JP2017192033A - 無線通信システム、無線通信方法および集中制御局 - Google Patents

無線通信システム、無線通信方法および集中制御局 Download PDF

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Abstract

【課題】BSS稠密環境において同時送信を促進してスループットを改善するために、無線基地局のRSSIに基づく位置関係に応じて各無線基地局へのBSS識別子の割り当てを最適化する。【解決手段】所定のチャネルを使用して無線フレームを送受信する複数の無線局により構成されるBSSが隣接して複数存在し、各BSSの無線局がCSMA/CAによるアクセス制御により無線通信を行う無線通信システムにおいて、複数の無線局に接続され、複数の無線局の相互のRSSIを含む無線環境情報を取得し、該RSSIに応じて各無線局がそれぞれ所属するBSSの識別に用いるBSS識別子を各無線局に割り当てる際に、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にあり互いに異なるBSSに所属する2つの無線局に対して、互いに異なるBSS識別子を優先して割り当てる集中制御局を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、無線LAN(Local Area Network)の稠密環境において、各通信局のCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)制御に起因するスループットの低下を改善する無線通信システム、無線通信方法および集中制御局に関する。
近年、ノートパソコンやスマートフォン等の持ち運び可能で高性能な無線端末の普及により企業や公共スペースだけではなく、一般家庭でもIEEE802.11標準規格の無線LANが広く使われるようになっている。IEEE802.11標準規格の無線LANには、 2.4GHz帯を用いるIEEE802.11b/g/n 規格の無線LANと、5GHz帯を用いるIEEE802.11a/n/ac規格の無線LANがある。
IEEE802.11b規格やIEEE802.11g規格の無線LANでは、2400MHzから2483.5MHz間に5MHz間隔で13チャネルが用意されている。ただし、同一場所で複数のチャネルを使用する際は、干渉を避けるためスペクトルが重ならないようにチャネルを使用すると最大で3チャネル、場合によっては4チャネルまで同時に使用できる。
IEEE802.11a規格の無線LANでは、日本の場合は、5170MHzから5330MHz間と、5490MHzから5710MHz間で、それぞれ互いに重ならない8チャネルおよび11チャネルの合計19チャネルが規定されている。なお、IEEE802.11a規格では、チャネル当たりの帯域幅が20MHzに固定されている。
無線LANの最大伝送速度は、IEEE802.11b規格の場合は11Mbps であり、IEEE802.11a規格やIEEE802.11g規格の場合は54Mbps である。ただし、ここでの伝送速度は物理レイヤ上での伝送速度である。実際にはMAC(Medium Access Control )レイヤでの伝送効率が50〜70%程度であるため、実際のスループットの上限値はIEEE802.11b規格では5Mbps 程度、IEEE802.11a規格やIEEE802.11g規格では30Mbps 程度である。また、伝送速度は、情報を送信しようとする通信局が増えればさらに低下する。
一方で、有線LANでは、Ethernet(登録商標)の100Base-T インタフェースをはじめ、各家庭にも光ファイバを用いたFTTH(Fiber to the home)の普及から、 100Mbps 〜1Gbps 級の高速回線の提供が普及しており、無線LANにおいても更なる伝送速度の高速化が求められている。
そのため、2009年に標準化が完了したIEEE802.11n規格では、これまで20MHzと固定されていたチャネル帯域幅が最大で40MHzに拡大され、また、空間多重送信技術(MIMO:Multiple input multiple output)技術の導入が決定された。IEEE802.11n規格で規定されているすべての機能を適用して送受信を行うと、物理レイヤでは最大で 600Mbps の通信速度を実現可能である。
さらに、2013年に標準化が完了したIEEE802.11ac規格では、チャネル帯域幅を80MHzや最大で 160MHzまで拡大することや、空間分割多元接続(SDMA:Space Division Multiple Access)を適用したマルチユーザMIMO(MU−MIMO)送信方法の導入が決定している(例えば、非特許文献1参照)。IEEE802.11ac規格で規定されているすべての機能を適用して送受信を行うと、物理レイヤでは最大で約 6.9Gbps の通信速度を実現可能である。
ただし、IEEE802.11ac規格においてチャネル帯域幅を40MHz、80MHz、 160MHzと広くする場合、5GHz帯において同一場所で同時に使えるチャネル数は、チャネル帯域幅が20MHzで19チャネルだったものが、9チャネル、4チャネル、2チャネルと少なくなる。すなわち、チャネル帯域幅が増加するにつれて、使えるチャネル数が低減することになる。
このように、同一場所で同時に使えるチャネル数は、通信に用いるチャネル帯域幅によって、 2.4GHz帯の無線LANでは3つ、5GHz帯の無線LANでは2つ,4つ,9つ,または19のチャネルになるので、実際に無線LANを導入する際には無線基地局(アクセスポイント(AP))が自セル(BSS:Basic Service Set )内で使用するチャネルを選択する必要がある。
ここで、使用可能なチャネル数よりもBSS数が多い無線LANの稠密環境では、複数のBSSが同一チャネルを使うことになる(OBSS:Overlapping BSS )。その場合、同一チャネルを使用するBSS間の干渉の影響により、当該BSSおよびシステム全体のスループットが低下することになる。そのため無線LANでは、CSMA/CAを用いて、キャリアセンスによりチャネルが空いているときにのみデータの送信を行う自律分散的なアクセス制御が使われている。
具体的には、送信要求が発生した通信局は、まず所定のセンシング期間(DIFS:Distributed Inter-Frame Space )だけキャリアセンスを行って無線媒体の状態を監視し、この間に他の通信局による送信信号が存在しなければ、ランダム・バックオフを行う。通信局は、引き続きランダム・バックオフ期間中もキャリアセンスを行うが、この間にも他の通信局による送信信号が存在しない場合に、チャネルの利用権(TXOP:Transmission Opportunity)を得る。チャネルの利用権を得た通信局(TXOP Holder )は、同一BSS内の他の通信局にデータを送信し、またそれらの通信局からデータを受信できる。このようなCSMA/CA制御を行う場合、同一チャネルを使用する無線LANの稠密環境では、キャリアセンスによりチャネルがビジーになる頻度が高くなるため、送信機会(チャネルの利用権を得る機会)が低下し、スループットが低下することになる。したがって、周辺環境をモニタリングし、適切なチャネルを選択することが重要になる。
無線基地局におけるチャネルの選択方法は、IEEE802.11標準規格で定まっていないため、各ベンダーが独自の方法を採用しているが、最も一般的なチャネル選択方法としては、干渉電力の最も少ないチャネルを自律分散的に選択する方法がある。無線基地局は、一定期間すべてのチャネルについてキャリアセンスして最も干渉電力が小さいチャネルを選択し、選択したチャネル上で配下の端末装置とデータの送受信を行う。なお、干渉電力とは、近隣BSSや他システムから受信する信号のレベルであり、例えば、受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)により測定することができる。
ここで、無線基地局においてキャリアセンスを行うときに、受信信号強度(RSSI)を用いてチャネル使用状況を判断するCCA(Clear Channel Assessment)閾値が設定されている。例えばIEEE802.11規格では、図7に示すように2つのCCA閾値が規定されている。1つは、無線基地局AP1がキャリアセンスして受信する無線フレームのプリアンブルを検出できた場合に用いるCCA−SD(Signal Detection)閾値であり、もう1つは、AP1がキャリアセンスして受信する無線フレームのプリアンブルを検出できなかった場合に用いるCCA−ED(Energy Detection)閾値である。IEEE802.11a規格では、CCA−SD閾値は−82dBmに設定され、CCA−ED閾値は−62dBmに設定される。
以下、CCA−ED閾値(−62dBm)を閾値1、CCA−SD閾値(−82dBm)を閾値2とする。また、AP1におけるRSSIに応じてAP1に対する領域を次のように定義する。
近領域 :RSSI≧閾値1
中間領域:閾値1>RSSI≧閾値2
遠領域 :RSSI<閾値2
AP1がキャリアセンスにより無線フレームのプリアンブルを検出でき、かつRSSI≧閾値2(近領域および中間領域)の場合は、自/他BSSの無線フレームであるためにそのチャネルがビジー(通信不可)と判定して送信待機する。また、キャリアセンスにより無線フレームのプリアンブルを検出できない場合でも、RSSI≧閾値1(近領域)の場合は、他システムからの干渉波と見なしてそのチャネルはビジー(通信不可)と判定して送信待機する。それ以外の場合は、チャネルがアイドル(通信可)と判定し、送信フレームが生起していれば送信開始する。
Specification Framework for TGax, November 2015.
IEEE802.11規格では、無線基地局AP1が無線フレームのプリアンブルを検出でき、かつ閾値1>RSSI≧閾値2(中間領域)の場合は、そのチャネルはビジーと判定して送信待機としていたが、この状況として図7に示す2つのケースがある。第1のケースは、AP1が自BSS内の無線端末STA1からの無線フレームを受信するときであり、この場合は送信待機して受信を継続する必要がある。第2のケースは、AP1が自BSS以外のAP3の無線フレームを受信するときであり、この場合のAP1は必ずしも送信待機する必要がなく、むしろAP3の無線フレームの受信(復調処理)を中止し、送信可能とすることによりスループットの改善が見込める場合がある。
この第2のケースに対応するために、受信する無線フレームが自BSSか自BSS以外かを判定し、自BSS以外の無線フレームであれば受信(復調処理)を中止し、積極的に同時送信を行ってスループットを改善する技術が検討されている。さらに、無線フレームが自BSSか自BSS以外かを判定するために、無線フレームのプリアンブル部に格納するBSS識別子を用いる方法が検討されている。
このBSS識別子は、従来規格のフレームフォーマットのMACヘッダにある固有のBSSID(基地局のMACアドレス)とは異なり、無線フレームのPLCP(Physical Layer Convergence Protocol )プリアンブル部に格納してBSSの識別に用いる識別子である。図8(1) は従来規格(802.11a/11n/11ac)のフレームフォーマットを示し、図8(2) は本発明において想定する新規規格のフレームフォーマットを示す。PLCPプリアンブルは、フレーム信号を検出して同期するための情報を格納し、ここに数ビット以下のBSS識別子が格納される。PLCPヘッダは、伝送速度、データ部を送信するための時間などの情報を格納する。MACヘッダは、送信元・宛先アドレス、BSSID、シーケンス番号、フラグメント番号などを格納する。ペイロードはデータ本体部分である。
このように、フレーム最先端のPLCPプリアンブルにBSS識別子を格納すれば、当該PLCPプリアンブルの受信処理により、受信した無線フレームが自BSSか自BSS以外かをいち早く判定し、自BSSの無線フレームであればそのまま受信を継続し、自BSS以外の無線フレームであれば受信(復調処理)を中止して送信可能にするなどの制御が可能となる。
図9は、BSS識別子を用いた無線フレームの受信処理手順を示す。
図9において、無線局がキャリアセンスして無線フレームを受信し、RSSIとプリアンブルのBSS識別子を検出する処理を行い(S51)、無線フレームのRSSIが「閾値1>RSSI≧閾値2」であるか否か、すなわち中間領域からの無線フレームであるか否かを判定する(S52)。ここで、無線フレームのRSSIがRSSI≧閾値1(近領域)であれば、BSS識別子に拘らず受信を継続してチャネルビジーと判定し(S52:No,S53:Yes ,S54)、RSSI<閾値2(遠領域)であれば、BSS識別子に拘らず受信を中止してチャネルアイドルとする(S52:No,S53:No,S55)。一方、閾値1>RSSI≧閾値2(中間領域)であれば(S52:Yes )、無線フレームのBSS識別子と自BSSのBSS識別子が一致するか否かを判定する(S56)。
無線フレームのBSS識別子が自BSSと一致していれば受信を継続し、チャネルビジーとして送信待機とする(S54)。一方、無線フレームのBSS識別子が自BSSと一致していなければ受信を中止して無線フレームを破棄し、チャネルアイドルとして送信可能とする(S57)。これは、自BSSと異なるBSS識別子の無線フレームは他BSSからの干渉フレームと見なすものであり、その無用な無線フレームの受信(復調処理)を中止するとともに、自BSSが無線フレームの送信を可能とすることによりスループットの向上が期待される。
ここで、BSS稠密環境下において、既存の無線基地局は自律分散的にBSS識別子を設定することが想定される。一方、想定されているBSS識別子は数ビット以下であり、BSS識別子の種類以上の無線基地局があれば、共通のBSS識別子を用いる無線基地局が存在することになる。その場合、無線フレームを受信したときに、図9のステップS56において、他BSSからの無線フレームであって受信を中止して送信可能にできるにも拘らず、BSS識別子が自BSSと一致していれば受信を継続して送信待機となる現象が発生する(S54)。受信継続および送信待機は、無線フレームのMACヘッダまで及び、その時点で他BSSからの無線フレームであると判断して破棄し、送信可能とすることになる。
しかし、プリアンブルの検出時点で他BSSの無線フレームと判断し、それによって受信を中止して送信可能とすれば、MACヘッダまで復調する時間を節約し、スループットの向上効果を高めることができる。そのためには、BSS稠密環境における全無線基地局に互いに異なるBSS識別子を割り当てる必要があるが、BSS識別子には限りがあるのでそれができない場合がある。すなわち、一部の無線基地局には共通のBSS識別子を割り当てざるを得ないが、その割り当て方によって当該無線基地局のBSS、さらにシステム全体のスループットが著しく低下することがあり、スループットの要求に応じた最適なBSS識別子の割り当て方が必要になっている。
本発明は、BSS稠密環境において同時送信を促進してスループットを改善するために、無線基地局のRSSIに基づく位置関係に応じて各無線基地局へのBSS識別子の割り当てを最適化することができる無線通信システムおよび無線通信方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、所定のチャネルを使用して無線フレームを送受信する複数の無線局により構成されるBSSが隣接して複数存在し、各BSSの無線局がCSMA/CAによるアクセス制御により無線通信を行う無線通信システムにおいて、複数の無線局に接続され、複数の無線局の相互の受信信号強度(RSSI)を含む無線環境情報を取得し、該RSSIに応じて各無線局がそれぞれ所属するBSSの識別に用いるBSS識別子を各無線局に割り当てる際に、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にあり互いに異なるBSSに所属する2つの無線局に対して、互いに異なるBSS識別子を優先して割り当てる集中制御局を備え、無線局は、集中制御局から割り当てられたBSS識別子を無線フレームのプリアンブルに格納して送信する手段と、CSMA/CAのキャリアセンスによる受信信号からプリアンブルを検出できたときに、該受信信号の受信信号強度(RSSI)と閾値1および閾値2との大小関係を判定し、閾値1>RSSI≧閾値2である場合に、プリアンブルのBSS識別子が自BSSに割り当てられたBSS識別子と一致するか否かを判定し、一致すれば受信を継続してチャネルビジーとし、一致しなければ受信を中止してチャネルアイドルとする手段とを備える。
第1の発明の無線通信システムにおいて、集中制御局は、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある無線局のうち、特定の1つの無線局のBSS識別子と他の無線局のBSS識別子が互いに異なるように割り当てる。
第1の発明の無線通信システムにおいて、集中制御局は、制御対象の無線局の数に対してBSS識別子の種類が不足し、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある各無線局に互いに異なるBSS識別子の割り当てができないときに、各無線局に割り当てるBSS識別子の割当パターンに応じたシステム全体のスループットを示す効用関数を算出し、該効用関数が最大となるBSS識別子の割当パターンを選択して各無線局にBSS識別子の割り当てを行う。
第1の発明の無線通信システムにおいて、効用関数は、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある無線局のうち同一のBSS識別子を有する無線局間は干渉あり、異なるBSS識別子の無線局間は干渉なしと見なして各無線局のスループットを算出し、各無線局のスループットの総和をシステム全体のスループットとして算出される。
第2の発明は、所定のチャネルを使用して無線フレームを送受信する複数の無線局により構成されるBSSが隣接して複数存在し、各BSSの無線局がCSMA/CAによるアクセス制御により無線通信を行う無線通信方法において、複数の無線局に接続される集中制御局は、複数の無線局の相互の受信信号強度(RSSI)を含む無線環境情報を取得し、該RSSIに応じて各無線局がそれぞれ所属するBSSの識別に用いるBSS識別子を各無線局に割り当てる際に、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にあり互いに異なるBSSに所属する2つの無線局に対して、互いに異なるBSS識別子を優先して割り当てる処理を行い、無線局は、集中制御局から割り当てられたBSS識別子を無線フレームのプリアンブルに格納して送信し、CSMA/CAのキャリアセンスによる受信信号からプリアンブルを検出できたときに、該受信信号の受信信号強度(RSSI)と閾値1および閾値2との大小関係を判定し、閾値1>RSSI≧閾値2である場合に、プリアンブルのBSS識別子が自BSSに割り当てられたBSS識別子と一致するか否かを判定し、一致すれば受信を継続してチャネルビジーとし、一致しなければ受信を中止してチャネルアイドルとする処理を行う。
第2の発明の無線通信方法において、集中制御局は、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある無線局のうち、特定の1つの無線局のBSS識別子と他の無線局のBSS識別子が互いに異なるように割り当てる。
第2の発明の無線通信方法において、集中制御局は、制御対象の無線局の数に対してBSS識別子の種類が不足し、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある各無線局に互いに異なるBSS識別子の割り当てができないときに、各無線局に割り当てるBSS識別子の割当パターンに応じたシステム全体のスループットを示す効用関数を算出し、該効用関数が最大となるBSS識別子の割当パターンを選択して各無線局にBSS識別子の割り当てを行う。
第2の発明の無線通信方法において、効用関数は、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある無線局のうち同一のBSS識別子を有する無線局間は干渉あり、異なるBSS識別子の無線局間は干渉なしと見なして各無線局のスループットを算出し、各無線局のスループットの総和をシステム全体のスループットとして算出される。
本発明は、中間領域にある複数の無線基地局に同じBSS識別子が割り当てられることになっても、システム全体または特定のBSSのスループットを考慮したBSS識別子の最適な割り当てを実現することができる。
本発明の無線通信システムの構成例を示す図である。 実施例1におけるBSS識別子の割当手順例を示すフローチャートである。 AP1〜AP4の位置関係を説明する図である。 ステップS3,S4における効用関数の計算例を示す図である。 実施例2におけるBSS識別子の割当手順例を示すフローチャートである。 ステップS13,S14における効用関数の計算例(α=0.9 、β=0.1 )を示す図である。 CCA閾値の制御例を示す図である。 フレームフォーマットを示す図である。 BSS識別子を用いた無線フレームの受信処理手順を示すフローチャートである。
図1は、本発明の無線通信システムの構成例を示す。
図1において、AP1〜AP4は互いに異なるBSSの無線基地局であり、共通の周波数チャネルを用いてそれぞれ配下の無線端末(図示せず)と無線通信を行う。AP1〜AP4は、ネットワーク5を介して集中制御局6に接続される。AP1〜AP4は、キャリアセンスによって検出される各APのBSSID、各AP間のRSSI、配下の無線端末における各APとの間のRSSI等の無線環境情報を集中制御局6に通知する。集中制御局6は、AP1〜AP4から通知される無線環境情報に基づいて相互の位置関係を把握し、各APに対してBSS識別子の割り当てを行う。
ここでは、4台のAP1〜AP4に対してBSS識別子AまたはBを割り当てるものとするが、一般的には例えば制御対象の数十台のAPに対して数ビットで表される限られた種類のBSS識別子を割り当てることになる。したがって、同じBSS識別子が複数のAPに割り当てられることになるため、本発明ではシステム全体または特定のBSSのスループットを考慮したBSS識別子の最適な割り当てを実現する。
図1では、AP1とAP2〜AP4との間のRSSIを基準にした位置関係を示す。AP1に対して、AP2はRSSI≧閾値1の近領域にあり、AP3は閾値1>RSSI≧閾値2の中間領域にあり、AP4はRSSI<閾値2の遠領域にあるものとする。
ここで、集中制御局6は、AP1にBSS識別子Aを割り当てたときに、AP2〜AP4にそれぞれ割り当てるBSS識別子AまたはBを選択する。中間領域のAP3にBSS識別子Aを割り当てれば、上記のようにAP1はAP3の信号を自BSSの信号と判断して無用な受信継続の問題が発生する。したがって、AP1に対して中間領域のAP3には、AP1と異なるBSS識別子Bを割り当てことが望ましい。これにより、AP1はプリアンブルの検出時点でAP3の信号を他BSSの無線フレームと判断し、受信を中止して無線フレームを破棄し、AP3との同時送信が可能となってスループットが改善する。
一方、近領域のAP2は、AP1への干渉レベルが閾値1以上であるため、AP1はAP2のBSS識別子に拘らず同時送信はできない。また、遠領域のAP4は、AP1への干渉レベルが閾値2未満であるので、AP1はAP4のBSS識別子に拘らず同時送信は可能である。したがって、AP2およびAP4のBSS識別子は、中間領域のAP3のように積極的にAP1と異なるBSS識別子Bを割り当てる必要はない。むしろ、AP2およびAP4のBSS識別子は、AP3との相互の位置関係に応じてAP3と異なるBSS識別子、すなわちAP1と同じBSS識別子Aとすることが望ましい場合もありうる。したがって、複数のAPに割り当てるBSS識別子については、それらの位置関係に応じた最適なBSS識別子の割り当て方法がある。
(実施例1)
図2は、実施例1におけるBSS識別子の割当手順例を示す。
図2において、制御対象の無線基地局AP1〜APn(nは2以上の整数)に対して、BSS識別子の割当パターンを示すBSS識別子リストを作成する(S1)。ここでは、割当可能なBSS識別子をk種類(kは2以上n未満の整数)とし、n個のAPに互いに異なるBSS識別子の割り当てができない場合を想定する。このとき、AP1〜APnのBSS識別子の割当パターンはkn 通りとなる。次に、BSS識別子リストから1つの割当パターンjを選択し、その割当パターンjに応じたBSS識別子をAP1〜APnに割り当てる(S2)。次に、AP1〜APnのRSSIとそれぞれに割り当てたBSS識別子の関係に基づいて、各APにおけるスループットを計算する(S3)。
ここで、APi(iは1〜n)のスループットT(i) は、APiの最大スループットをTmax としたときに、APiと干渉するAP数N(i) に応じて、
T(i) =Tmax /(1+N(i))
と計算される。なお、APiにおいて干渉するAP数N(i) は、APiからみて近領域のAP数と、中間領域でかつAPiと同じBSS識別子が割り当てられるAP数の和として見積もることができる。
また、APiにおいて干渉するAP数N(i) には、BSS識別子に応じた制御機能がないAPや、APiに帰属する無線端末からみて近領域のAPを加えてもよい。さらに、APiのスループットT(i) は、APiに帰属する無線端末数で割って帰属する無線端末1台あたりのスループットに置き換えてもよい。さらに、APiのスループットT(i) は、割当パターンjに応じたBSS識別子を各APに割り当てたときの下りスループットまたは上りスループットを測定した値を用いてもよいし、上記のように見積もられる値と測定したスループットの小さい方を選択してもよい。
次に、AP1〜APnのスループットT(1) 〜T(n) の総和を計算し、BSS識別子の割当パターンjにおける効用関数Φ(j) とする(S4)。次に、BSS識別子リストの全ての割当パターンに対する効用関数Φが得られるまでS2〜S4の処理を繰り返し(S5)、その後に効用関数Φが最大となるBSS識別子の割当パターンを判定し、そのBSS識別子をAP1〜APnに設定して終了する(S6)。
以下、4台のAP1〜AP4に対してBSS識別子A,Bを割り当てる場合に、効用関数Φが最大となるBSS識別子の割り当て例について、図3および図4を参照して説明する。
図3は、AP1〜AP4の位置関係を示す。
図3において、AP1〜AP4に対して閾値1および閾値2を点線および破線で示す。AP1,AP2,AP4は互いに中間領域の関係にあり、AP2,AP3,AP4は互いに中間領域の関係にある。AP1とAP3は遠領域の関係にある。中間領域の関係にあるAP間を実線で接続している。
図4は、ステップS3,S4における効用関数の計算例を示す。
図4において、図3に示すAP1〜AP4に割り当てるBSS識別子を●と○で示す。すなわち、●がBSS識別子Aとすれば、○はBSS識別子Bとなり、その逆でもよい。なお、各APにおけるスループットの計算では、中間領域の関係にあるAP同士でBSS識別子が同じ場合に干渉し、異なる場合に干渉しないと見なすので、●と○の対応関係が逆になっても割当パターンとしては同一の扱いとしており、AP1を基準にした場合の割当パターンは24-1 =8通りとなる。
AP同士が中間領域の関係にあり、かつBSS識別子が同じになる場合を実線で接続し、AP同士が中間領域の関係にあり、かつBSS識別子が異なる場合を点線で接続する。すなわち、実線で接続されたAP同士(●と●、○と○)は干渉する関係にあり、点線で接続されたAP同士(●と○)は干渉しない関係にある。
以上に基づき、割当パターン1におけるAP1〜AP4のスループットT(1) 〜T(n) は、1/3,1/4,1/3,1/4であり、効用関数Φ(1) は7/6(≒1.17)となる。ここでは、Tmax =1としている。同様に、割当パターン2〜8の効用関数Φ(2) 〜Φ(8) は、7/3(≒2.33),2,7/3(≒2.33),2,2,3,2となり、割当パターン7の効用関数Φ(7) が最大値となる。したがって、AP1〜AP4における最適なBSS識別子の割当パターンは、(A,B,A,B)または(B,A,B,A)となる。
ここで、AP1のスループットを優先したい場合には、AP1からみて中間領域にあるAP2およびAP4に対してAP1と異なるBSS識別子を割り当て、AP1のスループットが1となる割当パターン7または割当パターン8となる。しかし、AP1からみて遠領域のAP3に対するBSS識別子は任意でよいが、AP2〜AP4からみたスループットを考慮した効用関数Φ(7) とΦ(8) を比較すると、Φ(7) >Φ(8) となることから割当パターン7が最適となる。
同様に、AP2のスループットを優先したい場合には、AP2のスループットが1となる割当パターン2となる。AP3のスループットを優先したい場合には、AP3のスループットが1となる割当パターン3,7となるが、両者の効用関数Φ(3) とΦ(7) を比較すると、Φ(3) <Φ(7) となることから割当パターン7が最適となる。AP4のスループットを優先したい場合には、AP4のスループットが1となる割当パターン4となる。
また、複数のAPを2以上のグループに分け、グループごとに正規化したスループットの総和を計算して効用関数とし、その効用関数を用いて最適な割当パターンを判定するようにしてもよい。なお、効用関数を計算する際に、グループごとに正規化したスループットに重み付けをすることにより、グループ間の優先度を調整することができる。以下、複数のAPを2つのグループに分けたときのBSS識別子の割当手順例を実施例2として説明する。
(実施例2)
図5は、実施例2におけるBSS識別子の割当手順例を示す。
図5において、制御対象の無線基地局AP1〜APn(nは2以上の整数)に対して、BSS識別子の割当パターンを示すBSS識別子リストを作成する(S11)。このとき、AP1〜APnを所定の基準に従って2つのグループG1,G2に分ける。次に、BSS識別子リストから1つの割当パターンjを選択し、その割当パターンjに応じたBSS識別子をAP1〜APnに割り当てる(S12)。次に、AP1〜APnのRSSIとそれぞれに割り当てたBSS識別子の関係に基づいて、各APにおけるスループットを計算する(S13)。ここまでは、実施例1と同様である。
次に、グループG1,G2にそれぞれ属するAPのスループットを正規化(例えば平均化)し、各グループの正規化したスループットT(G1),T(G2)にそれぞれ重み付け係数α,βを乗算して総和を計算し、BSS識別子の割当パターンjにおける効用関数Φ(j) とする(S14)。
Φ(j) =α・T(G1)+β・T(G2)
次に、BSS識別子リストの全ての割当パターンに対する効用関数Φが得られるまでS12〜S14の処理を繰り返し(S15)、その後に効用関数Φが最大となるBSS識別子の割当パターンを判定し、そのBSS識別子をAP1〜APnに設定して終了する(S16)。
図6は、ステップS13,S14における効用関数の計算例を示す。
図6において、図4と同様に、AP1〜AP4に割り当てるBSS識別子を●と○で示す。AP同士が中間領域の関係にあり、かつBSS識別子が同じになる場合を実線で接続し、AP同士が中間領域の関係にあり、かつBSS識別子が異なる場合を点線で接続する。すなわち、実線で接続されたAP同士(●と●、○と○)は干渉する関係にあり、点線で接続されたAP同士(●と○)は干渉しない関係にある。
ここで、AP1をグループG1とし、AP2〜AP4をグループG2とし、各グループに対応する重み付け係数をα=0.9 、β=0.1 とする。
以上に基づき、割当パターン1におけるAP1〜AP4のスループットT(1) 〜T(n) は、1/3,1/4,1/3,1/4である。ここでは、Tmax =1としている。グループG1のAP1の正規化したスループットT(G1)は1/3であり、グループG2のAP2〜AP4の正規化したスループットT(G2)は、
(1/4+1/3+1/4)/3=5/18
となる。よって、効用関数Φ(1) は
Φ(1) =0.9 ・1/3+0.1 ・5/18=0.33
となる。
同様に、割当パターン2〜8において、グループG1,G2の正規化したスループットT(G1),T(G2)を用いた効用関数Φ(2) 〜Φ(8) は、0.51,0.35,0.51,0.5 ,0.5 ,
0.97,0.93となり、割当パターン7の効用関数Φ(7) が最大値となる。したがって、グループG1のAP1と、グループG2のAP2〜AP4における最適なBSS識別子の割当パターンは、Aと(B,A,B)、またはBと(A,B,A)となる。
1,2,3,4 無線基地局(AP)
5 ネットワーク
6 集中制御局

Claims (8)

  1. 所定のチャネルを使用して無線フレームを送受信する複数の無線局により構成されるBSS(Basic Service Set )が隣接して複数存在し、各BSSの無線局がCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)によるアクセス制御により無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記複数の無線局に接続され、前記複数の無線局の相互の受信信号強度(RSSI)を含む無線環境情報を取得し、該RSSIに応じて各無線局がそれぞれ所属するBSSの識別に用いるBSS識別子を各無線局に割り当てる際に、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にあり互いに異なるBSSに所属する2つの無線局に対して、互いに異なるBSS識別子を優先して割り当てる集中制御局を備え、
    前記無線局は、
    前記集中制御局から割り当てられた前記BSS識別子を前記無線フレームのプリアンブルに格納して送信する手段と、
    前記CSMA/CAのキャリアセンスによる受信信号から前記プリアンブルを検出できたときに、該受信信号の受信信号強度(RSSI)と前記閾値1および前記閾値2との大小関係を判定し、閾値1>RSSI≧閾値2である場合に、前記プリアンブルのBSS識別子が自BSSに割り当てられたBSS識別子と一致するか否かを判定し、一致すれば受信を継続してチャネルビジーとし、一致しなければ受信を中止してチャネルアイドルとする手段と
    を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記集中制御局は、前記閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある無線局のうち、特定の1つの無線局の前記BSS識別子と他の無線局の前記BSS識別子が互いに異なるように割り当てる
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記集中制御局は、制御対象の無線局の数に対して前記BSS識別子の種類が不足し、前記閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある各無線局に互いに異なるBSS識別子の割り当てができないときに、各無線局に割り当てるBSS識別子の割当パターンに応じたシステム全体のスループットを示す効用関数を算出し、該効用関数が最大となるBSS識別子の割当パターンを選択して各無線局に前記BSS識別子の割り当てを行う
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項3に記載の無線通信システムにおいて、
    前記効用関数は、前記閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある無線局のうち同一のBSS識別子を有する無線局間は干渉あり、異なるBSS識別子の無線局間は干渉なしと見なして各無線局のスループットを算出し、各無線局のスループットの総和を前記システム全体のスループットとして算出される
    ことを特徴とする無線通信システム。
  5. 所定のチャネルを使用して無線フレームを送受信する複数の無線局により構成されるBSS(Basic Service Set )が隣接して複数存在し、各BSSの無線局がCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)によるアクセス制御により無線通信を行う無線通信方法において、
    前記複数の無線局に接続される集中制御局は、前記複数の無線局の相互の受信信号強度(RSSI)を含む無線環境情報を取得し、該RSSIに応じて各無線局がそれぞれ所属するBSSの識別に用いるBSS識別子を各無線局に割り当てる際に、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にあり互いに異なるBSSに所属する2つの無線局に対して、互いに異なるBSS識別子を優先して割り当てる処理を行い、
    前記無線局は、
    前記集中制御局から割り当てられた前記BSS識別子を前記無線フレームのプリアンブルに格納して送信し、
    前記CSMA/CAのキャリアセンスによる受信信号から前記プリアンブルを検出できたときに、該受信信号の受信信号強度(RSSI)と前記閾値1および前記閾値2との大小関係を判定し、閾値1>RSSI≧閾値2である場合に、前記プリアンブルのBSS識別子が自BSSに割り当てられたBSS識別子と一致するか否かを判定し、一致すれば受信を継続してチャネルビジーとし、一致しなければ受信を中止してチャネルアイドルとする処理を行う
    ことを特徴とする無線通信方法。
  6. 請求項5に記載の無線通信方法において、
    前記集中制御局は、前記閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある無線局のうち、特定の1つの無線局の前記BSS識別子と他の無線局の前記BSS識別子が互いに異なるように割り当てる
    ことを特徴とする無線通信方法。
  7. 請求項5に記載の無線通信方法において、
    前記集中制御局は、制御対象の無線局の数に対して前記BSS識別子の種類が不足し、前記閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある各無線局に互いに異なるBSS識別子の割り当てができないときに、各無線局に割り当てるBSS識別子の割当パターンに応じたシステム全体のスループットを示す効用関数を算出し、該効用関数が最大となるBSS識別子の割当パターンを選択して各無線局に前記BSS識別子の割り当てを行う
    ことを特徴とする無線通信方法。
  8. 請求項7に記載の無線通信方法において、
    前記効用関数は、前記閾値1>RSSI≧閾値2の関係にある無線局のうち同一のBSS識別子を有する無線局間は干渉あり、異なるBSS識別子の無線局間は干渉なしと見なして各無線局のスループットを算出し、各無線局のスループットの総和を前記システム全体のスループットとして算出される
    ことを特徴とする無線通信方法。
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