JP2017194078A - 2重配管の製造方法 - Google Patents

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【課題】2重配管を製造する際には、第1の配管の内周面に第2の配管の外周面が接触して引っ掛かることを十分に抑止し、2重配管を容易に製造できるようにする。【解決手段】第1の配管1の内径より小さい外径の第2の配管2を第1の配管1の中に進入させて2重配管を製造する2重配管の製造方法であって、第2の配管2を収容するボックス3を用い、ボックス3は、ボックス3内に収容された第2の配管2の一方の端2aをボックス3から排出する排出口30と、ボックス3内にエアを供給しボックス3内を加圧するエア供給口31と、を備え、排出口30に第1の配管1の一方の端1aを接続し、エア供給口31からボックス3内にエアを供給しボックス3内の圧力を上昇させ、排出口30に接続される第1の配管1から排気するエアの気流に沿って第2の配管2を第1の配管1の中に進入させて2重配管7を製造する2重配管の製造方法である。【選択図】図1

Description

本発明は、第1の配管の内径より小さい外径の第2の配管を第1の配管の中に進入させて2重配管を製造する2重配管の製造方法に関する。
研削装置等に配設されるハイトゲージ等は、例えば研削装置内において、収容箱にゲージの読み取り部が収容された状態で配設されている。この収容箱には、収容箱内の圧力を大気に開放するための大気圧開放ポートが備えられており、この大気圧開放ポートには、例えば、2重配管(例えば、特許文献1参照)が取り付けられている。
2重配管は、第1の配管の内径より小さい外径の第2の配管を、第1の配管の中に進入させることで製造されている。ここで、第1の配管の中に第2の配管を進入させる際に、第1の配管の内周面に第2の配管の外周面が接触して引っ掛かることで、第2の配管が進入しにくくなるという問題がある。その為、従来においては、第2の配管を第1の配管内に進入しやすくさせるために、第1の配管の一方の端側から吸引を行い、第1の配管の他方の端側から第2の配管を進入させることで2重配管を製造している。
特開2012-077786号公報
しかし、従来の2重配管の製造方法では、吸引によっては第1の配管内に流速の遅い気流しか発生させられないことから、第2の配管の第1の配管内への進入を補助しきれず、そのため、第1の配管内への第2の配管の進入時に起こる第2の配管の引っ掛かりを十分に抑止できてはいなかった。
そのため、2重配管を製造する際には、第1の配管の内周面に第2の配管の外周面が接触して引っ掛かってしまうことを十分に抑止し、2重配管を容易に製造できるようにするという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、第1の配管の内径より小さい外径の第2の配管を該第1の配管の中に進入させて2重配管を製造する2重配管の製造方法であって、該第2の配管を収容するボックスを用い、該ボックスは、該ボックス内に収容された該第2の配管の一方の端を該ボックスから排出する排出口と、該ボックス内にエアを供給し該ボックス内を加圧するエア供給口と、を備え、該排出口に該第1の配管の一方の端を接続し、該エア供給口から該ボックス内にエアを供給し該ボックス内の圧力を上昇させ、該排出口に接続される該第1の配管から排気するエアの気流に沿って該第2の配管を該第1の配管の中に進入させて2重配管を製造する2重配管の製造方法である。
本発明に係る2重配管の製造方法は、第2の配管を収容するボックスを用い、ボックスは、ボックス内に収容された第2の配管の一方の端をボックスから排出する排出口と、ボックス内にエアを供給しボックス内を加圧するエア供給口と、を備え、排出口に第1の配管の一方の端を接続し、エア供給口からボックス内にエアを供給しボックス内の圧力を上昇させ、排出口に接続される第1の配管から排気するエアの気流に沿って第2の配管を第1の配管の中に進入させることで、エアの気流により2重配管を容易に製造できる。また、2重配管の製造時に、第1の配管の内部が一定方向に流動するエアによって満たされるため、第1の配管の内周面と第2の配管の外周面との間にエアが介在し隙間が維持された状態で第2の配管が第1の配管内に進入していくことから、第2の配管が第1の配管に引っ掛かることがなくなるので、2重配管を容易に製造できる。
2重配管の製造に用いるボックスの内部構造の一例を示す斜視図である。 第1の配管の一方の端が接続されたボックスの排出口の近傍を拡大して示す斜視図である。
本発明に係る2重配管の製造方法に用いられ図1に示す第2の配管2を収容するボックス3は、図示の例においては、その外形が立方体状に形成されており、その内部には、第2の配管2が、配管リール5に巻回された状態で収容されている。第2の配管2は、例えば、塩化ビニル等の樹脂からなり、可撓性を備えており、その外径は、図2に示すように第1の配管1の内径よりも小さくなるように形成されている。
図1に示すように、ボックス3の前面3a側(−Y方向側)の上部には、ボックス3内に収容された第2の配管2の一方の端2aをボックス3から排出する排出口30が設けられている。図2に示すように、パイプ状の排出口30の内径は、第1の配管1が嵌合する大きさとなっており、第1の配管1の一方の端1aを排出口30に接続した場合に、第1の配管1の外周面と排出口30との間には隙間が生じないようになっている。
第1の配管1は、例えば、金属製の直管パイプであり、その内径が第2の配管2を挿入できる大きさで、かつ、その外径が排出口30に嵌合する大きさに形成されている。なお、第1の配管1は、可撓性を有するチューブであってもよい。
ボックス3の上面3c側(+Z方向側)の後部には、エア供給口31が設けられており、エア供給口31には、圧縮空気等を供給するエア供給源32が接続されている。また、ボックス3の上面3cは、開閉可能となっている。エア供給源32から供給されるエアは、エア供給口31を通り、ボックス3内に供給され、ボックス3内を加圧し、排出口30からボックス3外部に排気される。
ボックス3の内部に収容される配管リール5は、回動自在なリールであり、第2の配管2が巻回された状態となっている。配管リール5は、例えば、第2の配管2が外周に巻回される円筒状の胴体部51と、胴体部51の軸方向(図示の例においては、X軸方向)の両端部からフランジ状に突出する円形状の側板部52とを備えている。側板部52は、巻回されている状態の第2の配管2の位置を、胴体部51の外周面上に規制するものである。配管リール5は、ボックス3内に配設され軸方向がX軸方向である2本の支持ローラ54上に載置された状態になっている。また、胴体部51の円筒中心には、配管リール5の回転中心となる回転軸53がX軸方向に向かって挿通されて固定されている。この回転軸53は、例えば、その両端部がボックス3の側面3dに対してそれぞれ固定されている。例えば、回転軸53の一端に、ボックス3外に配設された図示しないハンドルが接続されているものとして、作業者がこのハンドルを回動させることで、配管リール5を回動させることができるように構成されていてもよい。
本実施形態においては、ボックス3の内部に、第2の配管2を排出口30に向かって送り込む送り込み手段4が配設されている。送り込み手段4は、例えば、第2の配管2を互いの間に挟持する回転ローラ40、41と、回転ローラ41を回転させるモータ42とから構成されている。モータ42は、図示しない制御手段によって、その動作を制御することができる。
回転ローラ40、41は、Z軸方向の軸心を軸としてそれぞれが回転可能となっており、同一の高さ位置にX軸方向に並ぶように配設されており、その外形は、回転ローラ40の外周面を軸方向の中間部の直径が縮径するように円柱を湾曲させた形に形成されている。第2の配管2を回転ローラ40、41とにより挟み込んだ後に、モータ42が回転ローラ41を回転させることで、送り込み手段4によって第2の配管2を排出口30側に向かって送り込むことができる。
以下に、図1及び図2を用いて、ボックス3を使用して、第1の配管1と第2の配管2とから2重配管を製造する製造方法の各工程について説明する。
まず、ボックス3の排出口30に、第1の配管1の一方の端1aを嵌合させて接続する。また、作業者が図1に示すボックス3の上面3cを開き、第2の配管2を配管リール5から所定の長さだけ引き出し、その一端2aを排出口30に進入させる。この際、第2の配管2が巻回されていた配線リール5は、+X方向側から見て反時計回り方向に回転する。このように第2の配管2をセットした後、作業者が、ボックス3の上面3cを閉じて、ボックス3を密閉させる。
次いで、エア供給源32から、ボックス3に対してエアFを供給する。エアFが、エア供給口31を通りボックス3内に供給されることで、ボックス3内の圧力が上昇する。ボックス3内部にエアFが供給され続け、ボックス3内部にエアFが充満すると、エアFは、排出口30から第1の配管1を通り、ボックス3外部に排出されていくようになる。
エアFが排出口30から第1の配管1を通りボックス3外部に排出されていくのに伴って、排出口30から第1の配管1の内部には、エアFによる−Y方向側へと向かう気流が発生する。この気流により、第2の配管2の一端2aが排出口30から第1の配管1の内部へと引き込まれていき、それと同時に、第2の配管2が配管リール5からさらに引き出されていく。この際に、例えば、モータ41により回転ローラ41を回転させることで、回転ローラ40及び回転ローラ41によって第2の配管2を排出口30側に向かって送り込むことで、エアFの気流による第2の配管2の第1の配管1内への引き込みを補助するものとしてもよい。
例えば、ボックス3に吸引源を接続し、ボックス3内部のエアを吸引することで生み出される気流よりも、エア供給によるエアFの気流の流速はより早いものになりやすいため、排出口30に接続される第1の配管1から排気されるエアFの気流に沿って、第2の配管2は、第1の配管1の内部に容易に進入していく。また、第1の配管1の内部が−Y方向にのみ流動するエアFによって満たされるため、第1の配管1の内周面と第2の配管2の外周面との間にエアFが介在し隙間が維持された状態で、第2の配管2が第1の配管1内に進入していくことから、第2の配管2が第1の配管1の内周面に引っ掛かることがなくなるので、図2に示すように2重配管7が容易に製造できる。
例えば、第2の配管2の一方の端2aが第1の配管1の他方の端1bを通過し第1の配管1から−Y方向に突き出るまで、第2の配管2を第1の配管1の中に進入させた後、エア供給源32によるボックス3に対するエアFの供給を停止させる。次いで、第1の配管1を、排出口30から取り外し、第1の配管1の一方の端1a側の第2の配管2を切断することで、第1の配管1と第2の配管2とからなる所定の長さの2重配管7が製造できる。
なお、本発明に係る2重配管の製造方法は上記実施形態に限定されるものではなく、また、添付図面に図示されているボックス3等の各構成の大きさや形状等についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
1:第1の配管
2:第2の配管
3:ボックス 30:排出口 31:エア供給口 32:エア供給源
4:送り込み手段 40、41:回転ローラ 42:モータ
5:配管リール 51:胴体部 52:側板部 53:回転軸 54:支持ローラ
7:2重配管

Claims (1)

  1. 第1の配管の内径より小さい外径の第2の配管を該第1の配管の中に進入させて2重配管を製造する2重配管の製造方法であって、
    該第2の配管を収容するボックスを用い、
    該ボックスは、該ボックス内に収容された該第2の配管の一方の端を該ボックスから排出する排出口と、該ボックス内にエアを供給し該ボックス内を加圧するエア供給口と、を備え、
    該排出口に該第1の配管の一方の端を接続し、該エア供給口から該ボックス内にエアを供給し該ボックス内の圧力を上昇させ、該排出口に接続される該第1の配管から排気するエアの気流に沿って該第2の配管を該第1の配管の中に進入させて2重配管を製造する2重配管の製造方法。
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