JP7124420B2 - 変更方法、変更プログラム、及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本件は、変更方法、変更プログラム、及び情報処理装置に関する。
情報通信技術の進歩に伴い、企業によってはテレワークと呼ばれる勤務形態を採用している。テレワークとしては、自宅で業務を遂行する在宅勤務や、自宅近くに設置された小型のオフィスに出勤して業務を遂行するサテライトオフィス勤務などが知られている(以上、例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2017-174353号公報 特開2002-259646号公報
ところで、企業に勤務する従業員によっては、家族の用事が予定された特定の日に限ってテレワークを希望する可能性がある。また、従業員によっては、天候不良や交通機関の乱れなどにより突発的に出勤が困難になった場合に、急きょテレワークを希望する可能性もある。
ここで、特定の日に限って従業員がテレワークを希望する場合、テレワークの予定日は前もって決められている可能性が高いため、テレワークの申請を事前に従業員が管理者(例えば上司など)に提出すれば、認められる可能性がある。しかしながら、従業員が急きょテレワークを希望する場合、テレワークを申請する際に複数の従業員に突発的な作業負荷がかかるおそれがあり、場合によっては承認作業まで完了しない可能性がある。
具体的には、従業員が勤務する特定の勤務地以外(例えば自宅など)から従業員が企業の業務システムの使用許可を得る場合、電話や電子メールなどにより管理者に連絡をとる作業が発生する。さらに、このような作業以外にも、業務システムの運用担当者に業務システムの使用許可を求める作業などが発生する可能性もある。このように、従業員が急きょテレワークを希望する場合には、業務システムの使用許可を得るにあたり、突発的な作業負荷が複数の従業員にかかるおそれがある。
そこで、1つの側面では、特定の勤務地以外からの業務システムの使用許可を得るための作業負荷を軽減できる変更方法、変更プログラム、及び情報処理装置を提供することを目的とする。
1つの実施態様では、変更方法は、いずれかの従業員の通勤タイミングに対応した、前記いずれかの従業員の通勤経路を含む地域を警戒地域とする気象情報、前記通勤経路についての運行障害、前記通勤経路についての交通障害、の少なくともいずれかが発生したことを検知すると、特定の勤務地以外からの前記いずれかの従業員による業務システムの使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする。
特定の勤務地以外からの業務システムの使用許可を得るための作業負荷を軽減することができる。
図1は情報処理システムの一例である。 図2は業務サーバのハードウェア構成の一例である。 図3は業務サーバのブロック図である。 図4は従業員管理テーブルの一例である。 図5は業務サーバの動作の一例を示すフローチャートである。 図6は情報変更処理の一例を示すフローチャートである。 図7は第1実施形態に係る情報変更の一例である。 図8は第1実施形態に係る電子メールの一例である。 図9は第1実施形態に係る情報変更の他の一例である。 図10は第1実施形態に係る電子メールの他の一例である。 図11は業務サーバの動作の他の一例を示すフローチャートである。 図12は第2実施形態に係る情報変更の一例である。 図13は業務サーバの一部の動作の一例を示すフローチャートである。 図14は第3実施形態に係る電子メールの一例である。 図15は第3実施形態に係る電子メールの他の一例である。 図16は実施確認画面の一例である。 図17は許可確認画面の一例である。
以下、本件を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は情報処理システムSTの一例である。情報処理システムSTはクライアント端末100と業務システムS1と情報提供システムS2とを含んでいる。業務システムS1は従業員が所属する企業の業務を支援するコンピュータシステムである。業務システムS1は情報処理装置としての業務サーバ200と複数の業務サーバ270,280とを含んでいる。業務システムS1は業務サーバ200を含まずに、複数の業務サーバ270,280を含んでいてもよい。この場合、業務サーバ200は業務システムS1から独立する。業務サーバ200,270,280はいずれも業務に応じたアプリケーションプログラムがインストールされたサーバ装置である。情報提供システムS2は上述した企業と異なる企業が管理するコンピュータシステムである。情報提供システムS2は気象情報提供サーバ300、鉄道運行情報提供サーバ310、及び道路交通情報提供サーバ320を含んでいる。
気象情報提供サーバ300は気象情報を提供するサーバ装置である。気象情報は従業員の通勤を阻害する通勤阻害事象として大雨洪水警報や強風波浪警報といった気象警報を含んでいる。また、気象情報は気象警報とともに、気象警報の地域と気象警報の解消予定時刻も含んでいる。鉄道運行情報提供サーバ310は鉄道運行情報を提供するサーバ装置である。鉄道運行情報は通勤阻害事象として運行遅延や運行停止といった運行障害を含んでいる。また、鉄道運行情報は運行障害とともに、運行障害の対象区間と運行障害の解消予定時刻も含んでいる。道路交通情報提供サーバ320は道路交通情報を提供するサーバ装置である。道路交通情報は通勤阻害事象として渋滞や交通規制といった交通障害を含んでいる。また、道路交通情報は交通障害とともに、交通障害の対象区間と交通障害の解消予定時刻も含んでいる。
業務サーバ200は気象情報提供サーバ300が提供する気象情報を定期的又は非定期的に取得し、取得した気象情報が通勤阻害事象を含み、業務サーバ200が管理する従業員に関する情報(以下、従業員情報という)の中から所定条件を満たす従業員情報を検知した場合、従業員による業務システムS1の使用の不許可を表す第1使用情報を、使用の許可を表す第2使用情報に変更する。尚、業務サーバ200は、鉄道運行情報提供サーバ310及び道路交通情報提供サーバ320に対しても、気象情報提供サーバ300と同様の処理を行う。
クライアント端末100と業務サーバ200,270,280は通信ネットワークNWを介して互いに接続されている。また、業務サーバ200と気象情報提供サーバ300、鉄道運行情報提供サーバ310及び道路交通情報提供サーバ320とは通信ネットワークNWを介して互いに接続されている。通信ネットワークNWとしては例えばインターネットなどがある。したがって、クライアント端末100は通信ネットワークNWを利用して業務サーバ200に接続することができる。また、業務サーバ200は通信ネットワークNWを利用して気象情報提供サーバ300などに接続することができる。尚、通信ネットワークNWに通信形態は特に限定されず、有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。
クライアント端末100は従業員が業務を遂行するために使用する端末装置である。図1では、クライアント端末100が従業員の自宅に設置されているが、自宅近くに設置された場所(例えばサテライトオフィスなど)に設置されていてもよい。図1では、クライアント端末100の一例としてPersonal Computer(PC)が示されているが、クライアント端末100はスマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイスであってもよい。クライアント端末100は入力装置110、表示装置120、及び制御装置130を含んでいる。入力装置110と表示装置120は制御装置130に接続されている。
制御装置130は入力装置110に入力された情報に基づいて、表示装置120の表示内容を制御する。また、制御装置130は入力装置110から入力された情報を業務サーバ200に向けて送信したり、業務サーバ200から送信された情報を受信したりする。制御装置130は受信した情報に基づいて、表示装置120に種々の画面や電子メールを表示する。
例えば、従業員が入力装置110に対して業務システムS1へのログインを要求する操作を行うと、制御装置130は操作に応じた情報を生成して業務サーバ200に送信する。制御装置130は生成した情報に対する業務サーバ200の処理結果の情報を業務サーバ200から受信すると、受信した情報に応じた画面を表示する。具体的には、処理結果が肯定的な結果である場合、制御装置130は業務システムS1のメニュー画面を表示する。処理結果が否定的な結果である場合、制御装置130は業務システムS1へのログインが失敗したことを通知する画面を表示する。
以下、業務サーバ200の詳細について説明する。
図2は業務サーバ200のハードウェア構成の一例である。尚、上述した制御装置130、業務サーバ270,280、及び気象情報提供サーバ300、鉄道運行情報提供サーバ310、及び道路交通情報提供サーバ320については基本的に業務サーバ200と同様のハードウェア構成であるため、説明を省略する。
図2に示すように、業務サーバ200は、少なくともハードウェアプロセッサとしてのCentral Processing Unit(CPU)200A、Random Access Memory(RAM)200B、Read Only Memory(ROM)200C、及びネットワークI/F(インタフェース)200Dを含んでいる。業務サーバ200は、必要に応じて、Hard Disk Drive(HDD)200E、入力I/F200F、出力I/F200G、入出力I/F200H、ドライブ装置200Iの少なくとも1つを含んでいてもよい。CPU200Aからドライブ装置200Iまでは、内部バス200Jによって互いに接続されている。すなわち、業務サーバ200はコンピュータによって実現することができる。尚、CPU200Aに代えてMicro Processing Unit(MPU)をハードウェアプロセッサとして利用してもよい。
入力I/F200Fには、入力装置710が接続される。入力装置710としては、例えばキーボードやマウスなどがある。尚、上述した入力装置110についても入力装置710と同様である。出力I/F200Gには、表示装置720が接続される。表示装置720としては、例えば液晶ディスプレイがある。尚、上述した表示装置120についても表示装置720と同様である。入出力I/F200Hには、半導体メモリ730が接続される。半導体メモリ730としては、例えばUniversal Serial Bus(USB)メモリやフラッシュメモリなどがある。入出力I/F200Hは、半導体メモリ730に記憶されたプログラムやデータを読み取る。入力I/F200F及び入出力I/F200Hは、例えばUSBポートを備えている。出力I/F200Gは、例えばディスプレイポートを備えている。
ドライブ装置200Iには、可搬型記録媒体740が挿入される。可搬型記録媒体740としては、例えばCompact Disc(CD)-ROM、Digital Versatile Disc(DVD)といったリムーバブルディスクがある。ドライブ装置200Iは、可搬型記録媒体740に記録されたプログラムやデータを読み込む。ネットワークI/F200Dは、例えばLANポートを備えている。ネットワークI/F200Dは上述した通信ネットワークNWと接続される。
上述したRAM200Bには、ROM200CやHDD200Eに記憶されたプログラムがCPU200Aによって一時的に格納される。RAM200Bには、可搬型記録媒体740に記録されたプログラムがCPU200Aによって一時的に格納される。格納されたプログラムをCPU200Aが実行することにより、CPU200Aは後述する各種の機能を実現し、また、後述する各種の処理を実行する。尚、プログラムは後述するフローチャートに応じたものとすればよい。
図3は業務サーバ200のブロック図である。図4は従業員管理テーブルTBLの一例である。業務サーバ200は、図3に示すように、記憶部210、通信部220、及び処理部230を備えている。尚、記憶部210は上述したHDD200Eによって実現することができる。通信部220は上述したネットワークI/F200Dによって実現することができる。処理部230は例えば上述したCPU200Aによって実現することができる。
記憶部210は従業員情報を記憶する。従業員情報は、図4に示すように、従業員管理テーブルTBLによって管理される。従業員管理テーブルTBLは、従業員名フィールド、通勤経路フィールド、標準通過時刻フィールド、標準出発時刻フィールド、事前申請フィールド、通勤阻害事象フィールド、及び使用フィールドを構成要素として含んでいる。
従業員名フィールドには従業員の氏名に関する氏名情報が登録される。通勤経路フィールドには通勤経路情報が登録される。通勤経路情報は、例えば従業員の自宅の最寄駅から勤務地の最寄駅までの通勤経路を含んでいる。通勤経路情報にバス停を含めてもよく、従業員が自動車で勤務地まで通勤する場合には、道路名などを含めてもよい。標準通過時刻フィールドには通過時刻情報が登録される。通過時刻情報は従業員が勤務地に到着するまでに通過する位置とその標準的な通過時刻を含んでいる。標準出発時刻フィールドには出発時刻情報が登録される。出発時刻情報は従業員が自宅を出発する標準的な時刻を含んでいる。この標準的な時刻は自宅から最寄駅やバス停までの徒歩時間と電車やバスの乗車時間と勤務地の最寄駅から勤務地までの徒歩時間などに基づいて事前に決定すればよい。
事前申請フィールドには申請情報が登録される。申請情報はテレワークの事前申請の有無を含んでいる。通勤阻害事象フィールドには通勤阻害事象情報が登録される。通勤阻害事象情報は通勤阻害事象を含んでいる。したがって、通勤阻害事象情報は大雨洪水警報や鉄道の運行停止、道路の渋滞などを含んでいる。使用フィールドには第1使用情報又は第2使用情報が登録される。第1使用情報は従業員が勤務する特定の勤務地以外からのいずれかの従業員による業務システムS1の使用を許可しないことを示す情報である。第2使用情報は従業員が勤務する特定の勤務地以外からのいずれかの従業員による業務システムS1の使用を許可することを示す情報である。使用フィールドに第1使用情報が登録された場合、第1使用情報が登録された従業員情報の従業員は業務システムS1を使用することができない。使用フィールドに第2使用情報が登録された場合、第2使用情報が登録された従業員情報の従業員は業務システムS1を使用することができる。
通信部220は業務サーバ200とクライアント端末100との通信を制御する。また、通信部220は業務サーバ200と気象情報提供サーバ300、鉄道運行情報提供サーバ310、道路交通情報提供サーバ320との通信を制御する。例えば、通信部220は変更部232から出力された情報を制御装置130に送信する。通信部220は制御装置130から送信された情報を受信して変更部232に出力する。通信部220は気象情報提供サーバ300から送信された気象情報、鉄道運行情報提供サーバ310から送信された鉄道運行情報、道路交通情報提供サーバ320から送信された道路交通情報を受信して取得部231に出力する。
処理部230は種々の処理を実行する。処理部230は取得部231と変更部232とを含んでいる。取得部231と変更部232はCPU200Aがプログラムを実行することにより実現することができる。
取得部231は気象情報、鉄道運行情報、及び道路交通情報を、通信部220を介して取得する。取得部231は気象情報、鉄道運行情報、及び道路交通情報を数分単位から数十分単位で取得する。取得部231は気象情報、鉄道運行情報、及び道路交通情報を取得すると、取得した気象情報、鉄道運行情報、及び道路交通情報を変更部232に出力する。
変更部232は上述した第1使用情報を第2使用情報に変更する。より詳しくは、変更部232は取得部231から出力された気象情報、鉄道運行情報、及び道路交通情報が通勤阻害事象を含むか否かを判断する。変更部232は気象情報、鉄道運行情報、及び道路交通情報が通勤阻害事象を含むと判断した場合、記憶部210を参照し、従業員情報の中から所定条件を満たす従業員情報を検知する。変更部232は所定条件を満たす従業員情報を検知すると、通勤阻害事象の解消見込みに基づいて、第1使用情報の第2使用情報への変更を制御する。詳細は後述するが、通勤阻害事象の解消見込みがある場合又は従業員の通勤に影響がない場合には、変更部232は第1使用情報の第2使用情報への変更を中止する。一方、通勤阻害事象の解消見込みがない場合には、変更部232は第1使用情報を第2使用情報へ変更する。
続いて、業務サーバ200の動作について説明する。
図5は業務サーバ200の動作の一例を示すフローチャートである。尚、業務サーバ200は図5に示すフローチャートに応じた処理を従業員からのログイン要求を判断する処理とは独立して数分単位から数十分単位で実行する。より詳しくは、業務サーバ200は標準出発時刻フィールドに登録された全ての出発時刻情報のうち、最も早い時刻の数時間(例えば2時間)前の第1時刻から最も遅い第2時刻まで数分単位から数十分単位で実行する。
業務サーバ200の取得部231が気象情報、鉄道運行情報、及び道路交通情報を取得すると、変更部232は最初の処理対象を指定する(ステップS101)。より詳しくは、変更部232は取得部231が取得した気象情報、鉄道運行情報、及び道路交通情報気象のいずれか1つを、後続の情報変更処理に対する最初の処理対象として指定する。尚、最初の処理対象は、気象情報、鉄道運行情報、及び道路交通情報のいずれでもよい。
ステップS101の処理が完了すると、次いで、変更部232は情報変更処理を実行する(ステップS102)。情報変更処理は従業員情報に含まれる第1使用情報を第2使用情報に変更する処理である。尚、情報変更処理の詳細については後述する。ステップS102の処理が完了すると、次いで、変更部232は次の処理対象があるか否かを判断する(ステップS103)。例えば、変更部232は気象情報に対する情報変更処理を実行し、鉄道運行情報及び道路交通情報に対する情報変更処理を実行していない場合、変更部232は次の処理対象があると判断する(ステップS103:YES)。この場合、変更部232は次の処理対象を指定し(ステップS104)、指定した次の処理対象に対してステップS102の処理を実行する。
一方、変更部232は気象情報、鉄道運行情報、及び道路交通情報に対する情報変更処理を実行し終えた場合、変更部232は次の処理対象がないと判断する(ステップS103:NO)。この場合、変更部232は数分から数十分スリープする(ステップS105)。ステップS105の処理が完了すると、変更部232は再びステップS101の処理を実行する。このように、業務サーバ200は情報変更処理を定期的に実行する。
図6は情報変更処理の一例を示すフローチャートである。まず、業務サーバ200の変更部232は指定した処理対象が通勤阻害事象を含むか否かを判断する(ステップS201)。例えば、変更部232が処理対象として気象情報を指定した場合、変更部232は気象情報が大雨洪水警報などを含むか否かを判断する。
変更部232は気象情報が通勤阻害事象を含んでいないと判断した場合(ステップS201:NO)、情報変更処理を終了する。一方、変更部232は気象情報が通勤阻害事象を含んでいると判断した場合(ステップS201:YES)、記憶部210から所定条件を満たす従業員情報を検知する(ステップS202)。ここで、所定条件は、以下の4つの条件全てを満たす条件である。
(1)通勤経路に応じた位置で通勤阻害事象が発生していること
(2)申請情報が登録されていないこと
(3)通勤阻害事象情報が登録されていないこと
(4)標準出発時刻-支度時間<現在時刻<標準出発時刻を満たすこと(尚、支度時間は企業毎に設定された1~2時間程度の設定時間)
変更部232は、上記(1)について気象情報には警報地域が含まれているため、通勤経路に応じた位置に警報地域が重なるか否かにより判断する。例えば、大雨洪水警報が神奈川県全域に発令されている場合、変更部232は通勤経路フィールドに登録された通勤経路情報に神奈川県が含まれているか否かを判断する。変更部232は、上記(2)及び(3)について事前申請フィールド及び通勤阻害事象フィールドを参照すれば、申請情報及び通勤阻害事象情報の登録の有無を判断することができる。変更部232は、上記(4)について記憶部210が記憶する標準出発時刻フィールドを参照すれば、現在時刻が上記特定の範囲内に含まれているか否かを判断することができる。
ステップS202の処理が完了すると、変更部232は検知した従業員情報の中から最初の従業員情報を指定し(ステップS203)、通勤阻害事象の解消予定があるか否かを判断する(ステップS204)。具体的には、変更部232は、気象情報に含まれる解消予定時刻に基づいて、従業員の標準出発時刻から従業員に対して認められた最終出社時刻(例えば8時40分など)までの間に通勤阻害事象が解消する予定があるか否かを判断する。
例えば、従業員の通勤経路に応じた位置で通勤阻害事象が発生していても、解消予定時刻に基づいて、従業員の標準出発時刻より前に通勤阻害事象が解消する予定がある場合、変更部232は通勤阻害事象の解消予定があると判断する(ステップS204:YES)。この場合、変更部232は後続のステップS205及びS206の処理をスキップする。一方、従業員の通勤経路に応じた位置で通勤阻害事象が発生しており、解消予定時刻に基づいても、従業員の標準出発時刻より前に通勤阻害事象が解消する予定がない場合、変更部232は通勤阻害事象の解消予定がないと判断する(ステップS204:NO)。
通勤阻害事象の解消予定がない場合、変更部232は第1使用情報を第2使用情報に変更する(ステップS205)。例えば、図7の上段に示すように、記憶部210が従業員情報を記憶しており、気象情報が大雨洪水警報と神奈川県全域と解消予定時刻未定を含み、現在時刻が7時25分の場合、変更部232は通勤経路情報に神奈川県を含み、事前申請情報及び通勤阻害事象が登録されていない川田次郎の従業員情報を検知する。そして、変更部232は解消予定時刻が未定であるため、図7の下段に示すように、従業員情報の通勤阻害事象フィールドに大雨洪水警報を登録し、使用フィールドを業務システムS1の使用の不許可を示す第1使用情報から使用の許可を示す第2使用情報に変更する。
図6に戻り、ステップS205の処理が完了すると、次いで、変更部232は許可の電子メールを送信する(ステップS206)。より詳しくは、変更部232は通信部220を介して、クライアント端末100に向けて、業務システムS1の使用を許可する許可の電子メールを送信する。これにより、クライアント端末100は、通勤阻害事象が大雨洪水警報である場合、図8に示すように、大雨洪水警報を理由とする許可の電子メールを表示する。これにより、従業員である川田次郎は標準出発時刻より前にテレワークが許可されたことを確認でき、業務システムS1を使用して業務を遂行することができる。
ステップS206の処理が完了すると、次いで、変更部232は次の従業員情報があるか否かを判断する(ステップS207)。より詳しくは、変更部232は処理対象として指定された気象情報に関して、所定条件を満たす次の従業員情報があるか否かを判断する。変更部232は次の従業員情報があると判断した場合(ステップS207:YES)、変更部232は次の従業員情報を指定し(ステップS208)、指定した次の従業員情報に対してステップS204からS206までの処理を実行する。
一方、変更部232は次の従業員情報がないと判断した場合(ステップS207:NO)、変更部232は情報変更処理を終了する。これにより、気象情報に対する情報変更処理が終了し、鉄道運行情報に対する情報変更処理が開始する。
したがって、図9の上段に示すように、記憶部210が従業員情報を記憶しており、鉄道運行情報が運行停止と大森駅蒲田駅間と解消予定時刻7時50分を含み、現在時刻が7時25分の場合、変更部232は通勤経路情報に大森駅蒲田駅間を含み、事前申請情報及び通勤阻害事象が登録されていない町田三郎の従業員情報を検知する。尚、山田太郎は申請情報が登録されているため、変更部232は山田太郎の従業員情報を検知しない。そして、変更部232は解消予定時刻が7時50分であるため、図9の下段に示すように、従業員情報の通勤阻害事象フィールドに運行停止を登録し、使用フィールドを業務システムS1の使用の不許可を示す第1使用情報から使用の許可を示す第2使用情報に変更する。
これにより、クライアント端末100は、通勤阻害事象が運行停止である場合、図10に示すように、運行停止を理由とする許可の電子メールを表示する。これにより、従業員である町田三郎は標準出発時刻より前にテレワークが許可されたことを確認でき、業務システムS1を使用して業務を遂行することができる。
図11は業務サーバ200の動作の他の一例を示すフローチャートである。図11に示すフローチャートは従業員からのログイン要求を判断する処理を表している。尚、図11に示すフローチャートに応じた処理を業務サーバ200と異なる業務サーバ270又は業務サーバ280が実行してもよい。図6を参照して説明したステップS206の処理を除外しても、従業員が業務システムS1に対してログイン要求を行い、ログイン要求に対する結果に基づいて、テレワークが許可されているか否かを確認することができる。
図11に示すように、業務サーバ200の変更部232はユーザIDとパスワードを受け付ける(ステップS301)。より詳しくは、従業員がユーザIDとパスワードを指定し、クライアント端末100に対して業務システムS1へのログインを要求する操作を行うと、変更部232はクライアント端末100から送信されたユーザIDとパスワードを受け付ける。
ステップS301の処理が完了すると、変更部232は認証の成否を判断する(ステップS302)。例えば、記憶部210が記憶する従業員情報にユーザIDとパスワードの組み合わせを予め関連付けておき、受け付けたユーザIDとパスワードの組み合わせが、記憶部210が記憶するユーザIDとパスワードの組み合わせと一致しない場合(ステップS302:NO)、変更部232はクライアント端末100に対してユーザIDとパスワードの再入力を要求する(ステップS303)。ステップS303の処理が完了すると、変更部232は再びステップS301の処理を実行する。
一方、受け付けたユーザIDとパスワードの組み合わせが、記憶部210が記憶するユーザIDとパスワードの組み合わせと一致する場合(ステップS302:YES)、変更部232は事前申請があるか否かを判断する(ステップS304)。より詳しくは、変更部232は受け付けたユーザIDと関連付けられた従業員情報の事前申請フィールドに申請情報が登録されているか否かを判断する。
変更部232は事前申請があると判断した場合(ステップS304:YES)、業務システムS1の使用を許可する(ステップS305)。一方、変更部232は事前申請がないと判断した場合(ステップS304:NO)、さらに、通勤阻害事象があるか否かを判断する(ステップS306)。より詳しくは、変更部232は受け付けたユーザIDと関連付けられた従業員情報の通勤阻害事象フィールドに通勤阻害事象情報が登録されているか否かを判断する。
変更部232は通勤阻害事象があると判断した場合(ステップS306:YES)、ステップS305の処理を実行する。すなわち、変更部232は業務システムS1の使用を許可する。一方、変更部232は通勤阻害事象がないと判断した場合(ステップS306:NO)、業務システムS1の使用を拒否する(ステップS307)。このように、ステップS206の処理を除外し、電子メールが従業員のクライアント端末100に送信されなくても、従業員はログイン要求を行うことにより、テレワーク可能な状態であるか否かを確認することができる。
以上、第1実施形態によれば、業務サーバ200は処理部230を含み、処理部230は変更部232を含んでいる。変更部232はいずれかの従業員の通勤経路に応じた位置でその従業員の通勤を阻害する通勤阻害事象が発生したことを検知する。変更部232は通勤阻害事象が発生したことを検知すると、特定の勤務地以外からのその従業員による業務システムS1の使用を許可しないことを示す第1使用情報を、使用を許可することを示す第2使用情報に変更する。これにより、特定の勤務地以外からの業務システムの使用許可を得るための作業負荷を軽減することができる。
(第2実施形態)
続いて、図12を参照して、標準通過時刻フィールドに通過時刻情報が登録されている場合について説明する。
図12は第2実施形態に係る情報変更の一例である。図12の上段及び下段に示すように、標準通過時刻フィールドには通過時刻情報が登録されている。通過時刻情報は従業員が勤務地に到着するまでに通過する位置とその標準的な通過時刻を含んでいる。例えば、町田三郎の従業員情報における標準通過時刻フィールドには東京駅と8時00分が通過時刻情報として登録されている。
したがって、図12の上段に示すように、記憶部210が従業員情報を記憶しており、鉄道運行情報が運行停止と大森駅蒲田駅間と解消予定時刻7時50分を含み、現在時刻が7時25分の場合、変更部232は通勤経路情報に大森駅蒲田駅間を含み、事前申請情報及び通勤阻害事象が登録されていない町田三郎の従業員情報を検知する。尚、山田太郎は申請情報が登録されているため、変更部232は山田太郎の従業員情報を検知しない。
また、解消予定時刻が7時50分であるため、標準通過時刻と通過位置に基づけば、大森駅と蒲田駅間の鉄道の運行停止は解消されている。このため、従業員は勤務地に出勤することができるため、図12の下段に示すように、変更部232は従業員情報の通勤阻害事象に運行停止を登録せずに直前の登録状態を維持することを決定する。また、変更部232は第1使用情報を第2使用情報に変更せずに、直前の登録状態を維持することを決定する。
このように、第2実施形態によれば、解消予定時刻に基づいて、通勤阻害事象が解消する予定がある場合、テレワークの使用は許可されず、従業員がテレワークを不正に利用することを回避することができる。
(第3実施形態)
続いて、図13から図17を参照して、本件の第3実施形態について説明する。図13は業務サーバ200の一部の動作の一例を示すフローチャートである。図14は第3実施形態に係る電子メールの一例である。図15は第3実施形態に係る電子メールの他の一例である。図16は実施確認画面の一例である。図17は許可確認画面の一例である。
第1実施形態で説明したステップS204の処理において、通勤阻害事象の解消予定がない場合、変更部232は、事前の設定に基づいて、第1使用情報の変更を従業員又は管理者に確認する必要があるか否かを判断する(ステップS401)。例えば、第1使用情報の変更の確認が不要である旨が変更部232に事前に設定されている場合、変更部232は第1使用情報の変更を従業員又は管理者に確認する必要がないと判断し(ステップS401:NO)、ステップS205及びS206の処理を実行する。
一方、第1使用情報の変更の確認が必要である旨が変更部232に事前に設定されている場合、変更部232は、事前の設定に基づいて、第1使用情報の変更を従業員又は管理者に確認する必要があると判断し(ステップS401:YES)、次いで、確認先が従業員であるか否かを判断する(ステップS402)。例えば、確認先が従業員である旨が変更部232に事前に設定されている場合、変更部232は確認先が従業員であると判断し(ステップS402:YES)、確認の電子メールを従業員に送信する(ステップS403)。これにより、図14に示すように、クライアント端末100は、第1使用情報の変更を従業員に確認する電子メールを表示する。
一方、確認先が管理者である旨が変更部232に事前に設定されている場合、変更部232は確認先が従業員でないと判断し(ステップS402:NO)、確認の電子メールを管理者に送信する(ステップS404)。これにより、図15に示すように、管理者が利用する管理者端末(不図示)は、第1使用情報を変更するか否かを確認する電子メールを表示する。
ステップS403又はS404の処理が完了すると、次いで、変更部232は第1使用情報を変更するか否かを判断する(ステップS405)。例えば、図14に示す電子メールに接続先として含まれるUniform Resource Locator(URL)を指示する操作を従業員がクライアント端末100に対して行うと、クライアント端末100は、図16に示すように、実施確認画面を表示する。実施確認画面に対し、第1使用情報の変更を指示するボタンBT1を押下する操作を従業員がクライアント端末100に対して行うと、変更部232は第1使用情報を変更すると判断し(ステップS405:YES)、ステップS205及びS206の処理を実行する。一方、実施確認画面に対し、第1使用情報の維持を指示するボタンBT2を押下する操作を従業員がクライアント端末100に対して行うと、変更部232は第1使用情報を変更しないと判断し(ステップS405:NO)、ステップS205及びS206の処理をスキップする。
同様に、図15に示す電子メールに接続先として含まれるURLを指示する操作を管理者が管理者端末に対して行うと、管理者端末は、図17に示すように、許可確認画面を表示する。許可確認画面に対し、第1使用情報の変更を指示するボタンBT3を押下する操作を管理者が管理者端末に対して行うと、変更部232は第1使用情報を変更すると判断し(ステップS405:YES)、ステップS205及びS206の処理を実行する。一方、実施確認画面に対し、第1使用情報の維持を指示するボタンBT4を押下する操作を管理者が管理者端末に対して行うと、変更部232は使用情報を変更しないと判断し(ステップS405:NO)、ステップS205及びS206の処理をスキップする。
このように、第3実施形態によれば、従業員は、テレワークを利用できる状態においても、テレワークにより業務システムS1を使用するか否か自身で決定することができる。また、管理者は、従業員がテレワークを利用できる状態においても、テレワークにより業務システムS1の使用を認めるか否か決定することができる。この場合、従業員が業務システムS1に対してログイン要求を行い、ログイン要求に対する結果に基づいて、テレワークが許可されているか否かを確認することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上述した第1実施形態から第3実施形態では、通知の一例として電子メールを説明したが、プッシュ(PUSH)通知を通知として利用してもよい。また、上述した2つの事前の設定は企業の運用によって適宜決定すればよい。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)いずれかの従業員の通勤経路に応じた位置で前記いずれかの従業員の通勤を阻害する事象が発生したことを検知すると、特定の勤務地以外からの前記いずれかの従業員による業務システムの使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする変更方法。
(付記2)前記事象が発生したことを検知すると、前記特定の勤務地以外からの従業員による業務システムの使用を許可するか否かを示す情報を該従業員に対応付けて記憶する記憶部を参照し、前記いずれかの従業員に対応付けられた情報が前記使用を許可しないことを示す場合、前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する、ことを特徴とする付記1に記載の変更方法。
(付記3)前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する場合、前記いずれかの従業員の端末に、前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更するか否かの確認を要求する通知を送信する、ことを特徴とする付記1又は2に記載の変更方法。
(付記4)前記通知は、前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更するための処理を行う接続先を示す情報を含む、ことを特徴とする付記3に記載の変更方法。
(付記5)現在時刻が、前記いずれかの従業員が前記特定の勤務地以外を出発する出発時刻から前記特定の勤務地以外を出発するまでに行われる支度に要する時間を差し引いた支度開始時刻から前記出発時刻の間である場合に、前記使用を許可することを示す情報を含む通知を送信する、ことを特徴とする付記1から4のいずれか1項に記載の変更方法。
(付記6)前記事象の解消予定が、前記いずれかの従業員が前記特定の勤務地以外を出発する出発時刻前であるか否かの判定を行い、判定結果に応じて、前記使用を許可しないことを示す情報を変更するか否かを決定する、ことを特徴とする付記1から5のいずれか1項に記載の変更方法。
(付記7)前記事象の解消予定が、前記いずれかの従業員が前記通勤経路上に位置するいずれかの位置を通過する通過時刻前であるか否かの判定を行い、判定結果に応じて、前記使用を許可しないことを示す情報を変更するか否かを決定する、ことを特徴とする付記1から5のいずれか1項に記載の変更方法。
(付記8)前記特定の勤務地は、前記いずれかの従業員が勤務する事務所の所在地であり、前記特定の勤務地以外は、前記いずれかの従業員の自宅又は自宅近くに設置された場所である、ことを特徴とする付記1から7のいずれか1項に記載の変更方法。
(付記9)いずれかの従業員の通勤経路に応じた位置で前記いずれかの従業員の通勤を阻害する事象が発生したことを検知すると、特定の勤務地以外からの前記いずれかの従業員による業務システムの使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする変更プログラム。
(付記10)いずれかの従業員の通勤経路に応じた位置で前記いずれかの従業員の通勤を阻害する事象が発生したことを検知すると、特定の勤務地以外からの前記いずれかの従業員による業務システムの使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する、処理を実行する処理部を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記11)前記処理部は、前記事象が発生したことを検知すると、前記特定の勤務地以外からの従業員による業務システムの使用を許可するか否かを示す情報を該従業員に対応付けて記憶する記憶部を参照し、前記いずれかの従業員に対応付けられた情報が前記使用を許可しないことを示す場合、前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する、ことを特徴とする付記10に記載の情報処理装置。
(付記12)前記処理部は、前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する場合、前記いずれかの従業員の端末に、前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更するか否かの確認を要求する通知を送信する、ことを特徴とする付記10又は11に記載の情報処理装置。
(付記13)前記通知は、前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更するための処理を行う接続先を示す情報を含む、ことを特徴とする付記12に記載の情報処理装置。
(付記14)前記処理部は、現在時刻が、前記いずれかの従業員が前記特定の勤務地以外を出発する出発時刻から前記特定の勤務地以外を出発するまでに行われる支度に要する時間を差し引いた支度開始時刻から前記出発時刻の間である場合に、前記使用を許可することを示す情報を含む通知を送信する、ことを特徴とする付記10から13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記15)前記処理部は、前記事象の解消予定が、前記いずれかの従業員が前記特定の勤務地以外を出発する出発時刻前であるか否かの判定を行い、判定結果に応じて、前記使用を許可しないことを示す情報を変更するか否かを決定する、ことを特徴とする付記10から14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記16)前記処理部は、前記事象の解消予定が、前記いずれかの従業員が前記通勤経路上に位置するいずれかの位置を通過する通過時刻前であるか否かの判定を行い、判定結果に応じて、前記使用を許可しないことを示す情報を変更するか否かを決定する、ことを特徴とする付記10から14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
ST 情報処理システム
S1 業務システム
S2 情報提供システム
100 クライアント端末
200 業務サーバ
210 記憶部
220 通信部
230 処理部
231 取得部
232 変更部
300 気象情報提供サーバ
310 鉄道運行情報提供サーバ
320 道路交通情報提供サーバ

Claims (10)

  1. いずれかの従業員の通勤タイミングに対応した、前記いずれかの従業員の通勤経路を含む地域を警戒地域とする気象情報、前記通勤経路についての運行障害、前記通勤経路についての交通障害、の少なくともいずれかが発生したことを検知すると、特定の勤務地以外からの前記いずれかの従業員による業務システムの使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする変更方法。
  2. 前記気象情報、前記運行障害、前記交通障害、の少なくともいずれかが発生したことを検知すると、前記特定の勤務地以外からの従業員による業務システムの使用を許可するか否かを示す情報を該従業員に対応付けて記憶する記憶部を参照し、前記いずれかの従業員に対応付けられた情報が前記使用を許可しないことを示す場合、前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の変更方法。
  3. 前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する場合、前記いずれかの従業員の端末に、前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更するか否かの確認を要求する通知を送信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の変更方法。
  4. 前記通知は、前記使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更するための処理を行う接続先を示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の変更方法。
  5. 現在時刻が、前記いずれかの従業員が前記特定の勤務地以外を出発する出発時刻から前記特定の勤務地以外を出発するまでに行われる支度に要する時間を差し引いた支度開始時刻から前記出発時刻の間である場合に、前記使用を許可することを示す情報を含む通知を送信する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の変更方法。
  6. 前記気象情報、前記運行障害、前記交通障害、の少なくともいずれかの解消予定が、前記いずれかの従業員が前記特定の勤務地以外を出発する出発時刻前であるか否かの判定を行い、判定結果に応じて、前記使用を許可しないことを示す情報を変更するか否かを決定する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の変更方法。
  7. 前記気象情報、前記運行障害、前記交通障害、の少なくともいずれかの解消予定が、前記いずれかの従業員が前記通勤経路上に位置するいずれかの位置を通過する通過時刻前であるか否かの判定を行い、判定結果に応じて、前記使用を許可しないことを示す情報を変更するか否かを決定する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の変更方法。
  8. 前記特定の勤務地は、前記いずれかの従業員が勤務する事務所の所在地であり、
    前記特定の勤務地以外は、前記いずれかの従業員の自宅又は自宅近くに設置された場所である、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の変更方法。
  9. いずれかの従業員の通勤タイミングに対応した、前記いずれかの従業員の通勤経路を含む地域を警戒地域とする気象情報、前記通勤経路についての運行障害、前記通勤経路についての交通障害、の少なくともいずれかが発生したことを検知すると、特定の勤務地以外からの前記いずれかの従業員による業務システムの使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする変更プログラム。
  10. いずれかの従業員の通勤タイミングに対応した、前記いずれかの従業員の通勤経路を含む地域を警戒地域とする気象情報、前記通勤経路についての運行障害、前記通勤経路についての交通障害、の少なくともいずれかが発生したことを検知すると、特定の勤務地以外からの前記いずれかの従業員による業務システムの使用を許可しないことを示す情報を、前記使用を許可することを示す情報に変更する、
    処理を実行する処理部を有することを特徴とする情報処理装置。
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