JP2017181385A - ナット保持具およびそれを備えたガスメータ取付セット - Google Patents
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Abstract
Description
A.第1実施形態:
A−1.ガスメータ取付ユニットの構成:
図1および図2は、本発明の第1実施形態としてのナット保持具を備えるガスメータ取付セット1を示す斜視図である。ガスメータ取付セット1は、ガスメータ取付ユニット100と、ナット保持具140と、を備える。ガスメータ取付ユニット100は、ガスメータ(図示せず)を鉛直方向(以下、「上下方向」とも呼ぶ)Yの下側に吊るして支持するとともにガス栓が一体に組み込まれたものである(ガスメータを上に載せるものもある)。
ナット保持具140は、保持具本体10と、止めねじ32(図1〜図3)とを備える。
図1および図2は出荷時のガスメータ取付セットを示すものである。図示するように、出荷時には、一対の袋ナット122、132を持ち上げて入口側ユニオン継手120と出口側ユニオン継手130とを開状態とした上で、第1の貫通孔22aに止めねじ32が取り付けられている。止めねじ32は、第1の貫通孔22aを貫通し、連結プレート102のねじ孔102a(図4)に取り付けられている。この状態では、止めねじ32によって保持具本体10はガスメータ取付ユニット100に固定され、各ユニオン継手120、130はナット保持具140によって開状態に保持される。
(2)次いで、第2の手を使って、止めねじ32を第1の貫通孔22aから外して、ナット保持具140をガスメータ取付ユニット100から取り外す。これによって、保持具本体10の第1および第2の係止部18、19は各袋ナット122、132の下縁端から外れ、各袋ナット122、132は下側、すなわち、ガスメータの入り側の接続部側および出側の接続部側に移動する。
(4)次いで、第1の手および第2の手を使ってナット保持具140をガスメータ取付ユニット100に取り付ける。具体的には、保持具本体10の第2の貫通孔22b(図6)に止めねじ32を挿入して、止めねじ32をねじ孔102a(図7)にねじ止めすることによって、保持具本体10の取り付けを行う。
本実施形態のナット保持具140によれば、固定板20と止めねじ32によって、保持具本体10をガスメータ取付ユニット100に固定することにより、入口側ユニオン継手120と出口側ユニオン継手130とを開状態、すなわち、各係止部18によって各袋ナット122、132が係止されることによって入管103と出管105との各端部103a、105aが各袋ナット122、132から露出した開状態に維持することができる。このため、一度の操作によって2個の袋ナット122、132を開状態とすることができ、作業効率を向上できる。特に、入管103の端部103aと出管105の端部105aとの双方にガスケットを装着する必要がある場合に、ガスケットの装着状況および位置を目視で確認しながらガスメータを正しい位置に支持することができるので、作業効率をより向上できる。
図9は、本発明の第2実施形態としてのナット保持具に備えられる保持具本体の斜視図である。図10および図11は、本発明の第2実施形態としてのガスメータ取付セット200を示す斜視図である。第2実施例におけるガスメータ取付セット200は、第1実施例におけるガスメータ取付セット1と比べて、ナット保持具205の保持具本体210の形状が相違するだけで、その他の構成は、第1実施例におけるガスメータ取付セット1の構成と同一である。すなわち、ガスメータ取付セット200に備えられるガスメータ取付ユニット201は、第1実施形態のガスメータ取付ユニット100と同一であり、ナット保持具205に備えられる止めねじ32は第1実施形態と同一であり、ナット保持具205の構成だけが第1実施形態と相違する。第1実施形態と同一の構成要素については、図10、図11において、図3と同一の符合を付し、その説明を省略する。
図12は、本発明の第3実施形態としてのナット保持具に備えられる保持具本体の上側パーツの斜視図である。図13は、本発明の第3実施形態としてのナット保持具に備えられる保持具本体の下側パーツの斜視図である。図14および図15は、本発明の第3実施形態としてのガスメータ取付セット300を示す斜視図である。第3実施例におけるガスメータ取付セット300は、第1実施例におけるガスメータ取付セット1と比べて、ナット保持具305の保持具本体310が相違するだけで、その他の構成は、第1実施例におけるガスメータ取付セット1の構成と同一である。すなわち、ガスメータ取付セット300に備えられるガスメータ取付ユニット301は、第1実施形態のガスメータ取付ユニット100と同一であり、ナット保持具305に備えられる止めねじ32は第1実施形態と同一であり、ナット保持具305の構成だけが第1実施形態と相違する。第1実施形態と同一の構成要素については、図14、図15において、図3と同一の符合を付し、その説明を省略する。
・変形例1:
第1〜第3実施形態やそれらの変形例では、保持具本体10、210、310は金属製であったが、これに替えて樹脂製としてもよい。第1〜第3実施形態のように金属製であった場合には、金属板の表面に発錆防止のための塗装を施してもよい。
第1〜第3実施形態やそれらの変形例では、固定板20を固定するための留具として止めねじ32を用いていた。これに替えて、割りピンや差し込み棒等の他の形状の部品を用いてもよい。また、出荷時には、割りピンを仮止め用として用い、施工後においては、止めねじを用いてしっかりと固定するようにしてもよい。
10…保持具本体
12…正面部
14…左側面部
16…右側面部
17…上面部
17a…湾曲部
18…第1の係止部
19…第2の係止部
20…固定板
22a…第1の貫通孔
22b…第2の貫通孔
100…ガスメータ取付ユニット
101…支持プレート
102…連結プレート
102a…ねじ孔
103…入管
103a…端部
105…出管
105a…端部
107…入口用ガス配管
109…出口用ガス配管
111…絶縁自在継手
115…ハンドル
120…入口側ユニオン継手
122…袋ナット
122a…貫通孔
122b…雌ねじ
122c…厚肉壁
122d…フランジ
124…スナップリング
130…出口側ユニオン継手
132…袋ナット
132a…第1の貫通孔
132b…第2の貫通孔
134…スナップリング
140…ナット保持具
200…ガスメータ取付セット
201…ガスメータ取付ユニット
205…ナット保持具
210…保持具本体
212…連結部
214、215…係止部
217、218…湾曲部
220…固定板
222a…第1の貫通孔
222b…第2の貫通孔
300…ガスメータ取付セット
301…ガスメータ取付ユニット
305…ナット保持具
310…保持具本体
310a…上側パーツ
310b…下側パーツ
314…上面部
314a、314b…切欠部
320…固定板
322…長孔
330…凹部
342…側面部
344…底面部
350…凸部
Claims (8)
- 端部が下向きとなるように配置された入口用管部と、
前記入口用管部の前記端部側の外周に配設される第1の袋ナットと、前記端部が前記第1の袋ナットで覆い隠される閉状態で前記第1の袋ナットを係止しうる第1の出っ張り部と、を備える入口側ユニオン継手と、
端部が下向きとなるように配置された出口用管部と、
前記出口用管部の前記端部側の外周に配設される第2の袋ナットと、前記出口用管部の前記端部が前記第2の袋ナットで覆い隠される閉状態で前記第2の袋ナットを係止しうる第2の出っ張り部と、を備える出口側ユニオン継手と、
を備えるガスメータ取付ユニットに対して使用されるナット保持具であって、
前記第1の袋ナットおよび前記第2の袋ナットのそれぞれを係止しうる一対の係止部と、
前記一対の係止部のそれぞれを連結する連結部と、
前記各係止部によって前記各袋ナットが係止されることによって前記入口用管部の前記端部と前記出口用管部の前記端部とが前記各袋ナットから露出した開状態で、当該ナット保持具を前記ガスメータ取付ユニットに着脱可能に固定する固定部と、
を備えるナット保持具。 - 請求項1に記載のナット保持具であって、
前記固定部は、
前記連結部から上向きに延びる板状部材と、
前記板状部材に配置される第1の貫通孔と、
前記第1の貫通孔を貫通して、前記板状部材を前記ガスメータ取付ユニットの被固定部にねじ止めする止めねじと、
を備える、ナット保持具。 - 請求項2に記載のナット保持具であって、
前記板状部材は、前記第1の貫通孔より上側に配置される第2の貫通孔を備え、前記止めねじが前記第2の貫通孔を貫通して前記被固定部へのねじ止めがなされたときに、前記入口側ユニオン継手および前記出口側ユニオン継手は前記閉状態となる、
ナット保持具。 - 請求項2に記載のナット保持具であって、
前記第1の貫通孔は、上下方向に長尺の長孔である、
ナット保持具。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のナット保持具であって、
前記連結部は、前記各袋ナットの側面の少なくとも一部を覆う薄板形状の部材であり、
前記各係止部は、前記各袋ナットの下縁端に沿って配置される、薄板形状の部材である、
ナット保持具。 - 請求項5に記載のナット保持具であって、
前記連結部と前記一対の係止部とは、金属板の一体成形物であり、
前記各係止部は、前記金属板を前記袋ナットの側に折り曲げた鍔状の部分によって構成される、
ナット保持具。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のナット保持具であって、
前記連結部は、前記各袋ナットが前記ガスメータの接続部へ締め付けられた状態であるときに、前記各袋ナットの前面、左側面、および右側面をそれぞれ覆う、
ナット保持具。 - ガスメータ取付ユニットとナット保持具とを備えるガスメータ取付セットであって、
前記ガスメータ取付ユニットは、
ガスメータ取付ユニット端部が下向きとなるように配置された入口用管部と、
前記入口用管部の前記端部側の外周に配設される第1の袋ナットと、前記端部が前記第1の袋ナットで覆い隠される閉状態で前記第1の袋ナットを係止しうる第1の出っ張り部と、を備える入口側ユニオン継手と、
端部が下向きとなるように配置された出口用管部と、
前記出口用管部の前記端部側の外周に配設される第2の袋ナットと、前記出口用管部の前記端部が前記第2の袋ナットで覆い隠される閉状態で前記第2の袋ナットを係止しうる第2の出っ張り部と、を備える出口側ユニオン継手と、
前記入口側ユニオン継手および前記出口側ユニオン継手に取り付けられるナット保持具と、
を備え、
前記ナット保持具は、
前記第1の袋ナットおよび前記第2の袋ナットのそれぞれを係止しうる一対の係止部と、
前記一対の係止部のそれぞれを連結する連結部と、
前記各係止部によって前記各袋ナットが係止されることによって前記入口用管部の前記端部と前記出口用管部の前記端部とが前記各袋ナットから露出した開状態で、当該ナット保持具を前記ガスメータ取付ユニットに着脱可能に固定する固定部と、
を備える、ガスメータ取付セット。
Priority Applications (1)
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JP2016071451A JP6736328B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | ナット保持具およびそれを備えたガスメータ取付セット |
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- 2016-03-31 JP JP2016071451A patent/JP6736328B2/ja active Active
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