JP2017189759A - ハンドスプレーガン - Google Patents

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桑田 透
Toru Kuwata
透 桑田
臣吾 黒坂
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臣吾 黒坂
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Abstract

【課題】シンプルな構成でありながら高粘度の液体も塗布することができ、取り扱いが簡単なハンドスプレーガンの提供。【解決手段】ガン本体部10は、液体の供給を受ける液体供給口11と、液体を霧化する気体の供給を受ける気体供給口12と、液体を噴霧する操作を行う引金13と、を備え、液体供給部20は、液体の供給元となるシリンジ30と、シリンジから液体を押し出す駆動力を発生する押出動力部40と、を備え、シリンジは、液体が流出する筒先部31a及びフランジ部31bを有し、液体を貯める外筒31と、外筒内の液体を筒先部から流出させるように液体を押圧する押子32と、を備え、押出動力部は、押子の後端に取り付けられるキャップ部41と、外筒のフランジ部に係合できる係合部42と、キャップ部と係合部との間に架橋され、液体を筒先部から流出させるときに、キャップ部を係合部に近づける様に収縮するゴム43と、を備えるハンドスプレー。【選択図】図1

Description

本発明はハンドスプレーガンに関する。
例えば、髪を染めるときには、美容師等が処理液を刷毛等を用いて髪に塗っていく作業が行われている(特許文献1参照)。
特開2006−131523号公報
ところで、髪を染めたり、髪にパーマをかけたりするときに使用される処理液は、粘性が高いものが多く、のびがよくないため、髪に塗るときに必要以上に処理液を使用することになる。
一方、スプレーガン等を用いれば、必要な量を隙間なく、薄く塗布することが可能であるため、処理液の使用量を節約することができると考えられる。
しかしながら、噴霧する液体が高粘度である場合には、液体の供給系等が大掛かりなものとなるとともに、そのようなスプレーガンを使用していない者にとっては、取り扱いが不便であるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、シンプルな構成でありながら高粘度の液体も塗布することができ、取り扱いが簡単なハンドスプレーガンを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のハンドスプレーガンは、液体供給部とガン本体部を備え、前記ガン本体部は、液体の供給を受ける液体供給口と、前記液体を霧化する気体の供給を受ける気体供給口と、前記気体及び前記液体を吐出させ、前記液体を噴霧する操作を行う引金と、を備え、前記液体供給部は、前記液体供給口に前記液体を供給する供給元となるシリンジと、前記液体供給口に前記液体を供給するために、前記シリンジから前記液体を押し出す駆動力を発生する押出動力部と、を備え、前記シリンジは、前記液体供給口に供給される前記液体が流出する筒先部及び後端側に設けられたフランジ部を有し、前記液体を貯める外筒と、前記外筒内の前記液体を前記筒先部から流出させるように前記液体を押圧する押子と、を備え、前記押出動力部は、前記押子の後端に取り付けられるキャップ部と、前記外筒の前記フランジ部に係合できる係合部と、前記キャップ部と前記係合部との間に架橋され、前記液体を前記筒先部から流出させるときに、前記キャップ部を前記係合部に近づけるように収縮するゴムと、を備える。
(2)上記(1)の構成において、前記ガン本体部の前記液体供給口に着脱可能に設けられ、前記シリンジの前記外筒の前記筒先部が着脱可能に嵌入される接続アダプタを備える。
(3)上記(2)の構成において、前記シリンジと前記押出動力部を、それぞれ2個備え、前記接続アダプタは、各シリンジから供給される前記液体を混合して、前記ガン本体部の前記液体供給口に供給する。
(4)上記(2)又は(3)の構成において、前記接続アダプタは、前記係合部が前記フランジ部に係合されている状態よりも前記ゴムを伸ばすことができる位置に設けられ、前記係合部が係合される被係合部を有する。
(5)上記(4)の構成において、前記接続アダプタは、前記シリンジの前記外筒を保持する円筒状の保持部を有し、前記被係合部が、前記保持部に設けられている。
(6)上記(1)から(5)のいずれか1つの構成において、前記ゴムは、前記キャップ部の対向する2箇所と、その2箇所に対応する前記係合部の対向する2箇所の間に架橋されている。
(7)上記(1)から(6)のいずれか1つの構成において、前記ゴムが輪ゴムである。
本発明によれば、シンプルな構成でありながら高粘度の液体も塗布することができ、取り扱いが簡単なハンドスプレーガンを提供することができる。
本発明に係る実施形態のハンドスプレーガンの断面図である。 本発明に係る実施形態のハンドスプレーガンの一部拡大断面図である。 本発明に係る実施形態の液体供給部の分解平面図である。 本発明に係る実施形態のキャップ部だけを図1の上側から見た場合の平面図である。 本発明に係る実施形態の係合部だけを図1の上側から見た場合の平面図である。 本発明に係る実施形態の2液混合させる接続アダプタを説明するための側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付しており、また、特に断りがない場合、各部材において、液体や気体の流れで見たときに、供給側を後端(後端側)とし、その後端と反対側となる供給される側を先端(先端側)とする。
図1は本発明に係る実施形態のハンドスプレーガン1の断面図であり、図2はハンドスプレーガン1の一部拡大断面図である。
図1に示すように、ハンドスプレーガン1は、ガン本体部10と、液体供給部20と、を備えている。
(ガン本体部)
図2に示すように、ガン本体部10は、液体供給部20から液体の供給を受ける液体供給口11と、液体を霧化する気体の供給を受ける気体供給口12と、気体及び液体を吐出させ、液体を噴霧する操作を行う引金13と、を備えている。
より具体的には、引金13を操作することでニードル14を動作させることができるようになっている。引金13を引かない状態では、ニードル14の先端は、ノズル15の液体吐出口を閉じており、引金15を操作する事で、ノズル15を開閉する役割を果たすようになっている。また、ニードル14は、矢印Aで示す気体流路の途中の箇所を開閉するための開閉弁14aと連動している。
このため、引金13を引くと、ニードル14が後端側に移動し、開閉弁14aで閉じられていた気体流路が開放されて、気体供給口12に供給された気体が、ガン本体部10の先端側に供給されるようになる(矢印A参照)。
そして、ガン本体部10の先端側に供給された気体は、気体キャップ16とノズル15との間のスリット開口17から吐出する。
また、ニードル14が後端側に移動し、ノズル15が開放されると、矢印Bで示すように、液体供給部20から液体供給口11に供給された液体がノズル15の先端開口部から吐出し、スリット開口17から吐出している気体と気液混合されることで液体が霧化される。
このように、引金13を操作することで液体を噴霧することができる。
なお、図示を省略しているが、気体供給口12には、簡易的なコンプレッサからの気体供給ラインが接続される。
(液体供給部)
図3は、液体供給部20の分解平面図である。
図1及び図3に示すように、液体供給部20は、ガン本体部10の液体供給口11に液体を供給する供給元となるシリンジ30と、液体供給口11に液体を供給するために、シリンジ30から液体を押し出す駆動力を発生する押出動力部40と、を備えている。
シリンジ30は、ガン本体部10の液体供給口11に供給される液体が流出する筒先部31a及び後端側に設けられたフランジ部31bを有し、液体を貯める外筒31と、外筒31内の液体を筒先部31aから流出させるように液体を押圧する押子32と、を備えている。
押出動力部40は、押子32の後端に取り付けられるキャップ部41と、外筒31のフランジ部31bに係合できる係合部42と、キャップ部41と係合部42との間に架橋されたゴム43と、を備えている。
図4はキャップ部41だけを図1の上側から見た場合の平面図であり、図5は係合部42だけを図1の上側から見た場合の平面図である。
キャップ部41は、図1及び図4に示すように、押子32の後端に被さる有底カップ状のキャップ本体部41aと、キャップ本体部41aの開放端側に設けられ、外側に延在するキャップフランジ41bと、を備えており、そのキャップフランジ41bには、一対のスリットからなるキャップ側ゴム固定部41cが、対向する2箇所に設けられている。
一方、係合部42は、リング状の係合部本体42aと、リング状の係合部本体42aの対向する位置に設けられた一対の係合ピン42bと、対向する2箇所に設けられた一対のスリットからなる係合部側ゴム固定部42cと、を備えており、係合部側ゴム固定部42cは、リング状の係合部本体42aの周方向の位置で、係合ピン42bから約90度回転した位置に設けられている。
したがって、ゴム43は、キャップ部41の対向する2箇所と、その2箇所に対応する係合部42の対向する2箇所の間に架橋されるようになっており、ゴム43の収縮力がキャップ部41及び係合部42に左右バランスよくかかるようになっている。
なお、本実施形態のように、キャップ側ゴム固定部41c及び係合部側ゴム固定部42cを一対のスリットで形成するようにすると、輪ゴムのようなものを簡単に固定することができるので、ゴム43に簡単に入手できる輪ゴムを用いることができる。
また、液体供給部20は、図1に示すように、ガン本体部10の液体供給口11に着脱可能に設けられ、シリンジ30の外筒31の筒先部31aが着脱可能に嵌入される接続アダプタ50を備えている。
図3に示すように、接続アダプタ50は、ガン本体部10(図1参照)の液体供給口11(図1参照)に着脱可能に設けられる取付部51と、取付部51に着脱可能に設けられ、シリンジ30の外筒31を保持する円筒状の保持部52と、を有している。
取付部51は、取付本体部51aと、シリンジ30の外筒31の筒先部31aが嵌入される筒部材51bと、を備えている。
取付本体部51aは、先端にガン本体部10の液体供給口11に螺合挿入される螺合接続部51aaが設けられるとともに、後端にシリンジ30の外筒31の筒先部31aが嵌入される筒部材51bを装着する装着部51abが設けられている。
そして、取付本体部51aには、螺合接続部51aaと装着部51abを貫通する液体供給路51acが形成されており、筒部材51bにシリンジ30の外筒31の筒先部31aが嵌入された状態で外筒31内の液体を筒先部31aから流出させると、液体供給路51acを通じてガン本体部10の液体供給口11に液体が供給される。
保持部52は、先端側に取付部51の取付本体部51aの後端側が挿入固定される取付部固定部52aを有する筒状の部材で構成されている。
そして、この保持部52の筒状の部分には、後端側に開口し、先端側に向かって保持部52に沿って形成されたガイド溝52bが形成されている。
また、本実施形態では、そのガイド溝52bの2箇所に、ガイド溝52bに交差(ほぼ直交)する方向に切り欠かれるように形成され、押出動力部40の係合部本体42aに取り付けられた係合ピン42bが係合される被係合部52cが設けられている。
なお、図3では、見えていないが、このガイド溝52b及び被係合部52cは紙面の奥方向となる筒状の保持部52の中心軸に対称な位置にも形成されており、保持部52は、対称な位置に設けられた一対のガイド溝52b及び被係合部52cを有するものになっている。
そして、リング状の係合部本体42aは、内径が保持部52の筒状の部分の外径よりも若干大きく、シリンジ30の外筒31のフランジ部31bの外径よりも小さくなっており、係合部本体42aに取り付けられた一対の係合ピン42bは、ガイド溝52bをガイドにしてスライド移動し被係合部52cに掛る程度に内側に突出するように設けられている。
したがって、係合部42は、リング状の係合部本体42aがシリンジ30の外筒31のフランジ部31bに係合できるようになっているだけでなく、一対の係合ピン42bをガイド溝52bに入れるようにして、係合部42を先端側にスライドさせて、そのガイド溝52bに設けられた被係合部52cに係合ピン42bを係合させることで、係合部42が接続アダプタ50の保持部52に係合できるようにもなっている。
以上のような構成からなるハンドスプレーガン1の使用方法の一例について以下で説明する。
まず、図1に示す押出動力部40の係合ピン42bが被係合部52cに係合している状態からは、係合ピン42bの被係合部52cに対する係合を解除し、係合部42をシリンジ30の外筒31のフランジ部31bに係合させた後、押出動力部40のキャップ部41をシリンジ30の押子32から図3に示すように取り外す。
このように、シリンジ30の中の液体が吐出せず、押子32が簡単に後端側に引くことができる状態にして、シリンジ30を押出動力部40とともに接続アダプタ50から引き抜く。
続いて、シリンジ30の筒先部31aを充填する液体に浸した状態として押子32を後端側に引っ張ることでシリンジ30の外筒31内に液体を吸い上げ、シリンジ30に液体を充填する。
シリンジ30への液体の充填が終わると、再び、シリンジ30を接続アダプタ50に接続し、先ほど取り外したキャップ部41を押子32の後端に被せるように取り付ける。
そうすると、キャップ部41が、ゴム43の収縮力によって、シリンジ30の外筒31のフランジ部31bに係合している係合部42側に引っ張られ、押子32を押圧し、外筒31内の液体を筒先部31aから流出できるようにする。
そして、ガン本体部10を液体を塗布する対象に向けてガン本体部10の引金13を引くと、ニードル14(図2参照)によって閉鎖されていたノズル15(図2参照)が開放され、液体が吐出できる状態となり、それに伴って、シリンジ30から液体が流出できる状態となる。
このため、ゴム43が収縮してキャップ部41が、押子32を押圧するように係合部42側に移動し、液体が押子32に押圧されることでシリンジ30の外筒31の筒先部31aから流出して、液体がガン本体部10の液体供給口11に供給され、ノズル15から液体が吐出する。
このノズル15から吐出した液体は、スリット開口17から吐出する気体によって霧化されて、液体が塗布する対象に噴霧される。
一方、液体の噴霧に伴って、キャップ部41が押子32を押圧して移動し、外筒31内の液体を筒先部31aから流出させて、係合部42に近づくにつれて、ゴム43が縮んでいくため、ゴム43の収縮力が弱くなり、液体の流出量が減少する。
そのようなときには、上述したように、係合部42がシリンジ30の外筒31のフランジ部31bに係合されている状態よりもゴム43を伸ばすことができる位置に設けられている接続アダプタ50の保持部52の被係合部52cに係合させるようにして、ゴム43の収縮力を高くすればよい。
そして、種類の異なる液体を噴霧したいときには、洗浄を行うことになるが、その洗浄作業も、シリンジ30に洗浄液等を充填して、流し台等にガン本体部10を向けて、その洗浄液を噴霧するようにするだけでよく、極めて簡単に行うことができる。必要であれば、接続アダプタ50をガン本体10から取り外しての洗浄も簡単に行うことができる。
ところで、髪を染めるときの処理液や髪にパーマをかけるときの処理液では、2液混合型のものがある。
そして、2つの液体を混合した後は、ある一定時間しか使用できないため、2つの液体を混合する量は、使用する分量だけとすることが好適である。
そこで、上述した接続アダプタ50を以下のような構成にしてもよい。
図6は2液混合させる接続アダプタ50を説明するための側面図である。
図6に示すように、2つのシリンジ30(図示せず)が取り付けられるように、接続アダプタ50の取付部51の部分(より具体的には、取付本体部51a)を変更し、その取付本体部51aの液体供給路51acを、ガン本体部10(図1参照)の液体供給口11(図1参照)に螺合挿入される螺合接続部51aaに至るまでに、2つの液体を混合するような液体供給路51acとすればよい。
図6に示すような取付本体部51aを用いるときには、シリンジ30と押出動力部40を、それぞれ2個備えるようにする。
なお、図6では2つの液体が単に合流して混合される場合を示しているが、液体の粘度が高い場合には十分に混ざり合わないで噴霧される可能性がある。
このため、2つの液体が合流した後の箇所に液体をミキシングする構造を加えるようにしてもよい。
以上のような構成のハンドスプレーガン1は、液体の供給系が極めて簡単な構成でありながら、高粘度の液体を供給することができ、また、気体の供給系もスイッチを入れれば動くような簡易的な小型のコンプレッサでよいため安価に構成することができる。
そして、液体の供給元がシリンジ30であるため、普段、スプレーガン等を使わない者にとっても直感的に液体の充填の仕方がわかり、取り扱いも極めて簡単に行うことができる。
また、押出動力部40の駆動力がゴム43であることから、駆動力を高めたければ、使用するゴム43の数を増やせばよく、限定されるものではないが、ゴム43には輪ゴムを好適に用いることができ、輪ゴム等は安価に簡単に入手できるため、ゴム43が切れた場合でも費用が掛からず、簡単に交換することができる。
なお、ゴム43は、キャップ部41の1つのキャップ側ゴム固定部41cと係合部42の1つの係合部側ゴム固定部42cとの間を架橋するように1つの輪ゴムを用いて、キャップ部41のもう1つのキャップ側ゴム固定部41cと係合部42のもう1つの係合部側ゴム固定部42cとの間を架橋するようにもう1つの輪ゴムを用いるようにしてもよい。
また、輪ゴムの一端を係合部42の1つの係合部側ゴム固定部42cに固定して、キャップ部41の2つのキャップ側ゴム固定部41cを経由させた後、その輪ゴムの他端をもう1つの係合部側ゴム固定部42cに固定するようにしてもよい。
このように1つの輪ゴムを用いる場合には、1つの係合部側ゴム固定部42cと1つのキャップ側ゴム固定部41cの間の輪ゴムの長さと、もう1つの係合部側ゴム固定部42cと、もう1つのキャップ側ゴム固定部41cの間の輪ゴムの長さが等しい方が収縮力の左右バランスを良くすることができる。
そこで、図4に示すように、キャップ部41の中央に目印41dを設けておき、ここに輪ゴムの中央が位置するようにすればよい。
例えば、2つの輪ゴムを繋げて1つのゴム43のような状態とする場合には、その輪ゴムの繋がり部が目印41dのところに位置するようにすれば、左右のゴム43の長さを等しくするように簡単にゴム43を設置することができる。
以上、具体的な実施形態に基づいて本発明のハンドスプレーガン1について説明してきたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではない。
本発明のハンドスプレーガン1の使用方法は、髪を処理する処理液を噴霧することに限定されるものではなく、例えば、チョコレート、マヨネーズ、ソース等々の食液を噴霧するのに用いてもよく、噴霧する液体は特に限定されるものではない。
本実施形態は、液体供給口11がガン本体部10の上部にある重力式センターカップガンを使用した場合であるが、使用目的により、液体供給口11がガン本体部10の側面にある重力式サイドカップガン、液体供給口11がガン本体部10の下面にある吸上・圧送式ガンを使用しても良い。
また、上記実施形態では、接続アダプタ50が、シリンジ30の外筒31を保持する円筒状の保持部52を有する場合について示したが、シリンジ30の大きさが大きくない場合には、この保持部52を省略してもよい。
加えて、接続アダプタ50の取付部51を、ユニバーサルなL字形状にするなどして、シリンジ30のガン本体部10に対して取付ける向き、位置を、使い勝手の良いように設定する事ができる。
さらに、シリンジ30の大きさや形状は、特に限定されるものではなく、使用する液体の分量や取り扱いのし易さ等を考慮して適宜変更してもよい。
加えて、シリンジ30の外筒31の筒先部31aの外周面に螺合溝を形成してガン本体部10の液体供給口11に、直接、シリンジ30を取り付けるようにしてもよい。
ただし、本実施形態のような接続アダプタ50を用いるようにすれば、簡単にシリンジ30を取り外すことができるため、シリンジ30への液体充填・洗浄作業が行い易いため、接続アダプタ50を用いることが好ましい。
また、本実施形態のような接続アダプタ50を用いることで、ゴム43の収縮力を調節できるため、シリンジ30内の液体がなくなるまで良好な液体の噴霧状態が維持しやすく、この点からしても接続アダプタ50を用いることが好ましい。
本実施形態では、円筒状の保持部52のガイド溝52bに被係合部52cを2ヵ所設けているが、2箇所に限定されるものではなく、3箇所やそれ以上であっても良い。
さらに、キャップ部41のキャップ本体部41aは、本実施形態では、押子32の後端を覆う形状としているが、押子32の後端を覆う形状に限られるものではなく、押子32を先端側に押圧できるような形状であればよい。
このように、本発明は、具体的な実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良を施したものも本発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 ハンドスプレーガン
10 ガン本体部
11 液体供給口
12 気体供給口
13 引金
14 ニードル
14a 開閉弁
15 ノズル
16 気体キャップ
17 スリット開口
20 液体供給部
30 シリンジ
31 外筒
31a 筒先部
31b フランジ部
32 押子
40 押出動力部
41 キャップ部
41a キャップ本体部
41b キャップフランジ
41c キャップ側ゴム固定部
41d 目印
42 係合部
42a 係合部本体
42b 係合ピン
42c 係合部側ゴム固定部
43 ゴム
50 接続アダプタ
51 取付部
51a 取付本体部
51aa 螺合接続部
51ab 装着部
51ac 液体供給路
51b 筒部材
52 保持部
52a 取付部固定部
52b ガイド溝
52c 被係合部

Claims (7)

  1. 液体供給部とガン本体部を備え、
    前記ガン本体部は、
    液体の供給を受ける液体供給口と、
    前記液体を霧化する気体の供給を受ける気体供給口と、
    前記気体及び前記液体を吐出させ、前記液体を噴霧する操作を行う引金と、を備え、
    前記液体供給部は、
    前記液体供給口に前記液体を供給する供給元となるシリンジと、
    前記液体供給口に前記液体を供給するために、前記シリンジから前記液体を押し出す駆動力を発生する押出動力部と、を備え、
    前記シリンジは、
    前記液体供給口に供給される前記液体が流出する筒先部及び後端側に設けられたフランジ部を有し、前記液体を貯める外筒と、
    前記外筒内の前記液体を前記筒先部から流出させるように前記液体を押圧する押子と、を備え、
    前記押出動力部は、
    前記押子の後端に取り付けられるキャップ部と、
    前記外筒の前記フランジ部に係合できる係合部と、
    前記キャップ部と前記係合部との間に架橋され、前記液体を前記筒先部から流出させるときに、前記キャップ部を前記係合部に近づけるように収縮するゴムと、を備えることを特徴とするハンドスプレーガン。
  2. 前記ガン本体部の前記液体供給口に着脱可能に設けられ、前記シリンジの前記外筒の前記筒先部が着脱可能に嵌入される接続アダプタを備えることを特徴とする請求項1に記載のハンドスプレーガン。
  3. 前記シリンジと前記押出動力部を、それぞれ2個備え、
    前記接続アダプタは、各シリンジから供給される前記液体を混合して、前記ガン本体部の前記液体供給口に供給することを特徴とする請求項2に記載のハンドスプレーガン。
  4. 前記接続アダプタは、前記係合部が前記フランジ部に係合されている状態よりも前記ゴムを伸ばすことができる位置に設けられ、前記係合部が係合される被係合部を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のハンドスプレーガン。
  5. 前記接続アダプタは、前記シリンジの前記外筒を保持する円筒状の保持部を有し、
    前記被係合部が、前記保持部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のハンドスプレーガン。
  6. 前記ゴムは、前記キャップ部の対向する2箇所と、その2箇所に対応する前記係合部の対向する2箇所の間に架橋されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のハンドスプレーガン。
  7. 前記ゴムが輪ゴムであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のハンドスプレーガン。
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