JP2017183263A - 照明器具 - Google Patents

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毅 東藤
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Abstract

【課題】氷柱形成の抑制を図った照明器具を提供する。【解決手段】光源部20を有する器具本体10を備えた照明器具1において、器具本体10の上面10Aから下面10Bに連通し、上面10Aから、器具本体10の中を通して、下面10Bの側に排水する排水孔30を備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、照明器具に関する。
従来、光源からの熱を器具本体における下端部に伝達することで、下端部外面から氷柱が発生するのを防いでいる屋外用照明器具がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−009166号公報
しかしながら、光源からの熱を器具本体における下端部に伝達して下端部外面から氷柱が発生するのを防止しても、器具本体の上部に氷の層が生成された場合には、この氷の層から氷柱が形成される場合があった。
そこで本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、氷柱形成の抑制を図った照明器具を提供することを目的とする。
本発明は、光源部を有する器具本体を備えた照明器具において、前記器具本体の上面から下面に連通し、前記上面から、前記器具本体の中を通して、前記下面の側に排水する排水孔を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記器具本体の上面は、少なくとも一部が前記排水孔に向けて下方に傾斜していることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記器具本体には、前記排水孔の付近に発熱元が配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記器具本体の上面には、両側面に沿って壁が形成され、当該壁は前記発熱元から断熱されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記器具本体は、設置状態においては基端側が固定され、先端から基端に向けて下方に傾斜し、前記光源部は、独立したユニットとして構成され、前記器具本体の先端側に上面を外部に露出させて取り付けられ、前記排水孔は、前記光源部と、前記基端側の基部との間に設けられ、前記光源部と、前記壁との間が断熱されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記排水孔は、前記器具本体の上面の幅方向に沿って細長形状に形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記排水孔の開口幅は2cm以下に設定されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記壁は、前記器具本体の先端側から、前記排水孔に向かって互いの距離が近くなるように設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記基部は、前記排水孔を挟んで前記光源部と対向する部分に、前記光源部上面から排水される水を堰き止める堰止部を備えていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記基部の上面は、設置状態において、前記排水孔に向かって下方に傾斜していることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記器具本体は、前記光源部の被照射面に対する角度を調整可能にする可動固定部を備えていることを特徴とする。
また、本発明は、支柱に設置される器具本体を有する照明器具であって、前記器具本体は前記支柱に取り付けられる支柱取付部を有する基部と、前記基部から照射面上方に張り出すように延びる一対のアームと、前記一対のアームに支持され、下面に照射開口を有する光源部と、を有し、前記一対のアームは、前記光源部の左右の側縁に沿って形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記光源部の上面は平らであり、一端に向かって下方に傾斜しており、前記光源部の上面に沿って流れる水が、前記一端から排水可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記アームと、前記光源部との間に、前記アーム及び前記光源部よりも熱伝導性の低い材料から成る断熱材を挟装したことを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記光源部は、前記基部に対向する一端に向かって下方に傾斜しており、前記アームは、前記基部と、前記光源部との間に隙間を設けて前記光源部を支持することを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記アームは、前記光源部の上面よりも1cm以上上方に突出していることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記アームは、前記光源部を角度可変に支持する可動固定部を有することを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記光源部の上部に鳥害防止用の突出部を設けた事を特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記突出部は、前記光源部の上面から上方に向かって突出していることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記突出部は、前記基部から前記光源部の上部空間に向かって突出していることを特徴とする。
本発明では、上面から、器具本体の中を通して、下面の側に排水する排水孔を備えた。したがって、器具本体の上面に氷の層が形成された場合でも、氷の層から氷柱が形成されにくくなり、また、器具本体の側面から雪解け水が排水されることがなく、器具本体の側面部に氷柱が形成されるのを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る照明器具を下方からみた斜視図である。 照明器具を上方からみた斜視図である。 照明器具の側面図である。 照明器具の断面図である。 図4中A部を示す部分拡大断面図である。 器具本体から光源部を分離した分解斜視図である。 本発明の第1の変形例の照明器具の断面図である。 本発明の第2の変形例の照明器具の側面図である。 本発明の第3の変形例の照明器具の側面図である。 本発明の第4の変形例の照明器具の斜視図である。 本発明の第5の変形例の照明器具の斜視図である。 光源部に積雪している状態を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る照明器具1を下方からみた斜視図であり、図2は照明器具1を上方からみた斜視図である。図3は照明器具1の側面図である。
この照明器具1は、屋外の照明に用いられる器具であり、図1〜図3に示すように、器具本体10を備え、器具本体10が支柱5の上端部3(図4)に支持されて設置される。支柱5は、道路脇、街路脇、駐車場、公園などの屋外に立設されたポール型の柱である。なお、支柱5に代えて、構造物の壁面から延びるアーム状の部材に器具本体10を支持させてもよい。
器具本体10は、平面視略矩形状を成す。器具本体10は、支柱から照射面の上方に張り出すように延びる形態で取り付けられる。器具本体10の底面には、一端の側(以下、先端11の側と称する)に照明光を通す開口である照射開口22が設けられ、他端の側(以下、基端12の側と称する)に支柱用挿入孔13が設けられる。支柱用挿入孔13は、上記支柱5の上端部3を挿入する孔部である。器具本体10は、クランプ機構(図示せず)を内蔵し、支柱5の上端部3が当該クランプ機構に保持される。このように、器具本体10は、支柱用挿入孔13と、不図示のクランプ機構によって構成される支柱取付部113を有する。器具本体10が道路脇に設置されるときには、器具本体10の先端11が道路側(車道側)に向けて設置される。なお、器具本体10の道路の進行方向に沿った方向を、器具本体10の幅方向として以下に説明している。
器具本体10は、図2に示すように、基部15と、フレーム16と、光源部20とを備えている。基部15は、器具本体10の基端12の側に設けられ、中空箱型に形成されている。基部15には、上述の支柱取付部113が備えられている。また、基部15の内部には、図示は省略するが、電源ユニットが収められている。電源ユニットは、外部から供給される商用電力を、光源部20の規格に合せて電力変換する機器である。なお、電源ユニットは、器具本体10の基部15内に配置される代わりに、支柱5の中に配置されてもよい。
基部15の底面には、図1に示すように、上述した支柱用挿入孔13が設けられている。フレーム16は、基部15の幅方向の左右両側から先端11の側に向かって延びる一対のアーム状の部材である。なお、フレーム16は、基部15と一体に形成されている構成とすることができる。光源部20は、図6に示すように、独立したユニットとして基部15とは別体に構成され、フレーム16に着脱可能に取り付けられている。
光源部20は、図1に示すように、筐体を構成する部材としてケース体21を備えている。ケース体21の内部には、器具本体10の光源である発光素子を備えている。
基部15、フレーム16、及びケース体21は、屋外使用に十分に耐え得る耐食性、及び強度を有し、かつ、高い熱伝導性を有する材料から成る鋳造物(いわゆるダイキャスト製)である。この材料には、例えばアルミニウムやアルミニウム合金等が用いられる。なお、フレーム16を耐食性、及び強度を有する強化プラスチック等の金属以外の材料から構成し、フレーム16へ、基部15及び光源部20から熱が伝わりにくい構造とする構成であっても良い。
ケース体21は、図4に示すように、上下方向の厚みが薄く、上面21Bが平面に形成され、上面21Bに略平行な底面の側が開放した箱形である。ケース体21の底面の側の開放部は、照射開口22として構成されている。照射開口22の縁部には、シール部材の一例である不図示のパッキンが全周に亘って嵌め込まれ、このパッキンによって、透明カバー23が水密に嵌め込まれる。このように、照射開口22が透明カバー23によって閉塞されることで、光源部20が防水に構成される。透明カバー23は、平板状の部材であり、例えば透明なガラスや樹脂で形成される。
光源部20には、ケース体21内に、発光素子の一例であるLED25を光源として備えた光源ユニット24が複数配置されている。光源ユニット24は、LED25と、LED25が実装された実装基板26と、LED25を覆って配置される光学レンズ27と、LED25、及び光学レンズ27を包囲する反射鏡28とを備えている。LED25には、COB(Chip On Board)型LEDが好適に用いられる。また、LED25は、SMD(Surface Mount Device)型LEDであっても良い。
それぞれの光源ユニット24は、LED25の熱が、効率よくケース体21に伝熱されるように、適宜の方法で取り付けられている。本実施形態では、それぞれの光源ユニット24は、ケース体21の内側の天面21Aに固定されている。天面21Aには、例えばケース体21と一体に形成された台座29が設けられ、この台座29に実装基板26を固定して、光源ユニット24が天面21Aに取りつけられる構成であっても良い。光源ユニット24の熱は、ケース体21の天面21Aに伝熱され、天面21Aの裏面である上面21Bから光源部20の外側の雰囲気に放熱される。これにより、光源ユニット24の温度上昇を抑えることができる。また、ケース体21は、薄型に形成されているため、ケース体21全体に光源ユニット24からの熱が伝えやすい構成とされている。これにより、光源部20全体を熱源として構成することができる。
なお、ケース体21の上面21Bは、光源部20の上面20Aを構成し、器具本体10は、この光源部20の上面20Aが外部に露出するように構成されている。
ところで、発光素子を光源とした照明器具1は、放電灯を光源とした従来の照明器具に比べて、器具本体10の表面の温度が低いので、積雪量が比較的多い寒冷地帯に設置された場合、多量の雪が器具本体10に堆積する。この場合、何ら対策を施さなければ、堆積した雪が器具本体10の発熱や太陽光の熱などで溶け、雪どけ水が器具本体10から垂れ落ちることで、1メートル級の氷柱が形成される、という問題がある。
そこで、この照明器具1には、光源部20の上面20Aに堆積した雪による氷柱の発生を抑えるべく、以下に記載するように構成されている。
照明器具1は、光源部20からの光で遠方まで照らすために、図3に示すように、支柱5への設置時には、器具本体10が先端11を基端12よりも上方に向けて設置される。
光源部20は、設置状態において、上面20Aが、前端21Xから後端21Yに向かって下方に傾斜するため、上面20Aの雨水や雪どけ水は、後端21Yの側に向かって流れる。
器具本体10は、基部15の左右の側縁部から先端11に向かって延びる一対のフレーム16を備える。フレーム16は、器具本体10の骨格を成すものであり、器具本体10の基端12の側から先端11の側まで側面視略直線状に延び、支柱5に対する器具本体10の設置角度を規定する。独立したユニットとして構成された光源部20は、後端21Yと基部15との間に隙間G2(図5)を有して、フレーム16に取り付けられる。
フレーム16は、基部15から先端11の側に向かって突設された部分が、光源部20を支持するアーム17として構成されている。アーム17の下面18は、器具本体10の基端12から先端11に続く直線に沿って延びる平面に形成されている。フレーム16には、このアーム17の下面18に、光源部20の上面20Aが固定される。アーム17は、光源部20からの熱が伝わりにくい構成とすることが望ましい。例えば、アーム17は、光源部20よりも熱伝導性の低い材料から形成する構成とすることができる。また、フレーム16が、例えば基部15と一体に、熱伝導性に優れた部材で形成されている場合には、アーム17の下面18と、光源部20の上面20Aとの間には、断熱材4が配設される。フレーム16は、断熱材4を間に挟んで、光源部20がフレーム16の上側から羅入されたねじによって螺子止めされる。このように、フレーム16には、光源部20からの熱が伝熱されないように構成される。なお、本実施形態ではアーム17の下面18に、光源部20の上面20Aを固定する構成としたが、これに限らず、アーム17間に光源部20を側面20Cの側から挟み込んで支持する構成であっても良い。
アーム17は、図6に示すように、下面18から上方に突設された壁部19(壁)を備える断面凸形状に形成されている。壁部19は、アーム17に光源部20が取り付けられた際に、光源部20の左右の側縁20Dに沿って、土手状に延びるように構成されている。この壁部19によって、光源部20の上面20Aには、左右の側縁20Dに沿って壁が形成されるように構成されている。このように、光源部20は、上面20Aが、前端21Xから後端21Yに向かって下方に傾斜するように取り付けられると共に、上面20Aの左右の側縁20Dに沿って壁が形成される。この構成により、光源部20の上面20Aでは、雨水や雪どけ水が、光源部20の左右の側面20Cから垂れ落ちることがなく、後端21Yに向かって流れる。なお、アーム17は、壁部19が、光源部20の上面20Aから1cm以上上方に突出する適宜の高さHに形成されているのが望ましい(図7参照)。
また、上述したように、光源部20は、後端21Yと基部15との間に隙間G2を有して、フレーム16に取り付けられる。基部15の光源部20に対向する面部は、光源部20の上面20Aより上方が、上面20Aの上方に張り出すように構成されている。基部15において、上面20Aの上方に張り出すように構成された部分は、光源部20の上面20Aの表面を前端21Xから後端21Yに向かって流れる水を堰き止める堰止部35として機能する。光源部20の上面20Aと、堰止部35との間には、図5に示すように隙間G1が形成され、当該隙間G1は、光源部20の後端21Yと、基部15との間の隙間G2に連通する。このように、器具本体10には、光源部20の上面20Aから、器具本体10の中を通って、器具本体10の下面10Bに連通する孔が形成される。この、器具本体10の中を通って器具本体10の上面10Aから下面10Bに連通する孔は、器具本体10の上面10Aから水を排水する排水孔30として構成される。
基部15は、図3に示すように、一対のアーム17間の部分が、上方に突出し、上面15Aが光源部20の上面20Aよりも上方に配置されるように構成されている。また、基部15の上面15Aは、照明器具1の設置状態において、少なくとも堰止部35の上部が、排水孔30に向かって下方に傾斜している。これにより、基部15の上面15Aからの水が、光源部20の上面20Aに導かれて、排水孔30から排水されるように構成されている。
また、一対のアーム17は、壁部19が器具本体10の先端11の側から排水孔30に向かって互いの距離が近くなるように構成されているのが望ましい。例えば、一対のアーム17を器具本体10の先端11の側から排水孔30に向かって幅広になる形状とすることで、壁部19が先端11の側から排水孔30に向かって互いの距離が近くなるような構成としても良い。また、一対のアーム17を湾曲した形状とすることで、壁部19が先端11の側から排水孔30に向かって互いの距離が近くなるような構成としても良い。
これらの構成によれば、光源部20の上面20Aには、アーム17の壁部19によって、左右の側縁20Dに沿って堤防が形成され、光源部20の上面20Aでは、この堤防上の壁部19に沿って流れ、排水孔30に導かれて排水される。これにより、光源部20の上面20Aから側面20Cの側に延びる氷柱の発生を抑制することができる。また、光源部20からアーム17に熱が伝わらないように、アーム17を断熱したため、光源部20の上面20Aに積もった雪は、上面20Aの近傍の雪が解け、上面20Aの上方には、図12に示すように、一対のアーム17間に架け渡され、上面20Aとの間に空洞Mを有してかまくら状に雪Kが積もる。このかまくら状に積もった雪Kにより、光源部20の上面20Aと、積もった雪Kとの間に空気の層(空洞M)が形成されるため、器具本体10の温度低下が抑制される。よって、器具本体10に積もった雪が過剰に解けるのを防止するとともに、排水孔30近傍の温度が低下するのを防止することができる。
また、光源部20の上面20Aの表面を前端21Xから後端21Yに向かって流れる水は、堰止部35で堰き止められると共に、堰止部35と上面20Aとの間に形成された排水孔30を介して、上面20Aから下面20Bに排水される。これにより、器具本体10の側面10Cから雪解け水が排水されるのを抑制し、排水孔30から排水することができる。また、器具本体10の中を通して排水孔30から雪解け水を排水することで、器具本体10の上に積もった雪と、雪解け水とを分離することができるため、氷の層から氷柱が形成されるのを防ぐことができる。
また、排水孔30は、複数の光源ユニット24からの熱で温度が高くなっている光源部20の上面20Aから後端21Yに沿って設けられている。このように、排水孔30の付近に発熱元である光源部20を配置することで、排水孔30の近傍の温度を高くすることができ、排水孔30内で雪解け水が凍結するのを防ぐことができる。なお、排水孔30の開口は、器具本体10の幅方向に沿った長手方向を2cm〜30cmの長さに、短手方向を1mm〜2cm以下の幅の細長形状に形成されている。このように、排水孔30の開口幅Wを2cm以下とすることで、氷の層に伝わった雪解け水が排水孔30で堰き止められ、氷の層から氷柱が発生しにくくなるということを発明者らは実験から明らかにした。また、排水孔30の開口幅Wを2cm以下とすることで排水孔30から形成される氷柱の根本部分の寸法が規制されるため、発生する氷柱の長さが短くなることも判明した。
以上説明したように、本実施形態の照明器具1では、光源部20を有する器具本体10を備えた照明器具1において、器具本体10の上面10Aから下面10Bに連通し、上面10Aから、器具本体10の中を通して、下面10Bの側に排水する排水孔30を備えた。これにより、器具本体10の上面10Aに氷の層が形成された場合でも、氷の層から氷柱が形成されにくくなり、また、器具本体10の側面10Cの側から排水が行われることがなく、器具本体10の側面部に雪解け水による氷柱が形成されるのを抑制することができる。
また本実施形態の照明器具1では、器具本体10の上面10Aは、少なくとも一部が排水孔30に向けて下方に傾斜している。これにより、器具本体10の上面10Aから水が排水孔30に向けて流れやすくなる。よって、排水孔30からの排水を促進して、器具本体10の側面10Cの側からの排水を抑制し、器具本体10の側面部に雪解け水による氷柱が形成されるのを防ぐことができる。
また本実施形態の照明器具1では、器具本体10には、排水孔30の付近に発熱元である光源ユニット24を複数備えた光源部20が配置されている。これにより、光源部20からの熱で排水孔30の付近を温めることができ、排水孔30から排水される水が凍結して氷柱が形成されるのを防ぐことができる。なお、排水孔30の付近に、発熱元となる光源部20と、電源ユニット60とを配置して、排水孔30の付近での凍結を防ぐ構成であっても良い。
また本実施形態の照明器具1では、器具本体10の上面10Aには、両側面10Cに沿って壁部19が形成され、当該壁部19は発熱元から断熱されている。これにより、器具本体10の上面10Aから側面10Cの側に排水されるのを壁部19で防ぐことができる。また、壁部19は発熱元である光源部20から断熱されているため、壁部19の周囲で雪が解けて雪解け水が発生して壁部19の近傍で氷柱が形成されるのを防ぐことができる。よって、器具本体10の側面部から氷柱が形成されるのを抑制することができる。
また本実施形態の照明器具1では、器具本体10は、設置状態においては基端12の側が固定され、先端11から基端12に向けて下方に傾斜し、光源部20は、独立したユニットとして構成され、器具本体10の先端11の側に上面20Aを外部に露出させて取り付けられ、排水孔30は、光源部20と、基端12の側の基部15との間に設けられ、光源部20と、壁部19との間が断熱されている。これにより、発熱元である光源部20の上面20Aで発生した雪解け水を基端12の側に流して、光源部20と基部15との間に設けられた排水孔30から排水することができる。また、壁部19によって雪解け水が光源部20の側面20Cの側から排水されるのを防ぐことができる。また、光源部20と、壁部19との間を断熱することで、光源部20の上面20Aの上にはかまくら状に雪Kが積もる。これにより、光源部20の上面20Aと、雪Kとの間に形成される空洞Mによる空気層によって断熱して、器具本体10の温度低下を抑制し、光源部20の上に積もった雪が過剰に解けるのを防ぐことができるとともに、排水孔30の付近の温度低下を防ぐことができる。
また本実施形態の照明器具1では、排水孔30は、器具本体10の上面10Aの幅方向に沿って細長形状に形成されている。これにより、器具本体10を先端11から基端12に向けて下方に傾斜させるという簡単な構成で、器具本体10の上面10Aから効率よく水を排水することができる。
また本実施形態の照明器具1では、排水孔30の開口幅Wは2cm以下に設定されている。これにより、排水孔30を介して排水される水により例えば20cm以上の大きな氷柱が発生するのを防ぐことができる。
また本実施形態の照明器具1では、器具本体10の両側面10Cに沿って設けられた一対の壁部19は、器具本体10の先端11の側から、排水孔30に向かって互いの距離が近くなるように設けられている。これにより、排水孔30に向かって水を導くことができ、効率よく水を排水することができる。
また本実施形態の照明器具1では、基部15は、排水孔30を挟んで光源部20と対向する部分に、光源部20の上面20Aから排水される水を堰き止める堰止部35を備えている。これにより、器具本体10の傾きにより、先端11の側から基端12に向けて下方に流れてくる水を、堰止部35で堰き止めて、排水孔30から排水させることができる。これにより、雪解け水が基部15の側に流れてくるのを防いで、基部15に氷柱が形成されるのを抑制することができる。
また本実施形態の照明器具1では、基部15の上面15Aは、設置状態において、排水孔30に向かって下方に傾斜している。これにより、基部15の上面15Aから水が排水孔30に向かって流され、排水孔30から排水され、基部15に氷柱が形成されるのを抑制することができる。
ところで、光源部20の上面20Aに積もった雪が光源部20の発熱や太陽光などの影響で過剰に解けた場合には、器具端部の温度が下がり、氷柱が形成の要因となる懸念があった。そこで、本実施形態の照明器具では、光源部20の上面20Aに積もった雪が過剰に解けるのを防止する構成が採用されている。
つまり、支柱5に設置される器具本体10を有する本実施形態の照明器具1では、器具本体10は支柱5に取り付けられる支柱取付部113を有する基部15と、基部15から照射面上方に張り出すように延びる一対のアーム17,17と、一対のアーム17,17に支持され、下面に照射開口22を有する光源部20と、を有し、一対のアーム17,17は、光源部20の左右の側縁20Dに沿って形成されている。
この構成によれば、光源部20の左右の側縁20Dに沿って、光源部20よりも低温度となる部分を形成することができる。これにより、光源部20の上面20Aに雪が積もった場合には、上面20A上では、光源部20からの熱で雪が溶け、一対のアーム17,17間に架橋されたかまくら状に雪Kが積もり、雪Kと光源部20の上面20Aとの間に空洞Mが形成される。このように、光源部20の上部にかまくらが形成されることで、光源部20の上面20Aと、雪との間に空気層が形成され、器具本体10の温度低下が抑制されるため、雪解け水による氷柱の形成を防ぐことができる。
また本実施形態の照明器具1では、光源部20の上面20Aは平らであり、一端(後端21Y)に向かって下方に傾斜しており、光源部20の上面20Aに沿って流れる水が、一端(後端21Y)から排水可能に構成されている。これにより、光源部20に積もった雪の雪解け水は、上面20Aを沿って一端から排水される。これにより、光源部20の上部にかまくら状に雪Kが積もりやすくなり、このかまくらによって器具本体10の温度低下が抑制されるため、雪解け水による氷柱の形成を防ぐことができる。
また本実施形態の照明器具1では、アーム17と、光源部20との間に、アーム17及び光源部20よりも熱伝導性の低い材料から成る断熱材4を挟装した。これにより、光源部20からアーム17に熱が伝熱されるのを防ぐことができるため、アーム17を低温に保つことができる。よって、光源部20への積雪時に、一対のアーム17,17間に架け渡すようにかまくら状に雪Kが積もり、空洞Mが形成される。よって、光源部20の上面20Aと、雪との間が空気層によって断熱され、器具本体10の温度低下を抑制し、雪解け水による氷柱の形成を防ぐことができる。
また本実施形態の照明器具1では、光源部20は、基部15に対向する一端(後端21Y)に向かって下方に傾斜しており、アーム17は、基部15と、光源部20との間に隙間G1を設けて光源部20を支持する。これにより、光源部20に積もった雪の雪解け水は、上面20Aを沿って一端から排水される。これにより、光源部20の上部にかまくらが形成されやすくなり、雪Kと、器具本体10の間が空気層によって断熱されるため、器具本体10の温度低下が抑制され、雪解け水による氷柱の形成を防ぐことができる。
また本実施形態の照明器具1では、アーム17は、光源部20の上面20Aよりも1cm以上上方に突出している。これにより、アーム17によって光源部20の上面20Aに沿って流れる雪解け水が、光源部20の側面20C側に流れるのを堰き止めることができ、光源部20の側面20Cから氷柱が発生するのを防ぐことができる。また、アーム17を低温に保つことで、光源部20に積もった雪により、一対のアーム17,17間に架け渡すようにかまくらを形成することができる。よって、光源部20の上面20Aと、器具本体10との間に空気層を設けて断熱して、器具本体10の温度低下を抑制し、雪解け水による氷柱の形成を防ぐことができる。
図7は、本実施形態の照明器具の第1の変形例の照明器具101を示す図である。なお、この第1の変形例の照明器具101において、上述の照明器具1と同様の構成については図中に同一の符号を付してその説明を省略する。
図7に示したように、照明器具101では、電源ユニット60が排水孔30を挟んで光源部20の後端21Yと対向させて、基部15の下面に設けられている。電源ユニット60は、発熱元となるため、排水孔30の付近に電源ユニット60を配置することで、排水孔30の付近が温められて、排水孔30の近傍の温度を高くすることができ、排水孔30内で雪解け水が凍結するのを防ぐことができる。なお、図示は省略するが、電源ユニット60は、基部15内部で、排水孔30に近い位置に配置されている構成であっても良い。
以上説明したように、本実施形態の変形例1の照明器具101では、排水孔30の付近に発熱元である光源部20と、電源ユニット60とが備えられているため、これらの発熱元からの熱により排水孔30の付近が温められる。これにより、排水孔30の付近で雪解け水が凍結するのを防ぐことができ、排水孔30の付近から氷柱が形成されるのを抑制することができる。
図8は、本実施形態の照明器具の第2の変形例の照明器具102を示す図である。なお、この第2の変形例の照明器具102において、上述の照明器具1と同様の構成については図中に同一の符号を付してその説明を省略する。
本発明にかかる照明器具は、例えば道路灯として用いることができる。近年道路灯では、器具設置後に車線幅が変わった場合等で、器具を交換することなく、所望の照射範囲に光が届くようにすることができる照明器具に対する要望がある。このような要望に答えるべく、この第2の変形例の照明器具102は、光源部20の傾斜角度が可変に構成されている。
図8に示すように照明器具102は、光源部20を傾斜角度可変に支持するアーム117を備えている。アーム117は、基部15から器具本体10の先端11の側に向かって、器具本体10の左右の側面10Cに沿って延びるアーム本体118と、光源部20の上面20Aに固定される支持アーム119と、アーム本体118、支持アーム119を連結する可動固定部120とを備えている。支持アーム119は、光源部20の長手方向の中間より先端側で光源部20を支持するように構成されている。可動固定部120は、アーム本体118の先端部に、支持アーム119を回動可能に連結するとともに、支持アーム119を、アーム本体118に対して任意の角度で固定可能に構成されている。可動固定部120には、例えば、任意の角度で固定できるヒンジを用いることができる。
光源部20は、アーム117の支持アーム119に支持された状態で、可動固定部120の固定角度を変えることで、路面等の被照射面に対する角度を任意の角度に調整可能に構成されている。このように、光源部20の角度を調整可能な構成とすることで、例えば、照明器具102の設置時は2車線だったのが、設置後に3車線になった場合でも、既に設置されている照明器具の設置角度を変えることで、広くなった部分にも光が届くようにすることができる。
以上説明したように、器具本体10は、光源部20の被照射面に対する角度を調整可能にする可動固定部120を備えているため、照明器具102の設置後に、光源部20の傾斜角度を変えることで、器具を交換することなく、所望の照射範囲に光が届くようにすることができる。
また本実施形態の照明器具1では、アーム17は、光源部20を角度可変に支持する可動固定部120を有する。これにより、アーム17に、光源部20を任意の角度で固定できるヒンジやボールジョイント等の既知の器具を用いて、簡単に、光源部20の傾斜角度を変えることができる。
図9は、本実施形態の照明器具の第3の変形例の照明器具103を示す図である。上述の第2の変形例の照明器具102では、光源部20がアーム117の先端側に支持され、光源部20の被照射面に対する角度を大きくした際には、光源部20の後端が基部15から離れるように構成されていた。この第3の変形例の照明器具103では、光源部20の被照射面に対する角度を大きくしても、光源部20と、基部15との間の距離に大きな違いが生じないように構成している。なお、この第3の変形例の照明器具103において、上述の照明器具1と同様の構成については図中に同一の符号を付してその説明を省略する。
図9に示すように照明器具103は、光源部20を傾斜角度可変に支持するアーム127を備えている。アーム127は、基部15から器具本体10の先端11の側に向かって、器具本体10の左右の側面10Cに沿って延びるアーム本体128と、光源部20の上面20Aに固定される支持アーム129と、アーム本体128、支持アーム129を連結する可動固定部130とを備えている。支持アーム129は、光源部20の長さ方向に亘って、上面20Aに取り付けられるように構成されている。そして、可動固定部130は、基部15と、光源部20との間でアーム本体128と、支持アーム129と、を連結するように構成されている。可動固定部130は、アーム本体128の先端部に、支持アーム129を回動可能に連結するとともに、支持アーム129を、アーム本体128に対して任意の角度で固定可能に構成されている。可動固定部120には、例えば、任意の角度で固定できるヒンジを用いることができる。
光源部20は、アーム127の支持アーム129に支持された状態で、可動固定部120の固定角度を変えることで、路面等の被照射面に対する角度を任意の角度に調整可能に構成されている。このように、光源部20の角度を調整可能な構成とすることで、例えば、照明器具102の設置時は2車線だったのが、設置後に3車線になった場合でも、既に設置されている照明器具の設置角度を変えることで、広くなった部分にも光が届くようにすることができる。また、可動固定部130が基部15と、光源部20との間の位置に設けられるため、光源部20の傾斜角度を変えても、光源部20が基部15から離れて、排水孔30の幅が広がることがない。よって、排水孔30の幅を2cm以下にした状態で、光源部20の傾斜角度を任意の角度に変えることができる。
以上説明したように、器具本体10は、光源部20の被照射面に対する角度を調整可能にする可動固定部130を備えているため、照明器具103の設置後に、光源部20の傾斜角度を変えることで、器具を交換することなく、所望の照射範囲に光が届くようにすることができる。また、可動固定部130を基部15と、光源部20との間の位置に設けているため、排水孔30の幅を2cm以下にした状態で、光源部20の傾斜角度を任意の角度に変えることができ、排水孔30の付近から大きな氷柱が形成されるのを抑制することができる。
図10は、本実施形態の照明器具の第4の変形例の照明器具104を示す図であり、図11は、本実施形態の照明器具の第5の変形例の照明器具105を示す図である。なお、この第4、第5の変形例の照明器具104,105において、上述の照明器具1と同様の構成については図中に同一の符号を付してその説明を省略する。図10、図11に示すように、照明器具104,105は、光源部20の上部空間に突出する鳥害防止用の突出部110を備えている構成であっても良い。突出部110は、図10に示すように光源部20の上面20Aから上方に向かって突出している構成であっても良いし、図11に示すように、基部15から光源部20の上部空間に向かって突出している構成であっても良い。突出部110は、例えば、金属製や樹脂製の細い棒状の部材を、光源部20の上面20A、又は、基部15にねじ止めや接着で固定して設けられている。
このように、本実施形態の照明器具104,105は、光源部20の上部空間に突出する鳥害防止用の突出部110を備えているため、光源部20の左右の側縁20Dに沿って壁を形成するアーム17で光源部20を支持しても、光源部20の上面20Aに鳥が止まることによる鳥害を防止することができる。
なお、上述した種々の実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態において、ヒートパイプ等の熱輸送装置を用いて光源ユニット24の熱を排水孔30の付近に輸送して、排水孔30の近辺を温める構成であってもよい。
また、上述した実施形態において、光源ユニット24が備える発光素子の一例としてCOB型のLED25を例示したが、LED25はCOB型でなくもともよい。また、発光素子は、LED25ではなく有機EL素子などの他の素子でもよい。
上述した実施形態、及び変形例において、本発明に係る照明器具として道路や街路、公園を照明する灯具について例示したが、本発明は、任意の照明器具に適用できる。
1、101、102、103 照明器具
4 断熱材
10 器具本体
11 先端
12 基端
15 基部
15A 上面
17、117、127 アーム
19 壁部(壁)
20 光源部
20A 上面
20B 下面
20C 側面
20D 側縁
21X 前端
21Y 後端
24 光源ユニット
30 排水孔
35 堰止部
60 電源ユニット
120、130 可動固定部

Claims (20)

  1. 光源部を有する器具本体を備えた照明器具において、
    前記器具本体の上面から下面に連通し、前記上面から、前記器具本体の中を通して、前記下面の側に排水する排水孔を備えた
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記器具本体の上面は、少なくとも一部が前記排水孔に向けて下方に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記器具本体には、前記排水孔の付近に発熱元が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 前記器具本体の上面には、両側面に沿って壁が形成され、当該壁は前記発熱元から断熱されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の照明器具。
  5. 前記器具本体は、設置状態においては基端側が固定され、先端から基端に向けて下方に傾斜し、
    前記光源部は、独立したユニットとして構成され、前記器具本体の先端側に上面を外部に露出させて取り付けられ、
    前記排水孔は、前記光源部と、前記基端側の基部との間に設けられ、
    前記光源部と、前記壁との間が断熱されていることを特徴とする請求項4に記載の照明器具。
  6. 前記排水孔は、前記器具本体の上面の幅方向に沿って細長形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の照明器具。
  7. 前記排水孔の開口幅は2cm以下に設定されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の照明器具。
  8. 前記壁は、前記器具本体の先端側から、前記排水孔に向かって互いの距離が近くなるように設けられていることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の照明器具。
  9. 前記基部は、前記排水孔を挟んで前記光源部と対向する部分に、前記光源部の上面から排水される水を堰き止める堰止部を備えていることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の照明器具。
  10. 前記基部の上面は、設置状態において、前記排水孔に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項9に記載の照明器具。
  11. 前記器具本体は、前記光源部の被照射面に対する角度を調整可能にする可動固定部を備えていることを特徴とする請求項5乃至10のいずれかに記載の照明器具。
  12. 支柱に設置される器具本体を有する照明器具であって、
    前記器具本体は
    前記支柱に取り付けられる支柱取付部を有する基部と、
    前記基部から照射面上方に張り出すように延びる一対のアームと、
    前記一対のアームに支持され、下面に照射開口を有する光源部と、を有し、
    前記一対のアームは、前記光源部の左右の側縁に沿って形成されていることを特徴とする照明器具。
  13. 前記光源部の上面は平らであり、一端に向かって下方に傾斜しており、
    前記光源部の上面に沿って流れる水が、前記一端から排水可能に構成されていることを特徴とする請求項12に記載の照明器具。
  14. 前記アームと、前記光源部との間に、前記アーム及び前記光源部よりも熱伝導性の低い材料から成る断熱材を挟装したことを特徴とする請求項12または13に記載の照明器具。
  15. 前記光源部は、前記基部に対向する一端に向かって下方に傾斜しており、前記アームは、前記基部と、前記光源部との間に隙間を設けて前記光源部を支持することを特徴とする請求項12乃至14の何れかに記載の照明器具。
  16. 前記アームは、前記光源部の上面よりも1cm以上上方に突出していることを特徴とする請求項12乃至15の何れかに記載の照明器具。
  17. 前記アームは、前記光源部を角度可変に支持する可動固定部を有することを特徴とする請求項12乃至16の何れかに記載の照明器具。
  18. 前記光源部の上部に鳥害防止用の突出部を設けた事を特徴とする請求項12乃至17の何れかに記載の照明器具。
  19. 前記突出部は、前記光源部の上面から上方に向かって突出していることを特徴とする請求項18に記載の照明器具。
  20. 前記突出部は、前記基部から前記光源部の上部空間に向かって突出していることを特徴とする請求項18に記載の照明器具。
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