JP2017174226A - 管理システム、管理方法および管理プログラム - Google Patents

管理システム、管理方法および管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】在宅勤務時の勤務実態を正確に反映した労務管理を実現する。【解決手段】管理システムは、管理サーバに予めアップロードされたファイルが、当該管理サーバからクライアントにアプリケーションを介してダウンロードされた時点を、当該クライアントのユーザの在宅勤務における作業開始時点として検出する。管理システムはさらに、クライアント上にダウンロードされたファイルの、クライアント上での更新を検出する。そして、管理システムは、クライアント上で更新されたファイルが、管理サーバ上にアップロードされた時点を、当該クライアントのユーザの在宅勤務における作業終了時点として検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、管理システム、管理方法および管理プログラムに関する。
勤務者による勤務時間外の機器利用を抑止して勤務時間と機器利用時間の不一致を防止するとともに勤務者の勤怠状況を確認することができるシステムが知られている(特許文献1)。
また、勤務者の在宅勤務時間を判定するシステムが知られている(特許文献2)。当該システムは、勤務者が、出社時に使用する機器の電力使用量と電力使用時間に基づいて、電力使用量基準値および電力使用時間基準値を算出する。そして、当該システムは、在宅時に使用する機器の在宅時電力使用量および在宅時電力使用時間を収集する。その上で、当該システムは、電力使用量基準値と電力使用時間基準値とを用いて、在宅時電力使用時間を在宅勤務時間とするか否かを判定する。
特許第5255615号公報 特開2013−156941号公報
しかしながら、上記のような従来のシステムでは、在宅勤務時の勤務実態を正確に反映して勤務時間を管理することは難しかった。
また、管理者が、在宅勤務者が在宅勤務中に実際に作業をしていたか否かを確認する手段がなく、労働者の作業の実態を把握することが困難である。
1つの側面では、在宅勤務時の勤務実態を正確に反映した労務管理を実現することができる管理システム、管理方法および管理プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、管理システム、管理方法および管理プログラムは、管理サーバに予めアップロードされたファイルが、当該管理サーバからクライアントにアプリケーションを介してダウンロードされた時点を、当該クライアントのユーザの在宅勤務における作業開始時点として検出する。また、管理システム、管理方法および管理プログラムは、クライアント上にダウンロードされたファイルの、前記クライアント上での更新を検出する。さらに、管理システム、管理方法および管理プログラムは、クライアントで更新されたファイルが、管理サーバ上にアップロードされた時点を、当該クライアントのユーザの在宅勤務における作業終了時点として検出する。
本発明の1実施形態によれば、在宅勤務時の勤務実態を正確に反映した労務管理を実現することができる。
図1は、第1の実施形態に係る管理システムの概要について説明するための図である。 図2は、第1の実施形態に係る管理システムの構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る管理システムにおける、在宅クライアント情報の構成の一例を説明するための図である。 図4は、第1の実施形態に係る管理システムにおける、在宅勤務申請情報の構成の一例を説明するための図である。 図5は、第1の実施形態に係る管理システムにおける、在宅勤務履歴の構成の一例を説明するための図である。 図6は、第1の実施形態に係る管理システムにおける、ファイル作業履歴の構成の一例を説明するための図である。 図7は、第1の実施形態に係る管理システムにおける、ユーザ認証情報の構成の一例を説明するための図である。 図8は、第1の実施形態に係る管理システムにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係る管理システムにおける在宅勤務申請処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、第1の実施形態に係る管理システムにおける在宅勤務開始処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、第1の実施形態に係る管理システムにおけるセッション監視処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、第1の実施形態に係る管理システムにおける作業監視処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図13は、第1の実施形態に係る管理システムにおける在宅勤務終了処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図14は、第1の実施形態に係る管理システムにおける警告表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図15は、第1の実施形態に係る管理システムにおける延長申請処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図16は、第1〜2の実施形態に係る管理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。
以下に、本願の開示する管理システム、管理方法および管理プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る管理システムの概要について説明するための図である。第1の実施形態に係る管理システムは、在宅勤務者が在宅勤務時に使用するファイルの状態に基づいて、在宅勤務者の作業実態を把握する。
図1に示すように、第1の実施形態に係る管理システム1において、管理サーバ10は、複数のクライアント30,40,50と、ネットワーク60を介して接続される。なお、図1には図示しないが、管理サーバ10は、クライアント30,40,50が管理サーバ10にアクセスする際に、クライアント30,40,50の認証処理を実行する認証サーバ(図2参照、認証サーバ20)と接続されてもよい。
管理サーバ10は、クライアント30,40,50を使用して勤務するユーザの勤務状態を管理する。管理サーバ10には、クライアント30,40,50を使用して勤務するユーザの勤務状態を管理するためのサーバアプリケーションが搭載される。
クライアント30,40は、ユーザが職場で使用する情報処理端末である。また、クライアント50は、ユーザが在宅勤務時に使用する情報処理端末である。在宅勤務時に使用する情報処理端末(以下、在宅クライアントとも呼ぶ。)は、予めユーザの申請に基づき、管理サーバ10に登録される。図1の例では、在宅クライアント情報として、ユーザ「山田太郎」に対応付けて、自宅で使用する情報処理端末の識別子(自宅PC ID)「YMD001」が、管理サーバ10に記憶されている。在宅クライアントには予め在宅勤務時に使用するクライアントアプリケーションが搭載される。ユーザは在宅勤務時は、在宅クライアントを使用して勤務し、クライアントアプリケーションを介して処理を実行する。
ユーザは、在宅勤務を行う際には、まず、職場で使用しているクライアント30,40から管理サーバ10にアクセスし、在宅勤務の申請を行う。たとえば、図1の例では、ユーザA「山田太郎」は、クライアント30を用いて、「PM5:00」に、2016年2月11日の「PM7:00」から「PM9:00」まで在宅勤務したい旨の申請を行う。ユーザは、在宅勤務の申請を行う際、在宅勤務時に使用するデータも申請する。たとえば、図1の例では、クライアント30を使用するユーザAは、「PM5:00」に「FILE A」と「FILE B」を使用して在宅勤務を行う旨、管理サーバ10に対して在宅勤務の申請を送信する(図1の(1))。ユーザAは、申請に「FILE A」と「FILE B」のデータを添付する等して、管理サーバ10にアップロードする。
管理サーバ10は、在宅勤務の申請を受信すると、当該申請の内容をデータベースに記憶する。管理サーバ10は、在宅勤務の申請が、申請許可を要するユーザからの申請である場合、当該ユーザの上長に対して申請承認のリクエストを送信する。たとえば、クライアント40を使用するユーザBが、クライアント30を使用するユーザAの上長である場合、管理サーバ10は、クライアント40に申請承認のリクエストを送信する。ユーザBが申請を承認する場合、クライアント40から管理サーバ10に在宅勤務の申請に対する承認が送信される(図1の(2))。図1の例では、クライアント40を使用するユーザBは、「PM5:05」に在宅勤務の申請に対する承認を送信する。
管理サーバ10には、予め、各ユーザが在宅勤務時に承認を要するか否か、および承認が必要な場合の承認者についての情報(図示せず)が記憶される。管理サーバ10は、クライアント40から在宅勤務の申請に対する承認を受信すると、その旨を受信済みの申請に対応付けてデータベースに記憶する(図1の(3)「申請受理」)。管理サーバ10は、申請を受理すると、申請者であるユーザAに対して、アップロードしたファイルにアクセスするための権限を付与する。たとえば、管理サーバ10は、ユーザAのクライアント30に、ファイルにアクセスするためのパスワード等を送信する。
クライアント30を使用するユーザAは、在宅勤務の申請が受理され、ファイルにアクセスするための権限を取得した後、帰宅する。そして、ユーザAは、予め在宅勤務時に使用が認められ管理サーバ10に在宅クライアントとして登録されているクライアント50を用いて、管理サーバ10にアクセスする。ユーザAは、クライアントアプリケーションを起動し、クライアントアプリケーションを介して管理サーバ10と通信する。管理サーバ10(および認証サーバ20)は、クライアント50の識別子(PC ID)である「YMD001」等を用いて、所定の認証手順に基づき、クライアント50の認証を行う。具体的な認証方法は特に限定されない。
クライアント50が管理サーバ10にログインする(図1の(4)「残業開始、PM7:05」)と、ユーザAは、予め付与されたアクセス権限に基づき、管理サーバ10から在宅勤務時に使用するファイルをダウンロードする(図1の(5))。図1の例では、ユーザAは、「PM7:10」に「FILE A」と「FILE B」をダウンロードする。「FILE A」は「AM10:30」に最後に更新されている。また、「FILE B」は「AM11:30」に最後に更新されている。各ファイルの更新に関する情報は、ファイルの属性情報としてファイルに添付されている。管理サーバ10は、ファイルがダウンロードされると、ダウンロードされた時点に関する情報を記憶する。管理サーバ10はまた、ダウンロードされたファイルの最終更新時間に関する情報を記憶する。
ユーザAは、ダウンロードしたファイルを用いて作業を実行する(図1の(6)「作業」)。ユーザAは、作業中適宜ダウンロードしたファイルを更新する。図1の例では、ユーザAは、「FILE A」については「PM8:15」に最後に更新を実行する。また、ユーザAは、「FILE B」については「PM8:30」に最後に更新を実行する。そしてユーザAは、作業を完了する(図1の(7))。そして、ユーザAは、「FILE A」と「FILE B」とを管理サーバ10にアップロードする(図1の(8)「アップロード、PM8:40」)。管理サーバ10は、ファイルがアップロードされると、アップロードの時刻と、更新されたファイルとを記憶する。このとき、管理サーバ10は、更新されたファイルの最終更新日時も記憶する。ユーザAは、クライアント50を管理サーバ10からログアウトさせて在宅勤務を終了する(図1の(9)「残業終了、PM8:45」)。クライアント50のクライアントアプリケーションは、ユーザAが在宅勤務を終了すると、「FILE A」および「FILE B」をクライアント50上から消去する。クライアントアプリケーションは、たとえば、ファイルが管理サーバ10にアップロードされたタイミング、クライアント50が管理サーバ10からログアウトしたタイミングでユーザAが在宅勤務を終了したと判定して消去を実行する。
このように、第1の実施形態の管理システム1では、ユーザが在宅勤務を行う際には予め在宅勤務時に使用するデータを特定して上長から承認を得た上で、管理サーバ10にアップロードしておく。そして、在宅勤務時には、ユーザは、予めアップロードしたデータを管理サーバ10からダウンロードして作業を行う。そして、ユーザは、作業が完了するとデータを管理サーバ10にアップロードする。このため、管理者は、管理サーバに記憶されるファイルのダウンロード、更新、アップロードの各情報に基づいて、ユーザが在宅勤務中、実際に作業をいつ始めたか、継続的に作業していたか、作業をいつ終えたか、を把握することができる。
また、ユーザが在宅勤務中に使用するデータは、予め管理サーバ10にアップロードされ、サーバアプリケーションおよびクライアントアプリケーションを介してクライアント50にダウンロードされる。そして、ユーザが在宅勤務を終了すると、クライアントアプリケーションによって自動的に消去される。このため、情報管理の安全性を向上させることができ、情報漏洩等を防止することができる。
(管理システム1の構成の一例)
図2は、第1の実施形態に係る管理システム1の構成の一例を示す図である。管理システム1は、管理サーバ10と、認証サーバ20と、クライアント30,40,50とを備える。管理サーバ10、認証サーバ20、クライアント30,40,50は各々、ネットワーク60を介して通信可能に接続される。なお、図2中、3つのクライアントを示すが、管理サーバ10により管理されるクライアントの数は特に限定されず、任意の数のクライアントを接続することができる。また、認証サーバ20の機能は管理サーバ10と統合してもよい。
(管理サーバ10の構成の一例)
管理サーバ10は、記憶部11と、制御部12とを有する。
記憶部11は、管理サーバ10における処理に使用される情報および処理の結果生成される情報を記憶する。記憶部11はたとえば、半導体メモリ素子や記憶装置である。半導体メモリ素子としては、VRAM(Video Random Access Memory)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ(flash memory)などが挙げられる。また、記憶装置としては、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。
制御部12は、管理サーバ10の動作および機能を制御する。制御部12としてたとえば、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部12に含まれる機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。制御部12の構成については後述する。
(記憶部11に記憶される情報の一例)
記憶部11は、在宅クライアント記憶部111と、在宅勤務申請記憶部112と、在宅勤務履歴記憶部113と、ファイル作業履歴記憶部114と、を有する。
(在宅クライアント情報の構成の一例)
在宅クライアント記憶部111は、在宅クライアント情報を記憶する。在宅クライアント情報とは、各ユーザが在宅勤務時に使用する情報処理端末に関する情報である。在宅クライアント記憶部111は、予め各ユーザが在宅勤務時に使用する情報処理端末として申請したクライアントに関する情報を記憶する。
図3は、第1の実施形態に係る管理システム1における、在宅クライアント情報の構成の一例を説明するための図である。図3の例において、在宅クライアント情報は、「従業員No」、「PC ID」、「登録日」、「有効期限」を含む。「従業員No」は、各ユーザに割り当てられ、各ユーザを一意に識別するための識別子である。「PC ID」は、各クライアントに割り当てられ、各クライアントを一意に識別するための識別子である。「登録日」は、当該クライアントがユーザが在宅勤務時に使用する情報処理端末として、在宅クライアント記憶部111に登録された日付けを示す。「有効期限」は、ユーザによる在宅勤務時の当該クライアントの使用が認められた期限を示す。なお、「登録日」および「有効期限」は、一旦クライアントを登録すれば無期限で在宅クライアントとして利用できる場合には削除してもよい。
たとえば、図3の「従業員No、460123」で示されるユーザについては、「PC ID、YMD001」で識別されるクライアントが、在宅勤務時に使用可能なクライアントとして登録されている。また、「従業員No、580567」で示されるユーザについては、「PC ID、SKE001」で識別されるクライアントが、在宅勤務時に使用可能なクライアントとして登録されている。また、「従業員No、580567」で示されるユーザについては、もう一つ「PC ID、AND002」で識別されるクライアントが、在宅勤務時に使用可能なクライアントとして登録されている。各ユーザは、1以上のクライアントを在宅クライアントとして登録することができる。
(在宅勤務申請情報の構成の一例)
在宅勤務申請記憶部112は、在宅勤務申請情報を記憶する。在宅勤務申請情報とは、各ユーザが行った在宅勤務の申請に関する情報である。在宅勤務申請記憶部112は、ユーザが在宅勤務の申請を管理サーバ10に送信したとき、上長が申請を承認または却下したとき等に在宅勤務申請情報を記憶する。在宅勤務申請記憶部112はまた、在宅勤務の延長申請に関する情報を記憶する。
図4は、第1の実施形態に係る管理システム1における、在宅勤務申請情報の構成の一例を説明するための図である。図4の例において、在宅勤務申請情報は、「申請ID」、「従業員No」、「使用PC」、「申請日」、「開始時間」、「終了時間」、「許可」、「承認者ID」を含む。「申請ID」は、在宅勤務の申請一つ一つに割り当てられ、各申請を一意に識別するための識別子である。「従業員No」は、図3に示したものと同様、各ユーザに割り当てられ、各ユーザを一意に識別するための識別子である。「使用PC」は、ユーザが在宅勤務時に使用するクライアントとして指定したクライアントを識別するための識別子である。「使用PC」には、図3の「PC ID」と同様の識別子を用いる。「申請日」は、在宅勤務の申請の対象となる日である。すなわち、実際に在宅勤務を行う日である。「開始時間」は、在宅勤務を開始する時間を示す。「終了時間」は、在宅勤務を終了する時間を示す。「許可」は、在宅勤務の申請に対して、上長が許可したか否かを示す。「承認者ID」は、在宅勤務の申請を承認する権限を持つ上長を一意に識別するための識別子である。「承認者ID」には、「従業員No」と同様の識別子を用いる。
在宅勤務申請情報はまた、「延長申請」、「承認要否」、「延長許可」、「延長承認者ID」を含む。「延長申請」は、ユーザが在宅勤務の延長を申請したか、および、延長申請の対象となる時間帯の情報を示す。「承認要否」は上長による延長申請の承認が必要か否かを示す。「延長許可」は、延長申請が許可されたか否かを示す。「延長許可」は、上長の承認が必要な場合は、上長の承認が得られた場合に「Y」(許可)が記憶され、上長の承認が不要な場合は、後述する他の条件が満足された場合に「Y」(許可)が記憶される。また、延長申請が却下された場合は、「延長許可」に「N」(不許可)が記憶される。「延長承認者ID」は、延長申請に対する承認が必要な場合に、承認権を有する上長を特定する情報である。「延長承認者ID」に記憶される情報は、「承認者ID」に記憶される情報と同様である。
図4の例では、「申請ID、001」に対応付けて、「従業員No、460123」「使用PC、YMD001」が記憶されている。これは、従業員No「460123」で識別されるユーザが在宅勤務の申請を行っており、当該在宅勤務時に使用するクライアントは「YMD001」で識別されるクライアントであることを示す。また、「申請ID、001」に対応付けて「申請日、2016/2/3」、「開始時間、19:00」、「終了時間、21:00」が記憶されている。これは、従業員No「460123」で識別されるユーザは、2016年2月3日の19時から21時まで在宅勤務したいと申請していることを示す。また、「申請ID、001」に対応付けて「許可、Y」「承認者ID、380222」が記憶されている。これは、従業員No「460123」で識別されるユーザの在宅勤務の申請に対しては、「承認者ID、380222」で識別される上長の承認が必要であり、当該上長はすでに申請を承認していることを示す。
また、図4の例では、「申請ID、003」に対応付けて、「従業員No、490630」等が記憶され、「許可、N」「承認者ID、380222」が記憶されている。これは、従業員No「490630」で識別されるユーザの在宅勤務の申請には、従業員No「460123」で識別されるユーザと同様、「承認者ID、380222」で識別される上長の承認が必要であることを示す。また、従業員No「490630」で識別されるユーザの申請は、上長により却下されていることを示す。
また、図4の例では、「申請ID、002」に対応付けて、「従業員No、580567」等が記憶されているが、「許可」「承認者ID」が記憶されていない。これは、従業員No「580567」のユーザは、在宅勤務について上長の許可が必要ではないか、または、申請直後であるため上長から承認も却下もされていないことを示す。
また、図4の例では、「申請ID、001」に対応付けて、「延長申請、21:00−22:00」、「承認要否、否」が記憶されている。これは、申請ID「001」で識別される申請によって認められた在宅勤務について、勤務時間の延長が申請されていることを示す。また、申請されている延長時間は、21時から22時までであることを示す。また、延長申請について、上長の承認が不要であることを示す。
(在宅勤務履歴の構成の一例)
在宅勤務履歴記憶部113は、在宅勤務履歴を記憶する。在宅勤務履歴は、各ユーザがこれまでに行った在宅勤務の実行状況を示す。
図5は、第1の実施形態に係る管理システム1における、在宅勤務履歴の構成の一例を説明するための図である。図5の例において、在宅勤務履歴は、「申請ID」、「従業員No」、「使用PC」、「作業日」、「開始時間」、「終了時間」を含む。「申請ID」、「従業員No」、「使用PC」はそれぞれ、図4に示す「申請ID」、「従業員No」、「使用PC」と同様である。「作業日」は、ユーザが実際に在宅勤務を実行した日付けを示す。「開始時間」は、ユーザが実際に在宅勤務を開始した時間を示す。すなわち、「開始時間」は、ユーザが「使用PC」で識別されるクライアントから管理サーバ10にログインした時間を示す。また、「終了時間」は、ユーザが実際に在宅勤務を終了した時間を示す。すなわち、「終了時間」は、ユーザが「使用PC」で識別されるクライアントで管理サーバ10からログアウトした時間を示す。
図5の例では、「申請ID、001」に対応付けて、「従業員No、460123」、「使用PC、YMD001」、「作業日、2016/2/3」、「開始時間、19:05」、「終了時間、20:45」が記憶されている。これは、従業員No「460123」で識別されるユーザは、PC ID「YMD001」で識別されるクライアントを用いて、2016年2月3日に在宅勤務を行ったことを示す。また、当該在宅勤務は、申請ID「001」で識別される申請に基づくことを示す。また、当該ユーザは、2016年2月3日の19:05にクライアントから管理サーバ10にログインし、20:45にログアウトしたことを示す。
(ファイル作業履歴の構成の一例)
ファイル作業履歴記憶部114は、ファイル作業履歴を記憶する。ファイル作業履歴は、在宅勤務時にファイルに対して実行された作業の履歴に関する情報である。
図6は、第1の実施形態に係る管理システム1における、ファイル作業履歴の構成の一例を説明するための図である。図6の例において、ファイル作業履歴は、「申請ID」、「ファイル名」、「初期日付」、「初期時間」、「最終更新日」、「最終更新時間」、「更新履歴」、「ダウンロード時間」、「アップロード時間」を含む。「申請ID」は、図4乃至図5に示す「申請ID」と同様である。「ファイル名」は、当該在宅勤務の申請時に添付して提出されたファイルを一意に識別するための識別子である。「初期日付」は、在宅勤務の申請時に管理サーバ10にアップロードされたときのファイルの最終更新の日付である。「初期時間」は、在宅勤務の申請時に管理サーバ10にアップロードされたときのファイルの最終更新の時間である。「最終更新日」は、在宅勤務が完了してファイルが再び管理サーバ10にアップロードされたときの当該ファイルが最後に更新された日付である。「最終更新時間」は、在宅勤務が完了してファイルが再び管理サーバ10にアップロードされたときの当該ファイルが最後に更新された時間である。「更新履歴」は、作業中のファイルの更新履歴を示す。「ダウンロード時間」は、ファイルが管理サーバ10からクライアントにダウンロードされた時間を示す。「アップロード時間」は、ファイルがクライアントから管理サーバ10へアップロードされた時間を示す。
図6の例では、「申請ID、001」に対応付けて、「ファイル名、FileA.pptx」、「初期日付、2016/2/3」、「初期時間、10:30」、「最終更新日、2016/2/3」、「最終更新時間、20:15」が記憶されている。これは、申請ID「001」で識別される在宅勤務の申請時には、ファイル名「FileA.pptx」が在宅勤務時に使用するファイルとして添付されていたことを示す。また、当該ファイルの最終更新の日時は、申請時点では、2016年2月3日、10時30分であったことを示す。また、当該ファイルは、在宅勤務終了後アップロードされたとき、最終更新の日時は、2016年2月3日、20時15分であったことを示す。
また、図6の例では、「申請ID、001」に対応付けて、「更新履歴、19:30;19:55;20:15」が記憶されている。これは、申請ID「001」で識別される申請により認められた在宅勤務中にファイルが、19時30分、19時55分、20時15分に更新されたことを示す。また、図6の例では、「申請ID、001」に対応付けて、「ダウンロード時間、19:10」、「アップロード時間、20:40」が記憶されている。これは、申請ID「001」で識別される申請により認められた在宅勤務において、ファイルが19時10分に管理サーバ10からダウンロードされ、20時40分に管理サーバ10にアップロードされたことを示す。
(制御部12の構成の一例)
次に、図2に戻り、管理サーバ10の構成の説明を続ける。図2に示すように、制御部12は、接続制御部121と、接続監視部122と、ファイル監視部123と、申請受付部124と、延長申請受付部125と、検証部126と、を有する。
接続制御部121は、管理サーバ10とクライアント30,40,50との接続を制御する。クライアント30,40,50は、認証サーバ20による認証に成功し、管理サーバ10にアクセスするための情報を取得すると、当該情報を用いて管理サーバ10にアクセスする。接続制御部121は、クライアント30,40,50から送信される情報と、記憶部11に記憶される情報(図示せず)に基づき、クライアント30,40,50の接続を許可または拒否する。なお、認証サーバ20による認証の態様は特に限定されない。
第1の実施形態では、接続制御部121は、在宅勤務時に使用されるクライアント50の接続を許可すると、クライアント50のログイン時間を、在宅勤務履歴記憶部113が記憶する在宅勤務履歴の「開始時間」に記憶する。また、接続制御部121は、クライアント50がログアウトすると、ログアウト時間を、在宅勤務履歴記憶部113が記憶する在宅勤務履歴の「終了時間」に記憶する。
接続監視部122は、管理サーバ10と接続中のクライアント50(すなわち在宅クライアント)の動作状態を定期的に確認する(後述するセッション監視処理)。たとえば、接続監視部122は、クライアント50上で動作するクライアントオペレーションシステム(OS、Operation System)の死活監視を実行する。クライアントOSがスリープ状態になると、クライアント50上で動作するクライアントアプリケーションと、管理サーバ10上のサーバアプリケーションとの間の通信が途絶する。接続監視部122は、クライアントアプリケーションとの通信の途絶を検知する。クライアントOSがスリープ状態にある場合、ユーザはクライアント50を用いた作業を行っていないことになる。すなわち、ユーザは勤務を実行していないことになる。接続監視部122は、たとえばポーリングにより、クライアント50の動作状態を確認し、ユーザの勤務状態を監視する。接続監視部122が検出したスリープ状態の情報は、記憶部11に記憶する。
ファイル監視部123は、開始検出部123Aと、更新検出部123Bと、終了検出部123Cと、を有する。ファイル監視部123は、管理サーバ10と接続中のクライアント50上でのファイルに対する操作状態を監視する。たとえば、開始検出部123Aは、クライアント50による管理サーバ10からのファイルのダウンロードを検出する。クライアント50が管理サーバ10からファイルをダウンロードした場合、クライアント50を使用した在宅勤務の作業が開始したと評価できる。
更新検出部123Bは、作業監視処理を実行する。作業監視処理は、クライアント50上でのユーザによるファイルの更新有無を監視する処理である。更新検出部123Bは、クライアント50上でのファイルの更新の有無を検出する。クライアント50上でファイルが更新された場合、ユーザは在宅勤務の作業を実行中と評価できる。更新検出部123Bは、たとえばポーリングによりファイルの更新の有無を検出する。
終了検出部123Cは、クライアント50から管理サーバ10へのファイルのアップロードを検出する。クライアント50から管理サーバ10へ在宅勤務において使用したファイルがすべてアップロードされた場合、在宅勤務の作業が終了したと評価できる。
ファイル監視部123が検出するファイルのダウンロード日時、更新日時、アップロード日時は、ファイル作業履歴記憶部114に記憶される。
申請受付部124は、クライアント30,40からの在宅勤務の申請を受け付ける。申請受付部124は、予め記憶部11に記憶された各クライアントを使用するユーザと当該ユーザの在宅勤務の承認権限を持つ上長との対応(図示せず)を参照して、上長のクライアント40に承認リクエストを送信する。申請受付部124は、受け付けた申請を在宅勤務申請記憶部112に記憶する。
延長申請受付部125は、クライアント50からの在宅勤務の時間延長の申請を受け付ける。延長申請受付部125は、申請された延長時間の長さが所定時間内であるか否かを判定する。所定時間内ではないと判定した場合、延長申請受付部125は延長申請を却下する。所定時間内であると判定した場合、延長申請受付部125は、申請された延長時間帯が予め設定された延長可能時間帯に該当するか否かを判定する。延長可能時間帯に該当しないと判定した場合、延長申請受付部125は、申請を却下する。他方延長可能時間帯に該当すると判定した場合、延長申請受付部125は、申請に対する上長の承認要否を、記憶部11に記憶される情報を参照して判定する。延長申請受付部125は、承認が必要と判定した場合は、上長のクライアントに承認リクエストを送信する。上長のクライアントから承認の通知を受信すると、延長申請受付部125は、申請許可の通知をクライアント50に送信する。上長のクライアントから承認の通知が所定時間内に受信されない場合、または、上長のクライアントから申請却下の通知を受信した場合、延長申請受付部125は、申請却下の通知をクライアント50に送信する。他方、承認が不要と判定した場合は、延長申請受付部125は、申請許可の通知をクライアント50に送信する。延長申請受付部125は、延長申請の有無、申請が承認されたか却下されたか、を在宅勤務申請記憶部112に記憶する。
延長申請受付部125は、管理サーバ10に予め登録された延長申請可能な所定の時間の長さおよび所定時間帯と、延長申請の対象となる時間の長さおよび時間帯とを比較して延長申請を受理するか否かを判定する。たとえば、管理サーバ10に勤務時間計算機能を持たせて、在宅勤務時間と職場での勤務時間の合計が10時間を超える場合には、延長申請を却下するように構成することができる。また、たとえば、深夜や早朝の時間帯を予め延長申請不可時間帯として管理サーバ10に記憶し、延長申請された時間帯が申請不可時間帯を含む場合は延長申請を却下するように管理サーバ10を構成することができる。このように管理サーバ10を構成することで、ユーザの過剰労働を防止することができる。延長不可とする時間帯や時間の長さは、ユーザの労働形態にあわせてユーザ毎に設定してもよい。
検証部126は、記憶部11に記憶される情報に基づき、各ユーザの在宅勤務状況を検証する。検証部126は、在宅勤務申請記憶部112に記憶される在宅勤務申請情報、在宅勤務履歴記憶部113に記憶される在宅勤務履歴、ファイル作業履歴記憶部114に記憶されるファイル作業履歴を参照する。そして、検証部126は、在宅勤務時の、ログイン日時とファイルのダウンロード日時との差分を算出する。検証部126はまた、在宅勤務時のログアウト日時とファイルのアップロード日時との差分を算出する。検証部126はまた、ファイルの更新間隔を算出する。検証部126は、算出した差分および更新間隔と所定の閾値とを各々比較し、比較結果に基づき、ユーザの在宅勤務状況を検証する。検証部126は、検証結果を外部に出力する。
検証部126はまた、接続監視部122が検出したクライアントOSがスリープ状態にあった時間の長さ(以下、スリープ時間とも呼ぶ。)が在宅勤務時間に占める割合と、所定の閾値とを比較する。検証部126は、比較結果に基づき、ユーザの在宅勤務状況を検証する。検証部126は、検証結果を外部に出力する。
たとえば、検証部126は、ファイルの更新間隔が所定の閾値を上回る回数が所定値を超えるユーザのリストを出力する。また、たとえば、検証部126は、ログイン日時とファイルのダウンロード日時との差分が所定の閾値を超えるユーザのリストを出力する。また、たとえば、検証部126は、ログアウト日時とファイルのアップロード日時との差分が所定の閾値を超えるユーザのリストを出力する。また、たとえば、検証部126は、スリープ時間が在宅勤務時間に占める割合が、所定の閾値を超えるユーザのリストを出力する。また、検証部126は、ファイルの更新間隔、ログイン日時とファイルのダウンロード日時との差分、ログアウト日時とファイルのアップロード日時との差分、スリープ時間の割合のいずれもが所定の閾値を所定回数以上超えるユーザのリストを出力する。所定の閾値および所定の閾値を超える回数は、管理者が任意に設定することができる。
(認証サーバ20の構成の一例)
次に、図2を参照して、認証サーバ20の構成の一例につき説明する。認証サーバ20は、クライアント30,40,50の認証を実行することで、管理サーバ10に対するクライアント30,40,50のアクセスを制御する。認証サーバ20はたとえば、Active Directoryである。認証サーバ20は、ユーザが業務上使用する、管理サーバ10以外の他のサーバ(図示せず)に対するクライアント30,40,50のアクセスも制御するように構成してもよい。
認証サーバ20は、記憶部21と制御部22とを有する。
記憶部21は、認証サーバ20における処理に使用する情報および処理の結果生成される情報を記憶する。記憶部21には、半導体メモリ素子や記憶装置を採用できる。例えば、半導体メモリ素子としては、VRAM(Video Random Access Memory)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ(flash memory)などが挙げられる。また、記憶装置としては、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。
記憶部21は、ユーザ認証情報記憶部211を有する。ユーザ認証情報記憶部211は、クライアント30,40,50のユーザを認証するためのユーザ認証情報を記憶する。図7は、第1の実施形態に係る管理システム1における、ユーザ認証情報の構成の一例を説明するための図である。図7に示すように、ユーザ認証情報は、「ユーザID」と「パスワード」とを含む。
制御部22は、認証サーバ20の動作および機能を制御する。制御部22にはたとえば、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部22に含まれる機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
制御部22は、ユーザ認証部221を有する。ユーザ認証部221は、クライアント30,40,50から送信される認証要求を受信して、認証要求に含まれるユーザIDとパスワードとを抽出する。ユーザ認証部221は、ユーザ認証情報記憶部211に記憶されるユーザ認証情報を参照し、認証要求に含まれるユーザIDとパスワードとが、記憶されるユーザ認証情報と一致すれば認証成功と判定する。ユーザ認証部221は、認証要求に含まれるユーザIDとパスワードとが、ユーザ認証情報記憶部211に記憶されるユーザ認証情報と一致しない場合、認証失敗と判定する。ユーザ認証部221は、認証成功と判定すると、認証要求を送信したクライアントに管理サーバ10に接続するための接続情報を送信する。クライアントは、接続情報を使用して管理サーバ10に接続する。ユーザ認証部221は、認証失敗と判定すると、認証要求を送信したクライアントにその旨通知し、クライアントの接続を拒否する。
(クライアントの構成の一例)
さらに図1を参照してクライアント30,40,50の構成の一例につき説明する。クライアント30,40は概ね同様の構成である。図1の例では、クライアント30は、時間外勤務の申請をすることができるが、上長の承認を必要とするユーザが使用する情報処理端末である。また、クライアント40は、時間外勤務を許可されており、申請すれば承認を得なくても勤務が可能なユーザが使用する情報処理端末である。また、クライアント40は、クライアント30のユーザの時間外勤務の申請を承認する機能を有する。
クライアント50は、在宅勤務時に使用される情報処理端末である。図2の例では、クライアント50は在宅クライアントとして在宅クライアント記憶部111に登録済みの情報処理端末である。
クライアント30は、記憶部31と制御部32とを有する。
記憶部31は、クライアント30における処理に使用する情報および処理の結果生成される情報を記憶する。記憶部31には、半導体メモリ素子や記憶装置を採用できる。例えば、半導体メモリ素子としては、VRAM(Video Random Access Memory)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ(flash memory)などが挙げられる。また、記憶装置としては、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。
制御部32は、クライアント30の動作および機能を制御する。制御部32としてたとえば、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部32に含まれる機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
制御部32は、接続制御部321および申請処理部322を有する。
接続制御部321は、クライアント30の電源投入時に、表示画面上に認証画面を表示させる。そして、ユーザが認証画面においてユーザIDとパスワードとを入力すると、接続制御部321は、ユーザIDとパスワードの情報を含む認証要求を認証サーバ20に送信する。接続制御部321は、認証サーバ20が認証に成功した場合に送信する接続情報を受信し、接続情報に基づき、管理サーバ10にアクセスする。これによって、管理サーバ10とクライアント30とが接続される。
申請処理部322は、クライアント30上でのユーザの所定の入力に応じて、表示画面上に、在宅勤務を申請するための申請画面を表示させる。ユーザは、表示される申請画面に、在宅勤務したい日時を入力する。申請処理部322は、入力された日時を、管理サーバ10に送信する。申請処理部322は、申請が受け付けられた場合は管理サーバ10からその旨通知される。また、申請処理部322は、申請が受け付けられた場合、管理サーバ10からダウンロード権限を付与される。すなわち、申請処理部322は、管理サーバ10からファイルにアクセスするためのパスワード等を通知される。申請処理部322は、申請が受け付けられなかった場合は、管理サーバ10からその旨の通知を受信する。申請処理部322は、申請が受け付けられた旨、または、申請が受け付けられなかった旨の通知を受信すると、クライアント30の表示画面上にその旨を表示する。
クライアント40の構成はクライアント30と同様である。ただし、クライアント40は、申請受理部423を有する点がクライアント30と相違する。クライアント40の記憶部41、制御部42、接続制御部421、申請処理部422は各々、記憶部31、制御部32、接続制御部321、申請処理部322と同様である。
申請受理部423は、クライアント40のユーザが管理するユーザが在宅勤務の申請をした場合に、管理サーバ10から承認リクエストを受信する。申請受理部423は、承認リクエストを受信すると、クライアント40の表示部に承認の対象となる申請があることを通知するメッセージを表示する。ユーザがメッセージに応じて、申請を承認する旨を入力すると、申請受理部423は、申請を承認する旨を示す通知を管理サーバ10に送信する。管理サーバ10では、申請受付部124が通知を受信して処理を実行する。なお、在宅勤務の延長申請が行われ、管理サーバ10からクライアント40に承認リクエストが送信される場合も、申請受理部423により同様の処理が実行される。
クライアント50は、記憶部51と制御部52とを有する。
記憶部51は、クライアント50における処理に使用する情報および処理の結果生成される情報を記憶する。記憶部51には、半導体メモリ素子や記憶装置を採用できる。例えば、半導体メモリ素子としては、VRAM(Video Random Access Memory)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ(flash memory)などが挙げられる。また、記憶装置としては、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。
制御部52は、クライアント50の動作および機能を制御する。制御部52としてたとえば、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部52に含まれる機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
記憶部51は、在宅勤務時間記憶部511を有する。在宅勤務時間記憶部511は、クライアント50を使用するユーザが申請した在宅勤務の時間に関する情報を記憶する。
制御部52は、接続制御部521、ファイル処理部522、警告部523、延長申請部524、削除部525を有する。
接続制御部521は、クライアント30,40の接続制御部321、421と同様の機能および構成である。
ファイル処理部522は、ユーザの操作に応じて、管理サーバ10から該当するファイルをダウンロードする。ファイル処理部522はまた、ユーザの操作に応じて、ダウンロードしたファイルの更新を実行する。ファイル処理部522はまた、ユーザの操作に応じて、ファイルを管理サーバ10にアップロードする。ファイル処理部522は、管理サーバ10のファイル監視部123からの問い合わせに応じて、ファイルの更新有無を管理サーバ10に通知する。
警告部523は、在宅勤務時間を監視し、在宅勤務時間が終了に近づくと警告表示を行う。警告部523はたとえば、クライアント50の画面上に「在宅勤務時間終了まで10分」等の警告を表示する。警告部523はまた、警告表示とともに、在宅勤務時間の延長申請を行うためのメッセージを表示する。たとえば、警告部523は、クライアント50の画面上に「勤務時間を延長しますか? 延長可能時間 21時30分」等のメッセージを表示する。
警告部523により表示される警告画面は、たとえば画面上のポップアップでもよい。ユーザはポップアップ画面をクリック等することにより、延長申請用の別画面に遷移するように構成してもよい。または警告表示は、音声等の他の手段によって実現してもよい。
延長申請部524は、ユーザによる在宅勤務時間の延長申請を受け付ける。ユーザは、クライアントアプリケーションの所定機能に基づき、在宅勤務時間の延長を申請することができる。延長申請部524はまた、警告部523が表示した画面上でユーザが在宅勤務時間の延長申請を入力した際に、当該申請を受け付ける。延長申請部524は、受け付けた申請の内容を、管理サーバ10の延長申請受付部125に送信する。また、延長申請部524は、延長申請受付部125から延長承認または延長却下の通知を受信する。延長申請部524は、受信した通知の内容に応じて、クライアント50の画面上に、通知内容を表示する。延長申請部524は、延長申請が受理されると、延長後の在宅勤務終了時間を在宅勤務時間記憶部511に記憶する。
削除部525は、警告部523の警告に対してユーザがファイルのアップロードやログアウト、または、延長申請を実行しないまま、在宅勤務時間が終了すると、クライアント50上にダウンロードされたファイルを自動的に削除する。なお、削除部525は、削除前に自動的にファイルを管理サーバ10にアップロードするように構成してもよい。削除部525はまた、ユーザが在宅勤務で使用したファイルを全て管理サーバ10にアップロードした時点で、クライアント50上のファイルを自動的に削除するように構成してもよい。削除部525はまた、ユーザがクライアント50を管理サーバ10からログアウトさせるときに、クライアント50上のファイルを削除するように構成してもよい。在宅勤務時間が終了した後にクライアント50上に在宅勤務において使用したファイルが残存しなければよく、削除のタイミングは特に限定されない。
(管理システム1における処理の流れの一例)
図8は、第1の実施形態に係る管理システム1における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
管理システム1においては、まず、在宅勤務申請処理が実行されることで、在宅勤務時の処理が開始する(ステップS71、在宅勤務申請)。まず、クライアント30,40の申請処理部322,422から、管理サーバ10の申請受付部124へ、在宅勤務の申請が送信される。そして、必要に応じて上長による承認の処理を経て、管理サーバ10の申請受付部124は、在宅勤務の申請の内容を在宅勤務申請記憶部112に記憶する。
次に、在宅勤務を申請したユーザが自宅に戻り、クライアント50から管理サーバ10にアクセスし、在宅勤務開始処理を実行する(ステップS72、在宅勤務開始)。
在宅勤務が開始すると、管理サーバ10は、クライアント50との間でのセッション監視処理を実行する。すなわち、管理サーバ10の接続監視部122は、クライアントアプリケーションとサーバアプリケーションとの間で定期的な問合せを送信する(ステップS73、セッション監視)。そして、接続監視部122は、クライアントアプリケーションからの応答が途絶した時点を、作業中断時点として記憶する。
また、在宅勤務が開始すると、管理サーバ10は、クライアント50における作業監視処理を実行する(ステップS74、作業監視)。すなわち、管理サーバ10のファイル監視部123は、クライアント50のファイル処理部522に対して定期的な問合せを送信する。ファイル処理部522は、管理サーバ10からダウンロードされたファイルの更新有無をファイル監視部123に応答する。
また、在宅勤務が開始すると、クライアント50の警告部523は、在宅勤務時間の終了時間に基づき、警告表示処理を実行する(ステップS75、警告表示)。
そして、クライアント50において在宅勤務終了処理が実行される(ステップS76、在宅勤務終了)。すなわち、ユーザが管理サーバ10にファイルをアップロードして、管理サーバ10からクライアント50をログアウトさせ、在宅勤務が終了する。これで、管理システム1における在宅勤務時の処理が終了する。
(在宅勤務申請処理の流れの一例)
図9は、第1の実施形態に係る管理システム1における在宅勤務申請処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、クライアント30の申請処理部322(またはクライアント40の申請処理部422)から管理サーバ10の申請受付部124に在宅勤務の申請が送信される(ステップS801)。申請には、在宅勤務を実行する時間および在宅勤務時に使用するファイルの情報が含まれる。
管理サーバ10の申請受付部124は、申請を受け付けて在宅勤務申請記憶部112に記憶する。申請受付部124は、申請されたファイルを記憶部11に記憶する。すなわち、申請受付部124は、ファイルを管理サーバ10にアップロードする(ステップS802)。
申請受付部124は、記憶部11に記憶された各ユーザと承認権をもつ上長とを対応づけた情報(図示せず)を参照し、承認の要否を判定する。そして、承認が必要と判定した場合、申請受付部124は、上長のクライアントに承認リクエストを送信する。在宅勤務申請に対して上長のクライアントから承認の送信があった場合(ステップS803、肯定)、申請受付部124は、上長の情報と承認された旨の情報を在宅勤務申請記憶部112に記憶する(ステップS804)。そして、申請受付部124は、申請者のクライアント30に対して、ダウンロード権限を付与する通知を送信する(ステップS805)。たとえば、ファイルをダウンロードするためのパスワードを通知する。
他方、在宅勤務申請に対して上長のクライアントから承認の送信が所定時間内にない場合、または却下の送信があった場合(ステップS803、否定)、申請受付部124は、その旨を在宅勤務申請記憶部112に記憶する。また、申請受付部124は、アップロードされたファイルを削除する(ステップS806)。そして、申請受付部124は、クライアント30に申請却下の旨を通知する(ステップS807)。これで、在宅勤務申請処理が終了する。
(在宅勤務開始処理の流れの一例)
図10は、第1の実施形態に係る管理システム1における在宅勤務開始処理の流れの一例を示すフローチャートである。ユーザが自宅に帰り、在宅勤務を開始する際には、まず、クライアント50が管理サーバ10にアクセスする(ステップS901)。すなわち、クライアント50は管理サーバ10にアクセスするため、認証サーバ20に認証要求を送信する。認証サーバ20は、クライアント50から送信される認証要求に基づき、認証処理を実行する。認証に成功すると、認証サーバ20は、クライアント50に管理サーバ10に接続するための接続情報を送信し、ログインを許可する(ステップS902)。クライアント50は、認証サーバ20から送信される接続情報を用いて管理サーバ10にログインし、予め付与されたダウンロード権限に基づき、管理サーバ10からファイルをダウンロードする(ステップS903)。クライアント50がファイルをダウンロードすると、管理サーバ10は作業開始を検出し、在宅勤務履歴記憶部113に開始時間を記憶する。これで、在宅勤務開始処理が終了する。
(セッション監視処理の流れの一例)
図11は、第1の実施形態に係る管理システム1におけるセッション監視処理の流れの一例を示すフローチャートである。セッション監視処理は、クライアント50が管理サーバ10にログインした時点で開始する。管理サーバ10の接続監視部122は、クライアント50がログインしてから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS1001)。所定時間が経過していなければ(ステップS1001、否定)、接続監視部122は所定時間が経過するまでステップS1001を繰り返す。他方、所定時間が経過していれば(ステップS1001、肯定)、接続監視部122は、クライアント50に対して問合せを行う(ステップS1002)。クライアント50から所定時間内に応答があれば(ステップS1003、肯定)、接続監視部122は、その旨を記憶部11に記憶する(ステップS1004)。他方、クライアント50から所定時間内に応答がなければ(ステップS1003、否定)、接続監視部122は、その旨を記憶部11に記憶する(ステップS1005)。そして、接続監視部122は、クライアント50が管理サーバ10からログアウトしたか否かを判定する(ステップS1006)。ログアウトしていないと判定した場合(ステップS1006、否定)、接続監視部122は、ステップS1001に戻り、再び所定時間が経過したか否かを判定する。他方、ログアウトしたと判定した場合(ステップS1006、肯定)、接続監視部122は、処理を終了する。
セッション監視処理は、サーバアプリケーションとクライアントアプリケーションとの間で定期的にクライアントOSの死活監視を実行することで実現される。クライアントOSがスリープ状態になった場合、クライアントアプリケーションとサーバアプリケーションとの間の通信が途絶する。このため、サーバアプリケーション側で、クライアントアプリケーションとの通信途絶を検出することにより、ユーザがクライアント50上での作業を行っているか否かを監視することができる。
(作業監視処理の流れの一例)
図12は、第1の実施形態に係る管理システム1における作業監視処理の流れの一例を示すフローチャートである。作業監視処理は、クライアント50が管理サーバ10からファイルをダウンロードした時点から開始する。すなわち、管理サーバ10のファイル監視部123において、開始検出部123Aがファイルのダウンロードを検出すると、作業監視処理が開始する。管理サーバ10の更新検出部123Bは、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS1101)。所定時間が経過していないと判定すると(ステップS1101、否定)、更新検出部123Bは、所定時間が経過するまでステップS1101の処理を繰り返す。所定時間が経過したと判定すると(ステップS1101、肯定)、更新検出部123Bは、クライアント50にファイルの更新有無を問い合わせる(ステップS1102)。クライアント50は問合せを受信すると、ファイルの最終更新時間を管理サーバ10に送信する(ステップS1103)。更新検出部123Bは、受信した最終更新時間をファイル作業履歴記憶部114に記憶する。そして、更新検出部123Bは、終了検出部123Cがファイルのアップロードを検出したか否かを判定する(ステップS1104)。全てのファイルのアップロードを検出していないと判定した場合(ステップS1104、否定)、更新検出部123Bは、ステップS1101に戻って処理を繰り返す。他方、全てのファイルのアップロードを検出したと判定した場合(ステップS1104、肯定)、更新検出部123Bは処理を終了する。これで作業監視処理が終了する。
(在宅勤務終了処理の流れの一例)
図13は、第1の実施形態に係る管理システム1における在宅勤務終了処理の流れの一例を示すフローチャートである。ユーザは、在宅勤務の作業を完了すると、作業完了時にファイルを更新する(ステップS1201)。そして、ユーザは、クライアント50から更新したファイルを管理サーバ10にアップロードする(ステップS1202)。管理サーバ10の終了検出部123Cは、ファイルの最終更新時間を在宅勤務履歴記憶部113に記憶する(ステップS1203)。また、終了検出部123Cは、ファイルがアップロードされた時点を、ファイル作業履歴記憶部114に記憶する。他方、クライアント50の削除部525は、ファイルのアップロードを契機として、クライアント50のファイルを消去する(ステップS1204)。そして、クライアント50は管理サーバ10からログアウトする(ステップS1205)。接続制御部121は、クライアント50のログアウトを検出すると、ログアウト時点を終了時間として在宅勤務履歴記憶部113に記憶する(ステップS1206)。これで在宅勤務終了処理が終了する。
(警告表示処理の流れの一例)
図14は、第1の実施形態に係る管理システム1における警告表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。クライアント50の警告部523は、在宅勤務が開始すると、記憶部51に記憶される在宅勤務の終了時間を監視する。警告部523は、在宅勤務終了時間から所定時間前になったか否かを判定する(ステップS1301)。所定時間前になっていないと判定すると(ステップS1301、否定)、警告部523は、ステップS1301の処理を繰り返す。他方、所定時間前になったと判定すると(ステップS1301、肯定)、警告部523は、クライアント50の画面に警告を表示する(ステップS1302)。たとえば、警告部523は、在宅勤務の終了時間まであと10分であること、21時30分まで在宅勤務時間を延長可能であること、等を表示する。また、警告部523が表示する画面は、在宅勤務時間の延長を受け付けるためのアイコン等を含んでもよい。そして、警告部523は、警告表示に応じて在宅勤務時間の延長申請が実行されたか否かを判定する(ステップS1303)。延長申請が実行された場合(ステップS1303、肯定)、延長申請処理が実行される(ステップS1304)。延長申請処理については後述する。他方、延長申請が実行されなかった場合(ステップS1303、否定)、削除部525は、ファイルのアップロードまたはクライアント50のログアウトが実行されたか否かを判定する(ステップS1305)。ファイルのアップロードまたはクライアント50のログアウトが実行されていない場合(ステップS1305、否定)、削除部525は、在宅勤務の終了時間に到達したか否かを判定する(ステップS1306)。削除部525が、終了時間に到達していないと判定した場合(ステップS1306、否定)、処理は、ステップS1303に戻る。他方、終了時間に到達したと判定した場合(ステップS1306、肯定)、削除部525は、クライアント50上のファイルを消去し、強制的にクライアント50を管理サーバ10からログアウトさせる(ステップS1307)。他方、ステップS1305において、ファイルのアップロードまたはログアウトありと判定した場合(ステップS1305、肯定)、削除部525はクライアント50上のファイルを消去する(ステップS1308)。これで警告表示処理は終了する。
(延長申請処理の流れの一例)
図14のステップS1304に示した延長申請処理について説明する。図15は、第1の実施形態に係る管理システム1における延長申請処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、クライアント50の延長申請部524は、延長申請があったか否かを判定する(ステップS1501)。申請がないと判定した場合(ステップS1501、否定)、延長申請部524は、ステップS1501の処理を繰り返す。他方、申請があったと判定した場合(ステップS1501、肯定)、延長申請部524は、管理サーバ10の延長申請受付部125に申請内容を送信する。
延長申請受付部125は、延長が申請されている時間の長さが所定時間内であるか否かを判定する(ステップS1502)。ここで、所定時間の長さは、労務管理上適切な時間を予め管理者が設定して管理サーバ10に設定しておけばよい。所定時間内であると判定した場合(ステップS1502、肯定)、延長申請受付部125は、延長申請されている時間帯が所定の時間帯内であるか否かを判定する(ステップS1503)。たとえば、午後10時から午前7時までの時間帯については延長申請不可とするなど、在宅勤務が可能な時間帯は管理サーバ10に予め設定される。延長申請受付部125は、所定の時間帯内であると判定した場合(ステップS1503、肯定)、上長の承認が必要な申請か否かを判定する(ステップS1504)。延長申請受付部125は、承認要の申請と判定した場合(ステップS1504、肯定)、上長のクライアントに承認リクエストを送信する(ステップS1505)。延長申請受付部125は、承認リクエストに対応する承認を受信したか否かを判定する(ステップS1506)。承認なしと判定した場合(ステップS1506、否定)、延長申請受付部125は、申請を却下する(ステップS1507)。他方、承認ありと判定した場合(ステップS1506、肯定)、延長申請受付部125は、申請を受理する(ステップS1508)。
ステップS1504に戻り、上長の承認が不要と判定した場合(ステップS1504、否定)、延長申請受付部125は、申請を受理する(ステップS1508)。また、ステップS1502において、申請された在宅勤務時間が所定時間内ではないと判定された場合(ステップS1502、否定)は、延長申請受付部125は、申請を却下する(ステップS1509)。また、ステップS1503において、申請された在宅勤務時間が所定時間帯内ではないと判定された場合(ステップS1503、否定)は、延長申請受付部125は、申請を却下する(ステップS1509)。そして、延長申請受付部125は、却下または受理の旨を、クライアント50の延長申請部524に通知する(ステップS1510)。延長申請部524は、受理の場合は新たな在宅勤務終了時間を記憶部51に記憶する。そして、延長申請部524は、延長申請が受理された旨を画面に表示する。また、延長申請部524は、却下の場合はその旨を画面に表示する。これで、延長申請処理が終了する。
(第1の実施形態の効果)
上記のように、第1の実施形態に係る管理システムは、開始検出部と、更新検出部と、終了検出部と、を備える。開始検出部は、管理サーバに予めアップロードされたファイルが、管理サーバからクライアントにアプリケーションを介してダウンロードされた時点を、クライアントのユーザの在宅勤務における作業開始時点として検出する。更新検出部は、クライアント上にダウンロードされたファイルの、クライアント上での更新を検出する。終了検出部は、クライアント上で更新されたファイルが、管理サーバ上にアップロードされた時点を、クライアントのユーザの在宅勤務における作業終了時点として検出する。
このため、第1の実施形態に係る管理システムは、ユーザが当該システムを利用して実行する在宅勤務の作業開始時間および作業終了時間を、ファイルのダウンロードとアップロードの時点に基づいて把握することができる。また、管理システムは、在宅勤務に使用されたファイルの更新に関する情報に基づき、ユーザが在宅勤務を申請通りに実行したか否かを検証することができる。
また、第1の実施形態に係る管理システムは、クライアント上にダウンロードされたファイルが、管理サーバにアップロードされるとき、前記クライアント上から当該ファイルを消去する削除部をさらに備える。在宅勤務を行う場合、勤務者は自宅のパーソナルコンピュータ(PC)等に在宅勤務に必要なファイル等をメールに添付して送信する場合がある。このような場合、勤務者の自宅のPCに勤務用の情報が残存する可能性があり、セキュリティ上好ましくない。しかし、第1の実施形態に係る管理システムによれば、ユーザが気を付けなくても、自宅等職場以外の場所にある情報処理端末上に職務上の情報が残存して流出することを防止することができる。
また、第1の実施形態に係る管理システムは、在宅勤務時間の終了時間になると、クライアント上にダウンロードされたファイルを当該クライアント上から消去する削除部を備える。このため、管理システムは、ユーザが気を付けなくても、自宅等職場以外の場所にある情報処理端末上に職務上の情報が残存して流出することを防止することができる。
また、第1の実施形態に係る管理システムは、警告部と延長申請受付部とを備える。警告部は、管理サーバに予め登録された在宅勤務時間の終了時間の所定時間前になると、クライアントにおいて警告表示を実行する。延長申請受付部は、所定の時間帯における所定期間内の在宅勤務延長登録を受け付ける。このため、管理システムは、ユーザの過度の長時間労働や、健康に悪影響を及ぼすような時間帯での労働を防止しつつ、在宅勤務時間についてユーザの自由度を向上させることができる。
また、第1の実施形態に係る管理システムは、管理サーバと、前記クライアント上で動作するクライアントアプリケーションとの通信が途絶している期間を、作業停止期間として検出する、接続監視部をさらに備える。このため、ファイルの更新有無だけでなく、クライアントアプリケーション自体が動作しているか否かに基づき、ユーザの勤務実態をより正確に把握することができる。
また、第1の実施形態に係る管理システムにおいて、検証部は、クライアントが管理サーバにログインした時点と、開始検出部が検出した作業開始時点との第1の差分が、所定閾値を超えるか否か、に基づき、在宅勤務を評価する。また、検証部は、クライアントが管理サーバからログアウトした時点と、終了検出部が検出した作業終了時点との第2の差分が、所定閾値を超えるか否か、に基づき、在宅勤務を評価する。また、検証部は、更新検出部が検出した更新の間隔が所定値を超えるか否か、に基づき、在宅勤務を評価する。
このため、管理システムは、管理サーバが収集した情報に基づき、各ユーザの労働実態が申請されている情報と合致しているか否かについて自動的に評価を行うことができる。また、管理システムは、ファイルのダウンロード、更新、アップロード等、直接ユーザの作業と結びついた指標を用いて評価を行うため、勤務実態を評価に反映させることができる。また、管理システムは、当該システムにユーザがログインした時点と、ファイルのダウンロードが実行された時点との差分に基づき、ユーザが在宅勤務を申請通りに実行したか否かを検証することができる。また、管理システムは、当該システムにユーザがログインしている間、ファイルが更新された時点に基づき、ユーザが在宅勤務を申請した時間中、適正に勤務を実行したか否かを検証することができる。また、管理システムは、当該システムからユーザがログアウトした時点と、ファイルのアップロードが実行された時点との差分に基づき、ユーザが在宅勤務を申請通りに実行したか否かを検証することができる。
また、管理システムにおいて、ユーザは在宅勤務の申請時に、在宅勤務で使用するデータも併せて申請する。このため、在宅勤務で使用してよいデータであるか否か等を上長が確認した上で在宅勤務を承認することができ、重要な情報が職場から外部に持ち出される危険性を予め低減することができる。
(第2の実施形態)
これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
管理サーバ10は、接続監視部122が検出したスリープ時間や、ファイル監視部123が検出したファイルのダウンロード、更新、アップロードのタイミングの情報に基づき、各ユーザの勤務時間を修正して算出するように構成してもよい。たとえば、スリープ時間や、ファイルの更新がない期間を勤務時間から減算するように構成してもよい。
また、クライアント50のファイル処理部522は、ファイルの更新がない期間が所定期間を超えた場合に、クライアント50の画面上に警告表示をするように構成してもよい。警告表示は音声等、視覚的手段以外の手段で実現してもよい。
[クラウドコンピューティングによる実装]
開示の管理プログラムは、クラウドシステムを構成するサーバに実装し、クラウドシステムを介して、様々な場所に存在する在宅勤務者および社内勤務者の勤務時間および情報処理端末の操作状態を管理するために使用することができる。このようにすれば、広範な地域に散らばる会社施設での勤務者の勤務状態および各在宅勤務者の自宅における勤務状態を一括して管理することができ、効率的な労働管理を実現することができる。
[携帯端末を用いる場合]
また、開示の管理システムにおいて、在宅勤務時に使用されるクライアントの種類は特に限定されない。たとえば、ユーザが自宅以外の場所から登録済みの携帯端末を用いて管理サーバにアクセスすることも可能である。この場合、たとえば、ユーザが、在宅勤務可能な時間帯を予め登録しておき、その時間帯内であれば何度でも所定のファイルをダウンロードし、更新し、アップロードすることができるように、管理システムを構成してもよい。
[分散および統合]
図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。たとえば、上記実施形態において、管理サーバ10の機能として説明した機能は、クライアント50上で動作するクライアントアプリケーションの機能として実装することができる。また、クライアント50の機能として説明した機能の一部または全部を管理サーバ10の機能として実装することができる。各機能の配置は、管理サーバ10、クライアント30,40,50の処理能力等に基づき決定することができる。
[管理プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをサーバ等のコンピュータからタブレット端末やノート型コンピュータ等のコンピュータに配布し、サーバとコンピュータとが処理を協働して実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図16を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する管理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図16は、第1〜2の実施形態に係る管理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。図16に示すように、コンピュータ1000は、操作部1100と、ディスプレイ1200と、通信部1300とを有する。さらに、このコンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1400と、ROM(Read Only Memory)1500と、RAM(Random Access Memory)1600と、HDD(Hard Disk Drive)1700とを有する。これら1100〜1700の各部はバス1800を介して接続される。
HDD1700には、図16に示すように、上記の第1の実施形態で示した各部と同様の機能を発揮するモジュールを実装することができる管理プログラム1700aが予め記憶される。この管理プログラム1700aについては、図2に示した各々の各構成要素と同様、適宜統合または分離してもよい。すなわち、HDD1700に記憶される各データは、常に全てのデータがHDD1700に記憶される必要はなく、処理に必要なデータのみがHDD1700に記憶されればよい。
そして、CPU1400が、管理プログラム1700aの各モジュールをHDD1700から読み出してRAM1600に展開する。これによって、図16に示すように、管理プログラム1700aは、管理プロセス1600aとして機能する。この管理プロセス1600aは、HDD1700から読み出した各種データを適宜RAM1600上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開した各種データに基づいて各種処理を実行する。なお、管理プロセス1600aは、図2に示した各処理部にて実行される処理を含む。また、CPU1400上で仮想的に実現される各処理部は、常に全ての処理部がCPU1400上で動作する必要はなく、必要な処理部のみが仮想的に実現されればよい。
なお、上記の管理プログラム1700aについては、必ずしも最初からHDD1700やROM1500に記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータ1000に挿入されるフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。または、DVD(Digital Versatile Disc)ディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ1000がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WAN(Wide Area Network)などを介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておいてもよい。そして、コンピュータ1000がこれらから各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
1 管理システム
10 管理サーバ
11 記憶部
111 在宅クライアント記憶部
112 在宅勤務申請記憶部
113 在宅勤務履歴記憶部
114 ファイル作業履歴記憶部
12 制御部
121 接続制御部
122 接続監視部
123 ファイル監視部
123A 開始検出部
123B 更新検出部
123C 終了検出部
124 申請受付部
125 延長申請受付部
126 検証部
20 認証サーバ
21 記憶部
211 ユーザ認証情報記憶部
22 制御部
221 ユーザ認証部
30,40 クライアント
31,41 記憶部
32,42 制御部
321,421 接続制御部
322,422 申請処理部
423 申請受理部
50 クライアント
51 記憶部
511 在宅勤務時間記憶部
52 制御部
521 接続制御部
522 ファイル処理部
523 警告部
524 延長申請部
525 削除部
60 ネットワーク

Claims (8)

  1. 管理サーバに予めアップロードされたファイルが、当該管理サーバからクライアントにアプリケーションを介してダウンロードされた時点を、当該クライアントのユーザの在宅勤務における作業開始時点として検出する開始検出部と、
    前記クライアント上にダウンロードされたファイルの、前記クライアント上での更新を検出する更新検出部と、
    前記クライアント上で更新されたファイルが、前記管理サーバ上にアップロードされた時点を、当該クライアントのユーザの在宅勤務における作業終了時点として検出する終了検出部と、
    を備えることを特徴とする管理システム。
  2. 前記クライアント上にダウンロードされたファイルが、前記管理サーバにアップロードされるとき、前記クライアント上から当該ファイルを消去する削除部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 在宅勤務時間の終了時間になると、前記クライアント上にダウンロードされたファイルを当該クライアント上から消去する削除部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 前記管理サーバに予め登録された在宅勤務時間の終了時間の所定時間前になると、前記クライアントにおいて警告表示を実行する警告部と、
    所定の時間帯における所定期間内の在宅勤務延長登録を受け付ける延長申請受付部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の管理システム。
  5. 前記管理サーバと、前記クライアント上で動作するクライアントアプリケーションとの通信が途絶している期間を、作業停止期間として検出する、接続監視部をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の管理システム。
  6. 前記クライアントが前記管理サーバにログインした時点と、前記開始検出部が検出した作業開始時点との第1の差分が、所定閾値を超えるか否か、
    前記クライアントが前記管理サーバからログアウトした時点と、前記終了検出部が検出した作業終了時点との第2の差分が、所定閾値を超えるか否か、
    前記更新検出部が検出した更新の間隔が所定値を超えるか否か、
    に基づき、在宅勤務を評価する検証部をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の管理システム。
  7. コンピュータに、
    管理サーバに予めアップロードされたファイルが、当該管理サーバからクライアントにアプリケーションを介してダウンロードされた時点を、当該クライアントのユーザの在宅勤務における作業開始時点として検出し、
    前記クライアント上にダウンロードされたファイルの、前記クライアント上での更新を検出し、
    前記クライアント上で更新されたファイルが、前記管理サーバ上にアップロードされた時点を、当該クライアントのユーザの在宅勤務における作業終了時点として検出する、
    ことを含む各処理を実行させることを特徴とする管理方法。
  8. 管理サーバに予めアップロードされたファイルが、当該管理サーバからクライアントにアプリケーションを介してダウンロードされた時点を、当該クライアントのユーザの在宅勤務における作業開始時点として検出し、
    前記クライアント上にダウンロードされたファイルの、前記クライアント上での更新を検出し、
    前記クライアント上で更新されたファイルが、前記管理サーバ上にアップロードされた時点を、当該クライアントのユーザの在宅勤務における作業終了時点として検出する、
    各手順を含む処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする管理プログラム。
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