JP2017172004A - 銅系層用エッチング液組成物及びエッチング方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書に記載する「エッチング」とは、化学薬品などの腐食作用を利用した塑形ないし表面加工の技法を意味し、具体的な用途としては例えば、除去剤、表面平滑化剤、表面粗化剤、パターン形成用薬剤、基体に微量付着した成分の洗浄液などを挙げることができる。本発明の銅系層用エッチング液組成物は、銅を含有する層の除去速度が早いことから除去剤として好適に用いることができる。また、本発明の銅系層用エッチング液組成物は、3次元構造を有する微細な形状のパターンを形成する際に用いた場合に、矩形などの所望の形状のパターンを得ることができることから、パターン形成用薬剤としても好適に用いることができる。
表1に示す配合で実施例組成物No.1〜17を調製した。各実施例組成物において、残部は水である。また、各実施例組成物のpHは1未満であった。なお、表1中の(A)成分の濃度(質量%)は銅イオンの濃度である。
表2に示す配合で比較組成物No.1〜5を調製した。各比較組成物において、残部は水である。なお、表2中の(A)成分の濃度(質量%)は銅イオンの濃度である。
厚さ18μmの銅層を形成したガラスエポキシ基体上に、ドライフィルムレジストを用いて線幅26μm、開口幅24μmのパターンを形成した試験基板を用意した。実施例組成物No.1〜17を用いて、各々スプレー圧:0.15MPa、温度:35℃条件下でエッチング処理を行なった。エッチング処理時間は、各々のエッチング液組成物において、細線間の残渣が無くなる時間だけ実施した。その後、7質量%塩化水素水溶液を用いてスプレー処理(スプレー圧:0.15MPa、温度:30℃、処理時間:30秒)し、基板表面の酸化物・異物を除去した。更に、3質量%の水酸化ナトリウム水溶液(50℃)に1分間浸漬させてドライフィルムレジストを除去することで細線を得た。
実施例組成物No.1〜17の代わりに比較組成物No.1〜5を使用すること以外は実施例2と同様にして細線を得た。
実施例2及び比較例1によって得られた細線について、該細線の上部を光学顕微鏡で観察し、直線性を評価した。蛇行が見られるものを−とし、蛇行が見られないものを+として評価した。結果を表3に示す。また、実施例2及び比較例1によって得られた細線について、該細線の断面を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、細線上部の幅、細線中央部の幅及び細線下部の幅を計測し、細線上部の幅及び細線下部の幅を比べて狭い方の幅と、細線中央部の幅との差(L)を下記式により求めて括れを評価した。Lが2.0μm未満である場合を++、Lが2.0μm以上4.0μm未満である場合を+、Lが4.0μm以上である場合を−として評価した。Lが小さいほど括れが少なく、良好な形状の細線を形成することができたことを意味する。結果を表3に示す。
Claims (2)
- (A)第二銅イオン供給源 銅イオンとして0.1質量%〜20質量%、
(B)塩化水素 0.1質量%〜20質量%、
(C)アゾール系化合物及び窒素原子を1つ以上含み且つ3つの2重結合を有する複素6員環を構造中に有する化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物 0.01質量%〜5質量%、
(D)エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム、下記一般式(I)で表されるアミン化合物、下記一般式(II)で表されるアミン化合物及び下記一般式(III)で表されるアミン化合物から選ばれる少なくとも1種のアミン化合物 0.01質量%〜5質量%、及び
水を含むことを特徴とする銅系層用エッチング液組成物。
- 請求項1に記載の銅系層用エッチング液組成物を用いて、銅系層をエッチングする方法。
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JP2016060133A JP2017172004A (ja) | 2016-03-24 | 2016-03-24 | 銅系層用エッチング液組成物及びエッチング方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019181044A1 (ja) * | 2018-03-23 | 2019-09-26 | 株式会社 東芝 | 処理液及び処理方法 |
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2016
- 2016-03-24 JP JP2016060133A patent/JP2017172004A/ja active Pending
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WO2019181044A1 (ja) * | 2018-03-23 | 2019-09-26 | 株式会社 東芝 | 処理液及び処理方法 |
WO2019181045A1 (ja) * | 2018-03-23 | 2019-09-26 | 株式会社 東芝 | 処理液及び処理方法 |
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