JP2017176572A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像が変化する変化演出の分かりやすさを向上させることが可能な遊技機の提供。
【解決手段】表示手段91と、前記表示手段91に表示される複数の演出画像20のうちの少なくともいずれかを第一態様21から第二態様22に変化させることで当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆する変化演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記変化演出の開始時点において、前記第二態様22に相当する態様で表示される基本画像22aを、前記第一態様21にある前記複数の演出画像20とともに前記表示手段91に表示する遊技機1とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技機に関する。
キャラクタ等の画像がシルエット等の不明瞭な状態から、明瞭な状態に変化する変化演出が実行可能な遊技機が種々知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平8−243226号公報
上記のような演出は、不明瞭な状態にあった画像が明瞭な状態に変化して初めて演出の意味を把握することが可能なものがある。つまり、初めて当該演出を見た遊技者は、演出の導入部分においては、どのような演出なのかを把握することが困難である。
本発明が解決しようとする課題は、画像が変化する変化演出の分かりやすさを向上させることが可能な遊技機を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、表示手段と、前記表示手段に表示される複数の演出画像のうちの少なくともいずれかを第一態様から第二態様に変化させることで当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆する変化演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記変化演出の開始時点において、前記第二態様に相当する態様で表示される基本画像を、前記第一態様にある前記複数の演出画像とともに前記表示手段に表示することを特徴とする。
上記本発明によれば、変化演出の開始時点において、第二態様に相当する態様で表示される基本画像が表示されるから、演出画像の変化が発生する前の状態においても、演出画像が第一態様から第二態様に変化する演出であるということを遊技者に把握させる、または把握させる蓋然性を高くすることが可能である。
前記複数の演出画像のうちの少なくともいずれかを前記第一態様から前記第二態様に変化させる際に、当該演出画像の大きさを変化させるとよい。
このようにすることで、演出画像が第一態様から第二態様に変化したことを分かりやすくすることが可能である。
前記複数の演出画像のそれぞれには、対応するキャラクタが設定されており、前記第一態様は、対応するキャラクタのシルエットを含む画像であり、前記第二態様は、対応するキャラクタそのものを含む画像であるとよい。
キャラクタのシルエットでは、第二態様となったときの演出画像がどのようなものなのかが分かりにくい。しかし、第二態様に相当する態様で表示される基本画像はキャラクタそのものであるから、第二態様となったときの演出画像がキャラクタであることを把握することが可能である。
前記複数の演出画像のうちの少なくともいずれかを前記第一態様から前記第二態様に変化させる際に、当該第二態様に変化した演出画像のキャラクタを動作させるとよい。
このようにすることで、演出画像が第一態様から第二態様に変化したことを分かりやすくすることが可能である。
前記基本画像は、その一方側および他方側に前記複数の演出画像のいずれかが位置するように表示されるとよい。
このように、基本画像の両側に演出画像が位置するように、すなわち中央側に基本画像が位置するように表示されることで、演出画像の全てが第一態様にあるとき(変化演出の開始時)におけるみすぼらしさを低減することが可能である。
本発明にかかる遊技機によれば、画像が変化する変化演出の分かりやすさを向上させることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 (a)識別図柄の一覧図であり、(b)は基本態様の付随図柄と特殊態様の付随図柄を併せて示した図である。 変化演出(ステップアップ演出)の概略を説明するための図である。 第一の手法を用いた事前演出を説明するための図である。 第二の手法を用いた事前演出を説明するための図である。 第一変形例を説明するための図である。 第二変形例を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図3〜図7においては、表示領域911を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿ステップアップ演出など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
当否の抽選(当否判定)は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が、図1に示す始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口904は複数設けられていてもよい)。なお、本実施形態では入賞「口」(入賞した遊技球が内部に取り込まれるもの)であるが、入賞「領域」(入賞した遊技球がそのまま遊技領域902を流下するもの。入賞領域をゲートのような態様としたものが例示できる)であってもよい。
始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。つまり、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として、直接的に大当たりの当選の有無を判定するものである。
また、本実施形態では、上記当否判定を行うための数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始されることとなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果の報知が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定結果の報知が開始されていない数値(以下、保留(情報)と称することもある)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大の保留情報の数は四つである。なお、当否判定を行うために取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。表示領域911には、当該保留情報の存在を示す表示(保留表示30;図3等参照)がなされるようにしてもよい。また、始動入賞口904に入賞したことを契機として即座に当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶手段に記憶させておく構成としてもよい(かかる場合には、当否判定結果それ自体が保留情報ということになる)。
当否判定結果が大当たりであるかはずれであるかは、表示装置91の表示領域911に表示される複数種(本実施形態では七種)識別図柄10の組み合わせによって報知される。図2(a)に示すように、本実施形態では、「1」〜「7」の数字(後述する主図柄11である)を含む三つの識別図柄10群が変動表示される。各識別図柄10群は、ある当否判定結果を報知する演出の開始と同時に変動を開始し、大当たりに当選している場合には識別図柄10は最終的に所定の組み合わせで停止する。当該所定の組み合わせとしては、同じ識別図柄10の三つ揃いが例示できる。はずれである場合には識別図柄10は大当たりとなる組み合わせ以外の組み合わせで停止する。
本実施形態における各識別図柄10は、主図柄11および付随図柄12を含む(図2(a)参照)。主図柄11は、例えば数字やアルファベットといった文字を含む部分である。上述したように、本実施形態における主図柄11は「1」〜「7」の数字のいずれかを含む。一方、本実施形態における付随図柄12はキャラクタを表した絵柄を含む部分である。具体的には、キャラクタA〜Gのいずれかを表した絵柄を含む。付随図柄12は、演出効果を高めるための部分であるため、演出に合わせて大きさや形態等が変化する場合がある。例えば、付随図柄12を構成するキャラクタが動作等する場合がある。
本実施形態では、付随図柄12の態様として、少なくとも、基本態様121と一または複数種の特殊態様122が設定されている(図2(b)参照)。なお、ここでいう「態様」とは、静止した画像(静止画)として特定されるものだけでなく、動きのある画像(動画)として特定されるものを含む。つまり、基本態様121と特殊態様122とは、遊技者が見た目上区別することができる差異が設定されているものであれば、当該差異の設定手法はどのようなものであってもよい(大きさの違い、形態の違い、動きの違い等、種々考えられる)。各図においては、基本態様121と特殊態様122の差を簡略化して示している。
一方、主図柄11は基本的にはその態様が変化しないものであり(変化することを否定するものではないが、どのように変化したとしても、当該図柄が表す内容(文字の内容)は表示されている際には常に判断可能な態様とすることが望ましい)、当該主図柄11により、遊技者は各識別図柄10を容易に区別することが可能になる。基本的には、遊技者は、当該主図柄11をみて、当否判定結果がどのようなものとなったか等を把握する。
大当たりに当選した場合には大当たり遊技が実行される。大当たり遊技は、大入賞口906が頻繁に開放状態となり、遊技者が多くの遊技球(いわゆる出玉)を獲得することができるものであって、公知の遊技機と同様であるため詳細な説明を省略する。
本実施形態にかかる遊技機1は、ステップアップ演出(本発明における変化演出に相当する)を実行することが可能である(当該ステップアップ演出20を実行する手段が、本発明における演出実行手段に相当する)。ステップアップ演出は、対象当否判定結果を報知する演出の少なくとも一部として実行されるものであって、所定の演出要素が段階的にステップアップしていくものである。本実施形態におけるステップアップ演出は、演出画像20として設定された複数種のキャラクタの画像が段階的に変化していくものである。キャラクタの種類の数はどのようなものであってもよいが、本実施形態では、上述した付随図柄12に対応するキャラクタA〜F(キャラクタGを除く)の六種類が設定されている。図3に示すように、一種類のキャラクタが表示される毎に一段階ステップアップするという概念の演出である。最終的に当該段階が何段階までステップアップしたかによって、対象当否判定結果が当たりとなる信頼度が示唆される。本実施形態では、ステップアップした段階が高いほど、信頼度が高くなるように設定されている。
各キャラクタが表示される前の段階(図3(a)参照)では、各キャラクタが表示される位置を示すシルエットが表示されている。いずれかのキャラクタが表示されることが決定された場合、対応するシルエットの位置に当該キャラクタが明瞭に表示される(図3(b)(c)参照)。遊技者は、シルエットの数(本実施形態では、ステップアップが全く発生していない状態では、六種類のキャラクタに対応する六種類のシルエットが表示されている)により、ステップアップの段階が何段階まで存在するのかを把握することができる。そして、ステップアップの途中段階では、表示されたキャラクタの数により、ステップアップが何段階まで進行したのかを把握することが可能である。なお、シルエットの態様はどのようなものであってもよい。各キャラクタが表示された状態とシルエットの状態が明瞭に判別することができればよい。つまり、ステップアップが発生した状態と、ステップアップが発生していない状態を明確に区別することができさえすればよい。以下の説明では、各キャラクタがシルエットで表示された状態を第一態様21と、明瞭に表示された状態を第二態様22と称することもある。
なお、本実施形態では、一回(同時)に発生しうるステップアップは一段階であるが、同時に複数段階のステップアップが発生してもよい。また、ステップアップの順番(キャラクタが表示されていく順番)が固定化されていてもよいし、変動するものであってもよい。変動する場合には、キャラクタが表示されていく順番が、信頼度を示唆するものとしてもよい。
本実施形態では、ステップアップが発生する場合、識別図柄10を用いた演出が実行されることがある。具体的には、あるキャラクタを第一態様21から第二態様22に変化させる場合、変動している識別図柄10のうち、当該キャラクタに対応する付随図柄12を有する識別図柄10を他の識別図柄10に比して目立つ状態とする。そして、付随図柄12に対応するキャラクタを第一態様21から第二態様22に変化させる。つまり、第一態様21から第二態様22に変化させるキャラクタに対応する付随図柄12を、予め他の付随図柄12に比して目立たせる事前演出を実行する。このように、付随図柄12を用いてステップアップの発生を示唆する。なお、第二態様22として表示されるあるキャラクタの画像と、それに対応する付随図柄12として表示されるキャラクタの画像は全く同じでなくてもよい。遊技者が同じキャラクタであることを同一視できればよい。なお、他の演出等により、ステップアップが発生することがあってもよい。
第一態様21から第二態様22に変化させるキャラクタに対応する付随図柄12(以下、対象付随図柄12aと称することもある)を他の付随図柄12に比して目立たせる手法としては種々考えられる。第一の手法(図4参照)としては、一つの識別図柄10群を選択した上で、当該識別図柄10群に含まれる対象付随図柄12aを含む識別図柄10を、事前に停止または擬似停止させることが例示できる。対象付随図柄12aが停止または擬似停止した際、当該対象付随図柄12aを有する識別図柄10を含む識別図柄10群以外の識別図柄10群は、そのまま変動を継続させるようにする(図4(b)参照)。当該事前演出の発生後、対象付随図柄12aに対応するキャラクタが第一態様21から第二態様22に変化する(図4(c)参照)。擬似停止は、遊技者の見た目上、識別図柄10群の変動が停止しているように見える態様であればよい。例えば、識別図柄10群から選択された一の識別図柄10がわずかに揺れているような態様をいう。このように停止または擬似停止された識別図柄10に含まれる付随図柄12は、他の識別図柄10に含まれる付随図柄12に比して目立つ状態となる。変動が停止または擬似停止した識別図柄10群については対象付随図柄12aが大きく表示されている状態となるし、それ以外の識別図柄10群については、変動が継続している状態となるからである。
第二の手法(図5参照)としては、対象付随図柄12aを基本態様121から特殊態様122にする手法が考えられる。つまり、対象付随図柄12aの態様は基本態様121から特殊態様122となるものの、その他の付随図柄12の態様は基本態様121が維持される(図5(b)参照)ことで、対象付随図柄12aがその他の付随図柄12に比して目立つ状態となる。当該事前演出の発生後、対象付随図柄12aに対応するキャラクタが第一態様21から第二態様22に変化する(図5(c)参照)。対象付随図柄12aの態様を基本態様121から特殊態様122に変化させるタイミングは特定のタイミングに限定されるわけではないが、遊技者が対象付随図柄12aを容易に把握することができるようにするため、対象付随図柄12aを有する識別図柄10を含む識別図柄10群の変動が停止または擬似停止しているときが望ましい。例えば、対象付随図柄12aを有する識別図柄10を含む識別図柄10群が変動を開始する前に、対象付随図柄12aが表示されている状態にしておき、その上で対象付随図柄12aのみを特殊態様122とする。変動開始後も、対象付随図柄12aの特殊態様122は維持されるとよい。対象付随図柄12aを有する識別図柄10を含む識別図柄10群の変動が停止または擬似停止した際に、対象付随図柄12aのみを特殊態様122としてもよい。
また、上記第一の手法と第二の手法を組み合わせた構成としてもよい。つまり、対象付随図柄12aを有する識別図柄10が停止または擬似停止している際に、当該対象付随図柄12aの態様を基本態様121から特殊態様122に変化させるようにしてもよい。また、上記第一の手法と第二の手法のいずれか一方のみを用いた構成としてもよい。
なお、同時に複数段階のステップアップが発生しうる構成とする場合には、複数種の付随図柄12が他の付随図柄12に比して目立つ状態とされる場合がある。つまり、対象付随図柄12aが複数設定されることがある構成としてもよい。
このような事前演出は、実際にステップアップが発生する前に終了してもよいし、実際にステップアップが発生するまで継続してもよい。つまり、事前演出における「事前」の意は、ステップアップが発生する前段階で、ステップアップの対象が示唆されるというものであって、事前演出の終了時点はどのようなものであってもよい。
また、本実施形態では、事前演出が発生したとき、必ずステップアップが発生するように設定されているが、事前演出が発生したときであっても、ステップアップが発生しない場合がある構成としてもよい。つまり、事前演出が発生した場合、発生していない場合に比してステップアップが発生する蓋然性が高いということに留まる構成としてもよい。
このようなステップアップ演出において、本実施形態では、ステップアップが全く発生していない状態にあるとき、キャラクタGに相当する画像が第一態様21にある各キャラクタ(各キャラクタのシルエット)とともに表示される(図3(a)、図4(a)、図5(a)参照)。つまり、ステップアップが全く発生していない状態から、キャラクタGは第二態様22に相当する画像(以下、基本画像22aと称することもある)で第一態様21にある各キャラクタとともに表示されている。つまり、本実施形態における第一態様21はキャラクタの種類等が判別できない不明瞭な状態にあるものであり、第二態様22はキャラクタの種類等が判別できる明瞭な状態にあるものであるところ、基本画像22aは、第二態様22に相当する態様、すなわち明瞭な状態にある画像である。
ステップアップが全く発生していない状態においてこのような基本画像22aを表示させておくことで、基本画像22aを見た遊技者は、第一態様21で表示されている各演出画像20が将来的に基本画像22aのような状態、すなわち明瞭な状態(第二態様22)に変化するのではないかというように推測する。つまり、ステップアップが発生する前の状態においても、演出画像20が第一態様21から第二態様22に変化する演出であるということを遊技者に把握させる、または把握させる蓋然性を高くすることが可能である。
さらに本実施形態では、基本画像22aは、第一態様21にある各キャラクタに挟まれるようにして中央に表示される。つまり、基本画像22aの一方側に第一態様21にある一または複数種のキャラクタが表示され、他方側にも第一態様21にある一または複数種のキャラクタが表示される。このように、基本画像22aの両側に演出画像20が位置するように、すなわち中央側に基本画像22aが位置するように表示されることで、演出画像20の全てが第一態様21にあるとき(ステップアップが全く発生していない状態)におけるみすぼらしさを低減することが可能である。また、中央側に位置する基本画像22aによって、各演出画像20が基本画像22aのように将来的に変化するのではないかということを遊技者に推測させる効果を高めることが可能である。
このように、ステップアップ演出では、所定の演出要素が段階的に変化していく。本実施形態では、当該所定の演出要素として、第一態様21から第二態様22に変化する可能性がある六種類のキャラクタが設定されているため、最大のステップアップの段階は六段階である。そして、最終的にステップアップした段階の数により、対象の当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が示唆される。また、ステップアップしたキャラクタ(第二態様22となったキャラクタ)の種類や、ステップアップの順番等により、対象の当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が示唆されるようにすることもできる。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1の変形例について説明する。なお、以下の変形例を用いて説明する構成を複数組み合わせて適用してもよい。
・第一変形例
図6に示すように、ステップアップが発生するとき、すなわち演出画像20が第一態様21から第二態様22に変化するとき、対象の演出画像20(以下、対象演出画像23と称することもある)を大きくする。このようにすることで、どの演出画像20が第一態様21から第二態様22に変化したかを分かりやすくすることが可能である。
演出画像20を大きくする期間としては種々考えられる。対象演出画像23が第一態様21にあるときに大きくし、第二態様22に変化したときに元の大きさに戻すようにしてもよい。また、対象演出画像23が第一態様21から第二態様22に変化したときに大きくし、所定時間経過したときに元の大きさに戻すようにしてもよい。第一態様21から第二態様22に変化する時点を跨ぐ所定時間の間、大きくするようにしてもよい。
変化する演出画像20を目立たせるという観点からいえば、本例のように演出画像20を大きくすることが望ましいが、変化の態様は大きくすることに限られない。演出画像20の大きさが変化するというものであれば変化の態様はどのようなものであってもよい。なお、「大きさが変化する」とは、変化前の形態と変化後の形態の関係が、相似であるものに限られないものとする。例えば、上下方向にのみ大きくなるような態様も、「大きさが変化する」態様に含まれるものとする。
・第二変形例
図7に示すように、ステップアップが発生するとき、すなわち第一態様21のシルエット(不明瞭な状態のキャラクタ)から第二態様22のキャラクタ(明瞭な状態のキャラクタ)に変化した後、当該キャラクタを動作させるとよい。つまり、キャラクタが明瞭な状態で表示されることが、ステップアップの発生を示す要素として設定されているのであるから、明瞭な状態で表示されたキャラクタを動作させることで、どの演出画像20が第一態様21から第二態様22に変化したか(対象演出画像23がどれか)を分かりやすくすることが可能である。換言すれば、「キャラクタ」が表示されることがステップアップの発生として設定されていることを巧みに利用したものであるといえる。対象演出画像23は、所定の動作を行った後、元の状態(第二態様22)に戻される。
第二態様22となったキャラクタの動作態様はどのようなものであってもよい。キャラクタの種類(演出画像20の種類)毎に、異なる動作態様が設定されているとよい。また、上記第一変形例と組み合わせる、すなわち、第二態様22となったキャラクタを動作させつつ、その大きさを大きくすることで、ステップアップした演出画像20がより分かりやすくなる。
以上、本発明の実施形態(およびその変形例)について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態にかかる遊技機1は、いわゆるぱちんこ遊技機であるが、表示装置を備える回動式遊技機等の他の種類の遊技機にも適用することが可能である。
上記実施形態では、変化演出の一例としてステップアップ演出を挙げて、その演出態様について説明したが、ある画像が第一態様21から第二態様22に変化するような構成を含むものであれば、ステップアップ演出以外の演出に対しても同様の技術思想が適用可能である。また、上記実施形態では、第一態様21が相対的に不明瞭な状態であり、第二態様22が相対的に明瞭な状態であることを説明したが、第一態様21から第二態様22への変化はどのようなものであってもよい。
上記実施形態におけるステップアップ演出は、ステップアップに遊技者が関与することなく、自動的にステップアップが進行していく演出であるが、遊技者がステップアップに関与する演出に対しても同様の技術思想が適用可能である。例えば、遊技者が操作可能な操作手段92(図1参照)を備えた遊技において、当該操作手段92を操作させる(連打、長押し等させる)ことで、演出要素が段階的にステップアップしていく演出に対しても同様の技術思想が適用可能である。
1 遊技機
20 演出画像
21 第一態様
22 第二態様
22a 基本画像
23 対象演出画像
30 保留表示
91 表示装置
911 表示領域
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、表示手段と、前記表示手段に表示される複数の演出画像のうちの少なくともいずれかを第一態様から第二態様に変化させることで当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆する変化演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記複数の演出画像のいずれもが前記第一態様から前記第二態様に変化していない前記変化演出の開始時点において、前記第二態様に相当する態様で表示される基本画像を、前記第一態様にある前記複数の演出画像とともに前記表示手段に表示することを特徴とする。
上記実施形態におけるステップアップ演出は、ステップアップに遊技者が関与することなく、自動的にステップアップが進行していく演出であるが、遊技者がステップアップに関与する演出に対しても同様の技術思想が適用可能である。例えば、遊技者が操作可能な操作手段92(図1参照)を備えた遊技において、当該操作手段92を操作させる(連打、長押し等させる)ことで、演出要素が段階的にステップアップしていく演出に対しても同様の技術思想が適用可能である
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1にかかる遊技機は、表示手段と、前記表示手段に表示される複数の演出画像のうちの少なくともいずれかを第一態様から第二態様に変化させることで当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆する変化演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記変化演出の開始時点において、前記第二態様に相当する態様で表示される基本画像を、前記第一態様にある前記複数の演出画像とともに前記表示手段に表示することを特徴とする。
上記本発明によれば、変化演出の開始時点において、第二態様に相当する態様で表示される基本画像が表示されるから、演出画像の変化が発生する前の状態においても、演出画像が第一態様から第二態様に変化する演出であるということを遊技者に把握させる、または把握させる蓋然性を高くすることが可能である。
手段2にかかる遊技機は、手段1に記載の遊技機において、前記複数の演出画像のうちの少なくともいずれかを前記第一態様から前記第二態様に変化させる際に、当該演出画像の大きさを変化させることを特徴とする。
このようにすることで、演出画像が第一態様から第二態様に変化したことを分かりやすくすることが可能である。
手段3にかかる遊技機は、手段1または手段2に記載の遊技機において、前記複数の演出画像のそれぞれには、対応するキャラクタが設定されており、前記第一態様は、対応するキャラクタのシルエットを含む画像であり、前記第二態様は、対応するキャラクタそのものを含む画像であることを特徴とする。
キャラクタのシルエットでは、第二態様となったときの演出画像がどのようなものなのかが分かりにくい。しかし、第二態様に相当する態様で表示される基本画像はキャラクタそのものであるから、第二態様となったときの演出画像がキャラクタであることを把握することが可能である。
手段4にかかる遊技機は、手段3に記載の遊技機において、前記複数の演出画像のうちの少なくともいずれかを前記第一態様から前記第二態様に変化させる際に、当該第二態様に変化した演出画像のキャラクタを動作させることを特徴とする。
このようにすることで、演出画像が第一態様から第二態様に変化したことを分かりやすくすることが可能である。
手段5にかかる遊技機は、手段1から手段4のいずれか一項に記載の遊技機において、前記基本画像は、その一方側および他方側に前記複数の演出画像のいずれかが位置するように表示されることを特徴とする。
このように、基本画像の両側に演出画像が位置するように、すなわち中央側に基本画像が位置するように表示されることで、演出画像の全てが第一態様にあるとき(変化演出の開始時)におけるみすぼらしさを低減することが可能である。

Claims (5)

  1. 表示手段と、
    前記表示手段に表示される複数の演出画像のうちの少なくともいずれかを第一態様から第二態様に変化させることで当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆する変化演出を実行可能な演出実行手段と、
    を備え、
    前記演出実行手段は、前記変化演出の開始時点において、前記第二態様に相当する態様で表示される基本画像を、前記第一態様にある前記複数の演出画像とともに前記表示手段に表示することを特徴とする遊技機。
  2. 前記複数の演出画像のうちの少なくともいずれかを前記第一態様から前記第二態様に変化させる際に、当該演出画像の大きさを変化させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記複数の演出画像のそれぞれには、対応するキャラクタが設定されており、
    前記第一態様は、対応するキャラクタのシルエットを含む画像であり、前記第二態様は、対応するキャラクタそのものを含む画像であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記複数の演出画像のうちの少なくともいずれかを前記第一態様から前記第二態様に変化させる際に、当該第二態様に変化した演出画像のキャラクタを動作させることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記基本画像は、その一方側および他方側に前記複数の演出画像のいずれかが位置するように表示されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
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