JP2017172971A - 経路案内装置、経路案内方法及び経路案内プログラム - Google Patents

経路案内装置、経路案内方法及び経路案内プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017172971A
JP2017172971A JP2016055501A JP2016055501A JP2017172971A JP 2017172971 A JP2017172971 A JP 2017172971A JP 2016055501 A JP2016055501 A JP 2016055501A JP 2016055501 A JP2016055501 A JP 2016055501A JP 2017172971 A JP2017172971 A JP 2017172971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
past
route guidance
route
display
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016055501A
Other languages
English (en)
Inventor
克文 浅井
Katsufumi Asai
克文 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2016055501A priority Critical patent/JP2017172971A/ja
Publication of JP2017172971A publication Critical patent/JP2017172971A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】過去位置の移動を容易に認識できる経路案内装置、経路案内方法及び経路案内プログラムを提供すること。【解決手段】本発明の経路案内装置(ユーザー端末10)は、第一地点から第二地点までの経路を表示する経路案内装置であって、現在位置を取得する現在位置取得手段(測位部11)と、過去に現在位置取得手段により取得された位置と、当該位置が検出された取得時刻とが関連付けられて蓄積された移動履歴情報から、所定の条件に応じた移動履歴情報を取得する過去位置取得手段182と、取得された移動履歴情報に基づいた過去の位置を表示部に表示させるとともに、現在位置取得手段が取得する現在位置の時系列の変化に応じて、過去の位置を移動させる表示制御手段183と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、経路案内装置、経路案内方法及び経路案内プログラムに関する。
従来、ユーザーを目的地まで案内する経路提示装置(経路案内装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の経路提示装置では、過去に走行した出発地から目的地までの経路(過去の走行経路)を記憶し、新しい出発地及び新しい目的地が設定された際に、過去の走行経路が複数ある場合に、当該複数の走行経路において経路が分岐しているいずれかの経路を選択しなければならない区間を抽出し、これら分岐している経路を表示部に表示させる。そして、ユーザーは、分岐している経路から、自らが走行する経路を自ら選択することにより、新しい出発地から新しい目的地までの経路が決定される。
特開2007−212265号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の経路案内装置では、過去の走行経路が記憶されているものの、当該過去の走行経路をどのような速度で移動したか等の走行の詳細情報を認識できない。このため、自ら走行する経路を選択する際に、いずれの走行経路を選択すべきかを容易に判断できない。
また、過去の移動と、現在の移動との差(例えば、現在の移動速度と、過去の移動速度との差の他、目的地への到着時間の差等)を認識したいというユーザーの要望がある。
すなわち、ユーザーの過去位置の移動を容易に認識できる経路案内装置が要望されている。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決することを目的とし、過去位置の移動を容易に認識できる経路案内装置、経路案内方法及び経路案内プログラムを提供することを目的とする。
本発明の経路案内装置は、第一地点から第二地点までの経路を表示する経路案内装置であって、現在位置を取得する現在位置取得手段と、過去に前記現在位置取得手段により取得された位置と、当該位置が検出された取得時刻とが関連付けられて蓄積された移動履歴情報から、所定の条件に応じた移動履歴情報を取得する過去位置取得手段と、取得された前記移動履歴情報に基づいた過去の位置を表示部に表示させるとともに、前記現在位置取得手段が取得する現在位置の時系列の変化に応じて、前記過去の位置を移動させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の経路案内装置では、過去に現在位置取得手段により取得された位置と、当該位置が検出された取得時刻とが関連付けられて蓄積された移動履歴情報から所定の条件に応じた移動履歴情報が取得され、取得された移動履歴情報に基づいた過去の位置(以下、過去位置という場合がある)を表示部に表示させるとともに、現在位置の時系列の変化に応じて、過去位置を移動させる。これによれば、ユーザーは、過去位置の移動を容易に認識できる。
本発明の一実施形態に係る経路案内システムの概略図。 上記実施形態に係る経路案内システムを構成するサーバー装置の構成を示すブロック図。 上記実施形態に係る経路案内システムにおける経路案内方法を示すフローチャート。 上記実施形態に係る過去位置が表示された経路案内画面の一例を示す図。 上記実施形態に係る過去位置が表示された経路案内画面の他の一例を示す図。 上記実施形態に係る現在位置が表示された経路案内画面の他の一例を示す図。 上記実施形態に係る過去位置が表示された経路案内画面の他の一例を示す図。 上記実施形態に係る第三タイミング条件が選択されている際の、経路案内画面SC1の他の一例を示す図。 上記実施形態に係る移動履歴情報の保存選択画面の一例を示す図。 上記実施形態に係る移動履歴情報を選択させる履歴選択画面の一例を示す図。
以下、本発明の一実施形態に係る経路案内装置について、図面に基づいて説明する。
[経路案内システムの構成]
図1は、本実施形態に係る経路案内システム1の概略構成を示すブロック図である。
経路案内システム1は、図1に示すように、複数のユーザー端末10及び本発明の経路案内装置に相当するサーバー装置20を備える。これら複数のユーザー端末10及びサーバー装置20のそれぞれは、ネットワーク(例えばインターネット等のWAN(Wide Area Network))を介して通信可能に接続される。
なお、複数のユーザー端末10及びサーバー装置20のそれぞれは、インターネット等のネットワークを介して接続されることとしたが、これに限らず、例えば、専用線を介して接続されてもよい。
本実施形態の経路案内システム1は、ユーザー端末10により設定された第一地点から第二地点までの経路をサーバー装置20にて探索し、当該探索された経路をユーザー端末10にて表示させる装置である。ユーザー端末10では、現在位置が取得され、第一地点を出発地(現在位置)、第二地点を目的地とした場合に、現在位置から目的地までの経路を案内する経路案内を実施することができる。そして、この経路案内システム1では、ユーザー端末10において現在位置が計測された際に、その測位日時を取得し、当該位置と測位日時とを関連付けた移動履歴情報がサーバー装置20に蓄積される。そして、サーバー装置20は、所定の条件を充足した場合に、ユーザー端末10の表示部12に過去位置を表示させる。
なお、以下では、一例として、上記態様についての詳細を説明する。
[ユーザー端末の構成]
ユーザー端末10は、例えばコンピューターであり、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピューター、ノート型パーソナルコンピューター、スマートフォン、携帯電話端末、タブレット端末等により構成される。このユーザー端末10は、本発明の経路案内装置に相当し、図1に示すように、測位部11と、表示部12と、入力操作部13と、端末通信部14と、音声出力部15と、端末記憶部16と、計時部17と、端末制御部18と、を含んで構成される。
測位部11は、GPS(Global Positioning System)衛星等から送信される衛星信号を受信するGPS受信手段により構成され、ユーザー端末10の地点情報を取得する。そして、測位部11は、地点情報に対応する位置をユーザー端末10の現在位置として検出する。
なお、本実施形態では、測位部11は、GPS受信手段により構成されることとしたが、これに限らず、例えば、通話やデータ通信用の通信手段として用いられる携帯電話通信手段や、無線LAN通信手段により構成されてもよい。これらの通信手段は、どの基地局の電波を受信しているのかを解析することで、概略の現在地を測定することができるので、これらが測位部11であってもよい。
表示部12は、例えば液晶ディスプレイ等により構成され、端末制御部18の制御の下、所定の画像(例えば、経路案内画面、地図情報、現在位置及び過去位置等)を表示させる。
入力操作部13は、ユーザーの操作による操作信号を端末制御部18に出力する。入力操作部としては、例えば、表示部12と一体に設けられたタッチパネルや、キーボード、マウス等の入力装置等を例示できる。
端末通信部14は、サーバー装置20やネットワーク上の所定の装置と通信する。
音声出力部15は、例えば、スピーカー等により構成され、端末制御部18の制御の下、所定の音声(例えば、経路案内情報等)を出力させる。
端末記憶部16は、例えばメモリー、ハードディスク等のデータ記録装置により構成されている。端末記憶部16には、例えば、経路案内システム1において経路案内画面や移動履歴情報を受信して表示部12等を用いて出力するための各種プログラム(アプリケーション等)や各種データが記録される。なお、移動履歴情報についての詳細は後述する。
また、端末記憶部16には、ユーザー端末10を制御するための各種プログラム等が記憶される。さらに、端末記憶部16には、ユーザー操作により設定入力された目的地や、選択されたルート情報(経路情報)の他、サーバー装置20から送信された地図情報や移動履歴情報が記録される。
なお、本実施形態では、端末記憶部16は、サーバー装置20から送信された地図情報を記憶していることとしたが、これに限らず、サーバー装置20と通信している際に取得するようにしてもよいし、予めダウンロードして記憶しておいてもよい。このように、予めダウンロードしておけば、端末通信部14でサーバー装置20と通信していない状態でも地図表示が可能になる。
計時部17は、時刻を計時する。本実施形態では、計時部17により計時された時刻は、測位部11により検出された現在位置と関連付けられて、端末通信部14を介してサーバー装置20に逐次送信される。
なお、本実施形態では、現在位置と時刻とが関連付けられて、端末通信部14を介してサーバー装置20に逐次送信されることとしたが、これに限らず、例えば、所定時間分(例えば5分)の現在位置と時刻とを関連付けて端末記憶部16に蓄積し、所定時間経過する毎に、端末記憶部16に蓄積された現在位置と時刻とをサーバー装置20に送信するようにしてもよいし、現在位置から目的地までの経路案内が終了した後に纏めて送信するようにしてもよい。
端末制御部18は、CPU(Central Processing Unit)等の演算回路、RAM(Random Access Memory)等の記憶回路により構成され、ユーザー端末10の各部を制御する。この端末制御部18は、端末記憶部16等に記憶されている経路案内プログラム等のプログラム(ソフトウェア)をRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、条件設定手段181と、過去位置取得手段182と、表示制御手段183と、地点取得手段184と、して機能する。
条件設定手段181は、表示部12に過去位置を表示させる過去位置表示条件(以下、
単に条件という場合がある)を設定する。
この過去位置表示条件としては、過去位置を表示させるタイミングの条件であるタイミング条件と、過去位置を表示させるか否かの判定を行うために表示判定条件と、を含む。
ここで、タイミング条件としては、例えば、
現在位置から目的地までの経路を案内する経路案内処理の開始タイミングを過去位置の表示タイミングとする第一タイミング条件、
現在位置が過去位置と重なったタイミングを過去位置の表示タイミングとする第二タイミング条件、
入力操作部13の操作により入力されたタイミング指定情報により示されるタイミングを過去位置の表示タイミングとする第三タイミング条件、
等が挙げられる。
また、表示判定条件としては、例えば、
過去にユーザー端末10にて実施された経路案内の経路(過去経路)における出発地(過去出発地)と、現在これから実施する経路案内における経路(現経路)における出発地(現出発地)と、が同一となる第一表示判定条件、
過去経路における目的地(過去目的地)と、現経路における目的地(現目的地)と、が同一となる第二表示判定条件、
過去出発地及び過去目的地と、現出発地及び原目的地との双方が同一となる第三表示判定条件、
蓄積された過去位置の少なくとも1つが、現経路上に位置する第四表示判定条件、
蓄積された過去位置のうち、時系列に沿った複数の過去位置が、現経路上に位置する(過去経路の少なくとも一部と、現経路の少なくとも一部とが一致する)第五表示判定条件、
過去目的地の施設の種別と、現目的地の施設の種別と、が同一となる第六表示判定条件、
入力操作部13の操作により所定の移動履歴情報を選択する旨が入力された第七表示判定条件、
等が挙げられる。
また、過去位置表示条件として、表示部12に表示させる過去位置(つまり、過去のどの日時にて取得された過去位置を表示させるか)を設定するための初期表示条件等が別途設けられていてもよい。なお、本実施形態では、タイミング条件と表示判定条件との組み合わせによって、最初に表示させる過去位置が選択される。
過去位置取得手段182は、過去位置表示条件に基づいて、サーバー装置20から送信された移動履歴情報に含まれる過去位置から表示部12に最初に表示させる過去位置を設定し、また、その表示タイミングを設定する。
なお、移動履歴情報の詳細については後述する。
表示制御手段183は、ユーザー端末10の表示部12に目的地取得画面、経路案内画面を表示させる他、経路案内画面において、過去位置取得手段182により取得された過去位置を表示させる。また、表示制御手段183は、経路案内画面において表示された過去位置を、現在位置の時系列の変化に応じて移動させる。
地点取得手段184は、入力操作部13からの操作信号に基づいて、経路探索処理における目的地を取得する。また、地点取得手段184は、測位部11を制御して、現在位置を取得させて、出発地として取得する。
[サーバー装置の構成]
図2は、サーバー装置20の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態のサーバー装置20は、コンピューターであり、通信部21と、記憶部22(記憶手段)と、制御部23と、等を含んで構成されている。
通信部21は、例えばLAN等を介してネットワークに接続されており、ネットワークを介してユーザー端末10と通信する。
記憶部22は、例えばメモリー、ハードディスク等により構成されたデータ記録装置である。
この記憶部22には、ユーザー端末10に送信する地図情報や案内情報、ユーザー端末10から受信したユーザー情報、移動履歴情報等の各種データが記憶される。また、記憶部22には、現在位置及び過去位置を表示させる経路案内プログラム(経路案内プログラム)等の各種プログラムが記録される。
記憶部22に記憶されるユーザー情報としては、ユーザーID、条件設定手段181により設定された過去位置表示条件等が記録される。
また、記憶部22には、移動履歴情報が記録される。具体的には、記憶部22には、移動履歴情報として、履歴ID、過去位置座標、測位日時、移動時間情報、過去出発地、過去目的地、総移動距離、総移動時間、天候、移動手段、移動速度、等が記憶される。
履歴IDは、移動履歴情報を特定するための識別情報である。
過去位置座標は、履歴IDにて特定される過去経路において測位された各位置の座標を示す情報である。なお、各過去位置を識別するための過去位置ID等が付されていてもよい。
測位日時は、各過去位置に対応して記録されており、過去位置が測位された年月日や時刻が記録される。
移動時間情報は、各過去位置のそれぞれに対応して記録されており、過去出発地から各過去位置までの移動に要した時間が記録される。つまり、過去位置の測位日時と、過去出発地の測位日時との差が記録される。
過去出発地は、過去経路IDにて特定される過去経路における出発地である。各過去位置に過去位置IDが付されている場合は、当該過去位置IDが記録されていてもよい。
過去目的地は、過去経路IDにて特定される過去経路における目的地である。各過去位置に過去位置IDが付されている場合は、当該過去位置IDが記録されていてもよい。
総移動時間は、過去出発地から過去目的地までの移動に要した時間である。
総移動距離は、過去出発地から過去目的地までの移動距離である。
天候は、履歴IDにて特定される過去経路を移動した際の天候情報である。天候情報としては、移動履歴情報が生成された後に記録されてもよい。
移動手段は、履歴IDにて特定される過去経路を移動した際の移動手段であり、例えば、車両、電車、バス、自転車、徒歩等が記録される。
移動速度は、例えば、過去経路を出発地から目的地まで移動した際の平均速度が記録される。また、各過去位置の座標と、測位日時とに基づいて、各過去位置間での移動速度がそれぞれ記録されていてもよく、最高速度及び最高速度で移動された際の過去位置、最低速度及び最低速度で移動された際の過去位置等が記録されていてもよい。
[制御部の構成]
制御部23は、CPU等の演算回路、RAM等の記憶回路により構成され、記憶部22等に記憶されている経路案内プログラム(ソフトウェア)をRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。そして、制御部23は、上記各種処理を実行することで、図2に示すように、目的地取得手段231、現在位置取得手段232、条件取得手段233、天候取得手段234、経路探索手段235、経路案内手段236、過去位置検索手段237、及び過去位置蓄積手段238として機能する。
目的地取得手段231は、ユーザー端末10から送信された目的地(目的地情報)を取得する。また、目的地取得手段231により取得された目的地情報には、目的地の種別が含まれる。
現在位置取得手段232は、ユーザー端末10から現在位置情報を取得する。
条件取得手段233は、ユーザー端末10から送信された過去位置表示条件を取得する。この条件取得手段233により取得された過去位置表示条件は、記憶部22のユーザー情報に記憶される。
天候取得手段234は、本発明の環境情報取得手段に相当し、各地の天候情報を記憶するデータベースを備えるサーバー(図示省略)から、天候情報(環境情報)を取得する。
経路探索手段235は、出発地から目的地までの経路を探索する。例えば、この経路探索手段235は、目的地取得手段231により取得された目的地までの過去経路が記憶部22に記憶されている場合に、当該過去経路と同一の経路を探索してもよく、過去経路と新たに探索された新規経路との双方を探索してもよい。
経路案内手段236は、探索された経路と地図情報とをユーザー端末10に送信する。
過去位置検索手段237は、過去位置表示条件の表示判定条件に対応した過去位置座標を含む移動履歴情報を移動履歴DBから検索する。
本実施形態では、過去位置検索手段237は、表示判定条件に対応する移動履歴情報が複数ある場合に、例えば直近の移動履歴情報を取得する。なお、これに限定されず、例えば、過去位置検索手段237は、複数の過去位置がある場合に、過去目的地までの総移動時間が最も短い移動履歴情報を取得してもよく、現在の経路案内処理が実行される時刻に最も近い時間帯の過去位置座標を取得してもよい。また、過去位置検索手段237は、曜日、5、10日等、現在の経路案内処理が実行される日の特性が近い過去位置を取得するようにしてもよく、天候や季節(移動月)が同じ移動履歴情報を取得してもよく、ユーザーが表示させる過去位置を自ら選択するようにしてもよい。
過去位置蓄積手段238は、過去に現在位置取得手段232により取得された位置(現在位置座標)と、当該現在位置座標が検出された時刻(取得時刻)とを関連付けて、過去位置座標として記憶部22に蓄積(記憶)する。この過去位置蓄積手段238は、経路案内手段236により経路案内が実行された過去経路における出発地及び目的地を含む過去位置を当該過去経路ごとに蓄積する。
[経路案内システムの動作]
次に、上記のような経路案内システム1のサーバー装置20の動作について、図面に基づいて説明する。
図3は、本実施形態の経路案内システム1における経路案内方法を示すフローチャートである。
本実施形態の経路案内システム1では、ユーザー端末10の条件設定手段181は、経路案内処理の前に、予め過去位置表示条件を取得し、サーバー装置20に送信する。なお、条件設定手段181により過去位置表示条件が取得されると、端末記憶部16に記憶する。これにより、サーバー装置20の記憶部22には、ユーザー情報として、過去位置表示条件が記録された状態となっている。
そして、ユーザー端末10において、入力操作部13が操作されて経路案内を実施する旨の操作入力が入力されると、ユーザー端末10は、目的地を取得する旨の入力を促す案内を報知する。そして、入力操作部13が操作されて目的地が入力されると、地点取得手段184は、当該目的地を現目的地として取得する。また、地点取得手段184は、測位部11により測位された現在位置を、現出発地として取得する。そして、地点取得手段184は、取得した現出発地及び現目的地を、ユーザーIDとともにサーバー装置20に送信する(ステップS1)。
なお、ユーザーによる入力操作部13の操作により、過去経路と同様の経路案内を要求する旨の過去経路案内要求が入力された場合、ステップS1において、当該過去経路案内要求を同時に送信してもよい。
ステップS1により、現目的地及び現出発地が送信されると、サーバー装置20は、目的地取得手段231により送信された現目的地を取得し、現在位置取得手段により現出発地を取得する(ステップS21)。
この後、条件取得手段233は、ステップS1にて送信されたユーザーIDに基づいて、記憶部22からユーザー情報を検索し、当該検索されたユーザー情報に記録された過去位置表示条件を読み込む(ステップS22)。
この後、経路探索手段235は、現出発地から現目的地までの経路を探索する(ステップS23)。このステップS23では、経路探索手段235は、現出発地から現目的地までの最短経路(例えば最短時間)を探索する。
なお、ステップS21において受信される情報に、過去経路案内要求が含まれる場合、経路探索手段235は、ステップS21により取得された現出発地及び現目的地と一致する過去出発地及び過去目的地を有する移動履歴情報を検索する。この検索処理において、対応する移動履歴情報が検索された場合、経路探索手段235は、当該移動履歴情報の過去経路を、探索経路とする。また、対応する移動履歴情報がない場合、経路探索手段235は、上記と同様、現出発地から現目的地までの最短経路を探索する。
ステップS23の処理により経路が探索されると、過去位置検索手段237は、ステップS22で読み込んだ過去位置表示条件の表示判定条件を充足する移動履歴情報を、移動履歴DBから検索する(ステップS24)。
例えば、表示判定条件が、第一表示判定条件の場合、過去位置検索手段237は、現出発地と同じ過去出発地を有する移動履歴情報を検索する。
表示判定条件が、第二表示判定条件の場合、過去位置検索手段237は、現目的地と同じ過去目的地を有する移動履歴情報を検索する。
表示判定条件が、第三表示判定条件の場合、過去位置検索手段237は、現出発地及び現目的地と同じ過去出発地及び過去目的地を有する移動履歴情報を検索する。
表示判定条件が、第四表示判定条件の場合、過去位置検索手段237は、ステップS23で探索された経路上の座標を有する過去位置が含まれる移動履歴情報を検索する。
表示判定条件が、第五表示判定条件の場合、過去位置検索手段237は、ステップS23で探索された経路の一部を含む過去経路の移動履歴情報を検索する。つまり、予め設定された所定数以上の過去位置の座標が、ステップS23で探索された経路上である場合に、その移動履歴情報を取得する。
表示判定条件が、第六表示判定条件の場合、過去位置検索手段237(種別取得手段)は、現目的地に対応する施設の種別を、例えば記憶部22に記憶された地図情報から取得する。そして、取得した施設の種別を同じ施設の種別の過去目的地を有する移動履歴情報を検索する。
表示判定手段が、第七表示判定条件の場合、過去の所定の移動履歴情報を示す履歴IDが過去経路表示条件として記録される。この場合、過去位置検索手段237は、当該履歴IDに対応した移動履歴情報を取得する。
この際、過去位置検索手段237は、検索された移動履歴情報が複数である場合は、例えば、最も新しく登録された移動履歴情報をユーザー端末10に送信する移動履歴情報とする。
なお、上述のように、複数の移動履歴情報から過去位置を表示させるための移動履歴情報を選択する際の条件は上記に限定されず、例えばユーザーにより選択可能などとしてもよい。
また、過去位置検索手段237は、表示判定条件に対応する移動履歴情報が無い場合、いずれの移動履歴情報も取得しない。
この後、サーバー装置20は、ステップS23で探索された経路(経路情報)及びステップS24で検索された移動履歴情報をユーザー端末10に送信する(ステップS25)。
ユーザー端末10は、ステップS25により送信された情報を取得すると(ステップS2)、当該情報に、移動履歴情報が含まれるか否かを判定する(ステップS3)。なお、受信した情報(経路情報、移動履歴情報等)は、適宜端末記憶部16に記憶される。
ステップS3において、NOと判定された場合は、表示制御手段183は、通常の経路案内を行う表示画面を表示部12に表示させる(ステップS4)。
つまり、表示制御手段183は、表示部12に地図を表示させるとともに、測位部11にて測位される現在位置に対応した地図上の座標位置に、ユーザー端末10の位置を示すアイコンを重畳させて表示させる。また、表示制御手段183は、経路情報に基づいた経路及び到着予想時刻等を表示部12に表示させる。また、表示制御手段183は、入力操作部13からの経路案内を実行する旨の操作信号の入力により経路案内を開始し、ユーザー端末10(例えば、ユーザー端末10が車両に搭載されている場合が当該車両)が移動等により、測位される現在位置が変化すると、変化した現在位置に応じてユーザー端末10の位置を重畳させる地図上の位置を変化させる。なお、表示制御手段183は、現在位置が表示画面上の定位置となるように、画面内に表示する地図を相対的に移動させてもよい。
一方、ステップS3において、YESと判定された場合、過去位置取得手段182は、端末記憶部16に記憶されている過去位置表示条件のタイミング情報に基づいて、過去位置を表示させるタイミング及び初期過去位置を設定する(ステップS5)。
例えば、タイミング条件が、第一タイミング条件である場合、経路案内が開始されたタイミングで過去位置が表示される。つまり、経路案内の開始時に過去位置が表示されることになり、移動経路情報における過去出発地が、初期過去位置となる。
したがって、表示判定条件が第一表示判定条件、第三表示判定条件、及び第七表示判定条件で現出発地と過去出発地が一致する場合では、現出発地(現在位置)と同じ位置が、初期過去位置となる。
一方、第二表示判定条件、第四表示判定条件、第五表示判定条件、第六表示判定条件、及び第七表示判定条件で現出発地と過去出発地が異なる場合では、現出発地(現在位置)とは異なる位置に、初期過去位置が設定される。
また、タイミング条件が、第二タイミング条件である場合、測位部11にて測位される現在位置と過去位置とが重なったタイミングを、過去位置の表示タイミングとする。したがって、表示判定条件により、過去位置の表示タイミングが変化する。
例えば、第一表示判定条件、第三表示判定条件、及び第七表示判定条件で現出発地と過去出発地が一致する場合では、過去出発地が初期過去位置として設定される。つまり、上記第一タイミング条件と同様の過去表示位置が設定される。
一方、第二表示判定条件、第四表示判定条件、第五表示判定条件、第六表示判定条件、及び第七表示判定条件の場合では、現在位置と過去経路とが重なる位置が初期過去位置として設定される。すなわち、ステップS5の段階では、初期過去位置の位置座標が明確に設定されず、ユーザーの移動に伴う現在位置によって、初期過去位置が変化する。これにより、ユーザーが、例えば設定された現経路から逸れて移動した場合でも、過去経路に差し掛かった時点で過去位置が表示されることができ、現経路と過去経路とに重なる区間がない場合でも、ユーザーが現経路から逸れて現在位置が過去経路と重なると、過去位置を表示させることができる。
さらに、タイミング条件が、第三タイミング条件である場合、入力操作部13(タイミング指定取得部)から経路案内を開始する旨の入力信号(タイミング指定信号)が入力されたタイミングを、過去位置の表示タイミングとする。すなわち、ユーザーは、任意のタイミングで過去位置を表示させることが可能となる。この場合、第一タイミング条件と同様、初期過去位置は、過去出発地に設定される。
この後、表示制御手段183は、経路案内を実施する(ステップS6)。つまり、表示制御手段183は、ステップS4と同様に、表示制御手段183は、経路情報に基づいた経路及び到着予想時刻等を表示部12に表示させる。また、表示制御手段183は、入力操作部13からの経路案内を実行する旨の操作信号等の入力により経路案内を開始し、ユーザー端末10を移動等により測位される現在位置が変化すると、変化した現在位置に応じて現在位置を移動させる。
そして、このステップS6の経路案内の処理中において、表示制御手段183は、ステップS5において設定された、過去位置を表示させる表示タイミングであるか否かを判定し(ステップS7)、YESと判定された場合に過去位置を表示させる(ステップS8)。
つまり、表示制御手段183は、タイミング条件が第一タイミング条件である場合、タイミング条件が第二タイミング条件であり、かつ現出発地と過去出発地が同じである場合では、ステップS6による経路案内の開始と同時にステップS7によりYESと判定される。したがって、表示制御手段183は、経路案内の開始と同時に過去位置を表示させる。
図4は、過去位置が表示された経路案内画面SC1の一例を示す図である。なお、図4は、現在地(出発地)における経路案内画面SC1を示している。
タイミング条件が第一タイミング条件の場合、及び第二タイミング条件であり、かつ現出発地と過去出発地とが同一である場合では、表示制御手段183は、図4に示すような経路案内画面SC1を表示させる。この経路案内画面SC1には、ユーザー端末10の位置を示す現在位置アイコンP1、目的地までの経路L1の他、過去位置アイコンG1、レーダー画像Ar1及び時間差表示画像Ar2が表示される。
図4において、現在位置アイコンP1は、地図上における現在位置を示すアイコンである。
経路L1は、経路情報に基づいて設定された経路である。
過去位置アイコンG1は、過去位置の位置座標を示すアイコンであり、現在位置アイコンP1とは異なる表示形態(例えば、現在位置アイコンP1よりも淡い色で表示、半透明表示、点滅表示等)で表示される。また、過去位置と現在位置とが一致する場合に、図4に示す例では、現在位置アイコンP1の近傍に過去位置アイコンG1が表示されているが、現在位置アイコンP1に重ねて表示するようにしてもよい。
レーダー画像Ar1は、現在位置と過去位置との位置関係を示す画像である。このレーダー画像Ar1は、略円形状に形成され、当該レーダー画像Ar1内には、現在位置に対応した現在点sP1及び過去位置に対応した過去点sG1がそれぞれ表示される。このレーダー画像Ar1は、現在位置及び過去位置との距離に応じて拡大及び縮小される。このため、レーダー画像Ar1は、現在点sP1及び過去点sG1が確実に表示される縮尺にて表示される。これにより、ユーザーは、レーダー画像Ar1を視認することにより、現在位置アイコンP1及び過去位置アイコンG1の位置関係を容易に認識できる。
また、時間差表示画像Ar2には、現在位置と過去位置とにおける所定の地点を通過した際の時間差を示した画像が表示される。
図5は、過去位置が表示された経路案内画面SC1の他の例を示す図である。なお、図5は、図4の状態から所定時間(例えば15分)経過した後の経路案内画面SC1である。
移動履歴情報には、過去位置(位置座標)と、その過去位置への移動時間情報(過去出発地からの経過時間)が記録されている。表示制御手段183は、移動履歴情報のこれらの過去位置及び移動時間情報に基づいて、時系列に沿った過去位置(座標位置)を読み込み、過去位置アイコンG1を移動させる。また、表示制御手段183は、測位部11により測位される現在位置が変化すると、その測位位置に対応して現在位置アイコンP1を移動させる。これにより、現在位置アイコンP1と、過去位置アイコンG1とのそれぞれが時間経過とともに移動することになる。
したがって、図4に示す状態から、所定時間が経過し、現在位置と過去位置とが異なる位置となると、図5に示すように、現在位置アイコンP1と過去位置アイコンG1との位置が異なる位置に表示される。これに伴い、レーダー画像Ar1における現在点sP1及び過去点sG1の位置関係も変更される。
さらに、時間差表示画像Ar2には、現在位置と過去位置との時間差に変更される。この場合、表示制御手段183は、現在位置アイコンP1に対応する位置と同一位置となる過去位置を移動履歴情報から取得し、その過去位置に対する移動時間情報(第一移動時間情報)を取得する。また、表示制御手段183は、過去位置アイコンG1に対応する過去位置の移動時間情報(第二移動時間情報)を取得する。そして、第一移動時間情報と第二移動時間情報との差を時間差として算出し、時間差表示画像Ar2に表示させる。
なお、ここでは、所定地点を通過する現在位置と過去位置との時間差を表示しているが、例えば、過去位置が目的地に到着するまでの時間と、現経路における到着予想時間との差とが表示されてもよい。
図6は、現在位置アイコンP1が表示された経路案内画面SC1の他の一例を示す図である。図7は、過去位置アイコンG1が表示された経路案内画面SC1の他の一例を示すである。
上述のように、表示制御手段183は、時間経過に応じて、現在位置アイコンP1及び過去位置アイコンG1を移動させる。したがって、現在位置と過去位置との距離が、地図尺度に応じた所定距離以上離れると、図6に示すように、過去位置アイコンG1が表示されなくなる。
しかしながら、この場合でも、レーダー画像Ar1には、現在点sP1及び過去点sG1の位置関係が表示されるので、レーダー画像Ar1を視認することにより、現在位置アイコンP1及び過去位置アイコンG1の位置関係を容易に認識できる。
さらに、本実施形態では、ユーザーの入力操作により、例えば、レーダー画像Ar1が選択される等により、過去位置を確認する旨の操作信号が入力されると、表示制御手段183は、図7に示すような経路案内画面SC1を表示部12に表示させる。この経路案内画面SC1には、過去位置アイコンG1と、当該過去位置アイコンG1から目的地までの経路L3(過去経路)が表示されている。また、表示制御手段183は、この過去位置アイコンG1が表示された経路案内画面SC1を表示した後、所定時間(例えば、3秒)経過すると、表示部12の表示を現在位置アイコンP1が表示された経路案内画面SC1に戻す。これにより、ユーザーは、過去位置アイコンG1の出発地及び過去経路を容易に認識でき、特に操作をすることなく現在位置アイコンP1が表示された経路案内画面SC1を認識できる。
なお、図7において、レーダー画像Ar1が表示されない例を示したが、これに限らず、過去位置アイコンG1が表示された経路案内画面SC1にもレーダー画像Ar1を表示するようにしてもよい。
なお、図4に示す例は、第一タイミング条件又は第二タイミング条件で、かつ現出発地と過去出発地が同一である場合の例である。これに対し、第一タイミング条件で、現出発地と過去出発地とが異なる場合では、経路案内の開始時点で、図5に示すように、現在位置アイコンP1とは異なる位置に過去位置アイコンG1が表示されることになる。また、現出発地と過去出発地との距離が所定距離以上離れている場合では、図6に示すような経路案内画面SC1が表示されることになる。
また、タイミング条件が第二タイミング条件であり、かつ、現出発地と過去出発地とが異なる場合では、表示制御手段183は、経路案内の開始時点では、過去位置アイコンG1、レーダー画像Ar1、時間差表示画像Ar2を表示させず、現在位置アイコンP1のみを表示させる。つまり、通常の経路案内処理が実施される。
そして、測位部11により測位される現在位置が、移動履歴情報の過去経路と重なると、表示制御手段183は、ステップS7でYESと判定し、ステップS8の処理により、図4に示すように、現在位置アイコンP1の近傍に過去位置アイコンG1を表示させる。
さらに、タイミング条件が第三タイミング条件である場合では、表示制御手段183は、ユーザーによる入力操作部13の操作により、過去位置の表示を開始する旨の操作信号が入力された際に、ステップS7においてYESと判定し、ステップS8の処理により過去位置アイコンG1を表示させる。
図8は、第三タイミング条件が選択されている際の、経路案内画面SC1の他の一例を示す図である。
タイミング条件として第三タイミング条件が設定されている場合、表示制御手段183は、図8に示すように、経路案内画面SC1に過去位置表示ボタンBT4を表示させる。そして、入力操作部13により過去位置表示ボタンBT4が選択されると、過去位置の表示を開始する旨の操作信号が入力されたと判定し、ステップS7においてYESと判定する。これにより、表示制御手段183は、ステップS8の処理を実施して、図4や図5に示すように、過去位置アイコンG1を表示させる。なお、現在位置と過去位置との距離が所定距離以上である場合は、図6に示すように、レーダー画像Ar1により、過去位置と現在位置との位置関係を表示させる。
この後、ユーザー端末10は、測位部11により測位される現在位置が、目的地(現目的地)に到着したか否かを判定する(ステップS9)。ステップS9において、NOと判定された場合、ステップS6の処理に戻り、経路案内を継続する。なお、この際、既にステップS7においてYESと判定され、ステップS8において過去位置アイコンG1の表示処理が行われている場合は、ステップS7の判定処理を実施せず、過去位置アイコンG1の移動処理を継続させる。
一方、ステップS9の判定処理において、YESと判定されると、ユーザー端末10は、経路案内処理を終了させる。
そして、表示制御手段183は、表示部12に現在の経路案内において、移動した経路を移動履歴情報として保存するか否かを選択させる選択画面を表示させ、移動履歴情報を記憶するか否かを判定する(ステップS10)。
図9は、移動履歴情報の保存選択画面SC2の一例を示す図である。
ステップS10では、表示制御手段183は、図9に示すような移動履歴の保存を選択させる保存選択画面SC2を表示部12に表示する。この保存選択画面SC2は、目的地に到着するまで案内された出発地から目的地までの経路L1の移動履歴を保存するか否かの選択を迫るメッセージM1と、承認ボタンBT1及び却下ボタンBT2と、が表示される。このメッセージM1としては、例えば、「移動履歴を保存しますか?」等のメッセージが表示される。そして、ユーザーは、目的地に到着するまで案内された出発地から目的地までの経路L1の移動記録を保存する場合に、承認ボタンBT1を選択し、当該移動記録を保存しない場合に却下ボタンBT2を選択する。
図3に戻って、保存選択画面SC2で承認ボタンBT1を選択する旨の入力操作が行われると、ステップS10においてYESと判定される。この場合、ユーザー端末10は、経路案内中において測位部11により測位された現在位置と、その現在位置を計測したそれぞれの測位時間とを関連付けた履歴情報をサーバー装置20に送信する(ステップS11)。
そして、サーバー装置20の過去位置蓄積手段238は、ステップS11により取得した履歴情報を、新たな移動履歴情報として移動履歴DBに蓄積して記憶する(ステップS26)。そして、経路案内処理を終了させる。
一方、ステップS9の判定処理により、NOと判定された場合移動履歴情報を記憶することなく、経路案内処理を終了させる。
[実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る経路案内システム1は、以下の効果を奏する。
過去に現在位置取得手段232により取得された位置(現在位置)と当該位置が検出された時刻とが関連付けられて蓄積された移動履歴情報から所定の条件に応じた移動履歴情報が過去位置取得手段182により取得され、表示制御手段183が当該取得された移動履歴情報に基づいた過去位置を表示部12に表示させるとともに、現在位置の時系列の変化に応じて、過去位置を移動させる。これによれば、ユーザーは、過去位置の移動を容易に認識できる。
本実施形態では、表示制御手段183は、過去位置を表示部12に表示させる表示判定条件及び過去位置を表示部に表示させる表示タイミングを示すタイミング条件を充足した際に、過去位置を表示部12に表示させるので、例えば、ユーザーが過去位置の表示を望まない場合及び表示させるべきタイミングでないタイミングにて当該過去位置が表示されることを抑制できる。したがって、ユーザーの利便性を高めることができる。
本実施形態では、第四表示判定条件として、過去位置が現経路の少なくとも一部に位置することが設定されているので、現在位置が当該過去位置の座標と一致した際に当該過去位置が表示される。したがって、ユーザーは、現経路を移動中に過去位置が表示された場合に、当該現在位置を過去に通過したことを認識できる。
本実施形態では、第五表示判定条件として、時系列に沿った複数の過去位置が、現経路上に位置することが設定されているので、現経路上に位置する過去位置が当該過去位置の時系列の変化に応じた移動を視認できる。すなわち、出発地及び目的地のいずれもが過去位置と一致しない場合においても、過去位置の移動を認識できる。
本実施形態では、第一表示判定条件として、過去経路における過去出発地(第一地点)と、現経路における現出発地(第三地点)と、が同一となることが設定されているので、出発地が同じであれば、目的地が異なる場合であっても、過去位置が表示される。これによれば、同じ出発地から異なる目的地までの所要時間を過去位置の移動により、容易に認識できる。
本実施形態では、第二表示判定条件として、過去経路における過去目的地(第二地点)と、現経路における現目的地(第四地点)と、が同一となることが設定されているので、目的地が同じであれば、出発地が異なる場合であっても、過去位置が表示される。これによれば、異なる出発地から同じ目的地までの所要時間を過去位置の移動により、容易に認識できる。
本実施形態では、第三表示判定条件として、過去出発地及び過去目的地と、現出発地及び原目的地との双方が同一となることが設定されているので、出発地及び目的地のそれぞれが同じであれば、目的地までの経路が異なる場合であっても、過去位置が表示される。これによれば、目的地までの経路が同一の場合には、過去の所要時間と現在の所要時間とを比較できる。一方、目的地までの経路が異なる場合には、いずれの経路が目的地まで早く到達できるのかを容易に判断できる。
本実施形態では、第六表示判定条件として、過去目的地の施設の種別と、現目的地の施設の種別と、が同一となることが設定されているので、過去出発地及び現出発地、並びに、過去目的地及び現目的地のそれぞれが異なる場合であっても、過去位置が表示される。これによれば、例えば、現出発地及び過去出発地が同じである場合に、施設の種別(例えば、コンビニ等)が同じで異なる施設までの、過去位置の移動を認識することにより、いずれの施設に早く到着できるかを容易に認識できる。また、過去出発地及び現出発地が異なる場合も同様である。
本実施形態では、第七表示判定条件として、所定の移動履歴情報を選択する旨が入力されたことが設定されているので、所定の移動履歴情報が選択されると、過去位置が表示される。これによれば、上記第一表示判定条件〜六表示判定条件を充たしていない場合であっても、過去位置を表示できる。したがって、ユーザーの利便性を向上させることができる。
本実施形態では、第一タイミング条件として、現在位置から目的地までの経路を案内する経路案内処理の開始タイミングを過去位置の表示タイミングとすることが設定されているので、経路案内の開始と略同時に過去位置が表示される。例えば、第一表示判定条件、第三表示判定条件及び第六表示判定条件が設定されている際に、経路案内の開始と略同時に過去位置が表示されれば、現在の移動時間と、過去の移動時間とを厳密に比較できる。
本実施形態では、第三タイミング条件として、入力操作部13の操作により入力されたタイミング指定情報により示されるタイミングを過去位置の表示タイミングとすることが設定されているので、ユーザーは、所望のタイミングにて過去位置を表示部12に表示させることができる。例えば、第七表示判定条件が設定されている際に、所定の移動履歴情報が選択されたタイミングにて、過去位置を表示できる。
本実施形態では、第二タイミング条件として、現在位置が過去位置と重なったタイミングを過去位置の表示タイミングとすることが設定されているので、経路案内の途中で過去位置が現在位置と重なったタイミングで過去位置が表示される。例えば、第四表示判定条件が設定されている際に、経路案内の経路上における過去位置を認識できる。
また、第五表示判定条件が設定されている場合に、過去に経路案内手段236により実行された過去出発地から過去目的地までの経路案内における過去出発地を過去位置として表示させるので、現経路と過去経路の一部が重なっている場合には、当該重なっている過去出発地から過去位置が表示されるので、当該過去出発地から目的地までの過去位置の移動と、当該過去出発地(現在地)から目的地までの現在位置の移動とを比較できる。さらに、現在位置と同じ位置の過去位置が表示され、当該過去位置が表示されるので、現在位置の移動と、過去位置の移動とを的確に比較できる。
表示制御手段183は、複数の過去位置が取得された場合に、現在位置が検出された時刻に対して最も近い時刻の過去位置を選択して表示部12に表示させるので、ユーザーは、略同時間帯の過去位置の移動と現在位置の移動とを比較できる。
過去位置取得手段182は、現在位置と、現在位置が取得された際の環境情報(天候情報)と、現在位置が検出された時間と、が関連付けられて蓄積された過去位置を取得し、表示制御手段183は、複数の過去位置が取得された場合に、現在の環境情報に最も近い環境情報に関連付けられた過去位置を選択して表示部12に表示させるので、ユーザーは、略同条件の過去位置の移動と、現在位置の移動とを比較できる。
さらに、時間差表示画像Ar2には、時間差表示画像Ar2には、現在位置と過去位置とにおける所定の地点を通過した際の時間差を示した画像が表示されるので、当該時間差表示画像Ar2を視認するだけで、現在位置アイコンP1の移動と過去位置アイコンG1の移動との差を瞬時に判断できる。
[実施形態の変形]
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、以下に示される変形をも含むものである。
[変形例1]
例えば、上記実施形態のステップS5において、第三タイミング条件の場合に、初期過去位置は、過去出発地に設定される例を示したが、これに限定されない。例えば、ユーザー端末10は、移動履歴情報の過去経路を表示させ、ユーザーの入力操作部13の操作により所定の過去位置が指定されることで、その指定された過去位置を初期過去位置として設定してもよい。
[変形例2]
上記実施形態では、第二表示判定条件、第四表示判定条件、第五表示判定条件、第六表示判定条件、及び第七表示判定条件の場合において、初期過去位置が予め設定されず、現在位置を監視して現在位置と過去経路が重なった位置を、初期過去位置とする例を示したが、これに限定されない。
例えば、第四表示判定条件及び第五表示判定条件の場合や、第二表示判定条件、第六表示判定条件、及び第七表示判定条件で、過去位置の一部と現経路の一部とが重なる場合では、現経路と過去経路とが最初に重なる位置を初期過去位置として設定してもよい。
[変形例3]
上記実施形態のステップS24の処理では、過去位置検索手段237は、検索された移動履歴情報が複数である場合に、最も新しく登録された移動履歴情報を選択する例を示したが、これに限定されない。
例えば、過去位置検索手段237は、現在時刻と同じ時刻帯の移動履歴情報を選択してもよく、現在の天候と同じ天候時に取得された移動履歴情報を選択してもよく、総移動距離が最も短い移動履歴情報を選択してもよく、総移動時間が最も早い移動履歴情報を選択してもよく、移動速度が最速である移動履歴情報を選択してもよい。また、ユーザーによって、どの条件に基づいた選択を実施するかを示す履歴選択条件が設定されていてもよい。この場合は、過去位置表示条件として、タイミング条件、表示判定条件に加え、履歴選択条件が設定される。
[変形例4]
さらには、上述したように、対象となる移動履歴情報が複数ある場合に、ユーザーに選択させる処理を実施してもよい。
図10は、移動履歴情報を選択させる履歴選択画面SC3の一例を示す図である。
この場合は、過去位置検索手段237は、検索された複数の移動履歴情報をステップS25において、ユーザー端末10に送信する。
そして、ユーザー端末10は、ステップS23において、複数の移動履歴情報が取得された場合に、図10に示すような履歴選択画面SC3を表示させ、いずれかの移動履歴情報を選択させる旨を促す。つまり、検索された移動履歴情報を一覧表示させる。なお、図10に示す例では、移動履歴情報が取得された日時のみが表示されているが、例えば、過去出発地や過去目的地、天候、総移動時間、総移動距離、移動速度等が表示されてもよい。
そして、ユーザーによる入力操作部13の操作により、これらの移動履歴情報のいずれかが選択されると、ユーザー端末10は当該選択された移動履歴情報に基づいてステップS5以降の処理を実施する。
なお、第七表示判定条件において、移動履歴情報が設定されていない場合も同様に、上記のように、履歴選択画面SC3を表示させて、ユーザーに選択を促す処理を実施してもよい。また、第六表示判定条件において、現目的地の施設種別が同じ過去目的地が複数ある場合でも、履歴選択画面SC3を表示させて、ユーザーに選択を促す処理を実施してもよい。
[変形例5]
上記実施形態では、タイミング条件として第三タイミング条件が設定されている場合、過去位置表示ボタンBT4が選択されると、過去位置の表示を開始する旨の操作信号が入力されたと判定し、表示制御手段183は、ステップS8の処理を実施して、図4や図5に示すように、過去位置アイコンG1を表示させることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。
例えば、過去位置表示ボタンBT4が操作された直後、若しくは操作されてから1分後や30秒後に過去位置を表示させてもよい。また、この場合、当該過去位置表示ボタンBT4が操作されると、過去位置が表示されるまで、経路案内画面SC1上にカウントダウン画像が表示されるようにしてもよい。これによれば、ユーザーは、過去位置と略同時に移動ができるので、より精密に目的地までの所要時間の差を把握できる。
[変形例6]
上記実施形態では、タイミング条件として、第一タイミング条件、第二タイミング条件、第三タイミング条件を例示したが、これに限定されない。例えば、経路案内の開始タイミングから第一時間経過後のタイミングを過去位置の表示タイミングとしてもよく、この場合、例えば、上記第一時間をユーザーにより適宜設定可能としてもよい。
また、第二タイミング条件において、現在位置が過去位置と重なったタイミングで過去位置(過去位置アイコンG1)を表示させる例を示したが、さらに、過去位置アイコンG1を移動させるタイミングとして、現在位置が移動を開始したタイミングとしてもよい。
つまり、例えば現在位置と過去位置とが重なったタイミングで、現在位置が信号待ち等で止まっている場合がある。このような場合に、過去位置アイコンG1を時系列に沿って移動させると、過去位置が先行して移動することになり、現在位置と過去位置との正確な位置比較ができない不都合が発生する。これに対して、現在位置と過去位置とが重なったタイミングで、現在位置が移動し始めたタイミングから過去位置を移動させることで、上記のような不都合を抑制することができる。
[変形例7]
上記各実施形態では、ユーザー端末10は、計時部17を有することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、ユーザー端末10は、計時部17を有さなくてもよく、サーバー装置20が計時部を有するようにしてもよい。この場合、サーバー装置20の計時部により計時された時刻と、ユーザー端末10から送信された現在位置とが関連付けられて、記憶部22に記憶されていればよい。
[変形例8]
上記各実施形態では、ユーザー端末10は、例えば、車両の経路案内に用いられるものとして説明した。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、当該ユーザー端末10は、当該ユーザー端末10を有するユーザー自体の経路案内全般に用いられる。具体的に、ユーザー端末10は、車両の移動の他、二輪車での移動、自転車での移動、電車での移動、バスでの移動、徒歩、ランニング、及びこれらの組み合わせについての経路案内にも用いられる。例えば、過去に経路案内が実行された際の過去経路をユーザーが徒歩及びバスで移動し、当該過去位置が記憶部22に記憶されている場合に、現在の経路案内において、ユーザーが電車及び自転車にて目的地まで移動する際に、過去位置が表示されれば、ユーザーは、いずれの交通手段を用いて移動すれば目的地に早く到着するかを容易に認識できる。
[変形例9]
上記各実施形態では、天候取得手段234を備えることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、天候取得手段234はなくてもよい。この場合であっても、上記実施形態と略同一の効果を奏することができる。
[変形例10]
上記各実施形態では、ユーザー端末10が本発明の経路案内装置として機能することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、サーバー装置20がユーザー端末10と同様の機能を有し、当該サーバー装置20が経路案内装置として機能することとしてもよい。この場合であっても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
1…経路案内システム、10…ユーザー端末、11…測位部、12…表示部、13…入力操作部、14…端末通信部、15…音声出力部、16…端末記憶部、17…計時部、18…端末制御部、181…条件設定手段、182…過去位置取得手段、183…表示制御手段、184…地点取得手段、20…サーバー装置、21…通信部、22…記憶部、23…制御部、231…目的地取得手段、232…現在位置取得手段、233…条件取得手段、234…天候取得手段、235…経路探索手段、236…経路案内手段、237…過去位置検索手段、238…過去位置蓄積手段、Ar1…レーダー画像、Ar2…時間差表示画像、BT1…承認ボタン、BT2…却下ボタン、BT4…過去位置表示ボタン、G1…過去位置アイコン、L1…経路、M1…メッセージ、P1…現在位置アイコン、SC1…経路案内画面、SC2…保存選択画面、SC3…履歴選択画面、sG1…過去点。

Claims (15)

  1. 第一地点から第二地点までの経路を表示する経路案内装置であって、
    現在位置を取得する現在位置取得手段と、
    過去に前記現在位置取得手段により取得された位置と、当該位置が検出された取得時刻とが関連付けられて蓄積された移動履歴情報から、所定の条件に応じた移動履歴情報を取得する過去位置取得手段と、
    取得された前記移動履歴情報に基づいた過去の位置を表示部に表示させるとともに、前記現在位置取得手段が取得する現在位置の時系列の変化に応じて、前記過去の位置を移動させる表示制御手段と、を備える
    ことを特徴とする経路案内装置。
  2. 請求項1に記載の経路案内装置において、
    前記表示制御手段は、前記過去の位置を前記表示部に表示させる表示判定条件及び前記過去の位置を前記表示部に表示させる表示タイミングを示すタイミング条件を充足した際に、前記過去の位置を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする経路案内装置。
  3. 請求項2に記載の経路案内装置において、
    前記表示判定条件は、前記過去の位置が前記経路の少なくとも一部に位置する条件を含む
    ことを特徴とする経路案内装置。
  4. 請求項3に記載の経路案内装置において、
    前記表示判定条件は、時系列に沿った複数の前記過去の位置が、前記経路の少なくとも一部に位置する条件を含む
    ことを特徴とする経路案内装置。
  5. 請求項3に記載の経路案内装置において、
    前記経路における前記現在位置から前記第二地点までの経路案内を行う経路案内手段を備え、
    前記過去位置取得手段は、過去に前記経路案内手段により実行された第三地点から第四地点までの経路案内における前記第三地点及び前記第四地点を取得し、
    前記表示判定条件は、前記第一地点と前記第三地点とが一致する場合、及び前記第二地点と前記第四地点とが一致する場合のいずれか少なくとも一方の条件を含む
    ことを特徴とする経路案内装置。
  6. 請求項2に記載の経路案内装置において、
    前記第二地点の施設の種別を取得する種別取得手段を有し、
    前記表示判定条件は、前記過去の位置に対応する施設の種別と、前記第二地点の施設の種別とが一致する条件を含む
    ことを特徴とする経路案内装置。
  7. 請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の経路案内装置において、
    前記経路における前記現在位置から前記第二地点までの経路案内を行う経路案内手段を備え、
    前記タイミング条件は、前記経路案内手段により前記経路案内が開始された条件を含む
    ことを特徴とする経路案内装置。
  8. 請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の経路案内装置において、
    前記過去の位置を表示させるタイミングを指定するタイミング指定信号を取得するタイミング指定取得部を備え、
    前記タイミング条件は、前記タイミング指定信号にて指定されたタイミングを含む
    ことを特徴とする経路案内装置。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の経路案内装置において、
    前記経路における前記現在位置から前記第二地点までの経路案内を行う経路案内手段を備え、
    前記表示制御手段は、過去に前記経路案内手段により実行された第三地点から第四地点までの経路案内における前記第三地点を前記過去の位置として表示させる
    ことを特徴とする経路案内装置。
  10. 請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の経路案内装置において、
    前記タイミング条件は、前記現在位置が前記経路における前記過去の位置に位置したタイミングを含む
    ことを特徴とする経路案内装置。
  11. 請求項10に記載の経路案内装置において、
    前記表示制御手段は、前記現在位置と同じ位置の前記過去の位置を表示させる
    ことを特徴とする経路案内装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の経路案内装置において、
    前記表示制御手段は、複数の前記過去の位置が取得された場合に、前記現在位置が検出された時刻に対して最も近い時刻の前記過去の位置を選択して前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする経路案内装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の経路案内装置において、
    前記現在位置が取得された際の環境に関する環境情報を取得する環境情報取得手段を備え、
    前記過去位置取得手段は、前記現在位置と、前記現在位置が検出された時刻と、前記環境情報とが関連付けられて蓄積された過去の位置を取得し、
    前記表示制御手段は、複数の前記過去の位置が取得された場合に、現在の前記環境情報に最も近い環境情報に関連付けられた前記過去の位置を選択して前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする経路案内装置。
  14. コンピューターにより実行され第一地点から第二地点までの経路を表示する経路案内方法であって、
    現在位置を取得し、
    過去に取得された位置と、当該位置が検出された時刻とが関連付けて蓄積された移動履歴情報から、所定の条件に応じた移動履歴情報を取得し、
    取得された前記移動履歴情報に基づいた過去の位置を表示部に表示させるとともに、現在位置の時系列の変化に応じて、前記過去の位置を移動させる
    ことを特徴とする経路案内方法。
  15. コンピューターにより読み込み実行される経路案内プログラムであって、
    前記コンピューターを請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の経路案内装置として機能させる
    ことを特徴とする経路案内プログラム。
JP2016055501A 2016-03-18 2016-03-18 経路案内装置、経路案内方法及び経路案内プログラム Pending JP2017172971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016055501A JP2017172971A (ja) 2016-03-18 2016-03-18 経路案内装置、経路案内方法及び経路案内プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016055501A JP2017172971A (ja) 2016-03-18 2016-03-18 経路案内装置、経路案内方法及び経路案内プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017172971A true JP2017172971A (ja) 2017-09-28

Family

ID=59970858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016055501A Pending JP2017172971A (ja) 2016-03-18 2016-03-18 経路案内装置、経路案内方法及び経路案内プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017172971A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07167667A (ja) * 1993-12-16 1995-07-04 Alpine Electron Inc 車載用ナビゲーション装置
JP2007071619A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Nissan Motor Co Ltd 車両用ナビゲーション装置
JP2007114147A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Denso Corp カーナビゲーション装置
JP2008102024A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Pioneer Electronic Corp 移動体情報表示装置及び移動体情報表示方法等
JP2008164910A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Kenwood Corp 情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法
JP2008268006A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Funai Electric Co Ltd 移動経路表示装置
JP2009063422A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Xanavi Informatics Corp 車載用ナビゲーション装置、及び、走行状況の比較表示方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07167667A (ja) * 1993-12-16 1995-07-04 Alpine Electron Inc 車載用ナビゲーション装置
JP2007071619A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Nissan Motor Co Ltd 車両用ナビゲーション装置
JP2007114147A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Denso Corp カーナビゲーション装置
JP2008102024A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Pioneer Electronic Corp 移動体情報表示装置及び移動体情報表示方法等
JP2008164910A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Kenwood Corp 情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法
JP2008268006A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Funai Electric Co Ltd 移動経路表示装置
JP2009063422A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Xanavi Informatics Corp 車載用ナビゲーション装置、及び、走行状況の比較表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200327179A1 (en) Information providing system, information providing apparatus, and information providing method
JP6024366B2 (ja) 情報処置装置および処理方法
EP1873491A1 (en) Navigation device
JP2013181908A (ja) 中継地案内システム
JP2013101535A (ja) 情報検索装置および情報検索方法
JP5821239B2 (ja) 携帯装置、アプリケーション起動方法、およびプログラム
JP5281661B2 (ja) ナビゲーション装置、およびナビゲーションプログラム
JP2017199146A (ja) 情報処理サーバ、クライアントおよび情報処理システム
JP4785568B2 (ja) 電子機器および操作ヘルプ提示方法
KR101031063B1 (ko) 위치기반 경로 제공 시스템 및 이를 이용한 경로 제공 방법
JP2015010889A (ja) 判断プログラム、判断サーバ、及び、判断システム
JP2007163226A (ja) ナビゲーション装置
JP4933196B2 (ja) 車載情報端末
EP3112807B1 (en) Mobile terminal and method for controlling the same
KR20200124622A (ko) 실내 위치 확인 경로들 맵핑 툴
JP2010223758A (ja) 車載機器、情報通信システム、車載機器の通信制御方法およびプログラム
JP5956120B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法
JP2013053995A (ja) 経路案内装置及び経路案内方法
JP2017172971A (ja) 経路案内装置、経路案内方法及び経路案内プログラム
JP2007040791A (ja) ナビゲーション装置およびプログラム
JP2018059814A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2011107026A (ja) ナビゲーション装置
JP2012068130A (ja) ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラム
US10798219B2 (en) Server and server client system
JP6566854B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190724

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20191101

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20191112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200303