JP2017180010A - 建物防水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業工数とコストを抑制することができる建物防水構造を得る。【解決手段】本建物防水構造は、複数階建てに構築されたユニット建物10の上階側に配置される上階側ユニット12Aの建物外方側に設けられた上階外壁面材14と、下階側に配置されると共に上階側ユニット12Aの真下に配置される下階側ユニット12Bの建物外方側に設けられた下階外壁面材38と、下階外壁面材38の上端部42における少なくとも意匠面39の一部を覆う意匠面側壁部46を有している外壁上端金物44と、上端部34が上階外壁面材14における下端部28の建物内側面30に取り付けられていると共に、下端部60が外壁上端金物44の意匠面側壁部46における建物外側面に取り付けられている防水シート32と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、建物防水構造に関する。
下記特許文献1には、壁間防水構造が開示されている。この壁間防水構造では、上階外壁面材の下端部と下階外壁面材の上端部との間に防水シートが設けられている。具体的には、防水シートの上端部が上階外壁面材の下端部における建物内側面に取り付けられていると共に、防水シートの下端部が下階外壁面材の上端部における意匠面に取り付けられている。この防水シートによって、上階外壁面材と下階外壁面材との間を通って建物内部へ水が浸入するのを抑制している。
特開2007−204922号公報
ところで、一般的に、上階外壁面材の意匠面及び下階外壁面材の意匠面には、意匠性を高めるために凹凸模様等が施されている。防水性能を考慮すると、防水シートは、凹凸模様が施された部位ではなく平面に取り付けることが望ましい。したがって、上記特許文献1に開示された壁間防水構造では、防水シートの下端部を取り付けるために下階外壁面材の上端部における意匠面の一部を切り欠いて平面部を形成している。つまり、防水シートを設ける際に下階外壁面材の意匠面の一部を切り欠く工程が必要になることから、作業工数とコストとが増加する。したがって、上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記問題を考慮し、作業工数とコストを抑制することができる建物防水構造を得ることを目的とする。
第1の態様に係る建物防水構造は、複数階建てに構築されたユニット建物の上階側に配置される上階側ユニットの建物外方側に設けられた上階外壁面材と、下階に配置されると共に前記上階側ユニットの真下に配置される下階側ユニットの建物外方側に設けられた下階外壁面材と、前記下階外壁面材の上端部における少なくとも意匠面の一部を覆う平面部を有している外壁上端金物と、上端部が前記上階外壁面材における下端部の建物内側面に取り付けられていると共に、下端部が前記外壁上端金物の平面部における建物外側面に取り付けられている防水シートと、を有している。
第2の態様に係る建物防水構造は、第1の態様に係る建物防水構造において、前記外壁上端金物には、前記下階外壁面材の上端部における端面を覆う外壁端面側壁部が設けられている。
第3の態様に係る建物防水構造は、第1の態様又は第2の態様に係る建物防水構造において、前記外壁上端金物と前記下階外壁面材との間には、前記外壁上端金物と前記下階外壁面材との間に水が浸入するのを制限する防水パッキンが設けられている。
第4の態様に係る建物防水構造は、第1〜3のいずれか一つの態様に係る建物防水構造において、前記外壁上端金物には、建物上下方向に延設されると共に前記下階外壁面材の上端部における建物内側面又は前記下階外壁面材が取り付けられた外壁フレームにおける横フレームの建物内側面に当接する折り返し部が設けられている。
第1の態様によれば、下階外壁面材の上端部には、外壁上端金物が設けられている。この外壁上端金物は、下階外壁面材の上端部における少なくとも意匠面の一部を平面部にて覆った構成とされている。そして、防水シートの下端部は、平面部の建物外側面に取り付けられている。これにより、防水シートを取り付けるために下階外壁面材の意匠面の一部を切り欠いて平面部を形成する工程が不要となる。
第2の態様によれば、仮に外壁上端金物の意匠面側壁部と下階外壁面材の意匠面との間に水が入り、風に煽られて建物上方側へと流れた場合でも、下階外壁面材の上端部における端面を覆う外壁端面側壁部によって水が堰き止められる。したがって、建物内部への水の浸入を制限することができる。
第3の態様によれば、外壁上端金物と下階外壁面材との間には、防水パッキンが設けられていることから、下階外壁面材の意匠面を流れる水が風に煽られて外壁上端金物と下階外壁面材との間を通って建物内部へと浸入するのをより制限している。
第4の態様によれば、外壁上端金物には、下階外壁面材の上端部における建物内側面又は下階外壁面材が取り付けられた外壁フレームにおける横フレームの建物内側面と当接する折り返し部が設けられている。つまり、外壁上端金物は、下階外壁面材の意匠面を覆う平面部と折り返し部とで、下階外壁面材の上端部を下階外壁面材の板厚方向で挟んだ構成とされている。したがって、下階外壁面材に対する外壁上端金物の組み付け作業が容易となる。
以上説明したように、本発明に係る建物防水構造は、作業工数とコストを抑制することができるという優れた効果を有する。
一実施形態に係る建物防水構造を有するユニット建物を示す側面図である。 一実施形態に係る建物防水構造を有するユニット建物の一部を切断した状態を示す斜視図である。 一実施形態に係る建物防水構造を有するユニット建物の一部を切断した状態を示す拡大断面図である。 対比例に係る建物防水構造を有するユニット建物の一部を切断した状態を示す斜視図である。
以下、図1〜3を用いて、本発明に係る建物防水構造の一実施形態について説明する。
図1に示されるように、ユニット建物10は、図示しない基礎上に複数載置された建物ユニット12により複数階建て(一例として2階建て)に構築されている。建物ユニット12は、それぞれが直方体状を成しており、この建物ユニット12を建物上下方向に重ねて設けることで、ユニット建物10の一つの階(本実施形態では2階)と、この一つの階の下の階(本実施形態では1階)とが構成されている。
ユニット建物10の上階側、すなわち2階を構成する上階側ユニット12Aの建物外方側には、図3に示されるように上階外壁面材14と外壁フレーム16とを含んで構成された外壁面材パネル18が取り付けられている。この上階外壁面材14は、耐候性に優れたコンクリートやセラミック等の素材で構成されていると共に、意匠面15に意匠性を高める目的で例えば凹凸模様が施されている。
上階外壁面材14は、上階外壁面材14に対して建物内側に配置された外壁フレーム16に図示しない締結具によって取り付けられている。この外壁フレーム16は、上階外壁面材14の建物上下方向における端部にそれぞれ配置されていると共に、当該端部に沿った水平方向を長手方向として延設された横フレーム20と、上階外壁面材14の建物上下方向における端部のそれぞれの横フレーム20を建物上下方向で連結する図示しない縦フレームとで構成されている。なお、横フレーム20は、外側縦壁部22と、内側縦壁部24と、外側縦壁部22における建物上下方向の一方の端部とこれに対応した内側縦壁部24における建物上下方向の一方の端部とを略水平方向に連結する底壁部26と、により長手方向に直交する断面形状が略U字状に形成されている。また、上階外壁面材14の下端部28に対応した位置に設けられている横フレーム20は、断面開口が建物下方側へ向けて開放された向きに配置されている。
上階外壁面材14の下端部28における建物内側面30と、外壁フレーム16の横フレーム20における外側縦壁部22との間には、防水シート32の上端部34が設けられている。この防水シート32は、上階外壁面材14の下端部28に沿って水平方向を長手方向とした略矩形状に形成されており、上階外壁面材14の下端部28に沿って連続的に設けられている。また、防水シート32は、一例としてCR(クロロプレンゴム)シートにより構成されている。
防水シート32の上端部34における建物外側面には、ブチルテープ36が設けられており、このブチルテープ36を介して防水シート32の上端部34は上階外壁面材14の下端部28における建物内側面30に取り付けられている。なお、上階外壁面材14の下端部28における建物内側面30は平面状に形成されている。
ユニット建物10の2階を構成する上階側ユニット12Aの真下に配置されかつユニット建物10の下階(1階)を構成する下階側ユニット12Bには、建物外方側に下階外壁面材38と外壁フレーム16とを含んで構成された外壁面材パネル40が取り付けられている。この下階外壁面材38は、上階外壁面材14と同様に、耐候性に優れたコンクリートやセラミック等の素材で構成されていると共に、意匠面39に意匠性を高める目的で例えば凹凸模様が施されている。
下階外壁面材38は、下階外壁面材38に対して建物内側に配置された外壁フレーム17に図示しない締結具によって取り付けられている。この外壁フレーム17は、下階外壁面材38の建物上下方向における端部にそれぞれ配置されていると共に、当該端部に沿った水平方向を長手方向として延設された横フレーム21と、下階外壁面材38の建物上下方向における端部のそれぞれの横フレーム21を建物上下方向で連結する図示しない縦フレームとで構成されている。なお、横フレーム21は、ユニット建物10の2階を構成する上階側ユニット12Aの外壁フレーム16における横フレーム20と同様に、外側縦壁部23と、内側縦壁部25と、外側縦壁部23における建物上下方向の一方の端部とこれに対応した内側縦壁部25における建物上下方向の一方の端部とを略水平方向に連結する底壁部27と、により長手方向に直交する断面形状が略U字状に形成されている。また、下階外壁面材38の上端部42に対応した位置に設けられている横フレーム21は、断面開口が建物上方側へ向けて開放された向きに配置されている。
下階外壁面材38の上端部42には、下階外壁面材38の上端部42に沿って延設された外壁上端金物44が設けられている。この外壁上端金物44は、一例として金属により構成されていると共に、平面部としての意匠面側壁部46と、外壁端面側壁部48と、折り返し部としての折り返し壁部50と、で延設方向に直交する断面形状が略U字状に形成されている。
外壁上端金物44の意匠面側壁部46は、下階外壁面材38の上端部42における意匠面39に沿って設けられている。また、外壁上端金物44の外壁端面側壁部48は、意匠面側壁部46の上端部52から建物内側へ向かって延設されている。この外壁端面側壁部48は、下階外壁面材38の上端部42における端面54より建物上方側に配置されており、端面54に後述する防水パッキン58を介して当接されている。
外壁上端金物44の折り返し壁部50は、外壁端面側壁部48の建物内側の端部56から建物下方側へ向かって延設されている。この折り返し壁部50は、下階外壁面材38の上端部42に対応した外壁フレーム17の横フレーム21における外側縦壁部23の建物内側面29に防水パッキン58を介して当接されている。
外壁上端金物44の断面内側には、防水パッキン58が設けられている。具体的には、意匠面側壁部46の建物内側面と、外壁端面側壁部48の建物下方側面と、折り返し壁部50の建物外側面とにそれぞれ防水パッキン58が連続的に貼り付けられている。これにより、意匠面側壁部46と下階外壁面材38の意匠面39との間、外壁端面側壁部48と下階外壁面材38の端面54との間及び折り返し壁部50と横フレーム21の外側縦壁部23との間は、防水パッキン58によって隙間がない構成とされている。この防水パッキン58は、柔軟性を有する材料(一例としてブチルテープ)より構成されている。
外壁上端金物44の意匠面側壁部46には、防水シート32の下端部60が取り付けられている。この防水シート32の下端部60には、建物内側面にブチルテープ61が設けられており(図2参照)、このブチルテープ61によって外壁上端金物44の意匠面側壁部46における建物外側面に防水シート32の下端部60が取り付けられている。
防水シート32の建物外側には、図示しない化粧胴差が設けられている。この化粧胴差は、一例として下階外壁面材38に取り付けられたブラケットを介して設けられており、防水シート32及び上階外壁面材14と下階外壁面材38との間の隙間を外部に露出させないようにしている。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
ここで、図4に示される対比例を用いながら、本実施形態の作用並びに効果を説明する。なお、本実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
図4に示されるように、上階外壁面材14の下端部28における建物内側面30には、防水シート32の上端部34における建物外側面に設けられたブチルテープ36を介して防水シート32の上端部34が取り付けられている。
下階外壁面材100の意匠面102は、意匠性を高めるために図示しない凹凸模様が形成されている。また、下階外壁面材100の上端部104には、意匠面側にルータ加工部106が形成されている。このルータ加工部106は、下階外壁面材100の意匠面の一部が切り欠かれることで板厚が薄肉化していると共に、ルータ加工部106の建物外側面108は平面とされている。
下階外壁面材100のルータ加工部106における建物外側面108には、防水シート32の下端部60が取り付けられている。この防水シート32の下端部60には、建物内側面にブチルテープ61が設けられており、このブチルテープ61によって防水シート32の下端部60が平面とされたルータ加工部106における建物外側面108に取り付けられている。
一般的に、防水シート32を下階外壁面材100の意匠面102に取り付けると、下階外壁面材100の意匠面102に形成された凹凸模様の凹部内に入り込んだ水が風に煽られることで建物上方側へと流れて建物内部に入り込む可能性がある。これに対し、上記対比例によると、防水シート32の下端部60は、平面とされたルータ加工部106における建物外側面108に取り付けられていることで、建物内部への水の浸入を制限している。つまり、防水シート32の下端部60を取り付けるための平面部を下階外壁面材100側に設ける必要がある。しかしながら、この平面部としてルータ加工部106を下階外壁面材100に設けようとすると、下階外壁面材100の一部を切り欠く工程が必要となることから、作業工数とコストとが増加する。
これに対し、本実施形態によれば、図2、3に示されるように、下階外壁面材38の上端部42には、外壁上端金物44が設けられている。この外壁上端金物44は、下階外壁面材38の上端部42における少なくとも意匠面39の一部を意匠面側壁部46にて覆った構成とされている。そして、防水シート32の下端部28は、意匠面側壁部46の建物外側面に取り付けられている。これにより、防水シート32を取り付けるために下階外壁面材38の意匠面39の一部を切り欠いて平面部を形成する工程が不要となる。これにより、作業工数とコストを抑制することができる。
また、仮に外壁上端金物44の意匠面側壁部46と下階外壁面材38の意匠面39との間に水が入り、風に煽られて建物上方側へと流れた場合でも、下階外壁面材38の上端部42における端面54より建物上方側に配置されている外壁端面側壁部48によって水が堰き止められる。したがって、建物内部への水の浸入を制限することができる。
さらに、外壁上端金物44に外壁端面側壁部48が設けられていることで、外壁上端金物44の意匠面側壁部46と下階外壁面材38の意匠面39との間に水が入って風により建物上方側へと流れた場合でも、この外壁端面側壁部48によって水が堰き止められることから、外壁上端金物44の意匠面側壁部46に沿って建物上方側へと流れる水の勢いを抑制するために意匠面側壁部46を建物上下方向に沿って長くする必要がない。このため、意匠面側壁部46を車両上下方向に短くすることができると共に、これに合わせて意匠面側壁部46に取り付ける防水シート32の建物上下方向の寸法(垂れ下がり量)も短くすることができる。これにより、防水シート32を建物外部に露出させないための化粧胴差の建物上下方向の寸法を小さくできるため、外観品質を向上させることができる。
さらにまた、外壁上端金物44と下階外壁面材38との間には、防水パッキン58が設けられていることから、下階外壁面材38の意匠面39を流れる水が風に煽られて外壁上端金物44と下階外壁面材38との間を通って建物内部へと浸入するのを制限している。これにより、建物内部への水の浸入をより制限することができる。
また、外壁上端金物44には、下階外壁面材38が取り付けられた外壁フレーム17の横フレーム21の外側縦壁部23における建物内側面29に防水パッキン58を介して当接する折り返し壁部50が設けられている。つまり、外壁上端金物44は、下階外壁面材38の意匠面39を覆う意匠面側壁部46と折り返し壁部50とで、下階外壁面材38の上端部42を下階外壁面材38の板厚方向で挟んだ構成とされている。したがって、下階外壁面材38に対する外壁上端金物44の組み付け作業が容易となると共に、下階外壁面材38に対する外壁上端金物44の位置決めが容易となる。
さらに、外壁上端金物44は、下階外壁面材38の上端部42を下階外壁面材38の板厚方向で挟んだ構成とされていることで、外壁上端金物44が下階外壁面材38の板厚方向に沿って変位するのが抑制される。このため、外壁上端金物44と下階外壁面材38との間に隙間ができるのを抑制して防水パッキン58による建物内部への水の浸入の抑制を維持することができる。なお、外壁上端金物44の意匠面側壁部46と折り返し壁部50との間の寸法を狭めることで、意匠面側壁部46を下階外壁面材38の板厚方向に沿って建物内側へと引き込んで防水パッキン58を圧縮させる構成としてもよい。この場合、防水パッキン58が圧縮されることでより一層外壁上端金物44と下階外壁面材38との間から建物内部へ水が浸入するのを抑制することができる。
なお、本実施形態では、外壁上端金物44は、意匠面側壁部46と、外壁端面側壁部48と、折り返し壁部50と、で延設方向に直交する断面形状が略U字状に形成されているが、これに限らず、外壁上端金物44は、意匠面側壁部46と、外壁端面側壁部48と、で延設方向に直交する断面形状が略L字状に形成されていてもよいし、意匠面側壁部46だけで構成されていてもよい。
また、外壁上端金物44の折り返し壁部50は、外壁端面側壁部48の建物内側の端部56から建物下方側へ向かって延設されている構成とされているが、これに限らず、意匠面側壁部46から水平方向に沿って建物内側へと延設された棒材等他の部材から建物下方側へ向かって延設された構成としてもよい。
さらに、外壁上端金物44の折り返し壁部50は、下階外壁面材38の上端部42に対応した横フレーム21における外側縦壁部23に防水パッキン58を介して当接されているが、これに限らず、下階外壁面材38の上端部42の建物内側面に当接された構成としてもよい。
さらにまた、外壁上端金物44の折り返し壁部50の建物外側面には、防水パッキン58が設けられているが、これに限らず、折り返し壁部50の建物外側面に防水パッキン58が設けられていない構成としてもよい。
また、ユニット建物10は、2階建てに構築されているが、これに限らず、3階以上の複数階建てに構築されていてもよく、また本実施形態の建物防水構造は2階と1階との間のみならずその他の階と当該階の上の階又は下の階との間に設けてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 ユニット建物
12A 上階側ユニット
12B 下階側ユニット
14 上階外壁面材
17 外壁フレーム
21 横フレーム
28 下端部
29 建物内側面
30 建物内側面
32 防水シート
34 上端部
38 下階外壁面材
39 意匠面
42 上端部
44 外壁上端金物
46 意匠面側壁部(平面部)
48 外壁端面側壁部
50 折り返し壁部(折り返し部)
54 端面
58 防水パッキン
60 下端部

Claims (4)

  1. 複数階建てに構築されたユニット建物の上階側に配置される上階側ユニットの建物外方側に設けられた上階外壁面材と、
    下階に配置されると共に前記上階側ユニットの真下に配置される下階側ユニットの建物外方側に設けられた下階外壁面材と、
    前記下階外壁面材の上端部における少なくとも意匠面の一部を覆う平面部を有している外壁上端金物と、
    上端部が前記上階外壁面材における下端部の建物内側面に取り付けられていると共に、下端部が前記外壁上端金物の平面部における建物外側面に取り付けられている防水シートと、
    を有する建物防水構造。
  2. 前記外壁上端金物には、前記下階外壁面材の上端部における端面を覆う外壁端面側壁部が設けられている、
    請求項1記載の建物防水構造。
  3. 前記外壁上端金物と前記下階外壁面材との間には、前記外壁上端金物と前記下階外壁面材との間に水が浸入するのを制限する防水パッキンが設けられている、
    請求項1又は請求項2記載の建物防水構造。
  4. 前記外壁上端金物には、建物上下方向に延設されると共に前記下階外壁面材の上端部における建物内側面又は前記下階外壁面材が取り付けられた外壁フレームにおける横フレームの建物内側面に当接する折り返し部が設けられている、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の建物防水構造。
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