JP2017190925A - 燃料電池用廃熱回収システム - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機の保護を図りつつ省エネルギで水自立を実現可能な燃料電池用廃熱回収システムを提供する。【解決手段】ヒートポンプ3は、圧縮機7、凝縮器8、膨張弁9および蒸発器10が順次環状に接続されて冷媒を循環させ、蒸発器10において燃料電池2のオフガスから熱をくみ上げ、凝縮器8において通水を加温する。サイクル外熱交換器4は、燃料電池2から蒸発器10へのオフガスと、凝縮器8を通過後の水とを熱交換して、オフガスの冷却を図ると共に通水を加温する。蒸発器10の出口側オフガス温度を所望に維持するように、圧縮機7を制御する。また、サイクル外熱交換器4の出口側水温を所望に維持するように、通水量を調整する。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池のオフガスとその冷却水との熱交換により、オフガスから熱回収して温水を製造すると共に、オフガス中の水分を凝縮させてその凝縮水を燃料電池へ戻す水自立を図るための燃料電池用廃熱回収システムに関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されるように、圧縮式ヒートポンプ(30)を用いて、排ガス冷却器(10)において燃料電池からのオフガス(排ガス)を冷却し、オフガス中の水分を凝縮させてその凝縮水を燃料電池へ戻すことで、外部からの補給水なしで運転できる水自立可能な燃料電池システムが知られている。このシステムでは、圧縮式ヒートポンプ(30)は、排ガス冷却器(10)の気相部に配置された冷媒蒸発器(32)において、オフガスと冷媒とを熱交換してオフガスからの熱回収を図り、冷媒凝縮器(34)において、冷媒と水とを熱交換して温水を製造する。
特許第5593948号公報(段落[0020]−[0026]、図1)
従来技術において、仮に、圧縮式ヒートポンプ(30)を用いずに、排ガス冷却器(10)において、単にオフガスと水とを熱交換する場合、オフガスの冷却水として比較的高温の水(たとえば給湯や暖房等に用いられる循環温水)を使用すると、オフガスを所望に冷却できずに、水自立を図れないおそれがある。一方、オフガスの冷却に圧縮式ヒートポンプ(30)を用いる場合、排ガス冷却器(10)においてオフガスを冷却しやすく、水自立を実現しやすい。
しかしながら、ヒートポンプだけでオフガスを冷却しようとすると、ヒートポンプの高圧側(凝縮器側)と低圧側(蒸発器側)との温度差が大きくなる。従って、圧縮機での冷媒の圧縮比が高くなり、圧縮機の負荷が大きくなると共に、消費電力も大きくなる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、圧縮機の保護を図りつつ省エネルギで水自立を実現可能な燃料電池用廃熱回収システムを提供することにある。この際、好適には、凝縮器への給水として、比較的高温の水も利用可能とすることを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、圧縮機、凝縮器、膨張弁および蒸発器が順次環状に接続されて冷媒を循環させ、前記蒸発器において燃料電池のオフガスから熱をくみ上げ、前記凝縮器において通水を加温するヒートポンプと、前記燃料電池から前記蒸発器へのオフガスと、前記凝縮器を通過後の水とを熱交換して、オフガスの冷却を図ると共に通水を加温するサイクル外熱交換器とを備えることを特徴とする燃料電池用廃熱回収システムである。
請求項1に記載の発明によれば、燃料電池からのオフガスは、サイクル外熱交換器に通されて冷却された後、ヒートポンプの蒸発器に通されてさらに冷却される。サイクル外熱交換器で冷却後のオフガスをヒートポンプでさらに冷却することで、オフガスを露点温度以下に確実に冷却して、信頼性の高い水自立を実現することができる。これに伴い、ヒートポンプの凝縮器への給水として、比較的高温の循環温水の利用も可能となる。また、サイクル外熱交換器で冷却後のオフガスをヒートポンプの蒸発器に通すので、ヒートポンプの高圧側と低圧側との温度差を軽減して、圧縮機における冷媒の圧縮比を抑え、圧縮機の負荷の軽減と消費電力の削減を図ることができる。一方、オフガスの冷却水は、ヒートポンプの凝縮器に通されて加温された後、サイクル外熱交換器に通されてさらに加温される。ヒートポンプの凝縮器で加温後の水をサイクル外熱交換器でさらに加温することで、比較的高温の水を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、前記蒸発器の出口側オフガス温度に基づき、このオフガス温度を目標オフガス温度にするように、前記圧縮機を制御し、前記サイクル外熱交換器の出口側水温に基づき、この水温を目標水温にするように、前記凝縮器および前記サイクル外熱交換器への通水量を制御することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用廃熱回収システムである。
請求項2に記載の発明によれば、蒸発器の出口側オフガス温度に基づき圧縮機を制御することで、オフガスを露点温度以下に冷却して、水自立を確実に図ることができる。また、サイクル外熱交換器の出口側水温に基づき通水量を制御することで、所望温度の温水を製造することができる。
請求項3に記載の発明は、前記ヒートポンプとして、第一ヒートポンプと第二ヒートポンプとを備え、前記第一ヒートポンプは、第一蒸発器と第二蒸発器とを備え、前記第二ヒートポンプは、前記第一蒸発器を兼ねる凝縮器を介して前記第一ヒートポンプと接続され、前記第一ヒートポンプの第二蒸発器と、前記第二ヒートポンプの蒸発器とに、前記サイクル外熱交換器を通過後のオフガスが順に通され、前記第一ヒートポンプの凝縮器と、前記サイクル外熱交換器とに、水が順に通されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用廃熱回収システムである。
請求項3に記載の発明によれば、多段のヒートポンプを用いて、オフガスの冷却と通水の加温とを、一層容易に確実に図ることができる。
請求項4に記載の発明は、前記第一ヒートポンプは、膨張弁を通過後の冷媒が、前記第一蒸発器を介して前記第二蒸発器へ供給可能とされると共に、前記第一蒸発器を介さずにバイパス路を介して前記第二蒸発器へ供給可能とされ、そのバイパス路に流量調整弁が設けられており、前記第二ヒートポンプの蒸発器の出口側オフガス温度に基づき、このオフガス温度を目標オフガス温度にするように、前記第二ヒートポンプの膨張弁を制御し、前記第二ヒートポンプの圧縮機の入口側冷媒過熱度に基づき、この過熱度を目標過熱度にするように、前記流量調整弁を制御し、前記サイクル外熱交換器の出口側水温に基づき、この水温を目標水温にするように、前記第一ヒートポンプの凝縮器および前記サイクル外熱交換器への通水量を制御することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池用廃熱回収システムである。
請求項4に記載の発明によれば、第二ヒートポンプの蒸発器の出口側オフガス温度に基づき、第二ヒートポンプの膨張弁を制御することで、オフガスを露点温度以下に冷却して、水自立を確実に図ることができる。また、第二ヒートポンプの圧縮機の入口側冷媒過熱度に基づき、第一ヒートポンプの第一蒸発器をバイパスさせるバイパス流量を制御することで、第二蒸発器におけるオフガスと冷媒との熱交換量を調整して、第二ヒートポンプの蒸発器へのオフガス温度を所望に維持することができる。また、第二ヒートポンプの圧縮機の入口側過熱度を調整することで、第二ヒートポンプの圧縮機の保護を図ることができる。さらに、サイクル外熱交換器の出口側水温に基づき、通水量を制御することで、所望温度の温水を製造することができる。
さらに、請求項5に記載の発明は、前記ヒートポンプおよび前記サイクル外熱交換器に通されて加温される水は、温水の循環水系から採取された水であり、加温後に温水の循環水系に戻されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池用廃熱回収システムである。
請求項5に記載の発明によれば、サイクル外熱交換器やヒートポンプに通される通水として、温水の循環水系から採取された水(循環温水)を用いても、サイクル外熱交換器とヒートポンプとにより、燃料電池のオフガスを所望に確実に冷却して、水自立を実現することができる。
本発明によれば、圧縮機の保護を図りつつ省エネルギで水自立を実現可能な燃料電池用廃熱回収システムを提供することができる。また、凝縮器への給水として、比較的高温の水も利用可能となる。
本発明の燃料電池用廃熱回収システムの実施例1を示す概略図である。 本発明の燃料電池用廃熱回収システムの実施例2を示す概略図である。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の燃料電池用廃熱回収システムの実施例1を示す概略図である。
本実施例の燃料電池用廃熱回収システム1は、燃料電池2からのオフガスの排出系統に適用され、蒸気圧縮式のヒートポンプ3と、このヒートポンプ3のサイクル外に設けられるサイクル外熱交換器4とを備える。
燃料電池2は、周知のとおり、原燃料(図示例ではメタンガスを主成分としてガス管5から供給される都市ガス)と水(水蒸気)とを改質器(図示省略)において水蒸気改質反応させることにより水素を生成し、その水素と空気中の酸素とをセルスタック(図示省略)において化学反応させて発電する装置である。発電した電気は、インバータで交流電流に変換され、各種の電気機器へ供給される。また、燃料電池2からのオフガス(排ガス)は、オフガス路6を介して外部へ排出される。なお、燃料電池2の種類は、特に問わない。本実施例では、固体酸化物形(SOFC)が用いられるが、たとえば固体高分子形(PEFC)などを用いてもよい。
ヒートポンプ3は、蒸気圧縮式のヒートポンプであり、圧縮機7、凝縮器8、膨張弁9および蒸発器10が順次環状に接続されて冷媒を循環させる。そして、圧縮機7は、ガス冷媒を圧縮して高温高圧にする。また、凝縮器8は、圧縮機7からのガス冷媒を凝縮液化する。さらに、膨張弁9は、凝縮器8からの液冷媒を通過させることで、冷媒の圧力と温度とを低下させる。そして、蒸発器10は、膨張弁9からの冷媒の蒸発を図る。
つまり、ヒートポンプ3は、蒸発器10において、冷媒が外部から熱を奪って気化する一方、凝縮器8において、冷媒が外部へ放熱して液化することになる。これを利用して、本実施例では、ヒートポンプ3は、蒸発器10において、燃料電池2のオフガスから熱をくみ上げ、凝縮器8において、通水を加温する。
本実施例のヒートポンプ3では、圧縮機7は、その出力を変更可能とされる。具体的には、圧縮機7は、モータの駆動周波数ひいては回転数をインバータで変更可能とされる。また、凝縮器8は、ヒートポンプ3の冷媒と通水路11の水との熱交換器であり、蒸発器10は、ヒートポンプ3の冷媒とオフガス路6のオフガスとの熱交換器である。さらに、膨張弁9は、蒸発器10の出口側冷媒過熱度(言い換えれば圧縮機7の入口側冷媒過熱度)を目標過熱度に維持するように、開度調整する弁である。
ヒートポンプ3には、さらに、凝縮器8の出口側に過冷却器を設置したり、圧縮機7の入口側にアキュムレータを設置したり、圧縮機7の出口側に油分離器を設置したり、凝縮器8の出口側(凝縮器8と過冷却器との間)に受液器を設置したりしてもよい。
サイクル外熱交換器4は、オフガス路6の内、蒸発器10よりも上流側に設けられ、且つ、通水路11の内、凝縮器8よりも下流側に設けられる。つまり、オフガス路6には、燃料電池2の側から順に、サイクル外熱交換器4と蒸発器10とが設けられ、通水路11には、給水源の側から順に、凝縮器8とサイクル外熱交換器4とが設けられる。そして、サイクル外熱交換器4において、燃料電池2から蒸発器10へのオフガスと、凝縮器8を通過後の水とが熱交換される。これにより、サイクル外熱交換器4において、オフガスが冷却されると共に、通水が加温される。
通水路11には、凝縮器8よりも上流側に、給水ポンプ12が設けられる。また、通水路11の通水流量は変更可能に構成される。本実施例では、給水ポンプ12のモータの駆動周波数ひいては回転数をインバータで変更することで、通水流量を変更可能とされる。但し、通水流量の調整は、給水ポンプ12をインバータ制御する以外に、たとえば、給水ポンプ12をオンオフ制御しつつ、通水路11に設けた流量調整弁の開度を調整してもよい。
その他、オフガス路6には、蒸発器10の出口側に、オフガス温度センサ13が設けられる。一方、通水路11には、サイクル外熱交換器4の出口側に、水温センサ14が設けられる。
次に、本実施例の燃料電池用廃熱回収システム1の制御(運転方法)について説明する。以下に説明する一連の制御は、図示しない制御器を用いて自動でなされる。
燃料電池2の運転中、ヒートポンプ3を作動させると共に、給水ポンプ12を作動させる。燃料電池2の運転に伴い、燃料電池2からオフガス(典型的には200〜300℃程度のオフガス)がオフガス路6に排出される。この際、燃料電池2からのオフガスは、サイクル外熱交換器4と蒸発器10とに順に通される。一方、給水ポンプ12を作動させることで、通水路11には水が通される。この際、給水ポンプ12からの水は、凝縮器8とサイクル外熱交換器4とに順に通される。
このような一連の動作中、蒸発器10の出口側オフガス温度に基づき、このオフガス温度を目標オフガス温度にするように、圧縮機7を制御する。具体的には、本実施例では、オフガス温度センサ13の検出温度を目標オフガス温度に維持するように、圧縮機7をインバータ制御する。なお、目標オフガス温度は、排ガスの露点温度以下で設定され、典型的には40℃以下(たとえば30℃)とされる。これにより、オフガスを露点温度以下に冷却することができる。
また、前記一連の動作中、サイクル外熱交換器4の出口側水温に基づき、この水温を目標水温にするように、凝縮器8およびサイクル外熱交換器4への通水量を制御する。具体的には、本実施例では、水温センサ14の検出温度を目標水温に維持するように、給水ポンプ12をインバータ制御する。なお、目標水温は、後述するように、比較的高温でもよく、本実施例では85℃以上(たとえば90℃)とされる。このようにして、所望温度(しかも比較的高温)の温水を製造することができる。
本実施例の燃料電池用廃熱回収システム1によれば、燃料電池2からのオフガスは、サイクル外熱交換器4と蒸発器10とに順に通されて冷却される。つまり、燃料電池2のオフガスは、サイクル外熱交換器4に通されて冷却された後、ヒートポンプ3の蒸発器10に通されてさらに冷却される。サイクル外熱交換器4で冷却後のオフガスをヒートポンプ3でさらに冷却することで、オフガスを露点温度以下に確実に冷却することができる。そして、オフガス中の水分を凝縮させて得られた凝縮水は、二点鎖線で示すように、戻し路15を介して燃料電池2へ戻される。このようにして、外部からの補給水なしで燃料電池2の運転を継続する水自立を実現することができる。
また、サイクル外熱交換器4とヒートポンプ3とを用いて、オフガスを露点温度以下に確実に冷却できるので、ヒートポンプ3の凝縮器8への給水として、比較的高温の水を用いることもできる。そのため、通水路11に通す水として、温水の循環水系から採取された水(循環温水)を用いることもできる。給湯や暖房等のため温水を必要とする業種では、施設内において温水を循環しながらユースポイント(たとえば、厨房や暖房装置など)に供給しているのが一般的である。そこで、燃料電池2で発電した電力を施設内で利用しつつ、温水の循環水系から採取した温水を、通水路11を介して凝縮器8とサイクル外熱交換器4とに順に通して加温した後、再び温水の循環水系へ戻すようにしてもよい。なお、温水の循環水系では、循環経路上に温水タンクや温水製造装置(たとえば、給湯器や温水ボイラなど)が適宜に設けられる。
また、通水路11の水は、ヒートポンプ3の凝縮器8に通されて加温された後、サイクル外熱交換器4に通されてさらに加温される。ヒートポンプ3の凝縮器8で加温後の水をサイクル外熱交換器4でさらに加温することで、比較的高温の水を得ることができる。
さらに、本実施例では、ヒートポンプ3の蒸発器10には、サイクル外熱交換器4で冷却後のオフガスが供給される。これにより、ヒートポンプ3の高圧側と低圧側との温度差を軽減して、圧縮機7における冷媒の圧縮比を抑え、圧縮機7の負荷の軽減と消費電力の削減を図ることができる。言い換えれば、一般に、ヒートポンプ3は、くみ上げる温度差が小さいほど効率がよいので、サイクル外熱交換器4の設置により、くみ上げる温度差を低減して、効率向上を図ることができる。
図2は、本発明の燃料電池用廃熱回収システムの実施例2を示す概略図である。本実施例2の燃料電池用廃熱回収システム1は、基本的には前記実施例1と同様である。そこで、以下においては、両者の異なる点を中心に説明し、対応する箇所には同一の符号を付して説明する。また、実施例1と同様の点については、説明を省略する。
本実施例2では、ヒートポンプとして、第一ヒートポンプ16と第二ヒートポンプ17とを備える。
第一ヒートポンプ16は、前記実施例1のヒートポンプ3と同様に、蒸気圧縮式のヒートポンプであり、圧縮機18、凝縮器19、膨張弁20および蒸発器21,22が順次環状に接続されて構成される。ここで、第一ヒートポンプ16は、蒸発器として、第一蒸発器21と第二蒸発器22との二つの蒸発器を備える。これら蒸発器21,22は、直列に接続されている。従って、第一ヒートポンプ16の膨張弁20からの冷媒は、基本的には、第一蒸発器21と第二蒸発器22とを順に通された後、圧縮機18へ送られる。
但し、好ましくは、第一ヒートポンプ16の冷媒路には、第一蒸発器21の前後を接続してバイパス路23が設けられており、第一ヒートポンプ16の膨張弁20からの冷媒は、第一蒸発器21を介することなくバイパス路23を介しても第二蒸発器22へ供給可能とされる。すなわち、第一ヒートポンプ16は、膨張弁20を通過後の冷媒が、第一蒸発器21を介して第二蒸発器22へ供給可能とされると共に、第一蒸発器21を介さずにバイパス路23を介して第二蒸発器22へ供給可能とされている。
バイパス路23には流量調整弁24が設けられており、この流量調整弁24の開度を調整することで、バイパス路23を通る冷媒流量を調整することができる。いずれにしても、第二蒸発器22には、気液二相の冷媒が供給され、さらに蒸発が図られる。
なお、第一ヒートポンプ16には、凝縮器19の出口側に過冷却器を設置したり、圧縮機18の入口側にアキュムレータを設置したり、圧縮機18の出口側に油分離器を設置したり、凝縮器19の出口側(凝縮器19と過冷却器との間)に受液器を設置したりしてもよい。このことは、第一ヒートポンプ16に限らず、第二ヒートポンプ17についても同様である。
第二ヒートポンプ17は、前記実施例1のヒートポンプ3と同様に、蒸気圧縮式のヒートポンプであり、圧縮機25、凝縮器26、膨張弁27および蒸発器28が順次環状に接続されて構成される。第二ヒートポンプ17は、第一ヒートポンプ16のように二つの蒸発器を備える必要はないし、バイパス路や流量調整弁を備える必要もない。そして、第二ヒートポンプ17は、蒸発器28において、オフガスから熱をくみ上げ、凝縮器26において、第一ヒートポンプ16の冷媒を加熱して自身の冷媒は凝縮を図られる。
第一ヒートポンプ16と第二ヒートポンプ17とは、本実施例では次のようにして接続される。すなわち、第二ヒートポンプ17の圧縮機25からの冷媒と第一ヒートポンプ16の膨張弁20からの冷媒とを受けて、両冷媒を混ぜることなく熱交換する間接熱交換器29を備え、この間接熱交換器29が第二ヒートポンプ17の凝縮器26であると共に第一ヒートポンプ16の第一蒸発器21とされる。但し、両ヒートポンプ16,17は、間接熱交換器に限らず、中間冷却器(直接熱交換器など)で接続されてもよい。
第一ヒートポンプ16の第二蒸発器22と、第二ヒートポンプ17の蒸発器28とには、サイクル外熱交換器4を通過後のオフガスが順に通される。一方、給水ポンプ12からの水は、第一ヒートポンプ16の凝縮器19と、サイクル外熱交換器4とに順に通される。
本実施例2では、オフガス路6には、第二ヒートポンプ17の蒸発器28の出口側に、オフガス温度センサ13が設けられる。一方、通水路11には、前記実施例1と同様に、サイクル外熱交換器4の出口側に、水温センサ14が設けられる。さらに、第二ヒートポンプ17には、圧縮機25の入口側に、圧力センサ30と温度センサ31とが設けられ、過熱度を監視可能とされる。
本実施例2では、第二ヒートポンプ17の蒸発器28の出口側オフガス温度に基づき、このオフガス温度を目標オフガス温度にするように、第二ヒートポンプ17の膨張弁27を制御する。具体的には、本実施例では、オフガス温度センサ13の検出温度を目標オフガス温度に維持するように、第二ヒートポンプ17の膨張弁27の開度を調整する。
また、第二ヒートポンプ17の圧縮機25の入口側冷媒過熱度に基づき、この過熱度を目標過熱度にするように、第一ヒートポンプ16のバイパス路23の流量調整弁24を制御する。具体的には、本実施例では、第二ヒートポンプ17の圧縮機25の入口側に設けた圧力センサ30と温度センサ31とにより冷媒の過熱度を把握し、その過熱度を目標過熱度に維持するように、流量調整弁24の開度を調整する。
さらに、前記実施例1と同様に、サイクル外熱交換器4の出口側水温に基づき、この水温を目標水温にするように、凝縮器19およびサイクル外熱交換器4への通水量を制御する。具体的には、本実施例では、水温センサ14の検出温度を目標水温に維持するように、給水ポンプ12をインバータ制御する。
なお、本実施例2では、各ヒートポンプ16,17の圧縮機18,25は、モータの駆動周波数ひいては回転数を一定に維持される。但し、場合により、各ヒートポンプ16,17の圧縮機18,25は、その吐出圧を所定に維持するように制御されてもよい。
本実施例2の燃料電池用廃熱回収システム1によれば、第二ヒートポンプ17の蒸発器28の出口側オフガス温度に基づき、第二ヒートポンプ17の膨張弁27を制御することで、オフガスを露点温度以下に冷却して、水自立を確実に図ることができる。また、第二ヒートポンプ17の圧縮機25の入口側冷媒過熱度に基づき、第一ヒートポンプ16の第一蒸発器21をバイパスさせるバイパス流量を制御することで、第二蒸発器22におけるオフガスと冷媒との熱交換量を調整して、第二ヒートポンプ17の蒸発器28へのオフガス温度を所望に維持することができる。また、第二ヒートポンプ17の圧縮機25の入口側過熱度を調整することで、第二ヒートポンプ17の圧縮機25の保護を図ることができる。さらに、サイクル外熱交換器4の出口側水温に基づき、通水量を制御することで、所望温度の温水を製造することができる。
本発明の燃料電池用廃熱回収システム1は、前記各実施例の構成(制御を含む)に限らず、適宜変更可能である。特に、ヒートポンプ3とサイクル外熱交換器4を備え、ヒートポンプ3では、蒸発器10において燃料電池2のオフガスから熱をくみ上げ、凝縮器8において通水を加温し、サイクル外熱交換器4では、燃料電池2から蒸発器10へのオフガスと、凝縮器8を通過後の水とを熱交換するのであれば、その他の構成は適宜に変更可能である。
1 燃料電池用廃熱回収システム
2 燃料電池
3 ヒートポンプ
4 サイクル外熱交換器
5 ガス管
6 オフガス路
7 圧縮機
8 凝縮器
9 膨張弁
10 蒸発器
11 通水路
12 給水ポンプ
13 オフガス温度センサ
14 水温センサ
15 戻し路
16 第一ヒートポンプ
17 第二ヒートポンプ
18 圧縮機
19 凝縮器
20 膨張弁
21 第一蒸発器
22 第二蒸発器
23 バイパス路
24 流量調整弁
25 圧縮機
26 凝縮器
27 膨張弁
28 蒸発器
29 間接熱交換器
30 圧力センサ
31 温度センサ

Claims (5)

  1. 圧縮機、凝縮器、膨張弁および蒸発器が順次環状に接続されて冷媒を循環させ、前記蒸発器において燃料電池のオフガスから熱をくみ上げ、前記凝縮器において通水を加温するヒートポンプと、
    前記燃料電池から前記蒸発器へのオフガスと、前記凝縮器を通過後の水とを熱交換して、オフガスの冷却を図ると共に通水を加温するサイクル外熱交換器と
    を備えることを特徴とする燃料電池用廃熱回収システム。
  2. 前記蒸発器の出口側オフガス温度に基づき、このオフガス温度を目標オフガス温度にするように、前記圧縮機を制御し、
    前記サイクル外熱交換器の出口側水温に基づき、この水温を目標水温にするように、前記凝縮器および前記サイクル外熱交換器への通水量を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用廃熱回収システム。
  3. 前記ヒートポンプとして、第一ヒートポンプと第二ヒートポンプとを備え、
    前記第一ヒートポンプは、第一蒸発器と第二蒸発器とを備え、
    前記第二ヒートポンプは、前記第一蒸発器を兼ねる凝縮器を介して前記第一ヒートポンプと接続され、
    前記第一ヒートポンプの第二蒸発器と、前記第二ヒートポンプの蒸発器とに、前記サイクル外熱交換器を通過後のオフガスが順に通され、
    前記第一ヒートポンプの凝縮器と、前記サイクル外熱交換器とに、水が順に通される
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用廃熱回収システム。
  4. 前記第一ヒートポンプは、膨張弁を通過後の冷媒が、前記第一蒸発器を介して前記第二蒸発器へ供給可能とされると共に、前記第一蒸発器を介さずにバイパス路を介して前記第二蒸発器へ供給可能とされ、そのバイパス路に流量調整弁が設けられており、
    前記第二ヒートポンプの蒸発器の出口側オフガス温度に基づき、このオフガス温度を目標オフガス温度にするように、前記第二ヒートポンプの膨張弁を制御し、
    前記第二ヒートポンプの圧縮機の入口側冷媒過熱度に基づき、この過熱度を目標過熱度にするように、前記流量調整弁を制御し、
    前記サイクル外熱交換器の出口側水温に基づき、この水温を目標水温にするように、前記第一ヒートポンプの凝縮器および前記サイクル外熱交換器への通水量を制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の燃料電池用廃熱回収システム。
  5. 前記ヒートポンプおよび前記サイクル外熱交換器に通されて加温される水は温水の循環水系から採取された水であり、加温後に温水の循環水系に戻される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池用廃熱回収システム。
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