JP2017188060A - 検出装置及び表示装置 - Google Patents

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    • G06F2203/04112Electrode mesh in capacitive digitiser: electrode for touch sensing is formed of a mesh of very fine, normally metallic, interconnected lines that are almost invisible to see. This provides a quite large but transparent electrode surface, without need for ITO or similar transparent conductive material

Abstract

【課題】金属材料などの導電性材料の検出電極を用いつつ、複数の散在する光の点が視認される可能性を低減できる、外部近接物体を検出可能な検出装置及び表示装置を提供することを目的とする。【解決手段】検出装置は、基板と、基板と平行な面上に設けられ、第1方向に延びる、複数の第1導電性細線と、第1導電性細線と同一層上に設けられ、第1方向と角度をなす第2方向に延びる、複数の第2導電性細線と、所定幅の第1帯状領域に配置され、かつ、少なくとも第2方向に互いにずれた2つの第1導電性細線を含む第1グループと、所定幅の第2帯状領域に配置され、かつ、少なくとも第1方向に互いにずれた2つの第2導電性細線を含む第2グループと、を備える。第1帯状領域と第2帯状領域の交差領域では、第1導電性細線と第2導電性細線が接する。【選択図】図11

Description

本発明は、外部近接物体を検出可能な検出装置に係り、特に静電容量の変化に基づいて外部近接物体を検出可能な検出装置及び表示装置に関する。
近年、いわゆるタッチパネルと呼ばれる、外部近接物体を検出可能な検出装置が注目されている。タッチパネルは、液晶表示装置等の表示装置上に装着又は一体化される、タッチ検出機能付き表示装置に用いられている。そして、タッチ検出機能付き表示装置は、表示装置に各種のボタン画像等を表示させることにより、タッチパネルを通常の機械式ボタンの代わりとして情報入力を可能としている。このようなタッチパネルを有する、タッチ検出機能付き表示装置は、キーボードやマウス、キーパッドのような入力装置を必要としないため、コンピュータのほか、携帯電話のような携帯情報端末などでも、使用が拡大する傾向にある。
タッチ検出装置の方式として、光学式、抵抗式、静電容量式などいくつかの方式が存在する。静電容量式のタッチ検出装置は、携帯端末などに用いて、比較的単純な構造をもち、かつ低消費電力が実現できる。例えば、特許文献1には、透光性電極パターンの不可視化対策がされたタッチパネルが記載されている。
さらに、外部近接物体を検出可能な検出装置では、薄型化、大画面化又は高精細化のため、検出電極の低抵抗化が求められている。検出電極は、透光性電極の材料としてITO(Indium Tin Oxide)等の透光性導電酸化物が用いられている。検出電極を低抵抗にするには、金属材料などの導電性材料を用いることが有効である。しかし、金属材料などの導電性材料を用いると、表示装置の画素と金属材料などの導電性材料との干渉によりモアレが視認される可能性がある。
特開2010−197576号公報 特開2014−041589号公報
そこで、特許文献2には、検出電極が金属材料などの導電性材料の検出電極を用いても、モアレが視認される可能性を低減できる検出装置が記載されている。特許文献2に記載の検出装置では、モアレが視認される可能性を低減できるものの、可視光が入射すると複数の検出電極で回折又は散乱する光強度パターンが複数の散在する光の点に近くなり、光の点が視認される可能性がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、金属材料などの導電性材料の検出電極を用いつつ、複数の散在する光の点が視認される可能性を低減できる、外部近接物体を検出可能な検出装置及び表示装置を提供することにある。
第1の態様によれば、検出装置は、基板と、前記基板と平行な面上に設けられ、第1方向に延びる、複数の第1導電性細線と、前記第1導電性細線と同一層上に設けられ、前記第1方向と角度をなす第2方向に延びる、複数の第2導電性細線と、所定幅の第1帯状領域に配置され、かつ、少なくとも前記第2方向に互いにずれた2つの前記第1導電性細線を含む第1グループと、所定幅の第2帯状領域に配置され、かつ、少なくとも前記第1方向に互いにずれた2つの前記第2導電性細線を含む第2グループと、を備え、前記第1帯状領域と前記第2帯状領域の交差領域では、前記第1導電性細線と前記第2導電性細線が接する。
第2の態様によれば、表示装置は、検出装置と、表示領域とを備え、前記表示領域と重畳する領域に、前記第1導電性細線と前記第2導電性細線とが設けられている。
図1は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置の一構成例を表すブロック図である。 図2は、静電容量型タッチ検出方式の基本原理を説明するため、指が接触又は近接していない状態を表す説明図である。 図3は、図2に示す指が接触又は近接していない状態の等価回路の例を示す説明図である。 図4は、静電容量型タッチ検出方式の基本原理を説明するため、指が接触又は近接した状態を表す説明図である。 図5は、図4に示す指が接触又は近接した状態の等価回路の例を示す説明図である。 図6は、駆動信号及び検出信号の波形の一例を表す図である。 図7は、タッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールの一例を示す図である。 図8は、タッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールの一例を示す図である。 図9は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置の概略断面構造を表す断面図である。 図10は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置の画素配置を表す回路図である。 図11は、実施形態1に係る検出電極の平面図である。 図12は、実施形態1に係る検出電極の配置方法を説明するための工程図である。 図13は、実施形態2に係る検出電極の平面図である。 図14は、実施形態2の変形例1に係る検出電極の平面図である。 図15は、実施形態2の変形例2に係る検出電極の平面図である。 図16は、実施形態3に係る検出電極の平面図である。 図17は、実施形態4に係る検出電極の平面図である。 図18は、実施形態5に係る検出電極の平面図である。 図19は、実施形態6に係る検出電極の平面図である。 図20は、自己静電容量方式のタッチ検出の等価回路の一例を示す説明図である。
以下、発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置の一構成例を表すブロック図である。タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出機能付き表示部10と、制御部11と、ゲートドライバ12と、ソースドライバ13と、駆動電極ドライバ14と、タッチ検出部(単に、検出部ともいう。)40とを備えている。タッチ検出機能付き表示部10は、いわゆる液晶表示装置と呼ばれる表示装置20と静電容量型の検出装置30とを一体化した装置である。なお、タッチ検出機能付き表示部10は、表示装置20の上に、静電容量型の検出装置30を装着した装置であってもよい。なお、表示装置20は、例えば、有機EL表示装置であってもよい。なお、ゲートドライバ12、ソースドライバ13、又は、駆動電極ドライバ14は、表示部10に設けられていてもよい。
表示装置20は、後述するように、ゲートドライバ12から供給される走査信号Vscanに従って、1水平ラインずつ順次走査して表示を行う装置である。制御部11は、外部より供給された映像信号Vdispに基づいて、ゲートドライバ12、ソースドライバ13、駆動電極ドライバ14、及びタッチ検出部40に対してそれぞれ制御信号を供給し、これらが互いに同期して動作するように制御する回路(制御装置)である。
ゲートドライバ12は、制御部11から供給される制御信号に基づいて、タッチ検出機能付き表示部10の表示駆動の対象となる1水平ラインを順次選択する機能を有している。
ソースドライバ13は、制御部11から供給される制御信号に基づいて、タッチ検出機能付き表示部10の、後述する各副画素SPixに画素信号Vpixを供給する回路である。
駆動電極ドライバ14は、制御部11から供給される制御信号に基づいて、タッチ検出機能付き表示部10の、後述する駆動電極COMLに駆動信号Vcomを供給する回路である。
タッチ検出部40は、制御部11から供給される制御信号と、タッチ検出機能付き表示部10の検出装置30から供給された検出信号Vdetに基づいて、検出装置30に対するタッチ(後述する接触又は近接の状態)の有無を検出し、タッチがある場合においてタッチ検出領域におけるその座標などを求める回路である。このタッチ検出部40は検出信号増幅部42と、A/D変換部43と、信号処理部44と、座標抽出部45と、検出タイミング制御部46とを備えている。
検出信号増幅部42は、検出装置30から供給される検出信号Vdetを増幅する。検出信号増幅部42は、検出信号Vdetに含まれる高い周波数成分(ノイズ成分)を除去し、タッチ成分を取り出してそれぞれ出力する低域通過アナログフィルタを備えていてもよい。
(静電容量型タッチ検出の基本原理)
検出装置30は、静電容量型近接検出の基本原理に基づいて動作し、検出信号Vdetを出力する。図1〜図6を参照して、実施形態1のタッチ検出機能付き表示部10におけるタッチ検出の基本原理について説明する。図2は、静電容量型タッチ検出方式の基本原理を説明するため、外部物体、例えば指が接触又は近接していない状態を表す説明図である。図3は、図2に示す指が接触又は近接していない状態の等価回路の例を示す説明図である。図4は、静電容量型タッチ検出方式の基本原理を説明するため、指が接触又は近接した状態を表す説明図である。図5は、図4に示す指が接触又は近接した状態の等価回路の例を示す説明図である。図6は、駆動信号及び検出信号の波形の一例を表す図である。なお、外部物体とは、後述の静電容量を発生させる物体であればよく、例えば、上述の指や、スタイラスが挙げられる。本実施の形態では、外部物体として、指を例にして説明する。
例えば、図3及び図5に示すように、容量素子C1、及び容量素子C1’は、誘電体Dを挟んで互いに対向配置された一対の電極として駆動電極E1及び検出電極E2を備えている。図3に示すように、容量素子C1は、その一端が交流信号源(駆動信号源)Sに接続され、他端は電圧検出器(タッチ検出部)DETに接続される。電圧検出器DETは、例えば図1に示す検出信号増幅部42に含まれる積分回路である。
交流信号源Sから駆動電極E1(容量素子C1の一端)に所定の周波数(例えば数kHzから数百kHz程度)の交流矩形波Sgを印加すると、検出電極E2(容量素子C1の他端)側に接続された電圧検出器DETを介して、出力波形(検出信号Vdet1)が現れる。
指が接触(又は近接)していない状態(非接触状態)では、図2及び図3に示すように、容量素子C1に対する充放電に伴って、容量素子C1の容量値に応じた電流Iが流れる。図6に示すように電圧検出器DETは、交流矩形波Sgに応じた電流Iの変動を電圧の変動(実線の波形V)に変換する。
一方、指が接触(又は近接)した状態(接触状態)では、図4に示すように、指によって形成される静電容量C2が検出電極E2と接している又は近傍にあることにより、駆動電極E1及び検出電極E2の間にあるフリンジ分の静電容量が遮られる。このため、容量素子C1’の容量値は、容量素子C1の容量値よりも小さくなる。そして、図5に示す等価回路でみると、容量素子C1’に電流Iが流れる。図6に示すように、電圧検出器DETは、交流矩形波Sgに応じた電流Iの変動を電圧の変動(点線の波形V)に変換する。この場合、波形Vは、上述した波形Vと比べて振幅が小さくなる。これにより、波形Vと波形Vとの電圧差分の絶対値|ΔV|は、指などの外部から近接する物体の影響に応じて変化することになる。なお、電圧検出器DETは、波形Vと波形Vとの電圧差分の絶対値|ΔV|を精度よく検出することが好ましい。このために、回路内のスイッチングにより、交流矩形波Sgの周波数に合わせて、コンデンサの充放電をリセットする期間Resetが設けられることがより好ましい。
図1に示す検出装置30は、駆動電極ドライバ14から供給される駆動信号Vcomに従って、1検出ブロックずつ順次走査してタッチ検出を行う。
検出装置30は、複数の後述する検出電極TDLから、図3又は図5に示す電圧検出器DETを介して、検出ブロック毎に検出信号Vdet1を出力し、タッチ検出部40のA/D変換部43に供給する。
A/D変換部43は、駆動信号Vcomに同期したタイミングで、検出信号増幅部42から出力されるアナログ信号をそれぞれサンプリングしてデジタル信号に変換する回路である。
信号処理部44は、A/D変換部43の出力信号に含まれる、駆動信号Vcomをサンプリングした周波数以外の周波数成分(ノイズ成分)を低減するデジタルフィルタを備えている。信号処理部44は、A/D変換部43の出力信号に基づいて、検出装置30に対するタッチの有無を検出する論理回路である。信号処理部44は、指による差分の電圧のみ取り出す処理を行う。この指による差分の電圧は、上述した波形Vと波形Vとの差分の絶対値|ΔV|である。信号処理部44は、1検出ブロック当たりの絶対値|ΔV|を平均化する演算を行い、絶対値|ΔV|の平均値を求めてもよい。これにより、信号処理部44は、ノイズによる影響を低減できる。信号処理部44は、検出した指による差分の電圧を所定のしきい値電圧と比較し、このしきい値電圧以上であれば、外部から近接する指の接触状態と判断し、しきい値電圧未満であれば、指の非接触状態と判断する。このようにして、タッチ検出部40はタッチ検出が可能となる。
座標抽出部45は、信号処理部44においてタッチが検出されたときに、そのタッチパネル座標を求める論理回路である。検出タイミング制御部46は、A/D変換部43と、信号処理部44と、座標抽出部45とが同期して動作するように制御する。座標抽出部45は、タッチパネル座標を信号出力Voutとして出力する。
図7及び図8は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールの一例を示す平面図である。図7は、駆動電極の一例を示す平面図であり、図8は、検出電極の一例を示す平面図である。
図7に示すように、タッチ検出機能付き表示装置1は、TFT(Thin Film Transistor)基板21と、フレキシブルプリント基板72とを備えている。TFT基板21は、COG(Chip On Glass)19を搭載し、表示装置20(図1参照)の表示領域10aと、表示領域10aを囲む額縁領域10bとに対応する領域が形成されている。COG19は、TFT基板21に実装されたICドライバのチップであり、図1に示す制御部11、ゲートドライバ12、ソースドライバ13など、表示動作に必要な各回路を内蔵したものである。また、本実施形態において、ゲートドライバ12、ソースドライバ13、又は、駆動電極ドライバ14は、ガラス基板であるTFT基板21に形成してもよい。COG19及び駆動電極ドライバ14は、額縁領域10bに設けられる。なお、COG19は、駆動電極ドライバ14を内蔵していてもよい。この場合、額縁領域10bを狭くすることが可能である。フレキシブルプリント基板72は、COG19と接続されており、フレキシブルプリント基板72を介して、外部から映像信号Vdispや、電源電圧がCOG19に供給される。
図7に示すように、タッチ検出機能付き表示部10は、表示領域10aに重畳する領域に複数の駆動電極COMLが設けられている。複数の駆動電極COMLは、それぞれ、表示領域10aの一辺に沿った方向に延出しており、表示領域10aの他辺に沿った方向において、間隔を設けて配列されている。複数の駆動電極COMLは駆動電極ドライバ14にそれぞれ接続されている。
図8に示すように、タッチ検出機能付き表示装置1は、さらに、基板31と、フレキシブルプリント基板71とを備える。フレキシブルプリント基板71には、上述したタッチ検出部40が搭載されている。なお、タッチ検出部40は、フレキシブルプリント基板71に搭載されてなくてもよく、フレキシブルプリント基板71が接続する別基板に搭載されていてもよい。基板31は、例えば、透光性のガラス基板であり、図7に示すTFT基板21の表面の垂直方向においてTFT基板21と対向する。図8に示すように、タッチ検出機能付き表示部10は、表示領域10aと重畳する領域に複数の検出電極TDLが設けられている。複数の検出電極TDLは、それぞれ、図7に示す駆動電極COMLの延出方向と交差する方向に延出している。図8に示すように、隣り合う検出電極TDLの間には、間隔SPがある。また、複数の検出電極TDLは、駆動電極COMLの延出方向において間隔を設けて配列されている。つまり、複数の駆動電極COMLと、複数の検出電極TDLとは、立体交差するように配置されており、互いに重畳する部分で静電容量が形成される。
タッチ検出機能付き表示装置1は、後述するように、表示動作の際に、1水平ラインずつ順次走査を行う。つまり、タッチ検出機能付き表示装置1は、表示走査を、タッチ検出機能付き表示部10の1辺に沿う方向と平行に行う(図8参照)。一方タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出動作の際に、駆動電極ドライバ14から駆動電極COMLに駆動信号Vcomを順次印加することにより、1検出ラインずつ順次走査を行う。つまり、タッチ検出機能付き表示部10は、方向SCANへ走査を、タッチ検出機能付き表示部10の他辺に沿った方向と平行に行う(図7参照)。
図8に示すように、本実施形態の検出電極TDLは、複数の第1導電性細線33U及び複数の第2導電性細線33Vを有している。第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vは、それぞれ、表示領域10aの一辺と平行な方向に対して互いに逆方向に傾斜している。
複数の第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vは、それぞれ細幅であり、表示領域10aにおいて、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vの延出方向と交差する方向(表示領域10aの短辺方向)に互いに間隔を設けて配置されている。複数の第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vの延出方向の両端は、額縁領域10bに配置された接続配線34a、34bに接続されている。これにより、複数の第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vは互いに電気的に接続され、1つの検出電極TDLとして機能する。複数の接続配線34aには、それぞれ配線37が接続されており、検出電極TDLとフレキシブルプリント基板71とが配線37によって接続される。なお、検出電極TDLの一部は表示領域10a外(額縁領域10b)に配置されても良い。また、接続配線34a及び接続配線34bも額縁領域10bでなく、表示領域10a内に配置されても良い。複数の接続配線34a及び接続配線34bは、配線37を介して、タッチ検出部40と接続されており、複数の第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vとタッチ検出部40とを接続するための配線となっても良い。
図9は、タッチ検出機能付き表示装置の概略断面構造を表す断面図である。図9に示すように、タッチ検出機能付き表示部10は、画素基板2と、この画素基板2の表面に垂直な方向に対向して配置された対向基板3と、画素基板2と対向基板3との間に設けられた液晶層6とを備えている。
画素基板2は、回路基板としてのTFT基板21と、このTFT基板21の上方にマトリックス状に配列された複数の画素電極22と、TFT基板21と画素電極22との間に形成された複数の駆動電極COMLと、画素電極22と駆動電極COMLとを絶縁する絶縁層24と、を含む。TFT基板21の下側には、接着層66を介して偏光板65が設けられている。
対向基板3は、基板31と、この基板31の一方の面に形成されたカラーフィルタ32とを含む。基板31の他方の面には、検出装置30の検出電極TDLが形成される。図9に示すように、基板31の上方に検出電極TDLが設けられる。さらに、この検出電極TDLの上には、検出電極TDLの第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vを保護するための保護層38が設けられている。保護層38は、アクリル系樹脂等の透光性樹脂を用いることができる。保護層38の上に、接着層39を介して偏光板35が設けられている。
TFT基板21と基板31とは、スペーサ61により所定の間隔を設けて対向して配置される。TFT基板21、基板31、及びスペーサ61によって囲まれた空間に液晶層6が設けられる。液晶層6は、電界の状態に応じてそこを通過する光を変調するものであり、例えば、FFS(フリンジフィールドスイッチング)を含むIPS(インプレーンスイッチング)等の横電界モードの液晶を用いた表示パネルが用いられる。なお、図9に示す液晶層6と画素基板2との間、及び液晶層6と対向基板3との間には、それぞれ配向膜が配設されてもよい。
図10は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置の画素配置を表す回路図である。図9に示すTFT基板21には、図10に示す各副画素SPixの薄膜トランジスタ素子(以下、TFT素子)Tr、各画素電極22に画素信号Vpixを供給する画素信号線SGL、各TFT素子Trを駆動する走査信号線GCL等の配線が形成されている。画素信号線SGL及び走査信号線GCLは、TFT基板21の表面と平行な平面に延在する。図10に示す副画素SPixの配列方向と直交する方向(走査信号線GCLの延在方向)を方向Dxとし、副画素SPixの配列方向(画素信号線SGLの延在方向)を方向Dyとして示している。本実施の形態では、方向Dyは、人間の視感度が最も高い色領域(後述)が並ぶ方向である。方向Dxは、対向基板3の表面と平行な平面上において方向Dyに対して直交する方向である。
図10に示す表示装置20は、マトリックス状に配列された複数の副画素SPixを有している。副画素SPixは、それぞれTFT素子Tr及び液晶素子LCを備えている。TFT素子Trは、薄膜トランジスタにより構成されるものであり、この例では、nチャネルのMOS(Metal Oxide Semiconductor)型のTFTで構成されている。TFT素子Trのソース又はドレインの一方は画素信号線SGLに接続され、ゲートは走査信号線GCLに接続され、ソース又はドレインの他方は液晶素子LCの一端に接続されている。液晶素子LCは、一端がTFT素子Trのソース又はドレインの他方に接続され、他端が駆動電極COMLに接続されている。
副画素SPixは、走査信号線GCLにより、表示装置20の同じ行に属する他の副画素SPixと互いに接続されている。走査信号線GCLは、ゲートドライバ12(図1参照)と接続され、ゲートドライバ12より走査信号Vscanが供給される。また、副画素SPixは、画素信号線SGLにより、表示装置20の同じ列に属する他の副画素SPixと互いに接続されている。画素信号線SGLは、ソースドライバ13(図1参照)と接続され、ソースドライバ13より画素信号Vpixが供給される。さらに、副画素SPixは、駆動電極COMLにより、同じ行に属する他の副画素SPixと互いに接続されている。駆動電極COMLは、駆動電極ドライバ14(図1参照)と接続され、駆動電極ドライバ14より駆動信号Vcomが供給される。つまり、この例では、同じ一行に属する複数の副画素SPixが1本の駆動電極COMLを共有する。本実施形態の駆動電極COMLの延びる方向は、走査信号線GCLの延びる方向と平行である。本実施形態の駆動電極COMLの延びる方向は、これに限定されない。例えば、駆動電極COMLの延びる方向は、画素信号線SGLの延びる方向と平行な方向であってもよい。
図1に示すゲートドライバ12は、走査信号線GCLを順次走査するように駆動する。走査信号Vscan(図1参照)が、走査信号線GCLを介して、副画素SPixのTFT素子Trのゲートに印加され、副画素SPixのうちの1水平ラインが表示駆動の対象として順次選択される。また、タッチ検出機能付き表示装置1は、1水平ラインに属する副画素SPixに対して、ソースドライバ13が画素信号Vpixを供給することにより、1水平ラインずつ表示が行われる。この表示動作を行う際、駆動電極ドライバ14は、その1水平ラインに対応する駆動電極COMLに対して駆動信号Vcomを印加する。
図9に示すカラーフィルタ32は、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色されたカラーフィルタの色領域32R、色領域32G及び色領域32Bが周期的に配列されている。上述した図10に示す各副画素SPixに、R、G、Bの3色の色領域32R、色領域32G及び色領域32Bが1組として対応付けられ、色領域32R、色領域32G及び色領域32Bを1組として画素Pixが構成される。図9に示すように、カラーフィルタ32は、TFT基板21と垂直な方向において、液晶層6と対向する。なお、カラーフィルタ32は、異なる色に着色されていれば、他の色の組み合わせであってもよい。また、カラーフィルタ32は、3色の組み合わせに限定されず、4色以上の組み合わせであってもよい。
図11は、実施形態1に係る検出電極の平面図である。図11に示す検出電極TDLは、図8に示す検出電極TDLの部分拡大図である。図8に示す検出電極TDLにおいては、平行四辺形が均等に見えるが、実際の検出電極TDLの形状は図11に示す形状である。
第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vは、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)及びタングステン(W)から選ばれた1種以上の金属層で形成される。または、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vは、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)及びタングステン(W)から選ばれた1種以上を含む金属材料の合金で形成される。また、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vは、これらアルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)及びタングステン(W)から選ばれた1種以上の金属材料又はこれらの材料の1種以上を含む合金の導電層が複数積層された積層体としてもよい。なお、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vは、上述した金属材料又は金属材料の合金の導電層に加えて、ITO(Indium Tin Oxide)等の透光性導電酸化物の導電層が積層されていてもよい。また、上述した金属材料及び導電層を組み合わせた黒色化膜、黒色有機膜又は黒色導電有機膜が積層されていてもよい。
上述した金属材料は、透明電極の材料としてITO等の透光性導電酸化物よりも低抵抗である。上述した金属材料は、透光性導電酸化物に比較して遮光性があるため、透過率が低下する可能性または検出電極TDLのパターンが視認されてしまう可能性がある。本実施形態において、1つの検出電極TDLが、複数の幅細の第1導電性細線33U及び複数の第2導電性細線33Vを有しており、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vが、線幅よりも大きい間隔を設けて配置されることで、低抵抗化と、不可視化とを実現することができる。その結果、検出電極TDLが低抵抗化し、タッチ検出機能付き表示装置1は、薄型化、大画面化または高精細化することができる。
第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vの幅は、1μm以上10μm以下であることが好ましく、さらに1μm以上5μm以下の範囲にあることがより好ましい。第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vの幅が10μm以下であると、表示領域10aのうちブラックマトリックスまたは後述する走査信号線GCL及び画素信号線SGLで光の透過を抑制されない領域である開口部を覆う面積が小さくなり、開口率を損なう可能性が低くなるからである。また、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vの幅が1μm以上であると、形状が安定し、断線する可能性が低くなるからである。
図8、図10及び図11を参照して説明すると、検出電極TDLは、複数の第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vが所定のピッチで配置されており、検出電極TDLは、全体として、カラーフィルタ32の各色領域32R、色領域32G及び色領域32Bの延出方向と平行な方向に延びている。つまり、検出電極TDLは、図10に示す画素信号線SGLが延在する方向Dyと平行な方向に延在する。各第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vがカラーフィルタ32の特定の色領域を遮光してしまわないように、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vは、互いに逆向きに傾斜する細線片が交差して接続された網目状となっている。第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vは、色領域32R、色領域32G及び色領域32Bの延出方向(方向Dy)と平行な方向に対して、角度θを有して互いに逆向きの方向Du及び方向Dvへ傾斜する。第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vが電気的に接続された箇所で電気的接続部33xが形成される。例えば、角度θは、5度以上75度以下であり、好ましくは25度以上40度以下、さらに好ましくは50度以上65度以下である。
このように、検出電極TDLは、方向Duへ延びる少なくとも1つの第1導電性細線33Uと、第1導電性細線33Uと交差して方向Dvへ延びる少なくとも1つの第2導電性細線33Vと、を含む。複数の第1導電性細線33Uと、複数の第2導電性細線33Vとがそれぞれ複数交差すると、検出電極TDLの1つの網目の形状が平行四辺形となる。
本実施形態において、接続配線34aに最も近い電気的接続部33xを境界とした場合、接続配線34aに最も近い電気的接続部33xよりも接続配線34aに近い側であって、接続配線34aに最も近い電気的接続部33xから接続配線34aまでの領域が検出電極TDLの端部領域10cである(図11参照)。同様に、接続配線34aに最も近い電気的接続部33xよりも接続配線34aから遠い側の領域が検出電極TDLの主検出領域10dである。
接続配線34aの周囲における検出電極TDLのパターンと、接続配線34bの周囲における検出電極のパターンとは、図8に示すように線対称あるいは、点対称となる。このため、接続配線34bに最も近い電気的接続部33xを境界として、接続配線34bに最も近い電気的接続部33xよりも接続配線34bに近い側かつ接続配線34bまでの領域が検出電極TDLの端部領域である。同様に、接続配線34bに最も近い電気的接続部33xよりも接続配線34bから遠い側の領域が検出電極TDLの主検出領域である。
図11に示すように、検出電極TDLの端部領域10cにおいて、第1導電性細線33Uが延長された位置に導電性細線33aが配置され、接続配線34aと主検出領域10dの第1導電性細線33Uとが導電性細線33aを介して電気的に接続されている。
図7及び図9に示す駆動電極COMLは、表示装置20の複数の画素電極22に共通の電位を与える共通電極として機能するとともに、検出装置30の相互静電容量方式によるタッチ検出を行う際の駆動電極としても機能する。検出装置30は、画素基板2に設けられた駆動電極COMLと、対向基板3に設けられた検出電極TDLにより構成されている。
駆動電極COMLは、図7に示す表示領域10aの他辺と平行な方向に延在する複数の電極パターンに分割されている。検出電極TDLは、駆動電極COMLの電極パターンの延在方向と交差する方向に延びる複数の金属配線を有する電極パターンから構成されている。そして、検出電極TDLは、TFT基板21(図9参照)の表面に対する垂直な方向において、駆動電極COMLと対向している。検出電極TDLの各電極パターンは、タッチ検出部40の検出信号増幅部42の入力にそれぞれ接続される(図1参照)。駆動電極COMLと検出電極TDLにより互いに交差した電極パターンは、その交差部分に静電容量を生じさせている。
駆動電極COMLは、例えば、ITO等の透光性を有する導電性材料が用いられる。なお、検出電極TDL及び駆動電極COML(駆動電極ブロック)は、ストライプ状に複数に分割される形状に限られない。例えば、検出電極TDL及び駆動電極COMLは、櫛歯形状であってもよい。あるいは検出電極TDL及び駆動電極COMLは、複数に分割されていればよく、駆動電極COMLを分割するスリットの形状は直線であっても、曲線であってもよい。
この構成により、検出装置30では、相互静電容量方式のタッチ検出動作を行う際、駆動電極ドライバ14が駆動電極ブロックとして時分割的に順次走査するように駆動することにより、駆動電極COMLの1検出ブロックが順次選択される。そして、検出電極TDLから検出信号Vdet1が出力されることにより、1検出ブロックのタッチ検出が行われる。つまり、駆動電極ブロックは、上述した相互静電容量方式のタッチ検出の基本原理における駆動電極E1に対応し、検出電極TDLは、検出電極E2に対応するものである。検出装置30はこの基本原理に従ってタッチ入力を検出する。互いに立体交差した検出電極TDL及び駆動電極COMLは、静電容量式タッチセンサをマトリックス状に構成している。よって、検出装置30のタッチ検出面全体に亘って走査することにより、外部からの導体の接触または近接が生じた位置の検出が可能となっている。
タッチ検出機能付き表示装置1の動作方法の一例として、タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出動作(検出期間)と表示動作(表示動作期間)とを時分割に行う。タッチ検出動作と表示動作とはどのように分けて行ってもよい。
なお、本実施形態において、駆動電極COMLは表示装置20の共通電極を兼用するので、表示動作期間においては、駆動電極ドライバ14を介して選択される駆動電極COMLに、制御部11が表示用の共通電極電位である駆動信号Vcomを供給する。
検出期間に駆動電極COMLを用いず、検出電極TDLのみで検出動作を行う場合、例えば、後述する自己静電容量方式のタッチ検出原理に基づいてタッチ検出を行う場合、駆動電極ドライバ14は、検出電極TDLにタッチ検出用の駆動信号Vcomを供給してもよい。
このように、検出電極TDLの第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vの延在方向がカラーフィルタ32の各色領域32R、色領域32G及び色領域32Bの延在方向(方向Dy)に対して角度θをなす。その結果、検出電極TDLの第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vは、カラーフィルタ32の各色領域32R、色領域32G及び色領域32Bを順に遮光することから、カラーフィルタ32の特定色領域における透過率の低下を抑制することができる。この結果、実施形態1に係る検出装置は、明暗模様が一定の周期を有しにくくなり、モアレが視認される可能性を低減できる。
特許文献1に記載の技術では、可視光が入射すると複数の検出電極で回折又は散乱する光強度パターンが複数の散在する光の点に近くなる。視認者が検出装置自体を傾けることで、散在する複数の光強度パターンの光の点の位置又は数を変えることができるが、複数の光強度パターンの光の点の視認を低減させることが難しい。特許文献1に記載の技術では、隣り合う細線片a及び細線片bのなす角度がランダムである。このため、視認者が検出装置自体を傾けることで、新たな回折又は散乱が生じやすく、散在する複数の光強度パターンの光の点が発現しやすいと考えられる。
これに対して、実施形態1の第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vの方向Dyに対してなす角度θが一定である。このため、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vに、可視光が入射すると、それぞれの第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vで回折又は散乱する光強度パターンが拡散しづらくなる。さらに、それぞれの第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vで回折又は散乱する光強度パターンが4方向に集まりやすく、一定の指向性が発現しやすい。そして、視認者が実施形態1に係る検出装置30自体を傾けることで、光強度パターンが発現しやすい角度を回避しやすくなる。
そこで、実施形態1の複数の第1導電性細線33Uが所定幅WUの第1帯状領域UAに配置され、かつ、少なくとも方向Dvに互いにずれた2つの第1導電性細線33Uを含む複数の第1グループGUが形成されている(図11参照)。
同様に、実施形態1の複数の第2導電性細線33Vが所定幅WVの第2帯状領域VAに配置され、かつ、少なくとも方向Duに互いにずれた2つの第2導電性細線33Vを含む複数の第2グループGVが形成されている(図11参照)。
図12は、実施形態1に係る検出電極の配置方法を説明するための工程図である。図11及び図12に示す複数の第1基準線33SUは、方向Dvに等ピッチで配置され、方向Duに延びる仮想線である。第1基準線33SUは、第1帯状領域UAを幅方向(方向Dv)に二等分する直線である。同様に、複数の第2基準線33SVは、方向Duに等ピッチで配置され、方向Dvに延びる仮想線である。第2基準線33SVは、第2帯状領域VAを幅方向(方向Du)に二等分する直線である。所定幅WUは、第1基準線33SUを中心とした場合に、第1導電性細線33Uを第1基準線33SUからずらしてもよい幅である。方向Dvに隣り合う2つの第1基準線33SU間の長さを第1基準長さSW1とすると、所定幅WUは第1基準長さSW1の1/20以上1/5以下である。例えば所定幅WUは、10μm以上30μm以下である。所定幅WVは、第2基準線33SVを中心とした場合に、第2導電性細線33Vを第2基準線33SVからずらしてもよい幅である。方向Duに隣り合う2つの第2基準線33SV間の長さを第2基準長さSW2とすると、所定幅WVは第2基準長さSW2の1/20以上1/5以下である。例えば所定幅WVは、10μm以上30μm以下である。
すなわち、第1導電性細線33Uの長さは、隣接する前記第2基準線33SV間の長さ(第2基準長さSW2)の2倍と第2帯状領域VAの所定幅WVとの差以上である。且つ、第1導電性細線33Uの長さは、隣接する第2基準線33SV間の長さ(第2基準長さSW2)の2倍と第2帯状領域VAの所定幅WVとの和以下である。第2導電性細線33Vの長さは、隣接する前記第1基準線SW1間の長さ(第1基準長さSW1)の2倍と第1帯状領域UAの所定幅WUとの差以上である。且つ、第2導電性細線33Vの長さは、隣接する第1基準線SW1間の長さ(第1基準長さSW1)の2倍と第1帯状領域UAの所定幅WUとの和以下である。
図12に示すように、1つの第1導電性細線33Uの第1端部U11を基準点に配置する。基準点において、方向Dxに対し第1導電性細線33Uがなす角度を角度αとする。第1導電性細線33Uの第1端部U11から方向Duへ第2基準長さSW2の2倍±長さβの位置に、第1導電性細線33Uの第2端部U12を配置する。ここで、長さβは、所定幅WV/2以内であって、ランダムに選ばれる長さである。第1導電性細線33Uの第2端部U12の位置が決まると、第1導電性細線33Uの第2端部U12の位置から方向Dxに対して(90°−α)の角度をなす方向に、所定幅WU/2以内の長さであって、ランダムに選ばれる長さγ分ずれた位置に、次の第1導電性細線33Uの第1端部U11を配置する。上述した検出電極TDLの配置方法を繰り返すことで、方向Duに沿って延びる1つの第1帯状領域UA内に、複数の第1導電性細線33Uが方向Dvに互いにずれることを許容しつつ配置される。第2導電性細線33Vも同様に配置できる。
図11に示すように、第1帯状領域UAと、第2帯状領域VAとが交差する交差領域AXにおいて、第1導電性細線33Uと、第2導電性細線33Vとが接する電気的接続部33xができる。方向Dvに互いにずれた2つの第1導電性細線33Uを含む交差領域AXには、2つの第1導電性細線33Uと、1つの第2導電性細線33Vとが接して2つの電気的接続部33xがある。方向Duに互いにずれた2つの第2導電性細線33Vを含む交差領域AXには、2つの第2導電性細線33Vと、1つの第1導電性細線33Uとが接して2つの電気的接続部33xがある。その結果、第1導電性細線33Uと、第2導電性細線33Vとが十字交差する箇所が抑制される。
すなわち、1つの第1導電性細線33Uにおいて4つの電気的接続部33xが生じる。つまり、1つの第1導電性細線33Uに接する第2導電性細線33Vの数は4つである。1つの第1導電性細線33Uが、一端と、他端と、中間の2箇所とにおいて第2導電性細線33Vに接している。
また、1つの第2導電性細線33Vにおいて4つの電気的接続部33xが生じる。つまり、1つの第2導電性細線33Vに接する第1導電性細線33Uの数は4つである。1つの第2導電性細線33Vが、一端と、他端と、中間の2箇所とにおいて第1導電性細線33Uに接している。
(実施形態2)
次に、実施形態2に係る検出装置について説明する。図13は、実施形態2に係る検出電極の平面図である。なお、上述した実施形態1で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図8に示すように、隣り合う検出電極TDLの間には、間隔SPがある。視認者によって間隔SPが視認されてしまうことを抑制するため、図13に示すように、ダミー電極TDDが配置されている。
ダミー電極TDDにおいて、複数の第1導電性細線33Uが所定幅WVの第1帯状領域UAに配置され、かつ、少なくとも方向Dvに互いにずれた2つの第1導電性細線33Uを含む複数の第1グループGUが形成されている。
同様に、ダミー電極TDDにおいて、複数の第2導電性細線33Vが所定幅WUの第2帯状領域VAに配置され、かつ、少なくとも方向Duに互いにずれた2つの第2導電性細線33Vを含む複数の第2グループGVが形成されている。
ダミー電極TDDにおいて、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vのそれぞれに、スリットSLが設けられている。スリットSLは、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vを構成する材料が形成されていないか、エッチングなどにより、除去されており、絶縁性材料のみがある部分となっている。スリットSLは、隣接する電気的接続部33xの間に設けられている。電気的接続部33xからスリットSLまでの距離が一定であることにより、スリットSL自体を視認し難くすることができる。
ダミー電極TDDは、検出電極TDLを構成する第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vと同じ方向に延びる構成要素を備えているので、間隔SPを不可視化することができるとともに、検出電極TDLが視認される可能性を低減できる。
(実施形態2の変形例1)
図14は、実施形態2の変形例1に係る検出電極の平面図である。図14に示すように、ダミー電極TDDは、スリットSLを挟む第1導電性細線33Uが方向Dvにずれている。同様に、ダミー電極TDDは、スリットSLを挟む第2導電性細線33Vが方向Duにずれている。
(実施形態2の変形例2)
図15は、実施形態2の変形例2に係る検出電極の平面図である。図15に示すように、実施形態2の変形例2において複数のスリットSLは、方向Dyに平行な直線LY1上、直線LY2上又は直線LY3上に配置されている。直線LY1は、1つの検出電極TDLの方向Dxでの一端に位置する仮想直線であり、直線LY2は、1つの検出電極TDLの方向Dxでの他端に位置する仮想直線である。直線LY3は、直線LY1と直線LY2との間に配置される。例えば、直線LY1から直線LY2までの幅WTDLは一定である。これにより、ダミー電極TDDを挟んで隣接する2つの検出電極TDLの寄生容量が概略同等となる。なお、直線LY1と直線LY2との間に複数の直線LY3があってもよい。すなわち、直線LY1と直線LY2との間の領域において、同一直線上に配置された複数のスリットSLで構成される列が複数あってもよい。
(実施形態3)
次に、実施形態3に係る検出装置について説明する。図16は、実施形態3に係る検出電極の平面図である。図16に示すように、実施形態3において、第1導電性細線33Uは、第1主細線331Uと、第1補助細線332Uとを含む。第2導電性細線33Vは、第2主細線331Vと、第2補助細線332Vとを含む。なお、上述した実施形態1で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図16に示すように、複数の第1主細線331Uは、所定幅WUの第1主帯状領域UAaに配置されている。少なくとも方向Dvに互いにずれた2つの第1主細線331Uを含む複数の第1主グループGU1が形成されている。複数の第1補助細線332Uは、所定幅WUの第1補助帯状領域UAbに配置されている。少なくとも方向Dvに互いにずれた2つの第1補助細線332Uを含む複数の第1補助グループGU2が形成されている。第1主帯状領域UAa及び第1補助帯状領域UAbは、方向Dvに交互に等ピッチで配置されている。隣接する第1主帯状領域UAaと第1補助帯状領域UAbとの間の長さが第1基準長さSW1である。
図16に示すように、複数の第2主細線331Vは、所定幅WVの第2主帯状領域VAaに配置されている。少なくとも方向Duに互いにずれた2つの第2主細線331Vを含む複数の第2主グループGV1が形成されている。複数の第2補助細線332Vは、所定幅WVの第2補助帯状領域VAbに配置されている。少なくとも方向Duに互いにずれた2つの第2補助細線332Vを含む複数の第2補助グループGV2が形成されている。第2主帯状領域VAa及び第2補助帯状領域VAbは、方向Duに交互に等ピッチで配置されている。隣接する第2主帯状領域VAaと第2補助帯状領域VAbとの間の長さが第2基準長さSW2である。
第1主細線331Uの長さは、第2基準長さSW2の2倍と所定幅WVとの差以上であり第2基準長さSW2の2倍と所定幅WVとの和以下である。1つの第1主細線331Uには2つの電気的接続部33xが生じている。第1主細線331Uの一端に1つの第2補助細線332Vが接しており、第1主細線331Uの他端に他の第2補助細線332Vが接している。さらに、第1主細線331Uの中間で、2つの第2主細線331Vが接している。つまり、1つの第1主細線331Uに対して、2つの第2主細線331V及び2つの第2補助細線332V(4つの第2導電性細線33V)が接している。
第1補助細線332Uの長さは、所定幅WV以下である。1つの第1補助細線332Uには2つの電気的接続部33xが生じている。第1補助細線332Uの一端に1つの第2主細線331Vが接しており、第1補助細線332Uの他端に他の第2主細線331Vが接している。つまり、1つの第1補助細線332Uに対して、2つの第2主細線331V(2つの第2導電性細線33V)が接している。
第2主細線331Vの長さは、第1基準長さSW1と所定幅WUとの差以上であり第1基準長さSW1と所定幅WUとの和以下である。1つの第2主細線331Vには2つの電気的接続部33xが生じている。第2主細線331Vの一端に1つの第1主細線331Uが接しており、第2主細線331Vの他端に1つの第1補助細線332Uが接している。つまり、1つの第2主細線331Vに対して、1つの第1主細線331及び1つの第1補助細線332U(2つの第1導電性細線33U)が接している。
第2補助細線332Vの長さは、所定幅WU以下である。1つの第2補助細線332Vには2つの電気的接続部33xが生じている。第2補助細線332Vの一端に1つの第1主細線331Uが接しており、第2補助細線332Vの他端に他の第1主細線331Uが接している。つまり、1つの第2補助細線332Vに対して、2つの第1主細線331U(2つの第1導電性細線33U)が接している。
図16に示すように、一部の交差領域AX(交差領域AX1)においては、2つの電気的接続部33xが生じている。一方、その他の交差領域AX(交差領域AX2)においては電気的接続部33xが生じない。
実施形態3においては、実施形態1と比較して、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vによって形成される多角形の面積がばらつきにくい。このため、表示領域10aにおいて開口率が均一になりやすい。
(実施形態4)
次に、実施形態4に係る検出装置について説明する。図17は、実施形態4に係る検出電極の平面図である。図17に示すように、実施形態4において、検出電極TDLは、第1導電性細線33Uと、第2導電性細線33Vと、第3導電性細線33Yとを含む。なお、上述した実施形態1で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図17に示すように、複数の第1導電性細線33Uは、所定幅WUの第1帯状領域UAに配置されている。少なくとも方向Dvに互いにずれた2つの第1導電性細線33Uを含む複数の第1グループGUが形成されている。
複数の第2導電性細線33Vは、所定幅WVの第2帯状領域VAに配置されている。少なくとも方向Duに互いにずれた2つの第2導電性細線33Vを含む複数の第2グループGVが形成されている。
複数の第3導電性細線33Yは、所定幅WYの第3帯状領域YAに配置されている。少なくとも方向Dxに互いにずれた2つの第3導電性細線33Yを含む複数の第3グループGYが形成されている。
複数の基準線33SYは、方向Dxに等ピッチで配置され、方向Dyに延びる仮想線である。所定幅WYは、基準線33SYを中心とした場合に、第3導電性細線33Yを基準線33SYからずらしてもよい幅である。所定幅WYは、方向Dxに隣り合う2つの基準線33SY間の長さを第3基準長さSW3とすると第3基準長さSW3の1/20以上1/5以下である。例えば所定幅WYは、10μm以上30μm以下である。
検出電極TDLの1つの網目の形状は六角形である。すなわち、2つ第1導電性細線33Uと、2つの第2導電性細線33Vと、2つの第3導電性細線33Yとにより六角形が形成されている。
第1帯状領域UAと、第2帯状領域VAと、第3帯状領域YAとが交差する交差領域AXXにおいて、1つの第1導電性細線33Uと、1つの第2導電性細線33Vと、1つの第3導電性細線33Yとが接している。すなわち、第1導電性細線33Uと第2導電性細線33Vとの交点である電気的接続部33xxに第3導電性細線33Yが接している。交差領域AXXは、六角形の領域である。一部の交差領域AXXにおいては、1つの電気的接続部33xxが生じている。一方、その他の交差領域AXXにおいては電気的接続部33xxが生じない。
このように、検出電極TDLは、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vに加えて、第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vとは異なる方向に延びる第3導電性細線33Yを備えていてもよい。
(実施形態5)
図18は、実施形態5に係る検出電極の平面図である。図なお、上述した実施形態1で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図18に示すように、第1帯状領域UAは、第1基準線33SUで隔てられた第1右領域UAaと、第1左領域UAbとを含む。実施形態5では、複数の第1導電性細線33Uは、それぞれ第1右領域UAa及び第1左領域UAbのいずれかに配置されている。第1基準線33SUに対する第1導電性細線33Uのずれ量である長さγは、0を含まない所定範囲内の値からランダムに選択された値である。すなわち、長さγとして選択される値の出現頻度は一様である。例えば、長さγは、5μm以上15μmの範囲にある値から選択される。
1つの第1帯状領域UAにおいて、第1右領域UAaに配置される第1導電性細線33Uと、第1左領域UAbに配置される第1導電性細線33Uとが、方向Duに沿って交互に並べられている。すなわち、1つの第1帯状領域UAにおいて、第1右領域UAaに配置される第1導電性細線33Uの隣りの第1導電性細線33Uは第1左領域UAbに配置され、且つ第1左領域UAbに配置される第1導電性細線33Uの隣りの第1導電性細線33Uは第1右領域UAaに配置される。例えば、第1基準線33SUに対して第1導電性細線33Uがずれる方向は、乱数によって決められる。当該乱数は、コンピュータによって生成される。1つの第1帯状領域UAに含まれる第1導電性細線33Uの設計時において、コンピュータは、正の値と負の値が方向Duに沿って交互に表れるように乱数を制御する。
図18に示すように、第2帯状領域VAは、第2基準線33SVで隔てられた第2右領域VAaと、第2左領域VAbとを含む。実施形態5では、複数の第2導電性細線33Vは、それぞれ第2右領域VAa及び第2左領域VAbのいずれかに配置されている。第2基準線33SVに対する第2導電性細線33Vのずれ量である長さβは、0を含まない所定範囲内の値からランダムに選択された値である。すなわち、長さβとして選択される値の出現頻度は一様である。例えば、長さβは、5μm以上15μmの範囲にある値から選択される。
1つの第2帯状領域VAにおいて、第2右領域VAaに配置される第2導電性細線33Vと、第2左領域VAbに配置される第2導電性細線33Vとが、方向Dvに沿って交互に並べられている。すなわち、1つの第2帯状領域VAにおいて、第2右領域VAaに配置される第2導電性細線33Vの隣りの第2導電性細線33Vは第2左領域VAbに配置され、且つ第2左領域VAbに配置される第2導電性細線33Vの隣りの第1導電性細線33Vは第2右領域VAaに配置される。例えば、第2基準線33SVに対して第2導電性細線33Vがずれる方向は、乱数によって決められる。当該乱数は、コンピュータによって生成される。1つの第2帯状領域VAに含まれる第2導電性細線33Vの設計時において、コンピュータは、正の値と負の値が方向Dvに沿って交互に表れるように乱数を制御する。
上述した構成により、図18に示すように第1導電性細線33U及び第2導電性細線33Vが十字に交差しなくなる。このため、電気的接続部33xの周辺領域での開口率とその他の領域での開口率との間の差が小さくなるので、視認性が向上する。
(実施形態6)
図19は、実施形態6に係る検出電極の平面図である。図19に示すように、実施形態6に係る検出電極TDLは、複数の第1導電性細線33U及び複数の第2導電性細線33Vを含む複数の検出ブロックTDLBを有する。例えば、複数の検出ブロックTDLBは、基板31と平行な平面上にマトリクス状に配列されている。複数の検出ブロックTDLBは、それぞれ配線37によってフレキシブルプリント基板71(図8参照)に接続されている。実施形態6に係る検出装置30は、相互静電容量方式ではなく、自己静電容量方式のタッチ検出動作を行う。
次に、図20を参照して、自己静電容量方式のタッチ検出の基本原理について説明する。図20は、自己静電容量方式のタッチ検出の等価回路の一例を示す説明図である。
図20に示すように、検出電極E2に電圧検出器DETが接続されている。電圧検出器DETはイマジナリーショートされたオペアンプを含む検出回路である。非反転入力部(+)に所定の周波数(例えば数kHzから数百kHz程度)の交流矩形波Sgが印加されると、検出電極E2に同電位の交流矩形波Sgが印加される。
指などの導体が接触又は近接していない状態(非接触状態)では、検出電極E2が有する容量Cx1に応じた電流が流れる。電圧検出器DETは、交流矩形波Sgに応じた電流の変動を電圧の変動(波形)に変換する。指などの導体が接触又は近接した状態(接触状態)では、検出電極E2が有する容量Cx1に、検出電極E2に近接している指により生じる容量Cx2が加えられ、非接触状態の容量よりも増加した容量(Cx1+Cx2)に応じた電流が流れる。電圧検出器DETは、交流矩形波Sgに応じた電流の変動を電圧の変動(波形)に変換する。接触状態での波形の振幅は、非接触状態での波形の振幅と比べて大きくなる。これにより、接触状態での波形と非接触状態での波形との電圧差分の絶対値は、指などの外部から接触又は近接する導体の影響に応じて変化することになる。スイッチSWは、タッチ検出を行う際にオン(開)状態となり、タッチ検出を行わないときはオフ(閉)状態となり、電圧検出器DETのリセット動作を行う。
また、上述した実施形態において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について本明細書記載から明らかなもの、又は当業者において適宜想到し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
本発明は、以下の態様に係る検出装置及び表示装置に広く適用可能である。
(1)基板と、
前記基板と平行な面上に設けられ、第1方向に延びる、複数の第1導電性細線と、
前記第1導電性細線と同一層上に設けられ、前記第1方向と角度をなす第2方向に延びる、複数の第2導電性細線と、
所定幅の第1帯状領域に配置され、かつ、少なくとも前記第2方向に互いにずれた2つの前記第1導電性細線を含む第1グループと、
所定幅の第2帯状領域に配置され、かつ、少なくとも前記第1方向に互いにずれた2つの前記第2導電性細線を含む第2グループと、を備え、
前記第1帯状領域と前記第2帯状領域の交差領域では、前記第1導電性細線と前記第2導電性細線が接する、
検出装置。
(2)前記第1帯状領域と前記第2帯状領域の交差領域において、前記第1導電性細線と前記第2導電性細線とが接する接続部が2つある
(1)に記載の検出装置。
(3)前記第1導電性細線と前記第2導電性細線とが接する複数の接続部を有し、2つの接続部間にある前記第1導電性細線又は前記第2導電性細線には、スリットがある
(1)又は(2)に記載の検出装置。
(4)前記第1導電性細線と前記第2導電性細線とが囲む1つの網目が平行四辺形である
(1)から(3)のいずれか一項に記載の検出装置。
(5)前記第1帯状領域を幅方向に二等分する直線を第1基準線とし、前記第2帯状領域を幅方向に二等分する直線を第2基準線としたとき、
前記第1導電性細線の長さは、隣接する前記第2基準線間の長さの2倍と前記第2帯状領域の所定幅との差以上であり、且つ隣接する前記第2基準線間の長さの2倍と前記第2帯状領域の所定幅との和以下であり、
前記第2導電性細線の長さは、隣接する前記第1基準線間の長さの2倍と前記第1帯状領域の所定幅との差以上であり、且つ隣接する前記第1基準線間の長さの2倍と前記第1帯状領域の所定幅との和以下である
(1)から(4)のいずれか一項に記載の検出装置。
(6)前記第1導電性細線は、所定幅の第1主帯状領域に配置される第1主細線と、所定幅の第1補助帯状領域に配置される第1補助細線とを含み、
前記第2導電性細線は、所定幅の第2主帯状領域に配置される第2主細線と、所定幅の第2補助帯状領域に配置される第2補助細線とを含み、
1つの前記第1主細線は、2つの前記第2主細線と、2つの前記第2補助細線とに接し、
1つの前記第1補助細線は、2つの前記第2主細線に接し、
1つの前記第2主細線は、1つの前記第1主細線と、1つの前記第1補助細線に接し、
1つの前記第2補助細線は、2つの前記第1主細線に接する
(1)に記載の検出装置。
(7)前記第1導電性細線と同一層上に設けられ、前記第1方向及び前記第2方向と角度をなす第3方向に延びる、複数の第3導電性細線と、
所定幅の第3帯状領域に配置され、かつ、少なくとも前記第3方向に対して直交する方向に互いにずれた2つの前記第3導電性細線を含む第3グループと、を備え、
前記第1帯状領域と前記第2帯状領域と前記第3帯状領域との交差領域では、前記第1導電性細線と前記第2導電性細線と前記第3導電性細線とが接する
(1)に記載の検出装置。
(8)前記第1帯状領域は、第1帯状領域を前記第2方向に二等分する第1基準線で隔てられた第1右領域と、第1左領域とを含み、
1つの前記第1帯状領域において、前記第1右領域に配置される前記第1導電性細線と、前記第1左領域に配置される前記第1導電性細線が、前記第1方向に沿って交互に並べられ、
前記第2帯状領域は、第2帯状領域を前記第1方向に二等分する第2基準線で隔てられた第2右領域と、第2左領域とを含み、
1つの前記第2帯状領域において、前記第2右領域に配置される前記第2導電性細線と、前記第2左領域に配置される前記第2導電性細線が、前記第2方向に沿って交互に並べられる
(1)に記載の検出装置。
(9)(1)から(8)のいずれか1項に記載の検出装置と、表示領域とを備え、
前記表示領域と重畳する領域に、前記第1導電性細線と前記第2導電性細線とが設けられている、表示装置。
1 タッチ検出機能付き表示装置
2 画素基板
3 対向基板
6 液晶層
10 タッチ検出機能付き表示部
10a 表示領域
10b 額縁領域
11 制御部
12 ゲートドライバ
13 ソースドライバ
14 駆動電極ドライバ
20 表示装置
21 TFT基板
22 画素電極
30 検出装置
31 基板
32 カラーフィルタ
33a 導電性細線
33U 第1導電性細線
33V 第2導電性細線
33Y 第3導電性細線
33x、33xx 電気的接続部
331U 第1主細線
331V 第2主細線
332U 第1補助細線
332V 第2補助細線
37 配線
38 保護層
40 タッチ検出部(検出部)
42 検出信号増幅部
43 A/D変換部
44 信号処理部
45 座標抽出部
46 検出タイミング制御部
AX、AXX 交差領域
COML 駆動電極
GCL 走査信号線
Pix 画素
SGL 画素信号線
SPix 副画素
SL スリット
TDL 検出電極
TDLB 検出ブロック
Tr TFT素子
UA 第1帯状領域
UAa 第1主帯状領域
UAb 第1補助帯状領域
VA 第2帯状領域
VAa 第1主帯状領域
VAb 第1補助帯状領域
Vcom 駆動信号
Vdet 検出信号
Vdisp 映像信号
Vpix 画素信号
Vscan 走査信号
YA 第3帯状領域

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板と平行な面上に設けられ、第1方向に延びる、複数の第1導電性細線と、
    前記第1導電性細線と同一層上に設けられ、前記第1方向と角度をなす第2方向に延びる、複数の第2導電性細線と、
    所定幅の第1帯状領域に配置され、かつ、少なくとも前記第2方向に互いにずれた2つの前記第1導電性細線を含む第1グループと、
    所定幅の第2帯状領域に配置され、かつ、少なくとも前記第1方向に互いにずれた2つの前記第2導電性細線を含む第2グループと、を備え、
    前記第1帯状領域と前記第2帯状領域の交差領域では、前記第1導電性細線と前記第2導電性細線が接する、
    検出装置。
  2. 前記第1帯状領域と前記第2帯状領域の交差領域において、前記第1導電性細線と前記第2導電性細線とが接する接続部が2つある、請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記第1導電性細線と前記第2導電性細線とが接する複数の接続部を有し、2つの接続部間にある前記第1導電性細線又は前記第2導電性細線には、スリットがある請求項1に記載の検出装置。
  4. 前記第1導電性細線と前記第2導電性細線とが囲む1つの網目が平行四辺形である、請求項1に記載の検出装置。
  5. 前記第1帯状領域を幅方向に二等分する直線を第1基準線とし、前記第2帯状領域を幅方向に二等分する直線を第2基準線としたとき、
    前記第1導電性細線の長さは、隣接する前記第2基準線間の長さの2倍と前記第2帯状領域の所定幅との差以上であり、且つ隣接する前記第2基準線間の長さの2倍と前記第2帯状領域の所定幅との和以下であり、
    前記第2導電性細線の長さは、隣接する前記第1基準線間の長さの2倍と前記第1帯状領域の所定幅との差以上であり、且つ隣接する前記第1基準線間の長さの2倍と前記第1帯状領域の所定幅との和以下である
    請求項1に記載の検出装置。
  6. 前記第1導電性細線は、所定幅の第1主帯状領域に配置される第1主細線と、所定幅の第1補助帯状領域に配置される第1補助細線とを含み、
    前記第2導電性細線は、所定幅の第2主帯状領域に配置される第2主細線と、所定幅の第2補助帯状領域に配置される第2補助細線とを含み、
    1つの前記第1主細線は、2つの前記第2主細線と、2つの前記第2補助細線とに接し、
    1つの前記第1補助細線は、2つの前記第2主細線に接し、
    1つの前記第2主細線は、1つの前記第1主細線と、1つの前記第1補助細線に接し、
    1つの前記第2補助細線は、2つの前記第1主細線に接する
    請求項1に記載の検出装置。
  7. 前記第1導電性細線と同一層上に設けられ、前記第1方向及び前記第2方向と角度をなす第3方向に延びる、複数の第3導電性細線と、
    所定幅の第3帯状領域に配置され、かつ、少なくとも前記第3方向に対して直交する方向に互いにずれた2つの前記第3導電性細線を含む第3グループと、を備え、
    前記第1帯状領域と前記第2帯状領域と前記第3帯状領域との交差領域では、前記第1導電性細線と前記第2導電性細線と前記第3導電性細線とが接する
    請求項1に記載の検出装置。
  8. 前記第1帯状領域は、第1帯状領域を前記第2方向に二等分する第1基準線で隔てられた第1右領域と、第1左領域とを含み、
    1つの前記第1帯状領域において、前記第1右領域に配置される前記第1導電性細線と、前記第1左領域に配置される前記第1導電性細線が、前記第1方向に沿って交互に並べられ、
    前記第2帯状領域は、第2帯状領域を前記第1方向に二等分する第2基準線で隔てられた第2右領域と、第2左領域とを含み、
    1つの前記第2帯状領域において、前記第2右領域に配置される前記第2導電性細線と、前記第2左領域に配置される前記第2導電性細線が、前記第2方向に沿って交互に並べられる
    請求項1に記載の検出装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の検出装置と、表示領域とを備え、
    前記表示領域と重畳する領域に、前記第1導電性細線と前記第2導電性細線とが設けられている、表示装置。
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