JP2017194583A - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動用カムピン170の中心から光軸AXに下ろした中心線NLに直交し且つ光軸AXを通る平面で、レンズ鏡筒を駆動用カムピン170が存在する側を近側部NSDとし、近側部NSDと反対の側を遠側部FSDとする。衝撃力を受けて第3保持枠115が矢印B方向に変位した場合、第3保持枠115と第4保持枠117とは、そのうち少なくとも一方が近側部NSDにおける最先当接部に、最初に衝接する。
【選択図】図9
Description
光軸方向に沿って延在する第1ガイド軸と第2ガイド軸を取り付けた固定筒と、
周面にカム溝を形成し、前記固定筒に対して回転するカム筒と、
前記第1ガイド軸に案内されつつ光軸方向に移動可能に配置され、前記カム筒のカム溝に係合するカムピンを備えた、レンズを保持する第1移動枠と、
前記第2ガイド軸に案内されつつ光軸方向に移動可能に配置された第2移動枠と、を有し、
前記カムピンの中心から光軸に下ろした中心線に直交し且つ光軸を通る平面で、前記レンズ鏡筒を区分けした場合において、前記カムピンが存在する側を近側部とし、前記近側部と反対の側を遠側部とすると、前記レンズ鏡筒に対して衝撃力が付与されることにより、前記第1ガイド軸と前記第1移動枠が前記中心線に沿った方向に変位したときは、そのうち少なくとも一方が前記近側部における前記第2移動枠の最先当接部に最初に接するものである。
光軸方向に沿って延在するガイド軸を取り付けた固定筒と、
周面にカム溝を形成し、前記固定筒に対して回転するカム筒と、
前記ガイド軸に案内されつつ光軸方向に移動可能に配置され、前記カム筒のカム溝に係合するカムピンを備えた、レンズを保持する移動枠と、を有し、
前記カムピンの中心から光軸に下ろした中心線に直交し且つ光軸を通る平面で、前記レンズ鏡筒を区分けした場合において、前記カムピンが存在する側を近側部とし、前記近側部と反対の側を遠側部とすると、前記レンズ鏡筒に対して衝撃力が付与されることにより、前記ガイド軸と前記移動枠が前記中心線に沿った方向に変位したときは、そのうち少なくとも一方が前記近側部における前記固定筒の最先当接部に最初に接するものである。
図2は、デジタルスチルカメラ1に取り付けられる本実施の形態にかかるレンズ鏡筒100の斜視図であり、図3は、レンズ鏡筒100を光軸方向物体側から見た正面図であり、図4は、図3のレンズ鏡筒100をIV-IV線で切断して矢印方向に見た図であり、撮影時の状態を示す。図5は、図3のレンズ鏡筒100をV-V線で切断して矢印方向に見た図であり、カメラ本体部への沈胴時の状態を示す。図6は、内側固定筒を取り出して示す斜視図である。
図13は、比較例にかかるレンズ鏡筒の図9と同様な図であり、図14は、比較例にかかるレンズ鏡筒の図10と同様な図である。この比較例では、上述した実施の形態に対し、第4保持枠117の形状が異なる。より具体的には、図に示すように,第4保持枠117は、第3保持枠115の環状の軸受部115aの外周に近接する部位が切り取られており、すなわち支持部を形成していない。
図17は、第2の実施の形態にかかるレンズ鏡筒の図9と同様な図であり、図18は、第2の実施の形態にかかるレンズ鏡筒の図10と同様な図であるが、内側固定筒と回転筒は省略している。この第2の実施の形態では、上述した実施の形態に対し、第4保持枠117の形状が異なる。より具体的には、図に示すように,第4保持枠117は、第3保持枠115の環状の軸受部115aの外周に近接する部位が切り取られている代わりに、カムピンの支持部115cに近接して、支持部(最先当接部)117dを形成している点が異なる。
図19は、第3の実施の形態にかかるレンズ鏡筒の図9と同様な図であり、図20は、第3の実施の形態にかかるレンズ鏡筒の図10と同様な図であるが、内側固定筒と回転筒は省略している。この第3の実施の形態でも、第1の実施の形態に対し、第4保持枠117の形状が異なる。より具体的には、図に示すように,第4保持枠117は、第3保持枠115の環状の軸受部115aの外周に近接し、更にカムピンの支持部115cに近接する支持部(最先当接部)117eを形成している点が異なる。
図21は、第4の実施の形態にかかる撮影時のレンズ鏡筒100を、図3のV-V線の位置で切断して矢印方向に見た図であり、図22は、第4の実施の形態にかかる沈胴時のレンズ鏡筒100を、図3のV-V線の位置で切断して矢印方向に見た図である。図23は、図20の構成において矢印XXIIIで示す部位を拡大して示す図である。図24は、本実施の形態の変形例において、沈胴時のレンズ鏡筒100において、理解しやすいように外側固定筒及び内側固定筒の一部をカットすると共に、第4保持枠を外した状態を示す断面図であり、図25は、図24の構成を示す斜視図である。
2 撮像部
3 カメラ本体部
4 フラッシュ発光部
5 シャッタボタン
6 表示部
8 切換スイッチ
9 ズームスイッチ
13 メモリカード
100 レンズ鏡筒
110 外側固定筒
110a 環状板部
110b 支持部
111 ガイド溝
112 第1保持枠
113 第2保持枠
114A、114B ガイド軸
115 第3保持枠
115a 軸受部
115b 軸受部
115c 支持部
116A−116C ガイド軸
117 第4保持枠
117a 軸受部
117b 軸受部
117c 支持部
117d 支持部
117e 支持部
117p 突起
118 第5保持枠
119 シャッタ機構
120 直進筒
121 突起
125 移動枠
130 回転筒
131 カム溝
132 駆動用カム溝
132a 底壁
132b 側面
140 内側固定筒
140a 孔
150 ピン
170 駆動用カムピン
170a 頭部
171 衝撃吸収用カムピン
G 重心
L1-L5 レンズ群
MT1 モータ
MT2 モータ
NSD 近側部
FSD 遠側部
TM 動力伝達機構
Claims (17)
- 撮像装置のボディに取り付けられるレンズ鏡筒であって、
光軸方向に沿って延在する第1ガイド軸と第2ガイド軸を取り付けた固定筒と、
周面にカム溝を形成し、前記固定筒に対して回転するカム筒と、
前記第1ガイド軸に案内されつつ光軸方向に移動可能に配置され、前記カム筒のカム溝に係合するカムピンを備えた、レンズを保持する第1移動枠と、
前記第2ガイド軸に案内されつつ光軸方向に移動可能に配置された第2移動枠と、を有し、
前記カムピンの中心から光軸に下ろした中心線に直交し且つ光軸を通る平面で、前記レンズ鏡筒を区分けした場合において、前記カムピンが存在する側を近側部とし、前記近側部と反対の側を遠側部とすると、前記レンズ鏡筒に対して衝撃力が付与されることにより、前記第1ガイド軸と前記第1移動枠が前記中心線に沿った方向に変位したときは、そのうち少なくとも一方が前記近側部における前記第2移動枠の最先当接部に最初に接するレンズ鏡筒。 - 前記中心線に沿った方向において、前記第1ガイド軸又は前記第1移動枠と、前記第2移動枠の最先当接部との隙間は、前記第1ガイド軸又は前記第1移動枠と、前記固定筒との最小隙間より小さい請求項1に記載のレンズ鏡筒。
- 前記レンズ鏡胴は、前記撮像装置のボディに対して沈胴可能であって、前記レンズ鏡胴が沈胴したときに、前記中心線に沿った方向において、前記第1ガイド軸又は前記第1移動枠と、前記第2移動枠の最先当接部との隙間が、前記第1ガイド軸又は前記第1移動枠と、前記固定筒との最小隙間より小さくなる請求項2に記載のレンズ鏡筒。
- 前記第2ガイド軸は、前記近側部に配置されている請求項1〜3のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
- 前記第1ガイド軸において、前記第1ガイド軸又は前記第1移動枠が前記第2移動枠の最先当接部に最初に接するまでに生じる歪みは、その弾性変形領域内に収まる請求項1〜4のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
- 光軸方向において、前記第1移動枠の重心と前記カムピンとの間で、前記第1ガイド軸又は前記第1移動枠が前記第2移動枠の最先当接部に接する請求項1〜5のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
- 前記第1ガイド軸の長さは50mm以下である請求項1〜6のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
- 前記第1移動枠の重さは10g以上である請求項1〜7のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
- 撮像装置のボディに取り付けられるレンズ鏡筒であって、
光軸方向に沿って延在するガイド軸を取り付けた固定筒と、
周面にカム溝を形成し、前記固定筒に対して回転するカム筒と、
前記ガイド軸に案内されつつ光軸方向に移動可能に配置され、前記カム筒のカム溝に係合するカムピンを備えた、レンズを保持する移動枠と、を有し、
前記カムピンの中心から光軸に下ろした中心線に直交し且つ光軸を通る平面で、前記レンズ鏡筒を区分けした場合において、前記カムピンが存在する側を近側部とし、前記近側部と反対の側を遠側部とすると、前記レンズ鏡筒に対して衝撃力が付与されることにより、前記ガイド軸と前記移動枠が前記中心線に沿った方向に変位したときは、そのうち少なくとも一方が前記近側部における前記固定筒の最先当接部に最初に接するレンズ鏡筒。 - 前記中心線に沿った方向において、前記ガイド軸又は前記移動枠と、前記固定筒の最先当接部との隙間は、前記ガイド軸又は前記移動枠と、前記固定筒の最先当接部以外の部位との隙間より小さい請求項9に記載のレンズ鏡筒。
- 前記レンズ鏡胴は、前記撮像装置のボディに対して沈胴可能であって、前記レンズ鏡胴が沈胴したときに、前記中心線に沿った方向において、前記ガイド軸又は前記移動枠と、前記固定筒の最先当接部との隙間が、前記ガイド軸又は前記移動枠と、前記固定筒の最先当接部以外の部位との隙間より小さくなる請求項9又は10に記載のレンズ鏡筒。
- 前記ガイド軸において、前記ガイド軸又は前記移動枠が前記固定筒の最先当接部に最初に接するまでに生じる歪みは、その弾性変形領域内に収まる請求項9〜11のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
- 光軸方向において、前記移動枠の重心と前記カムピンとの間で、前記ガイド軸又は前記移動枠が前記固定筒の最先当接部に接する請求項9〜12のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
- 前記ガイド軸の長さは50mm以下である請求項9〜13のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
- 前記移動枠の重さは10g以上である請求項9〜14のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
- 前記遠側部には前記カム溝に係合する他のカムピンを設けていない請求項1〜15のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
- 請求項1〜16のいずれかに記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする撮像装置。
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JP2016085049A JP6648622B2 (ja) | 2016-04-21 | 2016-04-21 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
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JP2016085049A JP6648622B2 (ja) | 2016-04-21 | 2016-04-21 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020096257A1 (ko) * | 2018-11-09 | 2020-05-14 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 액츄에이터 및 이를 포함하는 카메라 모듈 |
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2016
- 2016-04-21 JP JP2016085049A patent/JP6648622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2020096257A1 (ko) * | 2018-11-09 | 2020-05-14 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 액츄에이터 및 이를 포함하는 카메라 모듈 |
KR20200053755A (ko) * | 2018-11-09 | 2020-05-19 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 액츄에이터 |
KR102616778B1 (ko) * | 2018-11-09 | 2023-12-26 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 액츄에이터 |
US11971652B2 (en) | 2018-11-09 | 2024-04-30 | Lg Innotek Co., Ltd. | Camera actuator and camera module including the same |
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