JP2017188079A - 二輪車の検知装置および駐輪場のゲート装置 - Google Patents

二輪車の検知装置および駐輪場のゲート装置 Download PDF

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Abstract

【課題】二輪車と利用者(人)とを有効に判別でき、駐輪場のゲート装置に用いて好適な二輪車の検知装置を提供する。【解決手段】本発明に係る二輪車の検知装置は、所要出力の電波を発信する発信器20aと、該発信器20aに対して、人および二輪車14が通過可能な間隔を置いて配置され、発信器20aから発信される電波を受信する受信器20bと、発信器20aと受信器20bとの間を人または二輪車14が通過した際、受信器20bによる受信レベルの差により、人の通過を判別せず、二輪車14の通過を判別する管理部26とを具備することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は二輪車の検知装置および駐輪場のゲート装置に関する。
鉄道駅周辺や大型ショッピングモールの周辺には、有料の駐輪場が設けられている。
特許文献1は、これら駐輪場のゲート装置を開示している。この特許文献1に示されているゲート装置は、入車路または出車路に、二輪車の進行方向に2つのゲート(第1のゲートおよび第2のゲート)を設け、第1のゲートの近傍に超音波センサまたは光学センサからなる第1のセンサを設け、第2のゲートの近傍に超音波センサまたは光学センサからなる第2のセンサを設けている。そして、常時(二輪車が進入しない初期状態において)は、二輪車の前進方向の前方側の第2のゲートを閉じた状態としている。二輪車が入車路または出車路に進入したことを第1のセンサが検知すると、第1のゲートを閉じて、二輪車を第1のゲートおよび第2のゲートの間に閉じ込め、後続する二輪車が連続して進入できないようにし、利用者が、管理機により入車または出車の手続をすると、第2のゲートを開き、二輪車を入車または出車可能にし、第2のセンサが二輪車の入車または出車が完了したことを検知すると、第2のゲートを閉じ、第1のゲートを開いて初期状態となるようにしている。
特開2012−63806号公報
特許文献1に示される駐輪場のゲート装置では、前記のように、第1のセンサおよび第2のセンサに超音波センサまたは光学センサを用いている。センサに、このような発信または発光部および受信または受光部からなる超音波センサまたは光学センサを用いる場合には、ゲートを通過する利用者や二輪車、その他の物をすべて検知してしまい、二輪車のみを判別できないという不具合がある。そのため、データ処理部において、特殊な処理をして、二輪車の判別をするなど、複雑な処理が必要となる課題がある。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、その目的とするところは、二輪車と利用者(人)とを有効に判別できる二輪車の検知装置および駐輪場のゲート装置を提供することにある。
本発明に係る二輪車の検知装置は、所要出力の電波を発信する発信器と、該発信器に対して、人および二輪車が通過可能な間隔を置いて配置され、前記発信器から発信される電波を受信する受信器と、前記発信器と受信器との間を人または二輪車が通過した際、前記受信器による受信レベルの差により、人の通過を判別せず、二輪車の通過を判別する管理機とを具備することを特徴とする。
前記発信器は、前記受信器との間を通過する二輪車により遮蔽され、前記受信器によって減衰して受信されるレベルの出力および周波数帯の電波を発信させるようにすることができる。
前記発信器は20〜30MHzレベルの周波数帯の電波を発信する発信器とすることができる。
前記発信器と前記受信器とを有する第1のセンサに対して、二輪車の進行方向に、二輪車が間に入るだけの間隔をおいて、前記第1のセンサにおける前記発信器と前記受信器と同様な発信器と受信器を有する第2のセンサを設けることができる。
前記第1のセンサにおける発信器と前記第2のセンサにおける発信器とで、異なる周波数の電波を発信させることができる。
前記二輪車の検知装置は、次のような駐輪場のゲート装置に有効に利用できる。
すなわち、 駐輪場の入車専用のゲート装置であって、一台の二輪車と、該二輪車を押す人が通行可能なだけの幅を有する車路と、前記車路の一端側に設けられ、前記車路を開閉する第1のゲートと、前記車路の他端側に設けられ、前記車路を開閉する第2のゲートと、前記第1のゲートの近傍に設けられ、前記第1のゲート側からの前記車路への二輪車の進入を検知する第1のセンサと、前記第2のゲートの近傍に設けられ、前記車路から前記第2のゲート側への二輪車の退出を検知する第2のセンサと、前記第1のゲートと前記第2のゲートとの間であって、前記車路の側方に位置して配設され、二輪車の通過を管理する管理機とを具備し、前記管理機は、前記車路に二輪車が存在しない状態においては、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートによる前記車路の開閉状態を開状態として前記車路における人の通行を自由とし、人および二輪車が、前記車路に進入し、二輪車を前記第1のセンサによって検知した際に、二輪車の前進方向の前方側に位置する前記第2のゲートによる前記車路の開閉状態を閉状態とし、前記管理機による入場の手続が完了すると、二輪車の前進方向の後方側に位置する前記第1のゲートによる前記車路の開閉状態を閉状態とすると共に、二輪車の前進方向の前方側に位置する前記第2のゲートを開動作させ、前記第2のセンサにより二輪車の駐輪場への入場が検知されると、二輪車の前進方向後方側の前記第1のゲートを開動作させる管理機であり、前記第1のセンサおよび前記第2のセンサが、所要出力の電波を発信する発信器と、該発信器に対して、人および二輪車が通過可能な間隔を置いて配置され、前記発信器から発信される電波を受信する受信器とを具備し、前記発信器と受信器との間を人または二輪車が通過した際、前記受信器による受信レベルの差により、人の通過を検知せず、二輪車の通過を検知するセンサであることを特徴とする駐輪場のゲート装置。
また、前記二輪車の検知装置は、次のような駐輪場のゲート装置に有効に利用できる。
すなわち、駐輪場の出車専用のゲート装置であって、一台の二輪車と、該二輪車を押す人が通行可能なだけの幅を有する車路と、前記車路の一端側に設けられ、前記車路を開閉する第1のゲートと、前記車路の他端側に設けられ、前記車路を開閉する第2のゲートと、前記第1のゲートの近傍に設けられ、前記第1のゲート側からの前記車路への二輪車の進入を検知する第1のセンサと、前記第2のゲートの近傍に設けられ、前記車路から前記第2のゲート側への二輪車の退出を検知する第2のセンサと、前記第1のゲートと前記第2のゲートとの間であって、前記車路の側方に位置して配設され、二輪車の通過を管理する管理機とを具備し、前記管理機は、前記車路に二輪車が存在しない状態においては、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートによる前記車路の開閉状態を開状態として前記車路における人の通行を自由とし、人および二輪車が、前記車路に進入し、二輪車を前記第1のセンサによって検知した際に、二輪車の前進方向の前方側に位置する前記第2のゲートによる前記車路の開閉状態を閉状態とし、前記管理機による出場の手続が完了すると、二輪車の前進方向の後方側に位置する前記第1のゲートによる前記車路の開閉状態を閉状態とすると共に、二輪車の前進方向の前方側に位置する前記第2のゲートを開動作させ、前記第2のセンサにより二輪車の駐輪場からの出場が検知されると、二輪車の前進方向後方側の前記第1のゲートを開動作させる管理機であり、前記第1のセンサおよび前記第2のセンサが、所要出力の電波を発信する発信器と、該発信器に対して、人および二輪車が通過可能な間隔を置いて配置され、前記発信器から発信される電波を受信する受信器とを具備し、前記発信器と受信器との間を人または二輪車が通過した際、前記受信器による受信レベルの差により、人の通過を検知せず、二輪車の通過を検知するセンサであることを特徴とする駐輪場のゲート装置。
本発明によれば、二輪車と利用者(人)とを有効に判別でき、駐輪場のゲート装置に用いて好適な二輪車の検知装置を提供できる。
二輪車が車路を通行しない状態におけるゲート装置の説明図である。 二輪車が車路に進入し始めた状態におけるゲート装置の説明図である。 二輪車が車路内への進入を完了した状態におけるゲート装置の説明図である。 第1のゲートを閉じ、第2のゲートを開けた状態のゲート装置の説明図である。 二輪車が車路を出た状態におけるゲート装置の説明図である。 フラッパー板を有するゲート装置の説明図である。 管理機を含む制御系のブロック図である。 発信器と受信機との離間間隔を800mmとし、発信周波数を14.5MHzとした場合の、人および自転車)が通過した際の、受信機側の受信レベルの変位を示すグラフである。 発信器と受信機との離間間隔を900mmとし、発信周波数を14.5MHzとした場合の、人および自転車)が通過した際の、受信機側の受信レベルの変位を示すグラフである。 発信器と受信機との離間間隔を1000mmとし、発信周波数を14.5MHzとした場合の、人および自転車)が通過した際の、受信機側の受信レベルの変位を示すグラフである。
以下本実施の形態に係る二輪車の検知装置について、駐輪場のゲート装置におけるセンサに適用した例を、ゲート装置10と併せて説明する。
図1〜図5は駐輪場における入車専用または出車専用のゲート装置10の動作説明図である。本実施の形態では、入車専用のゲート装置10と出車専用のゲート装置10とは別装置として、それぞれ別箇所に設置しているが、基本的構成は同じであるので、以下では併せて説明している。
12は車路である。車路12は、駐輪場へ二輪車が入車する際、または駐輪場から二輪車が出車する際、二輪車が通行する通路であり、一台の二輪車14と、該二輪車14を押す利用者が通行可能な幅を有している。
車路12の一端側(ゲートへの入口側)には、車路12を開閉する第1のゲート16が設けられている。第1のゲート16は、鉛直下方を向く、車路12の開位置と、水平方向を向く、車路12の閉位置との間で回動するゲートバー16aを有する。このゲートバー16aを回動する装置は公知の機構のものを採用できる。この回動装置は、車路12の側方に設けられている。
また、車路12の他端側(ゲートからの出口側)には、車路12を開閉する第2のゲート18が設けられている。第2のゲート18は、鉛直下方を向く、車路12の開位置と、水平方向を向く、車路12の閉位置との間で回動するゲートバー18aを有する。このゲートバー18aを回動する装置は公知の機構のものを採用できる。この回動装置は、車路12の側方に設けられている。
第1のゲート16および第2のゲート18におけるゲートバー16a、18aは、鉛直下方を向く位置から水平方向に回動して車路12を閉じるものであるため、利用者や二輪車を上方から叩くというような動作がなくなり、安全で好適である。なお、第1のゲート16および第2のゲート18は、ゲートバー16a、18aでなく、車路12の一端側および他端側で、水平位置と垂直位置あるいは斜め位置との間で起伏して車路12を開閉するフラッパー板16b、18bを有するものであってもよい(図6)。
第1のゲート16の近傍には第1のセンサ20が設けられている。第1のセンサ20は、それぞれ入車時、出車時における第1のゲート16側からの車路12への二輪車14の進入を検知する。
第1のセンサ20は、電波を発信する発信器20aと、発信器20aから発信された電波を受信する受信器20bとで構成することができる。
発信器20aは、車路12の側方に設けた柵22に取り付けることができる。また受信器20bは、車路12を挟んで発信器20aと対向する第1のゲート16の位置に設けることができる。もちろん、第1のゲート16の側に発信器20aを、柵22側に受信器20bを設けてもよい。
なお、柵22と、第1のゲート16および第2のゲート18とで挟むようにして、利用者および一台の二輪車14が通行可能な車路12が形成されている。
第2のゲート18の近傍には第2のセンサ24が設けられている。第2のセンサ24は、それぞれ入車時または出車時における車路12から第2のゲート18側への二輪車14の退出(駐輪場への入車、もしくは駐輪場からの出車)を検知する。
第2のセンサ24は、電波を発信する発信器24aと、発信器24aから発信された電波を受信する受信器24bとで構成することができる。
発信器24aは、車路12の側方に設けた柵22に取り付けることができる。また受信器24bは、車路12を挟んで発信器24aと対向する第2のゲート18の位置に設けることができる。もちろん、第2のゲート18の側に発信器24aを、柵22側に受信器24bを設けてもよい。
発信器20a、24aおよび受信器20b、24bは、おもちゃのラジコンカーで使用するような、微弱無線局レベル以下程度の小さい出力で、かつ、波長10m以上(周波数100MHz以下)の長波長の電波(好適にはHF帯レベル、周波数30MHz〜3MHz程度)を発信および受信するものを好適に用いることができる。
なお、第1のセンサ20における発信器20aと第2のセンサ24における発信器24aとで、異なる周波数の電波を発信するようにしてもよい。
このように、小さい出力で、かつ長波長の電波を使用すると、多数のスポークを有するタイヤ、および両タイヤを連結するフレーム等からなる、側面から見て隙間の多い自転車であっても、車輪により、発信器20a、24aから発信される電波が遮蔽(シールド)され、受信器20b、24bでの電波の受信レベルが低下する(10db程度は低下する)。この受信の低下レベルの閾値を適宜に設定することによって、自転車を十分検知できることがわかった。
上記レベルでの電波を用いたセンサでは、2つのタイヤがフレームで連結された自転車のような長尺なものも検知に有効となる。同様に、オートバイのような大型二輪車の場合も検知が可能となる。発信器20a、24aで発信する電波の強弱、周波数の選定、および発信器20a、24aと受信器20b、24bとの設置間隔などを適宜選定することによって、受信器20b、24bでの受信レベルの差異により、自転車とオートバイとの判別も可能となる。
なお、上記レベルでの電波を用いたセンサでは、利用者(人)の検知はできなかった。利用者(人)の場合、電波の遮蔽効果がないためと考えられる。この点、光学的センサの場合には、利用者(人)によっても光が遮断されるため、利用者も検知可能となり、二輪車と利用者との判別は困難となる。
図8〜図10は、第1のゲート16および第2のゲートにおいて、発信器20a、24a、および受信機20b、24bにそれぞれ直径300mmのループアンテナを有するものを用い、発信器20a、24aと受信機20b、24bとの離間間隔をそれぞれ800mm(図8)、900mm(図9)、1000mm(図10)とし、発信周波数を14.5MHzとした場合の、人および二輪車(自転車)が通過した際の、受信機20b、24b側の受信レベルの変位を示すグラフである。図8〜図10に示されるように、人の通過は検知できないが、二輪車の通過は検知できることがわかる。
次に、26は管理機である。
管理機26は、第1のゲート16と第2のゲート18との間に位置して、車路12の側方に設けられ、利用者による操作が可能となっている。
管理機26は、二輪車14および利用者が車路12に進入することにより、および、利用者がそれぞれ入車あるいは出車手続を行うことにより、それぞれ第1のゲート16および第2のゲート18の開閉操作を行うようになっている。
入車専用ゲートにおける入車手続の場合は、例えば、「発券ボタンをお押しください」等のメッセージにより、発券ボタンを押し、入出車カードを入手することによって、入車可能となっている。一方、出車専用ゲートにおける出車手続の場合は、入出車カードをカード挿入口に挿入し、メッセージにしたがって所定の料金を支払うことによって出車可能となっている。
以下、具体的な手順を説明する。
なお、図7は管理機26を含む制御系のブロック図である。
初期の状態(通常状態)においては、図1に示すように、第1のゲート16および第2のゲート18は車路12を開放状態にある。この場合、利用者は、第1のセンサ20および第2のセンサ24によっては検知されないため、自由に車路12を通行可能である。
入車専用ゲートにおける入車時には、図2に示されるように、利用者が二輪車14を押して、第1のゲート16側から、車路12に進入すると、第1のセンサ20によって二輪車14の進入が検知され、検知信号がゲート回動司令部28に送信され、管理機26により、二輪車14の前進方向の前方の側に位置する第2のゲート18が駆動され、ゲートバー18aが水平位置まで回動することによって、車路12が閉じられる。
二輪車14が、第1のセンサ20および第2のセンサ24との間にまで進入し、二輪車14のゲートへの進入完了が両センサ20、24によって検知されると(図3)、管理機26は、「発券ボタンを押して入出車カードをお取りください」等のメッセージを発する。
何らかの不都合により、入車しない場合、発券ボタン30を押さず、そのまま後退すれば車路12から退出できる。車路12から退出したことが第1のセンサ20によって検知され、検知信号がゲート回動司令部28に送信されると、管理機26によって第2のゲート18の開動作がされ、初期の状態に戻る。
利用者が、発券ボタン30を押すと、入出車カードが発行される。その際、入出車カードには、入車日時、整理番号等の必要事項が記載される。発券ボタン30が押され、入出車カードが利用者によって抜き取られ、ボタン押下信号がゲート回動司令部28、32に送信されると、管理機26は、図4に示されるように、二輪車14の前進方向の後方側に位置する第1のゲート16により入車路12を閉状態にし、後続する二輪車の進入を拒否すると共に、第2のゲート18を開状態とする。
これにより、二輪車14は駐輪場内への入車が可能となる。二輪車14が、入車路12から駐輪場内に入り、第2のセンサ24により検知しなくなると、その信号がゲート回動司令部32に入り、管理機26により第1のゲート16が開状態とされ、初期の状態に戻る。
出車専用ゲートからの出車時には、やはり図2に示されるように、利用者が二輪車14を押して、第1のゲート16側から、車路12に進入すると、第1のセンサ20によって二輪車14の進入が検知され、検知信号がゲート回動司令部28に送信され、管理機26により、二輪車14の前進方向の前方の側に位置する第2のゲート18が駆動され、ゲートバー18aが水平位置まで回動することによって、車路12が閉じられる。
二輪車14が、第1のセンサ20および第2センサ24との間にまで進入し、二輪車14のゲート装置への進入完了が両センサ20、24によって検知されると、管理機26は、「入出車カードをカード挿入口に挿入してください」等のメッセージを発する。
何らかの不都合により、出車しない場合、入出車カードを挿入しなければ、そのまま後退して車路12から退出できる。車路12から退出したことが第1のセンサ20によって検知され、検知信号がゲート回動司令部28に送信されると、管理機26によって第2のゲート18の開動作がされ、初期の状態に戻る。
入出車カードがカード挿入口に挿入されると、カード受領部34により、駐輪時間に対応した駐輪料金が計算され、料金表示がなされる。利用者が料金を支払うと、管理機26は、二輪車14の前進方向の後方側に位置する第1のゲート16により車路12を閉状態にし、後続する二輪車の進入を拒否すると共に、第2のゲート18を開状態とする。
これにより、二輪車14は駐輪場からの出車が可能となる。二輪車14が、車路12から退出し、第2のセンサ24により検知しなくなると、その信号がゲート回動司令部32に入り、管理機26により第1のゲート16が開状態とされ、初期の状態に戻る。
上記実施の形態では、それぞれの管理機26において、入車時に、入出車カードを発券し、出車時に、管理機26において駐車料金を精算するようにしているが、このシステムとは別に、利用者が、あらかじめ、カード発券機(図示せず)により所要料金のプリペイドカードを求めておき、入車時、プリペイドカードを提示して入車し、出車時、プリペイドカードにより駐車料金を精算して出車するシステムとすることもできる。あるいは電子マネーを利用するシステムとすることもできる。
また上記実施の形態では、入車用のゲート装置と出車用のゲート装置とを別装置として設置した例を示したが、管理機26を統合することにより、一台のゲート装置により、入車用ゲート装置と出車用ゲート装置とを兼用させることもできる。
また、本実施の形態に係る二輪車の検知装置は、駐輪場のゲート装置への適用に限られず、例えば、電車内への自転車の持ち込みが許容されている場合に、当該電車内へ持ち込まれる自転車の検知用などとしても利用できる。
10 駐輪場のゲート装置、12 入車路または出車路、14 二輪車、16 第1のゲート、16a ゲートバー、18 第2のゲート、18a ゲートバー、20 第1のセンサ、20a 発信器、20b 受信器、22 柵、24 第2のセンサ、24a 発信器、24b 受信器、26 管理機、28 ゲート回動司令部、30 発券ボタン、32 ゲート回動司令部、34 カード受理部

Claims (9)

  1. 所要出力の電波を発信する発信器と、該発信器に対して、人および二輪車が通過可能な間隔を置いて配置され、前記発信器から発信される電波を受信する受信器と、前記発信器と受信器との間を人または二輪車が通過した際、前記受信器による受信レベルの差により、人の通過を判別せず、二輪車の通過を判別する管理機とを具備することを特徴とする二輪車の検知装置。
  2. 前記発信器は、前記受信器との間を通過する二輪車により遮蔽され、前記受信器によって減衰して受信されるレベルの出力および周波数帯の電波を発信することを特徴とする請求項1記載の二輪車の検知装置。
  3. 前記発信器はHF帯レベルの周波数帯の電波を発信する発信器であることを特徴とする請求項2記載の二輪車の検知装置。
  4. 前記発信器と前記受信器とを有する第1のセンサに対して、二輪車の進行方向に、二輪車が間に入るだけの間隔をおいて、前記第1のセンサにおける前記発信器と前記受信器と同様な発信器と受信器を有する第2のセンサが配設されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の二輪車の検知装置。
  5. 前記第1のセンサにおける発信器と前記第2のセンサにおける発信器とで、異なる周波数の電波を発信することを特徴とする請求項4記載の二輪車の検知装置。
  6. 駐輪場の入車専用のゲート装置であって、
    一台の二輪車と、該二輪車を押す人が通行可能なだけの幅を有する車路と、
    前記車路の一端側に設けられ、前記車路を開閉する第1のゲートと、
    前記車路の他端側に設けられ、前記車路を開閉する第2のゲートと、
    前記第1のゲートの近傍に設けられ、前記第1のゲート側からの前記車路への二輪車の進入を検知する第1のセンサと、
    前記第2のゲートの近傍に設けられ、前記車路から前記第2のゲート側への二輪車の退出を検知する第2のセンサと、
    前記第1のゲートと前記第2のゲートとの間であって、前記車路の側方に位置して配設され、二輪車の通過を管理する管理機とを具備し、
    前記管理機は、前記車路に二輪車が存在しない状態においては、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートによる前記車路の開閉状態を開状態として前記車路における人の通行を自由とし、人および二輪車が、前記車路に進入し、二輪車を前記第1のセンサによって検知した際に、二輪車の前進方向の前方側に位置する前記第2のゲートによる前記車路の開閉状態を閉状態とし、前記管理機による入場の手続が完了すると、二輪車の前進方向の後方側に位置する前記第1のゲートによる前記車路の開閉状態を閉状態とすると共に、二輪車の前進方向の前方側に位置する前記第2のゲートを開動作させ、前記第2のセンサにより二輪車の駐輪場への入場が検知されると、二輪車の前進方向後方側の前記第1のゲートを開動作させる管理機であり、
    前記第1のセンサおよび前記第2のセンサが、所要出力の電波を発信する発信器と、該発信器に対して、人および二輪車が通過可能な間隔を置いて配置され、前記発信器から発信される電波を受信する受信器とを具備し、前記発信器と受信器との間を人または二輪車が通過した際、前記受信器による受信レベルの差により、人の通過を検知せず、二輪車の通過を検知するセンサであることを特徴とする駐輪場のゲート装置。
  7. 駐輪場の出車専用のゲート装置であって、
    一台の二輪車と、該二輪車を押す人が通行可能なだけの幅を有する車路と、
    前記車路の一端側に設けられ、前記車路を開閉する第1のゲートと、
    前記車路の他端側に設けられ、前記車路を開閉する第2のゲートと、
    前記第1のゲートの近傍に設けられ、前記第1のゲート側からの前記車路への二輪車の進入を検知する第1のセンサと、
    前記第2のゲートの近傍に設けられ、前記車路から前記第2のゲート側への二輪車の退出を検知する第2のセンサと、
    前記第1のゲートと前記第2のゲートとの間であって、前記車路の側方に位置して配設され、二輪車の通過を管理する管理機とを具備し、
    前記管理機は、前記車路に二輪車が存在しない状態においては、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートによる前記車路の開閉状態を開状態として前記車路における人の通行を自由とし、人および二輪車が、前記車路に進入し、二輪車を前記第1のセンサによって検知した際に、二輪車の前進方向の前方側に位置する前記第2のゲートによる前記車路の開閉状態を閉状態とし、前記管理機による出場の手続が完了すると、二輪車の前進方向の後方側に位置する前記第1のゲートによる前記車路の開閉状態を閉状態とすると共に、二輪車の前進方向の前方側に位置する前記第2のゲートを開動作させ、前記第2のセンサにより二輪車の駐輪場からの出場が検知されると、二輪車の前進方向後方側の前記第1のゲートを開動作させる管理機であり、
    前記第1のセンサおよび前記第2のセンサが、所要出力の電波を発信する発信器と、該発信器に対して、人および二輪車が通過可能な間隔を置いて配置され、前記発信器から発信される電波を受信する受信器とを具備し、前記発信器と受信器との間を人または二輪車が通過した際、前記受信器による受信レベルの差により、人の通過を検知せず、二輪車の通過を検知するセンサであることを特徴とする駐輪場のゲート装置。
  8. 前記第1のゲートおよび前記第2のゲートが、鉛直下方を向く前記車路の開位置と水平方向を向く前記車路の閉位置との間で回動するゲートバーを有することを特徴とする請求項6または7記載の駐輪場のゲート装置。
  9. 請求項6または7記載の駐輪場のゲート装置を具備することを特徴とする駐輪場。
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