JP2017177443A - シリコーン成形品およびその製造方法 - Google Patents

シリコーン成形品およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017177443A
JP2017177443A JP2016065777A JP2016065777A JP2017177443A JP 2017177443 A JP2017177443 A JP 2017177443A JP 2016065777 A JP2016065777 A JP 2016065777A JP 2016065777 A JP2016065777 A JP 2016065777A JP 2017177443 A JP2017177443 A JP 2017177443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone
film
main body
resin
molded product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016065777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6611339B2 (ja
Inventor
俊樹 岩本
toshiki Iwamoto
俊樹 岩本
幸雄 白崎
Yukio Shirasaki
幸雄 白崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IWAMOTO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
IWAMOTO SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IWAMOTO SEISAKUSHO KK filed Critical IWAMOTO SEISAKUSHO KK
Priority to JP2016065777A priority Critical patent/JP6611339B2/ja
Publication of JP2017177443A publication Critical patent/JP2017177443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6611339B2 publication Critical patent/JP6611339B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】他部材に強固に取り付けることができる、シリコーン成形品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂フィルム2の一方面上に、シリコーン樹脂を主材とする本体3が形成されている。また、樹脂フィルム2の一方面には、シリコーン系粘着剤の成分が付着している。そして、本体3における樹脂フィルム2との境界部分では、シリコーン樹脂とシリコーン系粘着剤の成分とが混ざり合っている。そのため、本体3と樹脂フィルム2とは、シリコーン系粘着剤を介して強固に接合されている。また、樹脂フィルム2は、シリコーンオイルを浸透させない樹脂からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリコーン成形品およびその製造方法に関する。
シリコーンは、無色・無臭で、撥水性、耐油性、耐酸化性、耐熱性および電気絶縁性を有していることから、建築、玩具、医療、電気・電子、化粧品などの幅広い分野で使用されており、スマートフォンケース、調理器具、パッキンなど、多種のシリコーン樹脂(シリコーンゴム)の成形品が提供されている。
ところが、シリコーン樹脂には、その成形品を他部材に強固に接着させることが困難であるという難点がある。シリコーン系接着剤を用いることにより、シリコーン樹脂の成形品(シリコーン成形品)を他部材に接着させることができるが、シリコーン系接着剤は、万能ではなく、ウレタン系樹脂や塩化ビニル系樹脂とは相性が悪く、それらとシリコーン成形品とを接着させることができない。また、シリコーン樹脂の高い離型性により、シリコーン樹脂上に他の樹脂をコーティングすることは非常に困難である。
たとえば、特許文献1では、シリコーン成形品にシリコーン系接着剤で多孔質材を接着させ、シリコーン系接着剤が含浸しない部分を多孔質材に設けることにより、その部分を利用して、多孔質材を他部材に接着させることができるとされている。
特開平5−181984号公報
しかしながら、シリコーン系接着剤が硬化すると、硬化したシリコーン系接着剤の内部から遊離したシリコーンオイルが滲み出る。滲み出たシリコーンオイルが多孔質材に染み込み、多孔質材の表面にシリコーンオイルが染み出ると、その多孔質材の表面を他部材に良好に接着させることができない。また、多孔質材の表面を他部材に接着させた後、その接着部分にシリコーンオイルが達すると、接着強度が低下し、多孔質材が他部材から剥がれるおそれがある。
本発明の目的は、他部材に強固に取り付けることができる、シリコーン成形品およびその製造方法を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係るシリコーン成形品は、フィルムと、シリコーン樹脂を主材とし、フィルムの一方面上に形成された本体とを含み、フィルムの一方面には、シリコーン系粘着剤の成分が付着し、少なくとも本体におけるフィルムとの境界部分において、シリコーン樹脂とシリコーン系粘着剤の成分とが混ざり合っており、フィルムは、シリコーンオイルを浸透させない樹脂からなる。
この構成によれば、フィルムの一方面上に、シリコーン樹脂を主材とする本体が形成されている。また、フィルムの一方面には、シリコーン系粘着剤の成分が付着している。そして、本体におけるフィルムとの境界部分では、シリコーン樹脂とシリコーン系粘着剤の成分とが混ざり合っている。そのため、本体とフィルムとは、シリコーン系粘着剤を介して強固に接合されている。
フィルムは、シリコーンオイルを浸透させない樹脂からなる。そのため、硬化したシリコーン系粘着剤からシリコーンオイルが滲み出ても、シリコーンオイルは、フィルムに染み込まず、フィルムの他方面(本体側と反対側の表面)に染み出さない。よって、フィルムの他方面と他部材とを接着剤で強固に接着させることができる。本体とフィルムとが強固に接合されているので、フィルムの他方面が他部材に強固に接着されることにより、本体が他部材に対して強固に取り付けられる(固定される)。
かかる構成のシリコーン成形品は、シリコーン樹脂を主材とする材料を成形型の凹部に注入する注入工程と、一方面にシリコーン系粘着剤を有するフィルムを用意し、注入工程後、フィルムの一方面を成形型に向けて、少なくとも凹部に注入された材料の表面全体を覆うように、フィルムを配置する配置工程と、配置工程後、凹部内の材料を硬化させる硬化工程と、硬化工程後、硬化した材料および当該材料と一体化されたフィルムからなる成形品を成形型から取り出す取出工程とを含む、製造方法により製造することができる。
また、シリコーン成形品の製造方法には、取出工程後、刃先が成形型の凹部の開口端と同一の形状に形成された切断刃を用いて、硬化した材料の外形に沿ってフィルムを切断する切断工程がさらに含まれてもよい。
この切断工程により、硬化した材料、つまりシリコーン成形品の本体からフィルムがはみ出ていても、そのフィルムのはみ出た部分を容易に切除することができる。しかも、シリコーン成形品の本体を切除しないので、表面に切断面を有していない本体を得ることができる。
本体に切断面を有していない構成は、本体の材料に蓄光材が含まれる場合に好適である。すなわち、シリコーン樹脂と蓄光材との混合材料を用いた本体では、切断面を有していないことにより、本体内への水分の浸入を防止することができ、ひいては、水分による蓄光材の劣化を抑制することができる。その結果、蓄光材の燐光輝度の経年低下の度合いを小さくすることができ、蓄光材の燐光輝度を長い期間にわたって高く維持することができる。
シリコーン成形品は、両面に接着層を有し、一方の接着層がフィルムの他方面に貼り合わされた両面接着シートと、両面シートの他方の接着層に貼り合わされた剥離紙とをさらに含む構成であってもよい。
この構成では、剥離紙を剥離して、両面接着シートの接着層を他部材に接着させることにより、シリコーン成形品を他部材に容易に取り付けることができる。
本発明によれば、シリコーン系接着剤を用いずに、シリコーン成形品を他部材に強固に取り付けることができる。
本発明の一実施形態に係るシリコーン成形品の斜視図である。 素材の状態の樹脂フィルムの構造を図解的に示す側面図である。 樹脂フィルムの他方面に両面接着シートが設けられた構成のシリコーン成形品の図解的な側面図である。 図1に示される形状と異なる形状のシリコーン成形品の斜視図である。 図4に示される形状のシリコーン成形品の使用状態を示す斜視図である。 図1に示される形状のシリコーン成形品の製造工程を示す斜視図である。 図1に示される形状のシリコーン成形品の製造工程(注入工程)、を示す斜視図である。 図1に示される形状のシリコーン成形品の製造工程(配置工程、硬化工程)を示す斜視図である。 図1に示される形状のシリコーン成形品の製造工程(取出工程、切断工程)を示す斜視図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<シリコーン成形品の構造>
図1は、本発明の一実施形態に係るシリコーン成形品1の斜視図である。
シリコーン成形品1は、樹脂フィルム2と、樹脂フィルム2の一方面上に形成された本体3とを含む。
図2は、素材の状態の樹脂フィルム2の構造を図解的に示す側面図である。
樹脂フィルム2は、シリコーンオイルを浸透させない樹脂、たとえば、ポリエステル樹脂からなる。樹脂フィルム2は、本体3と一体化される前の素材の状態において、図2に示されるように、その一方面、つまり本体3が形成される側の面上にシリコーン系粘着剤の層である粘着層4を有している。樹脂フィルム2の厚みは、たとえば、25μmであり、粘着層4の厚みは、たとえば、30μmである。
本体3は、熱硬化性または紫外線硬化性のシリコーン樹脂(シリコーンゴム)を主材とする成形体である。熱硬化性シリコーン樹脂は、低温硬化性シリコーン樹脂または常温硬化性シリコーン樹脂であってもよい。
樹脂フィルム2の一方面上に本体3が形成された状態では、素材の状態の樹脂フィルム2が有する粘着層4は、本体3と一体化している。そして、その状態において、樹脂フィルム2には、粘着層4を構成していたシリコーン系粘着剤の成分が残り、本体3における樹脂フィルム2との境界部分では、シリコーン樹脂とシリコーン系粘着剤の成分とが混ざり合っている。これにより、樹脂フィルム2と本体3とは、シリコーン系粘着剤を介して強固に接合されている。
シリコーン成形品1は、シリコーン系接着剤ではない接着剤、たとえば、アクリル樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、塩化ビニル樹脂溶剤系接着剤などを用いて、樹脂フィルム2を他部材に接着させることにより、他部材に対して強固に取り付けることができる。
図3は、樹脂フィルム2の他方面5に両面接着シート6が設けられた構成を図解的に示す側面図である。
樹脂フィルム2の他方面5、つまり本体3側と反対側の面5には、両面接着シート6が設けられてもよい。両面接着シート6は、たとえば、フィルム状の基材7の両面に接着剤からなる接着層8,9を設けた構成を有している。一方の接着層8が樹脂フィルム2の他方面5に貼り合わされて、その接着層8が他方面5に接着することにより、両面接着シート6が樹脂フィルム2に対して固定的に設けられる。他方の接着層9には、剥離紙10が剥離可能に貼り合わされている。
この構成では、剥離紙10を剥離して、両面接着シート6の接着層9を他部材に接着させることにより、シリコーン成形品1を他部材に容易に取り付けることができる。
シリコーン成形品1の形状は、後述する製造方法による製造が可能であれば、とくに限定されない。図1に示される一例では、樹脂フィルム2が略四角形状に形成され、本体3が扁平な略四角柱状に形成されている。本体3の側面は、樹脂フィルム2から離れるほど内側に位置するように緩やかに傾斜している。また、本体3の表面(側面および上面)は、刃物などで切断されることにより生じる切断面を有していない。
図4は、シリコーン成形品1の形状の他の例を示す斜視図である。図5は、図4に示される形状のシリコーン成形品1の使用状態を示す斜視図である。
シリコーン成形品1は、図4に示されるように、断面円弧状でその中心線方向に延びる形状に形成されていてもよい。
この形状のシリコーン成形品1は、接着剤または両面接着シート6などを用いて、樹脂フィルム2を廊下などの手すり11の表面に接着させることにより、手すり11に取り付けることができる。
本体3の材料には、蓄光材(蓄光顔料)が含まれていてもよい。すなわち、本体3の材料として、シリコーン樹脂と蓄光材との混合材料が用いられてもよい。
本体3の材料に蓄光顔料が含まれることにより、夜間に簡易照明の機能を発揮することができる。たとえば、シリコーン成形品1が手すり11に取り付けられる場合、シリコーン成形品1から放出される燐光により、暗闇でも手すり11の位置を案内することができる。また、シリコーン成形品1から放出される燐光により、手すり11の周囲を照らすことができ、手すり11が設けられた廊下などにおける歩行を安全にすることができる。
蓄光材は、水分に触れると加水分解により蓄光効果が低下する非耐水性のものであってもよいし、加水分解が抑制された耐水性または加水分解を生じない防水性のものであってもよい。防水性の蓄光顔料としては、株式会社ルミネッサス製の「標準顔料:Luminessus CJ01」を例示することができる。
本体3の材料にシリコーン樹脂と防水性の蓄光顔料との混合材料が用いられる場合、シリコーン成形品1は、優れた耐水性を有し、水回りでの使用に好適である。たとえば、シリコーン成形品1が岸壁に取り付けられることにより、夜間に岸壁を目立たせることができる。これにより、船舶が接岸する際の安全性を向上させることができる。また、シリコーン成形品1を船体やウエットスーツに取り付けて使用することもできる。さらには、シリコーン成形品1に釣り針を取り付けることにより、ルアーとして使用することもできる。
<シリコーン成形品の製造方法>
図6A、図6B、図6Cおよび図6Dは、図1に示される形状のシリコーン成形品1の製造工程を示す斜視図である。
シリコーン成形品1の製造に際しては、図6Aに示されるように、シリコーン成形品1の形状に対応した凹部21を有する成形型22が用意される。図1に示される形状のシリコーン成形品1用の成形型22では、たとえば、複数の平面視四角形状の凹部21が行列状に整列して形成されている。
また、本体3の材料および素材の状態の樹脂フィルム2が用意される。
その後、図6Bに示されるように、本体3の材料が成形型22の凹部21に注入され、凹部21が本体3の材料で満たされる(注入工程)。
次いで、本体3の材料が未硬化の状態で、図6Cに示されるように、樹脂フィルム2が成形型22上に配置される(配置工程)。このとき、樹脂フィルム2は、粘着層4が成形型22に向けられて、少なくとも各凹部21に注入されている材料の表面全体を一括して覆うように配置される。
その後、成形型22の凹部21内の材料を硬化させる工程(硬化工程)が実施される。凹部21内の材料が硬化する過程で、樹脂フィルム2の粘着層4を構成するシリコーン系粘着剤の成分の一部が凹部21内の材料に混ざる。その結果、凹部21内の材料が硬化したときには、その硬化した材料からなる本体3と樹脂フィルム2とが一体化している。
硬化工程後、複数の本体3およびそれらと一体化された樹脂フィルム2からなる成形体が成形型22から取り出される(取出工程)。
その後、図6Dに示されるように、成形型の凹部の開口端と同一の形状の刃先を有する切断刃23が用いられて、各本体3の外形に沿って樹脂フィルム2が切断される(切断工程)。これにより、シリコーン成形品1が得られる。
この切断工程により、硬化した材料、つまりシリコーン成形品の本体3から樹脂フィルム2がはみ出ていても、その樹脂フィルム2のはみ出た部分を容易に切除することができる。しかも、シリコーン成形品1の本体3を切除しないので、表面に切断面を有していない本体3を得ることができる。
<作用効果>
以上のように、樹脂フィルム2の一方面上に、シリコーン樹脂を主材とする本体3が形成されている。また、樹脂フィルム2の一方面には、シリコーン系粘着剤の成分が付着している。そして、本体3における樹脂フィルム2との境界部分では、シリコーン樹脂とシリコーン系粘着剤の成分とが混ざり合っている。そのため、本体3と樹脂フィルム2とは、シリコーン系粘着剤を介して強固に接合されている。
樹脂フィルム2は、シリコーンオイルを浸透させない樹脂からなる。そのため、硬化したシリコーン系粘着剤からシリコーンオイルが滲み出ても、シリコーンオイルは、樹脂フィルム2に染み込まず、樹脂フィルム2の他方面(本体3側と反対側の表面)に染み出さない。よって、樹脂フィルム2の他方面と他部材とを接着剤で強固に接着させることができる。本体3と樹脂フィルム2とが強固に接合されているので、樹脂フィルム2の他方面が他部材に強固に接着されることにより、本体3が他部材に対して強固に取り付けられる(固定される)。
シリコーン成形品1では、本体3に切断面を有していない。したがって、シリコーン成形品1は、本体3の材料に蓄光材が含まれる場合に好適である。すなわち、シリコーン樹脂と蓄光材との混合材料を用いた本体3では、切断面を有していないことにより、本体3内への水分の浸入を防止することができる。そのため、蓄光材に非耐水性のものが採用されていても、水分による蓄光材の劣化を抑制することができる。その結果、蓄光材の燐光輝度の経年低下の度合いを小さくすることができ、蓄光材の燐光輝度を長い期間にわたって高く維持することができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、シリコーン成形品1の製造に際して、素材の状態の樹脂フィルム2が用意されるとしたが、その樹脂フィルム2を用意する工程は、予め作製された素材の状態の樹脂フィルム2を準備する工程であってもよいし、シリコーンオイルを浸透させない性質の樹脂からなるフィルム上にシリコーン系粘着剤を塗布することにより、樹脂フィルム2を作製する工程であってもよい。
また、シリコーン成形品1の用途をいくつか例示したが、その用途は限定されず、シリコーン成形品1を自動車などの車両のエンブレムに用いることもできるなど、シリコーン成形品1の用途は多種に及ぶ。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 シリコーン成形品
2 樹脂フィルム(フィルム)
3 本体
4 粘着層(シリコーン系粘着剤)
5 他方面
6 両面接着シート
8 接着層
9 接着層
10 剥離紙
21 凹部
22 成形型
23 切断刃

Claims (6)

  1. フィルムと、
    シリコーン樹脂を主材とし、前記フィルムの一方面上に形成された本体とを含み、
    前記フィルムの前記一方面には、シリコーン系粘着剤の成分が付着し、
    少なくとも前記本体における前記フィルムとの境界部分において、シリコーン樹脂とシリコーン系粘着剤の成分とが混ざり合っており、
    前記フィルムは、シリコーンオイルを浸透させない樹脂からなる、シリコーン成形品。
  2. 両面に接着層を有し、一方の前記接着層が前記フィルムの他方面に貼り合わされた両面接着シートと、
    前記両面シートの他方の前記接着層に貼り合わされた剥離紙とをさらに含む、請求項1に記載のシリコーン成形品。
  3. 前記本体の材料に、蓄光材が含まれている、請求項1または2に記載のシリコーン成形品。
  4. 前記本体の表面は、切断面を有していない、請求項3に記載のシリコーン成形品。
  5. シリコーン樹脂を主材とする材料を成形型の凹部に注入する注入工程と、
    一方面にシリコーン系粘着剤を有するフィルムを用意し、前記注入工程後、前記フィルムの前記一方面を前記成形型に向けて、少なくとも前記凹部に注入された材料の表面全体を覆うように、前記フィルムを配置する配置工程と、
    前記配置工程後、前記凹部内の材料を硬化させる硬化工程と、
    前記硬化工程後、硬化した材料および当該材料と一体化されたフィルムからなる成形品を成形型から取り出す取出工程とを含む、シリコーン成形品の製造方法。
  6. 前記取出工程後、刃先が前記成形型の凹部の開口端と同一の形状に形成された切断刃を用いて、前記硬化した材料の外形に沿って前記フィルムを切断する切断工程をさらに含む、請求項5に記載のシリコーン成形品の製造方法。
JP2016065777A 2016-03-29 2016-03-29 シリコーン成形品の製造方法 Active JP6611339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016065777A JP6611339B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 シリコーン成形品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016065777A JP6611339B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 シリコーン成形品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017177443A true JP2017177443A (ja) 2017-10-05
JP6611339B2 JP6611339B2 (ja) 2019-11-27

Family

ID=60003327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016065777A Active JP6611339B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 シリコーン成形品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6611339B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112018005161T5 (de) 2017-09-15 2020-06-25 Denso Corporation Ventilvorrichtung
KR20230086153A (ko) * 2021-12-08 2023-06-15 주식회사 제이피씨오토모티브 차량용 에어벤트의 노브부싱 제조방법 및 그 제조방법에 의해 제조된 노브부싱

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112018005161T5 (de) 2017-09-15 2020-06-25 Denso Corporation Ventilvorrichtung
KR20230086153A (ko) * 2021-12-08 2023-06-15 주식회사 제이피씨오토모티브 차량용 에어벤트의 노브부싱 제조방법 및 그 제조방법에 의해 제조된 노브부싱
KR102637507B1 (ko) * 2021-12-08 2024-02-16 주식회사 제이피씨오토모티브 차량용 에어벤트의 노브부싱 제조방법 및 그 제조방법에 의해 제조된 노브부싱

Also Published As

Publication number Publication date
JP6611339B2 (ja) 2019-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2546898A3 (en) Phosphor adhesive sheet, light emitting diode element including phosphor layer, light emitting diode device, and producing methods thereof
EP1714896A4 (en) BOTTLES FOR CONTAINERS AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
MX2017000518A (es) Metodo para producir una parte de acoplamiento de vehiculo de plastico.
AU2016255775B2 (en) Display assemblies and methods for applying the same to vulcanized rubber articles
JP6611339B2 (ja) シリコーン成形品の製造方法
ATE285334T1 (de) Mit einem laserstrahl beschriftbare folie
ATE544585T1 (de) Verfahren zur herstellung einer a-z- querschnittskomponente aus verbundwerkstoff
WO1999014063A1 (fr) Aimant dans lequel est scellee une fleur dessechee sous presse
BR0010486B1 (pt) cabeÇa de barbeador que possui um elemento antifricÇço solidÁrio de uma base fixa por soldadura e processo de colocaÇço de uma faixa antifricÇço sobre uma cabeÇa de barbeador.
JP2005505451A5 (ja)
JP6239388B2 (ja) 漆製品の製造方法
CN101024323A (zh) 热转印弹性标章
JP5877271B1 (ja) コンクリート構造物の製造方法
CN201755927U (zh) 塑质薄壳件复合体的外表膜
JP2017039902A (ja) 貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法
JP5984382B2 (ja) 転写用フィルムによる加飾方法及び転写用フィルム
JP2019194015A5 (ja)
TWI781486B (zh) 立體雷射圖騰、具有其的殼件、具有其的發光元件以及其製造方法
JP3219486U (ja) 小物物品
KR101384041B1 (ko) 핸드폰 케이스 또는 핸드폰 보호커버
JP6570131B2 (ja) 漆製品及びその製造方法
JP2007195636A (ja) 装飾付シールシート及びその製造方法
JP2013132828A (ja) 転写用フィルム
KR910008847B1 (ko) 무늬가 든 frp 성형체의 제조방법
JP2024014342A (ja) クラフトパーツおよびその製作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190325

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190403

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6611339

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150