JP2017174616A - 開閉器 - Google Patents

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卓也 香川
Takuya Kagawa
卓也 香川
小新 博昭
Hiroaki Koshin
博昭 小新
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Abstract

【課題】電線の導体部が速結端子から離れる際に速結端子と電線の導体部との間にアークが発生するのを抑制することが可能な開閉器を提供する。
【解決手段】速結端子5は、端子板50と、押圧部52及び電線9の導電部91に引っかかる抜止部51を含む錠ばね57と、を有する。接点部200は、速結端子5及び端子10を含む電路110に設けられる。駆動装置2は、接点部200を開閉する。遮断機構20は、駆動装置2に接点部200を開かせる。連動部材4は、2つの解除部3及び遮断機構20の何れか一方に設けられて他方に引っかかる。解除部3は、抜止部51から離れている第1位置と、抜止部51に接して抜止部51を電線9の導電部91から離す方向に押す第2位置とに移動自在である。連動部材4は、解除部3が第2位置に移動する際に解除部3の移動と遮断機構20とを連動させて駆動装置2に接点部200を開かせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、開閉器に関し、特に、速結端子を備えた開閉器に関する。
従来、過電流や短絡電流等の異常電流が流れたときに強制開極する遮断要素を内部に有する器体を備えた回路遮断器(開閉器)が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の回路遮断器は、電線の導体部を遮断要素に接続する速結端子装置(速結端子)を備えている。
特開平11−40037号公報
特許文献1に記載の回路遮断器(開閉器)が閉極した状態で、作業者が電線の導体部を速結端子装置(速結端子)から引き抜くと、電線の導体部が速結端子装置から離れる際にアークが発生する可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされ、電線の導体部が速結端子から離れる際に速結端子と電線の導体部との間にアークが発生するのを抑制することが可能な開閉器を提供することを目的とする。
本発明の開閉器は、速結端子と、端子と、接点部と、駆動装置と、遮断機構と、解除部と、連動部材と、器体と、を備える。前記速結端子は、端子板と、錠ばねと、を有する。錠ばねは、電線の導電部を前記端子板に押し付ける押圧部及び前記電線の導電部に引っかかる抜止部を含む。前記接点部は、前記速結端子及び前記端子を含む電路に設けられる。前記駆動装置は、前記接点部を開閉する。前記遮断機構は、前記駆動装置に前記接点部を開かせる。前記解除部は、前記抜止部を前記電線の導電部から離す方向に押す。前記連動部材は、前記解除部及び前記遮断機構の何れか一方に設けられて他方に引っかかる。前記器体は、前記速結端子、前記接点部、前記駆動装置、前記遮断機構、前記解除部、及び前記連動部材を収納する。前記解除部は、前記抜止部から離れている第1位置と、前記抜止部に接して前記抜止部を前記電線の導電部から離す方向に押す第2位置とに移動自在である。前記連動部材は、前記解除部が前記第2位置に移動する際に前記解除部の移動と前記遮断機構とを連動させて前記駆動装置に前記接点部を開かせることを特徴とする。
電線の導体部が速結端子から離れる際に速結端子と電線の導体部との間にアークが発生するのを抑制することが可能な開閉器を提供することができる。
実施形態に係る開閉器の断面図である。 実施形態に係る開閉器の分解斜視図である。 実施形態に係る開閉器の別の断面図である。 実施形態に係る開閉器の更に別の断面図である。 実施形態に係る開閉器の更に別の断面図である。 図6A〜図6Dの各々は、実施形態に係る開閉器の解除部の状態と駆動装置の状態との関係を説明する平面図である。 実施形態の変形例1に係る開閉器の要部断面図である。 図8Aは、実施形態の変形例2に係る開閉器の要部斜視図である。図8Bは、実施形態の変形例2に係る開閉器の要部断面図である。
以下の実施形態及び変形例1,2において説明する各図は、模式的な図であり、図1〜8中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施形態)
本実施形態の開閉器1は、直流電流が流れる電路の開閉を行う開閉器である。開閉器1は、例えば、少なくとも1つの直流回路の電流を入り(投入)・切り(遮断)する用途などに使用できる。
本実施形態の開閉器1は、図1及び図2に示すように、速結端子5と、端子10と、接点部200と、駆動装置2と、遮断機構20と、解除部3と、連動部材4と、器体6と、を備える。速結端子5は、端子板50と、錠ばね57と、を有する。錠ばね57は、電線9の導電部91を端子板50に押し付ける押圧部52及び電線9の導電部91に引っかかる抜止部51を含む。接点部200は、速結端子5及び端子10を含む電路110に設けられる。駆動装置2は、接点部200を開閉する。遮断機構20は、駆動装置2に接点部200を開かせる。解除部3は、抜止部51を電線9の導電部91から離す方向に押す。連動部材4は、解除部3及び遮断機構20の何れか一方に設けられて他方に引っかかる。器体6は、速結端子5、接点部200、駆動装置2、遮断機構20、解除部3、及び連動部材4を収納する。解除部3は、抜止部51から離れている第1位置と、抜止部51に接して抜止部51を電線9の導電部91から離す方向に押す第2位置(図3参照)とに移動自在である。連動部材4は、解除部3が第2位置に移動する際に解除部3の移動と遮断機構20とを連動させて駆動装置2に接点部200を開かせる。なお、「解除部3の移動」には、解除部3の回転によって解除部3の一部が位置を変えることが含まれる。
本実施形態の開閉器1は更に、バイメタル7(検知装置)と、永久磁石202と、を備えることが好ましい。
接点部200は、固定接点26と、可動接点25と、を有する。固定接点26は、端子10の導電板101に設けられている。可動接点25は、導電板27における速結端子5側の端とは反対の端に設けられており固定接点26に対向している。
電路110の各々は、速結端子5と、端子10と、端子10に接続された導電板101と、速結端子5に接続されている導電板27と、接点部200と、を含んでいる。
器体6は、電気絶縁性を有する樹脂材料で形成される。器体6は箱状に形成されている。器体6は、内部空間に2つの速結端子5と、2つの端子10と、2つの接点部200と、駆動装置2と、遮断機構20と、2つの解除部3と、2つの連動部材4と、永久磁石202と、2つのバイメタル7と、を収納する。
以下の説明では、図1〜図5のそれぞれに示すx,y,zをそれぞれ指す矢印の方向をそれぞれ、x方向、y方向、z方向と規定して説明する。例えば、y方向とは、端子10から速結端子5に向かう方向である。x方向及びz方向は、y方向と直交する平面において互いに直交する方向である。
器体6には、速結端子5に接続される電線9の導電部91を通す2つの挿入孔62と、端子10に接続される外部電線などを通す2つの挿入孔652が設けられている。2つの挿入孔62は、x方向に並んでいる。同様に、2つの挿入孔652と、2つの速結端子5と、2つの端子10と、2つの接点部200と、2つのバイメタル7と、2つの解除部3と、2つの挿入孔62とはそれぞれ、x方向に並んでいる。1つの挿入孔62と、1つの挿入孔652と、1つの端子10と、1つの接点部200と、1つのバイメタル7(検知装置)と、1つの速結端子5と、1つの解除部3と、1つの挿入孔62とは、y方向に沿って並んでいる。したがって、y方向に沿う2つの電路110が、x方向に並んでいる。
器体6は、ボディ65と、カバー64と、からなる。ボディ65は、電気絶縁材料(合成樹脂)により構成されている。ボディ65の平面視における外周形状は長方形状である。ボディ65の底部651には、速結端子5と、端子10と、駆動装置2とがそれぞれねじ止めなどにより固定される。カバー64は、電気絶縁性材料(合成樹脂)により構成されている。カバー64の平面視における外周形状は長方形状である。カバー64とボディ65とは、解除部3の軸32を支持する。
カバー64におけるz方向と交差する面には、第1開口部61(開口部)と、第2開口部66と、が設けられている。第1開口部61と第2開口部66とはそれぞれ、カバー64をz方向に貫通している。第1開口部61は、解除部3のレバー31を露出させる。第2開口部66は、駆動装置2のレバー22を露出させる。挿入孔62には電線9の導電部91が挿入される。第1開口部61と第2開口部66とは、長手方向がy方向に沿う長方形状の孔となるように形成されている。
端子10は、導電板101と、可動板102と、ねじ103と、端子枠104と、を有する。導電板101と、可動板102と、ねじ103と、端子枠104とは、導電性の部材からなる。端子枠104は、軸がy方向となる筒状に形成されている。端子枠104のz方向と交差する面には、ねじ103がねじ込まれるねじ孔が設けられている。端子枠104の内側には、導電板101、可動板102、ねじ103の順にz方向に沿って重なる。例えば、電線の導体を導電板101と可動板102との間に挿入した状態でねじ103をねじ込むことにより、端子10と外部電線の導体とが接続される。
遮断機構20は、駆動装置2が接点部200を閉じた状態から開いた状態にするための機構(所謂引き外し機構)である。遮断機構20は、可動体21と、ねじ214と、を有する。可動体21は、電気絶縁性材料(合成樹脂)からなる。可動体21は、駆動装置2の支持部23に支持された軸ピンを軸として回転する。可動体21は、オン位置とオフ位置とに移動する。可動体21の「オン位置」とは、駆動装置2が接点部200を閉じた状態における可動体21の位置である。可動体21の「オフ位置」とは、駆動装置2に接点部200を閉じた状態から開いた状態にさせる可動体21の位置である。つまり、可動体21がオン位置からオフ位置になることによって駆動装置2が接点部200を開く。なお、「可動体21の移動」には、可動体21の回転によって可動体21の一部が位置を変えることが含まれる。可動体21は、オン位置にある状態で、所定以上の大きさの力をオフ位置に回転する向きに受けると、オン位置からオフ位置に回転する。駆動装置2は、可動体21がオン位置からオフ位置に回転すると接点部200を開く。
可動体21において、支持部23に支持される部位と反対側の部位には、ねじ214が可動体21をy方向側に貫くように設けられる。
可動体21は、可動体21をy方向に沿って貫通する2つの長孔211と、それぞれの長孔211の内側面の一部をx方向(及びx方向と逆方向)に露出させる溝212とを有する。長孔211は、連動部材4が可動体21をy方向に沿って貫通するために設けられている。長孔211のz方向に沿う寸法は、長孔211のx方向に沿う寸法よりも大きい。
連動部材4は、可動体21の溝212を通されて可動体21の長孔211を貫通するように長孔211内に配置される。
駆動装置2は、レバー22と、支持部23と、押圧部材24と、2つの導電板27と、を有する。支持部23は、レバー22と、押圧部材24と、可動体21とを支持する。2つの導電板27はx方向に並べられる。2つの接点部200の各々はx方向に並べられる。レバー22と、押圧部材24とは、電気絶縁性材料(合成樹脂)からなる。支持部23は例えば金属材料からなる。支持部23は、ボディ65の底部651にねじ止めされる。支持部23は、2つの軸ピンを支持する。支持部23は、支持部23に形成された軸孔231(図2参照)に通された軸ピンで可動体21を支持する。また支持部23は、軸孔231に通される軸ピンとは異なる軸ピンによってレバー22を支持する。可動体21とレバー22とは、連動する。押圧部材24は、レバー22の回転に連動してz方向に沿って移動自在となっている。
導電板27は、導電部材からなる。導電板27は、長尺の板状に形成されていて、z方向及びy方向に沿って撓む厚さに形成されている。導電板27の長手方向は、y方向に沿う。導電板27におけy方向と逆方向の一端には可動接点25が設けられている。
可動体21のy方向側には、2つの速結端子5が配置されている。それぞれの速結端子5は、抜止部51と、押圧部52と、端子板50と、を有する。
端子板50は、導電材料からなる。端子板50は、接続板53と、導電板55と、側板56と、規制板54と、を有する。接続板53は、挿入孔62の軸よりもz方向側に配置される。接続板53は、z方向と交差する平面を有する。接続板53は、挿入孔62の軸よりもz方向側に配置される。導電板55は、長尺の板状に形成されている。導電板55は、z方向と交差する平面を有する。導電板55におけるy方向と逆方向側の端部は、駆動装置2の導電板27に電気的に接続される。導電板55におけるy方向側の端部には、側板56が設けられている。側板56は、x方向と交差する平面を有しており、接続板53におけるx方向側(及びx方向と逆方向側)の端からz方向と逆方向に突出している。側板56におけるy方向と逆方向側の端には、規制板54が設けられている。規制板54は、器体6の挿入孔62の軸と交差する平面を有する。
端子板50における接続板53と、導電板55と、側板56と、規制板54とで囲まれる空間に、錠ばね57が配置される。
錠ばね57は、帯板状の導電板における長手方向の一端及び他端それぞれを曲げることによって形成されている。錠ばね57は、導電板の長手方向の一端により抜止部51が構成され、導電板の長手方向の他端により電線9の導電部91を押圧する押圧部52が構成されている。また、錠ばね57は、導電板の長手方向の中間部により、押圧部52及び抜止部51を支持する支持部58が構成されている。押圧部52は、S字状に形成されている。抜止部51は、J字状に形成されている。押圧部52は、その弾性力によって、電線9の導電部91を端子板50の接続板53に押し付ける。また、抜止部51は、その弾性力によって、抜止部51の先端が電線9の導電部91に引っかかって導電部91の抜け止めを行う。
バイメタル7は、長尺の板状に形成されている。バイメタル7は、短手方向がx方向に沿っている。導電板27のy方向側の一端と、バイメタル7のy方向側の一端と、端子板50の導電板55のy方向と逆方向側の一端とは、この順にz方向に沿って重ねられている。導電板27の一端と、バイメタル7の一端と、端子板50の導電板55の一端とには、ねじ63を通すための孔が設けられている。導電板27と、バイメタル7と、端子板50の導電板55とは、ねじ63によって器体6のボディ65における底部651に固定されている。バイメタル7の一端は、端子板50の導電板55に接して熱的に結合されている。したがって、バイメタル7の一端は、端子板50の導電板55と導電板27とに熱的に結合されている。バイメタル7は、熱によってバイメタル7のy方向と逆方向側の他端がy方向側に移動するように変形する。また端子板50の導電板55と導電板27とは電気的に接続されている。
ねじ214は、ねじ214の先端から、変形前のバイメタル7におけるy方向と逆方向側の他端までの距離を調整するために設けられている。変形前のバイメタル7の他端とねじ214の先端とは離れた状態となっている。
器体6のボディ65には、2つの絶縁壁201が底部651と一体に設けられている。2つの絶縁壁201は、複数(2つ)の接点部200のうち隣り合う2つの接点部200の間に設けられている。絶縁壁201は、隣り合う接点部200間が短絡するのを抑制する。
永久磁石202は、固定接点26と可動接点25との間のアークを消弧するために設けられる。
駆動装置2のレバー22は、y方向側及びy方向の逆方向側に移動可能である。可動体21がオン位置にある状態で、レバー22が作業者の操作によってy方向と逆方向側に回転すると、押圧部材24はz方向と逆方向側に移動する。押圧部材24は、z方向と逆方向側に移動する際に、導電板27を押してz方向の逆方向側に撓ませて、可動接点25を固定接点26に押し付ける。したがって、駆動装置2が可動接点25と固定接点26とを接続して接点部200を閉じる。
可動体21がオン位置にある状態で、レバー22が作業者の操作によってy方向側に回転すると、可動体21は、レバー22の回転に連動してオフ位置に回転する。可動体21がオフ位置に回転すると、押圧部材24はz方向側に移動する。導電板27は、撓んだ状態からの復元力によって元の形に戻ることによって、可動接点25は固定接点26から離れる。したがって、駆動装置2は、接点部200を開いて速結端子5と端子10との間の電路110を遮断する。
一方、可動体21がオフ位置にある状態では、駆動装置は接点部200を開いて可動接点25と固定接点26とを離している。
速結端子5のz方向側には、解除部3が配置されている。解除部3は、本体30と、レバー31と、軸32と、腕部33と、押圧部34と、突出部35と、を有する。解除部3は、電気絶縁性材料(合成樹脂)からなる。レバー31は、本体30におけるz方向側の部位からz方向側に突出している。レバー31は、器体6におけるカバー64の第1開口部61からz方向側に突き出ている。軸32は、本体30のx方向側の表面とその反対の表面からそれぞれ突き出ている。軸32は、器体6に支持されている。
押圧部34は、本体30において軸32よりもy方向側に設けられている。押圧部34は、z方向と逆方向側に突き出ている。レバー31が作業者の操作によってy方向側に回転すると、本体30が回転して、押圧部34はz方向と逆方向側に移動する。押圧部34は、z方向と逆方向側に移動する際に、速結端子5の抜止部51におけるx方向側(及びx方向と逆方向側)の端に接して抜止部51をz方向と逆方向側に移動させる。
突出部35は、本体30において軸32よりもy方向と逆方向側に設けられている。突出部35は、図1に示すように、本体30からz方向と逆方向側に突出する部位を有する。突出部35は、端子板50の接続板53と規制板54との間に配置される。突出部35は、レバー31がy方向と逆方向側に回転すると、接続板53におけるz方向と逆方向側の平面よりもz方向と逆方向側に突出する位置に移動する(図5参照)。突出部35が、端子板50の接続板53におけるz方向と逆方向側の平面よりも、z方向と逆方向側に突出した状態で、挿入孔62から挿入された電線9の導電部91に接する。
解除部3の本体30は、一例として、解除部3のレバー31がy方向と逆方向に移動する向きの力を巻きばねなどの弾性部材から受けている。したがって、電線9の導電部91が挿入孔62に挿入されていない状態では、突出部35が、端子板50の接続板53におけるz方向と逆方向側の平面よりも、z方向と逆方向側に突出している状態となる。この状態で、レバー31が器体6の第1開口部61における縁611に接する。縁611は、第1開口部61におけるx方向と平行する2つの縁のうちy方向の逆方向側の縁である。
解除部3の本体30におけるレバー31に近い部位には、腕部33が設けられている。腕部33は、y方向と逆方向側に突出している。腕部33の先端には、連動部材4が取り付けられている。
解除部3の腕部33と本体30との間におけるz方向側の表面には、第1マークM1と、第2マークM2(図2参照)とが設けられている。第1マークM1と、第2マークM2とは、一例として、塗料及び2色成形などによって形成されている。第1マークM1は、解除部3が第1位置に位置する場合に器体6の第1開口部61から外部に露出する。したがって、作業者は、器体6の第1開口部61から第1マークM1を見ることができる。第1マークM1は、電線9における導電部91の挿入孔62への挿入量が所定量に達したことを示している。言い換えると、第1マークM1は、電線9の導電部91が速結端子5に接続された状態で、導電部91の挿入が完了していることを示している。第1マークM1は、一例として、赤色である。
第2マークM2は、第1マークM1におけるy方向と逆方向側の隣に設けられている。第2マークM2は、解除部3が第2位置に位置する場合に器体6の第1開口部61から外部に露出する。したがって、作業者は、器体6の第1開口部61から第2マークM2を見ることができる。第2マークM2は、駆動装置2が接点部200を開いた状態になっていることを示す。第2マークM2は、一例として、白色である。
連動部材4は、例えば金属材料からなる。連動部材4は、丸棒状に形成されたポール41と、ポール41の両端からそれぞれポール41の径方向に張り出す鍔部42,43と、を有する。ポール41の外径は、可動体21の長孔211におけるx方向の寸法よりも小さい。鍔部42の外径は、長孔211におけるx方向の寸法よりも大きい。鍔部43の外径は、鍔部42の外径とほぼ等しい。連動部材4は、遮断機構20の可動体21に設けられた長孔211内をz方向側及びその逆側に移動可能となっている。鍔部43は、連動部材4を解除部3に固定するために設けられている。連動部材4は、解除部3における腕部33の先端からy方向と逆方向側に突出するように腕部33の先端に固定されている。
ここで、解除部3と、第1マークM1及び第2マークM2と、駆動装置2が接点部200開閉させる状態との関係について説明する。なお、第1マークM1及び第2マークM2については図6を参照して説明する。
図1では、挿入孔62に挿入された電線9の導電部91が所定量に達した状態で、駆動装置2が接点部200を閉じた状態となっている。可動体21は、オン位置にある。解除部3は、第1位置にあるので、器体6の第1開口部61から第1マークM1が露出している(図6A参照)。作業者は、第1マークM1を見ることにより、器体6の挿入孔62に挿入された電線9の導電部91が所定量に達していることを確認することができる。
解除部3の押圧部34と、速結端子5の抜止部51との間には隙間が形成されている。一方、連動部材4の鍔部42は、可動体21における解除部3と反対側の側面213に接している。したがって、解除部3が解除部3の軸32の周りに回転する際に、連動部材4は解除部3の回転に連動して可動体21をy方向側に引くことになる。
次に、駆動装置2が接点部200を閉じた状態のままで、作業者が、解除部3のレバー31をy方向側に引く操作を行った場合について図3を参照して説明する。作業者が、解除部3のレバー31をy方向側に引くと、レバー31は解除部3の軸32の周りに回転する。解除部3が軸32の周りに回転する際に、連動部材4は解除部3の回転に連動して可動体21をy方向側に引く。可動体21は、オン位置にある状態で、所定以上の大きさの力を連動部材4から受けると、オン位置からオフ位置に回転する。駆動装置2は、可動体21がオン位置からオフ位置に回転すると接点部200を開いた状態になる。なお、作業者が、2つの解除部3のレバー31のうち少なくとも一方のレバー31をy方向側に引くことにより、可動体21がオン位置からオフ位置に回転する。
解除部3が第1位置から第2位置に向かって回転する際に、まず、解除部3の腕部33に設けられた連動部材4が可動体21をオン位置からオフ位置に回転させ、その後、解除部3の押圧部34が速結端子5の抜止部51に接する。解除部3が第1位置から第2位置に向かって回転して第2位置に達する前に、駆動装置2が接点部200を開く。これにより、駆動装置2が接点部200を閉じたまま電線9の導電部91が速結端子5から引き抜かれにくくなり、電線9の導電部91と速結端子5との間にアークが生じにくくなる。
つまり、第1開口部61から第1マークM1が露出している状態で、作業者が解除部3のレバー31をy方向側に引くことにより、可動体21がオン位置からオフ位置に回転し、第2マークM2が器体6の第1開口部61から露出する(図6B参照)。可動体21がオン位置からオフ位置に回転することにより、駆動装置2が接点部200を開く。この状態から更に作業者は解除部3のレバー31をy方向側に回転させることにより、解除部3の押圧部34が速結端子5の抜止部51をz方向側に押す。図6C及び図4に示すように、第2位置にある解除部3のレバー31を更にy方向側に回転させると、速結端子5の抜止部51は解除部3の押圧部34に押されて電線9の導電部91から離れた状態となる。この状態で、作業者は、速結端子5から電線9の導電部91を引き抜くことができる。
図6Dでは、可動体21がオン位置にあり、駆動装置2が接点部200を閉じた状態となっている。解除部3のレバー31は、器体6の挿入孔62に電線9の導電部91が挿入されていない状態の位置にある。なお、挿入孔62に9の導電部91が挿入されていて、かつレバー31がこの位置にある場合、レバー31は、電線9の導電部91の挿入量が所定量に達していない状態(不完全な接続状態)であることを示している。
ところで、器体6の挿入孔62に電線9の導電部91が挿入されていない状態で、駆動装置2が接点部200を閉じた状態にした場合について図5を参照して説明する。
器体6の挿入孔62に電線9の導電部91が挿入されていない状態では、解除部3のレバー31は、器体6における第1開口部61の縁611に接している。レバー31が第1開口部61の縁611に接する状態における解除部3の位置のことを「第3位置」と呼ぶ。解除部3が第3位置にある状態で、連動部材4の鍔部42と、可動体21の側面213との間には、ギャップ8が設けられている。ギャップ8は、解除部3が第3位置にある状態で、連動部材4の鍔部42と、可動体21における解除部3と反対側の側面213との間に設けられた隙間である。
ギャップ8は、駆動装置2が接点部200を閉じた状態において、電線9の導電部91が挿入孔62に挿入されて挿入量が所定量に達した際に、駆動装置2が接点部200を閉じた状態から接点部200を開いた状態になりにくくする。例えば、電線9の導電部91が解除部3の突出部35を押すことにより解除部3が回転した際に、ギャップ8があるため連動部材4の鍔部42が可動体21を引っ張りにくい。その結果、駆動装置2が接点部200を閉じている状態で、作業者が器体6の挿入孔62に電線9の導電部91を挿入しても、駆動装置2が接点部200を開きにくくなる。言い換えると、駆動装置2が接点部200を閉じている状態で速結端子5に電線9の導電部91が接続されても、ギャップ8が設けられていることにより、駆動装置2が電路110を遮断しにくくなっている。
以上説明したように、本実施形態の開閉器1は、速結端子5と、端子10と、駆動装置2と、解除部3と、連動部材4と、器体6と、を備える。速結端子5は、錠ばね57を有する。錠ばね57は、電線9の導電部91に引っかかる抜止部51を含む。駆動装置2は、速結端子5及び端子10を含む電路110に設けられた接点部200を有し、接点部200を開閉する。解除部3は、抜止部51を電線9の導電部91から離す方向に押す。連動部材4は、2つの解除部3及び駆動装置2の何れか一方に設けられて他方に引っかかる。解除部3は、抜止部51から離れている第1位置と、抜止部51に接して抜止部51を電線9の導電部91から離す方向に押す第2位置とに移動自在である。連動部材4は、解除部3が第2位置に移動する際に解除部3の移動と連動して駆動装置2に接点部200を開かせる。
この構成により、連動部材4は、解除部3が第2位置に移動する際に解除部3の移動と連動して駆動装置2に接点部200を開かせる。駆動装置2は、解除部3が第2位置に移動する際に接点部200を開いて速結端子5及び端子10を含む電路110を遮断する。言い換えると、開閉器1は、電線9の導電部91が速結端子5から離れる前に電路110を遮断することができる。これにより、開閉器1は、電線9の導電部91が速結端子5から離れる際に速結端子5と電線9の導電部91との間にアークが発生するのを抑制することができる。
本実施形態における開閉器1は、速結端子5と、端子と、解除部3と、連動部材4と、をそれぞれ複数(2つ)備えることが好ましい。複数(2つ)の連動部材4のうち少なくとも1つの連動部材4は、複数(2つ)の解除部3のうち少なくとも1つの解除部3の移動と遮断機構20とを連動させる。これにより、解除部3が第2位置に移動する際に、駆動装置2は、複数(2つ)の電路110を全て遮断することができる。
本実施形態の開閉器1において、遮断機構20は、可動体21を有することが好ましい。可動体21は、駆動装置2が接点部200を閉じた状態にするオン位置と、駆動装置2が接点部200を開いた状態にするオフ位置とに移動自在である。連動部材4は、解除部3及び可動体21の何れか一方に設けられる。解除部3が第1位置と第2位置との間にある状態で解除部3及び可動体21の何れか一方に引っかかる。解除部3が第1位置と第2位置との間にある状態で、解除部3が第2位置に移動する際に可動体21をオフ位置に移動させる。これにより、連動部材4は、解除部3の第2位置への移動と遮断機構20における可動体21のオフ位置への移動とを連動させることができる。
本実施形態における開閉器1において、器体6は、解除部3を露出させる第1開口部61(開口部)と、電線9の導電部91が挿入される挿入孔62と、を有することが好ましい。解除部3は、第1開口部61(開口部)から露出可能な第1マークM1(マーク)を有する。挿入孔に挿入された電線9の導電部91の挿入量が所定量に達すると第1マークM1(マーク)が第1開口部61(開口部)から露出する。解除部3及び遮断機構20の何れか一方と連動部材4との間には、第1マークM1(マーク)が第1開口部61(開口部)から露出していない状態で連動部材4の移動方向にギャップ8が設けられている。
ギャップ8が設けられていることにより、第1マークM1が第1開口部61から露出していない状態から、第1マークM1が第1開口部61から露出する状態になるまでは、連動部材4が解除部3と遮断機構20とが連動させないようにすることができる。また、電線9の導電部91を挿入孔62に挿入する際に遮断機構20が接点部200を開きにくくすることができる。
開閉器1では、速結端子5、端子10などでの接続不具合や接点部200の接触抵抗の増加などによる温度上昇によりバイメタル7が変形してバイメタル7がねじ214を押す。可動体21のねじ214が変形したバイメタル7に押されて、可動体21はオン位置からオフ位置に移動する。これにより駆動装置2は接点部200を開く。つまりバイメタル7は、速結端子5、端子10などでの接続不具合や接点部200の接触抵抗の増加などによる通電異常を検知する検知装置として機能する。
駆動装置2は、複数の電路110に設けられたバイメタル7のうち少なくとも1つのバイメタル7の変形により可動体21がオフ位置に移動すると、複数の電路110を遮断する。バイメタル7の温度が低下すると、バイメタル7が元の形状に復帰する。
以上説明したように、本実施形態の開閉器1は、通電異常を検知するバイメタル7(検知装置)を備えることが好ましい。駆動装置2は、バイメタル7(検知装置)と連動して接点部200を開く。これにより、開閉器1は、通電異常が発生した際にも電路110を遮断することができる。
なお、検知装置は、バイメタル7を有することに限定されず、3種類の異なる金属材料を重ねたトリメタルを有していてもよいし、ソレノイドコイルなどを用いた電磁石装置を用いて通電異常を検知するように構成されていてもよい。
本実施形態の開閉器1において、1つの駆動装置2が複数(2つ)の電路110を全て遮断するので、駆動装置2を電路110ごとに設ける場合と比べて、コストを抑えることができるし、器体6を小型化することもできる。
ところで、速結端子5は、電線9の導電部91の他にも、例えば、電線9の導電部91に設けられた圧着端子などの接続導体と電気的に接続されてもよい。その場合、抜止部51の先端が接続導体に引っかかって接続導体の抜け止めを行う。
開閉器1は、直流回路の電流を入り(投入)・切り(遮断)する用途に限定されず、交流回路の電流を入り(投入)・切り(遮断)する用途に使用されてもよい。
開閉器1は、端子10と、接点部200と、バイメタル7と、速結端子5と、解除部3と、挿入孔62とを、2つずつ有することに限定されず、それぞれを少なくとも1つずつ有していればよい。
解除部3と、遮断機構20の可動体21とは、回転することに限定されず、例えばy方向に沿ってスライド移動などして移動可能に構成されていてもよい。要するに、解除部3のレバー31と、解除部3の腕部33と、解除部3の押圧部34と、解除部3の突出部35と、連動部材4と、遮断機構20の可動体21とがそれぞれ移動可能に構成されていればよい。
なお、器体6は、z方向に分かれるボディ65とカバー64とで構成されることに限定されない。器体は、例えば、x方向に分かれる一対の側ケースと、一対の側ケースの間に設けられる中間ケースと、で構成されていてもよい。
永久磁石202は、省略可能である。
(変形例1)
開閉器1の変形例1について図7を参照して説明する。変形例1の開閉器において、連動部材4aが解除部3aの腕部33aに一体に設けられている点が開閉器1の構成と相違する。なお、実施形態の開閉器1と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。また、図7に示すx,y,z方向の定義についても実施形態の開閉器1における定義と同様である。
変形例1の開閉器における解除部3aと連動部材4aとは、樹脂材料で形成されている。連動部材4aは、丸棒状に形成されたポール41aと、ポール41aにおけるy方向と逆方向側の先端からポール41aの径方向に張り出す鍔部42aと、を有する。ポール41aの外径は、遮断機構20の可動体21の長孔211におけるx方向の寸法よりも小さい。鍔部42aの外径は、長孔211におけるx方向の寸法よりも大きい。連動部材4aは、解除部3aの腕部33aに一体に設けられている。解除部3aの腕部33aと連動部材4aとは、レバー31からy方向の逆方向側に突き出るように設けられている。
以上説明したように、変形例1における開閉器においては、解除部3aと連動部材4aとは一体に設けられている。これにより、連動部材4aを樹脂材料で形成することができるので、連動部材4を金属材料で形成する場合と比べてコストを抑えることができる。
(変形例2)
開閉器1の変形例2について図8A,8Bを参照して説明する。変形例2の開閉器において、解除部3bと、連動部材400と、遮断機構20bの可動体21bと、が開閉器1の構成と相違する。より詳細には、連動部材400が遮断機構20bの可動体21bに取り付けられている点が実施形態の開閉器1の構成と相違する。なお、実施形態の開閉器1と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。また、図8A,8Bに示すx,y,z方向の定義についても実施形態の開閉器1における定義と同様である。
連動部材400は、金属材料からなる。連動部材400は、一例として、金属板を曲げ加工して形成されている。連動部材400は、連結部404と、2つの固定部403と、2つの突出部402と、2つの係止部401と、を有する。
固定部403は、y軸と交差する平面を有し、遮断機構20bの可動体21bに取り付けられる。突出部402は、z方向と交差する平面を有し、固定部403においてx方向と平行する縁のうちz方向と反対側の縁からy方向に突出する。係止部401は、突出部402におけるy方向の端からz方向に突出する。したがって係止部401は、y方向と交差する平面を有する。2つの係止部401の各々は、解除部3bに引っかかる。連結部404は、y軸と交差する面を有し、x方向に長い矩形板である。連結部404は、2つの固定部403を連結する。
解除部3bにおける腕部33bのy方向と逆方向側の先端には、係止部331が設けられている。係止部331は、z方向と反対方向側に突出するように形成されている。解除部3bの係止部331は、連動部材400の係止部401と固定部403との間に配置される。解除部3bの係止部331は、連動部材400の係止部401に引っかかる。より詳細には、遮断機構20bの可動体21bがオン位置にあって、解除部3bが第1位置から第2位置に回転する際に、解除部3bの係止部331は、連動部材400の係止部401に引っかかる。したがって、解除部3bが第1位置から回転して第2位置に達する前に、解除部3bが連動部材400を引っ張る。連動部材400に引っ張られた可動体21bがオン位置からオフ位置に回転することにより、駆動装置2は、接点部200を開いて電路110を遮断する。
1 開閉器
10 端子
110 電路
2 駆動装置
20,20b 遮断機構
21,21b 可動体
200 接点部
3,3a,3b 解除部
6 器体
61 第1開口部(開口部)
62 挿入孔
4,4a,400 連動部材
5 速結端子
51 抜止部
52 押圧部
50 端子板
7 バイメタル(検知装置)
8 ギャップ
9 電線
91 導電部
M1 第1マーク

Claims (6)

  1. 端子板と、電線の導電部を前記端子板に押し付ける押圧部及び前記電線の導電部に引っかかる抜止部を含む錠ばねと、を有する速結端子と、
    端子と、
    前記速結端子及び前記端子を含む電路に設けられた接点部と、
    前記接点部を開閉する駆動装置と、
    前記駆動装置に前記接点部を開かせる遮断機構と、
    前記抜止部を前記電線の導電部から離す方向に押す解除部と、
    前記解除部及び前記遮断機構の何れか一方に設けられて他方に引っかかる連動部材と、
    前記速結端子、前記接点部、前記駆動装置、前記遮断機構、前記解除部、及び前記連動部材を収納する器体と、
    を備え、
    前記解除部は、前記抜止部から離れている第1位置と、前記抜止部に接して前記抜止部を前記電線の導電部から離す方向に押す第2位置とに移動自在であり、
    前記連動部材は、前記解除部が前記第2位置に移動する際に前記解除部の移動と前記遮断機構とを連動させて前記駆動装置に前記接点部を開かせる
    ことを特徴とする開閉器。
  2. 前記速結端子と、前記端子と、前記解除部と、前記連動部材と、前記接点部と、をそれぞれ複数備え、
    前記複数の連動部材のうち少なくとも1つの連動部材は、前記複数の解除部のうち少なくとも1つの解除部の移動と前記遮断機構とを連動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の開閉器。
  3. 前記遮断機構は、可動体を有し、
    前記可動体は、前記駆動装置が前記接点部を閉じた状態にするオン位置と、前記駆動装置が前記接点部を開いた状態にするオフ位置とに移動自在であり、
    前記連動部材は、前記解除部及び前記可動体の何れか一方に設けられ、前記解除部が前記第1位置と前記第2位置との間にある状態で、前記解除部及び前記可動体の何れか一方に引っかかり、かつ前記解除部が前記第2位置に移動する際に前記可動体を前記オフ位置に移動させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉器。
  4. 前記器体は、前記解除部を露出させる開口部と、前記電線の導電部が挿入される挿入孔とを有し、
    前記解除部は、前記開口部から露出可能なマークを有し、
    前記挿入孔に挿入された前記電線の導電部の挿入量が所定量に達すると前記マークが前記開口部から露出し、
    前記解除部及び前記遮断機構の何れか一方と前記連動部材との間には、前記マークが前記開口部から露出していない状態で前記連動部材の移動方向にギャップが設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の開閉器。
  5. 前記解除部と前記連動部材とは一体に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の開閉器。
  6. 通電異常を検知する検知装置を更に備え、
    前記駆動装置は、前記検知装置と連動して前記接点部を開く
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の開閉器。
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