JP2017190728A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リーン運転中にトルクの低減要求が出された場合に、排気エミッションの悪化を抑制しつつトルクの実現性を高めることのできる内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】内燃機関は、全気筒の目標空燃比をリーン空燃比とするリーン運転と、一部の気筒の燃料カットを行うとともに稼働気筒の目標空燃比をリーン空燃比よりもリッチな減筒時目標空燃比とする減筒運転とを切り替え可能に構成されている。制御装置は、トルク低減要求を受けて所定の切り替え条件が成立した場合に、リーン運転から減筒運転へと切り替える。切り替え時の減筒時目標空燃比及び稼働気筒数は、減筒運転への切り替え直前の吸入空気量及びトルクと等空気量且つ等トルクの減筒運転となるように設定する。また、制御装置は、減筒運転への切り替え後のトルクが要求トルクとなるように吸入空気量の減量または点火時期の遅角を行う。【選択図】図4
Description
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
特許文献1には、希薄燃焼を行う内燃機関において、迅速なトルク変更の要求を満たすための制御装置に関する技術が開示されている。より詳しくは、この制御装置では、希薄燃焼時に変速時等の迅速なトルク低減要求が出された場合に、一部の気筒の燃料カットによりトルク低減量を要求値に近づけるとともに、稼働気筒のトルクを燃料供給量等により調整してトルク低減要求値を実現することが行なわれる。
上記特許文献1の制御装置では、トルク低減要求の大部分が一部の気筒の燃料カットにより実現されるため、稼働気筒の燃料量の増減による空燃比の変化は比較的小さい。このため、トルク低減時の稼働気筒の空燃比が変化して例えば16〜20程度の空燃比になると、NOx排出量が増大するおそれがある。このように、上記特許文献1の技術では、トルク低減要求が出された場合に、NOx排出量の観点から稼働気筒の空燃比に制限を設けていないため、排気エミッションが悪化を防ぐことができないおそれがある。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたもので、リーン空燃比によるリーン運転中にトルクの低減要求が出された場合に、排気エミッションの悪化を抑制しつつトルクの実現性を高めることのできる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、多気筒の内燃機関の全気筒の目標空燃比を理論空燃比よりもリーンなリーン空燃比とするリーン運転と、内燃機関の一部の気筒の燃料カットを行うとともに燃料カットを行わない残りの稼働気筒の目標空燃比をリーン空燃比よりもリッチな減筒時目標空燃比とする減筒運転とを切り替え可能に構成された内燃機関を制御する制御装置を対象としている。制御装置は、トルク低減要求を受けて所定の切り替え条件が成立した場合に、リーン運転から前記減筒運転へと切り替えるように構成されている。減筒運転における稼働気筒の数及び減筒時目標空燃比は、減筒運転への切り替え直前の吸入空気量及びトルクと等空気量且つ等トルクの減筒運転となるように設定される。また、制御装置は、減筒運転への切り替え後のトルクがトルク低減要求から算出される要求トルクとなるようにアクチュエータを制御するように構成されている。
本発明の構成によれば、トルク低減要求を受けてリーン運転から減筒運転へと切り替えられる場合に、減筒運転時の空燃比がリーン空燃比よりもリッチな減筒時目標空燃比に制御される。これにより、トルク低減時の空燃比をリッチ側に変化させることができるので、燃焼安定性を確保することができる。また、減筒運転への切り替え時に減筒時目標空燃比まで瞬時に切り替えることができるので、NOx排出量が増大する空燃比領域等を避けてリッチ化することが可能となる。さらに、減筒運転への切り替え前後のトルク及び吸入空気量が変化しないため、即時に減筒運転へと移行することができ、また、トルク段差によるドライバビリティの悪化も回避することができる。このように、本発明によれば、トルク低減時の排気エミッションの悪化を抑制するとともにトルクの実現性を確保することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に示す実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、この発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態において説明する構造やステップ等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、この発明に必ずしも必須のものではない。
実施の形態1.
[システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態1のシステムの構成を示す図である。図1に示すシステムは、内燃機関(エンジン)10を備えている。エンジン10は、本実施の形態における制御対象であり、火花点火式の多気筒4サイクルレシプロエンジンである。また、このエンジンは、均質リーン燃焼を行うリーンバーンエンジンであり、エンジンの運転形態として、全気筒の目標空燃比を理論空燃比よりもリーンな空燃比(例えばA/F=24)とする運転(以下、リーン運転)と、一部気筒の燃料カットを行うとともに残りの稼働気筒の目標空燃比である減筒時目標A/Fを理論空燃比又は理論空燃比よりもリッチな所定範囲(例えば、A/F=9〜15)の空燃比とする運転(以下、減筒運転)とを選択可能に構成されている。
[システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態1のシステムの構成を示す図である。図1に示すシステムは、内燃機関(エンジン)10を備えている。エンジン10は、本実施の形態における制御対象であり、火花点火式の多気筒4サイクルレシプロエンジンである。また、このエンジンは、均質リーン燃焼を行うリーンバーンエンジンであり、エンジンの運転形態として、全気筒の目標空燃比を理論空燃比よりもリーンな空燃比(例えばA/F=24)とする運転(以下、リーン運転)と、一部気筒の燃料カットを行うとともに残りの稼働気筒の目標空燃比である減筒時目標A/Fを理論空燃比又は理論空燃比よりもリッチな所定範囲(例えば、A/F=9〜15)の空燃比とする運転(以下、減筒運転)とを選択可能に構成されている。
車両に搭載されている制御装置としてのECU(Electronic control Unit)100は、エンジン10に備えられる各種のアクチュエータを操作することでエンジン10の運転を制御する。ECU100により操作されるアクチュエータには、空気量を変化させるスロットル、筒内に燃料を供給するインジェクタ、筒内の混合気に点火する点火装置が含まれる。ECU100はこれらのアクチュエータを操作してエンジン10の運転を制御する。ECU100によるエンジン10の制御には、リーン運転から減筒運転へ、或いは、減筒運転からリーン運転への運転形態の切り替えが含まれている。
図1には、本実施の形態に係るECU100のロジックがブロック図で示されている。ECU100は、燃焼状態判定手段101、トルク低減量判定手段102、及び軽負荷判定手段103を含む。燃焼状態判定手段101は、エンジン10がリーン運転中か否かをエンジン10の回転速度、負荷、空燃比等の運転状態から判定する。トルク低減量判定手段102は、トルク低減要求が出される前後のトルク要求値の差からトルク低減要求量を求め、その値が所定値以上かを判定する。また、軽負荷判定手段103は、トルク低減要求が出された後のトルク要求値が所定以下の軽負荷か否かを判定する。
ECU100は、減筒時A/F算出手段110を含む。図2は、減筒時A/F算出手段110の概要を説明するためのブロック図である。この図に示すように、減筒時A/F算出手段110は、さらにマップ111とマップ112を含む。マップ111は、筒内に吸入される現在の空気量の推定値(以下、推定吸入空気量)とリーン運転における現在の空燃比の入力を受けて、入力された空燃比による燃焼が全ての気筒において行なわれた場合のトルクの推定値(以下、推定トルク)を算出するように構成されている。また、マップ112は、マップ111において算出された推定トルク、推定吸入空気量、及び燃料カットを行う気筒の数(以下、減筒数)の入力を受けて、推定吸入空気量及び推定トルクと等空気量且つ等トルクとなる減筒運転が、減筒数から特定される数の稼働気筒によって行なわれるための空燃比を逆算し、これを減筒時目標A/Fとして算出する。
再び図1に戻り、ECU100は、さらにA/F上限制限手段120とA/F下限制限手段122を含む。A/F上限制限手段120は、減筒時A/F算出手段110により算出された減筒時目標A/FがNOx排出量の許容限界(例えばA/F=15)よりもリッチか否かを判定する。また、A/F下限制限手段122は、減筒時A/F算出手段110により算出された減筒時目標A/Fが燃焼限界(例えばA/F=9)よりもリーンか否かを判定する。
また、ECU100は、減筒&燃料増量同期手段130を含む。減筒&燃料増量同期手段130は、上述した減筒運転を行う手段であり、減筒される気筒の燃料カットと、減筒時A/F算出手段110により算出された減筒時目標A/Fを満たすための稼働気筒の燃料増量を同一サイクルで実施するようにインジェクタを制御する。
さらに、ECU100は、トルク低減速度判定手段140と、吸入空気量減量手段141と、点火時期遅角手段142を含む。トルク低減速度判定手段140は、トルク低減要求の実現が吸入空気量の減量よりも早い速度で必要か否かを、その要求元(例えば、変速要求やペダル要求)から判定する。また、吸入空気量減量手段141は、トルク低減速度判定手段140によって、トルク低減要求の実現が吸入空気量の減量よりも早い速度で必要と判断されなかった場合に、減筒運転時の要求吸入空気量を要求トルクに対応する空気量まで減量するとともに、要求吸入空気量に基づきスロットルを制御する。また、点火時期遅角手段142は、トルク低減速度判定手段140によって、トルク低減要求の実現が吸入空気量の減量よりも早い速度で必要と判断された場合に、減筒運転時の要求点火時期を要求トルクに対応する点火時期まで遅角するとともに、要求点火時期に基づき点火装置を制御する。
[実施の形態のシステム動作]
本実施の形態のシステムでは、リーン運転中にトルク低減要求が出された場合に、リーン運転から減筒運転への切り替え制御が行われる。以下、フローチャートに沿って、当該制御について詳細に説明する。
本実施の形態のシステムでは、リーン運転中にトルク低減要求が出された場合に、リーン運転から減筒運転への切り替え制御が行われる。以下、フローチャートに沿って、当該制御について詳細に説明する。
図3は、本実施の形態のシステムが実行するルーチンのフローチャートである。なお、図3に示すルーチンは、エンジン10の運転中にECU100によって所定の制御周期で繰り返し実行される。
図3に示すルーチンでは、先ずトルク低減要求があるか否かが判定される(ステップS2)。トルク低減要求の要求元としては、例えば、ECT(Electronic Controlled Transmission)による変速動作の際に出される要求(以下、変速要求)や、アクセルペダルの操作量から出される要求(以下、ペダル要求)がある。ここでは、これらの要求元からのトルク低減要求を受信したか否かが判定される。その結果、トルク低減要求がないと判定された場合には、本ルーチンは速やかに終了され、トルク低減要求があると判定された場合には、次のステップに移行する。
次のステップでは、燃焼状態判定手段101によってリーン運転中か否かが判定される(ステップS4)。その結果、リーン運転中でない場合には後述するステップS24に移行し、リーン運転中である場合には次のステップに移行する。
次のステップでは、トルク低減量判定手段102によって、トルク低減要求量が所定値以上か否かが判定される(ステップS6)。なお、ここでの所定値は、減筒運転によるトルク低減が必要か否かを判定するための閾値であって、例えばリーン運転中の吸入空気量の減量や点火時期の遅角によって達成し得るトルク低減要求量の上限値に設定される。その結果、トルク低減要求が所定値以上であると判定された場合には、減筒運転への切り替えが必要であると判断されて、後述するステップS10へと移行する。
一方、ステップS6の判定において、トルク低減要求が所定値以上はないと判定された場合には、軽負荷判定手段103によって、トルク低下に要求がなされた後のトルク要求値が所定値以下か否かが判定される(ステップS8)。なお、ここでの所定値は、リーン運転において燃焼が不安定となる軽負荷か否かを判定するための閾値であって、例えばリーン運転において燃焼安定性を担保しうるトルク要求値の下限値に設定される。その結果、ステップS8の判定の成立が認められない場合には、減筒運転に切り替える必要がないと判断されて、後述するステップS24に移行する。一方、ステップS8の判定の成立が認められた場合には、減筒運転に切り替える必要があると判断されて、後述するステップS10へと移行する。なお、上記ステップS4、S6及びS8の処理は、エンジン10の運転形態をリーン運転から減筒運転へと切り替えるための切り替え条件の成立を判定する処理に相当している。
ステップS10では、減筒時A/F算出手段110によって、減筒運転時の目標空燃比である減筒時目標A/Fが算出される(ステップS10)。より詳しくは、減筒時A/F算出手段110には、推定吸入空気量、空燃比及び減筒数が入力される。なお、減筒数の初期値は1に設定されている。減筒時A/F算出手段110では、これらの入力を受けて、推定吸入空気量及び推定トルクと等空気量且つ等トルクとなる稼働気筒の目標空燃比(減筒時目標A/F)が算出される。
次に、減筒時A/F算出手段110により算出された減筒時目標A/FがNOx排出量の許容限界(例えばA/F=15)よりもリッチか否かが、A/F上限制限手段120によって判定される(ステップS12)。その結果、ステップS12の判定の成立が認められない場合には、減筒時目標A/FがNOx排出量の許容限界を超えていると判断されて、次のステップにおいて減筒数に+1が加算されて(ステップS14)、再度上記ステップS10の処理に移行する。ステップS10では、減筒時目標A/Fが新たな減筒数に対応する値に更新される。このような処理によれば、減筒時目標A/FがNOx排出量の許容限界よりもリッチになるまで減筒数が加算される。
上記ステップS12において、減筒時目標A/FがNOx排出量の許容限界よりもリッチであると判定された場合には、次のステップに移行する。次のステップでは、減筒時A/F算出手段110により算出された減筒時目標A/Fが燃焼限界(例えばA/F=9)よりもリーンか否かが、A/F下限制限手段122によって判定される(ステップS16)。その結果、ステップS16の判定の成立が認められない場合には、減筒時目標A/Fが燃焼限界を超えていると判断されて、次のステップにおいて減筒数に−1が加算されて(ステップS18)、再度上記ステップS10の処理に移行する。ステップS10では、減筒時目標A/Fが新たな減筒数に対応する値に更新される。このような処理によれば、減筒時目標A/Fが燃焼限界よりもリーンになるまで減筒数が減算される。
上記ステップS16において、減筒時目標A/Fが燃焼限界よりもリーンであると判定された場合には、次のステップに移行する。次のステップでは、目標空燃比が上記ステップS10の処理において算出された減筒時目標A/Fに切り替えられる(ステップS20)。次に、上記ステップS20における目標空燃比の切り替えに応答して減筒運転が行われる(ステップS22)。ここでは、具体的には、減筒&燃料増量同期手段130によって、減筒時目標A/Fに対応する減筒数の気筒の燃料カットが行われるとともに、稼働気筒の目標空燃比が減筒時目標A/Fとなるように供給燃料が増量される。
図3に示すルーチンでは、次に、迅速なトルク低減を必要としているか否かが、トルク低減速度判定手段140によって判定される(ステップS24)。その結果、迅速なトルク低減が不要であると判定された場合には、次のステップに移行して、吸入空気量減量手段141によってスロットルの開度が閉側に制御されることにより、減筒運転時の吸入空気量が減量される(ステップS26)。一方、迅速なトルク低減が必要であると判定された場合には、次のステップに移行して、減筒運転時の点火時期が点火時期遅角手段142によって遅角される(ステップS28)。ステップS26又はS28の処理が終了されると、本ルーチンは速やかに終了される。
本実施の形態のシステムの切り替え制御による効果について、タイムチャートを参照して説明する。図4は、リーン運転中のトルク低減要求によって減筒運転への切り替えが行なわれた場合の各種状態量の変化を示すタイムチャートである。なお、この図において、1段目のチャートはトルクの時間変化を、2段目のチャートは稼働気筒数の時間変化を、3段目のチャートはスロットルの開度の時間変化を、4段目のチャートは稼働気筒の燃料供給量の時間変化を、5段目のチャートは吸入空気量の時間変化を、そして6段目のチャートは空燃比(A/F)の時間変化を、それぞれ示している。
図4のチャートに示す例では、時間t1におけるトルク低減要求を受けてリーン運転から減筒運転へと切り替えられる際に、稼働気筒数が4気筒から2気筒へと減筒されるとともに稼働気筒の燃料供給量が増量されている。これにより、減筒運転の開始とともにリーン空燃比(A/F=24)が所定範囲(9<A/F=12<15)まで瞬時にリッチ化されるので、減筒運転時の燃焼安定性を確保するとともに、減筒運転においてNOx排出量が増加する空燃比範囲(A/F=16〜20程度)に制御されることを回避することができる。また、減筒運転への切り替え時の稼働気筒への燃料供給量は、トルク低減要求前後の吸入空気量及びトルクが等空気量且つ等トルクとなるようにその増量分が定められるため、トルク低減要求前後のトルク段差によるドライバビリティの悪化を防ぐとともに、減筒前に吸入空気量を増量する等の動作を行うことなく即座に稼働気筒を減らすことが可能となる。また、図4のチャートに示す例では、減筒運転への切り替え時に要求吸入空気量が減量されているので、安定したトルクの低減を行うことが可能となる。
なお、図4には図示されていないが、本実施の形態のシステムによれば、トルク低減要求の実現が吸入空気量の減量よりも早い速度で必要と判断された場合に、点火時期の遅角によって対応することができる。
10 内燃機関(エンジン)
100 ECU
101 燃焼状態判定手段
102 トルク低減量判定手段
103 軽負荷判定手段
110 減筒時A/F算出手段
111,112 マップ
120 A/F上限制限手段
122 A/F下限制限手段
130 燃料増量同期手段
140 トルク低減速度判定手段
141 吸入空気量減量手段
142 点火時期遅角手段
100 ECU
101 燃焼状態判定手段
102 トルク低減量判定手段
103 軽負荷判定手段
110 減筒時A/F算出手段
111,112 マップ
120 A/F上限制限手段
122 A/F下限制限手段
130 燃料増量同期手段
140 トルク低減速度判定手段
141 吸入空気量減量手段
142 点火時期遅角手段
Claims (1)
- 多気筒の内燃機関の全気筒の目標空燃比を理論空燃比よりもリーンなリーン空燃比とするリーン運転と、前記内燃機関の一部の気筒の燃料カットを行うとともに燃料カットを行わない残りの稼働気筒の目標空燃比を前記リーン空燃比よりもリッチな減筒時目標空燃比とする減筒運転とを切り替え可能に構成された内燃機関を制御する制御装置であって、
前記制御装置は、
トルク低減要求を受けて所定の切り替え条件が成立した場合に、前記リーン運転から前記減筒運転へと切り替えるように構成され、
前記減筒運転における前記稼働気筒の数及び前記減筒時目標空燃比は、前記減筒運転への切り替え直前の吸入空気量及びトルクと等空気量且つ等トルクの減筒運転となるように設定され、
前記減筒運転への切り替え後のトルクが前記トルク低減要求から算出される要求トルクとなるようにアクチュエータを制御する
ように構成されていることを特徴とする内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016080819A JP2017190728A (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016080819A JP2017190728A (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017190728A true JP2017190728A (ja) | 2017-10-19 |
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ID=60085848
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2016080819A Pending JP2017190728A (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017190728A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110778408A (zh) * | 2018-07-26 | 2020-02-11 | 马自达汽车株式会社 | 压缩着火式发动机的控制装置 |
JP2020176626A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | ヴィンタートゥール ガス アンド ディーゼル アーゲー | 大型エンジンの運転方法及び大型エンジン |
-
2016
- 2016-04-14 JP JP2016080819A patent/JP2017190728A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110778408A (zh) * | 2018-07-26 | 2020-02-11 | 马自达汽车株式会社 | 压缩着火式发动机的控制装置 |
JP2020176626A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | ヴィンタートゥール ガス アンド ディーゼル アーゲー | 大型エンジンの運転方法及び大型エンジン |
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