JP2017173414A - 光源点灯装置、表示装置、および、テレビジョン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高輝度で発光できる時間を延ばすことができる光源点灯装置、表示装置、および、テレビジョン装置を提供する。【解決手段】バックライト7を複数の領域に分割し、分割した領域の映像信号に応じて領域毎に光源の発光輝度を制御する表示装置1に搭載される光源点灯装置である。映像信号の特徴量に応じて、光源の駆動電力の合計値が許容電力値以下となるように、光源の発光輝度を制御する制御部3を有する。制御部は、映像信号の特徴量が所定の値の場合に、許容電力値が最大値となり、特徴量が所定の値以上の場合に、記許容電力値が最大値より小さくなるように、光源の発光輝度を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、光源点灯装置、表示装置に関し、詳細には、バックライトを複数の領域に分割し、分割した領域の映像信号に応じて領域毎に光源の発光輝度を制御する表示装置に搭載される光源点灯装置、表示装置、および、テレビジョン装置に関する。
近年、LED(Light Emitting Diode)をバックライト光源とした表示装置が各メーカから発売されている。このLEDは、順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子である。このLEDをバックライト光源として用いた場合、ローカルディミングが可能であるという利点がある。ローカルディミングは、バックライトを複数の領域に分割し、それぞれの領域の映像信号に応じて領域毎にLEDの発光輝度を制御する技術である。
ローカルディミングについては種々の技術が開示されており、例えば、特許文献1には、領域内の画素の輝度の最大値と平均値とを組み合わせてLEDの発光輝度を決定する技術が開示されている。また、特許文献2には、バックライトの筐体温度と領域内のLEDの発光輝度とに基づき、領域内のLEDの温度を推定する技術が開示されている。
ところで、前述のローカルディミングをさらに発展させた手法として、電力が規定値を超えないようにPWM(Pulse Width Modulation)制御を行い、点灯する面積が小さいときは局所的に電力を投入し、ピーク輝度を高める手法が知られている。この手法により、通常のローカルディミングに比べて、高い輝度を出すことができる。
また、表示技術に関し、自然界に存在するものを忠実に再現して表示するHDR(High Dynamic Range imaging)の技術があり、例えば、画面内の花火やネオンといった発光色部分を忠実に再現し、輝き感を出すことができる。
また、表示技術に関し、自然界に存在するものを忠実に再現して表示するHDR(High Dynamic Range imaging)の技術があり、例えば、画面内の花火やネオンといった発光色部分を忠実に再現し、輝き感を出すことができる。
しかしながら、HDRのような狭い領域で高輝度を出す場合、単位面積当たりの電力が増加するので、その領域がより一層高温になる。
一方、LEDは熱に弱く、高温環境に置かれると発光効率や寿命の低下を招く。つまり、LEDが高輝度で発光する前から当該領域が高温状態にあると、高輝度で発光できる時間が短くなるという問題がある。上記特許文献1,2の技術は、LEDが高輝度で発光できる時間を延ばす点に着目したものではなく、このような課題を解決できない。
一方、LEDは熱に弱く、高温環境に置かれると発光効率や寿命の低下を招く。つまり、LEDが高輝度で発光する前から当該領域が高温状態にあると、高輝度で発光できる時間が短くなるという問題がある。上記特許文献1,2の技術は、LEDが高輝度で発光できる時間を延ばす点に着目したものではなく、このような課題を解決できない。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、高輝度で発光できる時間を延ばすことができる光源点灯装置、表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、バックライトを複数の領域に分割し、該分割した領域の映像信号に応じて領域毎に光源の発光輝度を制御する表示装置に搭載される光源点灯装置であって、前記映像信号の特徴量に応じて、前記光源の駆動電力の合計値が許容電力値以下となるように、前記光源の発光輝度を制御する制御部を有し、該制御部は、前記映像信号の前記特徴量が所定の値の場合に、前記許容電力値が最大値となり、前記特徴量が前記所定の値以上の場合に、前記許容電力値が前記最大値より小さくなるように、前記光源の発光輝度を制御することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記制御部は、前記映像信号の前記特徴量が前記所定の値以上の場合に、該特徴量の増加に応じて前記許容電力値が常に単調減少するように、前記光源の発光輝度を制御することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記映像信号の前記特徴量が平均輝度レベルであることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1から第3のいずれか1の技術手段を搭載した表示装置であって、前記制御部は、前記映像信号の前記特徴量が前記所定の値以上の場合に、該特徴量の増加に応じて許容電力値を単調減少させるように、前記光源の発光輝度を制御する許容電力値の変更モードと、前記許容電力値を一定値に維持したまま、前記光源の発光輝度を制御する許容電力値の一定モードとを選択可能に構成したことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1から第3のいずれか1の技術手段の光源点灯装置、または、第4の技術手段の表示装置を備えたテレビジョン装置である。
本発明によれば、映像信号の特徴量が大きい場合に、許容電力値を低い値に設定する。よって、映像信号の特徴量が大きい場合における光源の温度を下げられるため、映像信号の特徴量の変化に応じて高輝度で発光できる時間を延ばすことができる。
(実施例1)
以下、添付図面を参照しながら、本発明の光源点灯装置、および光源点灯装置を搭載した表示装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による光源点灯装置を備えた表示装置の要部構成例を示すブロック図である。表示装置1は、例えば、液晶表示装置として例示することができ、画像処理部2、エリアアクティブ制御部3、パネル制御部4、LCD(Liquid Crystal Display)パネル5、バックライト制御部6、およびバックライト7を備える。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の光源点灯装置、および光源点灯装置を搭載した表示装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による光源点灯装置を備えた表示装置の要部構成例を示すブロック図である。表示装置1は、例えば、液晶表示装置として例示することができ、画像処理部2、エリアアクティブ制御部3、パネル制御部4、LCD(Liquid Crystal Display)パネル5、バックライト制御部6、およびバックライト7を備える。
なお、光源点灯装置は、エリアアクティブ制御部3、バックライト制御部6、バックライト7で構成される。また、バックライト7は直下型あるいはエッジ型のいずれの構成でもよい。
画像処理部2は、放送信号から分離した映像・音声信号や、外部機器からの映像・音声信号を受信し、符号化された映像・音声信号を復号するなどの映像信号処理を実行する。画像処理部2は、入力される映像信号に対して、例えば、IP変換、ノイズリダクション、スケーリング処理、γ調整、ホワイトバランス調整などを適宜実行できる。
画像処理部2は、放送信号から分離した映像・音声信号や、外部機器からの映像・音声信号を受信し、符号化された映像・音声信号を復号するなどの映像信号処理を実行する。画像処理部2は、入力される映像信号に対して、例えば、IP変換、ノイズリダクション、スケーリング処理、γ調整、ホワイトバランス調整などを適宜実行できる。
エリアアクティブ制御部3は、バックライト7を複数の領域に分割し、分割した領域の映像信号に応じて領域毎にLEDの発光輝度を制御するローカルディミング処理を実行する。なお、エリアアクティブ制御部3が本発明の制御部に相当する。
具体的には、エリアアクティブ制御部3は、画像処理部2により入力された映像信号に従って、映像信号で表示される画像を所定領域に分割し、分割領域ごとに映像信号の最大階調値を抽出する。
具体的には、エリアアクティブ制御部3は、画像処理部2により入力された映像信号に従って、映像信号で表示される画像を所定領域に分割し、分割領域ごとに映像信号の最大階調値を抽出する。
そして、エリアアクティブ制御部3は、最大階調値が大きい領域ではLEDの発光輝度を大きくし、最大階調値が小さい領域ではLEDの発光輝度を小さくするなどにより、抽出した最大階調値に応じた発光輝度を制御する。
なお、ここでは、各分割領域の最大階調値を用いてLEDの発光輝度を制御することとしたが、各分割領域の階調平均値などを用いてLEDの発光輝度を制御してもよい。
なお、ここでは、各分割領域の最大階調値を用いてLEDの発光輝度を制御することとしたが、各分割領域の階調平均値などを用いてLEDの発光輝度を制御してもよい。
さらに、エリアアクティブ制御部3は、バックライト7の各LEDを点灯させる駆動電力の合計値を所定の許容電力値以下としつつ、各LEDの発光輝度をより高め、コントラストを向上させる電力リミット制御を実行する。
具体的には、エリアアクティブ制御部3は、分割領域ごとに抽出された映像信号の最大階調値に基づき、各分割領域に対応するバックライト7の点灯率を計算する。この点灯率とは、映像信号が取り得る階調値に対する各分割領域における映像信号の最大階調値の割合である。
具体的には、エリアアクティブ制御部3は、分割領域ごとに抽出された映像信号の最大階調値に基づき、各分割領域に対応するバックライト7の点灯率を計算する。この点灯率とは、映像信号が取り得る階調値に対する各分割領域における映像信号の最大階調値の割合である。
例えば、映像信号が取り得る階調値が256階調であり、分割領域が8つあり、これら8つの分割領域における映像信号の最大階調値がそれぞれ、64、224、160、32、128、192、192、96である場合、各分割領域に対応するバックライト7の点灯率はそれぞれ、25.0%、87.8%、62.7%、12.5%、50.2%、75.3%、75.3%、37.6%となる。
また、エリアアクティブ制御部3は、例えば、映像信号の平均輝度レベル(APL:Average Picture Level)を用いて、LEDの発光輝度を設定する。映像信号のAPLが低ければバックライト7の点灯率も低く、APLが高ければバックライト7の点灯率も高くなるからである。なお、映像信号のAPLが本発明の映像信号の特徴量に相当する。
詳しくは、映像信号のAPLは、映像信号全体の輝度の平均値であり、各分割領域に対応するバックライト7の各領域のLEDがすべて消灯した状態では0%となり、各領域のLEDがすべて点灯した状態では100%となる。
詳しくは、映像信号のAPLは、映像信号全体の輝度の平均値であり、各分割領域に対応するバックライト7の各領域のLEDがすべて消灯した状態では0%となり、各領域のLEDがすべて点灯した状態では100%となる。
電力リミット制御では、バックライト7の各LEDを点灯するための駆動電力の合計値は一定であるものとする。
つまり、映像信号のAPLが所定の値よりも大きい範囲では、APLが大きくなるほど、1つの分割領域に供給できる電流は小さくなるため、最大発光輝度は小さくなる。そして、APLが大きい領域では、映像が眩しく感じられるが、最大発光輝度が小さくなることにより、この眩しさが抑制される。また、APLが上記所定の値付近である場合は、最大発光輝度が最も大きくなる。最大発光輝度が大きくなると、太陽やライトなどの光源の色の再現力が向上する。
つまり、映像信号のAPLが所定の値よりも大きい範囲では、APLが大きくなるほど、1つの分割領域に供給できる電流は小さくなるため、最大発光輝度は小さくなる。そして、APLが大きい領域では、映像が眩しく感じられるが、最大発光輝度が小さくなることにより、この眩しさが抑制される。また、APLが上記所定の値付近である場合は、最大発光輝度が最も大きくなる。最大発光輝度が大きくなると、太陽やライトなどの光源の色の再現力が向上する。
一方、APLが上記所定の値よりも小さい範囲では、最大発光輝度をより大きくすることも可能であるが、この範囲の映像は暗い映像であるので、最大発光輝度を小さくすることにより、引き締まった黒表現を実現し、黒浮きを抑制し、表示品位を保つようにする。
なお、これら最大発光輝度とAPLとの関係は、表示装置1が備える記憶部(図示省略)に予め記憶されている。
なお、これら最大発光輝度とAPLとの関係は、表示装置1が備える記憶部(図示省略)に予め記憶されている。
エリアアクティブ制御部3は、上述の関係を用いて、各分割領域に対応するLEDの最終的な発光輝度を設定し、設定した発光輝度のデータをバックライト制御部6に出力する。
具体的には、エリアアクティブ制御部3は、ローカルディミング処理により最大階調値に応じて分割領域ごとに決定した輝度に、輝度増加率を乗算することにより、各分割領域に対応するLEDの最終的な発光輝度を設定する。この輝度増加率とは、あるAPLにおける発光輝度をaとし、100%のAPLにおける発光輝度をbとした場合の比a/bである。
具体的には、エリアアクティブ制御部3は、ローカルディミング処理により最大階調値に応じて分割領域ごとに決定した輝度に、輝度増加率を乗算することにより、各分割領域に対応するLEDの最終的な発光輝度を設定する。この輝度増加率とは、あるAPLにおける発光輝度をaとし、100%のAPLにおける発光輝度をbとした場合の比a/bである。
なお、エリアアクティブ制御部3は、映像表示のため、LCDパネル5を制御するための制御データをパネル制御部4に出力している。
上記では、映像信号のAPLを用いて発光輝度を制御する場合について説明したが、バックライト7の平均点灯率を用いても同様の制御が可能である。このため、本発明の映像信号の特徴量はバックライトの平均点灯率であってもよい。
上記では、映像信号のAPLを用いて発光輝度を制御する場合について説明したが、バックライト7の平均点灯率を用いても同様の制御が可能である。このため、本発明の映像信号の特徴量はバックライトの平均点灯率であってもよい。
図2は、許容電力値の設定方法について説明する図であり、図3は、光源の温度を説明する図である。縦軸がバックライトの1つの領域の温度で、横軸が時間である。一点鎖線は、従来例の温度変化、実線は本発明の温度変化、点線は、バックライト基板の温度制限値を示すものである。
バックライト基板は、LEDチップの使用温度制限等によって、所定の温度以下で使用することが規定されている。そのため、温度が制限値を超えた場合、LED等の破壊を防ぐために、電力を下げて、基板の温度を下げる動作が組み込まれている。
バックライト基板は、LEDチップの使用温度制限等によって、所定の温度以下で使用することが規定されている。そのため、温度が制限値を超えた場合、LED等の破壊を防ぐために、電力を下げて、基板の温度を下げる動作が組み込まれている。
例として、映像がAPL80%で比較的平坦な映像から、APL20%で一部に最大輝度(輝度100%)のあるコントラストの大きな映像に短時間切り替わり、また、APL80%で比較的平坦な映像に戻った場合を示す。
従来例では、APL80%での電力は比較的高いので、基板の温度も高い状態にある。コントラストが高い映像に切り替わり、最大輝度を受け持つ基板は、最大電力となり、基板の温度が上昇する。基板温度が、図3の点線で示す温度制限値に達すると、LED等の破壊を防止するために電力が下げられる。そのため、最大輝度の表示するための輝度値が下がり、コントラスト感が下がり、画質品位が低下する。
従来例では、APL80%での電力は比較的高いので、基板の温度も高い状態にある。コントラストが高い映像に切り替わり、最大輝度を受け持つ基板は、最大電力となり、基板の温度が上昇する。基板温度が、図3の点線で示す温度制限値に達すると、LED等の破壊を防止するために電力が下げられる。そのため、最大輝度の表示するための輝度値が下がり、コントラスト感が下がり、画質品位が低下する。
本発明では、APL80%での電力は比較的低いので、基板の温度も低い状態にある。コントラストが高い映像に切り替わり、最大輝度を受け持つ基板は、最大電力となり、基板の温度が上昇する。しかしながら、基板の元の温度が低いことから、図3の実線で示すように、基板温度は温度制限値に達することがない。そのため、最大輝度の表示するための輝度値を維持することができ、画質品位を維持することができる。
また、本発明では、APL20%での電力を上げる特性となるので、コントラストが高い映像に切り替わった際の最大輝度の表示するため輝度値を上げることになり、従来よりもさらにコントラストを向上させることができる。
また、本発明では、APL20%での電力を上げる特性となるので、コントラストが高い映像に切り替わった際の最大輝度の表示するため輝度値を上げることになり、従来よりもさらにコントラストを向上させることができる。
上記のように電力リミット制御では、バックライトの各LEDを点灯するための駆動電力の合計値は一定である。これは図2に1点鎖線で示すように、映像信号のAPLが変化しても許容電力のリミット値が一定値(基準値1で示す)になる。なお、許容電力のリミット値はAPLのリミット値にほぼ等しいので、図2の縦軸はAPL_Limitで示している。
これに対し、本発明では、エリアアクティブ制御部3では、LEDの発光輝度を制御するにあたり、APLが所定の値(例えば約50%)の場合に、APLのリミット値(光源の駆動電力合計値の許容電力値)が最大値となるようにし、APLが所定の値以上の場合に、APLのリミット値が最大値よりも小さくなるようにしている。この例として、APLの増加に応じてAPLのリミット値を単調減少させることができる。
より具体的には、図2に実線で示すように、APLが約50%よりも小さい範囲では、APLのリミット値が上記基準値1よりも大きくなるのに対し、APLが約50%よりも大きい範囲では、APLのリミット値がAPLの増加に応じて常に単調減少しており、APLが約60%よりも大きい範囲では、APLのリミット値が上記基準値1よりも小さくなっている。
LEDの温度は、図3に示すように、駆動前の温度(ベース温度ともいう)が一定値で推移し、高輝度になった瞬間に温度のピークが現れるが、上記のように、映像信号のAPLが高くなるに連れて、APLのリミット値を徐々に低い値に設定すれば、図3に実線で示すように、ベース温度が図3に1点鎖線で示したベース温度よりも低くできる。このように、高輝度で発光する前が低い温度になるので、LEDが高輝度で発光できる時間を延ばすことができる。なお、本実施例では、APLのリミット値がAPLの増加に応じて常に単調減少するようにしたが、APLのリミット値はAPLの増加に応じて階段状に減少するように構成してもよい。
図4は、光源の輝度の設定方法について説明する図である。
図2に1点鎖線で示したようなAPLのリミット値が一定値であった場合、図4に◇印で示すように、最大発光輝度は、APLが例えば約50%よりも小さい範囲では大きくなり、APLが例えば約50%よりも大きい範囲では小さくなる。
これに対し、図2に実線で示したようなAPLのリミット値を変更させた場合には、図4に□印で示すように、最大発光輝度は、APLが例えば約50%よりも大きい範囲では、図4に◇印よりも小さくなるが、APLが例えば約40%よりも小さい範囲では、図4に◇印よりも大きくなり、特にこの約40%で非常に高い値が得られることが分かる。
図2に1点鎖線で示したようなAPLのリミット値が一定値であった場合、図4に◇印で示すように、最大発光輝度は、APLが例えば約50%よりも小さい範囲では大きくなり、APLが例えば約50%よりも大きい範囲では小さくなる。
これに対し、図2に実線で示したようなAPLのリミット値を変更させた場合には、図4に□印で示すように、最大発光輝度は、APLが例えば約50%よりも大きい範囲では、図4に◇印よりも小さくなるが、APLが例えば約40%よりも小さい範囲では、図4に◇印よりも大きくなり、特にこの約40%で非常に高い値が得られることが分かる。
本実施例では、50%を境界として、APL_Limitを変化させる例を説明したが、高コントラストを表現したい映像の内容によって、境界を変えてもよい。例えば、暗黒に星々のような映像でコントラス感を高めるのであれば、境界を低く設定することが考えられる。暗黒に星々のようなAPLの極めて低い部分のみAPL_Limitを上げて、他の部分のAPL_Limitを下げることで、暗黒に星々のような映像以外でのバックライト基板の温度を下げることができる。
(実施例2)
図2では、APLが約50%よりも大きい範囲では、APLのリミット値がAPLの増加に応じて常に単調減少する例を挙げて説明したが、さらに、APLが例えば約40%でより一層高い輝度を得たい場合には、APLのリミット値APL_Limitを次式のように設定してもよい。AminはAPLのリミット値の最小値、AmaxはAPLのリミット値の最大値、xがAPLであり、APL_Limitはxの関数で表すことができる。
図2では、APLが約50%よりも大きい範囲では、APLのリミット値がAPLの増加に応じて常に単調減少する例を挙げて説明したが、さらに、APLが例えば約40%でより一層高い輝度を得たい場合には、APLのリミット値APL_Limitを次式のように設定してもよい。AminはAPLのリミット値の最小値、AmaxはAPLのリミット値の最大値、xがAPLであり、APL_Limitはxの関数で表すことができる。
(実施例3)
また、APLが例えば約50%よりも大きい範囲において、APLのリミット値がAPLの増加に応じて減少する傾向にあればよいので、APLのリミット値を増加させるポイントや、APLのリミット値を一定値に維持するポイントを含んでいてもよい。
また、APLが例えば約50%よりも小さい範囲では、APLのリミット値をAPLの増加に応じて単調増加させてもよい。
また、APLが例えば約50%よりも大きい範囲において、APLのリミット値がAPLの増加に応じて減少する傾向にあればよいので、APLのリミット値を増加させるポイントや、APLのリミット値を一定値に維持するポイントを含んでいてもよい。
また、APLが例えば約50%よりも小さい範囲では、APLのリミット値をAPLの増加に応じて単調増加させてもよい。
(実施例4)
また、図1で説明した表示装置が、図2に1点鎖線で示したAPLのリミット値を一定値に維持するモード(以下、許容電力値の一定モードと称する)と、図2に実線で示したAPLのリミット値を変更させるモード(以下、許容電力値の変更モードと称する)とを選択可能であってもよい。
また、図1で説明した表示装置が、図2に1点鎖線で示したAPLのリミット値を一定値に維持するモード(以下、許容電力値の一定モードと称する)と、図2に実線で示したAPLのリミット値を変更させるモード(以下、許容電力値の変更モードと称する)とを選択可能であってもよい。
例えば、表示装置に表示されたOSD画像(スライダ)をリモコン装置で操作することにより、許容電力値の一定モードと許容電力値の変更モードとを切り替えてもよい。あるいは、「通常」の映像モードを選択した場合には許容電力値の一定モードに、「映画」の映像モードを選択した場合には許容電力値の変更モードに切り替えられてもよい。
許容電力値の一定モードのような、映像信号の特徴量の広範囲に亘って高めの輝度を出力したい場合と、許容電力値の変更モードのような、より一層高い輝度を出力したい場合とを選択できれば、ユーザの使用目的に合った、付加価値の高い表示装置を実現することができる。
許容電力値の一定モードのような、映像信号の特徴量の広範囲に亘って高めの輝度を出力したい場合と、許容電力値の変更モードのような、より一層高い輝度を出力したい場合とを選択できれば、ユーザの使用目的に合った、付加価値の高い表示装置を実現することができる。
1…表示装置、2…画像処理部、3…エリアアクティブ制御部、4…パネル制御部、5…LCDパネル、6…バックライト制御部、7…バックライト。
Claims (5)
- バックライトを複数の領域に分割し、該分割した領域の映像信号に応じて領域毎に光源の発光輝度を制御する表示装置に搭載される光源点灯装置であって、
前記映像信号の特徴量に応じて、前記光源の駆動電力の合計値が許容電力値以下となるように、前記光源の発光輝度を制御する制御部を有し、
該制御部は、前記映像信号の前記特徴量が所定の値の場合に、前記許容電力値が最大値となり、前記特徴量が前記所定の値以上の場合に、前記許容電力値が前記最大値より小さくなるように、前記光源の発光輝度を制御することを特徴とする光源点灯装置。 - 請求項1に記載の光源点灯装置であって、
前記制御部は、前記映像信号の前記特徴量が前記所定の値以上の場合に、該特徴量の増加に応じて前記許容電力値が単調減少するように、前記光源の発光輝度を制御することを特徴とする光源点灯装置。 - 前記映像信号の前記特徴量が平均輝度レベルであることを特徴とする請求項1または2に記載の光源点灯装置。
- 請求項1から3のいずれか1に記載の光源点灯装置を搭載した表示装置であって、
前記制御部は、前記映像信号の前記特徴量が前記所定の値以上の場合に、該特徴量の増加に応じて許容電力値を単調減少させるように、前記光源の発光輝度を制御する許容電力値の変更モードと、前記許容電力値を一定値に維持したまま、前記光源の発光輝度を制御する許容電力値の一定モードとを選択可能に構成したことを特徴とする表示装置。 - 前記請求項1から3のいずれか1に記載した光源点灯装置、または、前記請求項4に記載した表示装置を備えたテレビジョン装置。
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