JP2017110782A - 蛇口接続継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な形状の蛇口に対して、容易にかつ確実に取り付けることのできる蛇口接続継手を提供する。
【解決手段】水道蛇口2と他の装置とを接続する蛇口接続継手1であって、弾性材料からなり、上記水道蛇口2の外周を包囲して水漏れを防ぐシール部材11と、上記水道蛇口2の外周に複数箇所14,15で接触して着脱可能に固定される蛇口締め付け部材と、上記シール部材11および上記蛇口締め付け部材を保持するとともに、上記他の装置に接続可能な接続端部を形成した継手本体3とを有し、上記蛇口締め付け部材が上記シール部材11に対して偏心できるように、上記蛇口締め付け部材において上記水道蛇口2に接触する全ての箇所14,15が一体的に少なくとも一直線方向に遊動可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、水道蛇口に取り付けられ、この水道蛇口にホース、パイプ、散水器具、または水を使用するその他の装置を接続する蛇口接続継手に関する。
図5に示すように、従来の蛇口接続継手20は、特許文献1のように水道蛇口21(以下、単に蛇口ともいう)の外周3方向からネジ22で締め付けて固定することで、蛇口21に取り付けられるものであった。
また、蛇口21の先端付近では、蛇口21の外周を包囲するシール部材24によって水漏れを防止していた。
しかし、特許文献1のような蛇口接続継手20を蛇口21に取り付ける際には、蛇口21の先端部分をシール部材24に差し込んだ後に3本のネジ22で締め付ける。この際には、蛇口21とシール部材24との間に隙間が生じて水漏れが起こるのを防止するために、目視でネジ22の締め付け量を確認しながら均等に締め付けていく必要があり、手間がかかっていた。
また、3本のネジ22,22,22は放射状に配置されているため、このうち数本のネジ22が蛇口21の配管や壁の近くに突出することが多く、工具を隙間に差し込んでネジ22を締め付ける作業が難しかった。
特許文献2には、放射状に配置された3本のネジにそれぞれ取り付けたピニオンと、継手本体の外周を取り囲むとともにこれらのピニオンに噛み合う環状クラウン歯車とを用いて3本のネジを連結し、1本のネジの回動操作に残りの2本も連動させて、蛇口に固定することができる蛇口接続継手が記載されている。
しかし、この蛇口接続継手では、3本のネジ、3つのピニオン、一対の環状クラウン歯車が必要となるため、部品点数が多く、また、形状の精度や強度も必要になるため、製造コストが大きくなってしまっていた。
また、特許文献1,2の蛇口接続継手では、図5(b)に示すようにネジ22を取り付けた高さの継手本体23の中心と、シール部材24の中心とは上下方向の一直線上に並んでいる。
これに対し、水道蛇口21には、先端部分から近い位置で垂直に湾曲しているものが少なくない。
そのため、特許文献1,2の蛇口接続継手20では、蛇口21の湾曲している部分をネジ22で固定し、ネジ22の高さで蛇口21の中心と継手本体23の中心とを一致させると、シール部材24の高さでは蛇口21の中心とシール部材24(継手本体23)の中心とにずれが生じ、蛇口21とシール部材24との間に隙間が生じて水漏れが起こる可能性があった。
また、シール部材24の一部に蛇口21からの負荷が偏るため、シール部材24や継手本体23が破損するおそれがあった。
この場合、継手本体23の吐水口の向きが蛇口21に対して傾いてしまうため、他の装置を取り付けずに水を出す場合、吐水方向が変わってしまっていた。
特許文献1の蛇口接続継手20で、シール部材24の中心と蛇口21の中心とを合わせ、かつネジ22によって蛇口21を強固に固定するためには、ネジ22の位置で継手本体23の中心と蛇口21の中心とをずらし、3本のネジ22,22,22の締め込み量を各別に変更して調整するなど、面倒な作業が必要になっていた。
特開昭56−105191号公報 実開昭53−19818号公報
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、様々な形状の蛇口に対して、容易にかつ確実に取り付けることのできる蛇口接続継手を提供することを課題とする。
本発明において、上記課題が解決される手段は以下の通りである。
第1の発明は、水道蛇口と他の装置とを接続する蛇口接続継手であって、弾性材料からなり、上記水道蛇口の外周を包囲して水漏れを防ぐシール部材と、上記水道蛇口の外周に複数箇所で接触して着脱可能に固定される蛇口締め付け部材と、上記シール部材および上記蛇口締め付け部材を保持するとともに、上記他の装置に接続可能な接続端部を形成した継手本体とを有し、上記蛇口締め付け部材が上記シール部材に対して偏心できるように、上記蛇口締め付け部材において上記水道蛇口に接触する全ての箇所が一体的に少なくとも一直線方向に遊動可能であることを特徴とする。
本発明において「偏心」とは、蛇口締め付け部材とシール部材との内接円の中心、すなわち蛇口接触部材やシール部材が接触している箇所の蛇口の中心が、互いに同一軸線上にある場合(蛇口が直線管である場合)に比べてずれることをいう。
第2の発明は、上記蛇口締め付け部材が、上記水道蛇口の外周の一部に当接する1つ以上の受け部材と、上記受け部材に接近離間可能な1つの可動部材とからなり、上記水道蛇口を一対の上記受け部材と上記可動部材とで挟み込むことによって上記蛇口締め付け部材が上記水道蛇口の外周に着脱可能に固定されることを特徴とする。
第3の発明は、上記蛇口締め付け部材において上記水道蛇口に接触する全ての箇所が一体的に、所定平面内の任意の方向に遊動可能であることを特徴とする。
第1の発明によれば、上記蛇口締め付け部材が上記シール部材に対して偏心できるように、上記蛇口締め付け部材において上記水道蛇口に接触する全ての箇所が一体的に少なくとも一直線方向に遊動可能であることにより、湾曲している蛇口に対しても、蛇口締め付け部材の中心と蛇口の中心とを一致させるとともに、シール部材の中心と蛇口の中心とを一致させることができ、蛇口接続継手を容易かつ確実に固定し、水漏れを防止することができる。
第2の発明は、上記蛇口締め付け部材が、上記水道蛇口の外周の一部に当接する1つ以上の受け部材と、上記受け部材に接近離間可能な1つの可動部材とからなり、上記水道蛇口を一対の上記受け部材と上記可動部材とで挟み込むことによって上記蛇口締め付け部材が上記水道蛇口の外周に着脱可能に固定されることにより、1つの可動部材を操作するだけで容易に蛇口に取り付けることができる。また、部品点数が少ないため、製造コストを低減させることができる。
第3の発明は、上記蛇口締め付け部材において上記水道蛇口に接触する全ての箇所が一体的に、所定平面内の任意の方向に遊動可能であることにより、様々な形状の蛇口に容易に取り付けることができる。
本発明の第一実施形態に係る蛇口接続継手を示す図であり、(a)は上方斜視図、(b)は横断面図である。 同蛇口接続継手を湾曲した蛇口に接続した状態を示す図であり、(a)は上方斜視図、(b)は横断面図、(c)は平面説明図である。 同蛇口接続継手の蛇口締め付け部材を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る蛇口接続継手を示す図であり、(a)は上方斜視図、(b)は平面説明図、(c)は同蛇口接続継手のC字フレームの斜視図である。 従来の蛇口接続継手に湾曲した蛇口を接続した状態を示す図であり、(a)は平面説明図、(b)はA−A線断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る蛇口接続継手について説明する。
図1に示すように、蛇口接続継手1は、水道蛇口2に取り付けられて、この水道蛇口2にホース、パイプ、散水器具、または水を使用するその他の装置(図示せず)を接続する器具である。
図1に示すように、蛇口接続継手1の継手本体3は、上から順に、蓋部材4とナット部材5とニップル6とを組み合わせてなる。
蓋部材4は、円板状の天板と、この天板から下垂される円筒部分とからなる有蓋円筒状に形成されている。
天板の中心には、蛇口2を出し入れするための開口が形成されている。
円筒部分の所定箇所は、後述する蛇口締め付け部材12のビス15を貫通させるために切り欠かれている。
また、円筒部分の周上3箇所には、止めネジ7を収容するための窪み8が設けられている。この窪み8の底部には、ネジ孔が穿設されている。
蓋部材4の材料には、樹脂や金属を使用することができる。その中でも、コストが低廉な樹脂を用いるのが好ましく、樹脂の中でも溶着に適したABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン)樹脂が特に好ましい。
ナット部材5は、円板状の天板と、この天板から下垂される円筒部分とからなる有蓋円筒状に形成されている。
天板の中心には、蛇口2を出し入れするための開口が形成されている。天板の周上3箇所には、止めネジ7を螺合するための雌ネジが凹設されている。
円筒部分の下部内周には、ニップル6を取り付けるための雌ネジ9が形成されている。
ナット部材5の材料には、樹脂や金属を使用することができる。その中でも、コストが低廉な樹脂を用いるのが好ましく、樹脂の中でも溶着に適したABS樹脂が特に好ましい。
ニップル6は、大径の円筒の下に小径の円筒を結合した形状をしており、大径部分の外周にはナット部材を取り付けるための雄ネジ10が形成されている。
先端の小径部分は、ホース等に取り付けられたソケット(図示せず)に差し込んで着脱可能に取り付けることができる。
蓋部材4とナット部材5とは、止めネジ7によって位置決めされるとともに、溶着によって固定される。
蓋部材4とナット部材5との他の固定手段としては、ネジ結合による分解可能な固定、接着剤等による接着、嵌めこみ等のあらゆる固定手段を用いることができる。その中でも部品点数を少なくしてコストを低減するため接着または溶着がより好ましく、その中でも乾燥時間を短縮できる溶着が特に好ましい。
ナット部材5とニップル6とは、雌ネジ9と雄ネジ10とを螺合することにより分解可能に固定される。
ナット部材5とニップル6との他の固定手段としては、接着、溶着、止めネジ、嵌めこみ等のあらゆる固定手段を用いることができる。その中でも部品点数を少なくしてコストを低減するため接着または溶着がより好ましく、その中でも乾燥時間を短縮できる溶着が特に好ましい。
図1(b)に示すように、シール部材11は、弾性材料から形成される略円形の部材であり、蛇口2を内接させるために円形の開口を中心に形成している。この開口の径は、蛇口2からの水漏れを防止できるように、蛇口の外径と同等かやや小さく設定されている。
シール部材11の材料には、NBR(ニトリルゴム)、EPDM(エチレン、プロピレン、ジエンゴム)、シリコン、フッ素等を使用することができる。この中でも、耐塩素性に優れるEPDMが好ましく、EPDMの中でも水密性に優れる硬度60°のものが特に好ましい。
シール部材11は、外周縁をナット部材5とニップル6との間に挟み込まれることにより、継手本体3に固定される。
蛇口接続継手1は、図1(b)に示すように、継手本体3を蛇口2に固定するための蛇口締め付け部材12を有している。
図3に示すように、蛇口締め付け部材12は、リング13と、ツメ部材14と、ビス15とを組み立ててなる。
リング13は、環状の部品であって、周上の対向する位置に、ツメ部材14を取り付けるための孔と、ビス15を取り付けるために雌ネジを形成した孔とをそれぞれ穿設している。
リング13の内径は、蛇口の外径よりも相当程度大きく設定されている。
リング13の材料には、金属や樹脂を用いることができる。その中でも剛性に優れる金属を用いるのが好ましく、金属の中でも耐腐食性に優れるステンレスが特に好ましい。
ツメ部材14は、リング13から内側に突出するように固定される。ツメ部材14の先端は、蛇口2を強く挟持できるように、断面三角形状に形成されている。
ツメ部材14の材料には、金属や樹脂を用いることができる。その中でも剛性に優れる金属を用いるのが好ましく、金属の中でも耐腐食性に優れるステンレスが特に好ましい。
なお、ツメ部材14は一体成形などにより最初からリング13と一体に形成してもよい。
ビス15は、棒状の部材であって、リング13に取り付けられる端部には雄ネジ16が形成されている。他方、蓋部材4を貫通して継手本体3の外側に突出する端部には、操作用のハンドル17が取り付けられている。
これにより、ビス15はネジ結合によってリング13に取り付けられ、リング13の中心およびツメ部材14に向かって所定範囲で接近離間可能に保持される。
ビス15の材料には、金属や樹脂を用いることができる。その中でも剛性に優れる金属を用いるのが好ましく、金属の中でも耐腐食性に優れるステンレスが特に好ましい。
図2(c)に示すように、蛇口接続継手1の組み立て後には、蓋部材4とナット部材5との間(蓋部材4の円筒部分の内部)に空間Sが形成され、蛇口締め付け部材12はこの空間S内に配置される。
この空間は略円形で、リング13の外径よりも大きい径を有するため、蛇口締め付け部材12はこの空間Sにおいて水平面(上下方向に直交する平面)内の任意の方向に揺動可能である。したがって、シール部材11の中心に対して、蛇口締め付け部材12の中心を真上に位置させて一致させることもでき(図1(b))、また、偏心させることもできる(図2(b))。
蛇口の湾曲はR(曲率半径)100mm程度(蛇口の直径はφ16mm程度)であることが多い。
このRに対応するため、蛇口締め付け部材12の遊動可能範囲を0.5mm以上とするのが好ましい。さらに、R100mmの蛇口が曲げ加工時につぶれたり、メッキ加工前の研磨工程で削れたりした場合にも対応できるように、蛇口締め付け部材12の遊動可能範囲を1.5mm以上とするのがより好ましい。
蛇口締め付け部材12の遊動可能範囲を大きくすると、蛇口接続継手1を蛇口2に取り付ける時に蛇口2がガタつくおそれがあるが、シール部材11の厚みを厚くすることで、蛇口2のガタつきを防止することができる。
この蛇口接続継手1に蛇口2を取り付けるには、まずハンドル17を回転させ、ビス15の締め込み量を充分に浅くしてから、蛇口2を継手本体3に差し込む。
シール部材11の弾性変形によって蛇口2の外周が包囲されたら、ハンドル17を回転させてビス15を締め込むことにより、蛇口2をビス15とツメ部材14とで挟み込んで固定する。
蛇口2から蛇口接続継手1を取り外す際には、ハンドル17を操作してビス15の締め込みを緩め、継手本体3を蛇口2から引き抜けばよい。
この蛇口接続継手1では、蛇口締め付け部材12がシール部材11に対して偏心できるように、少なくとも一直線方向に遊動可能であることにより、図1のように直線的な形状の蛇口2だけでなく、図2のように湾曲している蛇口2に対しても容易かつ確実に取り付けることができる。
このとき、図2(b)に示すように、蛇口締め付け部材12の中心とその高さでの蛇口2の中心とが一致するため、蛇口接続継手1を蛇口2に強固に固定することができる。
また、シール部材11の中心とその高さでの蛇口2の中心とが一致するため、シール部材11が蛇口2の外周を隙間なく包囲して水漏れを防止することができるとともに、負荷の偏りによってシール部材11が破損することがない。
さらに、このとき、継手本体3(ニップル6)の吐水方向が蛇口2の向きから変わってしまうことがない。
また、蛇口締め付け部材12がシール部材11に対して少なくとも一直線方向に遊動可能であることにより、蛇口2と2箇所のみで当接する簡素な蛇口締め付け部材12であっても、ビス15を締め付ける間にリング13が自動的に最適な位置まで遊動するため、蛇口2に強固に固定することができる。
さらに、1つのビス15で蛇口2を締め付ける簡素な蛇口締め付け部材12としたことにより、1つのビス15を操作するだけで容易に蛇口に取り付けることができる。また、簡素な部品形状であるとともに部品点数が少ないため、製造コストを低減させることができる。
さらに、図2(c)に示すように、蛇口締め付け部材12が水平面内の任意の方向に揺動可能であることにより、一直線方向にのみ揺動可能である場合に比べて、蛇口2に取り付ける際に蛇口2の湾曲の方向と蛇口締め付け部材12の揺動の方向とを合わせるなどの手間をかける必要がなく、様々な形状の蛇口2に容易に取り付けることができる。
第一実施形態ではツメ部材14の個数は1つであったが、ツメ部材14を2つ以上設けてもよい。
この場合には、ツメ部材14の配置は特に限定されないが、蛇口2をバランスよく保持するため、放射状すなわちリング13の周上等間隔に配置するのが好ましい。
<第二実施形態>
第一実施形態の蛇口締め付け部材12にはリング13を設けたが、この部品の形状は環状には限られない。
第一実施形態のリング13の代わりに、図4(c)に示すように、第二実施形態ではC字フレーム18を用いている。C字フレーム18は、環状の部品の円周のおよそ4分の1を切り欠いた平面視略C字形状に形成されている。
C字フレーム18の両端付近の対向する位置には、ツメ部材14とビス15とがそれぞれ取り付けられる。
また、蓋部材4においても、C字フレーム18の切り欠きに相当する位置に凹みを設けておく。
図4(a)(b)に示すように、第二実施形態の蛇口接続継手1は、C字フレーム18を用いたことにより、先端付近で急に湾曲している蛇口2にも取り付けることができる。
この蛇口接続継手1は、C字フレーム18の切り欠きおよび蓋部材4の凹みの向きを、蛇口2の湾曲している基端側に合わせて、蛇口2に取り付ける。
これにより、蛇口2の基端側の部分が蓋部材4にぶつかることを防止し、蛇口2先端がシール部材11に包囲されるまで深く差し込んで、蛇口接続継手1を確実に蛇口に取り付けることができる。
なお、図4(b)では、C字フレーム18が空間S内で図中左右方向に動ける距離はわずかであるが、実際には蛇口2の湾曲に対応するため遊動するのに充分な隙間が存在する。
1 蛇口接続継手
2 蛇口
3 継手本体
4 蓋部材
5 ナット部材
6 ニップル
7 止めネジ
8 窪み
9 雌ネジ
10 雄ネジ
11 シール部材
12 蛇口締め付け部材
13 リング
14 ツメ部材
15 ビス
16 雄ネジ
17 ハンドル
18 C字フレーム
20 蛇口接続継手
21 蛇口
22 ネジ
23 継手本体
24 シール部材

Claims (3)

  1. 水道蛇口と他の装置とを接続する蛇口接続継手であって、
    弾性材料からなり、上記水道蛇口の外周を包囲して水漏れを防ぐシール部材と、
    上記水道蛇口の外周に複数箇所で接触して着脱可能に固定される蛇口締め付け部材と、
    上記シール部材および上記蛇口締め付け部材を保持するとともに、上記他の装置に接続可能な接続端部を形成した継手本体とを有し、
    上記蛇口締め付け部材が上記シール部材に対して偏心できるように、上記蛇口締め付け部材において上記水道蛇口に接触する全ての箇所が一体的に少なくとも一直線方向に遊動可能であることを特徴とする蛇口接続継手。
  2. 上記蛇口締め付け部材が、上記水道蛇口の外周の一部に当接する1つ以上の受け部材と、上記受け部材に接近離間可能な1つの可動部材とからなり、
    上記水道蛇口を一対の上記受け部材と上記可動部材とで挟み込むことによって上記蛇口締め付け部材が上記水道蛇口の外周に着脱可能に固定されることを特徴とする請求項1記載の蛇口接続継手。
  3. 上記蛇口締め付け部材において上記水道蛇口に接触する全ての箇所が一体的に、所定平面内の任意の方向に遊動可能であることを特徴とする請求項1記載の蛇口接続継手。
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