JP2017180742A - バタフライ弁用シートリングの固定構造と偏心型バタフライ弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に、高圧流体に適しており、大口径のボデーとシートリングとの間からの逆流時の流体漏れを確実に防止し、正圧又は逆圧の何れの場合にもシール面圧を確保して高シール性を発揮するバタフライ弁用シートリングの固定構造と偏心型バタフライ弁を提供する。【解決手段】筒形状のボデー2内に回転自在に設けられたジスク3の外周面とシール接触されるシートリングが、ボデー2とシートリテーナ5との間に固定されるバタフライ弁用シートリングの固定構造であって、シートリングは、シートリング本体20と、このシートリング本体20の外周側に縁切り部30を介して一体に延設されたガスケット部21とから成り、縁切り部30には、ボデー2とガスケット部21とが係合状態でこのガスケット部21の裏漏れを防止するための係合部32が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、特に、高圧流体に適したバタフライ弁用シートリングの固定構造と偏心型バタフライ弁に関する。
従来、特に、高圧流体に適したバルブとして、偏心型バタフライ弁が一般に知られている。例えば、二重偏心型バタフライ弁では、弁体に対して弁軸が流路側に偏心して設けられ、弁体の外周に向けて流路の中心線上の所定の点から仮想の円錐が設けられ、この円錐上における弁体との接触面がフッ素樹脂製シートリングのシール面となって、高圧時の場合でも弁閉時の封止性が中心形バタフライ弁よりも高められている。このような偏心型バタフライ弁で用いられるシートリングは、高温流体にも耐え得るように、通常、耐熱性材料であるフッ素樹脂などにより形成される。フッ素樹脂は一般的な樹脂材料に比較して弾性力が低いため、特殊な形状に形成されて弾性力の向上が図られて弁体とのシール性が高められる。
この種の偏心型バタフライ弁として、例えば、特許文献1のバタフライバルブが開示されている。このバルブでは、シートリングの外周部が弁箱とリテーナであるインサートとにより挟み込まれ、外周部がガスケットの機能を持つように設けられている。このシートリングでは、ガスケットに続けて内周部が横断面く字形に設けられ、この内周部を介してシートの先端側が屈曲可能に設けられている。このような形状により、このバタフライ弁では、シートリングの内周部が上流又は下流の何れの方向に可撓した場合でも、シート先端側がディスクに食い込み、これらシートとディスクとの面圧の減少が防がれるものとされている。
一方、特許文献2の偏心バタフライ弁では、シートリングが一様な厚みを持った平板状の円環状体の形状を呈し、この円環状体の1つの表面上に円環と同心に円環状溝が穿設されている。シートリングは、円環状溝を境にして円環状の外側半部と内側半部とに分けられ、外側半部は、弁本体に穿設された凹状部分に嵌め込まれ、リテーナを介して弁本体に固定される。内側半部は、円環状溝により可撓性が与えられ、弁体とシール可能に設けられている。これによって、このバタフライ弁では、弁閉時において、正方向の流れである正圧、又は逆方向の流れである逆圧の何れの流体圧が加わる場合にも、内側半部が可撓して弁体に密接されるものとされている。
特開昭55−10104号公報 特許第4327217号公報
前者の特許文献1のバタフライバルブは、シートリングのシート内周部が上流又は下流側に屈曲変形したときにディスクとのシール面圧の減少を防ごうとしたものであるが、このバタフライバルブは、低温ガスを流すときのシートの熱膨張に対処するために主に用いられるものである。このことから、このバタフライバルブでは、冷温ガスの温度上昇によりシートが膨張したときに、このシート先端側とディスクとのシール性を維持することは可能ではあるが、高圧力の逆圧がバルブに加わった場合には、その圧力に耐えきれずにディスクとシート、弁箱、インサートとシートとの間から漏れを生じることがある。
一方、後者の偏心バタフライ弁の場合、シートリングの内側半部が円環状溝を介して可撓性を有していることで、正圧及び逆圧の何れの場合にもシートリングと弁体とがシールされるものとなっている。
しかしながら、バルブの口径が250Aや300Aなどの大口径になると、流体圧を受ける面積も大きくなる。このため、バルブに逆圧が加わるときには、250Aよりも小口径のバタフライ弁に比べてシートリングが流体から受ける力が大きくなり、シートリング内径側において下流側への傾倒も大きくなる。このとき、流体による弁体の移動に伴って、シートリングの外側半部並びに内側半部付近にはシートリングを流路側に引き抜こうとする方向の力が加わり、この力によりシートリングがリテーナ側に傾倒しやすくなる。このようなシートリングの可撓変形により、ボデーとシートリングとの間に隙間が生じ、この間から流体の漏れを生じる、いわゆる「裏漏れ」を生ずる可能性がある。
この裏漏れの対策として、シートリングの直径方向の断面を長く形成し、シートリング内側半部側が可撓するときの外側半部側への影響を低減して、裏漏れを回避することも考えられる。ところが、シートリングを固定するためには、一般にその外径側においてボデーとリテーナとをバルブを配管する際の配管ボルトで締結し、この締結力でシートリングがシール状態で挟持されていることから、シートリングの断面を外径側に長くすることはできない。
また、本件出願人は、先に出願したPCT/JP2015/78298において、シートリングの薄肉部を局圧部位とし、この薄肉部よりも外周側に設けたガスケット部の移動を防ぎつつ、薄肉部が当接するボデー段部をボデー側面に設けた偏心型バタフライ弁を提案している。しかし、この偏心型バタフライ弁の場合にも、大口径であるときには、逆圧時に裏漏れを生じるおそれがあるため、確実に裏漏れを防止できるシートリングの固定構造が要望されていた。
本発明は、従来の課題を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、特に、高圧流体に適しており、大口径のボデーとシートリングとの間からの逆流時の流体漏れを確実に防止し、正圧又は逆圧の何れの場合にもシール面圧を確保して高シール性を発揮するバタフライ弁用シートリングの固定構造と偏心型バタフライ弁を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、筒形状のボデー内に回転自在に設けられたジスクの外周面とシール接触されるシートリングが、ボデーとシートリテーナとの間に固定されるバタフライ弁用シートリングの固定構造であって、シートリングは、シートリング本体と、このシートリング本体の外周側に縁切り部を介して一体に延設されたガスケット部とから成り、縁切り部には、ボデーとガスケット部とが係合状態で当該ガスケット部の裏漏れを防止するための係合部が設けられたバタフライ弁用シートリングの固定構造である。
請求項2に係る発明は、係合部は、縁切り部の近傍位置に設けられたテーパ段部面とボデー側とが係合される部位であるバタフライ弁用シートリングの固定構造である。
請求項3に係る発明は、ボデーとシートリテーナとがリテーナボルトで締付けられ、このリテーナボルトの締付力により、ガスケット部がボデーとシートリテーナとの間に挟持されたバタフライ弁用シートリングの固定構造である。
請求項4に係る発明は、リテーナボルトの頭部が対向される位置にガスケット部が配置されるようにしたバタフライ弁用シートリングの固定構造である。
請求項5に係る発明は、筒形状のボデー内にステムを介して偏心位置に回動自在に軸支されたジスクが、ボデー内にシートリテーナで固定されたシートリングにより密封状態でシール可能に設けられた偏心型バタフライ弁において、シートリングは、シートリング本体と、このシートリング本体の外周側に縁切り部を介して一体に延設されたガスケット部とから成り、縁切り部には、ボデーとガスケット部とが係合状態で当該ガスケット部の裏漏れを防止するための係合部が設けられた偏心型バタフライ弁である。
請求項1に係る発明によると、シートリング本体の外周側に縁切り部を介してガスケット部を一体に延設し、縁切り部に係合部を設けていることにより、大口径のバタフライ弁とした場合にも、高圧の流体が逆流するときに、引き抜き力に対するシートリング本体の傾倒を係合部により防止し、ボデーとガスケット部とのガスケット部側からの流体漏れを確実に防止する。正圧又は逆圧の何れの方向に高圧流体が流れる場合であっても、弁閉時において、シートリング本体の可撓部が流路方向に可撓してシートリング本体とジスクとのシール面圧を確保し、弁閉時における高シール性を維持してシール部分からの漏れを防止できる。
請求項2に係る発明によると、係合部を、縁切り部の近傍位置のテーパ段部面とボデー側のテーパ面との係合部位としていることにより、ガスケット部をシートリング本体から機能的に分断し、このガスケット部へのシートリング本体側からの変形の影響を受け難くできる。これによって、逆流時の係合部周辺におけるボデーと、シートリング本体及びガスケット部との隙間の発生を防止し、流体漏れを確実に防止する。
請求項3に係る発明によると、リテーナボルトでボデーとシートリテーナとの間のガスケット部を締付けることによりガスケット部への締付力を強くでき、大口径のバルブの場合にも、ガスケット部とボデー、シートリテーナとのシール性を向上させ、特に逆流時におけるボデー側との隙間の発生を抑えて流体漏れの防止性能を向上できる。
請求項4に係る発明によると、リテーナボルトの締付時には、その頭部からシートリテーナを介してガスケット部に押圧力を直線的に伝達できるため、締付時に発生する力のロスを極力抑えながらガスケット部をボデーに押圧してシール面圧を向上できる。
請求項5に係る発明によると、シートリング本体の外周側に縁切り部を介してガスケット部を一体に延設し、縁切り部に係合部を設けた構成をすることにより、大口径に設けた場合にも、高圧の流体が逆流するときに、引き抜き力に対するシートリング本体の傾倒を係合部により防止し、ボデーとガスケット部とのガスケット部側からの流体漏れを確実に防止する。正圧又は逆圧の何れの方向に高圧流体が流れる場合であっても、弁閉時において、シートリング本体の可撓部が流路方向に可撓してシートリング本体とジスクとのシール面圧を確保し、弁閉時における高シール性を維持してシール部分からの漏れを防止する偏心型バタフライ弁を提供できる。
偏心型バタフライ弁の第1実施形態を示す縦断面図である。 図1の偏心型バタフライ弁の正面図である。 図1の要部拡大模式図である。 図3のA部拡大模式図である。 偏心型バタフライ弁の第2実施形態を示す要部拡大模式図である。 偏心型バタフライ弁の第3実施形態を示す要部拡大模式図である。 偏心型バタフライ弁の第4実施形態を示す要部拡大模式図である。
以下に、本発明におけるバタフライ弁用シートリングの固定構造と偏心型バタフライ弁の実施形態並びに作用を図面に基づいて説明する。図1においては、偏心型バタフライ弁の第1実施形態を示した縦断面図、図2においては、図1の偏心型バタフライ弁の正面図、図3においては、図1の要部拡大模式図を示している。本発明における偏心型バタフライ弁の使用圧力は、2〜5MPaを想定したものである。本実施形態中における常温は約20℃、高温は約180℃、低温は約−10℃を想定したものである。
図1に示した偏心型バタフライ弁(以下、バルブ本体1という)は、ボデー2、ジスク3、シートリング、及びシートリテーナ5を有している。このうち、ボデー2、ジスク3、シートリテーナ5は、ステンレスやダクタイル鋳鉄等の金属材料により成形される。
バルブ本体1において、ボデー2は筒形状に形成され、このボデー2の上下部にはステム6装着用の軸装部10が設けられる。ジスク3は略円板形状に形成され、このジスク3の外周面に弁体シール面11が設けられ、また、一面側にはボス部12が突設形成され、このボス部12にステム6取付用の穴部13がシール位置から偏心して形成される。ジスク3は、穴部13にステム6が装入された状態でボデー2内の偏心位置にテーパピン14でステム6に一体に固定される。
これにより、ジスク3が、ボデー2内にステム6を介してボデー2内に設けられた流路15とシートリテーナ5との間の偏心位置に回動自在に軸支される。ジスク3は、ボデー2内にシートリテーナ5で固定されたシートリングにより、弁閉時には密封状態でシール可能に設けられている。
図1〜図3において、シートリングは、シートリング本体20と、ガスケット部21とを有し、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等の樹脂材料により環形状に成形される。本実施形態においては、15%のカーボン等の充填材入りPTFEにより設けられる。
シートリング本体20は、ボデー2とシートリテーナ5との間に外径部分が固定され、その内周面側がジスク3の弁体シール面11とシール接触可能に設けられる。なお、図1において、正方向の流れの場合、シートリング本体20の右側(すなわち、シートリテーナ5側)が流路15の一次側、左側(すなわち、ボデー2側)が流路15の二次側となる。
シートリング本体20は、内径側に可撓部22、この可撓部22よりも外径側に固定部23を有し、これら可撓部22と固定部23との間には空間部24が設けられる。可撓部22は、シール接触部25とテーパ面26とを有し、シール接触部25は、可撓部22の内径側に断面C面形状或は断面R面形状により所定のシール幅で環状に設けられる。このシール接触部25に続けて、テーパ面26が緩やかな傾斜状に設けられる。
固定部23は、可撓部22が可撓可能にボデー2とシートリテーナ5との間に挟着され、これによりシートリング本体20が所定位置に固定される。空間部24は、円周方向に沿って溝状に切り欠くように形成され、この空間部24を介して、可撓部22がジスク3からの面圧や流体圧によって、正圧(シートリテーナ5側からボデー2側への流体圧)又は、逆圧(ボデー2側からシートリテーナ5側への流体圧)に撓み、シール接触部25を介してジスク3の弁体シール面11とシール可能に設けられる。
ここで、図3におけるシートリング本体20を示した実線は、弁閉時に正圧を受けてジスク3に当接した形状を示し、破線は、弁閉時にジスク3が当接し、逆圧を受けて変形するときの形状を表している。一点鎖線は、シートリング本体20のシートリテーナ5への装着前の断面形状を表している。
ガスケット部21は、固定部23よりも外周側に縁切り部30を介して薄肉部31により一体に延設され、この縁切り部30には、係合部32が設けられている。このように縁切り部30が設けられていることで、縁切り部30により逆圧時の流体の流れによるシートリング本体20の傾倒の影響が、ガスケット部21に及ぶことが阻止されている。薄肉部31は、熱膨張による余剰部位の流出を抑制可能な厚さに形成され、この薄肉部31及びガスケット部21は、十分な厚さが確保されている。
図4に示すように、係合部32は、シートリング本体20のテーパ段部面40と、ボデー2側のテーパ面41とが円周方向に係合される部位により成っている。テーパ段部面40は、縁切り部30の近傍位置に段部状に形成され、テーパ面41は、このテーパ段部面40に係合可能な位置に段部状に形成される。これらテーパ段部面40、テーパ面41による係合部32が縁切り部30に設けられているため、ボデー2とガスケット部21とが係合状態でこのガスケット部21の裏漏れが防止される。
テーパ段部面40、テーパ面41は、ステム6と平行なボデー2の側面から45°程度傾斜した斜面により形成され、かつ、後述する装入空間42の径方向における投影位置に設けられる。テーパ段部面40、テーパ面41を設けていることで、ガスケット部21におけるボデー2とのシール部分が、シートリング本体20の側面からステム6と平行なボデー2の側面と同方向にずれた状態になる。
図3において、シートリテーナ5は、略環状に設けられ、ボデー2との対向側に突設部50、凹状溝51、突起部52、装着凹溝53が形成されている。突設部50は、シートリング本体20の空間部24との対向位置に、ステム6との垂直方向において空間部24の深さよりも短い長さで形成される。凹状溝51は、突設部50よりも外径側に形成され、ステム6との垂直方向において固定部23の長さよりも短く、かつ、径方向において固定部23よりも長い幅で設けられる。これにより、シートリテーナ5の締付け前において、固定部23の外周面とシートリテーナ5の内周面との間に空隙部Gが設けられる。空隙部Gの容量は、シートリテーナ5を固着用のリテーナボルト60で締付け、固定部23がつぶされて外径側に変形する体積よりも小さく設定される。このような構成により、シートリテーナの締付け後には、固定部23が凹状溝51内に充填されて固定される。
突起部52は、凹状溝51よりも外径側に狭い幅で形成され、ステム6との垂直方向において、ガスケット部21の突出部分よりも短く、かつ、径方向において薄肉部31よりも薄い幅で設けられる。このため、固定部23の外周側と突起部52の内周側との間には隙間Sが設けられる。突起部52は、シートリング本体20の固定部23とガスケット部21との間に設けられた狭い幅の装入空間42に装入され、突起部52の先端で薄肉部31がボデー2側に高い面圧で押圧される。可撓部22や固定部23に熱サイクルにより熱膨張が発生したときには、熱膨張による余剰部位は隙間Sにより吸収され、シール接触部25やガスケット部21に影響を及ぼさないようになっている。
装着凹溝53は、突起部52の外径側にステム6との垂直方向において、ガスケット部21の先端側よりも長く、かつ、径方向において長い幅で形成される。このような構成により、ガスケット部21とシートリテーナ5との間には、径方向、ステム6との垂直方向のそれぞれにおいて空隙部位が形成され、この空隙部位を介してガスケット部21が充填状態で装着される。
図1〜図3に示すように、シートリテーナ5には、段部状の8箇所の締付穴61が等間隔に形成され、ボデー2の締付穴61が対応する位置には、リテーナボルト60の雄螺子62と螺着可能な雌螺子63が設けられている。ボデー2とシートリテーナ5とは、これらの間にシートリング本体20が装着された状態でリテーナボルト60で締付け可能に設けられ、このリテーナボルト60の締付力により、ボデー2とシートリテーナ5との間にガスケット部21が挟持される。
この場合、リテーナボルト60の頭部65が対向される位置に、ガスケット部21が配置される。この条件を満足するように、締付穴、雌螺子の位置が設定される。
リテーナボルト60の締付け後には、バルブ本体1が図示しない配管フランジに挟持され、図2に示す配管ボルト66で外周側が接合されることにより、シートリング本体20がより強固に取付けられた状態となる。
シートリテーナ5の装着後には、図3に示すように、ボデー2と可撓部22との間にクリアランスC1、シートリテーナ5と可撓部22との間にクリアランスC2がそれぞれ設けられ、これらクリアランスC1、C2を介して、可撓部22がシートリテーナ5やボデー2の方向に可撓変形する。
図3において、弁閉時のジスク3にシートリテーナ5側からボデー2側への正圧が加わる場合、流体圧力で可撓部22が左側に傾倒しつつジスク3との当接状態を確保してシール状態を維持する。この状態からさらなる高圧が加わった場合にも、可撓部22がジスク3側に弾性変形して倒れることでシール接触部25がジスク3に強く圧接し、しかも、流体がクリアランスC2から空間部に入り込んで下流側に押圧する、いわゆる、セルフシール機能が働くため、圧力の上昇に比例するようにシール部分におけるシール面圧を高めて確実に漏れを防止する。
一方、弁閉時のジスク3にボデー2側からシートリテーナ5側への逆圧が加わる場合には、流体圧力で可撓部22が右側に傾倒することで、ジスク3との当接状態を確保しながらシール面圧が向上する。この状態から、さらなる高圧が加わると、可撓部22がシートリテーナ5に当接することにより、シートリング本体20の内部応力の増加を防いで材料が有する弾性を維持してシール性を確保できる。
このとき、可撓部22には図3の矢印に示した方向の力Fが働き、この力Fは、バルブ本体1の口径が250Aや300Aなどの大口径になるにつれてより大きくなる。力Fが増加した場合、その増加に伴って可撓部22の傾倒に伴う内径方向への引張力F1も大きくなり、ガスケット部21付近には甚大な引き抜き力が加わる。
これに対して、本発明のバタフライ弁用シートリングの固定構造は、図1〜図4において、上述したようにシートリング本体20の外周側に縁切り部30を介してガスケット部21を一体に延設し、縁切り部30に、ボデー2とガスケット部21とを係合状態でこのガスケット部21の裏漏れを防止するための係合部32を設け、この係合部32を段部状のテーパ段部面40とテーパ面41とにより設けている。これにより、係合部32で薄肉部31を係合してこの薄肉部31を局圧部位としながら、係合部32を境界としてガスケット部21のボデー2とのシール面をシートリング本体20の側面からずらしてガスケット部21をシートリング本体20から機能的に分断している。このため、シートリング本体20における可撓部22の弾性変形の影響がボデー2とのシール部であるガスケット部21のシール面に及ぶことを阻止できる。
これにより、逆圧が加わった際には、薄肉部31のつぶし率(圧縮率)を利用しながら、係合部32を介してガスケット部21とボデー2との間の隙間の発生を防止し、シール面圧を確保しながら裏漏れを確実に防止できる。このとき、係合部32を可撓部22とガスケット部21との間に設けていることで、シートリング本体20を外径側に延長する必要がなく、リテーナボルト60の締結位置を変更することがない。
しかも、テーパ段部面40、テーパ面41を装入空間42の径方向における投影位置に設けていることで、装入空間42に充填した突起部52から押圧力Tが加わるときには、この押圧力Tがステム6との垂直方向において、テーパ段部面40、テーパ面41の全面に働いて強いシール面圧を発揮する。その結果、テーパ段部面40、テーパ面41をステム6と平行なボデー2の側面から45°傾斜した斜面により形成していることで、押圧力Tに対するテーパ面41側からの抗力Rをステム6と平行なボデー2の側面方向から45°傾斜した外径方向に変換し、この抗力Rでガスケット部21を外径方向に押さえつけることができる。このため、ガスケット部21が可撓部22側に変形したり移動したりすることを阻止し、ガスケット部21の逃げを防いでこのガスケット部21とボデー2との隙間の発生を防止できる。また、抗力Rの増加に伴い、テーパ面41に高い面圧が発生する。
引張力F1が働いたときには、図4に示した破線に沿ってテーパ段部面40を境界としたせん断力が加わるが、ガスケット部21を径方向に十分な長さで形成していることで、このガスケット部21がせん断力によりシートリング本体20から破断するおそれがない。
ボデー2とシートリテーナ5とをリテーナボルト60で締付け、このリテーナボルト60の締付力でガスケット部21を挟持していることで、特に、大口径の場合に配管ボルト66で不足しやすいガスケット部21への締付力を確保し、このガスケット部21により強固にシールして裏漏れ防止の機能を向上できる。
この場合、リテーナボルト60の頭部65の対向位置にガスケット部21を配置していることで、頭部65から直線的にガスケット部21に締付力を伝達し、頭部65によってシートリテーナ5を介して直接ガスケット部21を強く締付けることができる。
なお、この実施形態では、縁切り部30に設けた係合部32をテーパ段部面40とテーパ面41とにより設けているが、ボデー2とガスケット部21とを係合状態にし、ガスケット部21の裏漏れを防止できるものであれば、係合部32がテーパ状以外の態様であってもよく、さらに、ボデー2とシートリング本体20との凹凸構造を逆に設けてもよい。テーパ段部面40とテーパ面41とを45°の斜面により設けているが、この角度を変更してもよい。
また、図4において、係合部32を設けたことで薄肉部31が左側にずれた位置となるが、この薄肉部31を所定の厚さに維持していることで局圧を保持している。さらに、薄肉部31の厚さを変えることで局圧を調節することもできる。
図2において、バルブ本体1の軸装部10近傍には、配管ボルト66用の取付穴67が設けられ、この取付穴67を介してバルブ本体1を軸装部10付近で位置決めしながら、シートリング本体20を均等に挟んで締付けできる。さらに、図に示すように、取付穴67を配管ボルト66よりもやや大きく設けるようにすれば、バルブ本体1を配管フランジに位置調整しながら配管ボルト66で接合できる。これにより、バルブ本体1と配管フランジとを芯出し状態で接合でき、大口径の場合にも配管ボルト66とリテーナボルト60とでシートリング本体20を周方向に均等に締付けて、逆圧発生時に可撓部22に過大な引き抜き力が加わったときにもガスケット部21への片寄った引張力の発生を阻止し、局部的な裏漏れの発生を防止できる。
図5においては、本発明の偏心型バタフライ弁の第2実施形態を示している。なお、この実施形態以降において、上記実施形態と同一部分は同一符号によって表し、その説明を省略する。
この実施形態においては、シートリング本体70の縁切り部30に設けられる係合部32が、係止突起部71と係止凹部72とにより設けられている。係止突起部71は、シートリング本体70側に断面三角形状に突出形成され、係止凹部72は、ボデー2側に係止突起部71が係合可能な断面三角形状に切欠き形成される。この場合、係止突起部71、係止凹部72は、これらの対辺を外径側とする断面形状とすることで、この対辺側で係止突起部71が係止凹部72に係合される。
これにより、前述した第1実施形態の場合と同様に、シートリング本体70が固定部23を介して固定された状態で、逆圧時の可撓部22の傾倒によるボデー2とガスケット部21との間からの裏漏れが確実に防止される。
係止突起部71、係止凹部72は、シートリテーナ5の突起部52の対向位置に、この突起部52と同じ幅かやや広い幅で設けるとよく、この場合、突起部52で係止突起部71を係止凹部72側に押圧して係合力を高めることができる。これら係止突起部71、係止凹部72が小さい場合には前述の引張力Fによるせん断力によりガスケット部21が破断するおそれがあるため、これらを大きく形成することが望ましい。
また、係止突起部71により薄肉部31をくびれ状に形成していることで、ガスケット部21の逃げ(位置ずれ)を効果的に防止している。
図5における破線は、比較例として係止突起部71、係止凹部72を可撓部側の位置に設けた場合を示したものであり、この場合には、これらを突起部52で十分に押圧することができない。
さらに、ガスケット部21をリテーナボルト60の頭部65に対向配置し、この頭部65のガスケット部21に対する投影面積を大きくしていることで、頭部65から伝達する締付力を十分にガスケット部21に伝達できる。
なお、この実施形態において、係止突起部71、係止凹部72を一辺が斜辺の直角三角形による断面形状としているが、ボデー2の加工容易性を保つために、V溝を係止凹部としてボデーに形成し、このV溝に対応する形状のV字状の係止突起部をシートリング本体に設けるようにしてもよい。この場合にも、上記と同様の機能を発揮して逆圧時の裏漏れを確実に防止できる。
図6においては、本発明の偏心型バタフライ弁の第3実施形態を示している。
この実施形態では、シートリング本体80の縁切り部30に設けられる係合部32が、シートリング本体80側の係止凹部81と、ボデー2側の係止突起部82とにより設けられ、これらは、それぞれ断面略矩形状に形成されている。
この場合にも、上述した実施形態と同様の機能が発揮され、特に、シートリング本体80とボデー2との接触面積が係止部位において大きくなることから、ボデー2とガスケット部21との係合状態を強くし、シートリング本体80に逆圧が加わった場合にガスケット部21の裏漏れを確実に防止する。
図7においては、本発明の偏心型バタフライ弁の第4実施形態を示している。この実施形態では、シートリング本体90にガスケット部91が設けられ、このガスケット部91の一、二次側に所定のテーパ角度を有するテーパ面部92が対称形状に設けられている。一方、ボデー2、並びにシートリテーナ5において、ガスケット部91を収容する部分には、傾斜面を有する断面略矩形状の環状溝部93、94がそれぞれ設けられ、この環状溝部93、94に上記のくさび状のガスケット部91が収容され、テーパ面部92を介してガスケット部91によりくさび作用が発揮されるようになっている。
この場合、図に示すように、テーパ面部92が収容部位から傾斜方向の力を受けるため、これらテーパ面部92によりガスケット部91の押圧力を効果的に高めてシール面圧を向上して逆圧時の裏漏れを防止する。
なお、この実施形態では、ガスケット部91の側面全体にテーパ面部92を設けているが、このテーパ面部92として、少なくとも上面側のテーパ面部92を形成すれば、環状溝部93、94の上縁部93a、94aがこれら上面側のテーパ面部92を上方から押圧してガスケット部91にくさび作用を発揮させることができる。そのため、下面側のテーパ面部は省略することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は、前記実施の形態記載に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の変更ができるものである。
1 バルブ本体
2 ボデー
3 ジスク
5 シートリテーナ
6 ステム
20 シートリング本体
21 ガスケット部
30 縁切り部
32 係合部
40 テーパ段部面
41 テーパ面
60 リテーナボルト
65 頭部

Claims (5)

  1. 筒形状のボデー内に回転自在に設けられたジスクの外周面とシール接触されるシートリングが、前記ボデーとシートリテーナとの間に固定されるバタフライ弁用シートリングの固定構造であって、前記シートリングは、シートリング本体と、このシートリング本体の外周側に縁切り部を介して一体に延設されたガスケット部とから成り、前記縁切り部には、前記ボデーと前記ガスケット部とが係合状態で当該ガスケット部の裏漏れを防止するための係合部が設けられたことを特徴とするバタフライ弁用シートリングの固定構造。
  2. 前記係合部は、前記縁切り部の近傍位置に設けられたテーパ段部面と前記ボデー側のテーパ面とが係合される部位である請求項1に記載のバタフライ弁用シートリングの固定構造。
  3. 前記ボデーと前記シートリテーナとがリテーナボルトで締付けられ、このリテーナボルトの締付力により、前記ガスケット部が前記ボデーと前記シートリテーナとの間に挟持された請求項1又は2に記載のバタフライ弁用シートリングの固定構造。
  4. 前記リテーナボルトの頭部が対向される位置に前記ガスケット部が配置されるようにした請求項3に記載のバタフライ弁用シートリングの固定構造。
  5. 筒形状のボデー内にステムを介して偏心位置に回動自在に軸支されたジスクが、前記ボデー内にシートリテーナで固定されたシートリングにより密封状態でシール可能に設けられた偏心型バタフライ弁において、前記シートリングは、シートリング本体と、このシートリング本体の外周側に縁切り部を介して一体に延設されたガスケット部とから成り、前記縁切り部には、前記ボデーと前記ガスケット部とが係合状態で当該ガスケット部の裏漏れを防止するための係合部が設けられた偏心型バタフライ弁。
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