
制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号であると判定した場合には(S331:ON)、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号となった時を基準として経過時間の計測を開始する(S333)。
次に、制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号であるか否かを判定する(S335)。制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号であると判定した場合には(S335:ON)、再度、S335を実行する。
制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号でないと判定した場合は(S335:OFF)、経過時間の計測を停止した後(S337)、用紙長さL1を検出するとともに、用紙長さL1をRAMに記憶させる(S339)。
すなわち、S339において制御部31は、画像形成処理の実行時にレジ後センサS2が用紙有りを検出していた第1時間T1を利用して用紙長さを検出する。具体的には、制御部31は、第1時間T1に用紙の第1搬送速度V1を乗算した値を用紙長L1とする。
2.6 ラミネート処理
図16及び図17はラミネート処理の一例を示す。当該ラミネート処理では、制御部31は、先ず、初期化処理を実行する(S501)。当該初期化処理では、制御部31は、用紙の搬送速度を第2搬送速度V2とし、定着器11の加熱温度を第1加熱温度T2とし、プレラミネート用紙長L2を検出するプレラミネート用紙長検出処理(図18参照)を実行する。
第2搬送速度V2は第1搬送速度V1より小さい搬送速度である。第2加熱温度T2は、第1加熱温度T2より高い温度である。プレラミネート用紙長さL2とは、搬送されるプレラミネート用紙の外形寸法のうち搬送方向と平行な部位の外形寸法をいう。
次に、制御部31は、離間機構16を作動させて現像ローラ7Aを感光ドラム8から離間させた後(S503)、図4に示すように、第1転向ガイド21Aを第1位置とし、ストレートトレイ30を開放位置とする(S505)。
このとき、制御部31は、上記のタイミングにてスイッチバックローラ18C、18Dの回転を逆転させて用紙を再搬送部23に向けて再搬送するとともに、再搬送モータM4を回転させる(S507)。
次に、制御部31は、再搬送部センサS4から発せられる信号がオン信号であるか否かを判定する(S509)。制御部31は、再搬送部センサS4から発せられる信号がオン信号でないと判定した場合には(S509:OFF)、再び、S509を実行する。
制御部31は、再搬送部センサS4から発せられる信号がオン信号であると判定した場合には(S509:ON)、電磁クラッチC1を作動させて一対のレジストレーションローラ29の回転を停止させる(S511)。その後、制御部31は、用紙の搬送速度が第2搬送速度V2となるように、定着モータM1、プロセスモータM2及び搬送モータM3を回転させる(S513)。
次に、制御部31は、再搬送部センサS4からオン信号が発せられた時を基準とする経過時間Tpが予め設定された第1待機時間Tw1が経過した時に第2フィルム供給装置28Bを作動させる(S515)。これにより、第2フィルムトレイ28Aに支持されている樹脂フィルムは、転写ユニット10の入口側、つまり一対のレジストレーションローラ29の入口側に供給される。
第1待機時間Tw1とは、第2フィルムトレイ28Aから供給された樹脂フィルムが一対のレジストレーションローラ29に衝突した時以降において、再搬送部23から再搬送されてきた用紙が当該一対のレジストレーションローラ29に衝突するタイミングである。
制御部31は、再搬送部センサS4からオン信号が発せられた時を基準とする経過時間Tpが予め設定された第2待機時間Tw2が経過した時に第1フィルム供給装置27Bを作動させる(S517)。これにより、第1フィルムトレイ27Aに支持されている樹脂フィルムは、転写ユニット10の入口側、つまり一対のレジストレーションローラ29の入口側に供給される。
第2待機時間Tw2とは、第1待機時間Tw1より長い時間であって、再搬送された用紙が一対のレジストレーションローラ29に衝突した時以降において、第1フィルムトレイ27Aから供給された樹脂フィルムが一対のレジストレーションローラ29に衝突するタイミングである。
制御部31は、再搬送部センサS4からオン信号が発せられた時を基準とする経過時間Tpが予め設定された第3待機時間Tw3が経過した時に電磁クラッチC1を作動させて一対のレジストレーションローラ29を回転させる(S519)。
第3待機時間TW3とは、第2待機時間Tw2より長い時間であって、用紙と第1フィルムトレイ27Aから供給された樹脂フィルム及び第2フィルムトレイ28Aから供給された樹脂フィルムとが一対のレジストレーションローラ29に衝突した後、それら前端が揃うタイミングである。
制御部31は、再搬送部センサS4からオン信号が発せられた時を基準とする経過時間Tpが予め設定された第4待機時間Tw4が経過した時に再搬送モータM4を停止させる。第4待機時間Tw4とは、第3待機時間Tw3より長い時間であって、再搬送された用紙の後端が再搬送ローラ23A(図5参照)から外れるタイミングである。
次に、制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号であるか否かを判定する(S523)。制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号であると判定した場合には(S523:ON)、再び、S523を実行する。
制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号でないと判定した場合には(S523:OFF)、用紙長さL1及びプレラミネート用紙長さL2をRAMから読み込んだ後(S525)、用紙長L1がプレラミネート用紙長L2より短いか否を判定する(S527)。
制御部31は、用紙長L1がプレラミネート用紙長L2より短くない、つまりプレラミネート用紙長L2が用紙長L1よりも長いと判定した場合には(S527:NO)、定着モータM1、プロセスモータM2及び搬送モータM3を停止させるとともに、加熱ローラ11Aによる加熱、つまり加熱ローラ11Aへの通電を停止させる(S529、S531)。
次に、制御部31は、「ラミネート処理を中止する」旨を表示部D1に表示させた後(S533)、本制御を終了させる。当該表示は、例えば、「用紙に対して樹脂フィルムが長すぎます。ラミネート処理を中止します」といった内容である。
制御部31は、用紙長L1がプレラミネート用紙長L2より短いと判定した場合には(S527:YES)、プレラミネート用紙をそのまま定着器11に搬送させる(S535)。
これにより、プレラミネート用紙、つまり一対のレジストレーションローラ29にて再搬送用紙と2枚の樹脂フィルムとが重ね合わされたシートが定着器11にて加熱圧着されてラミネート用紙が形成される。そして、形成されたラミネート用紙は、第2排出部17から排出された後、ストレートトレイ30に支持される。
次に、制御部31は、定着排紙センサS3から発せられる信号がオン信号からオフ信号に変化した時から予め設定された所定時間が経過したか否かを判定する(S537)。制御部31は、定着排紙センサS3から発せられる信号がオン信号からオフ信号に変化した時から予め設定された所定時間が経過していないと判定した場合は(S537:NO)、再び、S537を実行する。
制御部31は、定着排紙センサS3から発せられる信号がオン信号からオフ信号に変化した時から予め設定された所定時間が経過したと判定した場合は(S537:YES)、全ての電動モータM1〜M6を停止させて、本処理を終了させる(S539)。
2.7 プレラミネート用紙長検出処理
図18は用紙長検出処理の一例を示す。当該処理では、制御部31は、先ず、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号であるか否かを判定する(S541)。制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号でないと判定した場合は(S541:OFF)、再度、S541を実行する。
制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号であると判定した場合には(S541:ON)、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号となった時を基準として経過時間の計測を開始する(S543)。
次に、制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号であるか否かを判定する(S545)。制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号であると判定した場合には(S545:ON)、再度、S545を実行する。
制御部31は、レジ後センサS2から発せられる信号がオン信号でないと判定した場合は(S545:OFF)、経過時間の計測を停止した後(S337)、プレラミネート用紙長さL2を検出するとともに、プレラミネート用紙長さL2をRAMに記憶させる(S549)。
すなわち、S549において制御部31は、ラミネート処理の実行時にレジ後センサS2が用紙有りを検出していた第2時間T2を利用して用紙長さを検出する。具体的には、制御部31は、第2時間T2に用紙の第2搬送速度V2を乗算した値をラミネート用紙長L2とする。
3.ラミネート処理等に伴うシート搬送作動
画像処理においては、給紙トレイ25Aから供給された用紙は、図2の太い破線で示すように、一対のレジストレーションローラ29→転写ユニット10(感光ドラム8及び転写ローラ15等)→定着器11の順に搬送され、第1排出部19に至る。
そして、ベルト13にて用紙が転写ユニット10内を搬送される際に、感光ドラム8に担持されている現像剤像が当該用紙に転写される。現像剤像が転写された定着器11にて加熱される。このため、当該現像剤像が当該用紙に溶着して定着する。
ラミネート処理が開始されると、スイッチバックローラ18C、18Dの回転が逆転され、画像が形成された用紙は、図3→図4の順に示されるように、再搬送部23に向けて再搬送される。
このとき、図5→図6に示すように、第1フィルムトレイ27A及び第2フィルムトレイ28Aから樹脂フィルムが、転写ユニット10の入口側、つまり一対のレジストレーションローラ29側に供給される。
そして、一対のレジストレーションローラ29が回転し始めると、一対の樹脂フィルムが厚み方向両側に重ね合わされた用紙、つまりプレラミネート用紙が転写ユニット10を経由して定着器11に搬送される(図7参照)。
定着器11に搬送されてきたプレラミネート用紙は定着器11にて加熱される。このため、一対の樹脂フィルムは用紙に熱圧着される。加熱圧着されたラミネート用紙は、第2排出部17からストレートトレイ30に向けて排出される(図8参照)。
このとき、搬送速度(第2搬送速度V2)は、画像形成処理時の搬送速度(第1搬送速度V1)より小さい搬送速度である。さらに、定着器11の加熱温度(第2加熱温度T2)は、画像形成処理時の加熱温度(第1加熱温度T2)より高い温度である。
4.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、用紙に現像剤像を転写・定着させた後、当該用紙を再搬送部23を経由して再搬送しながら現像剤を自然冷却して当該現像剤を確実に用紙に定着させた後、樹脂フィルムを当該用紙に熱圧着する。
このとき、本実施形態に係る再搬送部23は、転写ユニット10及び定着器11より鉛直方向下方側に設けられ、かつ、定着器11から排出された用紙は、再搬送部23及び転写ユニット10を経由して再び定着器11に供給される。このため、本実施形態では、現像剤を自然冷却するために十分な時間を確保可能となるので、用紙に転写された現像剤を確実に用紙に固着させることができる。
一方、本実施形態では、現像剤が十分に自然冷却されるので、樹脂フィルムを熱圧着する際に必要な熱エネルギが特許文献1に比べて大きくなる。これに対して、本実施形態では、定着速度変更制御及び定着温度変更制御を実行するので、熱圧着に必要な熱エネルギが不足してしまうことを抑制できる。
定着速度変更制御は、定着器11がプレラミネート用紙を搬送する搬送速度を、画像形成処理を実行する場合に定着器11が用紙を搬送する搬送速度より小さくする制御である。定着温度変更制御は、定着器11がプレラミネート用紙を加熱する温度を、画像形成処理を実行する場合に定着器11が用紙を加熱する温度より高くする制御である。
以上のように、本実施形態によれば、画像が形成された用紙に確実に画像を形成しながら、樹脂フィルムを加熱圧着することが可能な画像形成装置を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、用紙に現像剤像を定着する定着処理と、用紙に樹脂フィルムを熱圧着するラミネート処理のそれぞれにおいて最適な条件(搬送速度・温度)で処理するので、作成されたラミネート用紙の品質が高い。換言すれば、本実施形態では、「用紙に形成される画像の画質」を良くすることと、「樹脂フィルムと用紙との接着強度」を高めることとを両立できる。
本実施形態では、定着処理を実行した後、定着排紙センサS3が用紙の後端が通過したことを検出した時から所定時間が経過した後に、用紙の再搬送を開始するので、画像形成後の用紙が定着器11から確実に抜け出した後に再搬送を実行できる。
ところで、ラミネート処理中は、感光ドラム8の表面に形成された静電潜像に現像ローラ7Aに現像剤を付着させる処理(以下、現像処理という。)を実行する必要がない。そこで、本実施形態では、定着器11による定着処理の終了後、用紙を再搬送する前に、離間機構16を作動させて現像ローラ7Aを感光ドラム8から離間させる。
これにより、現像ローラ7A及び感光ドラム8等を駆動するプロセスモータM2の負荷を小さくできるので、プロセスモータM2の消費電力を低減できる。
さらに、現像ローラ7Aを感光ドラム8から離間させることにより、現像ローラ7Aと感光ドラム8とが必要以上に接触した状態で回転することを抑制できるので、現像ローラ7A及び感光ドラム8の摩耗及び傷みの進行を抑えることができる。
したがって、「ラミネート処理中も現像ローラ7Aを感光ドラム8に接触させ続ける場合」に比べて、現像ローラ7A及び感光ドラム8の耐久性を向上させて長寿命化を図ることが可能となる。
本実施形態では、再搬送部センサS4からオン信号が発せられた時を基準とする経過時間Tpが予め設定された第1待機時間Tw1が経過した時に第2フィルム供給装置28Bを作動させる。
これにより、搬送部内の用紙の位置や用紙詰まりを検出するために設けられている既存の再搬送部センサS4の信号を利用して、樹脂フィルムを供給するタイミングを決めるので、新たなセンサを設ける必要がない。
ところで、用紙長さL1よりプレラミネート用紙長さL2が長い場合には、用紙を挟まない樹脂フィルムだけの部分が定着器11に送り込まれることになる。用紙を挟まない樹脂フィルムだけの部分が定着器11に送り込まれると、定着器11の熱で軟化した樹脂フィルムが定着器11内で絡まって詰まってしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、用紙長さL1とプレラミネート用紙長さL2比較し、用紙長さL1よりプレラミネート用紙長さL2が長い場合には、定着器11に向けてプレラミネート用紙を搬送することを中止し、ラミネート処理の実行を禁止する。これにより、樹脂フィルムが定着器11内で絡まって詰まってしまう等の不具合が発生することを抑制できる。
本実施形態では、用紙センサS7が用紙有りを検出し、かつ、第1フィルムセンサS5及び第2フィルムセンサS6がフィルム有りを検出している場合には、ラミネート処理が実行可能な状態とする。これにより、ラミネート処理に必要な用紙とフィルムが両方ともある場合に限り、ラミネート処理を実行可能となり、確実にラミネート用紙が得られる。
本実施形態では、定着器11により樹脂フィルムが用紙に熱圧着され、ラミネート用紙が作成された場合、当該ラミネート用紙は、第1排出経路19Aよりも曲率半径の大きい第2排出経路17Aを経由して第2排出部17から外部に排出される。
定着器11を通過した直後のラミネート用紙は樹脂フィルムが熱で軟化した状態であり、搬送されながら徐々に放熱して硬化する。このとき、本実施形態では、ラミネート用紙は第2排出部17から排出されるため、利用者は、手動操作にてラミネート用紙の排出先を切り替えることなく、カールが少ないラミネート用紙を得ることができる。
このとき、本実施形態では、第1転向ガイド21A及び第2転向ガイド21Bにより排出先を切り替えるので、簡単な構造でラミネート用紙の排出先を切り替えることができる。
本実施形態では、第1フィルムトレイ27A及び第2フィルムトレイ28Aは、鉛直方向上側から順に、第1フィルムトレイ27A、第2フィルムトレイ28Aに配設されている。
つまり、第1フィルムトレイ27Aに収納されている樹脂フィルムは用紙の画像形成面、つまり表面に圧着される。第2フィルムトレイ28Aに収納されている樹脂フィルムは用紙の画像形成面と反対の面、つまり裏面に圧着される。
したがって、各フィルムトレイ27A、28Aの位置が、ラミネート用紙の重ね合わせ順と同じ順になるので、利用者にとって樹脂フィルムと用紙を入れる場所を直感的に理解し易く間違え難い。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、離間機構16を作動させて現像ローラ7Aを感光ドラム8から離間させた後(S503)、第1転向ガイド21Aを第1位置とし、ストレートトレイ30を開放位置とした。
しかし、本発明はこれに限定されるものでない。例えば、レジ後センサS2がオン信号を発したタイミング又は当該タイミングより後に第1転向ガイド21Aを第1位置から第2位置に変位させてもよい。これにより、最適なタイミングでラミネート用紙を第1排出部19へ案内する第1モードからラミネート用紙を第2排出部17へ案内する第2モードに切替えることができる。
上述の実施形態の実施形態に係る第1フィルムトレイ27A及び第2フィルムトレイ28Aは、装置本体内に着脱可能に装着されたトレイであった。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、装置本体から突出する多目的トレイにて第1フィルムトレイ27A及び第2フィルムトレイ28Aのうち少なくとも一方のトレイを構成してもよい。
上述の実施形態では、第1フィルムトレイ27A及び第2フィルムトレイ28Aを備えていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第2フィルムトレイ28Aを廃止してもよい。第1フィルムトレイ27Aを廃止した場合、樹脂フィルムは表面に熱圧着され、裏面には熱圧着されない。
上述の実施形態では、定着速度変更制御及び定着温度変更制御を実行した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、定着速度変更制御及び定着温度変更制御のうちいずれか一方の変更制御のみを実行してもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 画像形成装置 3A… 排紙トレイ 5… 画像形成部
7… 現像カートリッジ 7A… 現像ローラ 8… 感光ドラム
9… 露光器 10… 転写ユニット 11… 定着器
13… ベルト 15… 転写ローラ 16… 離間機構
16A… 離間カム 17… 第2排出部 17A… 第2排出経路
18A… 第1排紙ローラ 18B… 第1案内シュート
18C… 第2排紙ローラ 18D… 排紙ローラ
18E… 第2案内シュート 19… 第1排出部
19A… 第1排出経路 21… 転向ガイド 21A… 第1転向ガイド
21B… 第2転向ガイド 23… 再搬送部 23A… 再搬送ローラ
25… 用紙供給部 25A… 給紙トレイ 25B… 給紙装置
27… 第1フィルム供給部 27A… 第1フィルムトレイ
27B… 第1フィルム供給装置 28… 第2フィルム供給部
28A… 第2フィルムトレイ 28B… 第2フィルム供給装置
29… レジストレーションローラ 30… ストレートトレイ
31… 制御部

Claims (9)

  1. 用紙の表裏両面に画像形成可能な電子写真方式の画像形成装置において、
    現像剤像を用紙に転写する転写ユニットと、
    前記転写ユニットから排出された用紙を加圧しながら加熱するための定着器と、
    前記転写ユニット及び前記定着器より鉛直方向下方側に設けられ、前記定着器から排出された用紙を前記転写ユニットに再搬送するための再搬送部と、
    前記再搬送部より鉛直方向上方側に設けられ、フィルムが支持可能なフィルムトレイと、
    前記再搬送部を経由して再搬送されてきた用紙とフィルムとを前記転写ユニットの入口側で重ね合わせるために、前記フィルムトレイに支持されているフィルムを前記転写ユニットの入口側に供給するフィルム供給装置と、
    前記定着器の作動を制御する制御部であって、前記フィルム供給装置によりフィルムが供給されたときの搬送速度を前記フィルム供給装置によりフィルムが供給されていないときの搬送速度より小さくする定着速度変更制御、及び前記フィルム供給装置によりフィルムが供給されたときの加熱温度を前記フィルム供給装置によりフィルムが供給されていないときの加熱温度より高くする定着温度変更制御のうち少なくとも一方の制御機能を実行可能な制御部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記再搬送部より鉛直方向下方側に設けられ、現像剤像が転写される用紙を支持可能な給紙トレイを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記再搬送部に設けられ、少なくとも用紙の搬送方向前端又は後端が通過した時に信号を発するセンサを備え、
    前記フィルム供給装置は、前記信号が発信されたタイミング又当該タイミングより後にフィルムの供給を開始することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 用紙の表裏両面に画像形成可能な電子写真方式の画像形成装置において、
    現像剤像を用紙に転写し、当該用紙を排出する転写ユニットと、
    前記転写ユニットの用紙搬送方向下流側に設けられ、当該転写ユニットから排出された用紙を加圧しながら加熱して排出する定着器と、
    現像剤像が転写される用紙を支持可能な給紙トレイと、
    前記転写ユニットより用紙搬送方向上流側に設けられ、前記給紙トレイに支持されている用紙を前記転写ユニット側に供給する給紙装置と、
    前記定着器から排出された用紙を前記転写ユニットの用紙搬送方向上流側に再搬送する再搬送部と、
    前記定着器より用紙搬送方向下流側に設けられ、当該定着器から排出された用紙を前記再搬送部側に送り出すためのスイッチバックローラと、
    前記転写ユニットの用紙搬送方向上流側に設けられ、フィルムが支持可能なフィルムトレイと、
    前記フィルムトレイに支持されているフィルムを前記転写ユニットの用紙搬送方向上流側に供給するためのフィルム供給装置と、
    前記転写ユニット、前記給紙装置、前記定着器、前記スイッチバックローラ及び前記フィルム供給装置の作動を制御する制御部とを備え
    前記制御部は、
    少なくとも前記給紙装置、前記転写ユニット及び前記定着器を作動させて用紙に画像を形成する画像形成処理、
    少なくとも前記定着器、前記スイッチバックローラ及び前記フィルム供給装置を作動させて、前記再搬送部を経由して前記転写ユニットの入口側に搬送されてきた用紙にフィルムを重ね合わせてプレラミネート用紙を作成した後、当該プレラミネート用紙を前記定着器にて加熱・圧着してフィルムを用紙に接着させたラミネート用紙を作成するラミネート処理、並びに
    前記ラミネート処理において、前記定着器にてフィルムを加熱・圧着する際に、定着速度変更制御及び定着温度変更制御のうち少なくとも一方の制御を実行する接着処理が実行可能であり、
    前記定着速度変更制御は、前記定着器が前記プレラミネート用紙を搬送する搬送速度を、前記画像形成処理を実行する場合に前記定着器が用紙を搬送する搬送速度より小さくする制御であり、
    前記定着温度変更制御は、前記定着器が前記プレラミネート用紙を加熱する温度を、前記画像形成処理を実行する場合に前記定着器が用紙を加熱する温度より高くする制御である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記転写ユニットは、
    用紙に転写する現像剤像を保持する感光ドラム、
    前記感光ドラムに接触して回転しながら当該感光ドラムに現像剤を供給する現像ローラ、及び
    前記現像ローラを前記感光ドラムから離間させて現像ローラへの駆動力の供給を遮断する離間機構を有し、
    前記制御部は、
    前記ラミネート処理を実行する際には、前記離間機構を制御して前記現像ローラを前記感光ドラムから離間させる離間処理を実行する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記再搬送部に設けられ、少なくとも用紙の搬送方向前端が通過した時に信号を発する再搬送部センサを備え、
    前記制御部は、前記再搬送部センサが前記信号を発した時から所定時間が経過したときに前記フィルム供給装置を作動させてフィルムを供給する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記給紙トレイに用紙が有るか否かを検出するための用紙センサと、
    前記フィルムトレイにフィルムが有るか否かを検出するためのフィルムセンサとを備え、
    前記制御部は、前記用紙センサが用紙有りを検出し、かつ、前記フィルムセンサがフィルム有りを検出している場合に、前記ラミネート処理が実行可能な状態とすることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記転写ユニットの入口側に設けられ、用紙の前縁に接触して搬送タイミングを調整する一対のレジストレーションローラと、
    前記一対のレジストレーションローラの出口側に設けられ、用紙又は前記プレラミネート用紙の有無に応じた信号を発するレジ後センサとを備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成処理の実行時に前記レジ後センサが用紙有りを検出していた第1時間を利用して用紙長さを検出する用紙長検出処理、
    前記ラミネート処理の実行時に前記レジ後センサが前記プレラミネート用紙有りを検出していた第2時間を利用して前記プレラミネート用紙の長さを検出するプレラミネート用紙長検出処理、並びに
    前記用紙長検出処理にて検出された用紙長と前記プレラミネート用紙長検出処理にて検出されたプレラミネート用紙長と比較し、前記用紙長よりも前記プレラミネート用紙長が長い場合に、前記定着器にてフィルムを加熱・圧着する処理の実行を禁止する禁止処理が実行可能である
    ことを特徴とする請求項4ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、
    前記接着処理において、少なくとも前記定着速度変更制御を実行し、
    前記用紙長検出処理において、前記第1時間に用紙の搬送速度を乗算した値を前記用紙長とし、
    前記プレラミネート用紙長検出処理において、前記第2時間にプレラミネート用紙の搬送速度を乗算した値を前記プレラミネート用紙長とする
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
JP2016086224A 2016-04-22 2016-04-22 画像形成装置 Pending JP2017194636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016086224A JP2017194636A (ja) 2016-04-22 2016-04-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016086224A JP2017194636A (ja) 2016-04-22 2016-04-22 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017194636A true JP2017194636A (ja) 2017-10-26

Family

ID=60156040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016086224A Pending JP2017194636A (ja) 2016-04-22 2016-04-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017194636A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11825046B2 (en) 2021-09-14 2023-11-21 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, image forming apparatus, and non-transitory recording medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11825046B2 (en) 2021-09-14 2023-11-21 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, image forming apparatus, and non-transitory recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6962075B2 (ja) 画像形成装置
CN101738914B (zh) 图像形成设备
US20210325808A1 (en) Sheet processing apparatus, laminator, image forming apparatus, and image forming system
JP5482166B2 (ja) 画像形成装置、制御装置、およびプログラム
JP2021178714A (ja) シート処理装置、ラミネート処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP6852278B2 (ja) 画像形成装置
JP6772485B2 (ja) 画像形成装置
JP4697301B2 (ja) 記録材処理装置
JP2020140114A (ja) 画像形成装置
JP5962557B2 (ja) 画像形成システム
AU2019451355B2 (en) Fixing device and image-forming apparatus
JP2017194636A (ja) 画像形成装置
JP2022014644A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成システム
JP2017194635A (ja) 画像形成装置
JP5173161B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5949619B2 (ja) 画像形成システム
US11926133B2 (en) Sheet laminator, image forming apparatus, and image forming system
JP2013145305A (ja) 画像形成装置及び処理ユニット
JP5346824B2 (ja) 画像形成装置
JP2005219849A (ja) シート材接着装置及び画像形成装置
JP2018140869A (ja) 画像形成装置
JP4290035B2 (ja) 画像形成装置
JP4962911B2 (ja) 搬送装置及び画像形成装置
JP2015110455A (ja) 画像形成装置
JP5333020B2 (ja) 排紙積載装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200714