JP2018041067A - 表示装置、プログラム、記録媒体、テレビジョン受像機、および表示システム - Google Patents

表示装置、プログラム、記録媒体、テレビジョン受像機、および表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】表示する映像を、高コントラスト化された映像と全体が明るい映像とで適切に切り替えることが可能な技術を提供する。【解決手段】バックライトの消費電力値を一定に近付けるために、表示映像の特徴量が所定の値よりも大きい場合のバックライトの最大発光輝度を、特徴量が所定の値よりも小さい場合のバックライトの最大発光輝度よりも小さく設定する第1の調整モードと、バックライトの最大発光輝度を、表示映像の特徴量が所定の値以下の場合は第1の調整モードより高くし、特徴量が所定の値よりも大きい場合は第1の調整モードより低くする第2の調整モードとを備え、表示映像に関する情報を参照して調整モードを切り替える表示装置(1)。【選択図】図1

Description

本発明は、表示映像を表示する表示装置、当該表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体、当該表示装置を含むテレビジョン受像機、および、映像信号を送信する送信装置に関する。
液晶表示装置など、バックライトを用いた表示装置においては、バックライトを複数の領域に分割し、各領域の輝度を独立して調節する技術(しばしば、「ローカルディミング」と呼ばれる)が広く用いられている。
例えば、特許文献1には、複数の光源ブロックに区画され、光源ブロック毎の光源の輝度と、筐体内部または筐体外部の温度の少なくとも何れかの温度とに基づいて、光源ブロック毎の温度を推定する液晶表示装置が記載されている。特許文献1に記載の液晶表示装置は、推定した温度に基づき、輝度のバラツキを抑制するように輝度の設定値を補正する。
特開2012−237972号公報(2012年12月6日公開)
例えば、夜空の月を写した映像を表示する場合、夜空の部分を暗くし、月の部分を明るくした、高コントラスト化された映像が求められている。しかしながら、高コントラスト化された映像を表示する場合、光源の消費電力が高くなり、温度が上がってしまう。上述の特許文献1の技術では、温度に応じて輝度の設定値が変わってしまうため、高コントラスト化された映像を表示したい場合であっても、輝度が下がった映像が表示されてしまうという問題がある。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、高コントラスト化された映像を適切に表示することが可能な技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、バックライトを複数のエリアに分割し、各エリアの光量を表示映像に応じて調整する光量調整部を備え、上記光量調整部は、上記バックライトの消費電力値を一定に近付けるために、上記表示映像の特徴量であって、上記バックライトの消費電力値に相関する特徴量が所定の値よりも大きい場合の上記バックライトの最大発光輝度を、上記特徴量が所定の値よりも小さい場合の上記バックライトの最大発光輝度よりも小さく設定する第1の調整モードと、上記特徴量が所定の値よりも小さい場合は、上記バックライトの最大発光輝度を上記第1の調整モードより高くし、上記特徴量が所定の値よりも大きい場合は、上記バックライトの最大発光輝度を上記第1の調整モードより低くする第2の調整モードと、を備え、上記表示映像に関する情報を参照して調整モードを切り替える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る送信装置は、映像信号と、当該映像信号のメタデータとを送信する送信装置であって、上記メタデータに、上記映像信号が示す映像における部分区間の始点を示す識別子、上記部分区間の終点を示す識別子、および上記部分区間における特徴量の平均を示す識別子、を含めたうえで送信する。
本発明の一態様によれば、高コントラスト化された映像を適切に表示することができる。
本発明の実施形態1に係る表示装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る表示装置の外観を示す図である。 本発明の実施形態1における表示映像のAPLとLEDバックライトの最大発光輝度との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態1における表示映像のAPLとLEDバックライトの消費電力値との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態1に係る表示装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る表示装置が調整モードを切り替える方法の例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る表示装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2において付加情報を生成する方法の例を示す図である。 本発明の実施形態3におけるメニュー画面の例を示す図である。 本発明の実施形態4における表示映像のAPLの分布の例を示す図である。 本発明の実施形態4における表示装置が調整モードを切り替える方法の例を示す図である。 本発明の実施形態4における、送受信されるメタデータの例を示す図である。 本発明の実施形態4における、メタデータに応じた、調整モードの切り替えの例を示す図である。
本明細書では、表示部として液晶パネルおよびLEDバックライトを備える構成を用いているが、本発明の構成はこれに限定されない。本発明は、バックライトを複数のエリアに分割し、各エリアの光量を調整可能な表示装置であればよい。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
(表示装置1)
図1は、実施形態1に係る表示装置1の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、表示装置1は、映像信号取得部10、制御部20、および表示部30を備えている。表示装置1は、表示映像(以下、コンテンツと称する場合もある)を示す映像情報を含む映像信号を取得し、当該表示映像を表示する装置である。表示装置1は、表示部30の表示領域(後述するLEDバックライト32)を複数のエリアに分割し、各エリアの光量を表示映像に応じて調整する機能(いわゆる、ローカルディミング機能)を備えている。そのため、表示装置1は、例えば、各エリアのうち、暗い映像を表示するエリアの光量を少なくし、明るい映像を表示するエリアの光量を多くすることにより、高コントラスト化した表示映像を表示することができる。
また、表示装置1は、最大発光輝度が異なる複数の調整モードを備えている。表示装置1は、当該調整モードを表示映像に関する情報を参照することによって切り替える機能を備えている。表示装置1が調整モードを切り替える処理の詳細については、後述する。
図2は、表示装置1の外観を示す図である。図2に示すように、表示装置1は、図2に示すように、チューナ(不図示)を備え、放送番組を表示するテレビジョン受像機2(図2の(a))、パーソナルコンピュータ3(図2の(b))、または携帯可能な情報端末装置4(図2の(c))の一部として実現されるがこれに限定されるものではない。
映像信号取得部10は、表示装置1の表示映像を示す映像情報が含まれる映像信号を取得する。映像信号取得部10が映像信号を取得する方法は特に限定されず、例えば、ネットワーク経由で取得した映像信号、放送波経由で取得した映像信号、外部機器(例えば、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ、Blu-ray(登録商標)プレーヤ、カメラ、カメラ内蔵の携帯端末など)経由で取得した映像信号が挙げられる。また、表示装置1が備える記憶部(不図示)に格納されている映像に基づいた映像信号を取得する構成であってもよい。表示装置1が備える記憶部に格納されている映像の例として、予め格納されている映像、圧縮されたデータとして取得し、取得後に記憶部に展開した映像、表示装置1がカメラを備える場合、当該カメラによって撮影された映像、などが挙げられる。
制御部20は、表示装置1が備える各部を統括的に制御する演算装置である。制御部20の詳細については、後述する。
表示部30は、図1に示すように、液晶パネル31およびLEDバックライト32を備えている。表示部30は、液晶パネル31およびLEDバックライト32を駆動することにより表示映像を表示する。
(制御部20)
制御部20は、図1に示すように、付加情報取得部21、光量調整部22、および表示制御部23としても機能する。
付加情報取得部21は、映像信号取得部10が取得した映像信号に含まれている付加情報を取得する。付加情報の例として、表示映像の属性を示す情報(例えば、ジャンルを示すメタデータ)(以下、属性情報と称する場合もある)、コンテンツのある区間(例えば、チャプタ)において、表示画像の特徴量が所定の値よりも小さい表示映像が含まれているか否かを示す情報(以下、チャプタ情報と称する場合もある)、および特徴量が所定の値より小さい表示映像が出現するタイミングを事前に示す情報(以下、タイミング情報と称する場合もある)などが挙げられる。
表示画像の特徴量の例としては、APL(Average Picture Level)、最大輝度と最小輝度との差などが挙げられる。
光量調整部22は、表示領域の各エリアの光量を表示映像に応じて調整する。また、光量調整部22は、付加情報を参照し、調整モードを切り替える。
表示制御部23は、表示部30の液晶パネル31およびLEDバックライト32を駆動し、光量調整部22が調整した光量および調整モードにて、表示映像を表示させる。
(調整モード)
図3は、実施形態1における表示映像のAPLとLEDバックライト32の最大発光輝度との関係を示すグラフである。本明細書では、表示装置1が面輝度モード(第1の調整モード)およびピーク輝度モード(第2の調整モード)を備える場合を例に挙げて説明する。
(面輝度モード)
面輝度モードは、LEDバックライトの消費電力値に相関する、表示映像の特徴量であるAPL(Average Picture Level)が所定の値よりも小さいか、所定の値よりも大きいかに応じて、LEDバックライト32の最大発光輝度が変化する調整モードである。また、面輝度モードは、LEDバックライト32の消費電力値を一定に近付けるために、最大発光輝度を変化させる調整モードである。具体的には、面輝度モードでは、表示映像のAPLが20%〜50%の場合は、LEDバックライト32の最大発光輝度が約900[cd/m]と高くなり、APLが50%を超えると、LEDバックライト32の最大発光輝度が約780[cd/m]と低くなる。面輝度モードにおける最大発光輝度は、LEDバックライト32の消費電力値が所定の値よりも小さくなるように設定されている。このように、面輝度モードとは、LEDバックライト32の消費電力値を一定に近付けるために、APLが所定の値よりも大きい場合のLEDバックライト32の最大発光輝度をAPLが所定の値よりも小さい場合のLEDバックライト32の最大発光輝度よりも小さく設定する調整モードである。この構成により、表示装置1は面輝度モードでは、表示映像のAPLに関わらず、LEDバックライト32のLEDおよび半田面の温度を、LEDの破壊または半田クラックが発生する可能性のある温度(以下、制限温度と称する)より低い温度で保つことができる。
(ピーク輝度モード)
ピーク輝度モードは、面輝度モードと同様、APLが所定の値よりも小さいか、所定の値よりも大きいかに応じて、LEDバックライト32の最大発光輝度が変化するモードである。ピーク輝度モードでは、APLが所定の値よりも小さい場合は、LEDバックライト32の最大発光輝度を面輝度モードより高くし、APLが所定の値よりも大きい場合は、LEDバックライト32の最大発光輝度を面輝度モードより低くする。具体的には、ピーク輝度モードでは、APLが20%〜50の場合は、LEDバックライト32の最大発光輝度が約1100[cd/m]と、面輝度モードより高くなり、APLが50%を超えると、LEDバックライト32の最大発光輝度が約550[cd/m]と、面輝度モードより低くなる。このように、ピーク輝度モードでは、APLが高い場合、面輝度モードと比べてLEDバックライト32のLEDおよび半田面の温度を低く保つことができる。そのため、ピーク輝度モードでは、APLが低い場合、面輝度モードと比べてLEDバックライト32のLEDおよび半田面の温度は高くなるものの、LEDバックライト32のLEDおよび半田面の温度が制限温度に達するまでの時間を長くすることができる。
面輝度モードとピーク輝度モードとを比較すると、以下のようになる。
・APLが低い表示映像の場合、ピーク輝度モードは面輝度モードに比べて高コントラスト化した表示映像を、表示装置1は表示することができる。
・APLが高い表示映像の場合、面輝度モードはピーク輝度モードに比べて明るい表示映像を、表示装置1は表示することができる。
(消費電力値)
図4は、実施形態1における表示映像のAPLとLEDバックライト32の消費電力値との関係を示すグラフである。
上述したように、面輝度モードでは、LEDバックライト32の消費電力値を一定に近付けるために最大発光輝度が設定されているため、APLの値に関わらずほぼ一定の消費電力値となっている。一方、ピーク輝度モードでは、APLが低い表示映像の場合、LEDバックライト32の最大発光輝度は面輝度モードの場合に比べて低いため、消費電力値も、面輝度モードの場合に比べて低くなっている。一方、ピーク輝度モードでは、APLが高い表示映像の場合、LEDバックライト32の最大発光輝度は面輝度モードの場合に比べて高いため、消費電力値も、面輝度モードの場合に比べて高くなっている。
(ハイブリッド)
表示装置1は、面輝度モードとピーク輝度モードとを切り替えることにより、APLが低い表示映像の場合は、ピーク輝度モードのように高コントラスト化した表示映像を表示することができ、APLが高い表示映像の場合は、面輝度モードのように明るい表示映像を表示することができる。この場合、表示装置1の表示映像のAPLとLEDバックライト32の最大発光輝度との関係は、図3のハイブリッドで示す点線のようになる。
(調整モードを切り替える処理)
図5は、本実施形態に係る表示装置1が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(ステップS1)
映像信号取得部10は、映像信号を取得する。
(ステップS2)
付加情報取得部21は、映像信号取得部10が取得した映像信号に含まれている付加情報を取得する。
(ステップS3)
光量調整部22は、付加情報取得部が取得した付加情報を参照して、調整モードを切り替える。また、光量調整部22は、映像信号取得部10が取得した映像信号に含まれている映像情報に応じて、表示領域の各エリアの光量を調整する。
(ステップS4)
表示制御部23は、映像信号取得部10が取得した映像信号に含まれる映像情報が示す映像を、光量調整部22が調整した光量にて、表示部30に表示する。
(付加情報の例1)
図6は、本実施形態に係る表示装置1が調整モードを切り替える方法の例を示す図である。図6の(a)は、属性情報に応じて、表示装置1が調整モードを切り替える方法の例を示す図である。以下では、コンテンツのジャンルを示す属性情報を例に挙げて説明する。
光量調整部22は、属性情報を参照し、調整モードを切り替える。具体的には、コンテンツのジャンルが「映画」、「ドキュメンタリー」などの場合は、光量調整部22は調整モードをピーク輝度モードに切り替える。一方、コンテンツのジャンルが「ニュース」、「アニメ」などの場合は、光量調整部22は調整モードを面輝度モードに切替える。
例えば、図6の(a)に示すように、ジャンルが「ニュース」のコンテンツ、ジャンルが「映画」のコンテンツ、ジャンルが「アニメ」のコンテンツを順に表示装置1に表示させる場合、光量調整部22は、ジャンルが「映画」のコンテンツを表示する場合は、調整モードをピーク輝度モードに切り替える。また、光量調整部22は、ジャンルが「ニュース」または「アニメ」の場合は、調整モードを面輝度モードに切り替える。この構成により、表示装置1は、画質が重要なコンテンツである映画、ドキュメンタリーなどの場合は、ピーク輝度モードに切り替えることによってメリハリのある表示映像を表示することができる。一方、表示装置1は、メリハリのある画質をあまり必要としないニュースやアニメの場合は、面輝度モードに切り替えることによって、APLの値に関わらず明るい表示映像を表示することができる。したがって、表示装置1は、ジャンルに応じた画質の表示映像を表示することができる。
(付加情報の例2)
図6の(b)は、チャプタ情報に応じて、表示装置1が調整モードを切り替える方法の例を示す図である。
光量調整部22は、チャプタ情報を付加情報として参照し、調整モードを切り替える。具体的には、チャプタ情報が、APLが所定の値(例えば50%)よりも小さくなる表示映像がチャプタ内に含まれていることを示す場合、光量調整部22は調整モードをピーク輝度モードに切り替える。一方、チャプタ情報が、APLが所定の値よりも小さくなる表示映像がチャプタ内に含まれていないことを示す場合、光量調整部22は調整モードを面輝度モードに切り替える。
例えば、図6の(b)に示すように、3番目と5番目のチャプタに、APLが所定の値よりも小さい表示映像(図6の(b)における星印が、APLが所定の値よりも小さくなる表示映像)が含まれていることを示すチャプタ情報を取得した場合、光量調整部22は、3番目と5番目のチャプタを表示するときは調整モードをピーク輝度モードに切り替える。また、光量調整部22は、1番目、2番目、および4番目のチャプタを表示する時は調整モードを面輝度モードに切り替える。この構成により、表示装置1は、1つのコンテンツ内であっても、APLが低い表示映像を含むチャプタではメリハリのある表示映像、APLが低い表示映像を含まないチャプタでは明るい表示映像を表示することができる。したがって、表示装置1は、1つのコンテンツ内においても、適切に高コントラスト化された表示映像を表示することができる。
また、チャプタ情報は、APLが所定の値よりも小さく、かつ、所定の明るさ以上の輝度にて表示する表示映像がチャプタ内に含まれるか否かを示す情報であってもよい。所定の明るさ以上の輝度は、最大発光輝度を基準として規定する方法(例えば、最大発光輝度の80%以上)、絶対的な輝度にて規定する方法(例えば、1000[cd/m]以上)がある。この場合、光量調整部22は、APLが所定の値よりも小さくても、所定の明るさ以上の輝度にて表示する表示映像が含まれないチャプタ(例えば、全体的に暗い表示映像を含むチャプタ)では、面輝度モードに切り替える。そのため、表示装置1は、より適切な画質の表示映像を表示することができる。
(付加情報の例3)
図6の(c)は、タイミング情報に応じて、表示装置1が調整モードを切り替える方法の例を示す図である。タイミング情報としては、(1)APLが所定の値よりも小さい表示映像が出現するまでの時間(相対的な時間)を示す場合と、(2)コンテンツにおいて、APLが所定の値よりも小さい表示映像が出現する時間(絶対的な時間)を示す場合とがある。本実施形態では、上記(1)の場合を例に挙げて説明する。また、タイミング情報を取得するタイミングは特に限定されず、例えば、所定の時間が経過したとき、コンテンツを再生したとき、などが挙げられる。
光量調整部22は、タイミング情報を付加情報として参照し、調整モードを切り替える。具体的には、光量調整部22は、タイミング情報が示す、APLが所定の値よりも小さい表示映像が出現する時間に、ピーク輝度モードに切り替える。一方、光量調整部22は、タイミング情報が示す、APLが所定の値よりも小さい表示映像を表示する時間が経過すると、面輝度モードに切り替える。
例えば、図6の(c)に示すように、時間t1において取得したタイミング情報が、APLが所定の値よりも小さい表示映像が時間t2後に出現することを示す場合、光量調整部22は、時間t1+時間t2の時点でピーク輝度モードになるように切り替える。この場合、光量調整部22は、図6の(c)に示すように、時間t1の時点からピーク輝度モードに切り替えることにより、LEDバックライト32のLEDおよび半田面の温度を下げてから、APLが所定の値よりも小さい表示映像を表示することができる。そして、光量調整部22は、時間t1+時間t2の経過後、面輝度モードに切り替える。この構成により、表示装置1は、より適切に、APLが低い表示映像をピーク輝度モードにて表示し、APLが高い表示映像を面輝度モードにて表示することができる。また、表示装置1は、APLが低い表示映像を表示する所定の期間前(例えば5分、10分など)からピーク輝度モードに切り替えることにより、予めLEDバックライト32のLEDおよび半田面の温度を下げることができる。そのため、表示装置1は、長時間、ピーク輝度モードにて表示映像を表示することができる。
また、上述したチャプタ情報と同様、タイミング情報も、APLが所定の値よりも小さく、かつ、所定の明るさ以上の輝度にて表示する表示映像が出現するタイミングを事前に示す情報であってもよい。この構成により、表示装置1は、より適切な画質の表示映像を表示することができる。
このように、本実施形態に係る表示装置1は、LEDバックライト32を複数のエリアに分割し、各エリアの光量を表示映像に応じて調整する光量調整部22を備え、光量調整部22は、面輝度モードとピーク輝度モードとを備え、付加情報を参照して調整モードを切り替える。この構成により、表示装置1は、ピーク輝度モードによって高コントラスト化された映像と、面輝度モードによって全体が明るい映像とを、付加情報を参照して切り替える。そのため、表示装置1は、APLが低い映像、APLが低くかつピークの輝度が高い映像などを、高コントラスト化して表示することができるので、高コントラスト化された映像を適切に表示することができる。
また、ピーク輝度モードとは、表示映像の特徴量であって、LEDバックライト32の消費電力に相関する特徴量(例えば、APL)が所定の値よりも小さい場合は最大発光輝度が面輝度モードより高く、特徴量が所定の値より大きい場合は最大発光輝度を面輝度モードより低い調整モードである。換言すると、表示装置1は、ピーク輝度モードに切り替えると、APLが高い表示映像の場合はLEDバックライト32のLEDおよび半田の温度が面輝度モードより低く、APLが低い表示映像の場合はLEDバックライト32のLEDおよび半田の温度が面輝度モードより高くなる。この構成により、表示装置1は、ピーク輝度モード時において、APLが高い表示映像を表示してLEDバックライト32のLEDおよび半田の温度を低くしてから、LEDバックライト32のLEDおよび半田の温度が高くなる映像である、APLが低い表示映像を表示することができる。そのため、表示装置1は、高コントラスト化された映像を適切に表示することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
実施形態1では、付加情報取得部21が映像信号取得部10から付加情報を取得する構成について説明したが、本実施形態では、表示装置1aが付加情報を生成する構成について説明する。
(表示装置1a)
図7は、実施形態2に係る表示装置1aの要部構成を示すブロック図である。図7に示すように、表示装置1aは、表示装置1における制御部20に替えて、制御部20aを備えている。制御部20aは、付加情報取得部21に替えて、付加情報生成部24(生成部)として機能する。
付加情報生成部24は、付加情報を生成する。付加情報生成部24が付加情報を生成する処理の詳細について、以下に説明する。
(付加情報を生成する例1)
図8は、実施形態2において付加情報を生成する方法の例を示す図である。図6の(a)は、付加情報を生成するための表示映像の一例を示す図であり、(b)は、調整モードを切り替える方法を示す図である。
例えば、表示装置1が外部機器からコンテンツの各チャプタを代表するサムネイルを含む画像を取得した場合、表示装置1は図8の(a)に示すような表示映像を表示する。図8の(a)に示す表示映像において、付加情報生成部24は、各チャプタ(チャプタ1〜チャプタ4)のサムネイルのAPLを算出する。そして付加情報生成部24は、算出したAPLの値に基づき、チャプタ情報を生成する。例えば、図8の(a)に示す表示映像において、チャプタ1のサムネイルは、夜空に月がある映像であり、APLは所定の値よりも小さい。そのため、付加情報生成部24は、チャプタ1の付加情報として、APLが所定の値(例えば50%)よりも小さい表示映像が含まれていることを示すチャプタ情報を生成する。また、チャプタ2のサムネイルは風景の映像であり、APLは所定の値よりも大きい。そのため、付加情報生成部24は、チャプタ2の付加情報として、APLが所定の値よりも小さい表示映像が含まれていないことを示すチャプタ情報を生成する。同様に、付加情報生成部24は、チャプタ3の付加情報として、APLが所定の値よりも小さい表示映像が含まれていないことを示すチャプタ情報を生成し、チャプタ4の付加情報として、APLが所定の値よりも小さい表示映像が含まれていることを示すチャプタ情報を生成する。
付加情報生成部24がチャプタ情報を生成すると、光量調整部22は、図8の(b)に示すように、チャプタ情報を参照して調整モードを切り替える。具体的には、チャプタ情報が、APLが所定の値よりも小さい表示映像が含まれていることを示す場合、光量調整部22は、当該チャプタでは調整モードをピーク輝度モードに切り替える。また、チャプタ情報が、APLが所定の値よりも小さい表示映像が含まれていないことを示す場合、光量調整部22は、当該チャプタでは調整モードを面輝度モードに切り替える。
このように、表示装置1aでは、サムネイルのAPLを算出することによってチャプタ情報を生成する。そのため、表示装置1aでは、チャプタ情報を取得できない場合であっても、適切な画質の表示映像を表示することができる。
(付加情報を生成する例2)
表示装置1aは、付加情報が付加されていないコンテンツを表示する場合、タイミング情報を生成しながら表示する。例えば、コンテンツを最初から再生してから10分後の表示映像が、APLが所定の値よりも小さい表示映像であった場合、付加情報生成部24は、コンテンツを最初から再生して10分後にAPLが所定の値よりも小さい表示映像が出現することを示すタイミング情報を生成する。そして、表示装置1aが再び当該コンテンツを再生した場合、付加情報生成部24が生成したタイミング情報を参照し、光量調整部22は調整モードを切り替える。
例えば、タイミング情報が、コンテンツを最初から再生してから10分後にAPLが所定の値よりも小さい表示映像が出現することを示す場合、光量調整部22は、コンテンツを最初から再生してから10分後にピーク輝度モードになるように、調整モードを切り替える。上述した方法と同様、光量調整部22は、APLが所定の値よりも小さい表示映像が出現する時間の所定の時間前(例えば、5分前など)から、ピーク輝度モードに切り替えてもよい。
このように、表示装置1aでは、コンテンツのタイミング情報を生成することにより、次に当該コンテンツを再生したときに、タイミング情報を参照し、調整モードを切り替えることができる。そのため、表示装置1aでは、タイミング情報が取得できないコンテンツであっても、適切な画質の表示映像を表示することができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態における表示装置1bは、調整モードの切り替え方法を選択させるメニューを表示する。
(メニュー画面の例)
図9は、本実施形態におけるメニュー画面の例を示す図である。
図9に示すメニュー画面には、調整モードをピーク輝度モードに設定する操作を受け付ける項目P1、調整モードを面輝度モードに設定する操作を受け付ける項目P2、調整モードをジャンルに応じて切り替える構成に設定する操作を受け付ける項目P3、および調整モードの切り替えを表示装置1に任せる構成に設定する操作を受け付ける項目P4と、カーソルCが含まれている。
例えば、図9に示すメニュー画面において項目P1が選択された場合、光量調整部22は、付加情報に関わらず、調整モードをピーク輝度モードに切り替える。また、図9に示すメニュー画面において項目P2が選択された場合、光量調整部22は、付加情報に関わらず、調整モードを面輝度モードに切り替える。また、図9に示すメニュー画面において項目P3が選択された場合、光量調整部22は、コンテンツのジャンルに応じて調整モードを切り替える。また、図9に示すメニュー画面において項目P4が選択された場合、光量調整部22は、付加情報の何れかを参照して調整モードを切り替える。光量調整部22が何れの付加情報を優先的に参照するのかを、予め設定しておいてもよい。例えば、タイミング情報、チャプタ情報、属性情報の順に優先順位を定め、まず光量調整部22はタイミング情報を参照し、タイミング情報が取得できなかった場合はチャプタ情報を参照し、さらにチャプタ情報が取得できなかった場合は属性情報を参照する、という構成であってもよい。
なお、メニュー画面に含まれる項目は、図9に示す例に限定されない。例えば、メニュー画面には、何れのジャンルの場合に面輝度モードに切り替えるか、何れのジャンルの場合にピーク輝度モードに切り替えるかを設定させる項目が含まれていてもよいし、何れの付加情報を優先的に参照するのかを、ユーザに設定させる項目が含まれていてもよい。
このように、本実施形態に係る表示装置1bでは、調整モードの切り替え方法を選択させるメニューを表示する。そのため、表示装置1bは、ユーザが所望する表示映像を表示することができる。
〔実施形態4〕
以下、本発明の他の実施の形態について、図10〜図13に基づいて説明する。
まず、本発明の実施形態4における、調整モード切り替えの概要について、図10および図11に基づいて説明する。
図10は、本実施形態における表示映像のAPLの分布の例を示す図である。図11は、本実施形態における表示装置が調整モードを切り替える方法の例を示す図である。
図10の(a)は、表示映像の全体またはある区間(シーン、チャプタ等)におけるAPLが高い様態を示し、図10の(b)は、表示映像の全体またはある区間におけるAPLが低い様態を示し、図10の(c)は、図10の(a)および図10の(b)におけるAPLの分布が経時的に変化する様態を示す。
光量調整部22は、表示映像に関する情報として、表示映像の全体、または、表示映像のある区間における、APL(特徴量)の分布を示す情報を参照して、調整モードを切り替える。
具体的には、放送局等に設置された送信装置は、表示映像の全体、または、表示映像のある区間におけるAPLの分布を予め計測し、メタデータを用いて送信する。表示装置1において、付加情報取得部(取得部)21は、表示映像を表す映像信号のメタデータを取得する。光量調整部22は、付加情報取得部21から、メタデータに含まれるAPLの分布を取得する。そして、APLが所定の値よりも高い領域に分布する場合、光量調整部22は、調整モードを面輝度モードに切り替える。一方、APLが所定の値よりも低い領域に分布する場合、光量調整部22は、調整モードをピーク輝度モードに切り替える。
例えば、図11の(a)に示すように、コンテンツにおけるAPLの分布がD1の示す分布である場合、光量調整部22は調整モードを面輝度モードに切り替える。また、図11の(b)に示すように、コンテンツにおけるAPLの分布がD2の示す分布である場合、光量調整部22は調整モードをピーク輝度モードに切り替える。また、図11の(c)に示すように、シーンにおけるAPLの分布がD1→D2→D1の順に変化した場合、光量調整部22は、調整モードを、面輝度モード→ピーク輝度モード→面輝度モードの順に切り替える。
続いて、上記のメタデータ、および、メタデータに応じた、調整モードの切り替えについて、図12および図13に基づいて詳細に説明する。
図12は、本実施形態における、送受信されるメタデータの例を示す図である。図13は、本実施形態における、メタデータに応じた、調整モードの切り替えの例を示す図である。
送信装置は、映像信号と、当該映像信号のメタデータとを送信する。送信装置は、メタデータに、少なくとも、映像信号が示す映像における部分区間の始点を示す識別子3、当該部分区間の終点を示す識別子4、および、当該部分区間におけるAPLの平均を示す識別子6を含めたうえで、当該映像信号と、これらの識別子を含むメタデータとを送信する。
光量調整部22は、メタデータに含まれる識別子であって、少なくとも、表示映像における部分区間の始点を示す識別子3、当該部分区間の終点を示す識別子4、および、当該部分区間におけるAPLの平均を示す識別子6を参照して、APLの分布を特定したうえで、調整モードを切り替える。
なお、一例として、シーン、チャプタ等である「ある区間」には、1又は複数の「部分区間」が含まれ得る。また、メタデータには、識別子1〜8を含めるようにしてもよい。以下に、各識別子について説明する。
図12(a)に示すように、識別子1は、表示映像の全体、チャプタ、秒、フレームなどの時間軸の単位を規定する。識別子2は、メタデータに含まれる識別子3、4、5、6、7、および8の組合せの数を示し、光量調整部22が調整モード切り替えを行う対象の個数になる。識別子3(3−1、3−2、3−3)は、識別子1が規定する単位による、APL分布の範囲の始点を示す。識別子4(4−1、4−2、4−3)は、識別子1が規定する単位による、APL分布の範囲の終点を示す。識別子5は、識別子3、4の組合せが示す範囲の、APLのヒストグラムを示す。
図12(b)に示すように、識別子6は、識別子3、4の組合せが示す範囲におけるAPLの平均値を示す。識別子7は、識別子3、4の組合せが示す範囲におけるAPLの最小値を示す。識別子8は、識別子3、4の組合せが示す範囲におけるAPLの最大値を示す。
メタデータの受信側における処理の例1として、光量調整部22は、識別子5が示す、APLの平均値と、ピークが出現するAPL50%との関係を参照して上記APLの分布を特定したうえで、調整モードを切り替える。具体的には、図13(a)に示すように、APLの平均値が50%を超えた場合、光量調整部22は、調整モードを面輝度モードに切り替える。一方、APLの平均値が50%を超えない場合、光量調整部22は、調整モードをピーク輝度モードに切り替える。
また、メタデータの受信側における処理の例2として、以下の処理を加えてもよい。すなわち、図13(b)に示すように、識別子3、4の組合せが示す範囲におけるAPLの最小値がAPL50%よりも大きい場合(すなわち、当該APLがAPL50%よりも大きい領域に分布している場合)、光量調整部22は、調整モードを面輝度モードに切り替える。一方、図13(c)に示すように、識別子3、4の組合せが示す範囲におけるAPLの最大値がAPL50%よりも小さい場合(すなわち、当該APLがAPL50%よりも小さい領域に分布している場合)、光量調整部22は、調整モードをピーク輝度モードに切り替える。それ以外の場合には、光量調整部22は、上記の処理の例1と同様の処理を行う。
〔ソフトウェアによる実現例〕
表示装置1〜1bの制御ブロック(特に制御部20、20a)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、表示装置1〜1bは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置(1〜1b)は、バックライト(LEDバックライト32)を複数のエリアに分割し、各エリアの光量を表示映像に応じて調整する光量調整部(22)を備え、上記光量調整部は、上記バックライトの消費電力値を一定に近付けるために、上記表示映像の特徴量であって、上記バックライトの消費電力値に相関する特徴量が所定の値よりも大きい場合の上記バックライトの最大発光輝度を、上記特徴量が所定の値よりも小さい場合の上記バックライトの最大発光輝度よりも小さく設定する第1の調整モード(面輝度モード)と、上記特徴量が所定の値よりも小さい場合は、上記バックライトの最大発光輝度を上記第1の調整モードより高くし、上記特徴量が上記所定の値よりも大きい場合は、上記バックライトの最大発光輝度を上記第1の調整モードより低くする第2の調整モード(ピーク輝度モード)と、を備え、上記表示映像に関する情報を参照して調整モードを切り替える。
上記の構成によれば、表示装置は、高コントラスト化された映像を適切に表示することができる。
本発明の態様2に係る表示装置において、上記態様1における上記表示映像に関する情報とは、上記表示映像の属性を示す情報であってもよい。
上記の構成によれば、表示装置は属性に応じた画質の表示映像を表示することができる。
本発明の態様3に係る表示装置において、上記態様1または2における上記表示映像に関する情報とは、上記表示映像のある区間において、上記特徴量が所定の値以下となる表示映像が含まれているか否かを示す情報であってもよい。
上記の構成によれば、表示装置は、1つのコンテンツ内においても、適切なタイミングで高コントラスト化された表示映像を表示することができる。
本発明の態様4に係る表示装置において、上記態様1〜3の何れかにおける上記表示映像に関する情報とは、上記特徴量が所定の値となる表示映像が出現するタイミングを事前に示す情報であってもよい。
上記の構成によれば、表示装置は高コントラスト化された映像をより適切なタイミングで表示することができる。
本発明の態様5に係る表示装置は、上記態様1〜4の何れかにおいて、上記表示映像に関する情報とは、上記表示映像の全体における、上記特徴量の分布を示す情報であってもよい。
上記の構成によれば、表示装置は高コントラスト化された映像をより適切に表示することができる。
本発明の態様6に係る表示装置は、上記態様1〜4の何れかにおいて、上記表示映像に関する情報とは、上記表示映像のある区間における、上記特徴量の分布を示す情報であってもよい。
上記の構成によれば、表示装置は高コントラスト化された映像をさらに適切に表示することができる。
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様5または6において、上記表示映像を表す映像信号のメタデータを取得する取得部(付加情報取得部11)をさらに備え、上記光量調整部は、上記メタデータに含まれる識別子であって、上記表示映像における部分区間の始点を示す識別子、上記部分区間の終点を示す識別子、および上記部分区間における上記特徴量の平均を示す識別子、を参照して上記特徴量の分布を特定したうえで、調整モードを切り替えてもよい。
上記の構成によれば、メタデータに含まれる識別子を適切に利用することができる。
本発明の態様8に係る表示装置は、上記態様1〜4の何れかにおいて、上記表示映像に関する情報を生成する生成部(付加情報生成部24)をさらに備えてもよい。
上記の構成によれば、表示装置は付加情報を外部から取得できない場合であっても、高コントラスト化された映像をより適切なタイミングで表示することができる。
本発明の態様9に係る表示装置において、上記態様8における生成部は、上記表示映像の特徴量を算出することにより、上記表示映像に関する情報を生成してもよい。
上記の構成によれば、表示装置は付加情報を外部から取得できない場合であっても、高コントラスト化された映像をより適切なタイミングで表示することができる。
本発明の態様10に係る表示装置は、上記態様1〜9の何れかにおいて、上記調整モードの切り替え方法を選択させるメニューを表示してもよい。
上記の構成によれば、表示装置はユーザが所望する表示映像を表示することができる。
本発明の態様11に係る表示装置は、上記態様1〜10の何れかにおいて、上記特徴量は、上記表示映像のAPL(Average Picture Level)であってもよい。
上記の構成によれば、表示装置は、APLが低い表示映像では高コントラスト化された映像を表示することができるので、高コントラスト化された映像を適切に表示することができる。
本発明の態様14に係るテレビジョン受像機(2)は、上記態様1〜11の何れかにおける表示装置を含む。
上記の構成によれば、上記態様1〜11の表示装置と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る表示装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記表示装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記表示装置をコンピュータにて実現させる表示装置のプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の態様15に係る送信装置は、映像信号と、当該映像信号のメタデータとを送信する送信装置であって、上記メタデータに、上記映像信号が示す映像における部分区間の始点を示す識別子、上記部分区間の終点を示す識別子、および上記部分区間における特徴量の平均を示す識別子、を含めたうえで送信する。
上記の構成によれば、メタデータに含まれる識別子を適切に利用することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、1a、1b 表示装置
20、20a 制御部
21 付加情報取得部(取得部)
22 光量調整部
23 表示制御部
24 付加情報生成部(生成部)
30 表示部
31 液晶パネル
32 LEDバックライト

Claims (15)

  1. バックライトを複数のエリアに分割し、各エリアの光量を表示映像に応じて調整する光量調整部を備え、
    上記光量調整部は、
    上記バックライトの消費電力値を一定に近付けるために、上記表示映像の特徴量であって、上記バックライトの消費電力値に相関する特徴量が所定の値よりも大きい場合の上記バックライトの最大発光輝度を、上記特徴量が所定の値よりも小さい場合の上記バックライトの最大発光輝度よりも小さく設定する第1の調整モードと、
    上記特徴量が所定の値よりも小さい場合は、上記バックライトの最大発光輝度を上記第1の調整モードより高くし、上記特徴量が上記所定の値よりも大きい場合は、上記バックライトの最大発光輝度を上記第1の調整モードより低くする第2の調整モードと、を備え、
    上記表示映像に関する情報を参照して調整モードを切り替えることを特徴とする表示装置。
  2. 上記表示映像に関する情報とは、上記表示映像の属性を示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記表示映像に関する情報とは、上記表示映像のある区間において、上記特徴量が所定の値以下となる表示映像が含まれているか否かを示す情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 上記表示映像に関する情報とは、上記特徴量が所定の値となる表示映像が出現するタイミングを事前に示す情報であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 上記表示映像に関する情報とは、上記表示映像の全体における、上記特徴量の分布を示す情報であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 上記表示映像に関する情報とは、上記表示映像のある区間における、上記特徴量の分布を示す情報であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 上記表示映像を表す映像信号のメタデータを取得する取得部をさらに備え、
    上記光量調整部は、上記メタデータに含まれる識別子であって、
    上記表示映像における部分区間の始点を示す識別子、
    上記部分区間の終点を示す識別子、および
    上記部分区間における上記特徴量の平均を示す識別子、
    を参照して上記特徴量の分布を特定したうえで、調整モードを切り替える請求項5又は6に記載の表示装置。
  8. 上記表示映像に関する情報を生成する生成部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の表示装置。
  9. 上記生成部は、上記表示映像の特徴量を算出することにより、上記表示映像に関する情報を生成することを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 上記調整モードの切り替え方法を選択させるメニューを表示することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の表示装置。
  11. 上記特徴量は、上記表示映像のAPL(Average Picture Level)であることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の表示装置。
  12. 請求項1に記載の表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記光量調整部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 請求項1〜11の何れか1項に記載の表示装置を含むことを特徴とするテレビジョン受像機。
  15. 映像信号と、当該映像信号のメタデータとを送信する送信装置であって、
    上記メタデータに、
    上記映像信号が示す映像における部分区間の始点を示す識別子、
    上記部分区間の終点を示す識別子、および
    上記部分区間における特徴量の平均を示す識別子、
    を含めたうえで送信することを特徴とする送信装置。
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