JP2017173639A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】SDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良を抑制するとともに、現像剤の滞留に起因する画像不良を抑制し得る画像形成装置の提供。【解決手段】制御部は現像装置を動作させ、インダクタンスセンサから取得した電圧値に基づきトナー濃度を検出する(S5)。また、静電容量検出回路から入力される電圧値に基づき現像スリーブと感光ドラム間の静電容量を検出する(S6)。そして、検出したトナー濃度に基づき滞留閾値を変更する(S7)。制御部は静電容量が滞留閾値以上である場合(S8のYES)、現像条件を変更し(S9)、変更後の現像条件に従って画像形成を開始する(S10)。こうすると、現像剤の滞留が生じやすい状態でも現像剤の滞留を回避可能な現像条件が設定される。これにより、SDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良を抑制するとともに、現像剤の滞留に起因する画像不良を抑制することができる。【選択図】図7

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機など、電子写真技術を用いた画像形成装置に関する。
電子写真技術を用いた画像形成装置では、トナーとキャリアとを混合して成る二成分現像剤(以下、現像剤と記す)を用いた二成分現像方式が広く用いられている。画像形成装置では、現像剤を担持させた現像スリーブに所定の現像バイアス電圧が印加されると、現像スリーブと感光ドラムとが相対する現像領域で、現像剤中のトナーが感光ドラム上の静電潜像に付着することにより、トナー像が形成される。
画像形成装置では、例えば装置毎に現像スリーブと感光ドラム間の静電容量が異なり得る。静電容量が異なる要因としては、例えば現像スリーブと感光ドラムとの隙間(SDギャップと呼ぶ)の相違、現像スリーブにより現像領域へ搬送される単位時間当たりの現像剤の量(現像剤搬送量と呼ぶ)の変化、現像剤のトナー濃度の変化などが挙げられる。静電容量が異なれば、現像領域(以下、SDギャップ部と呼ぶ)での現像スリーブから感光ドラムへのトナーの移動のしやすさ(現像性)が変わることから、場合によっては濃度ムラなどの画像不良を生じさせ得る。そこで、静電容量を検出し、検出した静電容量に基づいて現像バイアス電圧等の現像装置の現像条件(プロセス条件)を変更することによって、濃度ムラなどの画像不良を抑制するようにした装置が従来から提案されている(特許文献1)。
特開2007−322727号公報
ところで、相対的にSDギャップが狭い場合や現像剤搬送量が多い場合(この場合、静電容量は高くなる)、濃度ムラが抑制されやすいことから均一な画像を得やすい。その一方で、現像剤がSDギャップ部を通過し難くなることから、現像剤は滞留しやすくなる。画像形成時に現像剤が滞留した場合、画像の一部が掻き取られるあるいは白地部にかぶりやキャリア付着等が発生するなどして、濃度ムラ以外の別の画像不良を生じさせる虞が大きい。
また、静電容量は現像剤のトナー濃度に左右される。即ち、静電容量はSDギャップや現像剤搬送量が変わらずとも、トナー濃度が高いと低めに、トナー濃度が低いと高めに検出される。そして、現像剤の滞留が生じやすい状態であるか否かは、同じ現像剤搬送量であれば現像剤のトナー濃度によらずにSDギャップによって決まる。それ故、静電容量を参照して現像剤の滞留が生じやすい状態であるか否かを判定するのは難しく、上述した特許文献1に記載の装置のように静電容量に基づいて現像条件を変更した場合に、現像剤が滞留して画像不良を生じさせることがあった。このように、単に静電容量を検出し現像条件を変更するだけの場合、SDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良の抑制と、現像剤の滞留に起因する画像不良の抑制とを両立させることが難しかった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、SDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良を抑制するとともに、現像剤の滞留に起因する画像不良を抑制し得る画像形成装置の提供を目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、回転自在に設けられ、所定の表面電位に帯電され静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に対し隙間を空けて近接された、非磁性トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を担持して回転する現像剤担持体を有し、前記現像剤担持体に現像電圧を印加して前記像担持体に形成された静電潜像を前記非磁性トナーにより現像する現像装置と、前記現像装置内の現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、前記像担持体と前記現像剤担持体との間の静電容量を検出する静電容量検出手段と、前記検出した静電容量が所定の閾値以上である場合に、画像形成時に前記現像装置を動作させる現像条件を変更する画像形成モードを実行可能であり、前記画像形成モード時に前記検出したトナー濃度に基づいて前記閾値を変更する制御手段と、を備える、ことを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、回転自在に設けられ、所定の表面電位に帯電され静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に対し隙間を空けて近接された、非磁性トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を担持して回転する現像剤担持体と、前記現像剤担持体を回転駆動する駆動手段と、前記現像剤担持体に現像電圧を印加する現像電圧印加手段とを有し、前記現像剤担持体に現像電圧を印加して前記像担持体に形成された静電潜像を前記非磁性トナーにより現像する現像装置と、前記現像装置内の現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、前記像担持体と前記現像剤担持体との間の静電容量を検出する静電容量検出手段と、所定の現像条件に基づき前記現像装置を動作させる制御手段と、を備え、前記現像剤担持体は、前記静電容量が所定量である場合に、前記トナー濃度が第一濃度である場合の回転速度よりも、前記第一濃度よりも高い第二濃度である場合の回転速度が速い、ことを特徴とする。
本発明によれば、現像剤のトナー濃度の影響を受けることなく、静電容量に基づいて現像装置の現像条件を変更できることから、SDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良の抑制と、現像剤の滞留に起因する画像不良の抑制とを両立することができる。
画像形成装置の構成を示す概略図。 現像装置の構成を示す断面図。 現像スリーブ制御系の制御ブロック図。 静電容量検出回路を示す回路図。 静電容量検出回路の出力を示すグラフであり、(a)はSDギャップとの関係、(b)は現像剤搬送量との関係を示す。 現像剤の滞留について説明する模式図であり、(a)はSDギャップ及び現像剤搬送量が基準値である場合、(b)は基準値よりもSDギャップが狭い場合、(c)は基準値よりも現像剤搬送量が多い場合である。 第1実施形態の画像形成処理のフローチャート。 現像スリーブの回転制御を説明するタイムチャート。 低速モード時の現像スリーブの回転制御を説明するタイムチャート。 第3実施形態の画像形成処理のフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。まず、本実施形態の画像形成装置について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、画像形成装置の構成を示す概略図である。図1に示す画像形成装置100は、中間転写ベルト5に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部PY、PM、PC、PKを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
<画像形成装置>
画像形成部PYでは、像担持体としての感光ドラム1Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト5に転写される。画像形成部PMでは、感光ドラム1Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト5上のイエロートナー像に重ねて転写される。画像形成部PC、PKでは、感光ドラム1C、1Kにそれぞれシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト5に順次重ねて転写される。中間転写ベルト5に転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材S(用紙、OHPシートなどのシート材など)へ一括二次転写される。記録材Sは、記録材カセット12から給紙ローラ13により1枚ずつ取り出され、搬送路11を二次転写部T2へと搬送される。
画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像装置4Y、4M、4C、4Kで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部PY、PM、PC、PKの区別を表す符号末尾のY、M、C、Kを省略して、画像形成部PY〜PKの構成及び動作を説明する。
画像形成部Pは、感光ドラム1を囲んで、一次帯電器2、露光装置3、現像装置4、一次転写ローラ6、ドラムクリーニング装置9が配置されている。感光ドラム1はアルミニウム製シリンダの外周面に感光層が形成されたもので、所定のプロセススピード(例えば150mm/sec)で矢印R1方向に回転する。
一次帯電器2は、例えばコロナ放電に伴う荷電粒子を照射して感光ドラム1の表面を、一様な負極性の暗部電位(表面電位、例えば−750V)に帯電させる。露光装置3は、各色の分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム1の表面に画像の静電潜像を書き込む。現像装置4は、トナーを感光ドラム1に供給し静電潜像をトナー像に現像する。現像装置4は画像形成時に、制御部20により設定された現像条件(プロセス条件)に従って画像形成動作を行う。現像装置4については詳細な説明を後述する(図2参照)。
一次転写ローラ6は、中間転写ベルト5を挟んで感光ドラム1に対向配置され、感光ドラム1と中間転写ベルト5との間にトナー像の一次転写ニップ部T1を形成する。一次転写ニップ部T1では、不図示の高圧電源により一次転写ローラ6に一次転写電圧が印加されることで、トナー像が感光ドラム1から中間転写ベルト5へ一次転写される。ドラムクリーニング装置9は、感光ドラム1にクリーニングブレードを摺擦させて、一次転写後に感光ドラム1上に僅かに残る一次転写残トナーを除去する。
中間転写ベルト5は、駆動ローラ53、二次転写内ローラ52及びテンションローラ51等のローラに掛け渡して支持され、駆動ローラ53に駆動されて矢印R2方向に回転する。二次転写部T2は、二次転写内ローラ52に張架された中間転写ベルト5に二次転写外ローラ10を当接して形成される記録材Sへのトナー像転写ニップ部である。二次転写部T2では、二次転写外ローラ10に二次転写電圧が印加されることで、トナー像が中間転写ベルト5から二次転写部T2に搬送される記録材Sへ二次転写される。二次転写後に中間転写ベルト5に付着したまま残る二次転写残トナーは、ベルトクリーニング装置18により除去される。ベルトクリーニング装置18は、中間転写ベルト5にクリーニングブレードを摺擦させて二次転写残トナーを除去する。
二次転写部T2で四色のトナー像を二次転写された記録材Sは、定着装置16へ搬送される。定着装置16は、トナー像が転写された記録材Sを加熱/加圧して、トナー像を記録材Sに定着する。定着装置16によりトナー像が定着された記録材Sは、機体外の排出トレー17へ排出される。
トナー補給装置7は、画像形成に伴い現像装置4のトナーが消費されることに応じて、消費されたトナー量に相当する分のトナーを現像装置4に補給する。
<現像装置>
現像装置4について、図2を用いて説明する。図2に示す現像装置4は、現像室45と撹拌室46とを水平に配置した横撹拌型の現像装置である。現像装置4は、ハウジングを形成する現像容器41と、現像剤担持体としての現像スリーブ42と、規制ブレード43とを有している。現像容器41には、非磁性トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤が収容されている。
図2に示すように、現像スリーブ42は、感光ドラム1に対向した位置に設けられた現像容器41の開口部から一部露出して、また回転可能に現像容器41に配設されている。現像スリーブ42はアルミニウムやステンレスなどのような非磁性材料で円筒状に形成され、その内部にはマグネットローラ42mが固定配置されている。マグネットローラ42m内に配置された複数の磁石(N1、N2、N3、S1、S2)の磁力によって、現像スリーブ42の表面には現像剤の磁気穂(磁気ブラシとも呼ばれる)が形成される。現像スリーブ42の表面に形成された磁気穂は、非磁性材料で構成された板状の規制ブレード43により層厚が規制される。本実施形態では、規制された現像剤層の層厚の中心値が約30mg/cmになるように設定されている。
現像スリーブ42は、感光ドラム1に対し所定の隙間(SDギャップ)を空けて近接配置されている。現像スリーブ42と感光ドラム1との最近接距離つまりSDギャップの距離は、回転軸線方向に沿って例えば300μmに保たれる。このSDギャップを介して感光ドラム1と現像スリーブ42とが相対する領域がSDギャップ部(現像領域)である。現像スリーブ42は、SDギャップ部において感光ドラム1の進行方向(矢印R1方向)と反対方向(カウンタ方向)に移動するように、駆動手段としてのモータ60によって回転駆動される(矢印R3方向)。即ち、本実施形態ではカウンタ現像方式が採用されている。なお、現像スリーブ42の回転速度は、例えば画像形成時に225mm/sec(感光ドラム周速比=150%)に設定される。
現像スリーブ42は、規制ブレード43によって層厚を規制された現像剤を担持したまま矢印R3方向に回転し、SDギャップ部において感光ドラム1を磁気穂により摺擦して感光ドラム1に現像剤を供給する。現像スリーブ42には、現像電圧印加手段としての現像電源70から直流電圧と交流電圧とを重畳した現像バイアス電圧が印加される。例えば、−610Vの直流電圧と、周波数が14kHz、ピーク間電圧が1700Vの矩形波の交流電圧を重畳したブランクパルス波の振動電圧が印加される。これにより、感光ドラム1に形成された静電潜像にトナーが供給されて、静電潜像がトナー像に現像される。
現像容器41は、略中央部において図面垂直方向に延在する隔壁44によって、図面右側の現像室45と図面左側の撹拌室46とに水平方向に区画されている。現像室45と撹拌室46とは、隔壁44の両端部で連通して現像剤の循環経路を形成している。
現像室45及び撹拌室46の各室内には、現像スクリュー47と撹拌スクリュー48が回転自在に配設されている。これら現像スクリュー47及び撹拌スクリュー48は、回転軸の周りに螺旋状に形成された羽根を有するスクリュー構造である。それ故、現像スクリュー47と撹拌スクリュー48とが回転することによって、現像剤は撹拌されながら現像容器41内を循環搬送される。現像剤が撹拌されながら搬送されることに伴い、トナーが負極性に、キャリアが正極性に帯電される。
撹拌室46には、現像装置内(ここでは撹拌室46内)の現像剤のトナー濃度を検出させるためにインダクタンスセンサ49が配置される。トナー濃度検出手段としてのインダクタンスセンサ49はコイルのインダクタンスを利用して、現像剤の透磁率に応じた電圧値を検出信号として出力する。即ち、インダクタンスセンサ49では、現像剤のトナー濃度が小さい場合、単位体積中の現像剤に含まれる磁性キャリアの割合が大きくなるため、現像剤のみかけの透磁率が高くなって電圧値が高くなる。反対に、現像剤のトナー濃度が大きい場合、単位体積中の現像剤に含まれる磁性キャリアの割合が小さくなるため、現像剤のみかけの透磁率が低くなって電圧値が低くなる。
[制御部]
画像形成装置100は、図1に示すように制御手段としての制御部20を備える。制御部20について、図3を用いて説明する。図3は、現像スリーブ42を制御する現像スリーブ制御系の制御ブロック図である。なお、制御部20には感光ドラム1、一次帯電器2、露光装置3、一次転写ローラ6、ドラムクリーニング装置9、中間転写ベルト5、それらを駆動するモータや電源等も接続されるが、ここでは発明の本旨でないので図示及び説明を省略する。
制御部20は、画像形成などの各種制御を行う例えばCPU(Central Processing Unit)等である。図3に示すように、制御部20には不図示のインタフェースを介してメモリ21が接続されている。記憶手段としてのメモリ21はROMやRAMあるいはハードディスクなどであり、画像形成装置100を制御するための各種プログラムやデータ等が記憶されている。例えば画像形成ジョブやトナー補給などの各種制御を行うためのプログラムや、通常時の現像条件(現像スリーブ42の回転速度など)、あるいは現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量に関するテーブルなどのデータが記憶される。また、メモリ21は、プログラムの実行に伴う演算処理結果などを一時的に記憶することもできる。なお、ここでいう通常時とは現像条件変更前である。
制御部20は外部端末からの画像情報等の入力に基づいて、メモリ21に予め記憶済みの画像形成処理(画像形成モード)を実行可能である。制御部20は画像形成処理を実行することで、画像形成ジョブを行うよう画像形成装置100を制御する。画像形成ジョブとは、記録材に画像形成するプリント信号に基づいて、画像形成開始してから画像形成動作が完了するまでの一連の動作のことである。具体的には、プリント信号を受けた後の前回転時(画像形成前の準備動作)から、後回転(画像形成後の動作)までのことを指し、画像形成期間、紙間(非画像形成時)を含む。
制御部20はまた、画像形成処理の実行にあわせメモリ21に予め記憶済みのトナー補給処理(トナー補給プログラム)を実行可能である。制御部20はトナー補給処理を実行することで、インダクタンスセンサ49から取得する電圧値に基づき検出したトナー濃度と、メモリ21に予め記憶された目標値との比較に応じてトナー補給装置7を制御する。例えば、検出されたトナー濃度が目標値よりも低い場合は、トナー補給を行うようトナー補給装置7を制御する。これにより、現像容器41内の現像剤のトナー濃度は所望の濃度に維持される。
制御部20には、現像スリーブ42を駆動するモータ60と現像電源70とが接続されている。詳しくは後述するように(図7参照)、本実施形態では、画像形成モード時に現像装置4の現像条件を適宜に変更して画像形成を行う。ここでいう現像装置4の現像条件とは、画像形成時に現像装置4に所望の画像形成動作を行わせるために設定される条件である。後述するように、本実施形態では現像条件として例えば現像スリーブ42の回転速度が変更される。制御部20は、現像スリーブ42の回転速度を変更するためにモータ60を制御する。
現像条件は、現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量に基づいて変更される。そこで、現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量を検出するために、制御部20には静電容量検出回路30が接続されている。静電容量検出手段としての静電容量検出回路30は公知のものであってよく、一例を図4に示す。図4は、静電容量検出回路30を示す回路図である。
[静電容量検出回路]
図4に示すように、静電容量検出回路30は、AC高圧駆動回路31、ACトランス32、DC高圧回路33、交流電圧の振幅(p−p電圧)検出回路34、コンデンサC1、コンデンサC2、出力抵抗を有する。AC高圧駆動回路31は、現像ACバイアス電圧を生成し、現像スリーブ42に供給する。DC高圧回路33は、現像DCバイアス電圧を生成し、現像スリーブ42に供給する。AC高圧駆動回路31及びDC高圧回路33が現像スリーブ42に所定の電圧を印加した場合、SDギャップ部(回路上、仮想コンデンサCLに置き換えられる)に電流が流れる。
SDギャップ部(仮想コンデンサCL)に流れる電流は、振幅(p−p電圧)検出回路34によって検出される。つまり、振幅検出回路34は、ACトランス32のトランス二次側に流れる電流をコンデンサC1とコンデンサC2とにより検出することができる。振幅検出回路34は、コンデンサC2の両端のピークツーピーク電圧(p−p電圧)に従い電圧のAC成分をDC成分に変換する。DC変換された電圧(DC電圧)は、不図示のA/D変換回路にてアナログ信号からデジタル信号に変換されて、制御部20に入力される。
制御部20は、入力されるDC電圧に基づき現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量を検出する。制御部20は静電容量を、所定の計算式によって算出する、予めメモリ21に用意された電圧と静電容量との関係を表すテーブルを参照して決めるなど、適宜の方法で特定できればよい。
図5(a)及び図5(b)に、上述した静電容量検出回路30が出力する電圧値を示す。図5(a)はSDギャップを変化させたときに静電容量検出回路30が出力する電圧値を示し、図5(b)は現像剤搬送量を変化させたときに静電容量検出回路30が出力する電圧値をそれぞれ示す。ただし、図5(a)に示した電圧値と静電容量との関係は、図5(b)に示すように現像剤搬送量を、現像剤の滞留が生じやすい37mg/cmとした場合である。なお、静電容量検出回路30の電圧値は、現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量に比例して増減する。
図5(a)から理解できるように、現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量はSDギャップが狭くなるにつれて大きくなる。また、SDギャップが同じでも現像剤のトナー濃度が異なれば、静電容量は異なる。そして、SDギャップが180μm以下の場合、トナー濃度に関わらず現像剤に滞留が生じ、その時の静電容量検出回路30が出力する電圧値もトナー濃度によって異なっている。
図5(b)から理解できるように、現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量は現像スリーブ42上の現像剤搬送量が増えるにつれて大きくなる。また、現像剤搬送量が同じでも現像剤のトナー濃度が異なれば、静電容量は異なる。そして、現像剤搬送量が約37mg/cm以上の場合、トナー濃度に関わらず現像剤に滞留が生じ、その時の静電容量検出回路30が出力する電圧値もトナー濃度によって異なっている。このように、現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量は、SDギャップや現像剤搬送量さらには現像剤のトナー濃度によって変わる。
なお、現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量は、画像形成部PY〜PK毎にバラつきがある。そのため、制御部20は画像形成部PY〜PK毎に静電容量検出回路30を用いて静電容量を検出し、画像形成部PY〜PK毎に静電容量をメモリ21に記憶できるようになっている。つまり、静電容量検出回路30は画像形成部PY〜PK毎に配設されている。
既に述べたように、SDギャップを狭くあるいは現像剤搬送量を多くすれば、濃度ムラは抑制できる。ただし、現像剤が現像スリーブと感光ドラム間を通過し難くなり、現像剤は滞留しやすくなる。現像剤が滞留した場合、画像の一部が掻き取られるあるいは白地部にかぶりやキャリア付着等が発生するなどして、濃度ムラ以外の別の画像不良を生じさせ得る。ここで、SDギャップ部で生じ得る現像剤の滞留について図6(a)乃至図6(c)を用いて説明する。図6(a)乃至図6(c)は、SDギャップ部における現像剤の挙動を示している。なお、図中の直線SDは、SDギャップ部における感光ドラム1と現像スリーブ42との最近接位置を便宜的に表す。
図6(a)に示すように、SDギャップ及び現像剤搬送量が基準値である場合、現像剤のキャリア4Cは、マグネットローラ42mの磁石(N1極)から延びる磁力線に沿って穂立ちした状態である。キャリア4Cは磁石(N1極)の磁力によって現像スリーブ42に引きつけられながら現像スリーブ42の回転によって搬送されるため、図6(a)の矢印b方向に移動される。その際に、感光ドラム1に接触しているキャリア4Cは、感光ドラム1の回転によって図6(a)の矢印a方向に引っ張られる。そのため、キャリア4Cに働く矢印a方向の力は、現像剤がSDギャップ部を通過するときの抵抗力となる。そして、カウンタ現像方式の場合には、現像スリーブ42近傍のキャリア4Cと、感光ドラム1近傍のキャリア4Cそれぞれに働く力が互いに反対方向になるため、現像剤の滞留が生じやすいといえる。
画像形成時には、画像の白地部でトナーが感光ドラム1に移動しないように、静電潜像が形成されていない非画像領域の感光ドラム1の暗部電位と現像スリーブ42の電位とに電位差(Vbackと呼ぶ)が設定される。例えば感光ドラム1上の暗部電位が−750Vの場合に現像バイアス電圧の直流成分が−610Vとされて、Vbackが140Vに設定される。本実施形態の場合、キャリア4Cはトナーと逆極性に帯電されるため、Vbackが印加されれば、キャリア4Cは感光ドラム1側に引きつけられる。Vbackが大きいほどキャリア4Cはより感光ドラム1に引きつけられ、図6(a)の矢印a方向の力がより強く働くことから、現像剤の滞留が生じやすくなる。
図6(b)に示すように、基準値よりもSDギャップが狭い場合、トナーと共にキャリア4Cが狭い空間に押し込められる。そうすると、感光ドラム1に接触しているキャリア4Cに働く図6(b)の矢印a方向の力が図6(a)の場合に比べより強くなるため、現像剤の滞留がより生じやすくなる。
図6(c)に示すように、基準値よりも現像剤搬送量が多い場合、SDギャップが基準値であってもキャリア4Cの穂立ちの長さが長くなる。そのため、より多くのキャリア4Cが感光ドラム1と接触するので、感光ドラム1に接触しているキャリア4Cに働く図6(c)の矢印a方向の力が図6(a)の場合に比べより強くなるため、現像剤の滞留がより生じやすくなる。
特にカウンタ現像方式の場合、SDギャップ部において現像スリーブ42と感光ドラム1の進行方向が同方向である順現像方式に比べると現像剤の滞留が生じやすいというデメリットがある。しかしながら、カウンタ現像方式は順現像方式に比べて相対的に現像性が高いというメリットがある。それ故、例えばハーフトーン部とベタ部が連続する画像を画像形成する場合に、ハーフトーン部の後端に白抜けが生じ難くなる。こうしたメリットとデメリットが考慮された上で、順現像方式又はカウンタ現像方式の何れかが採用される。本実施形態では、カウンタ現像方式を採用している。
ところで、感光ドラム1や現像スリーブ42は個々に部品公差を有することから、SDギャップを設けてこれらを装置本体内に配置する際に、SDギャップの調整のために調整公差を大きめに確保するのがよい。しかし、そうするが故に、画像形成装置毎あるいは画像形成部PY〜PK毎にSDギャップは相違し得る。そこで、現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量を検出し、これに基づき現像剤の滞留が生じやすい状態であるか否かを判定し、現像剤の滞留が生じやすい状態である場合に滞留が生じないよう現像条件を変更することが考えられる。
静電容量はSDギャップや現像剤搬送量によって変わる故、静電容量によって現像剤の滞留が生じやすい状態であるか否かをある程度は判定し得る。しかし、現像剤のトナー濃度は画像形成に応じて変動し、トナー濃度の変動は単位重量当たりの現像剤に含まれるキャリアの重量が変わることを表す。そのため、SDギャップや現像剤搬送量が同じであっても、トナー濃度によって静電容量は変わり得る。その一方で、現像剤の滞留が生じやすい状態であるか否かは、同じ現像剤搬送量であればトナー濃度によらずSDギャップによって決まる。
図5(a)を用いて具体的に説明すると、例えばトナー濃度が9%である場合、静電容量検出回路30の電圧値が約1.825(V)であれば、SDギャップは現像剤の滞留が生じやすい状態(ここでは180μm以下)にある。他方、トナー濃度が7%である場合、静電容量検出回路30の電圧値が例え約1.825(V)であっても、SDギャップは現像剤の滞留が生じやすい状態にない。このように、静電容量検出回路30の電圧値つまりは現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量が同じであっても、トナー濃度が異なればSDギャップは異なり得る。そのため、従来のように単に静電容量を参照するだけでは、現像剤の滞留が生じやすい状態であるか否かを判定するのは難しい。従って、環境変動や耐久変動等の要因も含め、SDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良の抑制と、現像剤の滞留に起因する画像不良の抑制とを両立させ難かった。
そこで、本実施形態では上記点に鑑み、静電容量に基づいて画像形成時に現像装置を動作させる現像条件を変更する場合に、静電容量の変化に起因する画像不良の抑制と、現像剤の滞留に起因する画像不良の抑制とを両立できるようにした。以下、説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態の画像形成処理(画像形成モード)について、図1〜図3、図6(a)等を参照しながら図7及び図8を用いて説明する。図7に示す画像形成処理は、制御部20がプリント信号を受信することに応じて開始される。制御部20は、画像形成部PY〜PK毎に当該画像形成処理を実行する。図7に示すS1〜S9の処理は、前回転時に行われる。
図7に示すように、制御部20は前回転動作を開始する(S1)。制御部20は、感光ドラム1の回転開始後に、一次帯電器2を制御して感光ドラム1の帯電を開始させると、現像電源70を制御して現像バイアス電圧の直流成分の印加を開始する(S2、現像DCのON)。また、制御部20は、モータ60を制御して現像スリーブ42を所定の回転速度(例えば225mm/sec)で回転させ(S3、現像駆動ON)、さらに現像電源70を制御して現像バイアス電圧の交流成分の印加を開始する(S4、現像ACのON)。こうして、メモリ21に予め記憶済みの通常時(現像条件変更前)の所定の現像条件で現像装置4を動作させると、SDギャップ部における現像剤の挙動が画像形成時と同じ状態で静電容量を検出できるようになる。
制御部20は現像装置4を動作させると、インダクタンスセンサ49から取得した電圧値に基づきトナー濃度を検出する(S5)。具体的に、制御部20は、撹拌スクリュー48(図2参照)の回転一周期分の時間(例えば150msec)に取得した複数のインダクタンスセンサ49の電圧値に基づいて、平均値Vcを算出する。そして、制御部20は、算出した平均値Vc、メモリ21に予め記憶済みの基準電圧値Vt及び感度係数Rt(トナー濃度1%当りの出力変動値)に従って、次に示す(1)式によりトナー濃度Tdを求める。
Td(%)=9(%)+(Vt−Vc)/Rt・・・(1)
本実施形態では、基準電圧値Vtが9%のトナー濃度であるときの電圧値に設定され、平均値Vc=基準電圧値Vtである場合に、トナー濃度が9%と検出されるようにしている。基準電圧値Vt>平均値Vcである場合はトナー濃度が9%よりも高く、例えば「(Vt−Vc)/Rt=1.2」ならば、トナー濃度は10.2%と検出される。反対に基準電圧値Vt<平均値Vcである場合、トナー濃度は9%よりも低い濃度で検出される。このようにして、現像剤のトナー濃度は検出される。
制御部20は、静電容量検出回路30から入力される電圧値に基づき現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量を検出する(S6)。図8に、静電容量を検出するタイミングを示す。静電容量を検出するタイミングとしては、現像スリーブ42が通常時と同じ回転速度で駆動され且つ同じ現像バイアス電圧が印加されている状態が望ましい(図8の検出期間)。これは、例えば現像スリーブ42が停止しているときに静電容量を検出しても、SDギャップ部における現像剤の挙動が画像形成時と異なってしまい、正しい静電容量を検出し得ないからである。また、現像バイアス電圧が印加されていないと、キャリアが感光ドラム1に引きつけられる力が働かずに(図6(a)参照)、この場合もSDギャップ部における現像剤の挙動が画像形成時と異なり、正しい静電容量を検出し得ないからである。なお、トナー濃度を検出するタイミングは、静電容量を検出するタイミング(図8の検出期間)と同じタイミングが好ましい。
図7に戻り、制御部20は、検出したトナー濃度に基づき滞留閾値を変更する(S7)。滞留閾値は、現像剤の滞留が発生する兆候があるかどうかを判断するための電圧値であり、メモリ21に予めテーブルとして記憶されている。メモリ21に記憶済みのテーブルを表1に示す。表1に示すように、滞留閾値としては所定のトナー濃度毎に実験により得られた電圧値が対応付けられている。例えばトナー濃度が6.0(%)である場合には、表1に基づいて滞留閾値は1.95(V)に決まる。
Figure 2017173639
なお、表1に記載された以外のトナー濃度の滞留閾値は、線形補間を行って滞留閾値を決めればよい。また、トナー濃度が4.0(%)未満や12(%)より大きい場合の滞留閾値は、テーブルの各値を用いて外挿を行うことにより滞留閾値を決めればよい。なお、表1に示したようなテーブルに基づいて滞留閾値を決めることに限られず、例えば所定の計算式などを用いて滞留閾値を決めるようにしてよい。
制御部20は、S6の処理で検出した静電容量と、S7の処理で変更した滞留閾値とを比較し、静電容量が滞留閾値以上であるか否かを判定する(S8)。静電容量が滞留閾値より小さいと判定した場合(S8のNO)、制御部20は通常時の現像条件のまま画像形成を開始する(S10)。この場合、図8に通常時として示すように、現像スリーブ42の回転速度が維持されたまま画像形成が行われる。
他方、静電容量が滞留閾値以上であると判定した場合(S8のYES)、制御部20は現像条件を変更する(S9)。具体的に、制御部20は前回転の時間を延長し、モータ60を制御して現像スリーブ42の回転速度を、メモリ21に記憶済みの通常時の回転速度よりも速くする。例えば、制御部20は、図8に滞留回避時として示すように、通常時の2倍の回転速度(450mm/sec、感光ドラム周速比=300%)で、現像スリーブ42を回転させる。現像スリーブ42の回転速度が2倍に変更されると、現像剤搬送量は2倍に増加する。また、感光ドラム1に対する周速比が上がることから、感光ドラム1によって図6(a)の矢印a方向に引っ張られる力に逆らい、図6(a)の矢印b方向に移動される現像剤量が相対的に増える。こうすると、SDギャップ部を通過する現像剤量が多くなり、その結果として現像剤の滞留が生じ難くなる。
制御部20はS9の処理後、変更後の現像条件に従って、ここでは現像スリーブ42の回転速度を速くした状態で画像形成を開始する(S10)。なお、現像スリーブ42の回転速度を変更することに伴って画像濃度が大きく変化する虞がある場合には、階調制御を実施してから画像形成を開始するとよい。そして、制御部20は、残りのプリント枚数(残置数)が0枚であるか否かを判定する(S11)。残りのプリント枚数が0枚でないと判定した場合(S11のNO)、制御部20はS10の処理に戻って引き続き画像形成を行う。他方、残りのプリント枚数が0枚であると判定した場合(S11のYES)、制御部20は後回転制御の実行後(S12)、画像形成処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量と滞留閾値との比較に応じ、現像装置4の現像条件(現像スリーブ42の回転速度)が変更されることで、SDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良の抑制が図られている。その際に、静電容量に基づいて現像条件を変更する処理を行うのに先立ち、現像剤のトナー濃度を検出し、検出したトナー濃度に応じて、現像条件の変更可否を決めるために静電容量と比較される滞留閾値の変更を行い得るようにした。こうすると、静電容量がトナー濃度の影響を受けていても、現像剤の滞留が生じやすい状態か否かを適切に判定でき、現像剤の滞留が生じやすい状態でも現像剤の滞留を回避可能な現像条件に設定できる。このようにして、本実施形態では、SDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良を抑制するとともに、現像剤の滞留に起因する画像不良を抑制することができるようになる。
また、SDギャップ部における現像剤の挙動が画像形成時と同じ状態、つまりは画像形成時に生じ得る現像剤の滞留状態と同じ状態で、静電容量を検出するようにしたので、現像剤の滞留が生じやすい状態か否かを適切に判定し得る。
さらに、上述のように現像スリーブ42の回転速度を速くした場合、現像剤の劣化が早く進み得る。例えば現像スリーブ42の回転速度が2倍にされると、2倍の劣化速度で現像剤の劣化が進む。そこで、本実施形態ではこの点に鑑み、現像剤の滞留が生じやすい状態に限って現像スリーブ42の回転速度を速くすることで、現像剤の劣化をできる限り促進させずに上記した画像不良の抑制を実現できるようにしている。
<第2実施形態>
第2実施形態について説明する。画像形成装置100としては、普通紙プリント時と厚紙プリント時とで異なる画像形成モードに切り替えられて動作可能なものがある。例えば、普通紙プリント時は、感光ドラム1が150mm/secで、現像スリーブ42が225mm/secでそれぞれ回転される等速モードで動作する。他方、厚紙プリント時は、感光ドラム1が75mm/secで、現像スリーブ42が112.5mm/secの等速モードの半分の回転速度で回転される低速モードで動作する。
画像形成モードが切り替え可能な画像形成装置100でも、第1実施形態に示した画像形成処理(図7参照)と同様の処理が制御部20によって実行される。ただし、等速モードと低速モードでは通常時の現像スリーブ42の回転速度が異なることから、現像条件を変更する際に現像スリーブ42の回転速度が異なる(S9参照)。等速モードについては上述の図7で説明したように現像スリーブ42の回転速度が変更されることから、ここでの説明を省略する。低速モードについて、図1〜図3、図7等を参照しながら図9を用いて説明する。
本実施形態の場合、制御部20はプリント信号と共にプリント用紙の紙種を受信する。制御部20は前回転時に通常時の現像条件で現像装置4を動作させるが(S1〜S4)、プリント用紙の紙種が「厚紙」である場合に、感光ドラム1を75mm/secで、現像スリーブ42を112.5mm/secで回転させる(低速モード)。そして、制御部20は、現像剤のトナー濃度の検出及び現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量の検出を行い、またトナー濃度に基づき滞留閾値を変更する(S5〜S7)。図9に示すように、トナー濃度及び静電容量を検出するタイミングは、現像スリーブ42が通常時と同じ回転速度で駆動され且つ同じ現像バイアス電圧が印加されている状態が望ましい(図9の検出期間)。そして、滞留閾値の変更はメモリ21に記憶済みの表2に示すテーブルによる。
Figure 2017173639
表2に示すテーブルでは、滞留閾値が等速モードと低速モードで別々に所定のトナー濃度毎に対応付けられている。表2から理解できるように、滞留閾値は低速モードの方が等速モードに比べて小さい。これは、現像スリーブ42の回転速度が遅くなるほど現像剤搬送量が減るのに対し、現像バイアス電圧の印加によってキャリア4Cが感光ドラム1に引きつけられる力は変わらず、結果として現像剤の滞留が生じやすくなるからである(図6(a)参照)。等速モードと比べ低速モードの滞留閾値を小さくすることで、低速モードにおいても現像剤の滞留が生じやすい状態であるか否かを判定できるようにしている。
制御部20は、検出した静電容量が滞留閾値以上であるか否かを判定し(S8)、静電容量が滞留閾値より小さいと判定した場合(S8のNO)に、通常時の現像条件のまま画像形成を開始する(S10)。他方、静電容量が滞留閾値以上であると判定した場合(S8のYES)、制御部20は現像条件を変更して(S9)、画像形成を開始する(S10)。具体的に、制御部20は前回転時間を延長し、モータ60を制御して現像スリーブ42の回転速度を、メモリ21に記憶済みの通常時(現像条件変更前)よりも速くする。例えば、制御部20は、図8に滞留回避時として示すように、通常時の2.5倍の回転速度(281.3mm/sec、感光ドラム周速比=375%)に変更する。既に述べた通り、感光ドラム1に対する周速比を上げると、SDギャップ部を通過する現像剤量が多くなり、その結果として現像剤の滞留が生じ難くなる。
以上のように、現像スリーブ42の回転速度が異なる複数の画像形成モードを実行可能な場合でも、等速モードと低速モードそれぞれの回転速度を変更することで、上述した第1実施形態と同様の効果が得られる。つまり、SDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良の抑制と、現像剤の滞留に起因する画像不良の抑制とを両立することができる。
<第3実施形態>
上述したように、第1及び第2実施形態では、前回転時に静電容量を検出し、これに基づき現像条件として現像スリーブ42の回転速度を変更している。この場合、多数枚の記録材に連続して画像形成するプリント信号に基づいて連続画像形成ジョブが行われると、多数枚の記録材への画像形成終了までに時間がかかり、その間は静電容量を検出し得ない。しかしながら、多数枚の記録材に連続して画像形成している最中にも、何かしらの原因で現像剤搬送量の増加に伴い現像剤の滞留が生じ得る。それにも関わらず、画像形成中は静電容量に基づき現像スリーブ42の回転速度を変更できなければ、現像剤の滞留に起因する画像不良が生じやすくなる。そこで、第3実施形態では、連続画像形成ジョブ中に所定枚数毎に静電容量を検出し、これに基づき現像条件として現像スリーブ42の回転速度を変更できるようにした。
第3実施形態について、図10を用いて説明する。図10は、第3実施形態の画像形成処理(画像形成モード)のフローチャートを示す。図10に示したフローチャートを図7に示したフローチャートと比較すると、S20とS21の処理が追加されている点が異なり、その他のS1〜S12の処理は同じである。
図10に示すように、制御部20は通常時の現像条件で現像装置4を動作させる(S1〜S4)。そして、制御部20は、現像剤のトナー濃度の検出及び現像スリーブ42と感光ドラム1間の静電容量の検出を行い、またトナー濃度に基づき滞留閾値を変更する(S5〜S7)。制御部20は、検出した静電容量が滞留閾値以上であるか否かを判定し(S8)、静電容量が滞留閾値より小さいと判定した場合(S8のNO)に、通常時の現像条件のまま画像形成を開始する(S10)。他方、静電容量が滞留閾値以上であると判定した場合(S8のYES)、制御部20は現像条件を変更する(S9)。制御部20は、まず前回転時にS1〜S9の処理を実行し、その後に画像形成を開始する(S10)。制御部20は画像形成の開始にあわせて、累計プリント枚数のカウントを開始する。
制御部20は、累計プリント枚数が所定枚数(例えば1000枚)に達したか否かを判定する(S20)。制御部20は累計プリント枚数が所定枚数に達していないと判定した場合(S20のYES)、残りのプリント枚数(残置数)が0枚であるか否かを判定する(S11)。制御部20は、残りのプリント枚数が0枚でない場合(S11のNO)には引き続き画像形成を行い(S10)、残りのプリント枚数が0枚である場合(S11のYES)には後回転制御を実行して(S12)、画像形成処理を終了する。
他方、制御部20は、累計プリント枚数が所定枚数に達したと判定した場合つまりは累計プリント枚数が所定枚数に達する度に(S20のNO)、現像スリーブ42の回転速度を通常時に戻す(S21)。そして、制御部20は一時的に紙間を拡げ、その紙間でトナー濃度の検出及び静電容量の検出(S5、S6)を行う。即ち、制御部20は、静電容量検出回路30に静電容量を検出させる前に、現像条件を変更前に戻し現像装置を動作させる。ここでは、現像スリーブ42の回転速度を通常時に戻す。こうして、通常時の現像条件で現像装置4を動作させる。そして、検出した静電容量が滞留閾値以上であると判定した場合に(S8のYES)、制御部20は現像条件を変更する(S9)。このようにして、検出した静電容量が滞留閾値以上である場合には、現像スリーブ42の回転速度が速くされ(450mm/sec)、画像形成が再開される(S10)。他方、検出した静電容量が滞留閾値より小さい場合には、現像スリーブ42の回転速度が通常時のまま(225mm/sec)、画像形成が再開される(S10)。
以上のように、本実施形態の場合、前回転時でなく紙間でもトナー濃度と静電容量の検出を行って現像スリーブ42の回転速度を変更可能とした。これによれば、連続画像形成ジョブ時であっても、上述した第1実施形態と同様の効果が得られる。つまり、SDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良の抑制と、現像剤の滞留に起因する画像不良の抑制とを両立し得る。
なお、上述の第3実施形態の場合、累計プリント枚数が所定枚数に達する度にトナー濃度及び静電容量の検出を行い、検出した静電容量が滞留閾値以上であるか否かを判定するようにしたが、これに限られない(図10のS20、S5〜S8参照)。例えば、プリント1枚毎にトナー濃度及び静電容量の検出を行い、検出した静電容量が滞留閾値以上であるか否かを判定できるようにしてよい。この場合、静電容量が滞留閾値以上であると判定した時点で現像スリーブ42の回転速度を切り替えてから画像形成を再開する。また、既に現像条件が変更されている場合は、プリント1枚毎にトナー濃度及び静電容量の検出を行わなくてよい。このような制御を行えば、現像剤の滞留が生じやすい状態であるか否かを随時監視することが可能となるので、より確実にSDギャップや現像剤搬送量に起因する画像不良の抑制と、現像剤の滞留に起因する画像不良の抑制とを両立することができる。
<他の実施形態>
なお、上述した各実施形態では、静電容量に基づき変更する現像条件として現像スリーブ42の回転速度を変更する場合について説明した。この場合、現像スリーブ42は、静電容量が所定量である場合に、トナー濃度が第一濃度である場合の回転速度よりも、第一濃度よりも高い第二濃度である場合の回転速度が速くされ得る。ただし、変更可能とする現像条件は現像スリーブ42の回転速度に限らない。例えば、現像条件として、制御部20はVbackを変更できてよい。この場合、静電容量が滞留閾値以上であれば(例えば図7のS8参照)、制御部20はVbackを通常時の電位差(例えば140V)よりも小さくする。具体的には、制御部20は現像バイアス電圧の直流成分の絶対値を大きくするように現像電源70を制御する。
あるいは、現像条件として、制御部20は現像バイアス電圧の交流成分の振幅を変更できてよい。この場合、静電容量が滞留閾値以上であれば、制御部20は現像バイアス電圧の交流成分の振幅を通常時の振幅よりも小さくするように現像電源70を制御し得る。
なお、表1、表2に示したテーブルのトナー濃度や滞留閾値の値はこれらの値に限定されるものでなく、現像装置4の構成や現像剤の種類等に応じて最適な値が設定されていればよい。
なお、上述した各実施形態では、各色の感光ドラム1から中間転写ベルト5に各色のトナー像を一次転写した後に、記録材Sに各色の複合トナー像を一括して二次転写する中間転写方式の画像形成装置100を説明したが、これに限らない。例えば、転写材搬送ベルトに担持され搬送される記録材Sに感光ドラム1から直接転写する直接転写方式の画像形成装置であってもよい。
1(1Y〜1Bk)…像担持体(感光ドラム)、4…現像装置、20…制御手段(制御部)、30…静電容量検出手段(静電容量検出回路)、42…現像剤担持体(現像スリーブ)、49…トナー濃度検出手段(インダクタンスセンサ)、60…駆動手段(モータ)、70…現像電圧印加手段(現像電源)、100…画像形成装置

Claims (9)

  1. 回転自在に設けられ、所定の表面電位に帯電され静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に対し隙間を空けて近接された、非磁性トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を担持して回転する現像剤担持体を有し、前記現像剤担持体に現像電圧を印加して前記像担持体に形成された静電潜像を前記非磁性トナーにより現像する現像装置と、
    前記現像装置内の現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体との間の静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    前記検出した静電容量が所定の閾値以上である場合に、画像形成時に前記現像装置を動作させる現像条件を変更する画像形成モードを実行可能であり、前記画像形成モード時に前記検出したトナー濃度に基づいて前記閾値を変更する制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体と前記現像剤担持体は、互いに対向する位置で反対方向に回転する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像装置は、前記現像剤担持体を回転駆動する駆動手段と、前記現像剤担持体に交流成分と直流成分とを含む現像電圧を印加する現像電圧印加手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記静電容量が前記閾値以上である場合に、前記駆動手段を制御して前記現像剤担持体の回転速度を速くする、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記静電容量が前記閾値以上である場合に、前記現像電圧印加手段を制御して前記現像電圧の交流成分の振幅を小さくする、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記静電容量が前記閾値以上である場合に、前記現像電圧印加手段を制御して前記像担持体の表面電位と前記現像電圧との電位差を小さくする、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、連続して画像形成した記録材が所定枚数に達した場合に、前記静電容量検出手段に前記静電容量を検出させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記静電容量検出手段に前記静電容量を検出させる前に、前記現像条件を変更前に戻し前記現像装置を動作させる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 回転自在に設けられ、所定の表面電位に帯電され静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に対し隙間を空けて近接された、非磁性トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を担持して回転する現像剤担持体と、前記現像剤担持体を回転駆動する駆動手段と、前記現像剤担持体に現像電圧を印加する現像電圧印加手段とを有し、前記現像剤担持体に現像電圧を印加して前記像担持体に形成された静電潜像を前記非磁性トナーにより現像する現像装置と、
    前記現像装置内の現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体との間の静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    所定の現像条件に基づき前記現像装置を動作させる制御手段と、を備え、
    前記現像剤担持体は、前記静電容量が所定量である場合に、前記トナー濃度が第一濃度である場合の回転速度よりも、前記第一濃度よりも高い第二濃度である場合の回転速度が速い、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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