JP2017183504A - 多層回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品の端子の半田接合部の品質を向上させることができる多層回路基板を提供する。【解決手段】本発明の多層回路基板1は、第1表面配線層16と、第2表面配線層18と、内部配線層20、22と、孔内導体層34を有するスルーホール30と、スルーホール30の第1開口36及び第2開口46の周縁にそれぞれ設けられ、孔内導体層34と接続されている第1ランド部38及び第2ランド部48とを備え、第2表面配線層18は、第2ランド部48を介して孔内導体層34に電気的及び熱的に接続されており、第1表面配線層16は、第1ランド部38に対して電気的及び熱的に隔離されており、第1表面配線層16に少なくとも最も隣接する内部配線層20は、孔内導体層34に対して電気的及び熱的に隔離されており、第2表面配線層18、内部配線層20、22及び第1表面配線層16は、相互にビアホール32で電気的に接続されて形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、多層回路基板に関し、詳しくは、例えば、電動圧縮機に好適に使用され、大電流を流すことができる多層回路基板に関する。
各種の電子機器には、多数の配線層が絶縁層を介して積層されてなる多層回路基板が用いられている。この多層回路基板には、リード端子を有する、抵抗、コンデンサ、トランス等の電子部品(受動部品)が実装されている。
ここで、多層回路基板は、実装される電子部品側の上面配線層と、反対側の下面配線層とを電気的に接続するスルーホールを有している。このスルーホールは、内壁面に孔内導体層(例えば、銅のメッキ層からなる)が設けられ、この孔内導体層は、上記した上下面配線層に接続されているだけではなく、基板内部に位置し、スルーホールの内壁面に一部が露出している内部配線層とも接続されている。
上記したコンデンサ等の電子部品を多層回路基板に実装するに当たって、電子部品は、その端子が多層回路基板の上面側からスルーホールに挿入され、端子の先端が下面側から突出した状態にセットされる。
このように受動部品がセットされた状態の多層回路基板には、下面側にフロー半田付け装置の溶融半田が供給される。供給された溶融半田はスルーホール内を上がっていき(半田上がり)、スルーホール内を満たすとともに、部品側の上面配線層に達する。その後、半田は冷却されて凝固し、半田接合部が形成される。この半田接合部は、スルーホール内に位置する孔内充填部と、スルーホールにおける上面側及び下面側の開口部に位置付けられる半田フィレット部とからなる。このような半田接合部が形成されることにより電子部品の健全な半田付けがなされる。
ところで、上記したような半田付け作業においては、十分な半田上がりを確保するためにプレヒート作業を行ってはいるものの、多層回路基板の内部配線層や部品側の上面配線層への熱拡散により、半田付け作業に必要な温度の確保が不十分となることがある。半田付け作業に必要な温度の確保が不十分であると、半田の凝固が早まり、スルーホール内に半田が十分に充填されないという問題が起こる。
このような問題への対策として、内部配線層の所々、あるいは、部品側の上面配線層とスルーホール周りのランドとの間の所々に切欠を設け、熱拡散を抑制することが有効であると考えられる。このような熱拡散を抑制するための切欠としては、例えば、特許文献1に開示されているようなサーマルギャップ部が挙げられる。
特開平09−162516号公報
ところで、電動圧縮機のような、電気自動車に搭載される機器は、大電流を扱うため、その機器内に搭載される多層回路基板についても大電流を流すことができる大電流用の多層回路基板が用いられている。このような大電流用の多層回路基板は、通常の多層回路基板に比べ、配線層が幅広であるとともに厚さが厚いものが用いられている。このような大電流用の多層回路基板は、通常の多層回路基板に比べて熱の拡散の度合いが大きく、特許文献1に示されるようなサーマルギャップを所々に設けたとしても、配線層等の連絡導体部からの熱拡散の抑制は不十分である。このため、大電流用の多層回路基板においては、溶融半田がスルーホール内を上っていく際に、途中で熱拡散により溶融半田の温度が下がる。それにともない溶融半田の粘性は高くなり、溶融半田は流動し難くなる。その結果、溶融半田は、スルーホール内を上昇している途中で止まったりする。このように、大電流用の多層回路基板は、半田上がり性が通常の多層回路基板より悪化し易い。
また、半田付けを行う場合、フラックスが用いられる。このフラックスは、配線層や孔内導体層の金属の表面の酸化被膜を除去してクリーンな接合面をつくり、効果的な半田付けを行うために使用される。多層回路基板においては、半田と接する部分、すなわち、多層回路基板の上面配線層、下面配線層及びスルーホール内の孔内導体層の表面に予めフラックスが塗布されている。
このように、表面配線層や孔内導体層に塗布されたフラックスは、フロー半田付けの際、高温の溶融半田に接すると、ガスを発生させる。このガスは、溶融半田内に取り込まれて一旦気泡となる。この気泡のほとんどは、通常、スルーホール内の溶融半田内を上方に移動し、溶融半田の上部からガスとして放出され、スルーホールの部品側の開口から散逸していく。
しかしながら、上記した大電流用の多層回路基板のように、熱拡散が起こり易くて溶融半田の温度が下がり易い場合、溶融半田の粘性が高くなり易いので、上記した気泡は、溶融半田内を移動し難くなる。その結果、ガスが溶融半田内から放出されずに気泡のまま残留することがある。このように、気泡が残留した状態で半田が凝固すると、斯かる気泡は半田内でボイドとなってしまう。半田接合部にボイドが存在すると、導電性が低下するとともに、斯かるボイドを基点にして半田接合部にクラックが生じるおそれがある。
以上のように、多層回路基板においては、熱拡散の抑制が十分でないと、半田上がり性が悪化して良好な半田接合部が得られないとともに、半田接合部にボイドが発生して電気的な接続不良を起こし、半田接合部の品質が低下してしまう。
本発明は、上記の事情に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、スルーホール内の半田上がり性を確保してボイドの発生を防止し、もって、電子部品の端子の半田接合部の品質を向上させることができる多層回路基板を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、基板の第1外層面に設けられた第1表面配線層と、第1外層面の裏面側に位置する第2外層面に設けられた第2表面配線層と、第1及び第2の外層面間に、絶縁層を介して積層される複数の内部配線層と、電子部品が、そのリード端子を第1外層面から第2外層面側に挿入して実装され、内壁面を覆う孔内導体層を有するスルーホールと、当該スルーホールの第1外層面側に位置する第1開口の周縁に設けられ、前記孔内導体層と電気的に接続されている第1ランド部と、スルーホールの第2外層面側に位置する第2開口の周縁に設けられ、前記孔内導体層と電気的に接続されている第2ランド部とを備える多層回路基板において、第2表面配線層及び当該第2表面配線層に最も隣接する内部配線層の内、少なくとも第2表面配線層は、前記第2ランド部を介してスルーホールの孔内導体層に電気的及び熱的に接続して形成されており、第1表面配線層は、前記第1ランド部に対して電気的及び熱的に隔離されて形成されており、当該第1表面配線層に少なくとも最も隣接する内部配線層は、前記スルーホールの孔内導体層に対して電気的及び熱的に隔離されて形成されており、第2表面配線層、複数の内部配線層及び第1表面配線層は、相互にビアホールで電気的に接続されて形成されている、多層回路基板が提供される。
また、溶融半田槽からの熱をスルーホールに伝達させることができる場合には、第2表面配線層に最も隣接する内部配線層は、前記スルーホールの孔内導体層に対して電気的及び熱的に接続して形成されている態様とすることもできる。
また、前記内部配線層は、前記多層回路基板の厚さ方向における前記第2表面配線層の側に偏在して位置付けられている態様とすることが好ましい。
また、前記ビアホールは、第2表面配線層、複数の内部配線層及び第1表面配線層を貫通して形成され、前記スルーホールに対する配設位置が、フロー半田付け装置の半田供給ノズルが、一度の半田付け作業によって、スルーホール及びビアホールに同時に半田を供給できる距離内に設定されている態様とすることが好ましい。
また、前記ビアホールは、複数の位置で前記第2表面配線層、複数の内部配線層及び第1表面配線層を貫通して形成され、前記半田供給ノズルは、当該複数のビアホールおよびスルーホールに同時に半田を供給する態様とすることが好ましい。
本発明の多層回路基板は、第1外層面に設けられた第1表面配線層が、第1ランド部に対して電気的及び熱的に隔離され、少なくとも第1表面配線層に最も近接する内部配線層もスルーホールの孔内導体層に対して電気的及び熱的に隔離され、形成されているので、孔内導体層から第1表面配線層及び当該内部配線層への熱の伝導が抑制される。このため、スルーホール内を上る溶融半田の温度が低下することを抑制することができ、溶融半田の流動性を高い状態に維持できる。その結果、第1外層面(部品側の面)にまで溶融半田が行き渡り、なおかつ溶融半田内の気泡が移動し易く外部へ放出されやすいので、ボイドの少ない良好な半田接合部が得られる。また、第1ランド部から隔離された第1表面配線層は、ビアホールにより電気的な導通が確保される。
よって、本発明によれば、スルーホール内の半田上がり性を確保してボイドの発生を防止し、もって、電子部品の端子の半田接合部の品質を向上させることができる多層回路基板を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る多層回路基板を示した断面図である。 半田供給ノズルを示した斜視図である。 図2の矢印IIIの方向に見た半田供給ノズルの平面図である。 多層回路基板と半田供給ノズルとを対向配置した状態を概略的に示した断面図である。 溶融半田がスルーホール内を上昇している状態を概略的に示した断面図である。 多層回路基板に半田接合部が形成された状態を概略的に示した断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る多層回路基板を示した断面図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る多層回路基板1について、図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、多層回路基板1は、多数の配線層が絶縁層を介して積層されてなる。この多層回路基板1は、第1外層面10に設けられた第1表面配線層16と、第2外層面12に設けられた第2表面配線層18と、これらの配線層16、18間に絶縁層54を介して設けられた内部配線層20、22とが形成されている。これらの配線層は、例えば、大電流導通に好適な肉厚銅箔から形成されてなり、所定の配線パターン形状を有している。
そして、多層回路基板1には、リード端子24を有するリード部品28が実装される所定位置に、第1外層面10から第2外層面12まで貫通するスルーホール30が設けられているとともに、第2表面配線層18、内部配線層20、22及び第1表面配線層16を相互に電気的に接続するビアホール32が設けられている。
スルーホール30には、リード部品28のリード端子24が挿入される。スルーホール30の内壁面には、この内壁面の全体を覆うように孔内導体層34が設けられている。この孔内導体層34は、例えば、銅のメッキ層からなる。
ここで、多層回路基板1において、スルーホール30にリード部品28のリード端子24が挿入された場合に、リード部品28の部品本体26は第1外層面10の側に位置し、リード部品28のリード端子24の先端は第2外層面12の側から突出する。よって、以下、第1外層面10の側を部品側、第2外層面12の側を端子側ともいう。
また、スルーホールにおける第1外層面10の側に位置する第1開口36の周縁には、孔内導体層34と電気的に接続されている第1ランド部38が設けられている。この第1ランド部38は、第1外層面10の側、つまり、部品側の半田フィレット(以下、第1フィレット86という)が形成される部分である。
ここで、第1外層面10の側にて所定の配線パターンを形成している第1表面配線層16は、この第1ランド部38に対して電気的及び熱的に隔離されて形成されている。つまり、第1表面配線層16と、第1ランド部38とは、分断されており、接続されていない。具体的には、第1ランド部38と第1表面配線層16との間には、分断溝42が設けられている。この分断溝42は、絶縁性部材、例えば、半田レジスト44により埋められている。したがって、第1表面配線層16は、孔内導体層34に電気的及び熱的に接続されていない。
ここで、第1ランド部38は、上記フィレットの形成に必要であり、プレヒートの熱は、第2外層面12の側から孔内導体層34を介して第1外層面10の側へ伝わるので、熱源から遠い第1外層面10の側には、第2外層面の側に比べ伝わる熱量は少ない。このような第1外層面10の側に熱の伝導性が良い銅からなる第1表面配線層16が第1ランド部38(孔内導体層34)と接続されていると、第1表面配線層16から熱が拡散し易い。伝わってくる熱量が元々少ないのに、更に熱拡散し易い第1外層面10の側では、熱量を保持することは難しい。このため、上記のように、第1表面配線層16と第1ランド部38とが接続されていないと、第1表面配線層16に熱は伝わり難くなり、熱拡散により第1ランド部38の温度が低下するとことを抑制することができる。これにより、第1ランド部38に半田付けに必要な所定の熱量を蓄積することができる。
ここで、上記した分断溝42の幅Wは、第1表面配線層16への熱拡散が抑制できる長さであれば特に限定されるものではないが、例えば、0.6mm以上、2mm以下に設定することが好ましい。
一方、スルーホール30における第2外層面12の側に位置する第2開口46の周縁には、孔内導体層34と電気的に接続されている第2ランド部48が設けられている。この第2ランド部48は、第2外層面12の側、つまり、端子側の半田フィレット(以下、第2フィレット88という)が形成される部分である。
ここで、第2外層面12の側にて所定の配線パターンを形成している第2表面配線層18は、第2ランド部48と、一体化されている。つまり、第2表面配線層18は、第2ランド部48を介してスルーホール30の孔内導体層34に電気的及び熱的に接続して形成されている。
第2外層面12の側は、プレヒートの熱源に近いため、第2表面配線層18の全体が温まり易く、その熱が、第2ランド部48を介してスルーホール30の孔内導体層34に伝わり、更に第1ランド部38に伝わる。
なお、図1において、参照符号52で表される部分は、半田レジスト層である。
内部配線層20、22は、所望形状の配線パターンを有している。この内部配線層20、22の層数は、特に限定されるものではなく、1層〜複数層の内部配線層を設けることができる。また、内部配線層は、スルーホール30の孔内導体層34と適宜接続してもよいが、内部配線層のうち、少なくとも第1表面配線層16に最も隣接する内部配線層20は、孔内導体層34と熱的及び電気的に隔離されて形成される。第1表面配線層16に近い内部配線層20が孔内導体層34に接続されていると、この内部配線層20から熱が逃げてしまい、第1ランド部38の温度が低下する不具合が起こり得る。斯かる不具合を防止するため、少なくとも第1表面配線層16に最も隣接する内部配線層20は、スルーホール30の孔内導体層34と接続しない。この場合、内部配線層20に対応するスルーホール30の位置にはランドも形成されない。放熱防止に効果がある。なお、第1表面配線層16に次に隣接している内部配線層(第1表面配線層に2番目に近い内部配線層22、第1表面配線層に3番目に近い内部配線層、・・・等)についても、上記した不具合を回避するために、スルーホールの孔内導体層と接続しない態様を採ってもよい。なお、本実施形態では、内部配線層22と孔内導体層34も接続させていない。
また、第2表面配線層18に最も隣接する内部配線層は、スルーホール30の孔内導体層34に対して電気的及び熱的に接続して形成されている態様としても構わない。
第2表面配線層18に最も隣接する内部配線層22は、プレヒートの熱源や溶融半田槽にも近く全体が温まり易いので、溶融半田の温度維持に有利に働くことがある。このため、好ましい態様として、少なくとも第2表面配線層18に最も隣接する内部配線層は、スルーホール30の孔内導体層34と接続する態様も採用し得る。なお、内部配線層のうち、第2表面配線層に最も隣接している内部配線層を除いた内部配線層(第2表面配線層に2番目に近い内部配線層、第2表面配線層に3番目に近い内部配線層、・・・等)については、必要に応じて、スルーホールの孔内導体層と接続する態様を採ってもよい。
本実施形態では、内部配線層20、22は、図1から明らかなように、2層設けられている。そして、内部配線層20、22と孔内導体層34とは、電気的及び熱的に隔離されて形成されている。つまり、内部配線層20、22と孔内導体層34とは、接続されておらず、これらの間には、絶縁層54が存在し、電気的、熱的に隔離されている。
次に、ビアホール32は、第2表面配線層18、複数の内部配線層20、22及び第1表面配線層16を電気的に接続する働きをするものである。このビアホール32は、スルーホール30の周囲において、任意の位置に所要の数だけ設けられる。本実施形態においては、図1に示す断面図上においては、スルーホール30の左右に3個ずつの計6個のビアホール32が設けられているが、その配置、配列は特に限定されない。
上記したビアホール32は、多層回路基板1の第1外層面10から第2外層面12にかけて貫通しており、内壁面に、例えば、銅のメッキ層からなるビアホール導体層56を有している。図1においては、第1表面配線層16、第2表面配線層18及び内部配線層20、22がビアホール導体層56に均等に接している態様が示されているが、単に電気的に接続する目的だけであれば、例えば、第1表面配線層16、第2表面配線層18及び内部配線層20、22の配線パターンの所要の位置で、ビアホールにより、これらの第1表面配線層16、第2表面配線層18及び内部配線層20、22とを相互に接続することができる。これにより、第1表面配線層16、第2表面配線層18及び内部配線層20、22のうち任意の配線間を電気的に接続することができる。
本実施形態においては、第2ランド部48と第2表面配線層18とが一体的に接続されており、更に、第2表面配線層18は、スルーホール導体層56を介して内部配線層20、22あるいは第1表面配線層16と接続されている。このため、第2ランド部48にリード部品28のリード端子24が半田付けされることにより、リード部品28は、回路に組み込まれることになる。
ここで、ビアホール32が設けられる位置について、以下に説明する。
通常、リード部品28がセットされた多層回路基板1は、フロー半田付けされる際、図4に示すように、端子側の面(第2外層面12)がフロー半田付け装置の半田供給ノズル60に対向するように配設される。そして、この状態で、半田供給ノズル60より溶融半田が多層回路基板1の端子側の面(第2外層面12)に向かって供給される。この状態を前提として、スルーホール30に対するビアホール32が設けられる位置は、フロー半田付け装置の半田供給ノズル60が、一度の半田付け作業によって、スルーホール30及びビアホール32に同時に半田を供給できる距離内、すなわち、スルーホールの近傍(例えば、図4に示すように、最も外側のビアホールとスルーホール(ランド)との離間距離(H)で0.6mm以上、3mm以下)に設定されていることが好ましい。あまりにも離間して配置すると、溶融半田内に含まれる気泡のうちスルーホールを経由して放出される気泡の一部をビアホールから逃がすことができない。換言すると、スルーホール30の第2開口46に溶融半田を供給できるように多層回路基板1の端子側の面(第2外層面12)と半田供給ノズル60とを対向配置させた際に、この半田供給ノズル60における溶融半田の吐出口62の平面視形状の内側エリア64に対応するエリアにビアホール32の配設位置を設定することが好ましい。つまり、半田供給ノズル60の吐出口62とオーバーラップする範囲内にビアホール32を設けることが好ましい。
ここで、半田供給ノズル60は、半田付けする部分の形状に対応できるように、色々な形状のものがあり、特に限定されるものではない。本実施形態では、例えば、図2に示すように、吐出口62が矩形状のものを採用する。半田供給ノズル60の吐出口62は、溶融半田の噴流を半田付けの対象である多層回路基板1に向けて吐出する部分である。なお、図2において、参照符号64で示される部分は、余剰の溶融半田を溶融半田槽に返すために設けられた切欠である。
半田供給ノズル60の吐出口62の平面視形状とは、図2の半田供給ノズルを矢印III方向に見た形状、すなわち、平面視した際の形状を指し、本実施形態では、図3のように、吐出口62の平面視形状は矩形状をなしている。図3において、網掛け状に示した範囲が、この吐出口62の平面視形状の内側エリア66である。なお、半田供給ノズルの吐出口の形状が円形の場合は、吐出口の平面視形状の内側エリアは円形でよく、吐出口の形状が楕円形の場合は、吐出口の平面視形状の内側エリアは楕円形でよい。
このように、ビアホール32をスルーホール30の周囲において、半田供給ノズル60における吐出口62の平面視形状の内側エリア66に対応するエリア内に設けることにより、半田供給ノズル60は、複数のビアホール32およびスルーホール30に同時に半田を供給することができる。
以上のような多層回路基板1は、ビルドアップ法等の従来から用いられている多層回路基板を製造する製造方法により製造することができる。その際、上記したような位置関係となるように、第1表面配線層16、第2表面配線層18、内部配線層20、22、スルーホール30、ビアホール32等を設ける。
次に、本発明に係る多層回路基板1にリード部品28を実装する際の手順を以下に説明する。
まず、多層回路基板1に、リード部品28をセットする。詳しくは、リード部品28のリード端子24を多層回路基板1のスルーホール30の第1開口36から挿入し、リード端子24の先端部分をスルーホール30の第2開口46から突出させる(図1参照)。次いで、多層回路基板1における半田と接する部分にフラックスを塗布する。その後、このようにリード部品28がセットされた多層回路基板1をフロー半田付け装置の基板保持治具(図示せず)に保持させる。
フロー半田付け装置の基板保持治具は、多層回路基板1の第2外層面12の所定範囲のみ露出させ、それ以外の部分を覆うマスク70を有しており、このマスク70を当該第2外層面12に配設した状態で、多層回路基板1を固定する。本実施形態では、図4に示すように、多層回路基板1の第2外層面12において、スルーホール30及びこのスルーホール30の周囲に設けられたビアホール32を含む所定の半田エリアが露出されている。
その後、上記したように半田エリアが露出されている多層回路基板1は、プレヒート装置(図示せず)により、端子側の面から熱風が当てられプレヒートされた後、図4に示すように、半田供給ノズル60上に移動させられ、半田供給ノズル60と多層回路基板1の半田エリアとが相対した状態となる。この状態で、溶融半田の噴流を半田供給ノズル60の吐出口62から吐出させ、多層回路基板1の上記した所定の半田エリアに溶融半田を供給する。供給された溶融半田80は、図5に示すように、スルーホール30内を第1外層面10の側へ向かって上っていく。この際、孔内導体層34と内部配線層20、22とは隔離されているので、溶融半田80の熱が内部配線層20、22を介して拡散することは抑制されている。このため、溶融半田80の温度の低下の度合いは低く、溶融半田80は、良好な流動性を保ったまま第1外層面10の側へ達する。この第1外層面10の側でも、第1ランド部38と第1表面配線層16との間は分断されており、第1表面配線層16に熱が逃げていくことは抑制されている。よって、溶融半田80は、第1ランド部38上においても良好な流動性を保つことができる。
また、高温の溶融半田80がフラックスに接すると、フラックスからガスが発生する。このガスは溶融半田80内に取り込まれ、溶融半田80内を移動する。本発明に係る多層回路基板1は、上記したように、スルーホール30の途中での溶融半田80の熱の拡散を抑制しているので、溶融半田80の流動性が第1外層面10の側に至るまで良好な状態を維持できている。このため、上記したガスは、スルーホール30の第1外層面10の側から抜けて散逸し、半田内に気泡(ボイド)として残ることは抑制される。
ここで、上記したように、スルーホール30に対するビアホール32が設けられる位置は、フロー半田付け装置の半田供給ノズル60が、一度の半田付け作業によって、スルーホール30及びビアホール32に同時に半田を供給できる距離内に設定されている。このため、溶融半田80は、スルーホール30と同時にビアホール32の部分にも供給される。斯かる溶融半田80には、フラックス由来のガスが含まれている。ビアホール32が無い場合は、ガスの放出は主にスルーホール30から行われるが、本発明のように、ビアホール32を有する場合はこのビアホール32からもガスを逃がすことができる。つまり、溶融半田80内のフラックス由来のガスの放出経路を従来よりも増やすことができる。よって、半田内に残る気泡の数を極力少なくすることができる。
なお、ビアホール32内は、溶融半田80で完全に満たされている状態でもよいし、溶融半田80が内壁面を覆う程度あるいは途中まで上った程度の完全には満たされていない状態でもよい。
溶融半田80がスルーホール30内を第1外層面10の側まで上り、第1ランド部38上にまで供給された後、多層回路基板1は、半田供給ノズル60上から移動され、冷却される。これにより、溶融半田80は、凝固して、図6に示すように、半田接合部82が形成される。
本発明の多層回路基板1によれば、溶融半田80の熱の拡散が抑制され溶融半田80が高温のまま流動性を高い状態で維持できるので、スルーホール30内での半田上がり性は良好となる。このため、スルーホール30内は半田が充填されて孔内充填部84が形成されるとともにスルーホール30の第1開口36及び第2開口46の周縁の第1ランド部38及び第2ランド部48に供給された半田により第1フィレット86及び第2フィレット88が形成され、良好な半田接合部82が得られる。しかも、溶融半田80の流動性を高い状態で維持できることとビアホール32を設けたことで、フラックス由来のガスの放出を効率よく行えることから、半田接合部82内に残留するボイドの数を極力少なくすることができる。このため、本発明の多層回路基板1よれば、半田接合部82の品質を向上させることができる。
なお、図6において、参照符号89で示される部分は、ビアホール32の中で凝固したビアホール充填半田を示している。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る多層回路基板3は、第1の実施形態に係る多層回路基板1に対して、内部配線層90、92の配設位置が相違している。第2の実施形態に係る多層回路基板3を説明するにあたり、第1の実施形態に係る多層回路基板1との相違する部分についてのみ説明し、共通する部分については、同じ参照符号を付して詳しい説明は省略する。
多層回路基板3においては、内部配線層90、92は、多層回路基板3の厚さ方向における第2表面配線層18の側に偏在して位置付けられている。好ましくは、図7に示すように、多層回路基板3の厚さ方向における中心を表す線を参照符号Cで示すと、この線Cよりも、第2外層面12の側に内部配線層90、92が位置付けられている。つまり、多層回路基板3内において、内部配線層90、92は、第2外層面12の側に偏って配設されている。
この多層回路基板3によれば、以下のような効果が得られる。
フロー半田付けを行う場合、まず、プレヒート作業として、プレヒート装置の熱風が多層回路基板3の第2外層面12に当てられる。そして、フロー半田付けが開始されると、溶融半田80の噴流は、多層回路基板3の第2外層面12に当てられる。このように、多層回路基板3は、第2外層面12の側が加熱される。多層回路基板3内において、内部配線層90、92は、第2外層面12の側に偏って配設されており、熱源に近いため、温度が上昇し易い。このように加熱された内部配線層90、92は、周りの絶縁層54も次第に温め、溶融半田80の温度の維持に貢献する。逆に、斯かる熱源から離れている第1外層面10の側には、熱の良導体である銅からなる内部配線層90、92が存在していない。このため、第1外層面10の側では熱の拡散が起こりづらくなっている。その結果、溶融半田80の温度がスルーホール30の第1外層面10の側まで維持され易い状態となる。このため、第2の実施形態に係る多層回路基板3によれば、溶融半田80の温度の低下を抑制する効果がより高く、溶融半田80の流動性を高い状態に保つことができるので、半田上がり性の向上及びボイド発生の抑制により貢献することができる。
1 多層回路基板
3 多層回路基板
10 第1外層面
12 第2外層面
16 第1表面配線層
18 第2表面配線層
20 内部配線層
22 内部配線層
24 リード端子
26 部品本体
28 リード部品
30 スルーホール
32 ビアホール
38 第1ランド部
44 分断溝
48 第2ランド部

Claims (5)

  1. 基板の第1外層面に設けられた第1表面配線層と、
    第1外層面の裏面側に位置する第2外層面に設けられた第2表面配線層と、
    第1及び第2の外層面間に、絶縁層を介して積層される複数の内部配線層と、
    電子部品が、そのリード端子を第1外層面から第2外層面側に挿入して実装され、内壁面を覆う孔内導体層を有するスルーホールと、
    当該スルーホールの第1外層面側に位置する第1開口の周縁に設けられ、前記孔内導体層と電気的に接続されている第1ランド部と、
    スルーホールの第2外層面側に位置する第2開口の周縁に設けられ、前記孔内導体層と電気的に接続されている第2ランド部とを備える多層回路基板において、
    第2表面配線層及び当該第2表面配線層に最も隣接する内部配線層の内、少なくとも第2表面配線層は、前記第2ランド部を介してスルーホールの孔内導体層に電気的及び熱的に接続して形成されており、
    第1表面配線層は、前記第1ランド部に対して電気的及び熱的に隔離されて形成されており、
    当該第1表面配線層に少なくとも最も隣接する内部配線層は、前記スルーホールの孔内導体層に対して電気的及び熱的に隔離されて形成されており、
    第2表面配線層、複数の内部配線層及び第1表面配線層は、相互にビアホールで電気的に接続されて形成されている、多層回路基板。
  2. 第2表面配線層に最も隣接する内部配線層は、前記スルーホールの孔内導体層に対して電気的及び熱的に接続して形成されている、請求項1に記載の多層回路基板。
  3. 前記内部配線層は、前記多層回路基板の厚さ方向における前記第2表面配線層の側に偏在して位置付けられている、請求項1又は2に記載の多層回路基板。
  4. 前記ビアホールは、第2表面配線層、複数の内部配線層及び第1表面配線層を貫通して形成され、前記スルーホールに対する配設位置が、フロー半田付け装置の半田供給ノズルが、一度の半田付け作業によって、スルーホール及びビアホールに同時に半田を供給できる距離内に設定されている、請求項1〜3の何れか一つに記載の多層回路基板。
  5. 前記ビアホールは、複数の位置で前記第2表面配線層、複数の内部配線層及び第1表面配線層を貫通して形成され、
    前記半田供給ノズルは、当該複数のビアホールおよびスルーホールに同時に半田を供給する、請求項4に記載の多層回路基板。
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