JP2017182944A - 燃料電池システムの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システムにおいて、加速度によって貯水部内の水面が傾いた場合にも、効果的に水の排出を行いつつ、燃料ガスが無駄に排出されることを抑制できる技術を提供する。
【解決手段】燃料電池システムにおいて、貯水部内の生成水が規定量となった場合に、排出弁を開き、制御装置が、センサを用いて推定した水面の傾斜角度が傾斜面の傾斜角度より大きい場合に、循環流路内の圧力低下が発生してから、排出弁を閉じ、制御装置が、センサを用いて推定した水面の傾斜角度が傾斜面の傾斜角度以下になった場合に、排出弁を開く、制御方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池システムの制御方法に関する。
燃料電池システムは、一般的に、発電によって生じた水を一定量貯水する貯水部を備えている。例えば、特許文献1に記載された燃料電池システムでは、貯水部内の水が、貯水部内の排水口から排出可能な位置にあるか否かを加速度センサを用いて判定し、その判定結果に基づいて排出弁の開閉を制御している。
特開2008−262735号公報
特許文献1に記載の燃料電池システムは、排水口が完全に水で覆われていない時に水の排出を行おうとすると、水の排出を行うタイミングを逃す場合があり、その場合には、高い加速度が加わった時に、排出されなかった水が、水素ポンプや燃料電池スタックに逆流する可能性がある。一方、排水口が完全に水で覆われていない時に排出弁を開弁すると、水の排出は可能であるが、燃料ガスが無駄に排出されてしまう場合がある。また、高い加速度が加わり排出口へ流れ込まない位置に水が移動すると、水が残った状態にもかかわらずガスが排出されるため、排水完了と誤判断され、排出弁が閉鎖される可能性がある。そうすると、水が貯水部内に残る可能性がある。そのため、燃料電池システムにおいて、加速度によって貯水部内の水面が傾いた場合にも、効果的に水の排出を行いつつ、燃料ガスが無駄に排出されることを抑制できる技術が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、燃料電池システムの制御方法が提供される。この燃料電池システムの制御方法は、燃料電池のアノードオフガスを前記燃料電池に循環させる循環流路と;前記循環流路に接続され、前記循環流路内の前記アノードオフガスから生成水を分離して貯水する貯水部と;前記貯水部の下部に設けられ、前記貯水部に貯水された前記生成水の排水と、前記貯水部内の前記アノードオフガスの排気とを行う排出弁と;前記排出弁の開閉を制御する制御装置と;前記貯水部内の前記生成水の水面の傾斜角度を推定するためのセンサと、を備え;前記貯水部が前記排出弁へ向かって傾斜した傾斜面を内部に有する燃料電池システムの制御方法であって、(a)前記制御装置が、前記貯水部内の前記生成水が規定量となった場合に、前記排出弁を開き、(b)前記工程(a)の後、前記制御装置が、前記センサを用いて推定した前記水面の傾斜角度が前記傾斜面の傾斜角度より大きい場合に、前記循環流路内の圧力低下が発生してから、前記排出弁を閉じ、(c)前記工程(b)の後、前記制御装置が、前記センサを用いて推定した前記水面の傾斜角度が前記傾斜面の傾斜角度以下になった場合に、前記排出弁を開く。この形態の燃料電池システムの制御方法によれば、上記工程(a)、(b)、(c)を行うことにより、加速度によって貯水部内の水面が傾いた場合にも効果的に水の排出を行いつつ、燃料ガスが無駄に排出されることを抑制できる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、燃料電池を搭載した車両、車両に搭載される燃料電池システム、燃料電池システムの制御方法を実行する制御装置などの形態で実現することができる。
燃料電池システムの概略構成を示す概略図である。 貯水部の概形図である。 排水処理を表わすフローチャートである。 加速度が発生したときの貯水部内の様子を示す図である。
A.実施形態:
図1は、本発明の一実施形態における燃料電池システム100の概略構成を示す概略図である。燃料電池システム100は、燃料電池10と、制御装置20と、酸化ガス流路系30と、燃料ガス流路系50と、を備える。本実施形態では、燃料電池システム100は、車両200に搭載され、車両200に備えられたトラクションモータ(図示せず)等の電力源として利用される。
燃料電池10は、反応ガスとして水素(燃料ガス)と空気(酸化ガス)との供給を受けて発電する固体高分子形燃料電池である。燃料電池10は、複数のセル11が積層されたスタック構造を有する。各セル11は、電解質膜(図示せず)の両面に電極を配置した膜電極接合体(図示せず)と、膜電極接合体を挟持する1組のセパレータとを有する。燃料電池10によって発電された電力は、DC/DCコンバータ90を介してバッテリ92に蓄電される。バッテリ92には、種々の負荷93が接続されている。後述するエアコンプレッサ32や循環用ポンプ64、各種弁には、燃料電池10またはバッテリ92から電力が供給され、駆動される。
酸化ガス流路系30は、酸化ガス配管31と、エアコンプレッサ32と、開閉弁33と、カソードオフガス配管41と、レギュレータ42と、を備える。酸化ガス流路系30には、燃料電池10内のカソード側の流路が含まれる。
エアコンプレッサ32は、酸化ガス配管31を介して燃料電池10と接続されている。エアコンプレッサ32は、制御装置20からの制御信号に応じて、外部から取り入れた空気を圧縮し、酸化ガスとして燃料電池10に供給する。
開閉弁33は、エアコンプレッサ32と燃料電池10との間に設けられており、酸化ガス配管31における供給空気の流れに応じて開閉する。具体的には、開閉弁33は、通常、閉じた状態であり、エアコンプレッサ32から所定の圧力を有する空気が酸化ガス配管31に供給されたときに開く。
カソードオフガス配管41は、燃料電池10のカソードから排出されたカソードオフガスを燃料電池システム100の外部へと排出する。レギュレータ42は、制御装置20からの制御信号に応じて、カソードオフガス配管41におけるカソードオフガスの圧力(燃料電池10のカソード側の背圧)を調整する。
燃料ガス流路系50は、燃料ガス配管51と、水素タンク52と、開閉弁53と、レギュレータ54と、インジェクタ55と、排出弁60と、アノードオフガス配管61と、圧力センサ62と、循環配管63と、循環用ポンプ64と、貯水部70と、を備える。燃料ガス流路系50には、燃料電池10内のアノード側の流路が含まれる。以下では、燃料ガス配管51のインジェクタ55よりも下流側と、燃料電池10内のアノード側の流路と、アノードオフガス配管61と、循環配管63と、貯水部70と、で構成される流路のことを、循環流路65ともいう。循環流路65は、燃料電池10のアノードオフガスを燃料電池10に循環させるための流路である。循環流路65には、循環流路65内の圧力を検出するための圧力センサ62が接続されている。
水素タンク52は、燃料ガス配管51を介して燃料電池10のアノードと接続されており、内部に充填されている水素を燃料電池10に供給する。開閉弁53、レギュレータ54、インジェクタ55は、燃料ガス配管51に、この順序で上流側、つまり水素タンク52に近い側、から設けられている。
開閉弁53は、制御装置20からの制御信号に応じて開閉し、水素タンク52からインジェクタ55の上流側への水素の流入を制御する。燃料電池システム100の停止時には開閉弁53は閉じられる。レギュレータ54は、制御装置20からの制御信号に応じて、インジェクタ55の上流側における水素の圧力を調整する。インジェクタ55は、制御装置20によって設定された駆動周期や開弁時間に応じて、弁体が電磁的に駆動する電磁駆動式の開閉弁である。制御装置20は、インジェクタ55の駆動周期や開弁時間を制御することによって、燃料電池10に供給される水素の量を制御する。
アノードオフガス配管61は、燃料電池10のアノードの出口と貯水部70とを接続する配管である。アノードオフガス配管61は、発電反応に用いられることのなかった燃料ガスや窒素ガスなどを含むアノードオフガスを貯水部70へと誘導する。
貯水部70は、循環流路65のアノードオフガス配管61と循環配管63との間に接続されている。貯水部70は、循環流路65内のアノードオフガスから生成水を分離して貯水する。貯水部70のことを「気液分離器」ともいう。
循環配管63は、燃料ガス配管51のインジェクタ55より下流に接続されている。循環配管63には、制御装置20からの制御信号に応じて駆動される循環用ポンプ64が設けられている。この循環用ポンプ64によって、貯水部70によって生成水が分離されたアノードオフガスが、燃料ガス配管51へと送り出される。このように、この燃料電池システム100では、水素を含むアノードオフガスを循環させて、再び燃料電池10に供給することにより、水素の利用効率を向上させている。
排出弁60は、貯水部70の下部に設けられている。排出弁60は、貯水部70に貯水された生成水の排水と、貯水部70内のアノードオフガスの排気と、を行う。燃料電池システム100の運転中は、通常、排出弁60は閉じられており、制御装置20からの制御信号に応じて開閉する。本実施形態では、排出弁60は、カソードオフガス配管41に接続されており、排出弁60によって排出された生成水およびアノードオフガスは、カソードオフガス配管41を通じて外部へ排出される。
制御装置20は、CPUとメモリと、上述した各部品が接続されるインタフェース回路とを備えたコンピュータとして構成されている。CPUは、メモリに記憶された制御プログラムを実行することにより、後述する排水処理を実現するほか、燃料電池システム100の運転制御を行う。制御装置20には、加速度センサ80が接続されている。加速度センサ80は、重力加速度の向きを検出するセンサである。制御装置20は加速度センサ80を用いて、貯水部70内の生成水の水面の傾斜角度を推定する。
図2は、貯水部70の概形図である。貯水部70は、導入口71と、排出口72と、排出部73と、傾斜面74と、を有する。貯水部70内には、導入口71に接続されたアノードオフガス配管61から、アノードオフガスが導入される。そして、循環配管63に接続された排出口72から、生成水75を分離した後のアノードオフガスが排出される。排出部73は、貯水部70の下部に設けられており、排出弁60が接続されている。貯水部70の内部には、排出部73に向かって傾斜する傾斜面74が設けられている。この傾斜面74により、貯水部70は、生成水75とアノードオフガスとをスムーズに排出することができる。傾斜面74の水平方向からの傾斜角度を、以下では、貯水部傾斜角度D1という。
図3は、本実施形態における、燃料電池システムの制御方法の一部である排水処理を表わすフローチャートである。この処理はシステムの動作中、制御装置20により繰り返し実行される処理である。この排水処理が開始されると、まず、制御装置20は、燃料電池10によって発電された電流値に基づき、貯水部70内に溜まった生成水75の貯水量を推定し、その貯水量が規定量以上になったか否かを判断する(ステップS300)。制御装置20は、燃料電池10の電流値と生成される水量との関係が定義されたマップや関数に基づき、生成水の貯水量を推定することができる。貯水量が規定値以上であれば(ステップS300:YES)、制御装置20は排出弁60を開放する(ステップS310)。一方、貯水量が規定値より少なければ(ステップS300:NO)、規定値に到達するまで待機を行う。
図4は、車両200に加速度が発生したときの貯水部70内の様子を示す図である。制御装置20は、加速度センサ80を用いて、発生した加速度に応じた生成水75の水面の液面傾斜角度D2を推定し(ステップS320)、貯水部傾斜角度D1と、推定した液面傾斜角度D2とを比較する(ステップS330)。加速度に基づいて液面傾斜角度D2を算出する方法は、例えば特開2008−262735号公報に開示されているように公知である。
液面傾斜角度D2が貯水部傾斜角度D1以下の場合(ステップS330:NO)、貯水部70内の水面は、図4に示す水面w1のようになるため、排出部73が生成水75に覆われていることになる。従って、制御装置20は、排出弁60を開放して排水を行う(ステップS380)。続いて、制御装置20は、貯水部70内からガスが排出されることによって生じる循環流路65内の圧力低下量を、圧力センサ62を用いて算出し(ステップS390)、圧力が低下したことが算出されれば、排水が完了したと判断して、排出弁60を閉鎖する(ステップS400)。ステップS400において、制御装置20は、次回のステップS300で推定する貯水量の値をリセットする。
一方、上記ステップS330において、液面傾斜角度D2が貯水部傾斜角度D1よりも大きい場合(ステップS330:YES)、生成水75の量によっては、貯水部70内の水面は、図4に示す水面w2のようになるため、排出部73が生成水に覆われていない可能性がある。そこで、まず、制御装置20は、ガスが排出されることによって生じる循環流路65内の圧力低下量を圧力センサ62を用いて算出する(ステップS340)。
圧力が低下したことが算出されなかった場合(ステップS340:NO)には、排出部73は生成水75で覆われていることになるので、制御装置20は、排出弁60を開放したまま、排水を続行し、圧力低下が発生するまで待機する。一方、圧力が低下したことが算出されれば、(ステップS340:YES)、制御装置20は、アノードオフガスが排出されていると判断し、排出弁60を一時閉鎖する(ステップS350)。続いて、制御装置20は、加速度センサ80を用いて再度、液面傾斜角度D2を推定し(ステップS360)、貯水部傾斜角度D1と、推定した液面傾斜角度D2とを比較する(ステップS370)。
推定した液面傾斜角度D2が貯水部傾斜角度D1より大きい場合(ステップS370:NO)、処理をステップS360に戻して、液面傾斜角度D2が貯水部傾斜角度D1以下になるまで、上述したステップS360、S370の処理を繰り返す。つまり、排出部73が生成水75で覆われる状態になるまで待機を行う。
一方、上記ステップS370において、推定した液面傾斜角度D2が貯水部傾斜角度D1以下の場合(ステップS370:YES)、排出部73が生成水75で覆われた状態になるので、制御装置20は、排出弁60を開放し、排水を行う(ステップS380)。続いて、制御装置20は、貯水部70内からガスが排出されることによって生じる循環流路65内の圧力低下量を、圧力センサ62を用いて算出する(ステップS390)。圧力が低下したことが算出されなかった場合(ステップS390:NO)、制御装置20は、排出弁60を開放したまま、圧力低下が発生するまで待機する。一方、圧力が低下したことが算出された場合(ステップS390:YES)、制御装置20は、排水が完了したと判断して排出弁60を閉鎖する(ステップS400)。前述の通り、このステップS400では、次回のステップS300で推定する貯水量の値をリセットする。
以上で説明した本実施形態の燃料電池システム100の制御方法によれば、貯水部70の貯水量が規定量に達すれば、排出部73が完全に生成水75で覆われているか否かにかかわらず、上記ステップS310において、制御装置20が排出弁60を開弁する。そのため、水の排出を行うタイミングを逃すことがない。そして、その後、生成水75の水面の液面傾斜角度D2が貯水部の貯水部傾斜角度D1よりも大きく、循環流路65内の圧力低下が発生した場合には、上記ステップS350において、制御装置20が排出弁60を閉鎖することで、水素ガスの無駄な排出を抑制できる。さらにその後、上記ステップS370において、生成水75の液面傾斜角度D2を貯水部傾斜角度D1と比較することにより、排出部73が生成水によって覆われているか否かを判定できる。そのため、液面傾斜角度D2が貯水部傾斜角度D1以下の場合に、上記ステップS380において、制御装置20が排出弁60を開くことで残った生成水75を排出することができる。従って、本実施形態の燃料電池システム100の制御方法によれば、加速度によって貯水部70内の水面が傾いた場合にも、効果的に水の排出を行いつつ、燃料ガスが無駄に排出されることを抑制できる。
B.変形例:
<第1変形例>
上記実施形態において、液面傾斜角度D2の推定に加速度センサ80を用いたが、貯水部70内にジャイロセンサを備えた浮遊物を設けることで、液面傾斜角度D2を推定してもよい。
<第2変形例>
上記実施形態では、貯水部70から排水を行うための排水処理について詳述したが、制御装置20は、循環流路65から窒素等の不純物を排気するための処理を別途実行し、その排気処理において、上述した排水処理とは異なるタイミングで排出弁60を開閉してもよい。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述した課題を解決するために、あるいは上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することが可能である。
10…燃料電池
11…セル
20…制御装置
30…酸化ガス流路系
31…酸化ガス配管
32…エアコンプレッサ
33…開閉弁
41…カソードオフガス配管
42…レギュレータ
50…燃料ガス流路系
51…燃料ガス配管
52…水素タンク
53…開閉弁
54…レギュレータ
55…インジェクタ
60…排出弁
61…アノードオフガス配管
62…圧力センサ
63…循環配管
64…循環用ポンプ
65…循環流路
70…貯水部
71…導入口
72…排出口
73…排出部
74…傾斜面
75…生成水
80…加速度センサ
90…DC/DCコンバータ
92…バッテリ
93…負荷
100…燃料電池システム
200…車両
D1…貯水部傾斜角度
D2…液面傾斜角度
w1、w2…水面

Claims (1)

  1. 燃料電池のアノードオフガスを前記燃料電池に循環させる循環流路と、
    前記循環流路に接続され、前記循環流路内の前記アノードオフガスから生成水を分離して貯水する貯水部と、
    前記貯水部の下部に設けられ、前記貯水部に貯水された前記生成水の排水と、前記貯水部内の前記アノードオフガスの排気とを行う排出弁と、
    前記排出弁の開閉を制御する制御装置と、
    前記貯水部内の前記生成水の水面の傾斜角度を推定するためのセンサと、を備え、
    前記貯水部が前記排出弁へ向かって傾斜した傾斜面を内部に有する燃料電池システムの制御方法であって、
    (a)前記制御装置が、前記貯水部内の前記生成水が規定量となった場合に、前記排出弁を開く工程と、
    (b)前記工程(a)の後、前記制御装置が、前記センサを用いて推定した前記水面の傾斜角度が前記傾斜面の傾斜角度より大きい場合に、前記循環流路内の圧力低下が発生してから、前記排出弁を閉じる工程と、
    (c)前記工程(b)の後、前記制御装置が、前記センサを用いて推定した前記水面の傾斜角度が前記傾斜面の傾斜角度以下になった場合に、前記排出弁を開く工程と、を備える、制御方法。
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