JP2017180554A - 通信装置、送信機、及び受信機 - Google Patents

通信装置、送信機、及び受信機 Download PDF

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Abstract

【課題】天井への設置が容易な通信装置等を提供する。【解決手段】実施形態の通信装置1は、天井に埋め込まれる埋込部10aを有する筐体10と、埋込部10aに配置されたスプリングヒンジ20と、を備える。スプリングヒンジ20は、回転可能に連結されたプレート21、22と、プレート21、22に対して回転圧力を加えるスプリング23と、を備える。プレート21は、プレート22が垂直回転できるように、埋込部10aに直接的或いは間接的に固定されている。プレート22は垂直回転に伴い埋込部10aの側方に突出する。【選択図】図7

Description

本発明の実施態様は、通信機、送信機、及び受信機に関する。
無線通信の利用が活発になってきている。屋内でも無線端末を利用可能にするため、通信装置(送受信機)を屋内に設置することがある。
実開昭62−4017号公報
多くの通信装置が屋内に設置されると、屋内の景観は悪いものになる。屋内の景観を悪くしないためには、これらの装置は天井に埋め込まれるのが望ましい。しかしながら、これらの機器を天井に設置するのは容易なことではない。
本発明が解決しようとする課題は、天井への設置が容易な通信装置、送信機、及び受信機を提供することである。
実施形態の通信装置は、天井に埋め込まれて使用される。通信装置は、天井に埋め込まれる埋込部を有する筐体と、埋込部に配置されたスプリングヒンジと、を備える。スプリングヒンジは、回転可能に連結された第1及び第2のプレートと、第1及び第2のプレートに対して回転圧力を加えるスプリングと、を備える。第1のプレートは、第2のプレートが垂直回転できるように、埋込部に直接的或いは間接的に固定されている。第2のプレートは垂直回転に伴い埋込部の側方に突出する。
(A)は実施形態1の通信装置を底面側から見た斜視図、(B)は実施形態1の通信装置を上面側から見た斜視図である。 実施形態1の通信装置が天井に設置された様子を示す図である。 実施形態1の通信装置の側面図である。 (A)はスプリングヒンジの斜視図、(B)はスプリングヒンジの正面図である。 (A)は天井に通信装置を埋め込むための穴を開けた様子を示す図、(B)は実施形態1の通信装置に通信ケーブルを接続した様子を示す図である。 実施形態1の通信装置に配置されたスプリングヒンジを垂直状態にした様子を示す図である。 (A)は実施形態1の通信装置を天井に開けた穴に挿入した様子を示す図、(B)は実施形態1の通信装置がスプリングヒンジによって持ち上げられた様子を示す図である。 (A)は実施形態2の通信装置を底面側から見た図、(B)は実施形態2の通信装置を上面側から見た図である。 (A)は通信装置設置の補助部品となる第3のプレートが取り付けられたスプリングヒンジの斜視図、(B)は第3のプレートが取り付けられたスプリングヒンジの正面図である。 実施形態2の通信装置に通信ケーブルを接続した様子を示す図、(B)はテープを使って第3のプレートを垂直状態で固定した様子を示す図である。 第3のプレートの上側を天井の穴に挿入した様子を示す図である。 (A)は第3のプレートからテープを取り外した様子を示す図、(B)は実施形態2の通信装置がスプリングヒンジによって持ち上げられた様子を示す図である。 埋込部の厚さが厚い通信装置が第3のプレートによって持ち上げられた様子を示す図である。 スプリングヒンジを1つのみ有する通信装置を示す図である。 (A)は端部が外面側に向けて湾曲した第3のプレートを備える通信装置を示す図、(B)は端部が外面側に向けて屈曲した第3のプレートを備える通信装置を示す図である。 2箇所の曲部を備える第3のプレートを示す図である。 図16に示す第3のプレートを備える通信装置を示す図である。 (A)は埋込部の厚さが薄い通信装置を天井に設置した様子を示す図、(B)は埋込部の厚さが厚い通信装置を天井に設置した様子を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
(実施形態1)
図1(A)及び図1(B)は、実施形態1の通信装置1の斜視図である。図1(A)は通信装置1を底面側から見た図であり、図1(B)は通信装置1を上面側から見た図である。通信装置1は、無線端末をネットワークに接続するための無線通信機器、例えば、無線LANアクセスポイント、或いはBluetooth(登録商標)通信機である。通信装置1は、図2(A)及び図2(B)に示すように、建物の天井(例えば、天井板Bに開けられた穴H)に埋め込まれて使用される。なお、以下の説明では、天井板のことを単に天井と呼ぶ。
通信装置1は、図1(B)に示すように、筐体10と、複数のスプリングヒンジ20と、を備える。
筐体10は、通信装置1の無線通信機能を実現する各種部品を格納するための筐体である。筐体10の内部には、例えば、無線端末から電波を受信する受信部、無線端末へ電波を送信する送信部、ネットワークに接続された機器(例えば、ルータ、サーバ等。以下、ネットワーク接続機器という。)と通信ケーブルを介して通信する通信部等が格納されている。図3は、通信装置1の側面図である。筐体10は、埋込部10aと、露出部10bと、から構成される。
埋込部10aは、通信装置1の設置時に天井Bに埋め込まれてユーザから見えなくなる部分である。また、露出部10bは、通信装置1の設置時に天井Bから露出する部分である。埋込部10aおよび露出部10bの形状は任意である。本実施形態の埋込部10aは円柱形をしており、露出部10bは円盤形をしている。露出部10bの水平方向の大きさは埋込部10aの水平方向の大きさよりも一回り大きい。そのため、露出部10bの周縁は埋込部10aの側方に突出した状態となる。通信装置1の設置時、露出部10bの周縁が天井Bに引っかかることにより、通信装置1全体が穴Hに入り込むことが防止される。
埋込部10aの上面には、通信ケーブルコネクタ11と、電源ケーブルコネクタ12とが配置されている。通信ケーブルコネクタ11は、LAN(Local Area Network)ケーブル、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等の通信ケーブルを接続するためのコネクタである。また、電源ケーブルコネクタ12は、通信装置1に給電するための電源ケーブルを接続するためのコネクタである。
埋込部10aの上面には、2個のスプリングヒンジ20が配置されている。2個のスプリングヒンジ20は、図1(B)に示すように、埋込部10aの上面の端部に設置されている。2個のスプリングヒンジ20は、埋込部10aの上面の中心を挟んで対向する位置に配置されている。
図4(A)はスプリングヒンジ20の斜視図である。スプリングヒンジ20は、スプリング付の平蝶番である。スプリングヒンジ20は、プレート21(第1のプレート)と、プレート22(第2のプレート)と、スプリング23と、シャフト24と、を備える。2枚のプレート21、22は、シャフト24を軸に回転可能に連結されている。スプリング23は、例えば、コイルバネである。スプリング23は、シャフト24に配置されており、2枚のプレート21、22に対して回転圧力を加える。なお、以下の説明では、スプリング23がプレート21、22に回転圧力を加えたときの、プレート21或いはプレート22の進行方向側の面のことを外面、その反対側の面のことを内面という。図4(A)の例であれば、外面は下側の面であり、内面は上側の面である。
スプリングヒンジ20は、図3に示すように、埋込部10aに固定される。より具体的には、プレート21が埋込部10aの上面に固定される。プレート21は、シャフト24が埋込部10aの上面の端部(周縁)に位置するよう固定される。
図4(B)はスプリングヒンジ20の正面図である。プレート21は、回転軸となるシャフト24が水平方向を向くように固定される。これにより、プレート22は、シャフト24を軸に垂直回転が可能となる。スプリングヒンジ20はシャフト24が埋込部10aの端部に位置するよう固定されているので、プレート22は垂直回転により埋込部10aの側方に突出する。
スプリングヒンジ20は、外面が下側になるよう固定されている。そのため、プレート22が埋込部10aの側方に突出したときには、プレート22には下向き(図面白抜き矢印の方向)に回転圧力が加わる。スプリングヒンジ20は、プレート22が水平状態から更に下側への回転が可能となるよう構成されている。
次に、このような構成を有する通信装置1の設置方法を説明する。
まず、ユーザは天井Bに埋込部10aの径より若干大きな径の穴Hを開ける。図5(A)は天井Bに穴Hを開けた様子を示す図である。そして、ユーザは、天井裏を這わせた通信ケーブルCを穴Hから引き出す。通信ケーブルCが、LANケーブル等の給電できないタイプのケーブルの場合は、電源ケーブルも穴Hから引き出す。勿論、通信ケーブルCが給電できるタイプのケーブル(例えば、USBケーブル)の場合も、電源ケーブルを穴Hから引き出してもよい。そして、ユーザはこれらのケーブルを通信装置1に接続する。図5(B)は通信装置1に通信ケーブルCを接続した様子を示す図である。
次に、ユーザは、通信装置1を穴Hに嵌め込むことができるように、2個のスプリングヒンジ20を手で押さえる等して垂直状態にする。図6はスプリングヒンジ20を垂直状態にした様子を示す図である。そして、ユーザはスプリングヒンジ20を垂直状態に維持したまま通信装置1を穴Hに嵌め込む。
図7(A)及び図7(B)は通信装置1を穴Hに嵌め込んだ様子を示す図である。通信装置1が穴Hに嵌め込まれると、スプリングヒンジ20のプレート22はスプリング23から加えられる回転圧力によって垂直回転する。そして、プレート22は、図7(B)に示すように、埋込部10aの側方に突出し、天井Bの裏面(上面)に引っかかる。プレート22にはスプリング23によって下向き(図7(B)に示す白抜き矢印の方向)の回転圧力が加えられている。そのため、プレート22は垂直回転することにより天井Bの裏面に下向きに圧力を加える。この反作用で筐体10が持ち上がる。その後、露出部10bの端部(周縁)が天井Bの表面(下面)に引っかかることにより、通信装置1の設置が完了する。
本実施形態によれば、通信装置1はスプリングヒンジ20を備えているので、通信装置1の天井Bへの設置は容易である。ユーザは、プレート22を押さえて通信装置1を穴Hに嵌め込むだけでよい。プレート22はスプリング23によって下向きの回転圧力が加わるよう構成されているので、通信装置1は穴Hに嵌め込まれた後、自動的に持ち上がる。よって、ユーザは通信装置1を穴に嵌め込むために大きな力を要しない。
(実施形態2)
実施形態1の通信装置1はスプリングヒンジ20をそのまま筐体10に取り付けた。しかしながら、スプリングヒンジ20には通信装置設置のための補助部品が取り付けられていてもよい。以下、実施形態2の通信装置2について説明する。
図8(A)及び図8(B)は、実施形態2の通信装置2の斜視図である。図8(A)は通信装置2を底面側から見た図であり、図8(B)は通信装置2を上面側から見た図である。通信装置2は、実施形態1の通信装置1と同じく、無線端末をネットワークに接続するための無線通信機器である。通信装置2の構成は、スプリングヒンジ20にプレート30が取り付けられている以外は実施形態1の通信装置1と同じである。
図9(A)はプレート30が取り付けられたスプリングヒンジ20の斜視図である。スプリングヒンジ20は、プレート21(第1のプレート)と、プレート22(第2のプレート)と、スプリング23と、シャフト24と、を備える。図9(B)はプレート30が取り付けられたスプリングヒンジ20の正面図である。プレート22は水平状態から更に下側への回転が可能である。プレート22には、プレート22を動径方向の外側に向けて延伸するように、プレート30が固定されている。なお、本実施形態において、動径方向の動径は、スプリングヒンジ20を回転軸方向(シャフト24の延伸方向)から見た場合のプレート22である。
プレート30(第3のプレート)は、動径方向に細長のプレートである。プレート30は、通信装置設置のための補助部品となる。プレート30の動径方向の外側の端部は、プレート22の内面側に向けて湾曲している。内面とは、スプリング23がプレート21、22に回転圧力を加えたときの、プレート21或いはプレート22の進行方向側の面(外面)の反対面のことである。プレート30は、長手方向が動径方向となるようにプレート22に固定され、プレート22と一体となっている。
次に、このような構成を有する通信装置2の設置方法を説明する。
まず、ユーザは天井Bに埋込部10aの径より若干大きな径の穴Hを開ける。そして、ユーザは、通信ケーブルCを穴Hから引き出す。通信ケーブルCが給電できないタイプのケーブルの場合は、電源ケーブルも穴Hから引き出す。そして、ユーザはこれらのケーブルを通信装置2に接続する。図10(A)は通信装置2に通信ケーブルCを接続した様子を示す図である。
次に、ユーザは、プレート30が取り付けられたプレート22を垂直状態にする。そして、ユーザは、プレート22が垂直状態を維持できるように、プレート30をテープTで固定する。図10(B)はプレート30を垂直状態で固定した様子を示す図である。そして、ユーザは、図11に示すように、プレート30の上側を穴Hに挿入する。挿入が完了したら、ユーザはプレート30からテープTを取り外す。図12(A)はプレート30からテープTを取り外した様子を示す図である。
プレート30からテープTが取り外されると、プレート22はスプリング23から加えられる回転圧力によってプレート30とともに垂直回転する。そして、プレート22は、図12(B)に示すように、プレート30とともに埋込部10aの側方に突出し、天井Bの裏面(上面)に引っかかる。プレート22にはスプリング23によって下向き(図12(B)に示す白抜き矢印の方向)の回転圧力が加えられている。そのため、プレート22は、垂直回転により、プレート30を介して、天井Bの裏面に下向きに圧力を加える。この反作用で筐体10が持ち上がる。その後、露出部10bの端部(周縁)が天井Bの表面(下面)に引っかかることにより、通信装置2の設置が完了する。
本実施形態によれば、通信装置2はスプリングヒンジ20にプレート30が取り付けられているので、通信装置2の天井Bへの設置は容易である。プレート30の動径方向外側の端部はプレート22の内面側に湾曲しているので、穴Hへの通信装置2の挿入も容易である。また、スプリングヒンジ20は、プレート22が側方に突出しているときに、プレート22に下向きの回転圧力が加わるよう固定されており、さらに、プレート22は水平状態から更に下側への回転が可能である。従って、例え、図13に示すように埋込部10aの厚さtが厚かったとしても、プレート30の動径方向外側の端部が天井Bの裏面に届く。従って、通信装置2にかなりの厚みがあっても、その設置が困難になることはない。
また、プレート30の動径方向外側の端部はプレート22の内面側に湾曲している。そのため、通信装置2を天井Bに設置する際に、又は、通信装置2を天井Bから取り外す際に、プレート30が天井Bの穴Hに引っかかり天井Hが傷つくことはあまりない。
上述の各実施形態はそれぞれ一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
例えば、実施形態1、2では、通信装置1、2は、無線LANアクセスポイント、或いはBluetooth(登録商標)通信機であるものとした。しかしながら、通信装置1、2は、これらに限定されない。例えば、通信装置1、2は、UWB通信機(例えば、UWBアクセスポイント)、ZigBee(登録商標)通信機、携帯電話基地局であってもよい。
また、実施形態1、2では、通信装置1、2は、受信と送信が可能な装置であるものとしたが、通信装置1、2は送信機であってもよい。例えば、通信装置1、2は、GPS(Global Positioning System)信号等の測位信号を地上で送信する装置、例えば、IMES(Indoor Messaging System)送信機であってもよい。IMESは、準天頂衛星システムユーザインタフェース仕様書(IS−QZSS)等で規定されている。送信機から出力される信号はテレビ放送やラジオ放送の電波であってもよい。また、送信機から出力される信号は電波でなくてもよい。例えば、信号は、レーザー、音波/超音波、光(例えば、赤外線)であってもよい。
また、通信装置1、2は受信機であってもよい。例えば、通信装置1、2は、携帯端末が発する一定の信号強度の電波をキャッチして、周囲での携帯端末の使用の有無を検知する装置であってもよい。また、受信機が受信する信号は電波でなくてもよい。例えば、信号は、レーザー、音波/超音波、光(例えば、赤外線)であってもよい。
また、実施形態1、2では、スプリングヒンジ20は埋込部10aに2つ固定されるものとしたが、スプリングヒンジ20の数は2つに限られない。2つより多くのスプリングヒンジ20が埋込部10aに固定されていてもよい。例えば、埋込部10aの上面に周縁に沿って等間隔に3つのスプリングヒンジ20が固定されていてもよい。また、スプリングヒンジ20は埋込部10aに1つのみ固定されていてもよい。
図14は、スプリングヒンジ20を1つのみ有する通信装置1Aを示す図である。図14に示すように、埋込部10aの上面には、一部が側方に突出するようにプレート40(第4のプレート)が固定されている。埋込部10aに側方への突出部が形成されるのであれば、プレート40は必ずしも埋込部10aに固定されていなくもよい。そして、埋込部10aの上面中央を挟んでプレート40(或いは突出部)と対向する位置にスプリングヒンジ20が1つ固定されている。スプリングヒンジ20のプレート22には、実施形態2で説明したように、プレート30が固定されていてもよい。
また、実施形態1、2では、スプリングヒンジ20のプレート21は埋込部10aの上面に固定されるものとした。しかしながら、プレート22が垂直回転できるのであれば、プレート21が固定される位置は埋込部10aの上面に限定されない。例えば、プレート22が固定される位置は、埋込部10aの側面(周面)であってもよい。また、実施形態1、2では、プレート21は埋込部10aに直接固定されていたが、金具や緩衝材等の部品を介して埋込部10aに間接的に固定されていてもよい。
また、実施形態1、2では、スプリングヒンジ20は、プレート22が埋込部10aの側方に突出したときに、プレート22に下向きの回転圧力が加わるよう配置されていた。しかしながら、プレート22が埋込部10aの側方に突出したときに、プレート22に上向きの回転圧力が加わるよう配置されていてもよい。
また、実施形態1、2では、スプリングヒンジ20は、プレート22が水平状態から更に下側への回転が可能となるよう構成されていた。しかしながら、プレート22の回転可能範囲は任意に変更可能である。例えば、スプリングヒンジ20は、プレート22が水平状態でこれ以上回転できないよう構成されていてもよい。
また、実施形態2では、プレート22は垂直回転によりプレート30とともに埋込部10aの側方に突出するものとした。しかしながら、プレート30が側方向に突出するのであれば、プレート22は必ずしも突出しなくてもよい。なお、実施形態2ではプレート22を第2のプレート、プレート30を第3のプレートとしたが、一体となったプレート22及びプレート30を第2のプレートとみなすことも可能である。
また、実施形態1、2では、スプリングヒンジ20は平蝶番で構成されるものとしたが、スプリングヒンジ20の構成部品は必ずしも平蝶番でなくてもよい。例えば、スプリングヒンジ20は、旗蝶番、平行型蝶番、段付蝶番、或いはスエージング型蝶番で構成されていてもよい。
また、実施形態2では、プレート30の動径方向の外側の端部は、プレート22の内面側に向けて湾曲しているものとした。しかしながら、プレート30の動径方向の外側の端部は、プレート22の外面側に向けて湾曲していてもよい。図15(A)は、端部がプレート22の外面側に向けて湾曲したプレート30A(第3のプレート)を備える通信装置2Aを示す図である。通信装置2Aは、受信機或いは送信機であってもよい。プレート30Aは、プレート22を動径方向の外側に向けて延伸する延伸部31と、延伸部31の動径方向の外側に位置し、プレート30Aをプレート22の外面側に向けて湾曲させる曲部b1と、を備えている。
また、プレート30の動径方向の外側の端部は、プレート22の外面側に向けて屈曲していてもよい。図15(B)は、端部がプレート22の外面側に向けて屈曲したプレート30B(第3のプレート)を備える通信装置2Aを示す図である。プレート30Bは、プレート22を動径方向の外側に向けて延伸する延伸部31と、延伸部31の動径方向の外側に位置し、プレート30Bをプレート22の外面側に向けて屈曲させる曲部b2と、を備えている。
プレート30A、30Bの端部を湾曲或いは屈曲させることにより、通信装置2Aを設置または取り外す際に、プレート端部が天井Bに引っかかる。これにより、通信装置2Aは、一時的に、天井Bにぶらさがる。この結果、ユーザは、プレート30A、30BにテープTを巻いたり取り外したりするのが容易になる。また、通信装置2Aに地震等で外力が加わって、通信装置2Aが天井Bから落ちそうになっても、プレート端部が天井Bに引っかかる。よって、地震等による通信装置2Aの落下はあまり発生しない。
なお、第3のプレートの形状はプレート30、30A、30Bの形状に限定されない。図16は、2箇所の曲部を備えるプレート30Cを示す図である。プレート30C(第3のプレート)は、プレート22を動径方向の外側に向けて延伸する延伸部31と、プレート22の外面側に向けて突出する突出部32と、プレート22が水平状態にあるときにプレート22の内面側に向けて傾斜する傾斜部33と、端部34と、を備える。プレート30Cは、延伸部31の動径方向の外側に位置し、プレート30Cをプレート22の外面側に向けて湾曲或いは屈曲させる曲部b3、b4と、を備えている。
図17はプレート30Cを備える通信装置2Bを示す図である。通信装置2Bは、受信機或いは送信機であってもよい。プレート30Cが曲部b3を備えることにより、通信装置2Bを設置または取り外す際に、プレート30Cの端部34が天井Bに引っかかる。これにより、通信装置2Bが天井にぶら下がる。その結果、ユーザは、プレート30CにテープTを巻いたり取り外したりするのが容易になる。また、通信装置2Bに地震等で外力が加わっても、端部34が天井Bに引っかかるので、通信装置2Bの落下はあまり発生しない。
図18(A)は、埋込部10aの厚さが薄い通信装置2Bを天井Bに設置した様子を示す図である。また、図18(B)は、埋込部10aの厚さが厚い通信装置2Bを天井Bに設置した様子を示す図である。埋込部10aが薄い場合も厚い場合も、プレート30Cの突出部32が天井Bの裏面に押し付けられる。その反作用で筐体10が持ち上がり、露出部10bの端部が天井Bの表面に引っかかることにより、通信装置2Bの設置が完了する。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1A、2、2A、2B...通信装置
10...筐体
10a...埋込部
10b...露出部
11...通信ケーブルコネクタ
12...電源ケーブルコネクタ
20...スプリングヒンジ
21、22、30、30A、30B、30C、40...プレート
23...スプリング
24...シャフト
31...延伸部
32...突出部
33...傾斜部
34...端部
B...天井
C...通信ケーブル
H...穴
T...テープ
b1、b2、b3、b4...曲部

Claims (8)

  1. 天井に埋め込まれて使用される通信装置であって、
    前記天井に埋め込まれる埋込部を有する筐体と、
    前記埋込部に配置されたスプリングヒンジと、を備え、
    前記スプリングヒンジは、
    回転可能に連結された第1及び第2のプレートと、
    前記第1及び第2のプレートに対して回転圧力を加えるスプリングと、を備え、
    前記第1のプレートは、前記第2のプレートが垂直回転できるように、前記埋込部に直接的或いは間接的に固定されており、
    前記第2のプレートは前記垂直回転に伴い前記埋込部の側方に突出する、
    通信装置。
  2. 前記スプリングヒンジは、前記第2のプレートが前記側方に突出しているときに、前記第2のプレートに下向きの前記回転圧力が加わるよう固定されている、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2のプレートは水平状態から更に下側への回転が可能であり、
    前記第2のプレートには、前記第2のプレートを動径方向の外側に向けて延伸する第3のプレートが固定されている、
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第3のプレートの前記動径方向の外側の端部は、前記第2のプレートの内面側に向けて湾曲している、
    請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記第3のプレートは、
    前記第2のプレートを動径方向の外側に向けて延伸する延伸部と、
    前記延伸部の前記動径方向の外側に位置し、前記第3のプレートを前記第2のプレートの外面側に向けて湾曲或いは屈曲させる曲部と、を備える、
    請求項3に記載の通信装置。
  6. 前記埋込部には前記スプリングヒンジが複数配置されている、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 天井に埋め込まれて使用される送信機であって、
    前記天井に埋め込まれる埋込部を有する筐体と、
    前記埋込部に配置されたスプリングヒンジと、を備え、
    前記スプリングヒンジは、
    回転可能に連結された第1及び第2のプレートと、
    前記第1及び第2のプレートに対して回転圧力を加えるスプリングと、を備え、
    前記第1のプレートは、前記第2のプレートが垂直回転できるように、前記埋込部に直接的或いは間接的に固定されており、
    前記第2のプレートは前記垂直回転に伴い前記埋込部の側方に突出する、
    送信機。
  8. 天井に埋め込まれて使用される受信機であって、
    前記天井に埋め込まれる埋込部を有する筐体と、
    前記埋込部に配置されたスプリングヒンジと、を備え、
    前記スプリングヒンジは、
    回転可能に連結された第1及び第2のプレートと、
    前記第1及び第2のプレートに対して回転圧力を加えるスプリングと、を備え、
    前記第1のプレートは、前記第2のプレートが垂直回転できるように、前記埋込部に直接的或いは間接的に固定されており、
    前記第2のプレートは前記垂直回転に伴い前記埋込部の側方に突出する、
    受信機。
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