JP2017172118A - 鉄道用分岐器におけるトングレールと転てつ棒との連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トングレールの転換時に転てつ棒からトングレールに作用する転換力(転てつ棒の左右動、基本レールへのトングレールの押付け)と車両通過時のトングレールの振動とがU字状金具と接続板とを接続する各ボルト、各ナットに作用するため前記各ナットが弛緩して脱落し、トングレールと転てつ棒が分離し、脱線事故が発生する可能性があるものと考えられる。
【解決手段】 トングレール1と転てつ棒2の取付部5において、球帯状に形成した凸部材3と、前記球帯状の凸部材3に対応する外嵌部40を有する凹部材4とを凹凸嵌合してトングレール1と転てつ棒2とを連結することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は鉄道用分岐器において、トングレールに転てつ棒を連結する装置に関する。
従来から図12で示すように接続板a1、a2の各一端を各トングレールR1、R2にボルト・ナット締めし、また、各接続板a1、a2の各他端を転てつ棒cに固着した側面視U字状金具e1、e2に嵌入するとともに各ボルトb1、ナットb2締めして各トングレールR1、R2と転てつ棒c、cとを連結し、矢印で示すように転てつ棒cの左右動により各トングレールR1、R2を転換して基本レールr1、r2に接離している。
なし。
なし。
トングレールの転換時に転てつ棒からトングレールに作用する転換力(転てつ棒の左右動、基本レールへのトングレールの押付け)と車両通過時のトングレールの振動とがU字状金具と接続板とを接続する前記各ボルトb1、各ナットb2に作用するため前記各ナットb2が弛緩して脱落し、トングレールと転てつ棒が分離し、脱線事故が発生する可能性があるものと考えられる。
本発明の第1の手段は、トングレールと転てつ棒の取付部において、球帯状に形成した凸部材と、前記球帯状の凸部材に対応する外嵌部を有する凹部材とを抜脱不能に凹凸嵌合してトングレールと転てつ棒とを連結することを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は、第1の手段において、凹部材が、角片から成るとともにその内部に半球状孔を有し、しかも前記半球状孔に連通する開口部が形成され、前記開口部は前記角片の側面に球帯状の凸部材を挿入かつ抜止する第1の開口部と、前記角片における前記凸部材の対向面に前記凸部材を係止する第2の開口部とから成ることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は、第1または第2の手段において、凸部材が連結板を介してトングレールに固定され、また凹部材が転てつ棒の端部に突設されて成ることを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は、第1または第2の手段において、凸部材が転てつ棒の端部に立設した支柱の上端から外向きに連続して形成され、また凹部材が連結板を介してトングレールに固定されて成ることを特徴とするものである。
第1の本発明によれば、ボルト・ナットによる連結ではなく、凹凸嵌合によるので、転てつ棒からトングレールに作用する転換力および車両通過時のトングレールの振動によりトングレールと転てつ棒とが外れるおそれがなく、脱線事故を防止することができる。
第2の本発明によれば、第1の本発明の効果に加えて、抜脱不能に凹凸嵌合することが極めて容易かつ確実にできる。
第3・4の本発明によれば、第1・2の本発明の効果に加えて組立作業が極めて容易でかつ迅速にすることができる。
本発明の要部を示す一部切欠き側面図。 同上の一部切欠き平面図。 中間を省略した本発明の全体側面図。 一部の部材および中間を省略した本発明の分解斜視図。 本発明における凹凸嵌合の説明図。 本発明の凹部材の中を示す部分断面斜視図。 本発明の変形例を示す要部の縦断側面図。 同上の一部部材を省略した横断平面図。 本発明の他例を示す要部の平面図。 A−A端面図。 同上の凹凸嵌合の説明図。 従来例の中間を省略した全体側面図。
従来および本発明例において、転てつ棒2はその長手方向において1本棒ではなく、図4で示すように1対の転てつ棒部2a、2bをその中央でトングレール相互を絶縁するための信号部品を介してボルト・ナット等、多数の部品で連結して1本にしてあるが、本発明では前記構成は全く関係がないので、その説明と図示を省略している。
また本明細書、特許請求の範囲で「球帯状」という表現をしているが、図1・2・4・5で見られるような介在片32から延出する凸部材3の外向縁まで球帯である場合、図7・8・9・10で見られるような凸部材3の外向縁を垂直に切断し、大部分を球帯、厳密には一部球帯をも含む意味である。対応部分は半球状孔4aとなる。
本発明は、図1・4で示すように外向面33がトングレール1の内向面に当接する形状の略直方体の連結板31の左右にボルト挿通孔35、35を穿設し、連結板31の中央から内向きの介在片32を突設し、この介在板32に球帯状に形成した凸部材3を内向きに突設し、連結板31をボルト挿通孔35、35を介してトングレール1にボルト・ナット締めする。
一方、転てつ棒2の両端に角片42から成るとともに開口部41を有する凹部材4、4を溶着する。なお転てつ棒2の両端にボルト締めした符号21の細長片はトングレール1の跳ね上がり防止部であるが、本発明とは無関係につき、その説明を省略する。
図5で示すように各凹部材4は、その角片42に開口部41を形成し、その側面を下面状態にしたときに直立状態の凸部材3全体を外挿するとともに側面状態では前記凸部材を抜止する第1の開口部41aと、角片42の凹凸対向面に直立状態の凸部材3が係止されて抜脱不能な第2の開口部41bを連設し、また図6で示すように角片42の内部に半球状孔4aを穿設し、この結果、この半球状孔4aにおける凸部材3の表面部分との当接部が外嵌部40となる。
次に本発明の組立て法を説明すれば、連結板31をトングレールにボルト・ナット締めして固着しておき、図5(1)で示すように、転てつ棒2を直角に起立し、内端が弧41c(図5(3)で図示)状の第1の開口部41aを下向きにし、各凹部材4を矢印(イ)方向に降ろし、図5(2)で示すように直立状態の凸部材3全体に外挿し、続いて図5(2)の矢印(ロ)方向、すなわち直角方向に回動して図5(3)で示すように凸部材3を半球状孔4aで外嵌し、第2の開口部41bで係止して凸部材3を抜脱不能とする。また凸部材3は図3で示すように第1の開口部41aで抜止め状態になる。前記回動は凹部材4の内部が図6で示すように半球状孔4aなのでスムーズに行われる。
図7.8に示すものは前記本発明の変形例であり、前記のように凸部材3の外向縁つまり先端を垂直に切削したものであり、他の構造は先述例と同様であり、同一符号をもってその詳細な説明を省略する。
先述例の方が嵌合性が大であり、変形例の方が材料費が安価で足りる。
図9〜11で示すものは本発明の他例であり、外向縁つまり先端を切削した略球帯状の凸部材3と凹部材4の位置を逆にしたものであり、先端を切削した凸部材3を転てつ棒2の端部に立設した支柱36の上端から外向きに連続して形成し、また凹部材4を連結板31を介してトングレール1に固定するものである。
この凹凸嵌合は図11で示すようにあらかじめ凹部材4を連結板31に固着するとともに連結板31を前例同様、図示を省略したトングレールにボルト・ナット締めし、図11の(1)から図11の(2)で示すように水平状態の転てつ棒2を直角に回動し、しかも水平状態の凸部材3を凹部材4の第1の開口部41aに挿入し、続いて転てつ棒2を直角方向に回動して図11の(3)で示すように凸部材3を凹部材4に抜脱不能に連結する。
1 トングレール
2 転てつ棒
3 凸部材
4 凹部材
4a 半球状孔
5 取付部
31 連結板
36 支柱
40 外嵌部
41 開口部
41a 第1の開口部
41b 第2の開口部
42 角片

Claims (4)

  1. トングレールと転てつ棒の取付部において、球帯状に形成した凸部材と、前記球帯状の凸部材に対応する外嵌部を有する凹部材とを抜脱不能に凹凸嵌合してトングレールと転てつ棒とを連結することを特徴とする鉄道分岐器におけるトングレールと転てつ棒との連結装置。
  2. 凹部材が、角片から成るとともにその内部に半球状孔を有し、しかも前記半球状孔に連通する開口部が形成され、前記開口部は前記角片の側面に球帯状の凸部材を挿入かつ抜止する第1の開口部と、前記角片における前記凸部材の対向面に前記凸部材を係止する第2の開口部とから成ることを特徴とする請求項1の鉄道分岐器におけるトングレールと転てつ棒との連結装置。
  3. 凸部材が連結板を介してトングレールに固定され、また凹部材が転てつ棒の端部に突設されて成ることを特徴とする請求項1または2の鉄道分岐器におけるトングレールと転てつ棒との連結装置。
  4. 凸部材が転てつ棒の端部に立設した支柱の上端から外向きに連続して形成され、また凹部材が連結板を介してトングレールに固定されて成ることを特徴とする請求項1または2の鉄道分岐器におけるトングレールと転てつ棒との連結装置。
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