JP2017190161A - 物品供給検査装置及び物品供給検査方法 - Google Patents

物品供給検査装置及び物品供給検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送される容器の内部に物品が正確に収容されたか否かを判定することができる物品供給検査装置を提供すること。
【解決手段】容器8を搬送方向Pに搬送する容器搬送部2と、容器搬送部2により搬送される容器8を検知する容器検知部5と、容器搬送部2により搬送される容器8の内部に搬送方向Pに交差する方向から物品9を投入する物品投入部4と、容器8と物品投入部4との間を通過する物品9を検知する物品検知部6と、容器検知部5により容器8が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、物品検知部6により物品9が検知されない場合又は2回以上検知された場合に、容器8の内部への物品9の供給が異常であることを判定する判定部12と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、搬送される容器の内部に投入される物品の検査を行う物品供給検査装置及び物品供給検査方法に関する。
従来、搬送される容器の内部に物品を投入する物品供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の物品供給装置は、袋状の容器に向けて物品を押し出して、袋状の容器の開口から容器の内部に物品を投入する。
特許第4259230号公報
特許文献1に記載の物品供給装置では、袋状の容器に物品を投入しても、容器の内部に物品が正確に収容されない場合があった。
本発明の課題は、搬送される容器の内部に物品が正確に収容されたか否かを判定することができる物品供給検査装置及び物品供給検査方法を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、容器(8)を搬送方向(P)に搬送する容器搬送部(2)と、前記容器搬送部(2)により搬送される容器(8)を検知する容器検知部(5)と、前記容器搬送部(2)により搬送される容器(8)の内部に前記搬送方向(P)に交差する方向から物品(9)を投入する物品投入部(4)と、容器(8)と前記物品投入部(4)との間を通過する物品(9)を検知する物品検知部(6)と、前記容器検知部(5)により容器(8)が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、前記物品検知部(6)により物品(9)が検知されない場合又は2回以上検知された場合に、容器(8)の内部への物品(9)の供給が異常であることを判定する判定部(12)と、を備える物品供給検査装置(1)である。
第2の発明は、第1の発明の物品供給検査装置(1)において、前記判定部(12)は、前記容器検知部(5)により容器(8)が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、前記物品検知部(6)により物品(9)が1回検知された場合に、容器(8)の内部への物品(9)の供給が正常であることを判定すること、を特徴とする物品供給検査装置(1)である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の物品供給検査装置(1)において、前記容器搬送部(2)に設けられ、搬送される容器(8)の下面を吸着する下面吸着部(24)と、前記容器搬送部(2)の上方に設けられ、前記容器検知部(5)の下流側において、搬送される容器(8)の上面を吸着する上面吸着部(3)と、を備えること、を特徴とする物品供給検査装置(1)である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれか1つの物品供給検査装置において、容器(8)は、袋状容器であること、を特徴とする物品供給検査装置(1)である。
第5の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれか1つの物品供給検査装置において、前記物品投入部(4)は、前記容器搬送部(2)の側方に配置されること、を特徴とする物品供給検査装置(1)である。
第6の発明は、容器(8)を搬送方向(P)に搬送する容器搬送工程と、前記容器搬送工程により搬送される容器(8)を検知する容器検知工程と、前記容器搬送工程により搬送される容器(8)の内部に前記搬送方向(P)に交差する方向から物品投入部(4)により物品(9)を投入する物品投入工程と、容器(8)と前記物品投入部(4)との間を通過する物品(9)を検知する物品検知工程と、前記容器検知工程により容器(8)が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、前記物品検知工程により物品(8)が検知されない場合又は2回以上検知された場合に、容器(8)の内部への物品(9)の供給が異常であることを判定する判定工程と、を備える物品供給検査方法である。
本発明によれば、搬送される容器の内部に供給される物品が正確に収容されているか否かを判定することができる物品供給検査装置及び物品供給の検査方法を提供することができる。
実施形態の物品供給検査装置1の全体構成を示す側面図である。 実施形態の物品供給検査装置1を上方側から視た図である。 物品供給検査装置1の物品投入部4における物品9を供給する動作を示す図である。 物品供給検査装置1の動作を説明するフローチャートである。
(実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、実施形態の物品供給検査装置1の全体構成を示す側面図である。
図2は、実施形態の物品供給検査装置1を上方側から視た図である。
図3は、物品供給検査装置1の物品投入部4における物品9を供給する動作を示す図である。
本実施形態の物品供給検査装置1は、袋状の容器8(以下、「袋状容器」ともいう)に物品9を供給すると共に、袋状容器8に物品9が正確に収容されたか否かを検査する装置である。
本実施形態では、袋状容器8は、例えば、2枚のフィルムシートが重ねられた袋状に形成され、空の状態においてシート状に形成される。袋状容器8は、例えば、空の状態において、方形状の2枚のフィルムシートが重ねられて形成され、一辺が開口しており、その他の三辺が溶着などによりシールされている。
また、物品9としては、例えば、食品などを広く適用することができる。物品9として食品を使用する場合には、本発明が物品9を検知して検査するため、一体的な塊であることが好ましい。なお、物品9は、食品に限定されない。ここで、物品9の重量が比較的軽い場合には、物品9は、袋状容器8の内部に一旦入っても跳ね返って外部に飛び出す可能性がある。そのため、物品9としては、例えば、CD(Compact Disc)や、クーポン券や、チラシなどの重量が比較的軽いものを挙げることができる。
物品供給検査装置1は、図1〜図3に示すように、容器搬送部2と、上面吸着部としての容器上面吸着部3と、物品投入部4と、容器検知部5と、物品検知部6と、制御部10と、を備える。
容器搬送部2は、袋状容器8を搬送方向Pに搬送する。容器搬送部2は、図1に示すように、駆動ローラ21と、従動ローラ22と、駆動ローラ21及び従動ローラ22に掛け渡される搬送ベルト23と、搬送ベルト23の上面部分で形成される搬送面の下側に設けられる下面吸着部としての容器下面吸着部24とを有する。
駆動ローラ21が駆動することで、駆動ローラ21及び従動ローラ22が矢印A方向に回転することにより、搬送ベルト23の搬送面は、水平面内の搬送方向Pの一方側(上流側)から他方側(下流側)に向けて水平移動される。搬送ベルト23は、環状に形成され、継ぎ目を有さないベルト等である。
容器下面吸着部24は、搬送ベルト23の搬送面の下側に設けられ、搬送される袋状容器8の下面を吸着する。容器下面吸着部24は、上面に吸着用の多数の貫通孔(図示せず)が形成され、搬送ベルト23の搬送面に袋状容器8の下面を吸着させる吸引力を搬送面に作用させる。
容器検知部5は、容器搬送部2により搬送される袋状容器8を検知する。容器検知部5は、図2に示すように、容器搬送部2における搬送方向Pの途中において、搬送ベルト23の上方に配置され、搬送される袋状容器8の先端が、物品投入部4の上流側における容器搬送部2の搬送方向Pの所定の位置に達した場合に、袋状容器8を検知する。
容器上面吸着部3は、図1に示すように、容器検知部5の下流側において、容器搬送部2の上方に設けられ、搬送される袋状容器8の上面を吸着する。容器上面吸着部3は、平板状の下面部分で形成された吸着面を有する。容器上面吸着部3は、下面の吸着面に吸着用の多数の貫通孔(図示せず)が形成され、搬送ベルト23を搬送される袋状容器8の上面を吸着させる吸引力を作用させる。
容器上面吸着部3は、上下方向に移動する上下移動シリンダの駆動により、上下方向に移動可能であり、待機状態において上方に位置する。容器上面吸着部3は、吸着状態において、待機状態から下方に移動して、下方の位置において袋状容器8の上面を吸着して、袋状容器8の上面を吸着した状態で、上方に移動する。
袋状容器8は、容器下面吸着部24により下面が吸着された状態で、容器上面吸着部3により上面が吸着される。これにより、袋状容器8におけるシート状に形成された重なった2枚のフィルムが、袋状容器8の開口において離間して、袋状容器8の開口が開く。本実施形態では、袋状容器8は、図3に示すように、袋状容器8の開口が物品投入部4に向けて開くように、容器上面吸着部3により開かれる。
物品投入部4は、図2及び図3に示すように、容器搬送部2における搬送ベルト23の側方に配置される。物品投入部4は、袋状容器8の搬送方向Pにおける容器検知部5の下流側に配置される。物品投入部4は、容器検知部5が袋状容器8を検知してから所定時間後に、容器搬送部2により搬送される袋状容器8の内部に搬送方向Pに直交(交差)する方向から物品9を投入する。袋状容器8を検知してからの所定時間としては、例えば、物品投入部4により袋状容器8の開口に向けて物品9を投入できるように、物品投入部4に対向する位置に袋状容器8が移動して、袋状容器8の開口が開かれた状態となる時間が設定される。
物品投入部4は、図3に示すように、物品収容部41と、物品投入シリンダ42と、を有する。物品収容部41は、全体がL字形状に形成され、筒状の垂直部分411と、垂直部分411の下端に連通する筒状の水平部分412と、を有する。物品収容部41においては、垂直部分411に複数の物品9が上下方向に積層して収容され、垂直部分411に収容された複数の物品9のうちの最下部に位置する物品9が、垂直部分411の下端に連通する水平部分412を通して袋状容器8に投入される。物品投入シリンダ42は、袋状容器8の開口に物品9を投入するように前進して、袋状容器8の開口に向けて、物品収容部41に収容された物品9を押し出す。これにより、物品投入部4は、物品9を袋状容器8に投入する。
物品検知部6は、袋状容器8と物品投入部4との間を通過する物品9を検知する。物品検知部6は、例えば、センサ発光部6aと、センサ受光部6bと、を有する透過型のセンサである。センサ発光部6aとセンサ受光部6bとは、袋状容器8の搬送方向Pにおいて物品投入部4を挟んで離間して、互いが向かい合うように、搬送方向Pに並んで配置される。
センサ発光部6a及びセンサ受光部6bは、図3に示すように、袋状容器8の搬送方向Pに直交する方向において、搬送される袋状容器8の開口の近傍に配置される。センサ発光部6a及びセンサ受光部6bは、袋状容器8の開口が開かれた状態において、袋状容器8の上下方向のほぼ中央に配置されている。
物品検知部6は、センサ発光部6aとセンサ受光部6bとの間を物品9が通過した場合に、物品9が通過した回数だけ、物品9を検知したことを示す検知信号を出力する。物品検知部6から出力された検知信号は、制御部10に入力される。
制御部10は、各部の動作を制御する。制御部10は、例えば、容器搬送部2の駆動ローラ21の駆動を制御して、搬送ベルト23を移動させて、袋状容器8を搬送方向Pの上流側から下流側に向けて移動させる。また、制御部10は、容器上面吸着部3の上下移動シリンダが駆動するタイミングや、物品投入部4における物品投入シリンダ42により物品9を押し出して袋状容器8に投入するタイミングなどを制御する。
また、制御部10は、上面吸着判定部11と、判定部としての物品供給判定部12と、を備える。
上面吸着判定部11は、容器上面吸着部3が袋状容器8を吸着しているか否かを判定する。上面吸着判定部11は、例えば、容器上面吸着部3における吸着時の圧力を監視して、容器上面吸着部3が袋状容器8を吸着したか否かを判定する。
物品供給判定部12は、容器検知部5により袋状容器8が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、物品検知部6により物品9が検知されない場合又は2回以上検知された場合に、袋状容器8の内部への物品9の供給が異常であることを判定する。
また、物品供給判定部12は、容器検知部5により袋状容器8が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、物品検知部6により物品9が1回検知された場合に、袋状容器8の内部への物品9の供給が正常であることを判定する。
ここで、物品供給判定部12が、袋状容器8の内部への物品9の供給が異常であることを判定する場合について説明する。容器検知部5により袋状容器8が搬送されることが検知された場合に、所定時間後に、物品投入部4により袋状容器8には、物品9が投入される。しかし、物品9の投入時において、所定の判定時間内に、物品検知部6により物品9が検知されない場合には、物品9が袋状容器8に供給されていないといえる。また、物品検知部6により物品9が2回以上検知された場合には、袋状容器8に投入した物品9が袋状容器8の内部に一旦入って跳ね返って外部に飛び出したり、袋状容器8の縁に衝突して跳ね返ったりすることなどで、物品9が、袋状容器8と物品投入部4との間を複数回通過しており、物品9が袋状容器8の内部に供給されていない可能性が高い。よって、物品供給判定部12は、所定の判定時間内に、物品検知部6により物品9が検知されない場合又は2回以上検知された場合に、袋状容器8の内部への物品9の供給が異常であることを判定する。
また、物品供給判定部12が、袋状容器8の内部への物品9の供給が正常であることを判定する場合について説明する。容器検知部5により袋状容器8が搬送されることが検知された場合に、所定時間後に、物品投入部4により袋状容器8には、物品9が投入される。そして、物品9の投入時において、物品検知部6により物品9が1回検知された場合に、物品9が、袋状容器8と物品投入部4との間を1回通過しており、物品9が袋状容器8の内部に供給されているといえる。よって、物品供給判定部12は、所定の判定時間内に、物品検知部6により物品9が1回検知された場合に、袋状容器8の内部への物品9の供給が正常であることを判定する。
次に、物品供給検査装置1の動作について説明する。図4は、物品供給検査装置1の動作を説明するフローチャートである。
ステップS1において、制御部10は、容器搬送部2の駆動ローラ21を駆動して、袋状容器8を搬送方向Pに搬送する(容器搬送工程)。これにより、袋状容器8は、袋状容器8の下面が容器下面吸着部24に吸着された状態で、容器搬送部2により搬送方向Pに搬送される。
ステップS2において、制御部10は、容器検知部5が容器搬送部2により搬送される袋状容器8を検知したか否かを判定する。容器検知部5が、搬送される袋状容器8を検知(容器検知工程)した場合には(ステップS2:YES)、ステップS3に進み、一方、容器検知部5が、搬送される袋状容器8を検知していない場合には(ステップS2:NO)、ステップS2を繰り返す。
ステップS3において、制御部10は、容器上面吸着部3の上下移動シリンダを駆動して、容器上面吸着部3を、待機状態から下方に移動させて、下方の位置において、容器上面吸着部3に、袋状容器8の上面を吸着させる。そして、制御部10は、容器上面吸着部3に、袋状容器8の上面を吸着させた状態で、容器上面吸着部3を、上方に移動させる。これにより、容器下面吸着部24が袋状容器8の下面を吸着した状態で、容器上面吸着部3が袋状容器8の上面を吸着することで、袋状容器8の開口を開く。
ステップS4において、上面吸着判定部11は、容器上面吸着部3が袋状容器8の上面を吸着しているか否かを判定する。容器上面吸着部3が袋状容器8の上面を吸着している場合には、袋状容器8の上面が吸着されて、袋状容器8の開口は開かれた状態となる。容器上面吸着部3が袋状容器8の上面を吸着していると判定した場合には(ステップS4:YES)、ステップS5に進み、一方、容器上面吸着部3が袋状容器8の上面を吸着していないと判定した場合には(ステップS2:NO)、ステップS3に戻る。
ステップS5において、制御部10は、物品投入部4を駆動して、開口が開いた状態の袋状容器8に対して、物品9を投入する(物品投入工程)。具体的には、物品投入シリンダ42を駆動して、袋状容器8の開口に向けて物品9を押し出して、袋状容器8に物品9を投入する。
ステップS6において、物品供給判定部12は、袋状容器8と物品投入部4との間を通過する物品9の移動を検知(物品検知工程)して、物品9の供給が異常であるか否かを判定する。物品供給判定部12は、所定の判定時間内に、物品検知部6により物品9が検知されない場合又は2回以上検知された場合に、物品9の供給が異常であると判定する。物品供給判定部12が袋状容器8への物品9の供給が異常であると判定(判定工程)した場合には(ステップS6:YES)、ステップS7に進み、一方、物品供給判定部12が袋状容器8への物品9の供給が異常でないと判定した場合には(ステップS6:NO)、ステップS8に進む。
ステップS7において、物品供給判定部12により袋状容器8への物品9の供給が異常であると判定されたため、例えば、容器搬送部2の動作を停止させるか、容器搬送部2の動作を停止させて異常であると判定された袋状容器8を取り除くか、又は、異常であると判定された袋状容器8を容器搬送部2の下流側において取り除く。これにより、処理は終了する。
ステップS8において、物品供給判定部12は、袋状容器8と物品投入部4との間を通過する物品9の移動を検知(物品検知工程)して、物品9の供給が正常であるか否かを判定する。物品供給判定部12は、所定の判定時間内に、物品検知部6により物品9が1回検知された場合に、袋状容器8の内部への物品9の供給が正常であると判定する。物品供給判定部12が袋状容器8への物品9の供給が正常であると判定(判定工程)した場合には(ステップS8:YES)、処理は終了し、一方、物品供給判定部12が袋状容器8への物品9の供給が正常でないと判定した場合には(ステップS8:NO)、ステップS7に進む。物品供給判定部12の供給が正常であると判定した場合には(ステップS8:YES)、その後、例えば、袋状容器8の開口が溶着により接合されて、袋状容器8に収容された物品9は、出荷される。
以上より、本実施形態の発明には、以下のような効果がある。
(1)袋状容器8を搬送方向Pに搬送する容器搬送部2と、容器搬送部2により搬送される袋状容器8を検知する容器検知部5と、容器搬送部2により搬送される袋状容器8の内部に搬送方向Pに交差する方向から物品9を投入する物品投入部4と、袋状容器8と物品投入部4との間を通過する物品9を検知する物品検知部6と、容器検知部5により袋状容器8が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、物品検知部6により物品9が検知されない場合又は2回以上検知された場合に、袋状容器8の内部への物品9の供給が異常であることを判定する物品供給判定部12と、を備える。
これにより、袋状容器8の内部への物品9の供給が異常であることを確実に判定できる。よって、搬送される袋状容器8の内部に物品9が正確に収容されていないことを判定することができる。
また、物品検知部6において、センサを用いて、物品9の供給が異常であることを判定できるため、物品9の供給をカメラで撮像して画像を解析するよりも、簡易且つ安価な構成で、物品9の供給の異常を判定することができる。
(2)物品供給判定部12は、容器検知部5により袋状容器8が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、物品検知部6により物品9が1回検知された場合に、袋状容器8の内部への物品9の供給が正常であることを判定する。これにより、袋状容器8の内部への物品9の供給が異常であることだけでなく、袋状容器8の内部への物品9の供給が正常であることを判定して、物品9が袋状容器8の内部に供給されたことを確実に判定できる。よって、搬送される袋状容器8の内部に物品9が正確に収容されたことを判定することができる。
(3)容器搬送部2に設けられ、搬送される袋状容器8の下面を吸着する容器下面吸着部24と、容器搬送部2の上方に設けられ、容器検知部5の下流側において、搬送される袋状容器8の上面を吸着する容器上面吸着部3と、を備える。これにより、袋状容器8の上面を吸着して、確実に且つ容易に、袋状容器8の開口を開けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)上述の実施形態において、容器を袋状容器としたが、これに限定されない。容器は、例えば、箱状の容器でもよい。箱状の容器を用いる場合には、箱状の容器は、開口が開いた状態で搬送される。そのため、箱状の容器を用いる場合には、吸着して開口を開く動作は不要となる。
1 物品供給検査装置
2 容器搬送部
3 容器上面吸着部(上面吸着部)
4 物品投入部
5 容器検知部
6 物品検知部
8 袋状容器(容器)
9 物品
12 物品供給判定部(判定部)
24 容器下面吸着部(下面吸着部)
P 搬送方向

Claims (6)

  1. 容器を搬送方向に搬送する容器搬送部と、
    前記容器搬送部により搬送される容器を検知する容器検知部と、
    前記容器搬送部により搬送される容器の内部に前記搬送方向に交差する方向から物品を投入する物品投入部と、
    容器と前記物品投入部との間を通過する物品を検知する物品検知部と、
    前記容器検知部により容器が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、前記物品検知部により物品が検知されない場合又は2回以上検知された場合に、容器の内部への物品の供給が異常であることを判定する判定部と、
    を備える物品供給検査装置。
  2. 請求項1に記載された物品供給検査装置において、
    前記判定部は、前記容器検知部により容器が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、前記物品検知部により物品が1回検知された場合に、容器の内部への物品の供給が正常であることを判定すること、
    を特徴とする物品供給検査装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された物品供給検査装置において、
    前記容器搬送部に設けられ、搬送される容器の下面を吸着する下面吸着部と、
    前記容器搬送部の上方に設けられ、前記容器検知部の下流側において、搬送される容器の上面を吸着する上面吸着部と、を備えること、
    を特徴とする物品供給検査装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された物品供給検査装置において、
    容器は、袋状容器であること、
    を特徴とする物品供給検査装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された物品供給検査装置において、
    前記物品投入部は、前記容器搬送部の側方に配置されること、
    を特徴とする物品供給検査装置。
  6. 容器を搬送方向に搬送する容器搬送工程と、
    前記容器搬送工程により搬送される容器を検知する容器検知工程と、
    前記容器搬送工程により搬送される容器の内部に前記搬送方向に交差する方向から物品投入部により物品を投入する物品投入工程と、
    容器と前記物品投入部との間を通過する物品を検知する物品検知工程と、
    前記容器検知工程により容器が搬送されることが検知され、かつ、所定の判定時間内に、前記物品検知工程により物品が検知されない場合又は2回以上検知された場合に、容器の内部への物品の供給が異常であることを判定する判定工程と、
    を備える物品供給検査方法。
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