JP2017180937A - ガス器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ちらつきの発生を抑えつつ可視光通信を行い得るガス器具を提供する。【解決手段】ガスコンロ1は、可視光を放出する発光部60と、制御部としてのマイクロコンピュータ50とを備える。マイクロコンピュータ50は、発光動作がなされる時間と停止動作がなされる時間との組み合わせにより定められる可視光信号を信号出力期間に出力し、且つ、各々の信号出力期間において発光動作がなされる総時間と停止動作がなされる総時間との比率を一定値又は一定範囲とするように発光部を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、ガス器具に関するものである。
ガス器具の分野では、リモートコントローラから内部情報を取り出せるようにしたシステムが提案されている。例えば、特許文献1で開示される熱源機システムでは、リモコンンに発光素子と発光制御部を設けており、発光素子の発光を制御することにより、熱源機システムの情報を表す光信号を発光素子から外部に出力している。
特開2015−21675号公報
しかし、このようにガス器具に可視光通信を導入する場合、可視光通信が行われる期間の「ちらつき」が問題となる。例えば、ある程度の長さの点灯期間内に微小点灯動作及び微小消灯動作を組み合わせて可視光信号を重畳させる場合、データ内容によっては、微小消灯動作が特定の時期に偏ったり、微小点灯動作が特定の時期に偏ったりする可能性がある。このように微小点灯動作や微小消灯動作の偏りが大きくなると、本来は一定の光量で点灯が継続しているように見えるべき期間に、可視光信号の偏りに起因する発光量の減少や増加がユーザに視覚的に認識されてしまう「ちらつき」が発生する虞がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ちらつきの発生を抑えつつ可視光通信を行い得るガス器具を提供することを目的とするものである。
本発明のガス器具は、
可視光を放出する発光部と、
前記発光部を点灯表示させる点灯時間内に前記点灯時間よりも短い信号出力期間を断続的に且つ周期的に設定し、前記信号出力期間に前記発光部を発光させる発光動作と前記発光部を停止させる停止動作とを交互に行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記発光動作がなされる時間と前記停止動作がなされる時間との組み合わせにより定められる可視光信号を前記信号出力期間に出力し、且つ、各々の前記信号出力期間において前記発光動作がなされる総時間と前記停止動作がなされる総時間との比率を一定値又は一定範囲とするように前記発光部を制御することを特徴とする。
本発明のガス器具は、可視光通信が行われる各々の信号出力期間において発光動作がなされる総時間と停止動作がなされる総時間との比率を一定値又は一定範囲とするように発光部を制御する。この構成によれば、各々の信号出力期間において発光動作が偏りすぎたり、停止動作が偏りすぎたりすることを防ぐことができる。よって、可視光信号の偏りに起因する発光量の減少や増加がユーザに視覚的に認識されてしまう「ちらつき」の発生を防止することができる。
本発明において、制御部は、少なくともデータ信号とダミー信号とを有する可視光信号を信号出力期間に出力するように発光部を制御する構成であってもよい。そして、信号出力期間において、データ信号の発光動作の総時間とダミー信号の停止動作の総時間とが同一であり且つデータ信号の停止動作の総時間とダミー信号の発光動作の総時間とが同一であってもよい。
この構成によれば、発光動作の比率が大きいデータ信号が信号出力期間に含まれる場合には、その信号出力期間に停止動作の比率が大きいダミー信号を含めることで発光の偏りを抑えることができる。逆に、停止動作の比率が大きいデータ信号が信号出力期間に含まれる場合には、その信号出力期間に発光動作の比率が大きいダミー信号を含めることで発光の偏りを抑えることができる。よって、どのようなデータであっても信号出力期間内の発光動作と停止動作の比率を安定化することができる。
各々の信号出力期間においてデータ信号と組み合わせられるダミー信号は、データ信号を構成する各微小信号の明暗を反転した信号であってもよい。
この構成によれば、どのようなデータであっても信号出力期間内の発光動作と停止動作の比率を確実に安定化することができる。しかも、ダミー信号は、データ信号の明暗を反転した信号であるため、ダミー信号を単なる数字の羅列ではなく、意味のある信号として利用することもできる。
制御部は、少なくとも信号出力期間の始まりを示すスタート信号と、データ信号と、ダミー信号と、スタート信号の明暗を反転した反転信号とを有する可視光信号を信号出力期間に出力するように発光部を制御する構成であってもよい。
この構成によれば、スタート信号の存在によって信号出力期間の始まりをより確実に認識しやすい構成を実現しつつ、信号出力期間全体として明暗の比率をより一層安定化することができる。
制御部は、各々の信号出力期間において、スタート信号の送信後にデータ信号又はダミー信号のうち一方の信号を送信し、一方の信号の送信後に反転信号を送信し、反転信号の送信後にデータ信号及びダミー信号のうちの他方の信号を送信するように発光部を制御する構成であってもよい。
この構成によれば、データ信号の送信期間とダミー信号の送信期間の間に反転信号が確実に送信されることになり、境界時期に送信される反転信号によってデータ信号とダミー信号がより正確に区別されやすくなる。
図1は、実施例1のガスコンロの一部を概略的に示す正面図である。 図2は、実施例1のガスコンロの一部を概略的に示す平面図である。 図3は、実施例1のガスコンロの電気的構成を例示するブロック図である。 図4は、実施例1で行われる表示制御の流れを例示するフローチャートである。 図5は、実施例1で行われる点滅表示を説明する説明図である。 図6は、点滅表示中の点灯期間に送信される可視光信号を説明する説明図である。 図7は、信号出力期間に送信されるデータの値と、各データ値のときの信号の組み合わせとの関係を説明する説明図である。 図8(A)は、可視光通信によって送信する内容を例示する説明図であり、図8(B)は、可視光通信によって送信する内容の別例を示す説明図である。 図9は、他の実施例のガスコンロを概略的に示す正面図である。 図10は、図9とは異なる他の実施例のガスコンロを概略的に示す正面図である。
<実施例1>
以下、本発明の一例を具現化したガスコンロ1について、図面に基づいて説明する。これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。以下に記載されている装置の構造などは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1、図2で示すガスコンロ1は、天板部3と筐体本体4によって筐体部2が構成されており、筐体部2がガスコンロ1の外壁部を構成し、ガスバーナ5,6に供給するガスの流路等を収容している。筐体部2は、筐体本体4に対して板状に構成された天板部3が着脱可能に取り付けられてなるものである。
筐体本体4は、例えば金属材料によって上方側が開放した箱状のケース体として構成され、前後左右が壁部によって囲まれた内部空間に各種部品を収容する構成をなす。筐体本体4は、ガスコンロ1の前壁部を構成する前面部4Aを備え、この前面部4Aの後方側に図示しない後面部が設けられている。更に、左右に対をなして側面部が設けられており、これら前面部4A、後面部、側面部によって箱状のケース体を構成している。
天板部3は、金属製の板状部材として構成され、筐体本体4の上方側の開口を閉塞する形で筐体本体4に対して上方側から組み付けられる。この天板部3は、図1、図2のように筐体本体4に組みつけられた状態でガスコンロ1の上面部として機能する。天板部3は、筐体本体4に対して着脱可能とされており、天板部3の左右両側には天板部3を厚さ方向に貫通した形で開口部が形成されている。
図1、図2のように、天板部3の左側の開口部の内側にはガスバーナ5が設けられ、右側の開口部の内側にはガスバーナ6が設けられている。それぞれの開口部の各上部には五徳11,12が各々設けられている。五徳11,12は、それぞれの上面に調理鍋(図示略)等の調理容器を載置し得る構成となっている。ガスバーナ5,6は、燃焼ガスを燃焼させて五徳11,12に載置された調理容器を加熱するように機能する。
図1のように、ガスバーナ5の中心にはセンサ部15が設けられ、ガスバーナ6の中心にはセンサ部16が設けられている。センサ部15,16は上下方向に出退可能であり且つバネ(図示略)により上方に付勢されている。センサ部15は図3で示すサーミスタ7を備えたものであり、五徳11に調理鍋が載置された際に下方向へ押し下げられる構成をなすとともに、サーミスタ7によってその載置された調理鍋の下面温度を検出する。センサ部16は図3で示すサーミスタ8を備えたものであり、五徳12に調理鍋が載置された際に下方向へ押し下げられる構成をなすとともに、サーミスタ8によってその載置された調理鍋の下面温度を検出する。
図2のようにガスコンロ1の上面側において、天板部3の前端寄り且つ右端寄りの領域には、天板部3を貫通した形で点火スイッチ21,22がそれぞれ設けられている。点火スイッチ21,22はいずれも天板部3の上方側に突出した形で配置され、左側の点火スイッチ21は、ガスバーナ5の点火操作を行うためのスイッチとなっている。また、右側の点火スイッチ22は、ガスバーナ6の点火操作を行うためのスイッチとなっている。なお、天板部3の後端寄りの領域には、図示しないグリル排気口を覆う形で排気カバー部13が天板部3の一部として構成され、この排気カバー部13には複数の排気孔13Aが形成されている。
図1、図2に示すように、ガスコンロ1の前面にはグリル扉17とグリル点火スイッチ23とが各々設けられている。グリル点火スイッチ23は、図示しないグリルバーナの点火操作を行うためのスイッチとして構成されている。
図3のように、ガスバーナ5、ガスバーナ6及びグリルバーナには、イグナイタ25〜27が各々設けられている。イグナイタ25〜27は点火スイッチ21〜23の点火操作に夫々連動して火花を放電させて各種バーナに点火する機器である。また、ガスコンロ1には、ガスバーナ5にガスを供給する為の第1ガス供給管(図示略)と、ガスバーナ6にガスを供給する為の第2ガス供給管(図示略)と、グリルバーナにガスを供給する為の第3ガス供給管(図示略)とが設けられる。
図3を参照して、ガスコンロ1の電気的構成について説明する。
ガスコンロ1において、筐体本体4の内部には電源部40が収容されている。この電源部40は、例えば2本の乾電池が直列に接続された構成となっており、筐体本体4に対し直接又は他部材を介して間接的に固定されている。また、筐体本体4の内部には、基板本体に各種電子部品が実装されてなるメイン基板9が設けられ、このメイン基板9も筐体本体4に対して直接又は他部材を介して間接的に固定されている。
メイン基板9には、制御回路として機能するマイクロコンピュータ(以下、マイコンともいう)50が設けられている。このマイクロコンピュータ50は、CPU、ROM、RAM等に加え、更に、図示しないタイマやI/Oインタフェイス等を備える。マイクロコンピュータ50のCPUは、ガスコンロ1の各種動作を統括制御するものであり、各種演算処理を行い得る。また、マイクロコンピュータ50のROMにはガスコンロ1の各種制御プログラムが記憶されている。
マイクロコンピュータ50には、電源回路41、スイッチ入力回路42、サーミスタ入力回路43、イグナイタ回路45、安全弁回路46、電磁弁回路47、駆動回路62等が各々接続されている。
電源回路41は電源部40(例えば電池ボックスに搭載される2つの乾電池)からの電力供給を受け、各種回路に印加する直流電源を生成する機能を有する。スイッチ入力回路42は、点火スイッチ21〜23の押下を各々検出する。イグナイタ回路45は各種バーナのイグナイタ25〜27を各々駆動する。安全弁回路46は上述した第1〜第3ガス供給管にそれぞれ設けられた各安全弁28〜30の開閉を行う。電磁弁回路47は上述した第1、第2ガス供給管にそれぞれ設けられた各電磁弁31,32の開閉を行う。なお、マイクロコンピュータ50は、ガスバーナ5へと続く第1ガス供給管に設けられた電磁弁31や安全弁28の開放や閉塞を制御し得る部分であり、ガスバーナ6へと続く第2ガス供給管に設けられた電磁弁32や安全弁29の開放や閉塞を制御し得る部分である。
図1、図2で示すガスコンロ1には、発光する部品として単一のランプからなる発光部60のみが設けられている。発光部60は、例えばLEDなど発光素子によって構成されており、前面部4Aにおいて外側(前側)に光を放出する構成をなしている。
マイクロコンピュータ50は、駆動回路62に対し発光部60の駆動指示を与える構成をなす。駆動回路62は、マイクロコンピュータ50からの指令に応じて、発光部60の点灯、消灯を制御する。マイクロコンピュータ50は、制御部の一例に相当し、発光部60を点灯表示させる点灯時間内に点灯時間よりも短い信号出力期間を断続的に且つ周期的に設定し、信号出力期間に発光部60を発光させる発光動作と発光部60を停止させる停止動作とを交互に行うように可視光通信を実施する機能を有する。
マイクロコンピュータ50には、電圧検出回路49が接続されている。電圧検出回路49は、電源部40(電池)の電圧を検出する公知の電圧検出回路として構成されており、マイクロコンピュータ50は、電圧検出回路49からの検出値を監視することで、電池電圧を把握している。
次に、ガスコンロ1で行われる可視光通信について説明する。
図4で示す表示処理は、ガスコンロ1の電源投入後、マイクロコンピュータ50によって所定の短時間毎に繰り返し実行される処理である。図4の処理では、処理開始に伴い、電池残量を判定する(S1)。S1では、電源部40の電圧(電池電圧)が閾値電圧未満であるか否かを判断し、電源部40の電圧(電池電圧)が閾値電圧未満である場合、S1にてYesに進む。S1にてYesに進む場合、発光部60を第1の発光状態(点灯状態)で表示する(S4)。S4で発光部60を点灯させる場合、発光部60を連続的且つ継続的に発光させ続ける。
S1において、電源部40の電圧(電池電圧)が閾値電圧以上であると判断される場合、S1にてNoに進む。S1にてNoに進む場合、所定のエラーが発生しているか否かを判断する(S2)。ガスコンロ1では、所定のエラーとして、着火不良、消火機能の作動、異常加熱防止機能の作動など、予め複数種類のエラー種別が登録されている。
S2の判断処理の時点で、エラーが生じていないと判断される場合、S2にてNoに進み、図4の処理を終了する。S2の判断処理の時点で、いずれかの部分にいずれかのエラーが生じていると判断される場合、S2にてYesに進む。
S2にてYesに進む場合、発光部60を第2の発光状態(点滅状態)で表示する(S3)。S3において点滅状態で表示する場合、例えば数秒程度の点灯状態と数秒程度の消灯状態とを交互に繰り返すように発光部60を点滅表示する。そして、点滅表示中の点灯期間に可視光通信を行う。
このように、本構成では、制御部に相当するマイクロコンピュータ50により表示制御がなされ、第一条件を満たした場合(具体的には、電源部40(電池)が所定の出力低下状態となったことを検出部が検出した場合)に発光部60を第一の発光状態(点灯状態)に制御する。そして、第二条件を満たした場合(電源部40(電池)の所定の出力低下状態とは異なるエラー状態が発生した場合)に発光部60を第一の発光状態(点灯状態)とは異なる第二の発光状態(点灯状態と消灯状態とが繰り返される点滅状態)に制御する。そして、第二の発光状態に制御する場合に可視光通信を行い、発光部60から放出される可視光の発光状態を変化させることで発光状態の変化に対応した情報を外部に送信する。
S2においてエラーが発生していると判断した場合(所定の異常状態が発生した場合)に、マイクロコンピュータ50はS3の処理を行い、発光部60を第二の発光状態に制御するとともに、第二の発光状態で行う可視光通信によりエラー(所定の異常状態)に関する詳細情報を送信する。
マイクロコンピュータ50は、S3において点灯状態と消灯状態とを交互に繰り返すように発光部60を点滅表示する場合、点灯状態の期間に可視光信号を重畳させる。図5は、点滅表示のイメージ図であり、点滅表示を行う場合、点灯期間中には微小時間での発光部60の点灯と消灯が繰り返される。消灯期間中は、発光部60が連続的に消灯状態となる。
マイクロコンピュータ50は、各点灯期間T1において点灯期間T1よりも十分小さい時間である所定時間Ta毎に信号出力期間(図6で示す可視光信号S1,S2,S3・・・の各期間)を設定し、各信号出力期間において、発光動作(具体的には微小時間の点灯動作)がなされる時間と停止動作(具体的には微小時間の消灯動作)がなされる時間との組み合わせにより定められる可視光信号を出力する。具体的には、図5で示す点滅表示状態のときの点灯時間T1(点灯状態の期間)において、図6のように、点灯時間T1よりも十分小さい単位時間Δt(微小時間)が定められ、単位時間Δtの点灯信号(発光信号)と単位時間Δtの消灯信号(停止信号)と組み合わせた可視光信号が所定時間(短時間)Ta毎に周期的に発せられる。なお、図6は、発光部60を駆動する駆動波形を例示したものであり、Lレベルの期間で発光部60が点灯し、Hレベルの期間に発光部60が消灯する。そして、Lレベルの波形が点灯信号であり「1」を表し、Hレベルの波形が消灯信号であり「0」を表す。
図6の例では、可視光信号S1の期間を単位時間Δtごとに区切ると、点灯信号、消灯信号、消灯信号、消灯信号、消灯信号、点灯信号、点灯信号、点灯信号となっており、可視光信号S1は、「10000111」のデータを表す。可視光信号S2の期間を単位時間Δtごとに区切ると、点灯信号、消灯信号、消灯信号、点灯信号、消灯信号、点灯信号、点灯信号、消灯信号となっており、可視光信号S2は、「10010110」のデータを表す。可視光信号S3の期間を単位時間Δtごとに区切ると、点灯信号、消灯信号、点灯信号、点灯信号、消灯信号、点灯信号、消灯信号、消灯信号となっており、可視光信号S3は、「10110100」のデータを表す。このように、所定時間Ta毎に設定される可視光信号S1,S2,S3・・・の各期間では、単位時間Δtの点灯信号によって「1」の値を伝送し、単位時間Δtの消灯信号によって「0」の値を伝送する。このようなデータの伝送によって必要な情報を送信することができる。
より詳細に説明すると、マイクロコンピュータ50は、ステップS4で可視光通信を行う場合、各々の信号出力期間において発光動作がなされる総時間と停止動作がなされる総時間との比率を一定値とするように発光部60を制御している。具体的には、図7のような信号構成で可視光信号を伝送する。図7で示すように、可視光信号は、スタート信号と、データ信号と、反転信号と、ダミー信号とによって構成されている。
スタート信号は、各信号出力期間の始まりを示す信号であり、単位時間Δtの発光動作の信号(「1」を示す信号)となっている。なお、図6等で示す例では、点灯期間T1において、各信号出力期間以外の時間(非出力期間)は停止動作(消灯動作)が継続する期間となっており、スタート信号は、非出力期間と信号出力期間との境界を特定しうる信号となっている。
データ信号は、伝達すべきデータを示す信号であり、例えば伝達すべき値(データの値)を3ビットの2進数で示している。具体的には、図7のような対応関係であり、データの値が「0」であれば、データ信号は、「000」であり、データの値が「1」であれば、「001」であり、データの値が「2」であれば「010」である。
反転信号は、スタート信号を反転した信号であり、単位時間Δtの停止動作(消灯動作)の信号(「0」を示す信号)となっている。この反転信号は、データ信号とダミー信号の境界を示す信号として構成されている。
ダミー信号は、各々の信号出力期間においてデータ信号と組み合わせられる信号であり、データ信号を構成する各微小信号の明暗を反転した信号となっている。つまり、データ信号において発光動作の信号を停止動作(消灯動作)の信号に変換し、停止動作(消灯動作)の信号を発光動作の信号に変換した信号となっている。例えばデータの値が「0」でありデータ信号が「000」であれば、組み合わせられるダミー信号は、データ信号「000」をそれぞれ反転した「111」である。データの値が「1」でありデータ信号が「001」であれば、組み合わせられるダミー信号は、データ信号「001」をそれぞれ反転した「110」である。データの値が「2」でありデータ信号が「010」であれば、組み合わせられるダミー信号は、データ信号「010」をそれぞれ反転した「101」である。このようにデータ信号とダミー信号が組み合わせられるため、信号出力期間において、データ信号の発光動作の総時間とダミー信号の停止動作の総時間とが同一となり、且つデータ信号の停止動作の総時間とダミー信号の発光動作の総時間とが同一となる。そして、各信号出力期間では、データ信号及びダミー信号以外の信号としてスタート信号と反転信号が含まれているが、スタート信号の発光動作の時間と反転信号の停止動作(消灯動作)の時間は同一となっている。このため、各信号出力期間において、発光動作の総時間と停止動作の総時間とが同一となり、発光動作がなされる総時間と停止動作がなされる総時間の比率が一定値(50%)となる。
図4におけるステップS3の処理では、このような可視光信号によって上述した詳細情報を送信する。詳細情報は、例えば、ガスコンロ1に固有に付された固有情報、ガスコンロ1の種類を特定する器具種特定情報、ガスコンロ1で生じた異常の種類を特定する異常種特定情報などを含んでおり、これらの情報は、例えばメモリ52に記憶されている。メモリ52は、記憶部の一例に相当し、例えば、不揮発性メモリなどの公知の半導体メモリによって構成されている。
詳細情報は、例えば、図8(A)のようなデータ構成とすることができる。図8(A)の例では、ガスコンロ1に固有に付された固有情報として固有ID(シリアルナンバー)が含まれている。また、ガスコンロ1の器具種を特定する器具種特性情報として製品番号(品番)やロット番号を含んでいる。これらの情報は予めメモリ52に記憶されており、S3で行われる可視光通信では、メモリ52からこれらの情報を読み出して外部に送信する。
また、S3で行われる可視光通信では、図8(A)のように、送信する情報として、S2で判断されたエラーの種別、そのエラーが生じている部分(エラー場所)などの情報を含めることができる。なお、複数種類のエラーが生じている場合には、図8(A)のように発生しているエラーに関する情報を全て含めることができる。
図4のS3の処理では、このような詳細情報を可視光通信によって発光部60から送信し、外部に設けられた受信装置(可視光信号を受信し、解析しうる装置)に伝送することができる。
以上のように、ガスコンロ1は、制御部に相当するマイクロコンピュータ50が可視光通信を行い、発光部60から放出される可視光の発光状態を変化させることで発光状態の変化に対応した情報を外部に送信することができる。従って、筐体部2を分解せずとも、ガスコンロ1の内部情報を読み取ることができるようになる。また、筐体部2に金属成分が含まれる場合、内部情報をRFID技術で読み取ることは困難であるが、この方法によれば内部情報を良好に読み取ることができる。
しかも、ガスコンロ1は、可視光通信が行われる各々の信号出力期間(図6で示すS1、S2、S3・・・の各期間)において発光動作がなされる総時間と停止動作がなされる総時間との比率を一定値とするように発光部60を制御する。この構成によれば、各々の信号出力期間において発光動作が偏りすぎたり、停止動作が偏りすぎたりすることを防ぐことができる。よって、可視光信号の偏りに起因する発光量の減少や増加がユーザに視覚的に認識されてしまう「ちらつき」の発生を防止することができる。
特に、信号出力期間が周期的に設定され、各信号出力期間において、発光動作の総時間と停止動作の総時間が同一とされるため、偏りが一層抑制され、「ちらつき」の抑制効果が非常に高くなる。
また、制御部に相当するマイクロコンピュータ50は、データ信号とダミー信号とを組み合わせた可視光信号を各信号出力期間に出力するように発光部60を制御する。そして、各信号出力期間において、データ信号の発光動作の総時間とダミー信号の停止動作の総時間とを同一とし、データ信号の停止動作の総時間とダミー信号の発光動作の総時間とを同一としている。この構成によれば、発光動作の比率が大きいデータ信号が信号出力期間に含まれる場合には、その信号出力期間に停止動作の比率が大きいダミー信号を含めることで発光の偏りを抑えることができる。逆に、停止動作の比率が大きいデータ信号が信号出力期間に含まれる場合には、その信号出力期間に発光動作の比率が大きいダミー信号を含めることで発光の偏りを抑えることができる。よって、どのようなデータであっても信号出力期間内の発光動作と停止動作の比率を安定化することができる。
具体的には、各々の信号出力期間においてデータ信号と組み合わせられるダミー信号は、データ信号を構成する各微小信号の明暗を反転した信号となっている。この構成によれば、どのようなデータであっても信号出力期間内の発光動作と停止動作の比率を確実に安定化することができる。しかも、ダミー信号は、データ信号の明暗を反転した信号であるため、ダミー信号を単なる数字の羅列ではなく、意味のある信号として利用することもできる。例えば、受信後にデータ信号とダミー信号を照合することで、信号が正確に伝送された否かを確認するといったことや、データ信号が正常に受信できなかった場合に、代わりにダミー信号を使用するといったことが可能となる。
制御部に相当するマイクロコンピュータ50は、信号出力期間の始まりを示すスタート信号と、データ信号と、ダミー信号と、スタート信号の明暗を反転した反転信号とを組み合わせた可視光信号を各信号出力期間に出力するように発光部60を制御する。この構成によれば、スタート信号の存在によって信号出力期間の始まりをより確実に認識しやすい構成を実現しつつ、信号出力期間全体として明暗の比率をより一層安定化することができる。
制御部に相当するマイクロコンピュータ50は、各々の信号出力期間において、スタート信号の送信後にデータ信号を送信し、データ信号の送信後に反転信号を送信し、反転信号の送信後にダミー信号を送信するように発光部60を制御する。この構成によれば、データ信号の送信期間とダミー信号の送信期間の間に反転信号が確実に送信されることになり、境界時期に送信される反転信号によってデータ信号とダミー信号がより正確に区別されやすくなる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1では、メモリ52(記憶部)に記憶された情報として、図8(A)のような情報を挙げたが、図8(B)のように、過去に発生したエラーの履歴情報を含んでいてもよい。例えば、エラーが発生する毎にメモリ52に、エラー情報(エラー日時、エラー場所、エラー種別等)を記憶し、可視光通信を行うときにこのようなエラー履歴の情報を送信してもよい。例えば、図4のS3の処理で、図8(B)のような過去に発生したエラー履歴の情報を可視光通信で送信してもよく、ガスコンロ1に対して何らかの特別操作がなされた場合に図8(B)のようなエラー履歴の情報を可視光通信によって送信してもよい。いずれにしても、この構成によれば、筐体部2を分解しなくても過去に発生したエラーの履歴を把握することが可能となり、エラー解析をより簡単に行うことができる。
(2)上述した実施例では、発光部60が前面部に設けられた例を示したが、発光部が天板部に設けられていてもよい。
(3)上述した実施例では、点状或いは円形状の表示部として構成された発光部60を例示したが、これ以外の記号及び図形の少なくともいずれかを表示する表示部として発光部が構成されていてもよい。例えば、図9のように、電池の図形を模した形で発光部260が構成されていてもよい。この場合も、図4と同様の流れで表示処理を行うことができ、S1でYesに進む場合(電池電圧が閾値未満である場合)には、発光部260(電池図形を模した表示部)を点灯させ、電池図形を光らせるように表示制御を行う。一方、S1でNoに進み、S2でYesに進む場合には、実施例1と同様の可視光通信を行い、発光部260(電池図形を模した表示部)の図形では表しきれない情報を伝送することができる。この構成によれば、記号や図形の明示による情報表示と可視光通信による情報送信とを同一部分で兼用できる。特に、表示部を可視光通信に兼用すれば、部品点数の削減、コスト低減を図ることができ、スペース的にも有利になる。
(4)実施例1では、単純な円形タイプのランプとして構成される発光部60を例示したが、例えば、文字や数字を表示しうる表示部として構成されていてもよい。図10では、発光部60に代えて、2ケタの7セグメント方式の発光部360が用いられており、この発光部360では、文字や数字などを表示することができるようになっている。この場合も、図4と同様の流れで表示処理を行うことができ、S1でYesに進む場合(電池電圧が閾値未満である場合)には、例えば発光部360を点灯させ、所定のコード(電池残量不足を示すコード)を表示する。一方、S1でNoに進み、S2でYesに進む場合には、S3において、発生しているエラーのコードを発光部360に表示すると共に、その発光部360からの可視光通信により発光部360の図形では表しきれない情報(例えば、図8のような情報)を伝送することができる。この場合でも、制御部に相当するマイクロコンピュータ50は、少なくとも発光部360(表示部)で表示され得る情報とは異なる情報を可視光通信により外部に送信することができ、発光部360(表示部)によって表示されない情報さえも、外部に出力することが可能となる。
(5)実施例1では、第1の発光状態が点灯状態であり、第2の発光状態が点滅状態である例を示したが、第1の発光状態が点滅状態であり、第2の発光状態が点灯状態であってもよい。
(6)実施例1では、ガス器具の例としてガスコンロを例示したが、ガス給湯器、風呂システムなど、他のガス器具に適用してもよい。
(7)実施例1では、各々の信号出力期間において発光動作がなされる総時間と停止動作がなされる総時間の比率を50%で一定としたが、他の比率(例えば40%、45%等)で一定としてもよい。或いは、各々の信号出力期間において、発光動作がなされる総時間と停止動作がなされる総時間の比率を一定範囲(例えば、40%〜60%の範囲)内に収めるように、各信号出力期間の信号を調整してもよい。
(8)実施例1では、信号出力期間において、スタート信号の送信後にデータ信号を送信し、データ信号の送信後に反転信号を送信し、反転信号の送信後にダミー信号を送信する構成を例示したが、このような順序でなくておもよい。信号出力期間において、スタート信号の送信後にダミー信号を送信し、ダミー信号の送信後に反転信号を送信し、反転信号の送信後にデータ信号を送信する構成であってもよい。
1…ガスコンロ(ガス器具)
50…マイクロコンピュータ(制御部)
60…発光部

Claims (5)

  1. 可視光を放出する発光部と、
    前記発光部を点灯表示させる点灯時間内に前記点灯時間よりも短い信号出力期間を断続的に且つ周期的に設定し、前記信号出力期間に前記発光部を発光させる発光動作と前記発光部を停止させる停止動作とを交互に行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記発光動作がなされる時間と前記停止動作がなされる時間との組み合わせにより定められる可視光信号を前記信号出力期間に出力し、且つ、各々の前記信号出力期間において前記発光動作がなされる総時間と前記停止動作がなされる総時間との比率を一定値又は一定範囲とするように前記発光部を制御することを特徴とするガス器具。
  2. 前記制御部は、少なくともデータ信号とダミー信号とを有する前記可視光信号を前記信号出力期間に出力するように前記発光部を制御し、
    前記信号出力期間において、前記データ信号の前記発光動作の総時間と前記ダミー信号の前記停止動作の総時間とが同一であり且つ前記データ信号の前記停止動作の総時間と前記ダミー信号の前記発光動作の総時間とが同一である請求項1に記載のガス器具。
  3. 各々の前記信号出力期間において前記データ信号と組み合わせられる前記ダミー信号は、前記データ信号を構成する各微小信号の明暗を反転した信号である請求項2に記載のガス器具。
  4. 前記制御部は、少なくとも前記信号出力期間の始まりを示すスタート信号と、前記データ信号と、前記ダミー信号と、前記スタート信号の明暗を反転した反転信号とを有する前記可視光信号を前記信号出力期間に出力するように前記発光部を制御する請求項2から請求項3のいずれか一項に記載のガス器具。
  5. 前記制御部は、各々の前記信号出力期間において、前記スタート信号の送信後に前記データ信号又は前記ダミー信号のうち一方の信号を送信し、前記一方の信号の送信後に前記反転信号を送信し、前記反転信号の送信後に前記データ信号及び前記ダミー信号のうちの他方の信号を送信するように前記発光部を制御する請求項4に記載のガス器具。
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