JP2017180708A - 電磁弁および車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一切替弁15(電磁弁)であって、固定コア110内に固定された第一弁座部材140および第二弁座部材150と、第一弁座部材140と第二弁座部材150との間に配置された弁体部材170と、弁体部材170と第二弁座部材150との間に介設されたばね部材180と、を備えている。弁体部材170は、本体部171に突設された第一弁部172および第二弁部173を備えている。ばね部材180の付勢力によって、第一弁部172が第一弁座部材140の弁座面142に着座している。可動コア120によって弁体部材170が押し出されることで、第一弁部172が第一弁座部材140から離間して、第二弁部173が第二弁座部材150の弁座面152に着座する。第一弁部172と第二弁部173とのシール径が異なるように構成されている。
【選択図】図3
Description
なお、弁部のシール径とは、弁部が弁座部材の弁座面に着座したときに、弁部が弁座面に接触している領域の外径である。
また、本発明の車両用ブレーキ液圧制御装置では、車両のブレーキを良好に制御することができる。
本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置Aは、図1に示すように、原動機(エンジンや電動モータなど)の起動時に作動するバイ・ワイヤ(By Wire)式のブレーキシステムと、非常時や原動機の停止時などに作動する油圧式のブレーキシステムと、の双方を備えるものである。
液圧発生装置A1、モータシリンダ装置A2および液圧制御装置A3は、別ユニットとして構成されており、外部配管を介して連通している。
基体10の内部には、メイン液圧路10a,10bと、連絡液圧路10c,10dと、分岐液圧路10eと、が形成されている。
基体10の外面には、制御装置50が取り付けられている。また、基体10の上面には、リザーバ40が取り付けられている。
マスタシリンダ20は、第一シリンダ穴20aの底面側に配置された第一ピストン21と、第一シリンダ穴20aの開口側に配置された第二ピストン22と、を備えている。また、マスタシリンダ20は、第一シリンダ穴20aの底面と第一ピストン21との間の第一圧力室20bに収容された第一弾性部材24と、両ピストン21,22の間の第二圧力室20cに収容された第二弾性部材25と、を備えている。本実施形態の両弾性部材24,25はコイルばねである。
第一メイン液圧路10aは、マスタシリンダ20の第一圧力室20bから一方の出力ポート10fに通じている。第二メイン液圧路10bは、マスタシリンダ20の第二圧力室20cから他方の出力ポート10gに通じている。
第一連絡液圧路10cは、一方の入力ポート10hから第一メイン液圧路10aに通じている。第二連絡液圧路10dは、他方の入力ポート10iから第二メイン液圧路10bに通じている。
第一切替弁15は、電磁弁であり、非通電時(初期状態)においては、第一メイン液圧路10aの上流側(マスタシリンダ20側)と下流側(出力ポート10f側)とを連通しつつ、第一連絡液圧路10cと第一メイン液圧路10aとを遮断する。
また、第一切替弁15は、通電時においては、第一メイン液圧路10aの上流側と下流側とを遮断しつつ、第一連絡液圧路10cと第一メイン液圧路10aの下流側とを連通する(図2参照)。
第二切替弁16は、電磁弁であり、非通電時(初期状態)においては、第二メイン液圧路10bの上流側(マスタシリンダ20側)と下流側(出力ポート10g側)とを連通しつつ、第二連絡液圧路10dと第二メイン液圧路10bとを遮断する。
また、第二切替弁16は、通電時においては、第二メイン液圧路10bの上流側と下流側とを遮断しつつ、第二連絡液圧路10dと第二メイン液圧路10bの下流側とを連通する(図2参照)。
常閉型電磁弁17は、非通電時(初期状態)においては、分岐液圧路10eの第二メイン液圧路10b側とストロークシミュレータ30側とを遮断する。
また、常閉型電磁弁17は、通電時においては、分岐液圧路10eの第二メイン液圧路10b側とストロークシミュレータ30側とを連通する(図2参照)。
第一圧力センサ18は、第一メイン液圧路10aに通じるセンサ取付穴(図示せず)に取り付けられている。第一圧力センサ18は、第一切替弁15よりも上流側に配置されており、マスタシリンダ20で発生したブレーキ液圧の大きさを検知する。
制御装置50は、両圧力センサ18,19やストロークセンサ(図示せず)などの各種センサから得られた情報や予め記憶させておいたプログラム等に基づいて、モータ70の駆動、両切替弁15,16の切り替えおよび常閉型電磁弁17の開閉を制御する。
スレーブシリンダ60は、円筒状の金属部品である基体61と、基体61のシリンダ穴61aの底面側に配置された第一ピストン62と、シリンダ穴61aの開口側に配置された第二ピストン63と、を備えている。また、スレーブシリンダ60は、シリンダ穴61aの底面と第一ピストン62との間の第一圧力室61bに収容された第一弾性部材64と、両ピストン62,63の間の第二圧力室61cに収容された第二弾性部材65と、を備えている。基体61の上面には、リザーバ90が取り付けられている。
駆動伝達部80は、ロッド81と、ロッド81に外嵌されている筒状のナット部材82と、ロッド81とナット部材82との間に設けられたボールねじ機構83と、モータ70の回転駆動力をナット部材82に伝達するギヤ機構84と、を備えている。前記した各部品はハウジング85内に収容されている。ロッド81の先端部はスレーブシリンダ60のシリンダ穴61a内に挿入されており、ロッド81の先端部は第二ピストン63に当接している。
そして、ロッド81がシリンダ穴61aの底面側に移動したときには、第二ピストン63がロッド81からの入力を受けてシリンダ穴61a内を摺動し、両圧力室61b,61c内のブレーキ液を加圧する。
なお、図示は省略するが、液圧制御装置A3は、電磁弁やポンプなどが設けられた液圧ユニット、ポンプを駆動するためのモータ、電磁弁やモータ等を制御するための制御装置などを備えている。
車両用ブレーキ液圧制御装置Aでは、車両のシステムが起動されると、図2に示すように、第一切替弁15は、第一メイン液圧路10aの上流側と下流側とを遮断しつつ、第一連絡液圧路10cと第一メイン液圧路10aの下流側とを連通する。
また、第二切替弁16は、第二メイン液圧路10bの上流側と下流側とを遮断しつつ、第二連絡液圧路10dと第二メイン液圧路10bの下流側とを連通する。
また、常閉型電磁弁17が開弁し、分岐液圧路10eの第二メイン液圧路10b側とストロークシミュレータ30側とが連通する。
このようにして、モータシリンダ装置A2で発生したブレーキ液圧は、液圧発生装置A1および液圧制御装置A3を介して各ホイールシリンダWに伝達され、各ホイールシリンダWが作動することにより、各車輪に制動力が付与される。
また、第二切替弁16は、第二メイン液圧路10bの上流側と下流側とを連通しつつ、第二連絡液圧路10dと第二メイン液圧路10bとを遮断する。また、常閉型電磁弁17は閉弁する。
この状態では、マスタシリンダ20で発生したブレーキ液圧が各ホイールシリンダWに伝達される。
本実施形態では、図1に示すように、第一切替弁15および第二切替弁16は同じ構造であるため、以下の説明では、第一切替弁15について説明し、第二切替弁16については説明を省略する。
以下の説明において、上下左右方向は、第一切替弁15の構造を説明する上で便宜上設定したものであり、第一切替弁15の構造および取り付け状態を限定するものではない。
固定コア110の内部には、第一弁座部材140、第二弁座部材150、ガイド部材160、弁体部材170およびばね部材180が収容されている。また、可動コア120および固定コア110にはカバー部材190が被せられている。
挿入部111の外周面には、各第一連通穴114の開口部を覆うように配置された筒状の第一フィルタ114aが外嵌されている。
挿入部111の外周面には、各第二連通穴115の開口部を覆うように配置された筒状の第二フィルタ115aが外嵌されている。
また、挿入部111の外周面において、第一連通穴114の開口部と第二連通穴115の開口部との間の位置には、環状の第二シール部材116bが外嵌されている。
また、挿入部111の外周面において、第二連通穴115の開口部の下側の位置には、環状の第三シール部材116cが外嵌されている。
各シール部材116a,116b,116cは、挿入部111の外周面と取付穴11の内周面との間を液密にシールしている。
なお、取付穴11の開口縁部を固定コア110側に塑性変形させることで、取付穴11に対する固定コア110の抜け止めを構成してもよい。
第一弁座部材140の上端面の外周縁部は、小径穴部113a内の段差部に当接している。第一弁座部材140は、中心穴113内において、第一連通穴114の開口部と第二連通穴115の開口部との間に配置されている。
第一弁座部材140の下端面140aにおいて、流路141の開口縁部には、漏斗状(テーパ状)の弁座面142が形成されている。第一弁座部材140の弁座面142は、後記する弁体部材170の第一弁部172が着座する部位である(図3参照)。
なお、本実施形態では、第一弁座部材140の下端面140aの略全体に流路141の開口部および弁座面142が形成されている。
また、第二弁座部材150の下方には、中心穴113の基端開口部113cに圧入された第三フィルタ113dが設けられている。
本実施形態では、第二弁座部材150の流路151の内径は、第一弁座部材140の流路141の内径よりも大幅に小さく形成されている。
また、弁座部材150の上端面150aにおいて、弁座面152の周囲には、円筒状の取付部153が突設されている。取付部153の底面の中央部には流路151が開口している。
円筒部161の下端部は、図5(a)に示すように、第二弁座部材150の取付部153に外嵌されている。
ガイド部材160は、第二弁座部材150の上端面150aに固定されている。ガイド部材160は、第二弁座部材150からの弁体部材170の離間を規制するものである。
円筒部161の内周面161aは、後記する弁体部材170の本体部171が摺動するガイド面161bである。
弁体部材170の本体部171、第一弁部172および第二弁部173は、円形断面に形成されている(図5(b)参照)。本体部171、第一弁部172および第二弁部173は、同一軸線上に形成されている。
第一弁部172の外径は、本体部171の外径よりも小さく形成され、第二弁部173の外径は、第一弁部172の外径よりも小さく形成されている。
第一弁部172の先端面172aは、弁体部材170の軸線を法線とする平坦面(平面)である。また、第一弁部172の先端面172aの外周縁部には、球帯状の当接面172bが形成されている。この当接面172bは、第一弁座部材140の弁座面142に着座する部位である。
本体部171の上端面171aの外周縁部は、弁体部材170が上方に向けて移動したときに、ガイド部材160の先端壁部163の内面に当接する係合部171dである。
第二弁部173は、基部(上端部)から先端部(下端部)に向かうに従って縮径されている。第二弁部173の最大外径は、第一弁部172の最大外径よりも小さく形成されている。
第二弁部173の基部は、図5(a)に示すように、後記するばね部材180の上端部が外嵌されるばね受け部173cである。
すなわち、第一弁部172が第一弁座部材140の弁座面142に当接したときに、第一弁部172が弁座面142から反力を受ける受圧面積が、第二弁部173が第二弁座部材150の弁座面152に当接したときに、第二弁部173が弁座面152から反力を受ける受圧面積よりも大きい。
ばね部材180の上端部は、第二弁部173のばね受け部173cに外嵌されている。また、ばね部材180の上端部は、本体部171の下端面171bに当接する。
ばね部材180の下端部は、第二弁座部材150の取付部153内に挿入されており、取付部153の底面に当接する。
このように、本実施形態では、弁体部材170、ばね部材180、ガイド部材160および第二弁座部材150が一体的に構成されている。
これにより、第一切替弁15(図3参照)の製造時には、弁体部材170、ばね部材180、ガイド部材160および第二弁座部材150を一つの弁体ユニットUとして取り扱うことができる。
可動ロッド121の外周面には、軸方向に延びている複数の溝(図示せず)が形成されている。例えば、四つの溝を可動ロッド121の周方向に等間隔に配置してもよい。
可動ロッド121の上端部は、固定コア110の中心穴113から上方に突出して、可動コア120の下端面に当接している。
図4に示すように、第一弁座部材140の弁座面142から第一弁部172が離れている状態では、連通溝123を通じて、第一弁座部材140の上側の空間と下側の空間とが連通している。
コイル130は、制御装置50(図1参照)から通電されることで、固定コア110の突出部112の周囲に磁場を発生させる。
この状態では、第二弁部173が第二弁座部材150の弁座面152から離間し、第二弁座部材150の流路151が開放されている。また、第一弁部172が第一弁座部材140の弁座面142に着座し、第一弁座部材140の流路141が閉塞されている。
これにより、非通電時の第一切替弁15では、第一メイン液圧路10aの上流側(マスタシリンダ20側)と下流側(液圧制御装置A3側)とを連通しつつ、第一連絡液圧路10cと第一メイン液圧路10aとを遮断する(図1参照)。
この状態では、第二弁部173が第二弁座部材150の弁座面152に着座し、第二弁座部材150の流路151が閉塞される。また、第一弁部172が第一弁座部材140の弁座面142から離間し、第一弁座部材140の流路141が開放される。
これにより、通電時の第一切替弁15では、第一メイン液圧路10aの上流側と下流側とを遮断しつつ、第一連絡液圧路10cと第一メイン液圧路10aの下流側とを連通する(図2参照)。
一方、弁体部材170およびばね部材180をガイド部材160によって第二弁座部材150に保持させて、予め弁体ユニットUを形成しておく。
このとき、弁体部材170をガイド部材160側から中心穴113内に挿入するため、第二弁座部材150に対して弁体部材170およびばね部材180が下側に配置される。この状態では、弁体部材170の係合部171dがガイド部材160の先端壁部163に係合するため、弁体部材170およびばね部材180がガイド部材160内に保持された状態を保つことができる。
したがって、本実施形態の第一切替弁15(図3参照)では、部品の組み付け性を向上させることができ、ひいては、第一切替弁15の生産性を向上させることができる。
また、第一切替弁15では、二つの弁部172,173のそれぞれの形状を独立して形成することができるため、弁座部材140,150の形状が弁体部材170の形状によって制限されない。
したがって、第一切替弁15では、第一弁座部材140の弁座面142や流路141の形状の自由度を高めることができる。
なお、図6(a)に示すように、第二弁部173の当接面173bを球面の一部に形成することで、第二弁部173を第二弁座部材150の弁座面152に対して安定して着座させることができる。
これにより、ばね部材180の設計の自由度を高めることができる。したがって、弁体部材170を支持するために、ばね部材180に必要な剛性以上に、ばね部材180の剛性を大きくする必要がなくなるため、ばね部材180を小型化することができる。
また、ばね部材180の付勢力を抑えることができるため、ばね部材180の付勢力に抗して可動コア120を移動させるために必要なコイル130の電力を低減することができる。
本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置Aによれば、切替弁15,16を安定して開閉させることができるとともに、切替弁15,16を通過するブレーキ液の流量を十分に確保することができるため、車両のブレーキを良好に制御することができる。
本実施形態では、図5(b)に示すように、ガイド部材160が円筒状に形成されているが、ガイド部材160の形状は限定されるものではない。
例えば、第二弁座部材150に取り付けられる基端部と、弁体部材170に係合する先端部と、基端部と先端部とを連結する連結部材と、によってガイド部材を構成し、基端部と先端部との間に弁体部材170およびばね部材180を収容してもよい。
10a 第一メイン液圧路
10b 第二メイン液圧路
10c 第一連絡液圧路
10d 第二連絡液圧路
10e 分岐液圧路
11 取付穴
15 第一切替弁
16 第二切替弁
17 常閉型電磁弁
20 マスタシリンダ
30 ストロークシミュレータ
50 制御装置
60 スレーブシリンダ
70 モータ
80 駆動伝達部
110 固定コア
111 挿入部
112 突出部
113 中心穴
113a 小径穴部
113b 大径穴部
113c 基端開口部
114 第一連通穴
115 第二連通穴
117 係止部材
119 流路
120 可動コア
121 可動ロッド
123 連通溝
130 コイル
140 第一弁座部材
141 流路
142 弁座面
150 第二弁座部材
151 流路
152 弁座面
153 取付部
160 ガイド部材
161 円筒部
161b ガイド面
163 先端壁部
164 第三連通穴
165 挿通穴
170 弁体部材
171 本体部
171c 摺動面
171d 係合部
172 第一弁部
172b 当接面
173 第二弁部
173b 当接面
173c ばね受け部
180 ばね部材
190 カバー部材
A 車両用ブレーキ液圧制御装置
A1 液圧発生装置
A2 モータシリンダ装置
A3 液圧制御装置
P ブレーキペダル
U 弁体ユニット
W ホイールシリンダ
Claims (8)
- 流路が形成された固定コアと、
前記固定コアに対して移動可能に設けられた可動コアと、
電磁力で前記可動コアを移動させるコイルと、
前記固定コア内に固定された第一弁座部材および第二弁座部材と、
前記第一弁座部材と前記第二弁座部材との間に配置された弁体部材と、
前記弁体部材と前記第二弁座部材との間に介設されたばね部材と、を備え、
前記弁体部材は、
本体部と、
前記本体部の一端面に突設された第一弁部と、
前記本体部の他端面に突設された第二弁部と、を備え、
前記ばね部材の付勢力によって、前記第一弁部が前記第一弁座部材の弁座面に着座しており、
前記可動コアによって前記弁体部材が押し出されることで、前記第一弁部が前記第一弁座部材から離間して、前記第二弁部が前記第二弁座部材の弁座面に着座するように構成されており、
前記第一弁部のシール径と前記第二弁部のシール径とが異なることを特徴とする電磁弁。 - 前記本体部の外周面には、前記固定コア内に形成されたガイド面に摺動可能な摺動面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
- 前記弁体部材および前記ばね部材は、ガイド部材によって前記第二弁座部材に保持されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電磁弁。
- 前記ガイド部材には、前記本体部の前記摺動面が摺動可能なガイド面が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁。
- 前記弁体部材は、
前記ばね部材の端部が外嵌されるばね受け部と、
前記ガイド部材に係合する係合部と、を備えていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電磁弁。 - 前記可動コアに連動して移動する可動ロッドを備え、
前記第一弁部に平坦面が形成されており、
前記平坦面に前記可動ロッドの端面が当接することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電磁弁。 - マスタシリンダとホイールシリンダとの間に配置される車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
電動アクチュエータの駆動によってブレーキ液圧を発生させるスレーブシリンダと、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電磁弁と、を備え、
前記電磁弁は、
前記弁体部材が前記第一弁座部材の弁座面に着座して、前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとが連通した状態と、
前記弁体部材が前記第二弁座部材の弁座面に着座して、前記スレーブシリンダと前記ホイールシリンダとが連通した状態と、を切り替えることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。 - 前記第二弁部のシール径よりも前記第一弁部のシール径が大きいことを特徴とする請求項7に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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