JP2017176955A - 電気集塵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】これまでに比べて有効な開口面積を広げることができる電気集塵装置を提供する。【解決手段】電気集塵装置51は、通路52a内に配置されて、通路52a内の空気中に放電する放電電極85と、放電電極85の下流で通路52a内に配置されて、板面同士を向き合わせて一定の間隔で配列される複数枚の第1電極板83を有する集塵電極82と、第1電極板83の板面に向き合いつつ通路52a内に一定の間隔で配列される複数枚の第2電極板87を有する非集塵電極86と、通路52aの壁面に対応して個々の第2電極板87に規定される側縁87a、87bから離れた位置で第2電極板87同士を連結する1本の連結体88とを備える。【選択図】図7
Description
本発明は電気集塵装置に関する。
特許文献1は電気集塵機を開示する。電気集塵機は、板面同士を向き合わせて一定の間隔で配列される複数枚の第1電極板を有する集塵電極を備える。集塵電極には一定の間隔で配置される非集塵電極が向き合わせられる。非集塵電極には規定の電圧が印加される。帯電した微粒子は非集塵電極の第2電極板に反発して集塵電極の第1電極板に向かって進路を曲げる。こうして微粒子は効率的に集塵電極に捕獲される。
特許文献1に記載の電気集塵機では非集塵電極21(図8)は相互に平行に延びる1対の連結部材43F,43B(図8)を備える。2本の連結部材は、通路の壁面に対応して個々の第2電極板21P(図8)に規定される側縁でそれぞれ第2電極板21P(図8)同士を連結する。2本の連結部材43F,43B(図8)は隣り合う第2電極板21P(図8)間の有効な開口面積を狭めてしまう。
本発明は、これまでに比べて有効な開口面積を広げることができる電気集塵装置を提供することを目的とする。
本発明の第1形態は、空気の流通路内に配置される電気集塵機において、流通する空気に放電する放電電極と、前記放電電極の下流に配置されて、板面同士を向き合わせて一定の間隔で配列される複数枚の第1電極板を有する集塵電極と、前記第1電極板の板面に向き合いつつ一定の間隔で配列される複数枚の第2電極板を有する非集塵電極と、前記空気の流通方向に交差するとともに、前記第2電極板同士を連結する1本の連結体とを備える電気集塵装置に関する。
非集塵電極には放電電極と同極性の電圧が印加される。放電電極の放電によって帯電した微粒子は、非集塵電極と集塵電極との間を通過する際に、非集塵電極の第2電極板に反発して集塵電極の第1電極板に向かって進路を曲げる。こうして微粒子は効率的に集塵電極に捕獲される。このとき、第2電極板同士は1本の連結体で相互に連結されることから、2本の連結部材で連結されるよりも広い通路は確保されることができる。しかも、第2電極板同士が側縁で連結される場合に比べて、第2電極板から連結体に作用するモーメント荷重が縮小されることから、非集塵電極には十分な耐久性が確保されることができる。
電気集塵装置では、前記連結体は前記第2電極板の下流の縁に配置されればよい。連結体よりも下流に第2電極板は広がらないので、第2電極板の全域は有効に利用されることができる。したがって、第1電極板も広い面積で第2電極板に向き合うことができる。
前記連結体は、前記空気の流通方向に沿って空気抵抗を低減する形状を有すればよい。連結体は、気流の通路内に配置されるにも拘わらず、通風抵抗はできる限り縮小されることができる。
以上のように開示の装置によれば、これまでに比べて有効な開口面積を広げることができる電気集塵装置は提供される。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
(1)空気調和機の構成
図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機11の構成を概略的に示す。空気調和機11は室内機12および室外機13を備える。室内機12は例えば建物内の室内空間の壁面の上部に設置される。その他、室内機12は室内空間に相当する空間に設置されればよい。室内機12には室内熱交換器14が組み込まれる。室外機13には圧縮機15、室外熱交換器16、膨張弁17および四方弁18が組み込まれる。室内熱交換器14、圧縮機15、室外熱交換器16、膨張弁17および四方弁18は冷凍回路19を形成する。
図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機11の構成を概略的に示す。空気調和機11は室内機12および室外機13を備える。室内機12は例えば建物内の室内空間の壁面の上部に設置される。その他、室内機12は室内空間に相当する空間に設置されればよい。室内機12には室内熱交換器14が組み込まれる。室外機13には圧縮機15、室外熱交換器16、膨張弁17および四方弁18が組み込まれる。室内熱交換器14、圧縮機15、室外熱交換器16、膨張弁17および四方弁18は冷凍回路19を形成する。
冷凍回路19は第1循環経路21を備える。第1循環経路21は四方弁18の第1口18aおよび第2口18bを相互に結ぶ。第1循環経路21には圧縮機15が組み込まれる。圧縮機15の吸入管15aは四方弁18の第1口18aに冷媒配管を介して接続される。第1口18aからガス冷媒は圧縮機15の吸入管15aに供給される。圧縮機15は低圧のガス冷媒を所定の圧力まで圧縮する。圧縮機15の吐出管15bは四方弁18の第2口18bに冷媒配管を介して接続される。圧縮機15の吐出管15bからガス冷媒は四方弁18の第2口18bに供給される。冷媒配管は例えば銅管であればよい。
冷凍回路19は第2循環経路22をさらに備える。第2循環経路22は四方弁18の第3口18cおよび第4口18dを相互に結ぶ。第2循環経路22には、第3口18c側から順番に室外熱交換器16、膨張弁17および室内熱交換器14が組み込まれる。室外熱交換器16は、通過する冷媒と周囲の空気との間で熱エネルギーを交換する。室内熱交換器14は、通過する冷媒と周囲の空気との間で熱エネルギーを交換する。第2循環経路22は例えば銅管などの冷媒配管で形成されればよい。
室外機13には送風ファン23が組み込まれる。送風ファン23は室外熱交換器16に通風する。送風ファン23は例えば羽根車の回転に応じて気流を生成する。気流は室外熱交換器16を通り抜ける。通り抜ける気流の流量は羽根車の回転数に応じて調整される。
室内機12には送風ファン24が組み込まれる。送風ファン24は室内熱交換器14に通風する。送風ファン24は羽根車の回転に応じて気流を生成する。送風ファン24の働きで室内機12には室内空気が吸い込まれる。室内空気は室内熱交換器14を通り抜け冷媒と熱交換する。熱交換された冷気または暖気の気流は室内機12から吹き出される。通り抜ける気流の流量は羽根車の回転数に応じて調整される。
冷凍回路19で冷房運転が実施される場合には、四方弁18は第2口18bおよび第3口18cを相互に接続し第1口18aおよび第4口18dを相互に接続する。したがって、圧縮機15の吐出管15bから高温高圧の冷媒が室外熱交換器16に供給される。冷媒は室外熱交換器16、膨張弁17および室内熱交換器14を順番に流通する。室外熱交換器16では冷媒から外気に放熱する。膨張弁17で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は室内熱交換器14で周囲の空気から吸熱する。冷気が生成される。冷気は送風ファン24の働きで室内空間に吹き出される。
冷凍回路19で暖房運転が実施される場合には、四方弁18は第2口18bおよび第4口18dを相互に接続し第1口18aおよび第3口18cを相互に接続する。圧縮機15から高温高圧の冷媒が室内熱交換器14に供給される。冷媒は室内熱交換器14、膨張弁17および室外熱交換器16を順番に流通する。室内熱交換器14では冷媒から周囲の空気に放熱する。暖気が生成される。暖気は送風ファン24の働きで室内空間に吹き出される。膨張弁17で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は室外熱交換器16で周囲の空気から吸熱する。その後、冷媒は圧縮機15に戻る。
(2)室内機の構成
図2は一実施形態に係る室内機12の外観を概略的に示す。室内機12は本体25を備える。本体25に室内熱交換器14が支持される。本体25の正面(前面)にはアウターパネル26が開閉自在に覆い被さる。
図2は一実施形態に係る室内機12の外観を概略的に示す。室内機12は本体25を備える。本体25に室内熱交換器14が支持される。本体25の正面(前面)にはアウターパネル26が開閉自在に覆い被さる。
本体25の底板27には吹出口28が形成される。吹出口28は室内に向けて開口される。本体25は背面で例えば室内の壁面に固定されることができる。吹出口28は、室内熱交換器14で生成される冷気または暖気の気流を吹き出す。
吹出口28には前後1対の上下風向板29a、29bが配置される。上下風向板29a、29bはそれぞれ水平軸線31a、31b回りに回転することができる。回転に応じて上下風向板29a、29bは吹出口28を開閉することができる。上下風向板29a、29bの角度に応じて、吹き出される気流の方向は変えられる。
図3に示されるように、本体25の天板32には吸込口33が形成される。室内熱交換器14に流入する空気は吸込口33から取り込まれる。本体25には天板32の下方で室内熱交換器14の前方に複数のエアフィルタアセンブリ34が着脱自在に装着される。エアフィルタアセンブリ34は水平軸線31a、31bの軸方向に横並びに並べられる。個々のエアフィルタアセンブリ34はエアフィルタ35およびフィルタ清掃ユニット36を備える。エアフィルタ35はフィルタ清掃ユニット36上に支持され保持される。フィルタ清掃ユニット36は支持枠37で本体25に固定される。支持枠37が本体25の定位置に装着されると、エアフィルタ35は室内熱交換器14の収容空間と吸込口33に接する空間とに本体25内の空間を分割する。吸込口33側の空間の空気はエアフィルタ35を通過して室内熱交換器14の収容空間に進入する。
支持枠37には前側フィルタレール38が形成される。前側フィルタレール38はエアフィルタ35の左右両側に相互に平行に延びる。前側フィルタレール38の延長線上で本体25には左右の後側フィルタレール39が形成される。後側フィルタレール39はエアフィルタ35の左右両側に相互に平行に延びる。エアフィルタ35は左右両側でスライド自在にフィルタレール38、39に保持される。フィルタレール38、39は水平軸線31a、31bに直交する垂直面に沿って形成される。フィルタレール38、39はエアフィルタ35の前後移動を案内する。こうしてエアフィルタ35の移動経路は規定される。
図4に示されるように、個々のフィルタ清掃ユニット36は上ダストボックス42および下ダストボックス43を備える。上ダストボックス42および下ダストボックス43は支持枠37を形成する。上ダストボックス42および下ダストボックス43は前後に配置されて相互に重ねられる。上ダストボックス42および下ダストボックス43の間にエアフィルタ35が配置される。エアフィルタ35の清掃時、概ねエアフィルタ35の前面の塵埃は上ダストボックス42のボックス本体45に回収され、エアフィルタ35の後面の塵埃は下ダストボックス43に回収される。
フィルタ清掃ユニット36は第1従動ギア46および第2従動ギア47を備える。第1従動ギア46は上ダストボックス42に取り付けられる。第1従動ギア46は水平軸48回りで回転する。第1従動ギア46は、上ダストボックス42内の後述する清掃ブラシを回転駆動する。第1従動ギア46の歯は上ダストボックス42の外面から部分的に露出する。同様に、第2従動ギア47は下ダストボックス43に取り付けられる。第2従動ギア47は水平軸49回りで回転する。第2従動ギア47は、下ダストボックス43の両端に配置されエアフィルタ35を駆動する。第2従動ギア47の歯は下ダストボックス43の外面から部分的に露出する。エアフィルタアセンブリ34が本体25にセットされると、第1従動ギア46は本体25に搭載の第1駆動ギア(図示されず)に噛み合い、同様に第2従動ギア47は本体25に搭載の第2駆動ギア(図示されず)に噛み合う。個々の駆動ギアには個別に電動モータといった駆動源(図示されず)が連結される。個々の駆動源から供給される駆動力に応じて第1従動ギア46および第2従動ギア47は個別に回転する。
本体25には電気集塵ユニット51が着脱自在に装着される。ここでは、電気集塵ユニット51は一方のエアフィルタアセンブリ34の背後に収納される。花粉などの細かな塵埃は電気集塵ユニット51で捕獲される。電気集塵ユニット51はユニット本体52を備える。ユニット本体52には空気の流通路としての通路52aが区画される。電気集塵ユニット51の詳細は後述される。
図5に示されるように、ユニット本体52には、水平軸線31a、31bに平行な稜線53が区画される。稜線53に直交する垂直面がユニット本体52の左右両端を形成する。こうしてユニット本体52の左右両端には稜線53に直交する端面54が形成される。図5には正面から見て電気集塵ユニット51の第1固定接点62側のみが描かれる。
ユニット本体52の個々の端面54には突片55が配置される。突片55は端面54から稜線53に平行に外方に突き出る。ユニット本体52は左右1対の突片55で室内機12の本体25に両持ち支持される。左側の突片は、稜線に直交する垂直面に対して突片55との間で面対称となる形状を有すればよい。
突片55の下端には下向きの受け面56が形成される。受け面56は部分円筒面で形成される。部分円筒面の母線は稜線53に平行となるように規定される。受け面56には平面57が連続する。平面57は受け面56の上端から上方に広がる。
ユニット本体52の端面54には係り受け片58が配置される。係り受け片58は板材59を備える。板材59の後端には上向きに屋根形の突起61が一体に形成される。突起61の頂点は稜線53に平行な稜線を形成する。板材59の上向き面から突起61は盛り上がる。板材59の弾性変形に応じて突起61は上下に変位することができる。
平面57および受け面56には第1固定接点62が固定される。ユニット本体52の下向き面には第2固定接点63が固定される。ユニット本体52の端面54上には外向きに第3固定接点64が固定される。第1固定接点62、第2固定接点63および第3固定接点64は例えばステンレス鋼といった導電材から形成されればよい。
図6に示されるように、本体25は左右1対の窪みを有する。窪みは上方に向かって広がる。図6には正面から見て右側の窪み65のみが描かれる。左側の窪みは水平軸線31a、31bに直交する垂直面に関して窪み65との間で面対称を構成する形状を有すればよい。窪み65は突片55の受け面56に対応して湾曲面で形成される。
窪み65の前端には傾斜面66が形成される。電気集塵ユニット51が規定の位置で本体25に装着されると、傾斜面66はユニット本体52の平面57に向き合わせられる。傾斜面66には第1弾性電気接点67が配置される。第1弾性電気接点67は第1固定接点62に接触する。
窪み65の後端には係り部材68が配置される。係り部材68は本体25に固定される。係り部材68は板材69を備える。板材69は水平に広がる。板材69の下向き面には突起71が形成される。突起71は平たい下向き面から下向きに盛り上がる。電気集塵ユニット51が規定の位置で本体25に装着されると、板材59の突起61は突起71に係り合う。
水平軸線31a、31bに平行に窪み65からずれた位置で本体25には第2弾性電気接点72が配置される。第2弾性電気接点72は本体25の水平面73に固定される。電気集塵ユニット51が規定の位置で本体25に装着されると、当該水平面73はユニット本体52の下向き面に向き合う。第2弾性電気接点72は第2固定接点63に接触する。
水平軸線31a、31bに直交して窪み65を仕切る垂直面74には第3弾性電気接点75が配置される。第3弾性電気接点75は例えば導電性の板バネ材から形成される。板バネ材は山折りに折られて山折りの稜線で垂直面から水平方向に最も遠ざかる。板バネ材は一端で垂直面74に連結される。電気集塵ユニット51が規定の位置で本体25に装着されると、ユニット本体52の端面54は垂直面74に向き合う。第3弾性電気接点75は第3固定接点64に接触する。
図7に示されるように、電気集塵ユニット51はユニット本体52内に組み込まれるアースブロック77およびホットブロック78を備える。アースブロック77およびホットブロック78はユニット本体52内に区画される通路52a内に配置される。アースブロック77は第3固定接点64に電気的に接続される。アースブロック77はアースに接続される。アースブロック77は例えば半絶縁性樹脂の樹脂成形体で構成される。
アースブロック77は集塵電極82を備える。集塵電極82は、板面同士を向き合わせて一定の間隔で1列に配列される複数枚の第1電極板83を有する。第1電極板83は電気集塵機の長手方向と平行な基準線BLに平行に延びる長尺の3枚の板片84と一体的に成形されている。板片84は、並んだ第1電極板83の風上側に設けられる。第1電極板83は基準線BLに直交する姿勢で配置される。風上側の板片84と風下側の第1電極板83とにより開口81が構成される。
電気集塵ユニット51は通路52a内に配置される放電電極85を備える。ここでは、放電電極85は隣接する板片84同士の間に配置される電線で構成される。電線は各板片84に対して等距離に配置されればよい。電線は板片84に接触しないよう、図示しない支持部で絶縁性のユニット本体52に支持されればよい。放電電極85は第1固定接点62に電気的に接続される。放電電極85には第1固定接点62を通じて放電電圧が印加される。こうして放電電極85は板片84に向かって放電する。放電電極85は通路52a内の空気中に放電する。
ホットブロック78は非集塵電極86を備える。非集塵電極86は、第1電極板83の板面に向き合いつつ通路52a内に一定の間隔で配列される複数枚の第2電極板87を有する。第2電極板87は基準線BLに直交する姿勢で一列に並べられる。第1電極板83と第2電極板87とは交互に配置される。隣り合う第1電極板83と第2電極板87とは均等な間隔で隔てられればよい。空気流は、板片84側から第1電極板83側へと流通する。
第2電極板87同士は1本の連結体88で連結される。連結体88は、第2電極板87の外縁のうち空気流に直交しない側面に規定される側縁87a、87bから離れた位置で、第2電極板87に連結される。ここでは、1対の側縁87a、87bから等距離に設定される二等分平面内に電気集塵機の長手方向と平行な中心線CLを規定する。連結体88は第2電極板87の下流の縁89に配置される。連結体88は中心線CLと平行に設けられ、通路52a内の気流の空気抵抗を少なくするため、断面を半円とするなど、空気抵抗を低減する形状を有する。ホットブロック78は例えば半絶縁性樹脂の樹脂成形体で構成される。ホットブロック78は第2固定接点63に電気的に接続される。
第1電極板83は連結体88から電気的に隔てられる。すなわち、第1電極板83の下縁には連結体88を受け入れる切り欠き91が形成される。個々の第1電極板83は切り欠き91で連結体88に向き合わせられる。
(3)室内機の動作
送風ファン24が動作すると、本体25内では吸込口33から吹出口28に向かって気流が生成される。吸込口33から吸引された空気はエアフィルタ35を通過して室内熱交換器14を通過する。冷房運転時には空気は室内熱交換器14で冷却されて吹出口28から吹き出される。暖房運転時には空気は室内熱交換器14で暖められて吹出口28から吹き出される。
送風ファン24が動作すると、本体25内では吸込口33から吹出口28に向かって気流が生成される。吸込口33から吸引された空気はエアフィルタ35を通過して室内熱交換器14を通過する。冷房運転時には空気は室内熱交換器14で冷却されて吹出口28から吹き出される。暖房運転時には空気は室内熱交換器14で暖められて吹出口28から吹き出される。
非集塵電極86には放電電極85と同極性の電圧が印加される。放電電極85の放電によって帯電した微粒子は、非集塵電極86と集塵電極82との間を通過する際に、非集塵電極86の第2電極板87に反発して集塵電極82の第1電極板83に向かって進路を曲げる。こうして微粒子は効率的に集塵電極82に捕獲される。このとき、第2電極板87同士は1本の連結体88で相互に連結されることから、2本の連結部材で連結されるよりも広い通路52aは確保されることができる。
前述のように、連結体88は第2電極板87の下流の縁89に配置される。連結体88よりも下流に第2電極板87は広がらないので、第2電極板87の全域は有効に利用されることができる。したがって、第1電極板83も広い面積で第2電極板87に向き合うことができる。
連結体88は、通路52a内の気流に沿って空気抵抗を低減する形状を有する。連結体88は、気流の通路52a内に配置されるにも拘わらず、通風抵抗はできる限り縮小されることができる。
11…空気調和機、51…電気集塵装置(電気集塵ユニット)、82…集塵電極、83…第1電極板、85…放電電極、86…非集塵電極、87…第2電極板、88…連結体、89…下流の縁。
Claims (4)
- 流通する空気に放電する放電電極と、
前記放電電極の下流に配置されて、板面同士を向き合わせて一定の間隔で配列される複数枚の第1電極板を有する集塵電極と、
前記第1電極板の板面に向き合いつつ一定の間隔で配列される複数枚の第2電極板を有する非集塵電極と、
前記空気の流通方向に交差するとともに、前記第2電極板同士を連結する1本の連結体と
を備えることを特徴とする電気集塵装置。 - 請求項1に記載の電気集塵装置において、前記連結体は前記第2電極板の下流の縁に配置されることを特徴とする電気集塵装置。
- 請求項1または2に記載の電気集塵装置において、前記連結体は、前記空気の流通方向に沿って空気抵抗を低減する形状を有することを特徴とする電気集塵装置。
- 請求項1〜3に記載の電気集塵装置を備えることを特徴とする空気調和機。
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