JP2017186735A - 真空弁制御装置及び真空弁ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】1つのダイヤフラムで構成される簡単な構造とすることができ、汚水ます内でコンパクトに収容することが可能となる。【解決手段】水位検知管14に連通する第1室26、吸込管11に連通する第2室27、真空管路103に連通する第3室28、及び真空弁12のピストン室12aに連通する第4室29を内部に形成したケーシング22と、真空弁12の開閉動作のために供給する真空及び大気圧を切換える真空弁開閉機構55と、シャフト23と一体に往復動可能なダイヤフラム25と、を備え、第4室29は、シャフト23の往復動作によって、第3室28との間で、かつケーシング22の外部との間で連通又は遮断され、シャフト23はダイヤフラム25の両側に差圧が生じたときに、第4室29内の空気を負圧にして真空弁12が開く方向に移動する真空弁制御装置を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、真空弁制御装置及び真空弁ユニットに関する。
従来、平坦で広い地域等、汚水用の配管を連続的な下り勾配で配置できない場合に、真空式下水道収集システムが用いられている。この種の真空式下水道収集システムとして、特許文献1に示されるように真空タンクに連通する真空管路に接続される真空弁ユニットを用いることが知られている。
特許文献1の真空弁ユニットは、先端が汚水ます内に配置される吸込管と、汚水を真空吸引力によって移送する真空系と吸込管との間に配置される真空弁と、吸込管の所定の高さに接続された第1差圧検知管と、第1差圧検知管の接続位置よりも低い高さに接続された第2差圧検知管と、第1差圧検知管及び第2差圧検知管内の圧力に基づいて動作し、真空弁の開閉動作を制御する機械式の真空弁制御装置と、第1差圧検知管および第2差圧検知管と真空弁制御装置とをそれぞれ接続するフレキシブルチューブと、を備え、第1差圧検知管及び第2差圧検知管の側部には、第1接続ノズルおよび第2接続ノズルがそれぞれ設けられており、第1接続ノズル及び前記第2の接続ノズルがフレキシブルチューブに接続された構成となっている。
そして、真空弁制御装置内には、第1ダイヤフラムを挟んで第1室及び第2室が形成され、第2ダイヤフラムを挟んで第3室及び第4室が形成されている。真空弁制御装置内には、各ダイヤフラムの厚さ方向に延びるシャフト(軸状体)が配置されている。真空弁制御装置内には隔壁を介して隣り合う第5室及び第6室が形成されている。シャフトの端部には弁体が固定されている。第5室と第6室との間の隔壁、及び第6室におけるこの隔壁に対向する壁には、貫通孔が形成された弁座が設けられている。シャフトがシャフトの軸線方向に往復動することで、一対の弁座の一方を封止する。
以上のように構成された真空弁ユニットは、以下のように動作する。予め、真空弁は閉じ、弁座は隔壁の弁座を封止している。
汚水ます内の汚水の水位が所定の高さ以上になると、水位検知管内の圧力が高くなることにより、真空弁制御装置の第1室内の空気の圧力と第2室内の空気の圧力とに差が生じる。この圧力差により、真空弁制御装置のシャフトが移動する。弁座が壁の弁座を封止し、真空弁を開かせる。真空タンクの吸引力により、吸込管、真空弁、ラインを通して汚水が流れ、汚水が汚水処理施設等で処理される。このとき、吸込管内を流れる汚水により、第3室内の空気の圧力と第4室内の空気の圧力とに差が生じる。これにより、弁座が壁の弁座に押し付けられる。
そして、汚水の水位が下がり第1室内の空気の圧力が大気圧になっても、第3室内の空気の圧力と第4室内の空気の圧力とに差が生じている間は、真空弁は開いたままである。
汚水ます内の汚水の水位が吸込管の第1端部よりも下がると、吸込管内を汚水が流れなくなり、第3室内の空気の圧力と第4室内の空気の圧力との差が無くなる。シャフトが移動して、弁座が隔壁の弁座を封止する。真空弁が閉じ、吸込管内等を通して汚水が流れなくなる。
特開2011−196112号公報
しかしながら、従来の差圧検知方式の真空弁ユニットでは、吸込管から2つの差圧検知管が真空弁制御装置に接続するとともに、真空弁制御装置も2つの差圧検知管と水位検知管(すなわち3つの検知管)による圧力変動に対応する必要があるため、真空弁制御装置内の圧力変動空間が3つ設けられていた。さらに、これら3つの圧力変動空間を仕切るために第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムの2つが設けられるから、複雑な構造になるという問題があった。
また、作業性の観点からコンパクトに収容可能な真空弁制御装置が求められており、その点で改良の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、1つのダイヤフラムで構成される簡単な構造とすることができ、汚水ます内においてコンパクトに収容することが可能となる真空弁制御装置及び真空弁ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る真空弁制御装置は、汚水ます内に下端を配置させた水位検知管の水位に基づいて制御され、吸込端部が汚水ます内に配置された吸込管と汚水を真空吸引力によって移送させる真空管路との間に配置され、真空及び大気圧の供給により開閉動作する真空弁を制御する真空弁制御装置であって、前記水位検知管に連通する第1室、前記吸込管に連通する第2室、前記真空管路に連通する第3室、及び前記真空弁のピストン室に連通する第4室を内部に形成した筐体と、前記真空弁の開閉動作のために供給する真空及び大気圧を切換える真空弁開閉機構と、前記真空弁開閉機構を作動させる往復動可能な軸状体と、前記軸状体を前記真空弁を閉じる方向に付勢するバネと、前記軸状体と一体に往復動可能なダイヤフラムと、を備え、前記第4室は、前記軸状体の往復動作によって、前記第3室との間で連通又は遮断され、かつ前記筐体の外部との間で連通又は遮断され、前記軸状体は、前記ダイヤフラムの両側で前記第1室及び前記第2室に差圧が生じたときに、前記第4室内の空気を負圧にして前記真空弁が開く方向に移動することを特徴としている。
また、本発明に係る真空弁ユニットは、上述した真空弁制御装置を備えた真空弁ユニットであって、前記第1室に第1連結管を介して接続される水位検知管と、前記第2室に第2連結管を介して接続される吸込管と、前記第3室に第3連結管を介して接続され、前記汚水ますと真空タンクとの間を連結する前記真空弁を備えた真空管路と、前記第4室に第4連結管を介して接続される真空弁と、を備えていることを特徴としている。
本発明では、真空弁が閉じた状態で汚水ますに溜まった汚水の水位が高くなって水位検知管の水位が上昇すると、水位検知管に連通する第1室の空間が正圧となり、ダイヤフラム及び軸状体を押し下げる。軸状体の下方への移動により、真空状態の真空管路に連通する第3室と第4室との間で連通し、かつ第4室と筐体の外方との間が遮断されて、第4室の空間が負圧となり、第4室に連通する真空弁のピストン室が真空となって真空弁を開放する。これにより、吸込弁から吸い込まれた汚水が真空管路に流れ、この汚水吸込中は吸込管が負圧になるので、吸込管に連通する第2室の空間も負圧になってダイヤフラムを引き下げる力が作用する。そして、汚水ます中の汚水の水位が減少すると第1室の空間の圧力も減少するが、第2室が負圧の状態でダイヤフラムは引き下げられた状態のままとなる。さらに汚水の水位が減少して吸込管から空気を吸引すると、第2室の空間の負圧が低下してバネの付勢によりダイヤフラム及び軸状体が押し上げられる。これにより、第3室と第4室との間が遮断し、かつ第4室と筐体の外方との間が連通し、第4室の空間が大気圧となり、第4室に連通する真空弁に空気が供給されて真空弁が閉じる。
このように本発明では、吸込管から1つの第2連結管のみを真空弁制御装置の筐体内に接続する負圧検知方式の構成であり、この第2連結管と水位検知管に接続する第1連結管との2つの連結管による圧力変動に対応する圧力変動空間が第1室と第2室となる。つまり、1つのダイヤフラムのみを真空弁制御装置に備えた簡単な構成となり、2つの差圧検知管が真空弁制御装置に接続され、2つのダイヤフラムを備える従来の差圧検知方式の構成に比べて簡単かつ小型化することが可能となり、真空弁ユニット内の収まりが良好となるうえ、設置時あるいはメンテナンス時における作業性を向上させることができる。
また、本発明に係る真空弁制御装置は、前記ダイヤフラムにおける前記軸状体の径方向の外側に取り付けられた第1磁力発生体と、前記第1室を形成するとともに前記ダイヤフラムに対向する壁部に取り付けられ、前記第1磁力発生体との間で引き合う磁力を生じ、前記第1磁力発生体とが接近したときに前記真空弁が閉じ、前記第1磁力発生体と離間したときに前記真空弁が開く第2磁力発生体と、を備えていることが好ましい。
この場合には、真空弁を強制的に開かせる前には、第1磁力発生体と第2磁力発生体とが接近して真空弁が閉じ、吸込管内を汚水が流れない状態になっている。一方で、使用者が強制的にスイッチ等により軸状体を軸線方向に移動させて第1磁力発生体と第2磁力発生体とを離間させることで、真空弁が開いて吸込管内に汚水を吸い込ませて、真空管路内に汚水を流すことができる。
本発明の真空弁制御装置及び真空弁ユニットによれば、1つのダイヤフラムで構成される簡単な構造とすることができ、汚水ます内においてコンパクトに収容することが可能となる。
本発明の実施の形態による汚水ますに設けられる真空弁ユニットの概略構成を示す側面図である。 図1に示す真空弁制御装置及び真空弁ユニットの構成を模式的に示した側断面図である。 (a)、(b)は、真空弁ユニットの動作を説明するための側断面図である。 (a)、(b)は、真空弁ユニットの動作を説明するための側断面図である。 (a)、(b)は、真空弁ユニットの動作を説明するための側断面図である。
以下、本発明の実施の形態による真空弁制御装置及び真空弁ユニットについて、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施の形態による真空弁ユニット1は、吸込管11と、真空弁12と、真空弁制御装置21と、を備え、地面G内に埋設された汚水ます101内に収容されている。さらに汚水ます101内には、水位検知管14が設けられている。そして、吸込管11の吸込端部11a及び水位検知管14の下端部14aが汚水ます101内の汚水W内に位置するように配置されている。汚水ます101の上部の開口は、蓋101aで覆われている。
図2に示すように、真空弁制御装置21は、吸込管11と汚水Wを真空吸引力によって移送させる真空管路103との間に配置されている真空弁12を制御する。真空弁制御装置21は、ケーシング(筐体)22と、ケーシング22内に配置されたシャフト(軸状体)23、シャフト付勢バネ(バネ)24、ダイヤフラム25、第1室26、第2室27、第3室28、及び第4室29と、を備えている。
ケーシング22は、円柱形に形成されたケーシング本体33と、ケーシング本体33にボルトで取り付けられた蓋部35(壁部)と、を有する。前記ボルトは、ケーシング本体33の軸線となるシャフト23の軸線C周りに間隔を空けて複数配置されている。
ケーシング本体33には、ケーシング本体33の軸線C方向の一方(図1で紙面上側)の第1端部33aから他方(図1で紙面下側)の第2端部33bに向けて第1隔壁37、第2隔壁38、及び第3隔壁39がその順で互いに間隔を空けて形成されている。
ここで、本実施の形態では、真空弁制御装置21において、ケーシング本体33の軸線C方向に沿う方向を上下方向といい、上下方向でケーシング22の蓋部35側を上側といい、第3隔壁39側を下側という。ケーシング22は、ケーシング本体33の第1端部33aよりも第2端部33bが下方Z1になるように配置されている。
蓋部35と第1隔壁37との間に形成される内部空間の上下方向の中間部には、前述のダイヤフラム25が配置されている。ダイヤフラム25は、この内部空間を第1室26と第2室27とに区画する。第2室27内の圧力よりも第1室26内の圧力が高くなることで、第1室26及び第2室27はダイヤフラム25の上下両側に差圧を生じさせて、シャフト23を真空弁12が開く方向に移動させる。
ダイヤフラム25は、ゴム等の弾性を有する材料で円板形に形成されている。ダイヤフラム25には、鉄板(鉄製の板材、第1磁力発生体)41が取付けられている。鉄板41は、例えばフェライト等の材料で円板形に形成されている。すなわち、鉄板41は、少なくともダイヤフラム25におけるシャフト23の径方向の外側に取り付けられている。鉄板41は十分に薄く形成されていて、ダイヤフラム25が変形したときに鉄板41はダイヤフラム25と一体となって変形する。
ケーシング22の第1室26を形成するとともにダイヤフラム25に対向する蓋部35には、永久磁石(第2磁力発生体)43が複数取付けられている。なお、ここで言う対向とは、ダイヤフラム25と蓋部35とが離間している場合だけでなく接触している場合も含む。また、ダイヤフラム25と蓋部35との間に、他の部材が配置されている場合も含む。
複数の永久磁石43は、軸線C周りに間隔を空けて配置されている。複数の永久磁石43は、軸線C周りに等角度ごとに配置されていることが好ましい。各永久磁石43は、蓋部35におけるダイヤフラム25に対向する面に接着剤等により取り付けられている。
各永久磁石43は、鉄板41との間で引き合う磁力を生じる。これら永久磁石43にダイヤフラム25が接触する等により永久磁石43と鉄板41とが接近すると、永久磁石43と鉄板41とに作用する磁力が強くなる。複数の永久磁石43が軸線C周りに間隔を空けて配置されていることで、永久磁石43と鉄板41との間で軸線C周りにほぼ均等に磁力が生じ、蓋部35に対してシャフト23が傾くのが抑えられる。
一方で、各永久磁石43と鉄板41とが離間すると、永久磁石43と鉄板41とに作用する磁力が弱くなる。
蓋部35には、蓋部35に対して軸線C方向に移動可能なスイッチ45が設けられている。より詳しくは、蓋部35には軸線C上に軸線C方向に貫通する貫通孔が形成されていて、この貫通孔にスイッチ45が挿通されている。スイッチ45は、軸線Cを軸とする円柱状に形成されている。スイッチ45は、例えばつる巻きバネであるスイッチ付勢バネ46内に挿通されている。スイッチ45及びスイッチ付勢バネ46は、蓋部35の貫通孔を封止するカバー47で覆われている。スイッチ45の端部は、ダイヤフラム25の上面に接触している。
スイッチ45に外力が作用していないときには、スイッチ45はスイッチ付勢バネ46の付勢力により上方Z2に移動している。一方で、使用者が、スイッチ付勢バネ46の付勢力に抗して蓋部35に対してスイッチ45を下方Z1に移動させると、シャフト23が下方Z1に移動する。
第2隔壁38には、第1貫通孔38aが形成された第1弁座50が軸線C上に配置されている。
第3隔壁39における第2隔壁38に対向する位置には、第2貫通孔54aが形成された第2弁座54が軸線C上に配置されている。第2弁座54は、第1弁座50よりも下方Z1に配置されている。
ダイヤフラム25には、シャフト23がダイヤフラム25を介して下方Z1に向けて延びるように固定されている。すなわち、ダイヤフラム25はシャフト23と一体になって軸線C方向に往復動する。シャフト23は、第1隔壁37に固定されず、第1隔壁37に対して軸線C方向に移動可能に第1隔壁37を挿通している。第1隔壁37とシャフト23との間には、符号を省略したシール機構が設けられている。
シャフト23は、シャフト付勢バネ24内に挿通されている。シャフト付勢バネ24は、ケーシング本体33に対してシャフト23及びダイヤフラム25を真空弁12を閉じる方向に付勢する。
シャフト23の第4室19内に配置されている下端部には、弁体56が固定されている。なお、第3室28、第4室29、弁体56、及び第1貫通孔38a、第2貫通孔54aは、真空弁12の開閉動作のために供給する真空及び大気圧を切換える真空弁開閉機構55を構成している。シャフト23は、後述するように軸線C方向に往復動することで真空弁開閉機構55を作動させる。
シャフト23が上方Z2に移動して第1弁座50に弁体56が接触すると、第1弁座50の第1貫通孔38aが弁体56により遮断される。このとき、第2弁座54の第2貫通孔54aが遮断されていないことで、第4室29が外気に連通する。
一方で、シャフト23が下方Z1に移動して第2弁座54に弁体56が接触すると、第2弁座54の第2貫通孔54aが弁体56により遮断される。このとき、第1弁座50の第1貫通孔38aが遮断されていないことで、第3室28と第4室29とが連通する。
水位検知管14は、第1連結管61を介して第1室26に連通している。
吸込管11には、吸込管11の吸込端部11aと真空弁12との間に負圧検知管13に接続される連通孔11bが形成されている。吸込管11における真空管路103との接続部と連通孔11bとの間には、外気に連通する空気吸込管11cが設けられている。負圧検知管13は、第2連結管62を介して第2室27に連通している。
真空弁12は、ピストン室12a内に配置された弁ダイヤフラム12b、及び、弁ダイヤフラム12bを付勢する真空弁用バネ12cを有している。弁ダイヤフラム12bには、弁体12dが固定されている。
シャフト23が上方Z2に移動して後述するように真空弁12のピストン室12a内の空気の圧力が大気圧となるときには、真空弁用バネ12cが伸びて弁体12dが吸込管11と真空管路103との接続部に接触する。これにより吸込管11と真空管路103とが弁体12dにより遮断された状態になり、真空弁12が閉じる。
一方で、シャフト23が下方Z1に移動して後述するようにピストン室12a内が負圧(真空)となるときには、真空弁用バネ12cが縮んで弁体12dが吸込管11と真空管路103との接続部から離間する。これにより吸込管11と真空管路103とが連通された状態になり、真空弁12が開く。
ピストン室12aは、第4連結管64を介して第4室29に連通している。
真空管路103のうち真空弁12よりも下流側には、第3連結管63を介して第3室28に連通している。
ここで、第1連結管61及び第2連結管62は、長手方向の中間部が束ねられて連結管セット67を構成している。連結管セット67は、ポリエチレン等の樹脂で形成することができる。連結管セット67の長手方向の中間部は、汚水ます101に取付けられた仕切り板105の連通孔105aに挿通されている。この仕切り板105は、使用者の足場として用いられる。
上述した真空弁制御装置21のケーシング22内に形成される各室26、27、28、29、及び各連結管61、62、63、64の機能は、以下の通りである。
第1室26は、第1連結管61を介して水位検知管14に接続されている。第1連結管61は、汚水ます101に溜まった汚水Wの水圧によって真空弁制御装置21のダイヤフラム25を押し下げる機能を有している。
第2室27は、第2連結管62を介して吸込管11から分岐される負圧検知管13に接続されている。第2連結管62は、真空弁12が開いたときに吸込管11に生じる負圧によってダイヤフラム25を引き下げる機能を有している。
第3室28は、第3連結管63を介して真空管路103に接続されている。第3連結管63は、真空弁12を開くための真空(負圧)を供給する機能を有している。
第4室29は、第4連結管64を介して真空弁12のピストン室12aに接続されている。第4連結管64は、真空弁12に真空または空気を供給する機能を有している。
次に、上述した真空弁制御装置21及び真空弁ユニット1を用いた動作手順および作用について、図3〜図5等を用いて具体的に説明する。
図3(a)では、汚水ます101内の汚水Wの水位が比較的高い状態である。このとき、水位検知管14内の圧力が上昇し、水位検知管14内及び第1連結管61内の空気の圧力、第1室26内の空気の圧力は正圧PHとなっている。
以下では、図3〜図5において、正圧PH(大気圧PMよりも高い圧力)の空気を、比較的濃い灰色のドットで示す。負圧PL(大気圧PMよりも低い圧力)の空気を、比較的薄い灰色のドットで示す。大気圧PMの空気を、白抜きで示す。
なお、図2では吸込管11内に汚水Wが流れていないため、第1室26と第2室27との間で空気の圧力差は生じない。シャフト23は、シャフト付勢バネ24の付勢力により上方Z2に移動している。スイッチ45は、スイッチ付勢バネ46の付勢力により上方Z2に移動している。
このため、図3(a)に示すように、第1弁座50に弁体56が接触している。第2弁座54の第2貫通孔54aが遮断されていないことで、第4室29内の空気の圧力は大気圧PMとなる。第4室29内に第4連結管64を介して連通する真空弁12のピストン室12a内の空気の圧力は、大気圧PMである。
真空管路103内は図示しない真空タンクに連通しているため、真空管路103内の空気の圧力は負圧PLである。そして、真空弁12の弁体12dは、ピストン室12a内と真空管路103内との圧力差により真空弁用バネ12cが伸び、吸込管11と真空管路103との接続部に近づいて位置し、真空弁12が閉じた状態となる。
図1の状態から汚水ます101内の汚水Wの水位が上昇すると、真空弁制御装置21は以下に説明する真空弁開き動作が行われる。
すなわち、水位検知管14内の空気の圧力が高くなって正圧PHになるとともに、水位検知管14内に第1連結管61を介して連通する第1室26内の空気の圧力が正圧PHになる。このとき第1室26と第2室27との間で圧力差が生じ、図2に示すように、ダイヤフラム25はシャフト付勢バネ24の付勢力及び鉄板41と永久磁石43とに作用する磁力に抗して、シャフト23とともに下方Z1に移動する。これにより鉄板41と永久磁石43とに作用する磁力が弱くなる。
このとき、真空弁12は閉じた状態であり、真空管路103に連通する第3連結管63内及び第3室28内は負圧PLとなっている。
そして、図3(b)に示すように、第1弁座50から弁体56が離間し、第2弁座54に弁体56が接触する。第1弁座50の第1貫通孔38aが遮断されていないことで、第3室28と第4室29とが連通し、両室28、29が負圧PLとなる。これにより、第4室29に連通する第4連結管64内も負圧PLとなり、第4連結管64を介して連通する真空弁12のピストン室12a内の空気の圧力が負圧PLになり、真空弁用バネ12cが縮んで弁体12dが引き上げられる。真空弁12が開くことで、吸込管11と真空管路103とが連通し、吸込管11内の空気の圧力が負圧PLになって汚水ます101内に溜まった汚水Wが吸込管11に吸い込まれ、真空管路103に流れる。このとき、図2に示すように、空気吸込管11cを通して吸込管11内に流れ込んだ空気と汚水Wとが混ざり合う。
次に、図4(a)に示すように、吸込管11内に汚水Wが流れることで、第2連結管62及び第2室27内の空気の圧力が負圧PLになる。つまり、第2連結管62及び第2室27内の空気の圧力よりも、第1連結管61及び第1室26内の空気の圧力が高くなることから、ダイヤフラム25及びシャフト23がさらに下方Z1に押し下げられる。
次いで、図4(b)に示すように、吸込管11内に汚水Wが流れて、汚水Wの水位が減少すると、水位検知管14、第1連結管61及び第1室26内の空気の圧力が正圧PHから大気圧PM(図5(a)参照)になるように減少する。このとき、第2室27内の空気の圧力は負圧PLのままとなり、ダイヤフラム25は引き下げられた状態のままとなる。
さらに、図5(a)に示すように、吸込管11内に汚水Wが流れて、汚水Wの水位が位置L1まで下がる。このとき、水位検知管14、第1連結管61及び第1室26内の空気の圧力が大気圧PMになり、さらに汚水Wの水位が吸込管11の吸込端部11aよりも下方Z1になり、吸込管11から空気Eを吸い上げると、第2連結管62及び第2室27が大気圧PMになり、ダイヤフラム25の両側の室26、27内の空気の圧力はほぼ等しくなる。そして、シャフト付勢バネ24の付勢力により、シャフト23及びダイヤフラム25が上方Z2に移動し、図2に示すように鉄板41と永久磁石43とに作用する磁力が強くなる。
その後、図5(b)に示すように、第2弁座54から弁体56が離間し、第1弁座50に弁体56が接触する。第2弁座54の貫通孔54aが封止されていないことで、第4室29内の空気の圧力は大気圧PMになる。第4室29に第4連結管64を介して連通するピストン室12a内の空気の圧力が、大気圧PMになり、真空弁12が閉じる。
そして、図3(a)に示すように、汚水ます101内の汚水Wの水位が再び上昇すると、前述の真空弁開き工程及び真空弁閉じ工程を行い、汚水ます101内の汚水Wを吸込管11内に流す。
このように、通常は、真空弁制御装置21の制御により真空弁12が自動的に閉じたり開いたりする。
次に、真空弁12を強制的に開かせる場合には、以下に説明する工程を行う。
すなわち、図2に示すように、使用者は、汚水ます101から蓋101aを取外す。このとき、複数の永久磁石43に鉄板41が接近していて、真空弁12は閉じている。指等で、スイッチ付勢バネ46の付勢力及び鉄板41と永久磁石43とに作用する磁力に抗してスイッチ45を下方Z1に移動させると、スイッチ45とともにダイヤフラム25、及びシャフト23が下方Z1に移動する。
これにより、図3(b)及び図4(a)に示すように、第1弁座50から弁体56が離間し、第2弁座54に弁体56が接触し、第3室28と第4室29とが連通し、第4室29内の空気の圧力、及びピストン室12a内の空気の圧力が、負圧PLになり、真空弁用バネ12cが縮んで真空弁12が開く。そして、汚水Wが吸込管11及び真空管路103内を流れる。
第2連結管62及び第2室27内の空気の圧力よりも、第1連結管61及び第1室26内の空気の圧力が高くなることで、シャフト23が下方Z1に押し付けられる。スイッチ45から指を離すと、スイッチ付勢バネ46の付勢力によりスイッチ45が上方Z2に移動するが、第2弁座54に弁体56が接触したままであるため、吸込管11の吸込端部11aが空気を吸うようになるまで、吸込管11内を汚水Wが流れ続ける。
このように本実施の形態では、図2に示すように、吸込管11から負圧検知管13を介して1つの第2連結管62のみを真空弁制御装置21のケーシング22内に接続する負圧検知方式の構成であり、この第2連結管62と水位検知管14に接続する第1連結管61との2つの連結管による圧力変動に対応する圧力変動空間が第1室26と第2室27となる。
つまり、1つのダイヤフラム25のみを真空弁制御装置21に備えた簡単な構成となり、2つの差圧検知管が真空弁制御装置に接続され、2つのダイヤフラムを備える従来の差圧検知方式の構成に比べて簡単かつ小型化することが可能となり、真空弁ユニット1内の収まりが良好となるうえ、設置時あるいはメンテナンス時における作業性を向上させることができる。
また、本実施の形態の真空弁制御装置21によれば、真空弁12を強制的に開かせる前には、永久磁石43と鉄板41とが接近して真空弁12が閉じ、吸込管11内を汚水Wが流れない状態になっている。一方で、使用者がスイッチ45を操作してシャフト23を軸線C方向に移動させて永久磁石43と鉄板41とを離間させることで、真空弁12が開いて吸込管11内に汚水Wを吸い込ませて、真空管路103内に汚水Wを流すことができる。
したがって、スイッチ45を手動により操作することで、吸込管11内を汚水Wが流れない状態から吸込管11内を汚水Wが流れる状態に切り換えることができる。
上述のように本実施の形態による真空弁制御装置21及び真空弁ユニット1では、1つのダイヤフラム25で構成される簡単な構造とすることができ、汚水ます101内においてコンパクトに収容することが可能となる。
以上、本発明による真空弁制御装置及び真空弁ユニットの実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第2連結管路62の途中に外気を取り込んで第2室内の圧力を調整する圧力調整機構を設けても良い。真空管路103の真空度が著しく高い場合、汚水Wの水位が下がり吸込管11から空気Eを吸い込む図5(b)の段階になっても、吸込管11内の圧力が上がらずに第2室内が負圧のままとなって真空弁12を閉じることができないことがあるが、第2連結管路62の途中から外気を取り込む圧力調整機構を設けることで、第2室内の負圧を調整し、吸込管11から空気Eを吸い込んだ際に確実に真空弁12を閉じることができる。
なお、圧力調整機構としては外気を取り込む構造に限られず、例えば、第2連結管路62の途中に予め空気をためたバルーンやタンクを接続しても良い。また、第2連結管路62の途中に1枚のダイヤフラムで仕切られた2室からなる圧力調整機構を設け、一方の室と第2連結管路62と接続し、他方の室と真空弁制御装置の第2室27とを接続し、このダイヤフラムを介して吸込管11の負圧を第2室27へ伝達させても良い。このようなバルーンやタンク、ダイヤフラムを第2連結管路62の途中に設けることでも真空弁12を確実に閉じることができる。
さらに、汚水の吸込み開始時(図3(b))に発生するウォータハンマにより吸込管11内が正圧となり、吸込管11から第2連結管路62を介して真空弁制御承知の第2室27へと汚水が逆流することがあるが、バルーンやダイヤフラムを第2連結管路62の途中に設けることで汚水が第2室27へと逆流するのを防止することができる。
また、真空弁の第2室27自体に外気を取り込む圧力調整機構を設けても良い。この場合の圧力調整機構としては、真空弁制御装置の外面に第2室27と連通する通気口を設けた構造とすることができる。なお、この場合には第2室27内に汚水が侵入しない様、通気口に予め空気を溜めたバルーン等の空気だまりを設けたり、水よりも比重の軽い浮き子を弁とし、汚水が通気口に達すると閉弁して通気口を塞ぐ空気弁を接続してもよい。
また、真空弁12を強制的に開かせるスイッチ45に替えて、ゴム材を略球状に成型された略球状本体と、略球状本体の上部に設けられた外部から空気を取り込む逆止弁と、略球状本体の下部に設けられた円筒状のホース接続口と、で構成された強制作動ボールを用いても良い。この強制作動ボールのホース接続口と、真空弁制御装置の第1室26に設けておいた強制作動用通気口とを可撓性ホースで接続しておき、略球状本体を手で握りつぶすことで下部の円筒状ホース接続口から略球状本体の空気が押し出されて第1室26へ正圧がかかり、ダイヤフラム25が押し下げられて連結管63から連結管64へと負圧が伝わって真空弁が開弁される。手を離すと略球状本体の上部に設けられた逆止弁から略球状本体内へと外気を取り込み、元の形状に戻る。
さらに、真空弁12を強制的に開かせるスイッチ45に替えて、ゴム材を略球状に成型された略球状本体と、略球状本体の上部に空気が除々にぬけるような小さな径の空気抜き孔と、略球状本体の下部に設けられた円筒状のホース接続口と、で構成された強制作動ボールを用いても良い。この強制作動ボールのホース接続口と、真空弁制御装置の第2室27に設けておいた強制作動用通気口とを可撓性ホースで接続しておき、略球状本体を手で握りつぶすことで下部の円筒状ホース接続口から略球状本体の空気が押し出されて第2室27へ正圧がかかるが、この正圧は強制作動ボールの空気抜き穴から空気が抜けることで徐々に解消される。その後、手を離すと略球状本体がもとに戻る際に第2室27内の空気を吸込むことで第2室27内が負圧となってダイヤフラム25が押し下げられて連結管63から連結管64へと負圧が伝わって真空弁が開弁される。
また、真空弁制御装置21のケーシング22の形状、大きさ、各連結管61、62、63、64の長さ、配置、接続位置等の構成は本実施の形態に限定されるものではなく、汚水ます101の大きさ等に対応させて適宜設定することができる。
また、真空弁制御装置21に形成される各室26、27、28、29の空間の大きさ(広さ)についても各連結管61、62、63、64内を通して得られる所望の圧力に応じて設定すればよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 真空弁ユニット
11 吸込管
11a 吸込端部
12 真空弁
12a ピストン室
12c 真空弁用バネ
12d 弁体
14 水位検知管
13 負圧検知管
21 真空弁制御装置
22 ケーシング(筐体)
23 シャフト(軸状体)
24 シャフト付勢バネ(バネ)
25 ダイヤフラム
26 第1室
27 第2室
28 第3室
29 第4室
35 蓋部(壁部)
41 鉄板(第1磁力発生体)
43 永久磁石(第2磁力発生体)
45 スイッチ
55 真空弁開閉機構
101 汚水ます
103 真空管路
C 軸線
W 汚水

Claims (3)

  1. 汚水ます内に下端を配置させた水位検知管の水位に基づいて制御され、吸込端部が汚水ます内に配置された吸込管と汚水を真空吸引力によって移送させる真空管路との間に配置され、真空及び大気圧の供給により開閉動作する真空弁を制御する真空弁制御装置であって、
    前記水位検知管に連通する第1室、前記吸込管に連通する第2室、前記真空管路に連通する第3室、及び前記真空弁のピストン室に連通する第4室を内部に形成した筐体と、
    前記真空弁の開閉動作のために供給する真空及び大気圧を切換える真空弁開閉機構と、
    前記真空弁開閉機構を作動させる往復動可能な軸状体と、
    前記軸状体を前記真空弁を閉じる方向に付勢するバネと、
    前記軸状体と一体に往復動可能なダイヤフラムと、
    を備え、
    前記第4室は、前記軸状体の往復動作によって、前記第3室との間で連通又は遮断され、かつ前記筐体の外部との間で連通又は遮断され、
    前記軸状体は、前記ダイヤフラムの両側で前記第1室及び前記第2室に差圧が生じたときに、前記第4室内の空気を負圧にして前記真空弁が開く方向に移動することを特徴とする真空弁制御装置。
  2. 前記ダイヤフラムにおける前記軸状体の径方向の外側に取り付けられた第1磁力発生体と、
    前記第1室を形成するとともに前記ダイヤフラムに対向する壁部に取り付けられ、前記第1磁力発生体との間で引き合う磁力を生じ、前記第1磁力発生体とが接近したときに前記真空弁が閉じ、前記第1磁力発生体と離間したときに前記真空弁が開く第2磁力発生体と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の真空弁制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の真空弁制御装置を備えた真空弁ユニットであって、
    前記第1室に第1連結管を介して接続される水位検知管と、
    前記第2室に第2連結管を介して接続される吸込管と、
    前記第3室に第3連結管を介して接続され、前記汚水ますと真空タンクとの間を連結する前記真空弁を備えた真空管路と、
    前記第4室に第4連結管を介して接続される真空弁と、
    を備えていることを特徴とする真空弁ユニット。
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